トレンド
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トレンド 2009年05月25日 15時00分
高橋四丁目の居酒屋万歩計(2)「帰ってきたとぶさかな」(居酒屋)
両手に余る長巻紙に、本日のお品書きがずらりと羅列してある。なかに、ひらまさとあって、懐かしさがこみあげた。むかし、それとは知らずに食べたひらまさが、ぶりの親戚のようでそうではなく、淡白でありながら旨みが残る味わいに、これはなんですかと尋(たず)ねるとひらまさだという答え。 30歳のわたしは、映画「野性の証明」(佐藤純彌監督)のロケ地となった石川県金沢市に来ている。可愛いおばさん役が最近、お似合いの薬師丸ひろ子さん(女優)がデビューした作品だ。スタッフの宿舎は、風光明媚(めいび)な城下町が売りである古都の観光基準に反旗を翻して、一軒だけ目を引く色で壁面を塗って騒動を起こしている、某旅館。わたしの仕事といえば、取材にみえる芸能記者の案内役。灯ともし頃になれば「野性軍団」と命名されたアクション系若手俳優たちの兄貴分として、夜な夜な盛り場に出撃していた。 今夜は浅野川の畔(ほとり)の寿司屋にきている。しかしまあ困ったことに、主役の高倉健さんがいたずら好きな方で、今朝も喫茶店の若いウェイトレス(懐かしい響きだ)をからかっていた。からかうったってなにをするでもない。ただ、こんにちは、というだけである。問題は、誰が「(ニコッと満面笑みの高倉健から目を見つめられて)こんにちはッ」と挨拶されることを予期しているか、である。女の子はもうちょっとで、トレーのホットコーヒーをひっくり返すところだった。 ひらまさ、である。 北国生まれのわたしが、当時、見知りもしなかったのは当たり前で、ひらまさの分布は温帯と熱帯域で、日本では本州中部以南になる。真夏の海の代表的な魚で、針にかかると数百メートルを一気に突っ走ること、姿形はぶりに似ているが味はぶりに優る高級魚であること、漢字では平政と書いて、寿司屋でもなかなかの高嶺の華であること、などは後で知る。お待ちどおさまという声とともに、ほのかな紅色の筋が綾なした刺し身が五葉、目の前に出てきた。ひらまさである。確かに、夏の魚らしく、舌に残るということをしない。思い出というものも、かくありたいものである。 まぎらわしいが「帰ってきた とぶさかな」が本店である。2年前、筋向かいに支店「とぶさかな」を出した。魚料理中心の居酒屋で若い衆が、さらに若い衆を使って威勢良く商売に精を出している。地元にも馴染(なじ)んでいて、土日は家族連れや年配者同士が多い。 薦(すす)められたのでいただいた本日お薦めのサザエの刺し身も、潮の香を残した肝と、刺々(とげとげ)しい部位と、柔らかな部位とを、3つに分けて供する仕事ぶりや良し。年配者には荒々しいサザエではなく、別の刺し身を提案するなどの接客ぶりも良し。なかなか頼もしい若い衆ではある。予算3500円東京都世田谷区北沢2-15-5
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トレンド 2009年05月25日 15時00分
高橋四丁目の居酒屋万歩計(3)「豊後」(ぶんご、居酒屋)
豊後は、九州大分県の旧国名。豊後九重山(くじゅうさん)山麓の九重高原は、映画「乱」(黒澤明監督)の野戦シーンが撮影されたところである。神代のむかしから、映画の制作会社と配給会社とは折り合いが悪く、撮影の前・中・後と諸問題が勃発し続けることになっている。 年上の友I氏は、あちらを立てればこちらが立たない、そんな両者の利害を調整する立場にいて、状況に応じて豪華さで名高い黒澤組のディナーを(かなりの確率で空いている監督の真正面の席で)監督と談笑しながら共にしたお人である。これは、なかなかできるものではない。