トレンド
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トレンド 2009年09月17日 15時00分
海人気が再燃
海シリーズ最新作「CRスーパー海物語IN沖縄2」が検定を通過。早ければ11月にも導入予定という。地中海は決して評判が悪いわけではないし、実際それなりに稼動もある。続編を急ぐのはシマ占有率を少しでも上げたいから? うーん、いまいち三洋の戦略が見えてこない。 かつては海専門店が多数存在していたが、京楽の大躍進やバトルスペックブーム、そしてハイパー海ショックでその数を大幅に減らし、一時は「海はもう終わった」とまで言われたこともあった。しかし、甘デジ市場の活況で海人気が再燃。初代はさほどでもなかったが、一発告知を搭載した甘沖海は登場するや否や一気に勢力を拡大。甘デジで専用のシマを持っているのは海くらいのものだ。 ミドルやフルスペックのように展開に左右されにくくスペックも◎。しかも設置店が多い。とにかく立ち回りやすく、重宝している。パチプロ日記でおなじみの故田山プロも、晩年はナナシーやオークスのような一般電役を追い続けていたのと同じで、“安定感”を重視するなら今の時代やはり甘デジが一番なのだ。 しかしストイックに勝利のみを追い求めるのは私のスタイルではない。時々は一撃必殺の大爆発を夢見て、フルスペック機に延々と投資をすることもある。 そうなのだ。パチンコは大衆娯楽の王様ではあるけれども、所詮はギャンブルなのだから負けることも往々にしてある。だが、それを己の技量でカバーできるのがカジノなんかとの一番の違いであって、そこが面白いのである。 ところでパチンコにおける技量とはすなわち、“クギ読み”技術にほかならない。特に今のパチンコには設定がないため、結局のところ勝負を一番左右するのはクギなのだ。ただ、今は専属のクギ師を雇うホールはめっきり減り、社員がクギを叩くことがほとんど。彼らは素人ではないが専門家でもない。つまるところ、今のクギ調整はかなり“適当”とも言える。だから、イベント台が全く回らないのにもかかわらず、イベント非対象の台がおかしいくらい回ったりする“逆転現象”が起きてしまうこともしばしばだ。 今日がまさにそれだった。この日のイベントは「京楽デー」。ポップによると京楽マシン全てが激甘調整となっているが、良台は1つも見当たらない。これじゃイベントを告知する意味がまるでない…というか店にとってマイナスである。 一方でイベント対象外の甘地中海にはお宝台がチラホラ。今日私が打っている台は、弱めのストロークで打てば1000円で平均26回は回る。スルー周りもプラス調整と申し分なし。 初当たりは5000円、しかしこれが単発で、さらにそこから4000円の追加投資を強いられたもののその後は順調そのもの。3回目の初当たりで突サム演出から早くも15R大当たりを引き当ることに成功した。本機の15Rは通常大当たり3回分の出玉に相当し、100回の時短が付随する。となれば、できればギリギリまで引っ張って欲しいところ(玉を増やせるので)だが…残念。ST中にあっさり引き戻しが発生してしまった。まあ、100回転をスルーするよりはよほどマシか。 さて、中盤戦に差し掛かった頃にももう一発。大当たり終了後、突如としてサムが登場しマッスルポーズを決める。これでST連だけでなく15Rも確定。演出甘地中海で最も嬉しい瞬間の1つだ。 そして終盤戦にも15R大当たりを追加。こちらは単なるノーマルリーチだったから「15」と表示された瞬間は思わず自分の目を疑った。ちなみにこの日のトータル大当たり回数は46回。うち3回が15Rということは、若干だが理論値を上回った計算になる。 そんなわけで、本日はヒキに助けられた面もあるけれども、勝敗を大きく左右したのはやはり台選び。甘デジとしてはかなり優秀な出玉だったが、これが仮に5000円程度のショボ勝ちだったとしても満足していたと思う。