スポーツ
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スポーツ 2018年08月24日 17時45分
「かなのうフィーバー」の余波!吉田回避なら巨人は猛バッシングに遭う
23日、横浜スタジアムを訪れていた巨人・鹿取義隆ゼネラルマネジャーが記者団に囲まれた。記者団の目的は、金足農・吉田輝星投手の話を聞くためだ。鹿取GMは応じようとしなかったが、その執拗さに根負けしたのだろう。ひと言、「スカウトから高い評価が上がっています」と答えた。 久々に現れた“巨人ファンの好投手”だ。まして、金足農は夏の甲子園を沸かせた主役である。このフィーバーに便乗し、人気面も回復させたいところだろう。 関係者の一人がこう言う。「甲子園大会前から吉田クンの名前が東北担当のスカウトから上がっていたのは事実です。でも、ここまでスゴイとは聞いていませんでした。2年生時の彼は試合終盤で息切れする欠点もありましたので」 当初、巨人は大学生、社会人の即戦力投手を1位指名するつもりでいた。足繁く通っていたのは東洋大学で、「4年生が3人もいて、巨人は全員指名するんじゃないかって噂されたほど」(在阪球団職員) なんて話も出ていた。 しかし、吉田のラブコールを受け、1位指名候補を考え直さなければならなくなった。 「昨年のドラフトから、巨人は戦略を変えたようです。清宮の指名が重複するのを分かっていて、あえて入札した節がありました。吉田クンが正式にプロ志望を表明したら、巨人も1位入札を宣言するかも。事前に1位指名を宣言することで、指名の重複を嫌う球団は別選手に切り換えるので」(前出・同) 地元東北の楽天、日本ハム、西武、戦力に余裕のあるソフトバンクなども「吉田入札」で“金足農フィーバー”に便乗しようとするだろう。吉田の甲子園での好投はもちろんだが、どの球団も観客動員数アップに直結する選手が欲しいからだ。 「阪神は吉田を諦めています。レギュラー外野手の糸井、福留の高齢化もあり、大阪桐蔭の4番、藤原(恭大)クンで行くと決めているので」(在阪記者) 良く言えば、阪神は「ブレない」ということか…。 吉田の進路に関してはさまざまな憶測も聞かれた。「すでに八戸学院大への進学が決まっている」という情報もあった。同大学と金足農野球部が“友好な関係”にあるからだが、今の吉田なら、「1年生からエース」ということも十分に考えられる。大学で成長するタイプもいれば、その反対もある。地方の大学リーグで4年間を過ごすよりも高いステージで揉まれたほうがいい。進学説にイマイチ説得力がないのはそうした理由からである。 「吉田は『巨人以外ならプロには行かない』とは言っていません。抽選クジを外したときに被る巨人のダメージは計り知れません」(前出・在阪球団職員) 金足農は「雑草集団」なる異名もある。その異名の付いた原因は、84年大会でKKコンビのいるPL学園をあと一歩のところまで追い込んだからだ。KKコンビの一人、桑田真澄氏が準決勝で始球式に臨んだが、そのバッターボックスに立ったのは金足農ナインだった。その光景を見ていた当時の監督、嶋崎久美氏は「何かのご縁ですね」と、感慨深い表情を浮かべていた。「第12回BFA U―18野球選手権大会」終了後の9月、吉田は進路を正式に表明する。プロ志望となった場合だが、そのとき、巨人がまだ社会人、大学生投手に目移りしていたら、金足農関係者を敵に回すことになるだろう。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2018年08月24日 17時15分
パ・リーグは西武が独走態勢に!CS争いは4チームが7ゲーム差で終盤戦へ
