スポーツ
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スポーツ 2018年08月15日 17時15分
故障者続出・ヨシノブ巨人に金本監督がトドメを刺す!
ヨシノブの進退は金本阪神が握っている? 8月14日の対ヤクルト戦、痛恨の逆転サヨナラ負けを喫した。この敗戦は痛い…。試合そのものは序盤からヤクルトが握っていたが、8回表の攻撃で逆転に成功。しかし、1点リードで迎えた9回裏、新守護神のアダメスが踏ん張りきれず、今季7度目のサヨナラ負けとなった。 高橋由伸監督(43)は今オフで契約が切れる。今さらだが、4季連続V逸となれば、契約継続となる可能性は極めて低い。「今オフ、ベテラン選手の大量解雇をさらに進め、選手の若返りをさらに進める予定です。高橋監督には気の毒な面もあるし…」(球界関係者) 下位に低迷したチームがベテラン選手を大量解雇するのは、よくある話。しかし、今年の巨人の場合は少し事情が異なるようだ。「FAで入った杉内、大竹、森福、出戻りの脇谷も含めた4人がヤバイというのがもっぱらです。ただ、なかにはFAの入団交渉時に『引退後の生活』を約束した選手もいるらしく、そうなると、コーチの数を増やさなければなりません。簡単に戦力外を通達すればいいというものではない」(前出・同) 2011年オフにFAで巨人に入り、昨年オフ、戦力外通告を受けた村田修一は独立リーグで現役を続け、NPB復帰を目指した。それが叶わず、今季限りでの現役引退を発表したばかりだが、村田のような「その後の流転」を聞くと、巨人のFA選手が全員、「終身雇用」を約束されたわけではないようだ。また、生え抜きの選手も何人か解雇される。彼らを無視して外様のFAを引退後も厚遇したら、大騒動になるだろう。「一軍コーチも解雇対象になります」(スポーツ紙記者) フロントがコーチ刷新も検討したのは、成績不振だけが理由ではないという。「同じ過ち」を繰り返すからだ。 去る8月9日、育成から這い上がってきたマルティネスが故障し、途中交代している。このシーンにフロント幹部は驚き、呆れたそうだ。「マルティネスの故障の原因はヘッドスライディングです。三塁に滑り込んだとき、左手小指を痛めたようですが、それ以前に、吉川尚輝がヘッドスライディングで左手を骨折しています。ヘッドスライディングによる故障者が続いたということは、その危険性、ケガをしないためにはどうすればいいのかをコーチが指導していなかったからです」(前出・関係者) また、坂本、マシソンも戦線を離脱しているが、2人の故障はそれぞれ「左脇腹肉離れ」、「左膝痛」。フィジカルケアの徹底にも疑念が向けられているという。「FAで獲得した選手が活躍できなかったのは、フロントの責任。故障者続出は高橋監督やコーチ陣の責任。今季の低迷は現場、フロント双方に原因があります」(プロ野球解説者) 関係者によれば、フロントも自分たちの責任を自覚しているという。つまり、今季のV逸の責任を現場だけに押しつけるつもりはなく、「来季、どうしたら優勝できるのか」を話し合っていく。そのなかで、ベテラン選手とコーチの解雇と残留を決めるそうだ。「高橋監督の続投? Aクラスに入ればフロントも強硬な進め方はしないでしょう」(前出・スポーツ紙記者) サヨナラ負けを喫した時点で、巨人の順位は3位。51勝54敗2分け、勝率4割8分6厘。4位・阪神は46勝49敗1分け。借金3は同じだが、勝率で2厘差が生じ、かろうじて3位のAクラスを保ったものの、今の阪神はミョ〜な危機意識が芽生え、奮闘している。消化試合数がもっとも少ないため、広島のマジックナンバー点灯の対象チームとされたため、「ペナントレースを終焉させてはならない」と必死になっているのだ。 阪神が巨人を蹴落としてAクラス入りする可能性は十分にある。2年連続でのBクラス低迷となった場合、フロントと現場は冷静な話し合いができるのだろうか。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2018年08月15日 12時00分
張本勲氏、審判員に大激怒 「何食べようかどこに行こうかしか考えていない」発言が波紋
