スポーツ
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スポーツ 2018年08月19日 21時15分
新日本、木谷高明オーナー「勝敗をわけたのはG1に対する思いの歴史の差」と棚橋を称賛
新日本プロレス真夏の最強戦士決定戦『G1クライマックス28』は優勝決定戦で棚橋弘至が飯伏幸太を破り、3年ぶり3度目の優勝で幕を閉じた。 まず、今年のG1の観客動員数を見てもらいたい。【G1クライマックス28観客動員数】7月14日 東京・大田区総合体育館 3,907人(札止め)7月15日 東京・大田区総合体育館 3,826人(満員)7月16日 北海道・北海道立総合体育センター北海きたえーる 6,489人(札止め)7月19日 東京・後楽園ホール 1,730人(札止め)7月20日 東京・後楽園ホール 1,683人(札止め)7月21日 東京・後楽園ホール 1,734人(札止め)7月22日 東京・エスフォルタアリーナ八王子 4,399人(満員)7月26日 新潟・アオーレ長岡 3,106人(満員)7月27日 静岡・アクトシティ浜松 2,800人7月28日 愛知・愛知県体育館(ドルフィンズアリーナ) 5,735人(札止め)7月30日 香川・高松市総合体育館・第1競技場 2,555人8月1日 鹿児島・鹿児島アリーナ 3,490人(満員)8月2日 福岡・福岡市民体育館 3,580人(満員)8月4日 大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪) 5,500人(札止め)8月5日 大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪) 5,480人(札止め)8月8日 神奈川・横浜文化体育館 4,952人(札止め)8月10日 東京・日本武道館 6,180人8月11日 東京・日本武道館 12,023人(札止め)8月12日 東京・日本武道館 12,112人(札止め) 全19大会中、チケットが完売し札止めマークが付いたのは11大会。満員マークは5大会に付いた。浜松、高松、武道館の初日に満員マークが付かなかったことは来年に向けた課題になるが、19大会で計91,281人の動員に成功した。後楽園ホール大会は“G1価格”で開催。武道館大会も最終日のみ価格を高めに設定することで28年の歴史を誇るG1のブランド力とプレミアム感を高めた。 木谷高明オーナーはリアルライブの独占取材に対して次のように述べている。 「過去最高の動員、過去最高の内容の大会。棚橋選手が優勝しましたが、勝敗を分けたのはG1に対する思いの歴史の差だったと思います。この勝敗というのは選手だけではなく、スタッフも含まれるんですけど、スタッフもG1への思い、歴史があるわけです。じゃないと武道館3連戦で2日も札止めにはできないですよ」 現在の木谷オーナーは、新日本の実務をCEO兼任のメイ新社長に任せて、自身は「節目には出ていくぐらいじゃないですか」と以前よりも一線を引いたスタンスを貫いている。「新日本はもう軌道に乗ってますから、大丈夫でしょう」とも言う。新日本の好調ぶりがオーナーの大きな信頼を勝ち得ているのは言うまでもない。またブシロード体制になってからもエースとして全力プロモーションを続けている棚橋が優勝したのは「G1に対する思い、歴史の差」と分析。ボロボロになりながらも、G1の思いや歴史を背負って闘った棚橋を称賛した。 今回、初日こそ集客に苦戦したものの、黄金時代ですら2連戦以上行ったことがない武道館3連戦を成功させたことで、大阪城ホールなどアリーナクラスでの連戦は増える可能性が高い。木谷オーナーは「見やすい会場があるんだから必要以上にドームやスタジアムで開催する必要はない」という考えなだけに、ファンから要望が多い京セラドーム大阪大会の実現可能性は低そう。しかし、東京五輪が近づくにつれ首都圏では箱不足に悩まされるだろう。首都圏にとらわれることなく、今年の武道館3連戦に負けないインパクトのある会場へ積極的に進出し、全国のプロレス人口を再び増やしてもらいたい。それが日本でできるのは新日本プロレスだけ。武道館3連戦はグッズ収入も含めると、1.4東京ドーム大会に匹敵する売り上げを記録したという。 「G1の参加選手は多すぎる」という声はファンだけではなく、内藤哲也らレスラーからも出ているが、将来的にはWWEの『レッスルマニア』のように各都市でG1の誘致合戦が行われ、G1が開催される街全体が盛り上がるようなシリーズになるのが理想ではないだろうか。 2年後のオリンピックイヤーには30回の節目を迎えるだけに、さらなるスケールアップに期待したい。【どら増田のプロレス・格闘技aID vol.20】