パ・リーグの優勝争いは、西武が2位ソフトバンクに8ゲーム差の大差をつけて、独走態勢に入った。優勝マジックの点灯も時間の問題だろう。ここまで西武は再三にわたり首位陥落の危機があったが、その都度振り切ってきた。そして、今月に入りここまで西武と首位争いを繰り広げてきた日本ハムが6勝12敗1分けの大失速。逆に今月は13勝5敗と絶好調のソフトバンクとの3連戦で3連敗を許し、2位の座を明け渡してしまったのだ。 ソフトバンクは西武と残り10試合残しており、ここまでの戦績も7勝8敗と拮抗していることから、24日からの直接対決から奇跡の逆転優勝劇を目指すことになる。2位のソフトバンクから5位のオリックスまでのゲーム差は7ゲーム。オリックスは4位のロッテと24日から3連戦を行う。両チームのゲーム差は1.5ゲーム差。この結果によっては、CS争いの圏内から1チーム脱落することも十分に考えられる。特にオリックスは112試合とパ・リーグの中で最も試合の消化数が多く、大型連勝が求められるところ。逆にこれ以上の大型連敗は許されない状況となった。 パ・リーグでは毎年のように“夏の珍事”が発生するが、西武とともに2強を走っていた日本ハムの失速は意外だった。ソフトバンクが強力打線を誇る西武を相手にどこまで抵抗し、マジック点灯を遅らせるのかも見もの。またその間、下位のチームが勝ち続けて、CS争いが優勝争いに発展する可能性はまだあり得ること。そのためには、ロッテ、オリックス、楽天の下位3球団が、上位イジメをしてパ・リーグの戦いをシーズン終盤まで楽しませてもらいたい。ちなみに今月のロッテは7勝10敗、オリックスは8勝10敗1分け、楽天も8勝10敗1分けと日本ハムの成績を上回っている。 かつては、パ・リーグ優勝チームの常連だった西武だが、最後に優勝したのは2008年。意外なことに10年も優勝から遠ざかっているのだ。今年は2008年に着用していたユニフォームを復刻したり、企画ユニフォームも“獅子風流(ししぶる)"というコンセプトに、西武の黄金時代を彩ったライオンズブルーを復活させていた。現在オリックスに在籍している中島宏之によると、「優勝したのに何でユニフォーム変わるんやろってみんなで言っとったんですよ」と2009年からチームの原点である西鉄ライオンズの色も取り入れた、クラシカルなユニフォームに変わったときの選手の反応を話してくれたが、今年の西武の強さを見るとライオンズブルーの力も影響しているように思う。 シーズン終盤、パ・リーグではどのようなドラマが待ち受けているのか?“エキサイティング・パ”を最後まで味わいたい。※数字は23日現在。取材・文・写真 / どら増田、垪和さえ
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スポーツ 2018年08月24日 06時45分
「グラシアス!グラシアル!!」ファンを唸らす2発を放ったソフトバンク・グラシアル
22日に行われたソフトバンク対日本ハムの一戦。“2位攻防戦”の2戦目となったこの試合で、主役となったのはソフトバンクのジュリスベル・グラシアルだった。 試合開始直後の1回表、無死一・三塁で打席に立ったグラシアルは、村田透が投じた4球目をレフトスタンドへ。前日に続き2試合連発となるこの3ランは、チームに3点の先制点をもたらす大きな一発となった。 しかし、4‐2となり迎えた6回裏。清宮幸太郎に3ラン、渡邉諒にソロを打たれたことにより、チームは日本ハムに逆転を許してしまう。その後8回表に長谷川勇也の犠牲フライで1点を返したものの、同点に追いつくまでには至らず試合は9回へ入った。 ただ、キューバ出身の助っ人は、この敗色ムードに臆することは無かった。一死二塁、一打同点・逆転となるチャンスの場面で打席に立ったグラシアルは、浦野博司の4球目を強振。高々と舞い上がった打球は、初回と同じくレフトスタンドへと吸い込まれていった。 この日2本目となる逆転2ランが飛び出した後、松田宣浩の2ランが出て、チームは9‐6で日本ハムに勝利。チームの5連勝を、そして日本ハムとの差を「0.5」に縮める白星を呼び込む、値千金の一打となった。 この日2発5打点の大暴れで、チームを勝利に導いたグラシアル。今回の活躍を受け、ネット上では「今日はグラシアルさまさま、本当にありがとう!」、「2本目打った瞬間思わず叫んだわ」、「グラシアス!グラシアル!!」といったファンからの声が数多く挙がっている。「グラシアス」はキューバの公用語スペイン語で「ありがとう」の意味だ。 