さらにI氏は「乱」を遡(さかのぼ)ること数年前、多国籍映画「戦場のメリークリスマス」(大島渚監督)の合作責任者としてオーストラリアに赴き、大島監督が沈む夕陽に向かって叫んだ「まだOKじゃない。沈むな、バカヤロー」という演技指導をその耳で聞いてもいる。この言葉の意味を瞬時に理解すること、これまた、なかなかできるものではない。 仲間内でも、対極的な作風の2人の映画監督と、みっちり中味の濃い仕事をやってのける神経はどういう神経か、一度、頭の中を覗いてみたいものだと囁(ささや)かれていた。 ついでながらこの方は、観ていない映画をあたかも昨日観てきたかのようにとうとうと語るという特技をお持ちであり、そのような特技の発展形として、酒を一滴も飲まないのにスコッチのシングルモルトに精通してもいる。 下戸のI氏とは残念ながら、豊後の酒「一乃井出(いちのいで)」について、縷縷(るる)吟味することはできないが、ここにいればいたで、なにか上手(うま)いことを発言しそうで怖い。 この豊後の地酒が、いかにも不思議な酒なのである。持ち重りのする、でっぷり太った2合入りの徳利で独酌。燗酒なのに薫香がしない。いぶかりながら、口をつける。含む。嚥下する。息をつく。そのいずれの過程にも、酒の酒であるところの酒らしさが感じられない。それは、物足りない、のではない。これまでの燗酒にはない、異な体験に戸惑う。さらに杯を重ねても、1度目の飲み口と、12度目の飲み口と、なにも変わらなかった。 舌の上の酒が、こちらの理解を待たずに、胃の腑(ふ)に落ちてしまう。そしてそのことが、得も言われぬ快感になりはじめる。なぜだろう。小ぶりで渋い、いい造りのお店で、あてに鴨の燻製と菜の花辛子をいただいて、わたしは高揚のあまり、イノカシラでこんないい思いをしてイーノカシラと、鼻歌をうたっていた。 隣の客が、そのまた隣の客のクサヤの煙で、顔をしかめていた。で、謎の解明であるが、ここで試みて、ここで考えて、ここで答えを出すしかない。なぜならば、一乃井出という酒は全東京中「豊後」でしか飲めない(女将談)からなのだ。 わたしも謎解きに喜んで再挑戦するけれど、同好の士もよろしければ、ぜひ一度。予算3000円東京都武蔵野市吉祥寺南町2-6-6 第二丸昌ビル
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トレンド 2009年05月22日 15時00分
300人の女性社長が不況日本に活!
世は100年に一度の大不況。そんなお国の一大事に、われこそはと“現代版篤姫”が名乗りを上げた。動乱を極める江戸幕府末期に歴史の陰で活躍した篤姫のように、300人の女性社長が不況脱出をかけて都内に大集結。この不景気は情けない日本男児のせいだと言わんばかりに、女性の視点から今の日本経済にカツを入れた。 決起集会さながらの迫力だった。女性経営者の交流イベント「J300 -女性社長が不況を吹っ飛ばす-」(主催=女性社長・net)が都内でさきごろ開かれ、全国各地から第一線で活躍する女性社長らが集まった。 300人の女性社長で埋まった会場は熱気と色気(?)でムンムン。IT関連企業の社長や税理士、サロン経営者など、これほど幅広い業種から女性リーダーだけを集めたイベントは珍しい。 オープニング講演では、参加者から「最も話を聞きたい女性社長」に選ばれた元ダイエー最高経営責任者で、東京日産自動車販売の林文子社長が登場した。 「女性のほうが話をよく聞き、相手の立場になって考える。女性が日本の職場にもっと入ってくれば、日本の企業はずっと働きやすくなるはずです」 お茶くみOLから大手企業の頂点へと上り詰めた林さんの言葉に、女性社長らは熱心にメモを走らせた。 続いて、唯一の男性ゲストとして招かれた慶応大学教授の竹中平蔵氏(58)をコーディネーターにパネルディスカッションが始まった。 