12日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、張本勲氏がプロ野球の審判員を厳しく批判する一幕があった。 張本氏が猛批判したのは、9日の広島対中日戦。中日・笠原祥太郎が広島・鈴木誠也に対し、4つボールを投げたもののフォアボールとせず、プレー続行となり、鈴木がセカンドゴロに倒れたシーンだ。 審判としては超初歩的なミスを見た張本氏は大激怒。大声で「喝だ、アンパイア。何を考えているんだ」と叫ぶと、「ピッチャーは知ってるんですよ。でもね、言わないんですよ。フォアボールはそのまま一塁に行くからね、次はひょっとしたら抑えられるんじゃないかと思う。バッターも気がついてるんだよ、打てるじゃないかと思うから言わない」と指摘。さらに、ゲストの元広島・巨人の捕手西山秀二氏によると、捕手もわかっていて黙っていたという。 そして、張本氏は審判だけがわかっていなかったとして、「アンパイアはなにを考えているのかね。アウトカウントとかね、ボールストライクのカウントは基本なんだもの。おそらく今日が終わったら、何を食べようかどこに行こうか、こういうことしか考えていないと思う」と厳しく審判員を糾弾した。 この発言に視聴者は賛否両論の声を上げる。「その通り」「この件については張本と同じ意見」など、同調する声も多かったが、「そこまで言うことはない」「暑さもあったのでは」「あんたも何も考えてないだろう」など、審判に対して同情的な声も出た。 フォアボールにもかかわらずプレーが続けられたケースは、1987年の巨人対広島戦でも発生。この際は打者の吉村禎章がレフトスタンドにホームランを放っている。 なお、このとき捕手の達川光男、投手の白武佳久、そして広島の指揮官だった阿南準郎監督全てがフォアボールに気がついていたが、「儲けた」とばかりにプレーを続行。その結果ホームランを打たれることとなり、「素直に指摘するべきだった」と反省している。 今回は鈴木誠也がセカンドゴロに倒れたため、中日としては「大怪我」に至らなかったものの、4ボールで試合を進めてしまうのは明らかに審判の落ち度。「どこに行こうか、何を食べようか」考えていたとは思えないが、そのように言われても仕方のない失態だ。 今後このようなことがないよう、審判員には注意してもらいたい。
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スポーツ 2018年08月15日 06時00分
離婚後は熾烈な“スカウト合戦”が繰り広げられそうな元ボクシング世界王者・井岡のGカップ妻
ボクシングの元世界3階級制覇王者の井岡一翔(29)と歌手の谷村奈南(30)夫妻が、離婚危機にあることが、一部スポーツ紙で報じられた。 2人は、井岡の父で井岡ジムの一法会長(51)の反対を押し切り、昨年5月に結婚。同9月に米ハワイで挙式し、今年2月に都内で披露宴を行っていた。 しかし、記事によると、同居していたのはわずか数ヵ月間で現在は別居状態。 そうなった原因は気持ちのすれ違いで、井岡が友人との付き合いを優先することもあり、春先から関係がギクシャクし始めたという。 井岡は周囲に「気持ちが離れた」と相談。夫婦関係の修復は難しく、離婚は秒読み状態だというのだ。 「谷村といえば、歌手でありながらグラビアでそのGカップ乳を惜しまずに披露し話題になっていた。それまでは禁欲生活を続けていた井岡だが、谷村と出会ってから性欲が爆発。ボクシングそっちのけでやりまくったようですが、谷村がまったく家事をできないこともあって不満を募らせ、今や“ヤリ捨て”のような状態になってしまったそうです」(ボクシング担当記者) 井岡は昨年11月にWBA世界フライ級のベルトを返上し、同年大みそかに引退を表明。 しかし、先月20日に都内で会見を行い、9月8日(日本時間9日)に米ロサンゼルスで行われるイベントで現役復帰することを表明していた。 一方、谷村だが、現在は所属事務所がなし。このまま芸能界に復帰するのはなかなか難しそうだが、今後、熾烈な“スカウト合戦”が繰り広げらそうだというのだ。 「まず、元夫への“G乳惜別ヌード”はどこの出版社も狙っています。そして、最近、大物芸能人の転向がないAV界にとってはまさに“金の卵”。AVデビューすれば近年まれに見るヒット作になることは確実でしょう」(AV業界関係者) 井岡は復帰して勝ち進めばバリバリ稼ぎそうだが、谷村も井岡に負けじとがっぽり稼げそうだ。
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スポーツ 2018年08月14日 21時15分