また、こうした声の大きさからか、試合後のツイッターのトレンドランキングでは「グラシアル」というワードが1位に浮上してもいる。試合を観戦していた人にとって、それだけインパクトの大きい活躍であったということだろう。 17日の昇格以降チームは5戦全勝、自身も打率.391・3本・8打点といい流れを作っているグラシアル。今後の戦いにおけるキーマンという位置づけをしてもよさそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2018年08月24日 06時15分
4場所勝ち越しは1人だけ?大相撲7月場所終了時における力士の勝ち越し回数
9月9日に初日を迎える大相撲9月場所を前に、現在連日の巡業に精を出している大相撲の力士たち。来たる場所で結果を残すため、各自様々な形で稽古に励んでいることだろう。 どのような成績をもって“結果”とするのかは、人それぞれ考えがあるだろうが、筆者は全15日間を8勝7敗以上の成績で勝ち越すことが、最も分かりやすい結果であると考えている。勝ち越しを決めた力士は基本的に番付が落ちることはなく、勝ち数の多さによって次場所の上げ幅も左右されるからだ。 1つでも上の番付にのし上がるための“絶対条件”でもある勝ち越し。では、ここまでの4場所において、力士たちはどれだけの勝ち越し回数を記録してきたのか。それぞれの場所で幕内に在位した力士の中で、勝ち越し1回以上を記録した40名を対象として順に見ていきたいと思う。 勝ち越し1回となっている力士は白鵬、阿武咲、北勝富士、嘉風、琴奨菊、正代、荒鷲、隠岐の海、宝富士、千代翔馬、千代の国、千代丸、石浦、旭大星の14名。相撲に明るくない人からすると、歴代最多40回の優勝を誇る白鵬が含まれているのは意外なところだろう。 勝ち越し2回を記録している力士は貴景勝、千代大龍、栃煌山、大翔丸、輝、大栄翔、阿炎、錦木、大奄美、妙義龍、佐田の海の11名。気鋭の若手からベテランの実力者まで、バラエティ豊かな面々が顔を揃えている。 1回と同じ人数である、14名が名を連ねているのが勝ち越し3回。鶴竜、豪栄道、高安、栃ノ心、御嶽海、玉鷲、遠藤、勢、魁聖、松鳳山、豊山、竜電、朝乃山、碧山がそれぞれマークしている。 そして、対象力士の中で唯一勝ち越し4回を記録しているのが逸ノ城。今後もこのような安定感が維持できれば、大関や横綱といった地位も十分に狙えるようになるだろう。 以上が、ここまでの4場所における各幕内力士たちの勝ち越し回数だ。果たして、今後の2場所でこれらの数字はどう変動していくのだろうか。そして、逸ノ城は全6場所での勝ち越しを果たすことはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2018年08月23日 21時15分
新日本プロレスが今年3度目のアメリカ大会開催!9.30LAでジュース対CodyのUS戦!
新日本プロレスが、3.25ロサンゼルス、7.7サンフランシスコに続く今年3度目のアメリカ大会を米国時間の9月30日、WALTER PYRAMID(ロサンゼルスのロングビーチ、3.25と同会場)で『FIGHTING SPIRIT UNLEASHED』を開催する。 新日本は来年の4月6日、『レッスルマニア』ウィークに、WWEのお膝元であるニューヨークのMSG(マジソン・スクエア・ガーデン)で、アメリカのROHと合同興行を開くと発表している。現地では「1万人の動員は確実」と言われるほど、既に大きな話題になっているという。新日本プロレスのメイ社長は「日本からもツアーを組む予定」だそうだが、MSGに『ザ・スコアー』が流れるのを想像しただけでも鳥肌モノだ。 ただ、こうした新日本による“アメリカ侵攻”の動きがWWEを刺激しなければいいが…。 今大会もいつものように、第1弾カードは外国人絡みのカードのみ発表している。 まず、Codyの参戦が決まっている。Codyは『G1クライマックス28』最終戦があった8.12日本武道館大会に参戦。