女性が抱える大きな問題の一つ、仕事とプライベートとの両立について竹中氏が会場に問いかける。ネットイヤーグループ社長の石黒不二代さんは、仕事と子育ての両立のため2歳の子供を連れて米国留学したエピソードを披露。「既成概念に縛られちゃダメ」とアドバイスした。日本社会の上層部連中には、いまだに「女なんて」という化石体質の男たちが鎮座している。サラリーマン経験のある竹中氏は「こんな人たちと飲みに行ってたら頭が溶けると思って。私は宴会を抜け出す名人だったんですよ」と若いころのエピソードを明かし、会場の笑いを誘った。 約2時間半に及ぶ淑女たちの評議は、最終的に、この不況を立て直すには何が必要か? という点に集約された。カフェグローブ・ドット・コム社長の矢野貴久子さんは「これからは高校生から学校教育で経営を学ぶべき。私も後でとても役に立つと分かった」と経営者を育成する土壌の遅れを指摘した。 実際、財団法人ベンチャーエンタープライズセンターの調査では、08年度の日本の起業活動率はわずか5.4%。アメリカの10.8%やコロンビアの24.5%には遠く及ばない。周りから勧められ自分の番が回って来る“おみこし型社長”が多いのが現実で、逃げない群れない真のリーダーは政界を見回してもなかなか見当たらない。 竹中氏は「経営者がしっかりしないと経済はよくならないし、日本もよくならない」と指摘。会場の女性社長らはみな大きくうなずいていた。 セミナー終了後、政治家を交えて立食パーティーが開催された。交流を深めるために企画されたものだが、今の女性たちは声をかけてくれるまで待ったりはしない。パーティーが始まるや戊辰戦争にも負けない名刺交換合戦がスタート。公明党幹事長の北側一雄衆院議員や猪口邦子衆院議員、民主党神奈川県第1区総支部長を務める中林美恵子氏ら政治家やほかの女性経営者を相手に、300枚以上の名刺を手に駆け寄る姿も見られた。 「戦後、強くなったのは女と靴下」などという言葉がかつては語られたが、いまの女性は本当に元気! 男も草食系男子なんて言われている場合じゃない、いまこそ立ち上がろうではないか!(関 淳一)◎竹中平蔵氏「日本政府は努力足りない」 本紙はディスカッションを終えた竹中平蔵元参院議員を直撃。当日の朝にインドから夜行便で帰国してきたばかりという竹中氏は、篤姫たちのパワーに眠気も覚めた様子。とはいえ、日本の女性経営者はアメリカほどは増えていない。何が足りないのか? 「社会全体における男女共同参画がまだ発展途上にあるということ。男女共同参画のために男性も女性ももっと努力しないといけないでしょうね」 小泉元首相の右腕として男女共同参画を進めた竹中氏らしい答え。小泉政権の終えんで政界を離れた同氏だが、今の政治に言いたいことは? 「私はやはり経済を強くしないと国民は幸せになれないと思うんですね。経済を強くするために世界各国がものすごく必死で頑張っているのに、日本では、政府が経済を強くするための努力をしていない」 しかしこの不況は、小泉元首相や竹中氏のせいだという声も一部から上がっている。それにはどう答えるのか。竹中氏はそんな声を「意味不明(笑)」と一蹴(いっしゅう)。小泉・竹中ラインは間違っていないとの自信がみなぎっていた。
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トレンド 2009年05月22日 15時00分
ハネデジ勝負完敗