戸澤陽とカイリ・セインの凱旋が決定!WWE8.31大阪公演第2弾カードで発表
世界最大のプロレス団体WWEは31日、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)で開催するWWE大阪公演『WWE Live Osaka』の第2弾カードを発表した。第2弾発表の目玉は、日本のユニバース(ファン)の予想通り、軽量級ブランド205Liveに所属する戸澤陽(元ドラゴンゲート)と、ファームブランドNXT所属のカイリ・セイン(元スターダム)の参戦。ダブル凱旋が正式に決定した。 戸澤はクルーザー級王者のセドリック・アレクサンダー、ドリュー・グラックと組み、WWEクルーザー級選手権トリプルスレットマッチに出場。日本でのタイトル奪取を目指す。WWEとの契約発表以来初の凱旋となるカイリは、ベテランのミッキー・ジェームズと対戦する。 WWEにはスマックダウン所属でUSヘビー級王者の中邑真輔(元新日本プロレス)をはじめ、ASUKA、205Live所属のヒデオ・イタミ(元プロレスリング・ノア)、戸澤、NXT所属のカイリ、紫雷イオ(元スターダム)が在籍している。WWEでは女子スーパースターのトーナメント『第2回メイ・ヤングクラシック』が始まった。トーナメント出場のために里村明衣子(センダイガールズ)、松本浩代(フリー)がスポット契約している。WWEには8人もの日本人選手が在籍している形で、ちょっとしたジャパニーズバブル期を迎えている。次期NXT女子王者候補のカイリには、スターダム時代とは違った姿を見せてもらいたい。 大阪公演にはロウの選手が大挙として来日をするが、既に初来日が発表されている “地球上で最も危険な女”ロンダ・ラウジーは先日、アリシア・フォックスとロウでのデビュー戦を行った。 ロンダは日本時間20日に開催する真夏のビッグイベントPPV『サマースラム』でアレクサ・ブリスと対戦することが決まっている。この日、試合が始まるとレフリーの死角でアリシアのセコンドに付いたアレクサから妨害を受けた。しかし、これで本気モードとなったロンダはパンチの連打からボディブロー、さらに一本背負い3発でアリシアを圧倒。さらに腕を決め勝負あり。ロウデビュー戦を勝利で飾ったロンダはアレクサを一本背負いで撃退すると「タイトルは大切にしておけ。サマースラムは私のものだからな!」とアレクサを挑発した。 また『サマースラム』でブロック・レスナーのWWEユニバーサル王座に挑戦するローマン・レインズがセス・ロリンズとのタッグで参戦。ケビン・オーエンズと対戦する“巨獣”ブラウン・ストローマンは、バロン・コービンと対戦する予定だ。他にも元新日本プロレスのプリンス・デヴィットことフィン・ベイラーが、“府立”に凱旋することも注目である。 『サマースラム』の結果次第で追加カード、選手変更があるのは間違いないだけに、第3弾の発表にも期待したい。【WWE8.31大阪公演第2弾発表カード】ローマン・レインズ&セス・ロリンズ 対 ドルフ・ジグラー&ドリュー・マッキンタイアブラウン・ストローマン 対 バロン・コービンロンダ・ラウジー 対 ナイア・ジャックス※スペシャルレフリー:アレクサ・ブリスボビー・ラシュリー 対 アライアスフィン・ベイラー 対 ジンダー・マハル with スニル・シンカイリ・セイン 対 ミッキー・ジェームズエンバー・ムーン&デイナ・ブルック&ナタリヤ 対 ライオット・スクワッド(ルビー・ライオット、リブ・モーガン、サラ・ローガン)タイタス・ワールドワイド(タイタス・オニール&アポロ・クルーズ) 対 ザ・リバイバル(スコット・ドーソン&ダッシュ・ワイルダー)▼WWEクルーザー級選手権(トリプルスレット形式)<王者>セドリック・アレクサンダー 対 ドリュー・グラック<挑戦者> 対 戸澤陽<挑戦者>※王者は日本時間9日現在その他出場予定:ブレイ・ワイアット、ボビー・ルード、ボー・ダラス、カーティス・アクセル、ベイリー、サーシャ・バンクス※試合順は当日選手入場時に発表文・写真 / どら増田
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スポーツ 2018年08月14日 17時45分
あの強打者と並び立つ偉業に?山田哲人が突き進む3度目のトリプルスリー