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スポーツ 2018年08月19日 17時45分
Jリーグ外国人枠撤廃論で飛び火したGK川島永嗣の悲運
突然のJリーグ“外国人枠撤廃論”噴出で、日本代表ゴールキーパー・川島永嗣(35)に火の粉が降りかかろうとしている。 いきなり“イニエスタ効果”が出た。元スペイン代表アンドレス・イニエスタ(34)がJリーグのヴィッセル神戸と契約したことで、神戸絡みの試合は大幅な観客増となっている。現在は一時帰国中だが(8月3日時点)、この影響はJリーグ本部にも及んでいた。 「外国人枠の問題です。『3人+アジア人枠1人+Jリーグとの提携国枠1人』で、1クラブ最大5人となっていますが、その枠を撤廃、もしくは拡大するべきとの意見も出始めたのです。神戸もイニエスタ獲得にあたり、'16年得点王のブラジル人FWを放出せざるを得ませんでしたからね」(スポーツ紙記者) 代表を退いたものの、まだまだ第一線で活躍できる欧州の一流選手が「中国リーグより、安全で衛生的な日本へ」と、Jリーグに興味を持ち始めたことも大きい。 しかし、外国人獲得枠の拡大、撤廃案には反対意見も多い。イニエスタの推定年俸は32億円。当然、地方の身の丈経営のクラブは、世界の一流どころと交渉する余裕などないからだ。 こうした状況がなぜ川島批判につながったのか。それはイニエスタを始め、世界の一流選手の“プレースピード”にあった。 「今回のロシアW杯では、セットプレーからのゴールが増えました。全64試合169得点のうち73得点がセットプレーからの得点です。今後、GKには、より俊敏さや瞬発力が求められる。森保一監督率いる代表が世界と対等に戦うには、川島のスピードではダメ」(専門誌記者) Jリーグも同様だ。外国人枠の撤廃はともかく、欧州の一流選手がJリーグのクラブと交渉してくる。「高額年俸を支払えないクラブは、瞬発力があり、チャンスに飢えている若いGKを連れてくると見られている。世界に通用する日本人GKを育てるには時間がかかるが、サッカーの勝敗はGKで決まる時代になりそうです」(同) 現状、川島を超えるGKが出てこないことこそ問題なのだが…。これまで非難の対象は本田圭祐、香川真司たちに集まっていたが、どうやらW杯の悪夢のパンチングゴールのように“外国人拡大論”はGK川島に飛び火しそうな気配だ。
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スポーツ 2018年08月18日 17時15分
1位はやっぱりあの力士?「敢闘精神あふれる力士」登場回数ランキング
日本相撲協会が、来場者及びに公式サイト・アプリの有料会員向けに実施している「敢闘精神あふれる力士」アンケート。各日に行われる取組を元に、思い思いの1票を投じるという趣旨の試みだ。投票経験があるという方も少なくないだろう。 全投票結果の内、上位3名までが日にちごとに公開されてもいるこのアンケートだが、これまでの60日間で述べ34人の力士が3位以内に選出されている。それでは、前述の34人における、現時点までの登場回数トップ3の力士は果たして誰なのか。下位から順に紹介していきたい。 登場回数17回(1位2回・2位8回・3位7回)を記録し、3位となったのが西前頭3枚目(7月場所時点)・貴景勝。2017年初場所での新入幕からわずか1年で三役に昇進したその実力は、好角家たちの目にも好意的に映っているようだ。 21回(1位8回・2位8回・3位5回)の登場で2位につけているのが東前頭3枚目・阿炎。横綱・白鵬相手に初金星を挙げた5月場所6日目でのインタビューが話題となったことも記憶に新しいが、こうした言動もまた票を集めた一因となっているのかもしれない。 そして、登場回数27回(1位15回・2位10回・3位2回)でダントツの1位となったのが東前頭6枚目・遠藤。端正な顔立ちが“スー女”を中心に絶大な人気を誇っていることに加え、度重なる怪我の末5月場所で念願の三役昇進を掴んだという経緯を考えると、ある意味当然の結果とも言えるだろう。 以上が、7月場所終了時点までの登場回数トップ3の力士たち。好角家たちの“トレンド”となっているこの3名には、今後も要注目といったところだ。 ちなみに、4位には15回(1位7回・2位4回・3位4回)で大関・栃ノ心が、5位には13回で大関・豪栄道(1位2回・2位4回・3位7回)と関脇・御嶽海(1位7回・2位4回・3位2回)がそれぞれ位置している。残る2場所次第では、トップ3の顔ぶれに変動が生じる可能性も大いにあるだろう。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2018年08月18日 17時15分
パナソニック・吉川峻平投手が来季メジャー移籍 今後直接MLBに入る選手が増える?