IWGP USヘビー級王者ジュース・ロビンソンがG1で結果を出せてないことに言及し、挑戦アピールに発展した。ジュースは「G1に出てないお前に挑戦権はない」とコメントしていたが、結果的にCodyの主張が通り、ロサンゼルス大会でタイトルマッチが組まれた。 今年の1.4東京ドーム大会ではケニー・オメガがこのベルトを懸けて、クリス・ジェリコと対戦し、勝利を収めてベルトの価値は上がった。しかしその後チャンピオンとなったジェイ・ホワイト、ジュースに物足りなさがあるのは確か。ケニーと和解したことで、好感度を上げているワールドワイドなスーパースター、Codyが挑戦することで、再びこのベルトの価値を高めてもらいたい。 また新日本のアメリカ大会には欠かせないヤングバックスの出場も決まっている。ヤングバックスは、バレットクラブOGのタマ・トンガ&タンガ・ロアを相手にIWGPタッグ選手権試合を行う。8.12武道館大会では、NEVER無差別級6人タッグ王座を奪われており、本職のタッグのベルトまで獲られるわけにはいかない。タマ&タンガも同王座を3度も戴冠しているだけに、「自分たちのベルト」という意識が強い。不気味なのはバレットクラブ内紛の黒幕という噂もあるトンガ兄弟の父、キング・ハクの存在か? 発表された残り1試合は、高橋ヒロムがベルトを返上したIWGPジュニアヘビー級の王座決定トーナメント1回戦、ウィル・オスプレイ対マーティ・スカル。この試合は、世界中の誰が見ても楽しめるだろう。 今大会もチケットの売れ行きは好調。配信サイト「新日本プロレスワールド」を通じて世界中に生配信される予定だ。 内藤哲也の人気はアメリカの会場でもすごいものがあるし、鈴木みのるの入場時には『風になれ!』の大合唱も起こる。棚橋弘至は新日本の象徴として見られ、獣神サンダー・ライガーにはレジェンドとしてリスペクトの眼差しが送られる。純粋なアメリカのファンの心をわしづかみにして、来春のMSGにつないでほしい。取材・文・写真 / どら増田、萩原孝弘
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スポーツ 2018年08月23日 17時45分
【DeNA】チケット無くてもOK!勝てば割引も!「ハマスタBAYビアガーデン」で残りの夏を楽しもう!
☆チケット取れないベイスターズファンへ いまやプラチナ化している横浜スタジアムでのベイスターズ戦チケット。早い時点で売り切れになる試合も多く、当日券も若干数の立見券が発売される程度。それさえも試合開始前には売り切れる人気振りだ。この一種のムーブメントに、「昔は職場の仲間達とふらっと野球見ようかなんて事が出来たのに…」とお嘆きのサラリーマンファンも多い。ハマスタ周辺の飲食店では、ゲーム中継をウリにしているところも多いが、少しでも臨場感をアウトドアで味わいたい諸兄姉にオススメなのが、「ハマスタBAYビアガーデン」だ。☆大型ビジョンで野球とビール 昨年はレフトスタンド場外で開催されていたが、スタジアム改装工事の影響で、ライトスタンド場外へ移動している。特別店舗「BAY BEER HOUSE」では球団オリジナルクラフトビールを味わえる。今はIPA(インディアペールエール)とYUZU LAGERが期間限定で登場。ハマスタ内でも販売されている定番のBAYSTARS LAGERとBAYSTARS ALEと合わせて4種類のビールが用意されている。その他にも焼きそばやチキンなど、様々なフードカーもあり、おつまみにもちょっとした食事にも事欠かない。試合前には、特設ステージでdianaのダンスパフォーマンスも行われ、華やかな雰囲気に。☆勝利の美酒はお得にGET! 三塁側から関内駅に向かうファンは導線から外れるからか、あまり知られていないようだが、ベイスターズが晴れて勝利した暁には、通常800円のビールが500円で提供される。その頃にはだいたいフードも半額に値下げされる事が多く、お得に勝利の美酒を楽しむ事ができるのだ。球場内で試合を楽しんだファンも、ちょっと一杯引っかけながら帰路に着くのも悪くない。 8月は30日まで開催(27日は休業)され、週末神宮で行われるビジターのスワローズ戦も大型ビジョンで観戦できる。チームは2桁借金を抱え苦しい戦いが続いているが、まだまだCS進出を諦める状況ではない。こんな時こそ大勢のファンと一緒になって、ベイスターズにエールを送って欲しい。取材・文・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2018年08月23日 17時15分
