スポーツ
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スポーツ 2018年08月08日 17時35分
阪神の運命やいかに?台風13号が関東地方に接近中
東から西へ、さらに南へと進む異例の動きを見せ、各地を混乱に陥れた“逆走台風”台風12号。この台風は7月末に上陸・通過したばかりだが、8月3日には次なる脅威である台風13号が発生している。 気象庁の公式サイトで発表されている台風情報(8月7日18時45分発表)を見てみると、確認時点で台風13号は八丈島の東南東約390kmに位置。今後は北西に進路を取り、8日夜から9日にかけて関東地方に接近・上陸という予想が出されている。 台風13号がこのままの予想進路を辿るとなると、猛烈な風雨で様々な影響がもたらされることになる関東地方。8日・9日に関東地方で試合予定のプロ野球6球団(巨人対阪神、ヤクルト対DeNA、8日のみロッテ対ソフトバンク)も例に漏れないのだが、中でもひときわ尾を引きそうな球団がある。それが阪神だ。 7月16日配信の記事でも触れているが、今季の阪神は度重なる雨天中止により日程がかなり圧迫されている。先の台風12号でも1試合(7月28日・ヤクルト戦)が流れており、今回も中止となるといよいよ首が回らなくなってくる。 8日・9日どちらも屋内球場である東京ドームで試合が行われるということで、一見すると影響はなさそうにも思われる。しかし、公共交通機関への影響や観客の安全面を考えると、屋内であろうが試合が中止される可能性は少なくない。 加えて、巨人戦を終えた阪神の次カードも、不幸なことに関東地方が舞台(DeNA戦・横浜スタジアム)。今回の台風13号は非常に進行速度が遅い“ノロノロ台風”であるとも伝えられており、場合によってはこちらのカードにも影響が出ることになるかもしれない。 阪神ファンの中にも、こうした懸念を抱いている人は少なくないようで、ネット上には「中止なら日程的に相当きつくなる」、「ドームで中止はまじで痛すぎる」、「頼むから台風はさっさと逸れてくれ」といったコメントが寄せられている。何事もなく試合が行われることを、ただただ天に願うばかりだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2018年08月08日 17時30分
「角界頂点の責任!」横審に最後通牒を突き付けられた3横綱の酷暑巡業
大相撲名古屋場所は鶴竜、白鵬、稀勢の里の3横綱ばかりか、新大関栃ノ心まで休場し、一歩間違えば大変なことになる寸前だった。関脇・御岳海(25)の初優勝でそれなりに場所は盛り上がり、協会首脳はホッと胸をなでおろしたというのが本音だろう。 とりわけ、横綱陣は目も当てられない始末で、稀勢の里は史上ワーストの8場所連続休場。白鵬も今年に入って3場所目の休場で、3連覇を口にしながらあっさり休場した鶴竜も、改めてひ弱さをさらけ出した。当然のことながら、千秋楽翌日に開かれた横綱審議委員会のメンバーは怒り心頭。 「大相撲界を背負う立場の人間として反省して欲しい。責任を感じて欲しい」 と厳しく戒め、北村正任委員長はこれまで恩情が目立った稀勢の里に対しても冷ややかにこう突き放した。 「激励の決議をすべきという声もあったが、本人が次の場所はやるというので、それを尊重した。横綱の地位、考えを決断するのは横綱自身だ」 つまり、「来場所もダメだったら引退してくれ」と、最後通牒を突き付けたのだ。岡本昭委員に至ってはもっとストレートな物言い。 「横綱なら年2回までとか、連続なら3場所までとか、そろそろ(休場に)制限を設けるべき。貴乃花は7場所連続休場したけど、(復帰した場所は)準優勝している。稀勢の里に、それだけの気迫があるか」 ここまで言われては、さすがに横綱陣もジッとしてはいられない。7月29日からおよそ1カ月、26カ所にも及ぶ夏巡業がスタートした。東海から東北、北陸、北海道、関東近辺を回るハードスケジュールで、この猛暑の中、長距離移動を強いられる力士たちにとっては辛い夏になる。 とはいえ、持病や故障持ちの力士たちは夏休みを取ってゆっくりしたいというのが本音。今年も栃ノ心、高安ら、幕内だけで10人もの力士が不参加を表明したが、冒頭で述べた問題の3横綱は、最初から揃って参加した。 「次の秋場所も、名古屋場所のようだと進退を問われかねませんからね。とても休む勇気はなかったんじゃないでしょうか。稀勢の里の参加は当然。(右ひざを痛めて)千秋楽の打ち上げに姿を見せたときはまだカニ歩き状態だった白鵬も、慌てて参加しました。まあ、当然のことですけどね」(協会関係者) 横綱の月給は282万円。夏休み返上は当然か。角界の頂点に立つ3横綱の責任がアッツイ夏に問われている。