社会人野球・パナソニックの吉川峻平投手が来季メジャーリーグに移籍する意向であることが判明。日本球界に衝撃が走っている。 吉川投手は関西大北陽高校から関西大学を経て2017年にパナソニック入り。1年目から主力投手として活躍し、チームを都市対抗野球出場に導いている。しなやかなフォームはダルビッシュ有投手を彷彿とさせるもので、ストレートの球速、変化球、そしてコントロールと完成度が高く、ドラフト上位候補と目される。 仮に日本球界を経ずにプロ入りとなれば、2008年オフに日本球団からの指名を拒否し、ボストン・レッドソックスと契約した田澤純一投手以来2人目となる。その間、菊池雄星投手や大谷翔平投手など、直接メジャーリーグ移籍を希望するドラフト上位候補は存在したが、周りに説得される形で日本球団に入団していた。 この背景には「田澤ルール」が大きく影響している。2008年の都市対抗野球でMVPに相当する橋戸賞を獲得するなど社会人ナンバーワン右腕といわれた田澤が「海外流出」することに危機感を持った日本プロ野球機構(NPB)が、日本球団のドラフト指名を拒否して海外球団と契約した選手は一定期間に日本球団と契約できないというルールを設けたのだ。 いわばこれが抑止力となっていたのだが、吉川投手はメジャー入りを断行。今後、追随する選手が出ることが予想される。 今回のメジャー入りにはどのような背景があるのか。アマチュア野球詳しいライターはこう分析する。 「日本球団に入団する場合、当然ながらドラフト会議で指名を受けることになりますが、現在アマチュア選手に逆指名権は認められていません。 したがって、阪神など、育成能力がなく、なにかと周りから指示を受けるチームに入る可能性が出てしまう。そのようなチームに入ると、4、5年、早い場合3年程度で、解雇され路頭に迷うことになる。 また、巨人のようにポスティングを認めないチームに入ると、大卒社会人の場合、FA権利を最短で取ったとしても30歳は超える可能性が高く、メジャー志向を持つ選手としては良い条件とは言えない。 それなら若いうちにメジャーに挑戦し、ダメなら人生をやり直したほうが、メリットがある。日本のプロ野球に魅力を感じていない選手なら、当然の選択かもしれません。 メジャー志向を持つ選手は、ポスティングを認めない巨人や、育成能力がなく何かと干渉される阪神には入りたくない。伸び伸びとしたプレーが可能で、ダルビッシュ有・大谷翔平のポスティングを認めた実績のある日本ハムに入りたいでしょうが、逆指名ができませんので。 社会人野球の選手は基本的に日本のプロ野球への入団を希望している選手が多いのが現状ですが、田澤のような高卒社会人や吉川のようなメジャー志向の社会人野球選手は、今後直接メジャーリーグに移籍していく可能性が高いのではないかと思います。 これを止める権利は誰にもないはず。職業選択の自由がありますから。メジャーに直接行ったからと行って縛るルールを作るNPBと、それを叩くファンは、排他的な考えと言わざるを得ません」 社会人野球はもちろん、大学・高校野球は「プロ野球の下部組織」ではない。選手がどのような進路を進もうとも、それを止める権利はないはずだ。 吉川投手がメジャー移籍を望むのなら、快く送り出してあげるのが、大人というものだろう。そして理不尽な「田澤ルール」は撤廃すべきだ。取材・文 櫻井哲夫
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スポーツ 2018年08月18日 06時45分