プロ野球のレギュラーシーズンにおいて、1人の打者が「3割・30本・30盗塁」以上の成績を残すことであるトリプルスリー。2015年にはヤクルトの山田哲人(打率.329・38本塁打・34盗塁)、ソフトバンクの柳田悠岐(打率.363・34本塁打・32盗塁)が共に達成し、その年の「ユーキャン新語・流行語大賞」で年間大賞に選出されたことも記憶に新しいだろう。 なお、山田は翌2016年(打率.304・38本塁打・30盗塁)も再びトリプルスリーを成し遂げ、日本球界史上初の2年連続、複数回達成者にもなっている。今季もここまで順調に成績を伸ばしていることから、こちらも史上初となる3回目の偉業達成も十分に射程圏内だ。 山田の活躍を見ていると感覚が麻痺してしまいがちだが、トリプルスリーは日本では歴代で10人(11回)、世界最高のリーグであるメジャーリーグ(MLB)でも22人(26回)しか達成者が出ていない非常に珍しい記録で、複数回達成者となると日本では山田のみ、メジャーでも3人しかいない。打力と走力を高い基準で併せ持つことが、どれだけ難しいのかは言うまでもないだろう。 ただ、前述したメジャーの複数達成者3人の内の1人は、過去に3回トリプルスリーを達成する大偉業を成し遂げている。それは、現役通算762本塁打(MLB歴代1位)を記録した生粋のホームランバッターとして、現在でも広く知られているバリー・ボンズだ。 1990年(打率.301・33本塁打・52盗塁)、1992年(打率.311・34本塁打・39盗塁)1996年(打率.308・42本塁打・40盗塁)にそれぞれトリプルスリーをマークし、1993年(打率.336・46本塁打・29盗塁)、1994年(打率.312・37本塁打・29盗塁)にも快挙に肉薄していたボンズ。そのイメージからすると少々意外かもしれないが、ハイレベルな脚力も兼ね備えていたのだ。ちなみに、ボンズは通算で「500本塁打・500盗塁」を達成している史上唯一の選手でもある。 果たして、山田はこのまま3回目のトリプルスリーを達成し、ボンズと肩を並べることはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2018年08月14日 17時15分
100回記念を迎えた夏の甲子園 都道府県ごとの優勝回数は?
今月5日に開幕した夏の甲子園。60年ぶりに新調された深紅の大優勝旗を目指し、全国各地から勝ち上がってきた56校が日々熱戦を繰り広げている。 各都道府県の代表がしのぎを削り合うということで、“ご当地対抗戦”の一面も持つこの大会。夏の甲子園は今年で記念すべき100回目(第4回は米騒動、第27回は日中戦争激化のため本大会中止)を迎えたのだが、これまでの各都道府県の優勝回数は一体どのようなものになっているのだろうか。優勝経験の無い地域も含めて、以下に記していきたい。 夏の高校野球史上、1度も優勝校が出ていない地域は19県で、優勝1回を記録しているのが静岡・山口・岐阜・長野・徳島・埼玉・沖縄・三重・大分の9県。東北6県が春夏通じて1度も優勝旗を持ち帰れていないことは広く知られているが、北陸4県もまた春の福井(敦賀気比)の1度のみで夏に限れば優勝を果たしていない。 優勝2回を記録した地域は高知・北海道・香川・栃木・茨城・群馬・奈良・佐賀の1道7県で、3回は千葉1県のみ。北海道(駒大苫小牧)・香川(高松商)・栃木(作新学院)・奈良(天理)に関しては、それぞれ同一校が優勝を果たしている。 優勝4回を記録したのは京都・福岡で、その後は優勝6回の愛媛、優勝7回の和歌山・広島・東京・兵庫・神奈川と続いていく。また、この1都1府6県の内、兵庫のみ全て異なる高校が大会を制している。 優勝回数8回となっているのが、歴代最多7回の優勝を誇る中京大中京(旧中京商)を擁する愛知県。ちなみに、残る1回は1917年の愛知一中(現旭丘)によって記録されたものだ。 そして、優勝回数12回でダントツのトップに立つのが大阪府。古くはPL学園(優勝4回)がその名を馳せたが、現在も大阪桐蔭(優勝4回)が隆盛を極めており、この数字にもまだまだ伸びしろがありそうだ。 以上が、各都道府県の優勝回数である。既に夢破れた地域も少なくないが、98校目となる今年の優勝校は、果たしてどの地域から誕生することになるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2018年08月14日 06時15分
【DeNA】”タコライスコンビ”でベイスターズに吹かせろ南国の風!