自分の目で回る台を見つけ、その上で結果を残す。シビアなパチンコを打っている時は、この瞬間が一番気持ちいい。でも、こういうパチンコってやっぱり疲れるんだよね。明日は気晴らしにフルスペック機で大連チャンを狙ってみるか。今日の勝ち分ストレートで負けたりして…。プラス3万8000円ナリ<プロフィール> 白覆面T 競馬雑誌の編集者を経てギャンブルライターへ。現在はさまざまなパチンコ&パチスロ攻略誌で活躍している。鋭い洞察力によって書かれる記事の数々は業界内でも定評アリ。ただし、なぜかいくつものペンネームを使い分け行動しているため、正体を知るものはごくわずか。熱しやすい性格で湯水のごとく金を突っ込む姿が何度も目撃されている正真正銘のギャンブル狂だ。
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トレンド 2009年09月16日 15時00分
ブレスト式 必勝ロト6当選術
小生ひいきのピッツバ―グ・スティーラーズがオープニングゲームのテネシー・タイタンズ戦を延長の末破り、白星スタートを切った。とはいえ第4クオーター残り1分を切ったところでタイタンズのWRハインズ・ワードがファンブル。スティーラーズ危機一髪の展開で辛勝といったところだ。WBの動きは良かったもののRBの活躍できる態勢ができていない。 ピッツバーグ・スティーラーズからテネシー・タイタンズへ6年契約、2700万ドルで移籍したWRネイト・ワシントンの活躍はといえば、プレシーズンシリーズの太ももの故障の回復が完璧ではないのか全く光るところがなかった。 ところで、次回スティーラーズとの対戦はシカゴ・ベアーズ。デンバー・ブロンコスから移籍したQBジェイ・カトラーとベン・ロスリスバーガーとのQB対決が楽しみだ。故障しないでねベン様。前祝にジン4/5、スコッチウイスキー1/5をステアしたシカゴマティーニできめたい。 5等的中。次回ブレスト数はすべて出現率16.2%の数字群から抽出。ライン数は、下1ケタ0・1・3・5・9にシフト。キャリーオーバーは1億7000万2065円。【(1)・(5)・(25)・(30)・(36)・(42)】【(3)・(9)・(20)・(32)・(38)・(39)】【(11)・(15)・(27)・(31)・(35)・(37)】【(12)・(18)・(23)・(36)・(37)・(43)】【(13)・(16)・(20)・(31)・(39)・(40)】○ブレスト式とは… ランダムな数字の配列をバックリーディング(裏読み)によって抽出する攻略法。出目の読みに乏しい任意の数字を選ぶときの有効なファクターとなる。<プロフィール> 本阿弥億千(ほんあみ・おくせん)安土桃山時代を愛するロト研究家としてホテルに根城を構える。週末は北鎌倉の工房で茶器を焼く日々。趣味は刀剣鑑賞。好きな言葉ウオーレン・バフェット「価格とは何かを買う時に支払うもの。価値とは何かを買う時に手に入れるもの」
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トレンド 2009年09月16日 15時00分
高橋四丁目の居酒屋万歩計 「徳多和良」(とくだわら、立ち食い割烹)
JR・東京メトロ日比谷線・千代田線、北千住駅西口から徒歩620歩 「軽く一杯いかがでしょう」とお誘いして、待ち合わせを池袋で、と提案すると返事に一拍おくご婦人がときにいらっしゃるものだ。このようなお方に赤羽で、と申し上げればお返事はいただけなくなり、北千住の名を出そうものなら、席を蹴立ててお帰りになるやもしれない(急いで申し添えなければならないが、池袋は柳家喬太郎師匠が、北千住は三遊亭円丈師匠が、それぞれ地元賛歌として古典になるべき新作落語をものしている。赤羽はちと思いつかないが、とにかくアーチストに創作意欲を沸き立たせる町であること間違いない)。 