100回目の夏 ベスト8進出校の主力は越境入学者
夏の甲子園大会は3回戦を終え(8月17日)、ベスト8が出揃った。大阪桐蔭、浦和学院、報徳学園、済美、金足農、近江、日大三、下関国際。改めて大会公式パンフレットを見てみたが、8強ほとんどのベンチ入り選手に県外の球児がいた。「県内、学区だけでチームを構成してほしい」「他県の球児がいると応援できない」と話す高校野球ファンも多いが、有望球児の野球留学は永遠になくならないだろう。高校野球は郷土愛、郷愁の文化でもある。「大阪府出身なのに東北高校に進んだダルビッシュ有、兵庫県から南北海道の駒大苫小牧高校を進んだ田中将大、彼の小・中学校時代の同級生だった読売ジャイアンツの坂本勇人も青森県の光星学院(現・八戸学院光星高等学校)に進みました。彼らは中学生の時点で『天才』であり、仮に地元の普通高校に進んでいたら、一年生から主力選手として活躍していたはず。でも、全国から精鋭が集まってくるハイレベルな強豪高校で鍛えられたから、今日があると言えます」(在京球団スカウト) だが、プロ野球に進むことだけが「成功」ではない。 合宿所生活となれば、「自由」はないに等しい。それでも、越境入学をしてまで甲子園出場を目指す、あるいは、高いレベルでの野球技術を学びたいとし、彼らは覚悟を決めて親元を離れたのだ。強豪校と称される有名私立高校は野球部専用のグラウンドも持っている。また、専用グラウンドを持つ私立高校は住宅地から離れていたところにあるせいか、球児たちは「合宿所と教室、グラウンドを往復するだけ」となる。それでも甲子園大会に出場したい、高いレベルで野球をやりたいと本人が決めた以上、周囲が批評するものではないのかもしれない。 今夏は100回目の記念大会ということで、高校野球に関する書籍や雑誌特集が例年以上に多かった。その関連で、昭和50年代に決勝マウンドに立った有名投手に取材を申し込んだときのことだ。「あの人は、取材は受けてくれないよ。他の人を探したほうが…」 そんなふうに話す取材仲間もいたが、どういうわけか、その有名投手は快諾してくれたのだ。 理由は一時期、野球から離れていたせいもあるが、それだけではない。高校野球を終えたあとも周囲から「ひょっとして、甲子園で活躍した…」と聞かれるのもイヤで、「取材なんか、絶対に受けるもんか」と思っていたそうだ。考え方を変えたのは、ご子息が少年野球チームに入り、自身がサポートする側となり、高校時代は気付かなかった周囲の苦労が分かったからだと話していた。「甲子園に出場した後、プライベートで出掛けても周囲の目が気になって、何をしても楽しくありませんでした。でも、自分が親になって、子どもの送り迎えやグラウンド整備のお手伝いをして、こういうふうに自分も支えていただいたんだと分かったんです」 その元有名投手は地元組だが、同僚の大半は越境入学者だったそうだ。彼らといっしょになって、応援してくれる近隣住民や声援を否定するような言動もしていたという。その過ちに気付いたのは自分が親となってからだと話していた。 100回目の記念大会に出場できた球児たちには、その喜びを知ってほしいものだ。(スポーツライター・美山和也)
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スポーツ 2018年08月18日 06時15分
熱戦続く“平成最後の”夏の甲子園 過去の優勝経験地方は?