5月13日(水) やっとゴールデンウイークの休みボケから復活してホールへ足を運ぶようになりました。人間楽をすると働き出しがツライですよね。でも私の場合は優秀台に座れたのに確率負けを喫すると、悔しくて次の日のモチベーションになります!! ということで、今日は前日見つけたハネデジ台のドーベルマン刑事を打ちに朝からしっかり出勤です。 朝からハネデジ勝負というと、守りに入っているように感じるかもしれませんが、状況の厳しい時には守りも必要! パチンコホールの状況というのは生き物ですからね。「我慢していれば良いこともある!」。これは私が16年間パチンコで生きながらえてきた“コツ”に思います。 早速、席についてクギ調整の確認をすると昨日からの変化はナシ!? まぁ最近はクギの動きが小さくて見逃してしまうこともあるんですけどね…(苦笑)。まぁ今日の調整なら大丈夫でしょう。 とりあえず4000円ほど投資すると97回転の1000円約24回転レベル。正直言って手放しで喜べるレベルではありませんが、ハネデジ台ですし日当2万円は堅い感じ。でも10年前は日当3万円以下の場合はお休みにしていたことを考えると、本当に厳しい時代に突入したなあ、と痛感しております…。 本日の初当たりは貯玉投資2000発を入れたところで擬似3連続からSPリーチに発展しての大当たり! しかも奇数絵柄で15R大当たりなのがうれしかったですね。…とここでドーベルマンの機種特徴を説明しておきましょう。 この機種は“甘デジMAX”という新しいジャンルの台、で特徴は以下のとおり。(1)大当たり確率が1/100より辛い(約11/118)(2)15R大当たりの割合が多い(全体の30%)(3)時短回数の多い爆裂モードを搭載(80回転) 普通のハネデジタイプに比べると出玉の荒れるのが特徴ですけど、まぁその分楽しめますからね(笑)。個人的には大好きなジャンルのパチンコ台です。 大当たり後は毎回10回転の確変タイムに突入です。この時の大当たり確率は約8倍アップの約1/16。この確率を10回転以内にクリアできると以後80回転の電チューサポートの付く「ド外道ラッシュTURBO」に突入し、連チャンが期待できるというわけです。 まぁ引けない時は引けないんですけど、この日は2回転目にリーチがかかって大当たり! こんなにあっさり引けちゃうと逆に拍子抜けしてしまいます。そしてこれが一撃10連チャンもしてくれてドル箱は4箱。15Rが5回も含まれていたのはラッキーでしたね。 しかし調子が良かったのは最初だけで、その後はラッシュに入っても4連チャンが最高で出玉は徐々に減り始めます。そして最後は550回転ハマったところで持ち玉が消滅。正直「ウソだろう…」という独り言がこぼれてしまいましたが、ここでヤメるわけにはいきません! 追加投資8000円の738回転目に単発の大当たり…。確率の6倍以上もハマっての単発には心が折れましたね。そして約500個ちょいの出玉を打ち込んでこの日の実戦を終了としました。 出だしが好調だっただけに今日の負けは予定外!? いやぁ悔しさがこみ上げてきましたよ。でも…これもパチンコ! もし牙狼だったら大負けですからね。明日へのモチベーションを注入してもらっただけでもヨシとするべきでしょう。 今日みたいな感じの展開だと悔しくて仕事(パチンコ)に熱中できるから不思議です。そういう意味では休みボケでハマるのも…悪くないかもしれませんね(笑)。 さてスカパー!モンド21「パチンコ激闘伝!実戦守山塾」では毎回筋書きのないパチンコドキュメンタリーをお送りしております。まさかの負けや予定外の勝ちなど、私にも何が起こるかわかりません。でも心が折れそうな雰囲気の時には応援してやってください。◆稼働9時間◆大当たり23回◆収支-1万4000円週間稼働データ (5月11日〜16日)5月11日(月) 稼働なし12日(火) エヴァイベントに参加するも残念ながらガセイベントにがっかり…。でもその後はハネデジ台を打ち歩いてなんとか勝利できました!◆稼働8時間◆大当たり32回◆収支+1万3400円13日(水) 本記参照14日(木) 「おれは男だ」の新装に参加するも回らずにギブアップ…。その後はハネデジ台のドーベルマン刑事で粘るも負け。◆稼働8時間◆大当たり25回◆収支-9500円15日(金) 雑誌企画で「スーパー海物語IN地中海」と初対面。