トレンド
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トレンド 2009年05月14日 15時00分
覆面パン調査 「アングッティ」(山崎製パン)
1985年、当時の男子中高生を虜にしたパンがあった。その名も「アングッティ」(山崎製パン)。アンコとマーガリンを組み合わせた初めての商品で、甘いものや脂っぽいものが大好きな青少年が飛び付いた。上品な粒あんと、塩味の効いたマーガリンの最強コンビ誕生の瞬間だった。 あれから20数年。いつの間にか姿を消したアングッティが再発売されていた。たまたまコンビニで“再会”したときは、体の震えが止まらなかった。1個しかなかったので素早く買い物かごに放り込み、一緒に牛乳を買った。これで準備OK。帰路は自然と急ぎ足になった。 さあ、いよいよ実食である。大きく「ふうっ」と息を吐き、古き良き懐かしきあの味を噛みしめた。ん? なんとなくマーガリンの分量が減ったような気がするゾ。しかし、うまいことには変わりなかった。 実は当時、そのしつこい脂っぽさから、男子高校生のあいだでは「つい2個買っちゃうけど、なぜか1個が限界で2個目はうまくない」と都市伝説が生まれたほど。それが大人になったせいか、それともマーガリン比率が変わったのか、確実に2個おいしくいただけることを確信した。 税込み105円。(覆面調査員・ヨン様)
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トレンド 2009年05月14日 15時00分
ものすごいヒキの良さ&レア鉄板演出出現も+1万3500円
GWが終わり、ようやく、ホールも通常営業に戻ってきたようだ。GW中も毎日ホールに足を運んだものの状況は例年以上に厳しかった。 特にひどかったのがエヴァ5。スルーだけならまだかわいいもんだが、大半がヘソまでガチガチにシメており、ただただ、逃げ出すしかなかった。恐らくまだ機械代回収中なんだろうが、GW中にたんまり抜けたはずなのでGW明けは狙い目になると予想。 というわけで今日の実戦機種はエヴァ5。導入当初はさすがの客付きだったが、ここに来て息切れ気味。空き台がゴロゴロある。一方、牙狼、北斗といったバトルスペックはほぼ満席状態。結局のところ、打ち手の多くが求めているのは爆発力だということだろう。 今回のエヴァがバトルスペックだったら面白かったかも知れないが、前作から受け継いだこの優秀なスペックも実は十分に魅力的なのである。 確変継続率ではバトルスペックに劣るものの、出玉ありの大当たりはすべて15Rだから確変1回あたりの平均出玉はバトルスペックと大差なし。無論、安定感は2R通常のないエヴァのほうが圧倒的に高く、結果的に立ち回りやすい。 実際の話、エヴァ4で食っていたプロ連中はかなり多かった。今回のスペックが前作と同じだという情報をつかんだ時、あるプロから「これでまた一年生き延びられるそうだ」という内容のメールが来たくらいである。 狙い台を決め、まずはセオリー通りブッコミを狙ってみる。ただしストロークはやや強め。あまり強すぎると右に流れて死に玉が増える。この調整がなかなか難しい。 ストロークの微調整を行っている最中、エヴァランプがすべて点灯しリーチが確定。すると左に3・右に5が停止。これはもしや…。 しばらくすると中に1が止まり、暴走モード突入。開始からわずか17回転目の出来事だ。突確だから出玉は得られないものの、確変にさえ入ればこっちのもの。だが、なぜか電チューで消化したにもかかわらず、8回転目、暴走モード継続演出が発生。エヴァで突確2連なんていつぶりだろうか。まあ、レアな継続演出を見ることができたと前向きに考えることにしよう。 確変中5回転目、リラックスSU3から、スーパー確定かと思いきや、突如画面がスパークし突発当たり発生。