☆ラミちゃん命名 ベイスターズ期待の5年目右腕、平良拳太郎と5年目キャッチャー、嶺井博希。ともに南国沖縄出身で、お互いの事を熟知しているとの理由で「タコライスコンビ」とラミレス監督から命名された。☆ステップアップした平良 平良はFA移籍でジャイアンツに入団した山口俊の人的補償として、ベイスターズにやって来た。昨年待望のプロ初勝利を挙げたが、その1勝のみで3敗を喫し、ベイスターズでの一年目を終えた。オフには球速を上げるためにストレッチに時間を割き、その結果、ストレートはコンスタントに140キロを超えるようになる。今年は5回の先発機会を与えられ、2勝1敗で防御率2.59の成績を残している。☆不振の嶺井 女房役の嶺井は、2015年に74試合に出場するも、翌年に戸柱恭孝が入団してくると、わずか11試合に激減。しかし、CSでファーストステージを勝ち抜ける決勝打を放つと、昨年は主に左ピッチャーの際にスタメン出場。「打の嶺井、守の戸柱」としての併用が続いた。今年は嶺井、戸柱ともに不調に陥り、チームはトレードで伊藤光を獲得。伊藤はいきなり主戦キャッチャーとして起用されるなど、嶺井にとってここまで不本意なシーズンとなっている。☆潮目の変わる可能性 タコライスコンビは8月7日の神宮球場で、緩急自在のピッチングを見せ、苦手スワローズに勝利した。また、9連敗中だった「魔の火曜日」の呪縛も解いてみせた。 ジャイアンツ時代は3年目の4月に初先発を任されるなど、期待の大きかった平良。高田GMはドラフトの際もリストアップしていたそうで、プロテクトリストから外れている事を確認した時には、フロントと現場の意見が一致して獲得を決めた逸材。 嶺井はストッパー山崎康晃の亜細亜大学の先輩で、強い信頼関係で結ばれている。ルーキー時代からサヨナラヒットを放つなど、思い切りのいい打撃も魅力。聞き取れないがらがら声のヒーローインタビューは、ファンの楽しみのひとつになっている。 平良のストロングポイントを嶺井が引き出し、相乗効果で嶺井の調子も上がってくれば、チームには大きな力となる。南風に乗って、苦しむチームを上昇気流に乗せてもらいたい。取材・文 ・ 写真/ 萩原孝弘
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スポーツ 2018年08月13日 21時15分
新日本タマ・トンガ「しかるべき処置」問題から、ファンの“安全ボケ”化を考える
新日本プロレスは7日、公式ホームページに「タマ・トンガ選手に関するお知らせ」をアップした。 この度、タマ・トンガ選手のSNSでの不適切発言等により、新日本プロレスは事態を重く受け止め、選手本人に対して、しかるべき処置を行う事としました。 また再発防止に向けてあらゆる措置及び防止策を講じていきます。 ファンの皆様におかれましてはご理解のほど宜しくお願い致します。(新日本プロレス公式ホームページより引用)SNS“等”と書かれていることから、ファンの間では様々な憶測が流れている。いずれにせよメイ社長が自身のコラムで見解を示した内容を見る限り、コンプライアンス的な観点からタマの何らかの発言を問題視したのは明らか。タマの処分が発表されるのは、参戦している『G1クライマックス28』が終了する12日以降になりそうだ。 5日のエディオンアリーナ大阪大会で、私はタマが何やら観客と揉める場面を目撃した。YOSHI-HASHIと対戦したバッドラック・ファレに加担するためイスを手に乱入したタマは、試合後もYOSHI-HASHIをイスで滅多打ち。これに野次を飛ばした観客にイスを手に詰め寄るとイスをかざして脅したのだ。SNS上では「タマが観客に手を出した」という証言、画像も流れている。その後、タマは追いかけてきたYOSHI-HASHIと再び乱闘を繰り広げたため、現地にいた私はイスをかざした場面しか確認していない。 ファンの反応を見ると、野次を飛ばしたファンも悪いとしながらも、タマの行為を非難する声が多数を占めている。しかし、葛西純をはじめレスラーからは肯定する声もある。昭和からプロレスを見続けている私にとっては、ファンが“平和ボケ”ならぬ“安全ボケ”をしているのではないかと思う。 “超獣”ブルーザー・ブロディの記事を執筆した際にも書いたが、昔のヒールレスラーはみんな本当に怖かった。特に外国人選手はファンに近寄らせないオーラを放っていたし、ブロディがチェーンを振り回せば、スタン・ハンセンは通路をさえぎる観客にブルロープをぶつけながら入場していた。アンドレ・ザ・ジャイアント、アブドーラ・ザ・ブッチャー、タイガー・ジェット・シンは存在そのものが恐怖で、超満員で身動きが取れない中、観客はとにかく逃げ惑ったものだ。これを古舘伊知郎アナウンサーは「動く民族大移動」と実況した。これは古舘語録のひとつとして有名だろう。 私はFMWの川崎球場大会で、ザ・シークに火を投げられたり、ドクター・ルーサーに追いかけられたり、チェンソーを振り回すスーパー・レザーから逃げ惑ったことを思い出す。現在の新日本マットでも飯塚高史の入場シーンでは逃げ回るファンの姿が見られるが、外国人選手となると、水をまき散らしながら入場するランス・アーチャーぐらいか。鈴木軍はポスの鈴木みのるをはじめ、近寄り難いオーラを放つ選手が多い。 