「ストライクゾーンで勝負できた」オリックス“太陽の逸材”山岡泰輔が先発復帰後2連勝
オリックス 3-1 東北楽天(19回戦)※オリックス7勝11敗1分け▽22日 楽天生命パーク宮城 観衆26,290人 オリックスが連敗を4で止めた。 4連敗中のオリックスは、15日の西武戦で先発に復帰登板し、4か月振りの勝利を挙げた“太陽の逸材”山岡泰輔が連敗ストッパーを任された。 「調子自体は悪くなかったです。バッターと、ストライクゾーンの中で勝負することができたと思います」と自身のピッチングを振り返っていた山岡は、楽天打線を相手に変化球を中心にした配球で翻弄。6回、2死1、2塁の場面から島内宏明にタイムリーを打たれ、山田修義に交代したが、5回2/3を97球、4安打、6三振、1失点と、できれば6回は最後まで投げ終えたいところだったが、先週の西武戦に続いて先発として最低限の務めは果たした。 打線は、楽天先発の古川侑利に苦戦していたが、4回に伏見寅威がルーキーイヤーの2013年以来、5シーズン振り2本目となる1号2ランで先制。9回には吉田正尚が松井裕樹から、レフトスタンドへ21号ソロを放ち、投手陣を援護。 中継ぎ陣では、山田の後を継いで7回に登板した“オリのジョニー”黒木優太が、持ち味のキレがあるストレートに、精度の高い変化球を披露。再登録された21日に続く連続登板だったが、昨年の良い時期を思い出させるような復活劇を見せた。8回は“オリの神童”山本由伸が登板。由伸も「きょうは感覚が良かった」と振り返っていたが、ペゲーロを手玉に取り、2死3塁のピンチから迎えた今江年晶を140キロを超えるフォークで空振り三振に打ち取るなど完璧なピッチング。最後は“守護神”増井浩俊が3人で仕留めて、オリックスが勝利を収め連敗を4で止めた。山岡は先発復帰後2連勝となる4勝目(10敗)。 5年振りのホームランを放った伏見は「打ったのはチェンジアップです。ノーアウトでしたし、(吉田)正尚になんとかいい形でつなぐこと、中途半端なスイングはしないことを考えていました。いい感じでとらえられたので、抜けてくれるかなと思いましたが、まさか入るとは思いませんでした。先制点を取ることができてよかったです」とコメント。ヒーローインタビューにも選ばれ、久々の一軍でのホームランの味を噛み締めていた。 オリックスは24日からZOZOマリンスタジアムに移動し、4位のロッテとビジター3連戦を行う。文・写真 / どら増田、垪和さえ
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スポーツ 2018年08月22日 21時45分
「親分が帰って来るのを待ちましょう」“レジェンド”藤波&ライガーが武藤にラブコール!
プロレスリング・マスターズ『PRO-WRESTLING MASTERS』▽21日 後楽園ホール 観衆 1,382人(満員) プロレス黄金時代だった90年代前後の闘いが蘇る武藤敬司プロデュース、プロレスリング・マスターズの第4回大会が21日、東京・後楽園ホールで開催された。隣の東京ドームではほぼ同じ時間帯に、NPBの千葉ロッテマリーンズが埼玉西武ライオンズ相手に球団創設50周年記念試合を開催しており、水道橋には昭和を感じるレトロな風が吹いていた。 後楽園は客席の8割程度が埋まった状態で、第1試合がスタート。いきなり組長こと藤原喜明と維新力のシングル対決が実現した。相変わらずコンディションが良い組長は、序盤から維新力を関節地獄に誘い出すが、維新力は場外にエスケープ。それを組長が追っていき乱闘に発展すると、組長必殺の一本足ヘッドバットが炸裂。