各校が手に汗握る熱戦を繰り広げている夏の甲子園。15日に行われた4試合を持って2回戦が全て終了し、金足農(秋田)、浦和学院(南埼玉)、木更津総合(東千葉)、二松学舎大付(東東京)、日大三(西東京)、横浜(南神奈川)、高岡商(富山)、常葉大菊川(静岡)、愛工大名電(西愛知)、近江(滋賀)、龍谷大平安(京都)、大阪桐蔭(北大阪)、報徳学園(東兵庫)、下関国際(山口)済美(愛媛)、高知商(高知)の16校が本日からの3回戦に進出した。 記念すべき100回目の大会であると共に、平成最後の大会でもある今回の夏の甲子園。平成の世においては、過去に29校の優勝校が誕生しているが、その所属地方の内訳はどのようなものとなっているのだろうか。 日本全国をそれぞれ分類した8つの地方の内、12校でトップに立っているのが関東地方(東京5回・神奈川2回・群馬2回・茨城1回・栃木1回・埼玉1回)。ちなみに、もし木更津総合が今大会を制すると、所属する7県全てが優勝を経験するということにもなる。 8校を輩出し、2位につけているのが近畿地方(大阪4回・和歌山2回・奈良1回・兵庫1回)。現在は大阪桐蔭が隆盛を誇っていることから、元号が変わった後は近畿がトップに君臨する可能性も少なくないだろう。 優勝4校で3位となっているのは九州地方(佐賀2回・福岡1回・沖縄1回)、その下には2校の北海道地方と四国地方(愛媛1回・高知1回)、1校の中部地方(愛知1回)がそれぞれ続いていく。なお、九州と北海道に関しては今大会既に全出場校が敗退しているため、これが確定の数字となる。 そして、平成の間に一度も優勝校を輩出していない地域が東北地方と中国地方。このことを考えると、16強に勝ち残っている金足農と下関国際にかかる期待も大きくなってくるだろう。 以上が、地方別にみた昨年までの成績である。優勝経験地方が数字を伸ばすか、はたまた初優勝を経験する地方が誕生するか。興味の尽きない日々はもう少しだけ続きそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2018年08月17日 21時15分
聞き取りやすくなった?復帰の本間朋晃が武道館に登場!“同級生”棚橋の存在が刺激に!
新日本プロレスマットで“こけし”の愛称で親しまれ、多くのファンから愛されている本間朋晃は、昨年3月に試合中のアクシデントにより負傷。中心性頸髄損傷と診断され、一時は四肢麻痺状態になるも、千恵夫人の支えやトレーナーの厳しいリハビリ指導に耐えながら、今年6月23日に地元山形で復帰した。山形では相方の真壁刀義、同級生の棚橋弘至、田口隆祐、トーア・ヘナーレとのタッグで、本間と因縁深い内藤哲也率いるロス・インゴ勢と10人タッグで対戦。試合は本間の小こけしから、真壁のキングコングニードロップでBUSHIから3カウント勝ち。復帰戦を勝利という最高の形で終わらせると、本間はリング上で号泣。千恵夫人をリングに上げると感謝の気持ちを伝えて、最後はファンと一緒に「こけし is HAPPY!」と叫んで大会を締めていた。 復帰2戦目はいつになるのか注目されていたが、11日の日本武道館大会で行われたアンダーカードで、棚橋、真壁とのトリオで登場。今度はオカダ・カズチカ率いるCHAOSと6人タッグマッチに臨んだ。棚橋の粋な計らいで棚橋の入場テーマではなく、本間の入場テーマで3人が入場すると、12,000人を超えるファンは“大こけしコール”で本間の首都圏復帰試合を出迎えた。気になる動きだが、山形大会よりも格段に良くなっていた。体が不自由だったにもかかわらず、復帰までにあれだけの肉体を作ってきたのは、さすがプロレスラーである。この日も真壁とのチームワークの良さを発揮して、小こけしから真壁のキングコングニードロップで快勝した。 試合後、インタビューブースに現れた本間朋晃は、パートナーの真壁から「覚悟しとけよ」とエールを送られると、棚橋も「俺たち、まだまだピチピチの41歳だから。本間選手の先を走ってるから、追いついてきて!」とメッセージを送った。本間も「絶対に追いつきます」と棚橋の気持ちを受け止めた。 本間は「世界中を探しても俺ほど幸せなプロレスラーいないと思います。まさか、復帰2戦目、いや、デビュー2戦目でまたリング上で泣くとは、泣かされるとは思ってなかったんですけども、本当にうれしいです!」と喜びを爆発させた。今後は真壁とのタッグで年末に開催される予定の『ワールドタッグリーグ』にエントリーすると明かした。リーグ優勝や来年の『G1クライマックス』への出場を目標に掲げていたが、焦る必要はない。まずは全国を行脚し、ファンに復帰のあいさつをするといいだろう。 ちなみにテレビのバラエティ番組で「何を話しているのか分からない」ことが注目され、真壁とともに知名度も高くなった本間だが、会見終了後、報道陣からは「聞き取れた!」という声が上がった。長期欠場したことで喉もケアできたようだ。取材・文・写真 / どら増田
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スポーツ 2018年08月17日 17時45分
史上2番目の“当たり年”に?中日・平田が今季4人目となるサイクルヒットを達成