仕事柄、いろんな団体の関係者から話を聞く機会があるが、場外乱闘の際、リングアナやセコンドの若手選手が「危ないから開けてください」と言っても、座ったまま動かない観客も多く、事故防止に苦心している団体も少なくない。プロ野球でも観客にファールボールが直撃し、怪我をしている人をよく見るが、警備員に直撃を防げなかった理由を聞くと「最近はスマホを見てたから球に気づかなかったという方が多いですね」と話していた。これも“安全ボケ”が生んだ事故の一例である。 90年代までの新日本では当時の田中秀和リングアナ(現・田中ケロ)が試合前に「汚い野次を飛ばした方は強制的に退場とさせていただきます」と毎大会アナウンスし、フェンスの前には藤田和之を筆頭にコワモテなヤングライオンが、客席ににらみを利かせていたものだ。今の時代ならこれもコンプライアンス的に問題があるのかもしれない。2000年代に入りプロレスの力が弱まると、このルールもアナウンスされなくなっていった。こうした流れもファンの“安全ボケ”化が進んだ理由のひとつではないだろうか。 今のファンはプロレスやレスラーをなめてはいないが、昔に比べるとはるかに近い存在になっているのは事実。それはそれで時代が求めていることだとすれば否定はできないが、プロレスは“怖さ”も醍醐味のひとつ。1大会に1試合ぐらいは観客が逃げ惑う試合があってもいいし、心ない汚い野次が飛んだら選手はにらみを利かせてもいいと思う。 メイ社長はファンに対して「マナーの悪いお客様には対処していく」と約束している。新日本には業界の盟主として今の時代に合った対策と対応を期待したい。【どら増田のプロレス・格闘技aID vol.19】写真 / どら増田
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スポーツ 2018年08月13日 17時45分
最終盤に入ったプロ野球 監督交代の可能性を球団別に考察
プロ野球は後半戦に入り、「上位・下位」の明暗が分かれつつある。優勝候補に挙げられた東北楽天ゴールデンイーグルスが低迷し、梨田昌孝監督が辞任するなど、戦前の予想とは大きくかけ離れた事態が発生している状況だ。 下位のチームは当然、今オフの監督交代が予想される。そこで今回は一足先に、辞任の可能性がある監督と次期監督候補をチェックしてみよう。■オリックス・バファローズ 現在下位に低迷し、猛追する東北楽天に代わり最下位の可能性も出てきたオリックス。福良淳一監督は1年契約と見られており、交代の可能性は極めて高いといえる。 次期監督の有力候補はオリックス生え抜きでセントルイス・カージナルスなどメジャー球団にも所属した田口壮二軍監督。仰木彬元監督の下、イチロー・福良監督・藤井康雄一軍打撃コーチらと戦い、1996年の日本一に貢献した選手で、アメリカ野球にも精通しており、期待度が高い。 ただし、低迷チームを根底から変えるならば、外部招聘すべきとの声も。中日を黄金時代へと導いた落合博満氏の監督就任を望むファンも存在する。■読売ジャイアンツ 高橋由伸監督は3年契約の3年目。クライマックスシリーズ進出の可能性は高いものの、首位広島に大差をつけられており、リーグ優勝は難しい状況。「球界の盟主」を自認する巨人が4年連続で優勝を逃せば、当然監督交代が検討されることになるだろう。 しかし、表立った後任候補が居ないのも現状。巨人の監督は「エース」か「スター」という不文律があり、該当するのは桑田真澄氏、斎藤雅樹一軍投手総コーチ、原辰徳前監督、江川卓氏、中畑清氏、松井秀喜氏ら。 いずれも高橋由伸監督よりも先輩となるうえ、水面下で拒否したと囁かれる人物だけに、難しいとの指摘も。一部には、由伸監督のように阿部慎之助選手をプレイングマネージャーにしてみてはどうか、という声もあるようだが、同意するとは考えにくい。チームが上位に収まれば、続投ということになりそうだ。■横浜DeNAベイスターズ 昨年日本シリーズに進出し、1年契約を勝ち取ったアレックス・ラミレス監督だが、今年は現在のところ低迷中。クライマックスシリーズ進出が夢に終われば、契約最終年度だけに交代もありうる状況だ。 次期監督の候補と噂されているのが、高校・大学と神奈川県にゆかりの深い原辰徳前巨人監督。高田繁GMとは同じ巨人の背番号8を付けた仲で、指導力は言うまでもない。巨人の敵となる原監督を見てみたいという声はある。 しかし、ベイスターズファンからは反発も予想され、人気を落とすことになりかねない。未だファンに高い人気を持ち、辞任時に「チャンスが有ればまた会いたい」と発言した中畑清氏や、生え抜きで人気者の三浦大輔氏、鈴木尚典氏らが現実的な候補か。■阪神タイガース 金本知憲監督は2017年オフに3年契約を結んでおり、続投が既定路線だが、ファンから采配に対する不満が相次いでおり、チームがクライマックスシリーズを逃せば、辞任への機運が高まる可能性がある。 次期監督には、二軍監督を務め、若手選手から信頼を得た掛布雅之オーナー付シニア・エグゼクティブ・アドバイザーが有力。ミスター・タイガースで人気は申し分ないだけに、「見たい」という声が多い。 ただし、掛布氏はやや高齢だけに、断るのではとの声も。そうなるとやはり、金本監督でということになるのかもしれない。 この他にも、長期契約中ながら今季下位に低迷した工藤公康ソフトバンク監督や、1年契約の北海道日本ハム・栗山英樹監督も、場合によっては退任があり得る状況。 進退の鍵は、やはりチームの最終順位だろう。現状どのチームにもAクラスに入る可能性があるだけに、選手はもちろんだが、監督も明日の生活をかけた戦いとなる。 監督の進退にも注目しながら、最終盤のプロ野球を楽しみたい。取材・文・櫻井哲夫