組長は己の頭の硬さを誇示するかのように、コーナーの金具をむき出しにするとそこにヘッドバットを連発するが、これで流血してしまう。しかし、これが逆に火をつけたのか、最後は維新力が反撃しようとした隙を突き、腹固めでギブアップ勝ち。メガネスーパー対決は組長に軍配が上がった。 第2試合では昔よりふっくらとしたケンドーが、ザ・グレート・サスケ&SATOとみちのくプロレス初期を思い出させるトリオを結成。NOSAWA論外&MAZADA&FUJITAの東京愚連隊とルチャルールで対戦した。“元祖”欽ちゃんジャンプをはじめ、ケンドーは“お約束”のポーズを必要以上に披露。その脇をサスケとSATOがガッチリと固めていたのが印象的だった。試合はSATOがダイビングセントーンで勝利。試合後、ケンドーは試合前に示唆していた引退を撤回し、また日本のリングに帰ってくることを約束した。 第3試合では、日本プロレス、全日本プロレスで同じ時代を過ごしたグレート小鹿とキム・ドクがタッグを結成し、カリー&コリーの海賊ガスパーズと対戦。6月に行われたスーパー・ストロング・マシン引退記念興行で、健在ぶりをアピールしていた将軍KYワカマツがガスパーズのマネージャーとして帯同した。この試合だけ、団体も時代も全てがシャッフルされた異質な試合となった。最初に登場したのはワカマツ。マイクを握ると「俺様が将軍KYワカマツだ!アントニオ猪木と闘ったストロング・マシンを育てたんだ!よく聞けよ!俺様が海賊ガスパーズを世界に通用する海賊に育て上げる!」などと演説してからガスパーズを呼び込み、小鹿組が登場すると「武藤を出せ!」と挑発するが、レフェリーは試合開始のゴングを要請した。 身長の高いガスパーズ相手に苦戦必至と見られた超ベテランタッグだが、この2人もデカイ。逆にガスパーズが手を焼く場面が多かった。特にドクは足腰が頑丈で、倒すだけでも大変そうだった。最後はワカマツの凶器攻撃がコリーに誤爆したところをドクが大きなコリーを担ぎ上げパイルドライバーで3カウント。昭和の底力を感じた瞬間だった。試合後、ガスパーズはワカマツを急襲。小鹿組が救出し、3人は握手をかわしてリングを後にした。 セミファイナルでは、藤波辰爾が獣神サンダー・ライガー、佐野巧真と新日本新旧ジュニア王者トリオを結成。藤波は懐かしのピンクのジャンパータイプのコスチュームを着用して入場した。約30年ぶりの来日となるワイルド・サモアン&大矢剛功&ブラックタイガーVと対戦した。サモアンはかなり巨大化していたが、後ろ蹴りを見せるなどかつての面影を見せた。ただ、ファンの期待に応えることはできなかったようだ。試合はライガーとブラックが絡み、90年代新日本ジュニアを彷彿とさせる展開となった。最後は佐野のソバット、ライガーの串刺しラリアット、そして棚橋弘至に伝承されている藤波の“左の”張り手から、佐野がノーザンライトボムでブラックから3カウント。藤波組が勝利を収めた。 試合後、インタビューブースでライガーは「ボクがプロレスに入るきっかけを作っていただいたのは藤波さんで、ボクの先輩が佐野さん。この3人なら負ける気しない。(大会ポスターを見て)武藤、馳、ケアの3人が来たってオレらは負けない。話題作りはなんぼだけど、平成維震軍とかやっても意味がない。実力なんだよ。レジェンドの中でもそういう競争があっていいと思う」と語った。「(大矢とは久々の対戦だったが?)そういうここのリングでしか試合ができない選手と闘って競っていきたいね」と持論を展開した。サモアンとは「もうちょっと肌を合わせたかった」と物足りなさそうだった藤波も、ポスターを見ると感慨深げ。「懐かしい顔がいっぱいいるね。親分(武藤)が帰って来るのを待ちましょう」とライガーの考えに同調していた。 果たして藤波&ライガーのラブコールは、プロデューサー武藤に届くのか?取材・文・写真 / どら増田
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スポーツ 2018年08月22日 21時15分
「文科省を立て直したい」プロレスで完勝の馳浩、次期政権で文科相再登板に意欲!