確変中の突発は確変大当たり確定のうれしい演出。突確2連で下がったテンションが再び急上昇! 確変4連チャン目、リラックスSU1+エヴァランプ高速点滅。左右同時停止だから当たれば確変確定も、発展先は零号機リーチ。アスカが救援に入ったものの案の定敗北。その直後だった。一発告知ランプがギュンギュンと回転し、今作の主人公・最後のシ者こと渚カヲルが四号機に乗って颯爽と登場し確変ゲット。相変わらずカッコイイ復活演出。 結局、この確変は5連まで伸びてくれた。うち2回は突確のため出玉は5000個前後。投資はたった1000円だから多少の追い銭は許容範囲だが、できればこの持ち玉で戦い抜きたいというのが本音。しかしなぜか大ハマリの多いエヴァのこと。5000個程度の出玉はペロっと飲まれてしまう。早めに次の初当たりを射止めねば…。 この願いが通じたのか、184回転目に保留1からのカウントダウン連続予告+シンクロで大当たりゲット。ただしこれは単発。続いては272回転目、いよいよハマリ始めてきたなと思っていたところで回転中に画面がスパーク! 通常時に突発当たりとはなかなか粋なことをやってくれる。が、揃った絵柄は8。また単発か…。 しかし大当たり終了後のモード選択画面に現れたのはアスカor特訓。後者なら内部確変の期待度が大幅にアップする。さて、どちらが選ばれるのか。恐る恐るボタンをプッシュすると、なんとまたもや画面がスパークし突発昇格発生。今日はやたらと突発が多い日だ。さらに、大当たりを2回追加した後のシンジモード中にも突発。われながらすごいヒキ…。 しかしもっとすごかったのはこの日一番深くハマった425回転目の演出。前予告は何の変哲もないプッシュボタン予告のみだったから、この時点での期待度は0.1%以下。ところが、テンパイした図柄がしゃべったのである。これは非常にレアな鉄板演出で、出現率はウン十万分の1くらいの代物だろう。 価値ある演出をたくさん見られて大満足の一日。欲を言えば本来のスペックを発揮してくれれば最高だったのだが、まあ、すべてがうまくかみ合う日なんてそう多くはないのだ。今後は、GWの鬼シメ態勢で稼げなかった分を徐々に取り戻せれば。プラス1万3500円ナリ。<プロフィール>白覆面T 競馬雑誌の編集者を経てギャンブルライターへ。現在はさまざまなパチンコ&パチスロ攻略誌で活躍している。鋭い洞察力によって書かれる記事の数々は業界内でも定評アリ。ただし、なぜかいくつものペンネームを使い分け行動しているため、正体を知るものはごくわずか。熱しやすい性格で湯水のごとく金を突っ込む姿が何度も目撃されている正真正銘のギャンブル狂だ。
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トレンド 2009年05月13日 15時00分
人物クローズアップ 腐男塾
テレビアニメ「ヤッターマン」(日本テレビ・日曜午前7時)でエンディングテーマを歌っているユニット「腐男塾」が15日、全日本プロレスとの対抗戦に臨む。そこで、部長の紫集院曜介とリングに上がる青明寺浦正に、戦いに至った経緯と意気込みを聞いた。 −−なぜ全日本プロレス(以下『全日』)と抗争を繰り広げる羽目に? 紫集院 「おれたちと近しい間柄にある中野腐女子シスターズ(以下『724』)を解散させようと暗躍してきた悪の化身ブラック・ジャジー(はなわ、以下『BJ』))が、なぜか全日の凶悪軍団ブードゥー・マーダーズ(以下『VM』)と結託してブラック・ブードゥー・マーダーズ(以下『BVM』)を結成したんだ」 青明寺 「爆露マン&にーと君というバトルヒーローが724と一緒に戦ってきたんだけど、にーと君をBVMらが拉致して、帰して欲しけりゃ自分らと戦えと…卑劣な手を使いやがって!」 紫集院 「同じワル同士、いい具合に話が付いたんだろう。