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スポーツ 2018年08月08日 16時00分
“男のケジメ”が妻の助言? 山根会長が辞任声明 意外に愛妻家な一面が話題に
日本ボクシング連盟が告発された問題を受けて、8日、山根明会長が大阪市北区の大阪弁護士会館で会見し、会長を辞任すると表明した。約3分間の会見で質疑応答はなく、声明のみを発表する会見となった。 会見の開始直後、山根会長は「おはようございます。私は12時すぎでも『おはようございます』でございます」と独特の挨拶から入り、「私は、本日をもって辞任をいたします」と告げた。山根会長は前夜、日本ボクシング連盟の理事会で3時間に及ぶ話し合いがあったと明かし、「最後に理事の皆さんから“会長一任”ということを言われたので、私自身が家に戻ってわが嫁に当たる、今現在再婚をしている嫁に先に相談し(た)」と語った。妻からは「どんなことがあっても会長を死ぬまで面倒を見ていくから、今(は)楽になってください」と促され、辞任に至ったと説明した。 この会見を中継した『バイキング』(フジテレビ系)では、その後に山根会長が発言した「私に対して応援してくれた33の都道府県の皆さんには感謝申し上げます」「どうか選手のみなさん、将来、東京オリンピックに参加できなくてもその次のオリンピックもあります」などと、勘違いと思われる都道府県の数や、“東京オリンピックに参加できない”と誤解を生むような言い回しに着目し、スタジオで議論を交わしていた。 ところがネット上では意外な反応が見られた。「男のケジメとか言っておきながら嫁の言葉が決め手なんだな」「辞任する理由→奥さんに言われたから」「自分で決めるといいながら手綱握られてる」「嫁とののろけ話するとは」「奥さんが面倒みてくれるから辞任するの?」「嫁さんを繋ぎ止めるために 会長に執着してたのか?」「辞任は嫁さんのお陰」と、意外と妻に弱い山根会長をやゆする声が多く挙がっていた。 いまだに日本ボクシング連盟の問題に関しては不透明な部分も多いが、ネットユーザーにとっては山根会長の“愛妻家”ともとれる一面が印象に残ったようだ。
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スポーツ 2018年08月08日 06時45分
業界初!社長チップス登場にサラリーマン的なコメント、オリックス福良淳一監督の人柄
オリックス・バファローズは、夏の人気イベント『Bs夏の陣2018』後半戦初日となる10日に、京セラドーム大阪で行われる千葉ロッテマリーンズ戦を『ニッポンの底力社長チップススペシャルマッチ』として開催し、先着来場者1,000名へプレゼントされる『社長チップス』の社長カードに、福良淳一監督が登場すると発表した。プロ野球チームの監督としては初めてだという。 『社長チップス』は、株式会社ESSPRIDEが企業PRツールとして全国約200社以上の社長をプロデュースしているものだが、この日配られるうちの100袋に福良淳一監督カードが封入される。 今回の社長カードに関して、福良監督は「お客様のため、会社のため、日々奮闘している社長さん方に負けないよう、私もチームの代表として、最後まで全力で戦い抜きたいと思います」と極めてサラリーマン的なコメント。 福良監督が監督に就任以降、チームがなかなか勝てていないこともあり、近年では、ファンによる監督への采配批判や辞任論も増えてきている。しかし、そんな声とは比例して、現場からは「福良監督で優勝したい」という声が年々増しており、それはスタッフ、関係者のみならず、我々マスコミも同じ思い。何故なのか?それは監督の人柄にあると言っていいだろう。 