こういうけしからぬ、友だちとしてもいかがかと思われるような、しかしどうにも気になってしょうがない、そんなご婦人をお持ちの殿方に提案がある。「北千住の割烹(かっぽう)に案内するから、西口大歩道橋下で待て」とご婦人に申し渡し、指示に四の五のいうのであれば、今後の展開を再考する覚悟で臨むのである。それというのも実験に勝算ありと踏んでのこと。帰り道で、お連れは破顔一笑していること必定。割烹は割烹でも、立ち食い割烹。そうして味は一流。これで破顔一笑しなければ、それこそ本当にお付き合いを再考しなければならないのだが、あとは知らない。 なんとも幸せな気持ちにさせられるお店で、1度目は、40歳を目前に退職勧奨されて応じることにした男の友と。2度目は、30歳を目前に男ができてそこはかとなくうれしげな女の友と。周りを見渡せばお客の世代は広く、それぞれおっつかっつの人生の波枕に漂いながら、似たような話題に花を咲かせている。3度目の今日はひとりで来た。 出される物は、315円均一の、驚くべき割烹風小料理。この値段で、季節の刺身・焼き物・天麩羅(てんぷら)・煮物を網羅してしまう。もうワンランク、ツーランクアップすれば、さらに驚愕(きょうがく)のつまみが供される。高級割烹に引けを取らない料理を気軽な料金で提供すべく開いた「徳多和良」。採算ぎりぎりなので「徳俵」(相撲の土俵の東西南北に俵の幅だけ力士がねばれる場所がある)なのか、客にとっては「得俵」。今宵も開店時間まえに人影がちらりほらり。支度に余念の無いご主人のまとっている鬱金木綿(うこんもめん)の仕事着がなんとも粋である。鬱金染めの風呂敷は、防虫作用があるので着物を包んだり、器を包んだりする。 割烹料理店で修業をつんだご主人だから、なにかいわれがあってそうしているのかもしれない。ウコンは、SMAPの中居正広さんが宴席に乱入して「ウコンの力」を力説するCMでおなじみのウコンでもある。立ち飲みだから、連れがいても、滞留は小一時間。二日酔い予防の「ウコンの力」を借りなくても済むことになっている。予算2500円。東京都足立区千住2-12
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トレンド 2009年09月16日 15時00分
「覆面座談会」衆院選、神奈川11区の長い夜を振り返る
《今週のメンバー》・スポーツ紙記者G・本紙記者J・横須賀10年のタクシー運転手A 本紙記者J 衆院選投開票日の長い一日が終わったと思ったら、鳩山首相誕生を前にして、問題やらスキャンダルやらがザクザクと…。いったいオレらの夏休みはどこいった!? スポーツ紙記者G まあまあ、60年に一度の歴史的瞬間を最前線で見られたんだから、記者みょうりに尽きるってもんでしょ。全社員総動員で全国の主要選挙事務所に駆け込んだけど、やっぱり小泉進次郎(28)のところはすごかったね。遅れてきたテレビ局なんて事務所に入りきれず外で途方に暮れてたよ。 J 人集まり過ぎっしょ! その割には当選が決まるのが遅かった。小泉元首相の息子VS民主の新人・横粂勝仁(28)。最初は圧勝ともいわれてたんだけどね。NHKが進次郎事務所の幹部に「進次郎当選確実」の出口調査結果を耳打ちしてたんだけど、いつになってもテレビから当確速報が流れてこない。進次郎は比例に出ず一発勝負だっただけに、幹部は3分ごとに時計を見ては「もう胃が痛くて限界だよ」と泣いてたもん。 G 民放キー局も最注目区とみて、進次郎事務所にはフジの中野美奈子(29)がきてたね。 J うん、当日の大雨の中、外のロケ車で待機して中継つなぐときだけプロデューサーに抱きかかえられながら登場。アイドル扱いには進次郎の支援者からも陰口叩かれてたっけ。 G しっかし、ナカミーやせてたよな〜。あんな色白でほほこけてたっけ? J どう見ても健康的な痩せ方じゃないよね。まさかいま話題のアレじゃないか…って。 G だったりして(笑)。