新アクションが加わって人気必至でしょうね。夕方からは知り合いのいるホールで持ち玉を借りて牙狼勝負!◆稼働2時間◆大当たり0回◆収支-1万7000円16日(土) 午前中に原稿仕事を済ませてから埼玉県のホールさんで大海勝負! 今年は大海物語SPとの相性がイイのかも!? 回転率はイマイチでしたが出る時はホント簡単ですよね。◆稼働8時間◆大当たり22回◆収支+5万6500円総括 ◆稼働35時間◆大当たり102回◆収支+2万9400円 今週は「おれは男だ」の新装に参加するも優秀台には座れずじまい…。それでもドーベルマンが回ってくれて助かりました! 爆発力のある楽しいハネデジ台ですね。<プロフィール> 守山アニキ(もりやま・あにき)「納税するパチプロ」として業界ではつとに有名。スカパー279chモンド21の「パチプロ奥義伝承! 実践守山塾」や専門誌「パチンコ必勝ドリームス」(総合図書)などメディア露出多数。また、HP「熱闘!守山塾」(http://pachibaka.blog88.fc2.com/)でこうかいされる数々の立ち回り術は全国のファンに注目されている。ペンネームの名付け親は有名パチプロ・安田一彦氏。
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トレンド 2009年05月21日 15時00分
覆面パン調査「バナナのプチロールケーキ」(フジパン)
にわかバナナブームで沸く菓子パン業界で、本格的なバナナ風味を楽しめる新商品を発見した。フジパンの「バナナのプチロールケーキ」(6個入り)がそれ。よくあるバナナクリーム物ではなく、バナナジャムを使っているのが最大の特長。バナナをジャム化したその一点だけで、十分食べる価値がある。 袋の中には一口サイズのプチロールケーキが6つ。ありふれたカステラ生地をくるっと丸めただけだが、渦巻部分にはバナナジャムをたっぷり塗り込んでいる。これがまた惚れ惚れするほどきれいなイエロー。本当にバナナなのかな?と裏面の原材料を確認すると、確かに「バナナジャム」と記されていた。 ジャムの風味を損なわない程度に、バニラ風味クリームを塗り合わせているのがいい。そのへんの安いケーキよりもよっぽどうまく、1個だけ食べるつもりが2個、3個と手が伸び、ついに完食してしまった。 しかし、心配は無用。同商品の栄養成分値によると、1個あたり85キロカロリーと控えめ。問題はこれをパンと呼べるかという点。ともあれ、バナナ好きで知られるゴリラも喜びそうな一品であることは間違いない。税込み126円。(覆面調査員・ヨン様)
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トレンド 2009年05月21日 15時00分
ほぉ〜な話題 未曾有の経済危機の影響が「人生ゲーム」にまで
100年に一度の経済危機の影響はついに、40年以上の歴史を持つ国民的ボードゲーム「人生ゲーム」にまで及んだ。といっても販売終了になったのではない。シリーズ第46作目にして、何かと厳しいこのご時世をリアルに反映した「人生ゲーム極辛(ごくから)」=写真=がタカラトミー(東京・葛飾区)から発売されているのだ。 ルーレットを回してマス目を進み、就職や結婚など人生のさまざまなイベントを経ながら億万長者を目指す「人生ゲーム」は、累計販売数1200万個を超えるロングセラー。オヤジ世代にも懐かしさたっぷりだ。 しかし、今度のゲームはマス目に書かれていることが超シビア! 「失言で人気がガタ落ち」や「その場の空気が読めず、大失敗」など現代ニッポンの世相を反映した内容。特に「就職」は“シリーズ史上最高の難易度”になっているという。 さらに、今回は結婚前に子供ができてしまうデキちゃった結婚がありで、「裁判員に選ばれる」などタイムリーなものも。 しかし、不況は逆にチャンスでもある。あっと驚く一発逆転の大チャンスも用意されており、まさに人生“波乱盤上”といったところ。 本体サイズは従来品に比べて1.5倍、マス目の数は約1.7倍に拡大。税込み3990円で、初年度10万個の販売を目指す。