16日に行われた中日対DeNAの一戦。中日が11‐5でDeNAを破ったこの試合で、プロ13年目の平田良介がサイクルヒットの快挙を達成した。 第1打席でいきなり先頭打者ホームランを叩きこんだ平田は、そこから第2打席にツーベース(2点タイムリー)、第3打席にもツーベースを放ち早々と猛打賞を記録。さらに第4打席には、DeNA・ソトが打球をそらす間に三塁を陥れたことで、快挙達成にリーチをかけた。 そして迎えた7回の第5打席。球場中の期待を背負った平田は、相手投手・平田真吾が投じた3球目をレフト前へ。この瞬間、平田はプロ野球史上68人目のサイクルヒット達成者となる運びとなった。 今回見事に記録を達成した平田には、ネット上からも「平田サイクルヒットおめでとう!」、「5の5でサイクルはすごすぎる」、「今日は現地の人が羨ましい」といった称賛の声が数多く寄せられている。試合後のスポーツニュースをはしごした人も多いことだろう。 ところで、今シーズンは平田の他にも、柳田悠岐(ソフトバンク・4月21日)、山田哲人(ヤクルト・7月9日)、桑原将志(DeNA・7月20日)がサイクルヒットを放っている。前述の声の中にも「今年サイクル多くない?」といった旨のコメントが少なからず見受けられるのだが、実際のところはどうなのだろうか。 日本プロ野球機構(NPB)の公式サイトに掲載されているサイクルヒット達成者一覧によると、4人の達成者が出た今シーズンは1952年と並んで史上2番目に達成者の多い年であるとのこと。ちなみに、史上最多の年となっているのは2003年で、ホセ・オーティズ(当時オリックス・5月3日)、福留孝介(当時中日・6月8日)、稲葉篤紀(当時ヤクルト・7月1日)、村松有人(当時ダイエー・7月1日)、桧山進次郎(元阪神・7月2日)の5名が達成している。 歴史上でも屈指の“当たり年”となっている今シーズン。プロ野球ファンにとっては、非常に幸せなことであるのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2018年08月17日 17時45分
いま熱い! 3大超美人格闘女性 盛夏インタビュー 世羅りさ、雪妃真矢 人気沸騰中の女子プロレス最強美人タッグ
女子格闘技が人気の中、女子プロレス人気が再炎の兆しだ。巨漢の肉弾戦のような女子プロレスは昔の話。強さだけでなく、美しさ、可憐さを兼ね備えたアイドル級にかわいい選手が増えているのだ。 その中でもひと際注目されている女子プロレスラーがいる。人気の高い女子プロレス団体『アイスリボン』の世羅りさと雪妃真矢だ。 彼女たちは美しさに加え、アイスリボン・タッグチャンピオンを7度も防衛している実力派の2人なのだ。だが、世羅さんも雪妃さんもプロレスをやる前は、全く違う世界にいた。世羅さんは女優として今でも舞台を中心に活躍している。一方の雪妃さんは、プロレスラーになる前は何と銀行に勤めていたという。 そんな彼女たちが何故プロレス界に身を置くことになったのか。 元々舞台女優だった世羅さんは、『太陽からプランチャ』という映画のオーディションでプロレスと出会った。 「映画出演はプロレスラーになることが絶対条件だったんです。それで一からプロレスの練習を始めました。だんだん面白くなっちゃって映画撮影が終わってもそのままプロレスを続けて、今に至ります」(世羅さん) 一方、前職は銀行勤めというお堅い職だった雪妃さんだが、どうしてプロレスラーになったのか。 「観客としてプロレスを見に行ったら、あのリングに上がりたい! ってリングに恋しちゃったんです(笑)。リングを常設している格闘サークルを探したら、アイスリボンの道場があったので、サークルで入ってから練習生となりました」(雪妃さん) しかし、プロレスは殴る、蹴る、投げるは当たり前で、けがはつきもの。両親の反応はどうだったのだろう。「最初は反対されました。女優になるので送り出したのにと。でも、私の闘っている姿を見て、今では両親とも応援してくれています」 こう世羅さんが語ると、今度は雪妃さんが続ける。「どうしてもプロレスをやりたいけれど、銀行勤めでは定時までは帰れないので、練習に参加できない。それで会社を辞める決心をしました。初めて自分のやりたいことを優先したんです」 雪妃さんは入団したことを当初、父親には言えなかったが、デビュー戦には両親そろって応援に駆けつけてくれたという。 そこまで夢中にさせるプロレスの魅力とは、何なのだろうか。世羅さんと雪妃さんはこう話す。「自分の成果を自分で感じられるという達成感ですね。プロレスでいろいろな人生経験ができ、視野も広がりました。やはり応援してくれる方の声援が大きいですね。テープを手巻きで用意してくれるファンの方には、深い愛を感じます!」 実際にプロレス界に入って、2人がタッグを組むきっかけは何だったのか。雪妃さんはこう振り返る。「デビュー前、唯一、練習相手になってくださったのが世羅さんでした。その後、世羅さんが組んでいたタッグパートナーが退団されて空きが出たんです」「雪妃が2番目の女でもいいと言ってくれたので(笑)。私にとっても練習相手になった唯一の後輩だったのでタッグを組むことになりました」(世羅さん) タッグ名の“アジュレボ”は、正式には“アジュールレボリューション”、青い革命という意味だ。