でも人気はスゴかった。支援者30人以上から写メール攻撃。現場にはTBSの久保田智子(32)アナ、テレ東からは倉野麻里(29)アナも来てた。かわいそうだけど久保田アナはその5分の1も「写真撮らせて」って頼まれなかったな。倉野アナに関しては一般の人からは気づかれてなかったかも。神奈川11区は完全にナカミー圧勝だね! J いや、進次郎だっての!! そのナカミーに進次郎が自ら握手を求めに行ったのは驚いたな! G ああ! 久保田アナには求めなかったもんな。思わず顔を見合わせちゃったよね(笑)。ミーハーなところは父親そっくりか? J “あいのり”候補こと横粂も頑張った。進次郎から一歩遅れて比例で復活当選。世襲批判の追い風が吹いていたとはいえ、事務所もずっと小さくて小泉家の地盤はガッチガチだったわけで…。 G すんごい人がいいんだよな。街頭演説の取材行ったら、終わった後に向こうから「来て頂いてありがとうございました」って記者に挨拶にきたよ。顔は進次郎の勝ちだけど、進次郎と違ってあいきょうがあるよね。 J 当選直後「明日も朝から辻立ちします」なんてアホなこといってたけど、翌朝7時に横須賀中央駅行ったらホントにいるの! 「いってらっしゃいませ」ってサラリーマンに頭下げてたよ。 G ボンボンと真面目クン。国会行ったらどっちが出世するやら。 タクシー運転手A おにいさんたち記者さん? ゴメンよ、黙って聞いちゃってたけど、横須賀のことなら一市民として言いたいことあるなぁ。 G 選挙行ったんですか? A 行きましたよぉ〜。私は進次郎に入れました。世襲批判もあるけど比例からは出馬しないって宣言したでしょ。あれが良かったね。もし比例辞退してなければ入れなかったね。 J ほぉ〜。じゃあ比例区は逆に民主ですか? A みんなの党! なんか名前からして楽しそうじゃない。単純なところがいいよね、横須賀のおネエチャンたちと一緒で。 G・J そうなんすかっ!?
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トレンド 2009年09月16日 15時00分
「軍事マニア百科」歩兵ゲーム最新作で傭兵部隊を体感する
歩兵力が問われる人気戦場アクションゲームの第2弾「THE 歩兵2〜戦友(とも)よ先に逝(ゆ)け」がこのほど、ディースリー・パブリシャー(本社=東京都渋谷区)からプレイステーションポータブル用として発売され、マニアの関心を集めている。 前作「THE 歩兵」はプレイステーション2、ニンテンドーDSで累計約13万本を売り上げた。今回はプレイヤーが傭兵部隊の歩兵となり、鬼軍曹から課せられる標的破壊や捕虜救出、敵部隊壊滅などのミッションを達成していく。売上目標は20万本というから自信のほどがうかがえる。 マシンガン、ライフル、ロケットランチャーなどの武器は100種類。しかし装備できる武器には重量制限があり、場面に合わせ必要な武器をセレクトする判断力が求められる。失敗すると日本刀で戦車と戦うことになってしまうかも。開発を担当した岡島信幸プロデューサーは「作戦は40種類以上あり、隠しミッションもあります。最初は弱く苦しいが、強くなった時の爽快感はなんともいえません」と話す。 今作ではプレイヤーの性別、体型などを自由にカスタマイズできる。4人同時の複数プレイも可能になった。 面白いのは鬼軍曹システムだ。男女いずれかの軍曹に従うほかない。前作で好評だった理不尽に鬼軍曹から叱責されるシステムは引き継ぎ、さらに過激になった。勝手に屈辱的なあだ名をつけられるほか、汚い言葉で罵られたり鉄拳制裁も。実際の軍隊生活を彷彿させるリアリティーだ。 税込み2625円。傭兵にあこがれるマニアは“出撃”してみてはどうか。
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トレンド 2009年09月16日 15時00分