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トレンド 2009年05月21日 15時00分
ボーダー信者 最高の勝ち方
久しぶりに以前働いていたホールの人から飲みに誘われた。当時はどちらもアルバイト店員だったが、彼は今副店長に就任。一方、私は幸いにもちょこちょこと原稿仕事を依頼され、依然として業界に携わっている。 当時はまだ旧フルスペック機全盛の時代。初代ギンパラやミルキーバーといった権利モノの名機も数多く残っていたし、マジカルチェイサーなんていうのもあった。この台には次回までの時短機能が付いており、時短中に1000以上ハマった客に激怒されたこともあったっけ。そんな昔話に花を咲かせているとホールに戻りたくなってくる。しかし、以前から私を現場に呼び戻そうと熱心だった彼も最近はトーンダウン。「今は戻らないほうがいい。オレだってボーナスが出るかどうか分からないし…」 バトルスペック全盛で一見すると活気があるように思えるが、それはあくまでも表面上の話。ホール経営は厳しい状況が続いているそうだ。ちなみに最近一番動きが良いのは牙狼と甘デジの北斗のようだ。特に前者はエヴァや慶次なんかよりずっとホールに貢献してくれるらしい。スペック的には甘いが、稼動が良いからクギもある程度は開けられるとのことだ。 そういえばここ最近、牙狼を打っていなかった。明日あたり久しぶりに触ってみるか。 翌日は軽い二日酔いの中、久々に牙狼と対戦。クギの状態は店によってまちまちだが、たしかにちょっと前よりは開いているように見える。しかし相手は牙狼。いくら甘いといってもボーダー程度のクギで妥協するのはあまりにも危険だ。納得できる台と遭遇するまでグッと我慢を重ねた結果、牙狼のイベントを行っていた5件目で、ようやく終日戦えそうな台に遭遇。 実戦開始からちょうど100回転目、リーチ確定の予告が出現した直後に図柄が順々に暗転。最終的に全消灯となりVFX予告が発生。指示された通りボタンを連打すると牙狼のカットインが入って魔界竜のパネルで停止した。期待度は約50%。鉄板系を除くと本機最強リーチということになる。ここで負けるわけにはいかないが、実は個人的に牙狼SPで8連敗しているのでかなり不安。ちなみに期待度を左右するタイトルバックの雷の色は2番目に期待できる黄。9連敗は許されない。頼む、当たってくれ! すると最後の瞬間に牙狼のカットインが出て見事魔界竜に勝利。揃った絵柄は6。祈りを込めてボタンを叩く…が、昇格はなし。これで魔戒突入か否かは大当たり中のキババトルに託された。が、キバの最強攻撃「大魔獣陣」の前になすすべなく敗北。大当たり確率約1/400、魔戒突入率50%。つまり魔戒大当たりを引ける確率は1/800。数値化するとそのキツさがあらためて露わになる。 次の大当たりもギリギリ確率の範囲内だったものの、またしてもキバに敗北…。前回の対戦から数えると5連続で単発だ。まさに拷問。いくら初当たりが早くても魔戒に入らなければ、絶対に勝機はない。 147回転目、疑似連が3回継続し、そのすべてが金色。しかも次回予告「撃破」からの牙狼SPリーチで雷は最もアツい赤。さすがにこれはハズさなかったが昇格はなく、またもキバとの胃が痛いバトルへ。 キバが先制し危険度中の「邪霊幻身」を繰り出す。モロに喰らう牙狼。ジョグ連打でも復活できず、本日3回目の単発かと思いきや、最終ラウンドでキュイキュイキュイーンと、確定音が鳴り響いたのだ。やっとのことで念願の魔戒チャンス突入! 魔戒中は相変わらず速い。