プロレスリング・マスターズ『PRO-WRESTLING MASTERS』▽21日 後楽園ホール 観衆 1,382人(満員) 馳浩衆院議員が、プロレス引退宣言後、初めて1ヶ月2試合限定で復活した。昨年7月に武藤敬司プロデュースのプロレスリング・マスターズのリングで、盟友である武藤のラブコールに応え11年振りの“一夜復活”を果たした馳。今月5日に自らが実行委員長を務めた地元、金沢で行われた全日本プロレスの大会で、長州力、秋山準と専修大学レスリング部トリオを結成。KAZUMA SAKAMOTOにノーザンライトスープレックスを決めて3カウントを奪取し、昨年と変わらずブランクを感じさせない動きを見せファンや関係者を驚かせていた。 今大会は大会プロデューサーで、マスターズの主力選手でもある武藤が、膝を手術した関係で試合には出場できない状況。武藤は戦前から「馳先生が頑張ってくれるでしょう」と馳に丸投げしていた感はある。今回のテーマは後に馳が“黒幕”だとされ、武藤が新日本プロレスから全日本プロレスへ移籍する布石となった団体超党派ユニットBATTの復活だ。BATT復活の報を聞いて当時の主力メンバーだった新崎人生、太陽ケア、そして初期に行動をともにしていた大谷晋二郎が今大会に集結した。対戦相手はマスターズで存在感を発揮し始めてきた越中詩郎率いる平成維震軍。BATTのセコンドに武藤が付くと発表されると、維震軍はザ・グレート・カブキがフルコスチュームでセコンドに付くと発表。舞台は整った。 セミファイナル終了後、休憩が終わると場内には『ザ・スコアー』が流れ、リングサイドには田中ケロ・リングアナウンサーが待機。90年代新日本プロレスの世界が後楽園ホールに戻ってきた。 BATTは田中リングアナの呼び込みで1人ずつ入場。馳はTシャツを2枚着込んで、客席に投げた。これも90年代の新日本の会場では毎回見られた光景。最後に入場した武藤のテーマ曲は『アウトブレイク』。時代に合わせた選曲もパーフェクトだった。BATTの後に入場した平成維震軍は越中のテーマ曲『SAMURAI』で入ってきたが、この時の大コシナカコールはまさに鳥肌モノだった。武藤がマスターズを立ち上げた理由のひとつに「あの頃の熱を取り戻したい」というものがあったが、これこそが「あの頃の熱」である。 試合は、越中がとにかく元気な動きを見せた。あの頃とまったく動きが変わらないのはお見事。個人的には右足のケガが原因で引退した青柳政司館長が心配だったが、館長も蹴りこそキレはないものの、試合中に違和感を感じる動きはほとんどなかった。AKIRAと齋藤彰俊がガッチリとカバーしていたところに、維震軍の絆の深さを感じた。試合は、カブキが馳に毒霧を噴射したところから一気に動き出し、武藤が「手術後初めてやった」というシャイニングウィザードをAKIRAに決めた。その流れで馳がノーザンライトスープレックスで3カウントを奪取。BATTが勝利を収めた。 試合後、マイクを掴んだ馳は「来年も見たい?武藤!来年試合できるのかよ?」と武藤に問いかけると、武藤は「全然政治家らしくないね?ちゃんと政治家の仕事してる?時間有り余ってるの?来年?…やりましょう!」とジョークを交えながら来年の試合を約束した。 インタビューブースで武藤は「先生(馳)に無茶ぶりされたんで言っちゃったんですけど、きょう主治医が来てたんですよ。復帰時期はちょっと…」と口ごもるのを見た馳が「(復帰すると)言ったよな!」と促した。「来年だから。来年の12月でも来年だから(笑)」と武藤は周囲を笑わせると、続けて「また組みてぇよな。また集まろうぜ」とBATTの再結集を誓い、他のメンバーも同調した。今度は武藤も入ったBATTが見られるはずだ。 馳は教え子である大谷の成長がうれしかったようで「大谷は立派に成長した」と称賛。ケア、人生にも労いの言葉を送っていた。手術をした盟友の力になれればいいと、2月から公務の合間をぬってトレーニングしてきたという馳だが、この肉体を維持し続けるのは現役選手でも至難の業。さすがは元オリンピック日本代表選手である。 公務の方では来月、自民党の総裁選が控えている。総裁選の広報担当部長に就任した馳は「公には誰を応援すると言えない立場」だそうだが、政治部の記者から総裁選後にできる次期政権でやりたいことを質問されると、「あそこまで堕ちてしまった文科省を大臣として、内閣から立て直したい気持ちはある」と答え、問題が山積している文部科学相への再登板に意欲を示した。 最後は代議士の顔に切り替わっていたが、この日、馳がプロレスラーとして私たちが忘れかけていたいろいろなことを思い出させてくれたのは、20年振りに感じた夏の思い出になるに違いない。※文中敬称略取材・文・写真 / どら増田