まあBJひとりじゃ724を解散に追い込めないって観念したんだな、きっと」 青明寺 「でも724はアイドルユニット、プロレスラー相手に戦うわけにはいかない。そこで724のメンバーでプロレスヲタのうらぁ(浦えりか)から相談を受けた俺たちが、彼女たちに代わって勝負を受けて立とうってわけ」 紫集院 「しかもBVMと戦うことはおれたちが目指す『スペース・ピース(宇宙平和)』の達成にもつながるしね」 −−当日の対戦カードは? 紫集院 「浦正くん&爆露マン対TARU&クライシスのタッグマッチ」 青明寺 「おれらにはカズ・ハヤシさんが付いてくれる。向こうにはBJが付くから、実質6人タッグかな」 紫集院 「でも、人任せじゃなく自分たちの力で勝利を手にしなきゃ」 青明寺 「そう、自分たちの力で取り戻さないとね」 −−なぜ7人いる部員から浦正くんが選ばれたの? 紫集院 「それは彼の趣味が筋トレに格闘技観戦。言葉よりも拳で語る男だから」 青明寺 「自宅の庭をトレーニング場に改造して、試合に向けて毎日トレーニングに励んでいるよ。ただ、ひとりで練習してても、さすがにプロレスラー相手には勝てない。全日の道場に通って征矢学選手たちから特訓を受けてるところさ」 −−相手はTARU選手ですよ…上田馬之助以来の悪役と謳(うた)われた! 青明寺 「正直言ってコワい。けど、そうも言ってられないんだ」 紫集院 「おれらが負けたら腐男塾は解散。しかも724に『たたかえ!爆露マン』っていう歌があるんだけど、それを永久に封印しろって言ってるんだ」 −−解散しちゃったら「ヤッターマン」のエンディング「勝つんだ!」は、どうなっちゃうの? 青明寺 「それは…(絶句)。昔、アントニオ猪木が言っただろう? 『出る前に負けること考えるバカいるかよ!』って。腐可能を可能にする…それがおれたち」 紫集院 「だから…絶対に『勝つんだ!』。ちなみにCDが6月3日に発売されるので、みんなヨロシク!」 −−全日の道場で特訓を受けているって言ってたけど、なんか必殺技って完成したの? 青明寺 「名付けて『ブルートルネード』! 命名は木原文人リングアナ。どんな技かは…その目で会場で体感してくれ!」 紫集院 「でも浦正くん、ちゃんと『ブルートルネード』って言えないんだよな(笑)」 −−ところで対戦相手のクライシス選手って、選手名鑑に名前がないんだけど。 青明寺 「そう、まったく謎の存在。どんな技を持っているのかすら分からない」 紫集院 「爆露マンも最初はBJが連れてきた戦闘マシンだったから、同じような存在かな?」 青明寺 「それは分からない。ただ、爆露マンは後に正義のために戦うようになったから、クライシスも同じ道を歩んで欲しいな。あくまでも個人的な希望だけど」 −−BJからは理不尽な要求が突きつけられているけど、逆に腐男塾が勝ったら何か要求する? 紫集院 「いや、にーと君を帰してくれるだけで十分」 青明寺 「悪を倒せば、それで終わり。正義は見返りを期待しちゃいけないんだ」 −−最後に一言。 紫集院 「全日さんとコラボできるのは光栄です。でも自分たちも初の経験なので、今後またできるかどうか…。だからこそ見逃さないでくれ、正義の戦いを!」 青明寺 「初めてリングに上がるわけで、緊張というか不安というか…。でも、できる限りのことはやってやろうと覚悟を決めてます。何はともあれ『勝つんだ!』の精神でね」◎イベント告知 ▼「腐ァイティングライブ2009 勝つんだ!」(新宿FACE・15日午後7時) 前半3試合は中野腐女子シスターズと全日本プロレスのコラボレーション・マッチ。乾曜子、喜屋武ちあき、京本有加、浦えりか、虎南有香、原田まりる、新井寛乃らメンバーが得意の“ヲタ芸”で試合をサポートする。出場選手は西村修、ヘイト、浜亮太、KAIほか。そしてメーンイベントが「腐男塾対BVM」の一戦。中野腐女子シスターズや腐男塾のスペシャルライブもあり。