さすがは業界最速を謳うだけはあり、これ以上スピード感のある機種はもう二度と現れないだろう。 テンポ良く連チャンを重ね5連で終了。継続率82%だからちと物足りないが、まあワンセットじゃないだけマシか。 この後、今までの帳尻を合わせてくれるかのように39回転で再び魔戒に突入し都合8連。しかし相手は牙狼。8箱ではまだまだ不安である。 この不安は的中し、終盤で1137回ハマリをくらうも、今日は最初の2回を除いてすべて魔戒に突入、そして1000円25回という良クギのおかげで追加投資をすることもなくキッチリ勝利。ボーダー信者としてはこういう勝ち方が一番気持ち良い。 ちなみに前述の副店長によれば100〜200回転の引き戻しがやたら多いとのことで(ホールデータより)実際にそれで小遣い稼ぎをしているらしい。台選びに迷ったらとりあえずこのゾーンを打ってみるか…。オカルトも信じれば何とかなるかも? プラス3万5000円ナリ。<プロフィール> 白覆面T 競馬雑誌の編集者を経てギャンブルライターへ。現在はさまざまなパチンコ&パチスロ攻略誌で活躍している。鋭い洞察力によって書かれる記事の数々は業界内でも定評アリ。ただし、なぜかいくつものペンネームを使い分け行動しているため、正体を知るものはごくわずか。熱しやすい性格で湯水のごとく金を突っ込む姿が何度も目撃されている正真正銘のギャンブル狂だ。
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トレンド 2009年05月20日 15時00分
堀越日出夫の「私、テレビの味方です」 フジ系深夜番組「キャンパスナイトフジ」とタイアップ!?
テレビの世界で現役女子大生タレントが跋扈(ばっこ)している昨今。「大学に通ってまーす」という“現役の女子大生感”を売りにしている子が急増しているのだ。アイドル界でも井上真央(22)と北川景子(22)が明治大学を3月にそろって卒業したり、南沢奈央(18)が立教大学に今春入学したりしている。お天気お姉さん系を見渡すと、福田萌(23)が横浜国立大学を今春卒業、八田亜矢子(24)は現役の東大生だ。クイズ番組などに出演している三浦奈保子(22)は東大の3年生だし、『おもいっきりDON!』レギュラーの吉田小江子(28)は京都大学卒を売りにしている。女子大生(系)タレント全盛期なのだ。 以上のような人を“プロ女子大生”とするならば“セミプロ女子大生”も存在する。それが今春からスタートした『キャンパスナイトフジ』(フジテレビ)に出演中の女子大生たちだ(一部、事務所所属者もいる)。各大学のミスコン受賞者などキレイどころ21人をかき集めて番組(しかも2時間の生放送)を作ってしまおうという、コンセプト自体は明瞭かつ簡易なものだが、筆者がいま一番見てしまう番組であることもまた事実なのである。 気になる番組内容は現代によみがえった『オールナイトフジ』。女子大生にエロいことを言わせたり、入浴後にパジャマファッションショーを開催したりと、やりたい放題。台本からカメラワークまで、徹底的に男性目線で番組は進行していく。ちょっと名の知れたアイドルであれば、マネージャーが「それはちょっと…」と止めに入るところだが、この番組にはそんなストッパーは存在しない。すべて下地になっているのは女子大生の素人感である。 これを女性目線で作ると、番組はすぐさまダメなパターンに突入してしまう。女子大生が最新コスメを紹介したり、流行り物をリポートしたりし始めるとサーっと男性ファンは離れていく。そういうの、男は1ミリも興味ないから(そういう番組が他局であったような…)。ところが、さすがはフジテレビ。そんなことは先刻承知とばかりに男目線にこだわる。そこが偉すぎるではないか。深夜番組とはいえ、なかなかそこまで針を振りきれるもんじゃない。 というわけで『オールナイトフジ』みたいに何年も番組が続くように、当連載では同番組を全力プッシュしていくことを決定。一方的にタイアップ気分でいるので「日本一早く朝刊が読める!早ズリッ!」のコーナーで取り上げてくれると嬉しいです!(夕刊だけど)。