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スポーツ 2018年08月22日 17時15分
楽天・石井GMの初仕事は「脱ヤクルト」&お供のメジャーリーガー獲得
ノムラ回帰か、それとも、古巣球団との完全決別か? 東北楽天ゴールデンイーグルスがヤクルト、西武、ドジャースなどで活躍した石井一久氏(44)のゼネラルマネージャー就任を正式発表した(9月1日付)。8月27日に会見が開かれるが、氏のGMとしての初仕事は「新監督の人選」だが、その新体制作りは古巣から“反感”を買うことにもなりそうだ。「6月に辞任した梨田昌孝前監督を支えたコーチがそのまま残っています。平石洋介監督代行がチームを建て直しつつありますが、いまだ『代行』の二文字が消えないということは、来季の監督は外部招聘となりそう。新監督の人選に加え、現コーチの誰を残留させ、新たにどんな人物をコーチ招聘するかが石井氏の初仕事となります」(プロ野球解説者) 失礼ながら石井氏は「ノホホン」とした雰囲気があるが、したたかな一面もあるという。また、技術的なアドバイスも的確にできるそうだ。そんな一面を評価されてのGM就任となったわけだが、一時期、こんな憶測もされていた。「池山隆寛二軍監督は石井氏と同じヤクルト出身です。石井GMが来季の新監督として選ぶのは、池山二軍監督ではないか」 ともに、ノムラID野球を学んだ同輩なら、気心も知れている。その可能性は十分に考えられたが、正式なGM就任と同時に飛び込んできたのは、正反対な話だった。「池山二軍監督を楽天に連れてきたのは、野村克也氏です。野村監督の時代にコーチとして呼ばれ、その後、故・星野仙一副会長にも認められ、今日に至っています。彼を二軍監督に据えたのは星野氏でしたが、それは将来の一軍指揮官を見据えての配置換えではなく、球団幹部との折り合いの悪さからなんです。一軍コーチに置いたままヘンに睨まれるよりも、星野氏が配慮して二軍に避難させたんです。石井GMが池山二軍監督を庇うかどうか、わかりませんよ」(球界関係者) 石井氏が44歳の若さでGMに上り詰めたのは、“組織の本流”を見抜く力もあったからだという。外部招聘で着任したかつての先輩を庇うのと、組織の意志に従うのとどっちがトクか…。石井GMはドライな一面も秘めているそうだ。「石井GMが評価されたのは、西武に移籍してからです。当時の石井GMは年齢的なピークはとっくにすぎていましたが、技巧派に転向してみせました。その投手理論、配球術には涌井秀章(現・千葉ロッテ)、岸孝之(現・楽天)、菊池雄星らからも一目置かれていました」(ベテラン記者) こうした情報を聞かされると、石井GMはヤクルトOBよりも西武関係者を“優遇”しそうだ。また、石井GMは今季西武から米パドレスに移籍した牧田和久投手の相談役だったとの情報もある。水面下で、菊池雄星のメジャー移籍をサポートしているとも言われている。自身のメジャー経験から米国の代理人事務所にもネットワークはあるという。「球団は外国人選手の獲得ルートに期待しているようですね」(ベテラン記者) 石井GMが西武時代の後輩投手に一目置かれるようになった配球術は、古田敦也氏に鍛えられたもの。古田氏が後方支援してくるかもしれないが、楽天のドン、三木谷浩史オーナーはJリーグ・神戸にスーパースターのイニエスタを加え、地方スタジアムも満員にしてみせた。石井GMが今オフ、「超」のつくメジャーリーガーを連れてきて、古巣ヤクルトも驚かせるのではないだろうか。(スポーツライター・飯山満)。
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