2人のイメージカラーの青をモチーフにしている。しかし、タッグを組んでから順風満帆とはいかなかったようだ。「どちらも気を遣いすぎて最初はタイミングが合わなかった。でも、今はアイコンタクトで相手がどうしたいか分かるようになりましたね。性格が真逆なのもいいのかも」(世羅さん) 埼玉県川口の道場マッチが毎週土曜に開催されているほか、8月26日には横浜文化体育館でアイスリボンの大規模な大会がある。11月には世羅さんの地元広島での凱旋試合も控えている。 「アイスリボンの中だけではなく、他の団体でも2人のタッグで参戦していきたいです。私たちの戦っているときの目を見てほしいですね」(雪妃さん) プロレス界に青い革命が沸き起こりそうな予感だ。******************世羅りさ(せら・りさ)女優・プロレスラー(アイスリボン所属)。1991年生まれ。広島県世羅町出身。父は世羅町町長。剣道三段。'12年『太陽からプランチャ』で映画デビュー。同年、プロレスデビュー。******************雪妃真矢(ゆきひ・まや)プロレスラー(アイスリボン所属)。千葉県出身。フェリス女学院卒業。英語、韓国語、スペイン語が話せるマルチリンガル。2014年、プロレスデビュー。
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スポーツ 2018年08月17日 17時15分
“オリの神童”山本由伸、回跨ぎも10代最後のピッチングで復調をアピール!
オリックス 1-1 埼玉西武(20回戦)※延長12回引き分け※オリックス6勝12敗2分け▽16日 メットライフドーム 観衆23,985人 現在パ・リーグのホールドランキング1位で、新人王最有力候補として、侍ジャパンの稲葉篤紀監督も注目している“オリの神童”山本由伸だが、10日間のリフレッシュ期間を経て、7日から再昇格してからは打ち込まれる場面が目立ち、2試合連続で2失点を喫したことから、オリックス首脳陣はこれまで任せていた勝ちパターンの8回に組み込むことに拘らない意向を示していた。 この日も「ブルペンからの報告が良くなかった」(福良淳一監督)ことから、1点リードの8回にマウンドに上がったのは岩本輝。しかし、岩本は山川穂高に34号ソロを浴びて同点に追いつかれてしまう。さらに、2死1、2塁のピンチになったところで、ベンチは由伸を投入。栗山巧にライト前へ運ばれて、森友哉がホームに突っ込みセーフ判定も、福良監督のリクエストによりビデオ判定へ。由伸は「最初のいきなりライト前打たれた時は、まだ微妙だなと思ったので、何か修正しないとと思って、リクエストの時間の間に、いいバランスといい投球リズムを修正しようと思いました。あのリクエストはいいタイミングでしたね」と振り返っていたが、このリクエストは時間が稼げた上、判定がアウトに覆ったため、福良監督の判断が正しかったと言えるだろう。 由伸は続く9回も回跨ぎで登板。この回は“オリの神童”の本領を発揮したナイスピッチング。本人も手応えがあったようで「2イニング目はヒットを1本許しましたが、カットボールの感覚が良く、カットボールが良い時は真っ直ぐの感覚も良いのでしっかりと修正できて、いい自信にもなり、いい感覚を思い出せました。これからも身体のコンディションを整え、言い訳の無いピッチングをしたいです」と、17日に20歳の誕生日を迎えるため、この日が10代最後となったピッチングについて語るとバスに乗り込んだ。 福良監督も「由伸はきょう結果が出たから変わるんやないですか。また自信持って行ってくれたらいい」とこの日のピッチングを評価。また、強力な西武打線を相手に延長12回を1失点に抑えた他の投手陣に関しても「防戦一方でしたけどね。ピッチャーは全員頑張ってくれた。神経使う打線ですからね」と労い、11回に登板し好投を見せたベテランの岸田護を高評価。由伸と岸田の2人がこの日の収穫と述べていた。一方、打線に関しては「ミスしてたらどうしようもない。ガンガン打てる打線じゃないし、細かいことをキッチリやっていかないとなかなか点数は入らない」と苦言を呈した。 オリックスにとって“鬼門”であるメットライフドームでの西武戦は早くもこの日が今シーズン最終戦。3連敗2回を含む2勝8敗2分けと今年も“鬼門”のイメージを払拭できなかったが、福良監督は「西武とはまだありますから。きょうは負けなくて良かったです」と語り、17日から大阪に戻り2.5ゲーム差で迎える3位ソフトバンクとの3連戦に切り替えていた。 今回の西武3連戦は1勝1敗1分けの痛み分け。17日はオリックスが西勇輝、ソフトバンクは千賀滉大が予告先発として発表されている。京セラドーム大阪で18時試合開始予定。取材・文・写真 / どら増田、舩橋諄
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武蔵とK-1に温度差露呈
2008年05月21日 15時00分
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ハッスル 無法者ゼウス対策にハッスル陣営が特殊部隊編成?
2008年05月21日 15時00分
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ノア 森嶋猛が公開デモ予告