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トレンド 2009年05月20日 15時00分
ブレスト式 必勝ロト6当選術
過日、街で目を引くイエローのスーパーカブに出合った。久しくバイクからは遠ざかっていたが最近また触手が動くのが小型バイクとハーレーのソフテイル。ハーレーは今月末まで頭金0円。最長150回。月々3000円からのキャンペーン中。皮下脂肪と相談しママチャリに無理から気持ちを変えた。 ところでスーパーカブが誕生してから今年は、51年目。いまだに世界最多量産の記録は破られてはいない。本田宗一郎が蕎麦屋の出前持ちが片手、ゾウリ履きでも運転できるバイクを目指し、作ってしまったのだ。小生お気に入りの単気筒。OHV49cc4ストローク。遠心式自動クラッチ。アクセルを全開にしてもリッター45キロは軽くこなせる。乗り方次第では90キロも不可能ではない。 ピッツバーグの友人M氏によるとアメリカで、20年以上前に販売は中止されていたスーパーカブが復活するという。ただ販売元が台湾のサンヤン。スーパーカブの名称ではなくシンバ。聞けばこの会社、元々は元ホンダの子会社だったらしい。コピーではなくホンダの遺伝子を受け継いだものと信じたい。 連番連鎖停滞。次回ブレスト数は出現率16.1%以上の数字群から抽出。ライン数は連番連鎖の復活。ブレスト数20・30・36ライン数2・5・9・10・11・12・13・15・16・17・18・21・23・24・25・28・31・35・37・39・41【(2)・(17)・(24)・(30)・(31)・(37)】【(5)・(13)・(20)・(21)・(28)・(39)】【(9)・(10)・(15)・(18)・(25)・(36)】【(9)・(11)・(20)・(23)・(36)・(37)】【(11)・(12)・(16)・(30)・(35)・(41)】○ブレスト式とは… ランダムな数字の配列をバックリーディング(裏読み)によって抽出する攻略法。出目の読みに乏しい任意の数字を選ぶときの有効なファクターとなる。<プロフィール> 本阿弥億千(ほんあみ・おくせん)安土桃山時代を愛するロト研究家としてホテルに根城を構える。週末は北鎌倉の工房で茶器を焼く日々。趣味は刀剣鑑賞。好きな言葉ウオーレン・バフェット「価格とは何かを買う時に支払うもの。価値とは何かを買う時に手に入れるもの」
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トレンド 2009年05月20日 15時00分
書評「車両基地」萩原雅紀著、メディアファクトリー
分岐を繰り返しながら複雑に入り組む線路と架線、そして整然と並ぶ列車群。車両基地は一日の仕事を終えた列車たちが、つかの間の休憩を取りに帰るねぐらだ。 そんな史上初、車両基地だけを集めた写真集を出したのは、これまた史上初のダム写真集を発表したことのある萩原雅紀氏。全国各地33カ所の車両基地を収録した。 鉄ちゃんはもちろん、“工場萌え”と呼ばれる工業地帯などで人工建造物が織りなすアートを愛する人たちにも人気を博しそうだ。 圧巻の写真は一つの基地を除いて、すべて一般立ち入りの可能な場所から撮影したという。巻末には基地の鑑賞ガイドや撮影スポットも掲載されているから、誰でも同じような写真を撮りに行くことができるのだ。普段見せることのない車両たちの寝顔をとくとご覧あれ。(税別1600円)
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