悶絶レジャー・貧乏カップルは「挑発的な自販機」でお茶をしよう
「見栄はってカフェなんか行くな」。大阪・堀江といえば若者が集まるスポット。周囲にはおしゃれなカフェが立ち並ぶ。そこにこんな挑発的なセリフをびっしりと書き込んだ飲料の自動販売機=写真=が設置され、話題となっている。 商品を見ると、缶もペットボトルも一律100円と激安ぶりも挑発的。気張らずお茶を飲めるとして一部の貧乏カップルにウケている。 最近、都内でも目に付くようになった「1本100円」の激安自販機。UCCなど大手メーカーのコーヒーが50円、80円と低価格で売られていることもあり、利用する機会が増えたという人も多いだろう。 安さの秘密は、本社が卸売業者であること。商品リニューアルで余剰となったデッドストックや、消費期限まで1年を切ったような品を格安で仕入れている。 現状、都内ではスーパードリンク社の赤い筐体が目立っているが、同社と同じ関西発で、前記の「おもしろ自販機」を仕掛けたグッドベンディング社も東京進出に向け着々と準備を進めているという。もうしばらくすると、そこかしこで激安自販機に出くわすことになりそうだ。 グッド社の筐体は基本的には黄色だが、「見栄はって〜」に匹敵するような“本音トーク”をぶちかます名物自販機が登場するか。 カネがないのに無理して喫茶店でコーヒーを飲むよりも、ずっと会話が弾みそうだ。
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トレンド 2009年09月16日 15時00分
硬派くどき術「アウトドア編」
押忍! レジャーの秋です。キャンプやバーベキューなどアウトドアイベントに誘われる機会が増えます。しかし、硬派を気取る男性はたいてい集団行動が苦手なもの。そこで女性陣に「素敵!」と言わせる裏テクニックを教えましょう。 一般的には、キャンプ場で「男」を見せるシーンといえばテント設営と火起こしの2つです。テキパキとテントを組み立てたり、懸命に火を起こす姿に女性は異性を意識するのです。軟派系ならば、メロウなラヴソングでギターをかき鳴らすのも“有り”です。 ところが、硬派男性がこうした行動をとると、さわやかすぎてイメージが合わない。では何をすべきか? ずばり、野菜の皮むきです。 イモやニンジンのたっぷり入ったザルを小脇に抱えたら水場に直行。素手でゴシゴシ洗います。手を休めることなく皮むきに着手します。このあたりで女性陣から「あっ、私やりますよ」と声をかけられるはずです。断ったりせず、「一緒にやりましょうか」と少し微笑んでください。 残念ながら、こうした地味な下準備班は報われないもの。テント設営や火起こし、ヤキソバ焼きなどに主役を奪われ、光が当たらないのです。ヘタをすると仲間の男性から「働かざる者食うべからず、なんちゃって」などと言われることさえありますから頭にきます。 決して反論せずに「厳しいねえ」などと笑いましょう。少し離れた川べりの岩に腰掛けヤキソバを食べている最中、一緒に皮むきをした女性の声が聞こえてきます。「イモやニンジンを全部洗って切ってくれのは、健さんなんだからねッ」 暗闇にシブい光が放たれました。心の中で高らかにVサインを掲げましょう。
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トレンド 2009年09月16日 15時00分
堀越日出夫の「私、テレビの味方です」 アイドルの仕事をかっさらったIMALU