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トレンド 2009年05月13日 15時00分
堀越日出夫の「私、テレビの味方です」 「世界卓球」にテレ東の女子アナ戦略を見たッ
「ゴールデンウィークは卓球だ!」を合言葉に横浜を舞台に華々しく繰り広げられた「世界卓球2009」。テレビ東京が社運を賭けて(?)連日お届けしていたことは皆さんご存じだろう。なにせテレ東が誇る人気女子アナを連日連夜登板させ、盛んに同イベントをアピールしたばかりか、人気アイドルグループ・AKB48から主力を8人そろえて「AKB48卓球部」まで結成させるラインナップだったのだから、アイドル好きとしてはもはや世界卓球を見るしかないのである(卓球経験ゼロなのに)。完全にこちらの作戦負け!! 特に、今大会のために女子アナ7人が結成したスペシャルユニット「ピンポン7」がおそろしいほど素晴らしかったので、どうしても伝えなくてはなるまい。 大橋未歩(30)を中心に、松丸友紀(28)、大竹佐知(25)、須黒清華(24)、前田海嘉(25)、相内優香(23)、秋元玲奈(23)がメンバーなのだが、選ばれし者の恍惚と不安を胸に抱えつつ、頼んでもいないのにド派手なコスチューム(大橋未歩考案)で登場してくれるのだ、これが。一応卓球のユニホームをモチーフとしてあるが、ピンクのノースリーブに黒のスコートだけでも女子アナとしてはギリギリいっぱいの露出なのに、SM嬢みたいなアイマスクを着用してみせたのだ! テレ東の本気汁があふれているではないか。卓球とどんな関係があるのか、公式サイトを見てもまったく説明していない! しかも、会社に着せられているのではなく、自らが考えた衣装だったとは! ここまでテレ東が本気になって女子アナを売り出したことはかつてなかったのではないだろうか? 単体で大橋未歩に「ハマグリが潮ふいた」などとエロいことを言わせたり、アイドル誌でグラビアをさせたりすることはあったが、あの人数で番宣のため大量にバラエティーに出演したり。そして、テレ東女子アナのレベルが上がっているのを実感すると同時に…あれ、大橋未歩のおっぱいの異変をも実感してしまった。 一説には92センチと目される必殺巨乳を武器に、エースの地位を揺るぎなきものにしてきた大橋アナだったが、ユニホームの下の膨らみが、(テレビ画面上の)どの角度から検証しても92センチには見えないのだ(というか、92センチって誰が言い出したんだ!?)。 ともかく、これはゆゆしき事態。このまま卓球のボールばりにしぼんでしまうとしたら、国民的な損失である。
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トレンド 2009年05月13日 15時00分
ブレスト式 必勝ロト6当選術
日本が世界に誇ると胸を張っていえるシングルモルトウイスキーの一つに「山崎」があると件のD氏は言う。小生も同感。京都郊外天王山の麓が誕生の地。天王山は明智光秀と豊臣秀吉の合戦の舞台として天下分け目の勝敗の代名詞となった場所。 茶の心得もあるD氏によれば、その山裾にある竹林から湧き出る清水を愛でたのが千利休だというのだ。そんな場所に山崎蒸留所はある。リキュールと利休を語呂合わせした広告があったがあながち縁がなくもないお話である。 それにしても飲んでみたかったのは山崎50年。樹齢150年以上のミズナラの樽から生まれる一品だったというではないか。 サントリーの前身である寿屋の創業者・鳥井信治郎が山崎に蒸留所を設けてから86年が経った。山崎が飲めることの幸せを噛み締めなくてはいけない。故人となってしまった2代目の佐治敬三は、山崎のラベルに粋な計らいをしていた。崎の右に点をふり、山に寿の文字をくずして崎と記してある。 寿屋への敬意でもあり原点回帰であり命長きなのである。 ±1の連鎖。