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スポーツ 2018年08月13日 17時15分
珍事!涼しい東京ドームで高校野球の決勝戦を
高校野球の試合が“冷暖房付きの東京ドーム”で行われるかもしれない。 2020年東京五輪・パラリンピックの開催期間前後に神宮球場が「使用中止」となる。メインスタジアムの新国立競技場と隣接しているため、大会期間中は関係者や来賓の待機所、資材置き場として使われる。現時点では“予定”だが、五輪組織委員会は取り消していない。神宮球場を本拠地とするヤクルト球団も代替球場の確保に奔走しているが、五輪期間中、同球場を使用しているのはプロ野球だけではない。高校野球の東京都大会、大学野球なども奔走しており、その一環で、「東京ドームで高校野球の東京都予選を」の提案がされたのである。「東京都の高野連は今年に入ってすぐ、関係各位に打診していました」(都内高校野球指導者) 一時期、こんなウワサもあった。東西東京都予選の一部を近郊の千葉、神奈川、埼玉で行う案もある、と――。 その真偽はともかく、ヤクルト球団でさえ代替球場をいまだ確保できていないのだから、高野連もそれくらい困っているのだろう。そこで急浮上してきたのが東京ドーム使用案である。都高野連の武井克時理事長は東京五輪組織委員会にも出向き、「1回戦から東京ドームを使用できないか」と申し入れた。今年5月、高野連と朝日新聞社による「功労者表彰」に選出されたときも、同理事長は「決勝戦をやる場所がない。大会期間中、東京ドームを借り切ってほしいと大会組織委には伝えている」と話している。 その都度、言葉を変えているが、東京ドームで高校野球の決勝戦が行われれば、史上初。「炎天下=高校野球」のイメージも変えてしまうかもしれない。「7月の東京ドームは社会人・都市対抗野球の会場となるので、都高野連の要望通りにはならない可能性のほうが高い。社会人、高校野球、プロ野球で話し合い、棲み分けることになりそう」(アマチュア球界要人) 巨人も例年以上の地方遠征を強いられそうだ。同じ東京の球団である以上、ヤクルトと東京ドームを棲み分けなければならない。ドーム球場は天候に左右されないので、社会人、高校野球がSOSを出してきたのは当然のことかもしれない。「ヤクルトは札幌ドームにも打診を入れたみたいですが、日本ハムとの棲み分け、さらに五輪サッカーの会場にもなるため、札幌市は短期間しか貸せないとの返答をしました。12球団は五輪野球のため、主力選手も派遣しなければなりません。主力を失い、球場も確保できない、そのうえ、高校野球にも配慮しなければならないのですから、五輪期間はかなり苦労させられそうです」(前出・スポーツ紙記者) 高校野球といえば、吹奏楽部、チアガールなどによる華やかな応援でも有名だ。しかし、ドーム球場では大音量となってしまう。そうなると、試合中の選手間の声掛けにも影響する。こうした球場の特徴を考え、規制が加えられる可能性もあり、「高校野球らしくない」と思うファンも出るだろう。 もっとも、オトナの偏見かもしれないが、炎天下で熱中症を気にしながらやるよりも、快適なドーム球場のほうが好プレーも期待できるのではないだろうか。2020年、高校野球に新しい歴史が刻まれ、東京ドームはフル稼働となりそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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戦極 北岡悟がイワン・シャファーを大胆挑発
2008年05月13日 15時00分
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昭和プロレス 昭和の名勝負、アントニオ猪木VSタイガー・ジェット・シンが蘇る!?
2008年05月13日 15時00分
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ドラゴマニアIII 藤波辰爾が21年ぶりにメキシコマット登場
2008年05月13日 15時00分
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DREAM 新遺恨ぼっ発! 川尻達也が宇野薫に対戦要求
2008年05月12日 15時00分
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スポーツ
DREAM エディ・アルバアレスがまたも快勝。ライト級GPの台風の目だ
2008年05月12日 15時00分
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スポーツ