先週の「ロッテCMは素晴らしい!」という話に続いて、今週もCMの話題。先週は「お菓子のCMはやっぱアイドルにやらせるべきだし、それを忠実に実行するロッテは偉い!」という主旨だったが、この一週間の芸能ニュースを見ていると、この連載的に超気になる動きが! そう、ポッキーのCMがリニューアルされて、放送がスタートしたというではないか。 画面に映し出されていたのは、ちょいポチャな女子。それはIMALU(19)だった。言わずと知れた、明石家さんまの長女である。 オンエアは10月からのようだが、ワイドショーなどですでに流れているその映像をチェックすると、今回も新垣結衣(21)以降の流れを踏襲していて、楽しそうなダンスもの。なかなかどうしてIMALUはダンスもしっかりしているし、ちゃんと練習しました感は伝わってくる。ダンスがうまけりゃいいというものでもないが、踊っている姿は楽しそうだ。 しかし、だ。彼女が王道中の王道であるお菓子CMに出演することに関して、素直に喜べないというのもまた事実。なぜなら、…純アイドルじゃないから! 「アイドルは何やってんだよ、おい」という気分にさせられるのだ。 確かにIMALUに話題性があるのはわかる。だが、その話題性にアイドルが勝てないのが悔しいじゃないですか!! 先週書いたように、お菓子CMにピタッとハマるのは確実にアイドルなわけで、そんなホームにおいてアイドルが議席を失うというのはちょっとショックなのである。 まあ、それでも忽那汐里(16)が昨年に引き続き出演しているのが朗報といえば朗報なのかもしれないが、諸手を挙げて喜ぶわけにはいかないではないか? それでは誰を出すべきなのか? そりゃもう真野恵里菜(18)とか桜庭ななみ(16)とか足立梨花(16)とか山下リオ(16)とか逸材がゴロゴロしておるわけです。お菓子CMと真野ちゃんって絶対合うと思うんだけどなぁ(もうポッキーCMには出てはいるけど)。 ということで、お菓子メーカーにもアイドルを勉強してもらいたいのと同時に、アイドル側ももうちょっと頑張りましょうやという結論に達した“IMALUキャスティング事件”であった。
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トレンド 2009年09月16日 15時00分
書評「TROIS トロワ」石田衣良・佐藤江梨子・唯川恵共著、角川書店
2人の直木賞作家と人気タレントがリレー形式で描く、豪華すぎる恋愛小説ができあがった。 石田衣良はひと回り年上の季理子を抱きながらも若きエリカに惹かれる34歳の作詞家・遠山響樹の役を。唯川恵は響樹と関係を続ける45歳の実業家・浅木季理子の役を。そして、佐藤江梨子は2人に見出されて歌手への階段を駆け上る24歳のエリカの役を書き上げる。 ひょんなことから始まった男女3人の仲は、お互いの嫉妬と官能が絡み合う複雑な三角関係をなしていく。 同じ場面でもそれぞれの語り手は全く別の感情を持って物語を描く。そのことが結果として3人のすれ違いや、恋愛のモロさを見事に表現することに成功している。 新感覚が楽しめる恋愛小説だ。(税別1500円)
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トレンド 2009年09月16日 15時00分
書評「野武士のグルメ」久住昌之著、晋遊舎
知らないメシ屋の引き戸を力まかせに開け、「オヤジ、飯だ」と吠える「野武士」のような態度に憧れる著者。しかし現実はそうはいかない。何気なく入った飲食店でのささいな出来事を書いたエッセイで、肩ひじ張らずさらりと読める。 一般的なグルメ本のように店名や味、メニューの紹介が中心ではなく、店の風情、店員や他の客との触れ合いに重きを置いている。「野武士」的な態度を取ることができずに落ち込む心情、食事中の心理描写などが細かく描かれているのが楽しい。 当然ながら満足して帰ることもあれば、後悔して帰ることも。著者が満足すると、思わずこっちまで幸せな気分になってしまうから不思議だ。 「食」は「味」だけで満足できるわけではないことを本書は教えてくれる。巷にあふれる「おいしい」「まずい」を問うだけのグルメ本にうんざりとしている方にはオススメだ。(税別1000円)
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