次回ブレスト数は、出現率13.5〜13.9%の数字群から抽出。ライン数は、30番台の連番連鎖。ブレスト数4・22・41ライン数2・3・9・11・12・15・17・18・20・24・26・30・31・33・34・35・36・37・38・39【(2)・(12)・(20)・(34)・(35)・(41)】【(3)・(9)・(11)・(36)・(37)・(41)】【(4)・(12)・(17)・(33)・(34)・(37)】【(4)・(15)・(22)・(26)・(30)・(31)】【(4)・(18)・(22)・(24)・(38)・(39)】○ブレスト式とは… ランダムな数字の配列をバックリーディング(裏読み)によって抽出する攻略法。出目の読みに乏しい任意の数字を選ぶときの有効なファクターとなる。<プロフィール> 本阿弥億千(ほんあみ・おくせん)安土桃山時代を愛するロト研究家としてホテルに根城を構える。週末は北鎌倉の工房で茶器を焼く日々。趣味は刀剣鑑賞。好きな言葉ウオーレン・バフェット「価格とは何かを買う時に支払うもの。価値とは何かを買う時に手に入れるもの」
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トレンド 2009年05月13日 15時00分
書評「あの会社のスゴい社訓」浜口直太監修、晋遊舎新書
「社風なき会社からは、立派な人材や製品は生まれてこない」(トヨタ自動車工業第5代社長豊田英二)。1100社以上の経営コンサルティングを手がけた監修者は言う。「大不況といわれる今こそ、何のために会社を存続させ、どんな会社にしたいかが伝わる社訓を創造すべき」 事実、優良企業といわれる会社には有名な社訓が存在する。「小さな池の大きな魚を狙え」(小林製薬)。「うまい、やすい、はやい」(吉野家ホールディングス)。 ちなみに不祥事を起こした会社にもこんな社訓が…。「三つ売るより一つ残すな」。これは製造年月日と消費期限の偽装が行われていた赤福のもの。社訓を読めば会社が分かる。(税別780円)
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トレンド 2009年05月13日 15時00分
書評「戦後アメリカ大統領事典」藤本一美著、大空社
世界でもっとも大きな権力を持つといわれる米国大統領。世界各地で起きたオバマ・フィーバーも、この「世界最高権力者」の地位に誰が選ばれるかに注目が集まったからに他ならない。 しかし、大統領も一人の人間である。本書は政策うんぬんよりは、大統領の素顔を綿密に調べ上げることで、米国という国の本質と歴史を読み解く本格的辞書だ。 ルーズベルト以降、13人の歴代大統領を収録。オバマ大統領については、就任後も携帯メールに夢中になっていてやめられないこと。ミシェル夫人から禁煙を約束に大統領選出馬の了承を得ながら、選挙運動中に隠れて一服したことがばれて、夫人にキツク叱責されたなど、面白いエピソードが満載。読みごたえがある。(税別1万9000円)
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トレンド 2009年05月12日 15時00分
オヤジの磨き方 男らしい傘の差し方
新緑のすがすがしい季節から一転、もうすぐうっとうしい梅雨がやってきます。一般的に雨は嫌われ者。しかし、人生経験豊かな大人の男は、そんな雨とも上手に付き合うことができます。雨天時に男を上げるためのイメージレッスンをしておきましょう。 雨だからといって行動パターンを変えるのは男らしくありません。昼食を社食で済ませたり、営業先を絞り込むようでは単なるオッサンです。傘を手にむしろアクティブに行動し、雨季を楽しむ余裕がほしいものです。 手っ取り早いのは1本5000円以上の高級な傘を持つこと。いいモノを持てば見せびらかしたくなるのが人間の性だからです。