2008年05月21日 15時00分
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ノア 秋山準が2冠獲りを宣言
2008年05月20日 15時00分
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戦極 ヘビー級戦線異常アリ! ジョシュ・バーネットに刺客
2008年05月20日 15時00分
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K-1甲子園 谷川Pが高校生に“甘い誘惑”
2008年05月20日 15時00分
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DEEP しなしさとこが市井舞に絶縁状
2008年05月20日 15時00分
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スポーツ
戦極 ホジャー・グレイシー争奪戦がぼっ発
2008年05月19日 15時00分
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スポーツ
戦極 ライト級戦線激化! トーナメント開催も決定
2008年05月19日 15時00分
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スポーツ
戦極 中尾“KISS”芳広のラブコール不発
2008年05月19日 15時00分
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スポーツ
戦極 ジョシュ・バーネット次戦は大みそか?
2008年05月19日 15時00分
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スポーツ
戦極 外国人同士の一戦で珍事ぼっ発!
2008年05月19日 15時00分
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スポーツ
ノア 川畑輝鎮が白GHC4度目の防衛に成功。次は黒ベルト!?
2008年05月19日 15時00分
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スポーツ
ゼロワンMAX プロレス史上“最恐”のデスマッチで松永光弘が最後の狂気
2008年05月19日 15時00分
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スポーツ
LOCK UP 大仁田厚参戦に長州力が苦悩
2008年05月19日 15時00分
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スポーツ
プレゼント LLPWおばっち飯塚引退記念興行ペアチケット
2008年05月19日 15時00分
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スポーツ
戦極 ランデルマンが進化した!?
2008年05月17日 15時00分
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スポーツ
戦極 5・18第二陣にニューヒーロー誕生の予感
2008年05月17日 15時00分
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スポーツ
戦極 ジョシュ・バーネットが悲壮なる決意
2008年05月17日 15時00分
特集
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豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
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豊ノ島“ライバル”琴奨菊との思い明かす 業界には「いい物は残し、時代に併せて変わっていけば」と期待
芸能
2025年07月20日 12時00分
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宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
芸能
2025年07月14日 17時00分
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元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分
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カラテカ入江慎也、闇営業で得た教訓は「人と人をつなぐ怖さ」 反社の見極め方は「金の使い方」
芸能
2025年06月01日 12時00分