DREAM フェザー、ウエルター両階級が開幕
2008年05月12日 15時00分
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スポーツ
DREAM ミルコ申告漏れ否定
2008年05月12日 15時00分
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スポーツ
全日本プロレス 武藤敬司がまさかのフォール負け。王道マットをタイトル戦線が激化
2008年05月12日 15時00分
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スポーツ
全日本プロレス カズ・ハヤシが土方隆司が強烈ダメ出し
2008年05月12日 15時00分
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スポーツ
全日本プロレス 武藤、弱気!?
2008年05月12日 15時00分
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スポーツ
全日本プロレス 鈴木みのるが“性善男”に変ぼう!?その裏とは
2008年05月10日 15時00分
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スポーツ
ゼロワンMAX 大谷晋二郎がガラス恐怖症!?480秒殺を予告
2008年05月10日 15時00分
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スポーツ
DREAM 石田光洋と宇野薫。決戦を前に冷戦状態に
2008年05月10日 15時00分
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スポーツ
武藤祭 はなわ&曙が相撲流合体技を予告
2008年05月10日 15時00分
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スポーツ
ドラディション レジェンド世界戦略の野望を胸に藤波辰爾が22年ぶりにメキシコへ。
2008年05月09日 15時00分
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スポーツ
戦極 吉田秀彦が6・8KO予告
2008年05月09日 15時00分
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スポーツ
戦極 川村亮がランボー魂注入
2008年05月09日 15時00分
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スポーツ
全日本プロレス 西村修が“4冠”獲りに意欲
2008年05月09日 15時00分
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スポーツ
DREAM 山崎剛が一本勝ち予告
2008年05月09日 15時00分
特集
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豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
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2025年07月21日 12時00分
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豊ノ島“ライバル”琴奨菊との思い明かす 業界には「いい物は残し、時代に併せて変わっていけば」と期待
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2025年07月20日 12時00分
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宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
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2025年07月14日 17時00分
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元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
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2025年04月28日 19時03分
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カラテカ入江慎也、闇営業で得た教訓は「人と人をつなぐ怖さ」 反社の見極め方は「金の使い方」
芸能
2025年06月01日 12時00分