ただし、華美なデザインはNG。柄の部分が木製で握りやすい実用向きを選びましょう。大人の男が持つ傘は武士の刀と同じと心得て、大事に扱ってください。 そのへんで拾ったようなビニール傘は論外。どんなにスーツをびしっと決めていても、安っぽい男にしかみえません。 次に使用上の注意事項ですが、地面に対して垂直に差すのが最も見栄えの良い角度です。肩に置くと突風にあおられておちょこになりやすく、どんな色男でも格好悪いことこの上ありません。電車のホームなどでゴルフスイングをするのもやめてください。 傘をたたむとき、雨のしずくは一振りでスッと振り払うこと。それがサムライ。しつこくバサバサやらないように。(ジゴロライター・紫三太郎)
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トレンド 2009年05月11日 15時00分
人物クローズアップ イケメンキックボクサー石川直生 恋に夢中だったデビュー戦から王者への道
イケメンキックボクサー石川直生(30)の初DVD「Naokick!」(クエスト)が今、女性ファンから格闘技ファンまで幅広い人気を呼んでいる。自ら選んだベストバウト25試合を収録し、キック愛好家も思わずウナる高密度な内容だ。アラサーに突入し、キックボクサー人生にスパートをかける石川選手に話を聞いた。 DVDが発売されたのは4月18日、30歳を迎える誕生日の前日だった。1999年にデビューしてから10年、節目を迎えた選手人生の記録という意味合いも持っている。 「1999年1月24日のデビュー戦から今年1月4日までの42試合から、25試合を自分でセレクションしました。選択の基準ですか? 自分にとって意味があり、思い入れが深く、そしてストーリー性がある試合だという点ですね」 25試合ともなると収録時間は約4時間にもなる。これら全試合を自ら解説している。 「解説っていうか適当におしゃべりしているだけですが(笑)。自分自身で思い入れタップリに語ってます。自分で見ていて面白いですよ、デビュー戦でも昨日のことのように思い出されて。試合についてだけじゃなく、このときは恋に夢中だったなぁとかプライベートな思い出もね(笑)」 DVDの内容はデビューからチャンピオンの座に就くまでの道筋を、この25試合でたどる構成になっている。 「僕自身プロレスファンなので、これまでストーリー性のある試合を組んでもらってきました。ただ強いだけじゃダメ、勝つだけじゃお金は取れません。お客さんが望む試合をやらないと。キック連盟にもジムの会長にも、そうした意図に添ってマッチメイクしてもらってきたし」 チャンピオンになって以降の後半の試合が面白いと語る石川選手。中からベストバウトを3試合選んでもらった。 「まず2005年6月18日のTURBΦ戦(3ラウンドKO勝ち)。次に2008年6月22日のカノンスック・ウィラサクレック戦(4ラウンドKO負け)。そして今年1月4日のスアフワンレック・シービューガーデン戦(3ラウンドKO勝ち)。あくまでも個人的な思い入れなので、皆さんにとってもベストバウトかは分かりません」 石川選手は小さいときからのプロレスファン。プロレスのDVDもよく見るそうだ。 「個人名のDVDが出るのって本当にうれしいですよ、プロレスの選手個人のDVDシリーズみたいで。人気のバロメーターですよね、こういうのいいよなぁって思います。DVDを出すためにキックをやっているわけじゃないけど、作ってもらえるような選手になれたことは素直に喜びたいですね」 今年3月14日の大月晴明戦で3ラウンドKO負けを喫した。それ以降、持ち前のプラス思考が作用しなくなったと振り返る。 「なんでこうなったのか? って、2週間ほど悩みました。どうしても勝ちたかったし。でも、時間と仲間が解決してくれました。青木真也くん。4月5日に桜井“マッハ”速人選手から秒殺負けを食らい、彼もまた僕と同じ心境だった。試合後に2人きりで話し合い、気持ちが通じ合って。僕らには止まっている暇なんてないんだと。敗戦から手に入れたものは大きかったですね」 5月17日には後楽園ホールで次戦「Krush3」が開催される。石川選手は全日本フェザー級王者の山本真弘選手と対戦する予定だ。 「いよいよ30歳。選手生命は残り5年だと考えています。年5試合と考えれば25試合。引退するまでに、もう1本DVDが出せるかな(笑)。やるんなら最後までキチンとやらないと。特に今年は大舞台に立ちたい。大みそか、K-1のリングに。僕のキックに対する恩返しです。そのストーリーを来年以降にも続けていきたいし。自分でも楽しみだなって思いますよ」いしかわ なおき 1979年4月18日、東京都生まれ。日本大学卒。血液型A。趣味=水泳、スキューバダイビング。スポーツ=キックボクシング、空手。全日本キックボクシング連盟青春塾所属。全日本スーパーフェザー級チャンピオン。43戦27勝(14KO)13敗3分。
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トレンド 2009年05月11日 15時00分
高橋四丁目の居酒屋万歩計(3) 「車屋」(くるまや、蕎麦屋)
京王相模原線・南大沢駅から京王バスで帝京中高前から徒歩90歩 山坂越えて谷越えて(本当)、さらに野猿街道などというそま人さえ行き来せぬ細道をたどり(ウソ)、やっとの思いで到着した「車家」の名刺に、蕎麦(そば)は身近な自然食。なのにあなたは、ちっとも身近ではありませんでした。ああ遠かった。くたびれた。 都道20号線が通称野猿街道。多摩丘陵を貫く幹線を繋(つな)いでいるので、その交通量は半端ではない。ウワサの蕎麦屋は、その街道に面していた。 帰路には笑い話になったのだけれど、そういうこともあろうかと思い八王子が実家だという女の子を仕込んでおいたのだったが、この子が乗るべきバスを間違えた。のちのち考えれば街道筋の、近接したバス停で降りて歩けばよかったのだが、ご破算で願いましてはということで、気分一新して南大沢駅から再出発して手間取った。多摩ニュータウンが、いかに広大であるか思い知らされる小一時間だった。 案内人のはずだった女の子の言い訳も無理からぬことで、実家の父親の車で来訪していた。街道から店までの空間がすべて駐車場になっている。基本は車なのだ。平日の口開けゆえ、客は老夫婦が1組、のちに大家族が1組、それにわれわれ3人だけだった。庭で道祖神が笑っている。 いかにも蕎麦屋という面構えの古民家は、明治7年築のものを昭和61年に福島県会津市から移築した。座敷の一間は、蕎麦っ食いの外国人と、ひざを傷めた蕎麦っ食いの高齢者用なのか板間で、テーブルと椅子(いす)の組み合わせになっている。 多摩ビールという地ビールで乾杯。泡がこまやかでベルギー系の味わい。とろろ豆腐、だし巻き卵、ヒラスズキの洗い、自家製鴨ロースをいただく。酒は春鹿のお燗(かん)から緑の冷酒に切り替える。 蒸篭(せいろ)はそれは見事な品でありました。聞けばその日の分だけを石臼で挽(ひ)いた生粉打ちとのことでした。 そばつゆにも感じ入るものがありました。聞けば出汁(だし)と、かえしと、塩、それと湧き水とのことでした。 街道沿いに、マックや、サーティワンアイスクリームと同等の並び方をしている車家は、立ち居振舞いすべての点で鬼面人を驚かすことをせず、そしてそれは、徹頭徹尾ご亭主小川修氏の差配であろうと推察され、美味の上にもおさおさ油断のない配慮にいっそう深く感じ入ったのでありました。 いかんせん遠いので定休日を付記。毎週水曜日、第3木曜日。予算4500円東京都八王子市越野3-10
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