試合後の囲み会見の文字を起こすと「○○やないですか」「バッテリーが考えないと」「あと1本というところですかね」などなど、とても他人事に見えてしまうため、ファンから怒りを買うことが多いのだが、“そこは”(監督の口癖)持っている能力を発揮できないチームや選手への歯がゆさと、自分自身に対してのメッセージが込められていると思う。勝っても負けても「また明日取りにいきます」というコメントを残すのも慣例化しているが、これは「毎試合勝ちに行く」という監督の気持ちの表れだと、監督に近い関係者が話してくれたことがあった。 田口壮2軍監督はファームで行われたトークショーで、「皆さん福良さんに対して思うところがあるかもしれませんが、皆さんが思われていることを福良さんにぶつけたら全部論破されますよ」と福良監督の凄さを話したそうだが、私も昨年の秋季キャンプで「きょうは誰もいないし、何でも答えるから聞いて!」と言っていただき、ずっと胸に抱いていた数々の疑問を質問させていただく機会があった。その疑問については、既に過去の記事の中で書いているので割愛するが、当然のことながら、そのすべてに納得できる答えが用意されていて、内容もわかりやすかった。特にこの日、紅白戦で1イニングを完璧なピッチングをした“オリの神童”山本由伸を「後ろで使ってみたいと思いませんでしたか?」と質問すると、笑顔で「使ってみたいですねぇ。ああいうピッチング見せられるとね」と話していたのが印象的。秋季キャンプで今シーズン飛躍するキッカケを掴んだ選手は由伸だけではなく、西野真弘の再生が始まったのも高知からである。私は指揮官のこのような側面も伝えていく使命があるなと改めて実感した次第だ。 球団には秋季キャンプや春季キャンプで福良監督の公開トークショーを企画してもらいたい。ファンの指揮官に対する印象はかなり変わるはずだ。それを実現させるためにも今シリーズこそ結果を残さなければならない。10日は福良監督カードを引き当てたファン全員が喜んで家に持って帰れるような勝利をプレゼントしてもらいたい。取材・文 / どら増田
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スポーツ 2018年08月07日 21時15分
新日本G1、Bブロック「2敗する余裕はない」内藤哲也に土をつけたのは飯伏幸太!
新日本プロレス真夏の最強決定戦『G1クライマックス28』Bブロックの7戦目が4日、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)で行われ、5,500人(札止め)の大衆を集めた。酷暑を考慮して、会場の入口には給水所が設けられるなど、今年の大阪のG1は会場内外が熱気に包まれていた。 まず、セミファイナルですごい試合を見せられることになる。3試合を残して6戦全勝のIWGPヘビー級王者のケニー・オメガと、2勝4敗で決勝進出への道が途絶えた石井智宏の試合は、初戦のケニー対内藤哲也に匹敵するか、それを上回る超激戦となった。試合は序盤から両者が意地を張り合い、ただでさえ暑い会場の温度を上げていく。15分すぎからは消耗戦に。試合終盤、石井は気合いを入れると垂直落下式ブレーンバスターの体勢に入るも、踏ん張ったケニーが垂直落下式ブレーンバスターを決める。しかしカウントは1!起き上がった石井はカウンターのラリアット、そしてヘッドバットからの延髄斬りをヒット。最後は垂直落下式ブレーンバスターを決めて3カウントを奪取した。 ケニーは6勝1敗に、石井は3勝4敗となったが、NEVER無差別級王者の後藤洋央紀に続いて、IWGPヘビー級王者のケニーに勝ったのは今後につながるだろう。試合後、石井は「人生山あり谷ありだ。必ず障害があるんだよ。オメェにとっての障害、この俺だよ。今日だけじゃねぇぞ。これからもだ」と暗にタイトルへの挑戦表明とも受け取れるコメントを残している。一方のケニーは口から血を流しながら「あいつに(全勝優勝の)夢を打ち砕かれてしまった」とショックを隠せない様子。残りは、8.8横浜文化体育館大会での矢野通戦と、8.11日本武道館大会の飯伏幸太戦が待っている。 セミファイナルの熱気を引き継ぎ、メインイベントでは、5勝1敗でケニーを追う内藤哲也と、4勝2敗の飯伏幸太が対戦。同い年の両者の対戦成績はここまで2勝2敗。内藤が現在のトランキーロスタイルになってからは、飯伏の方が分が悪いイメージがある。 試合はじっくりとした攻防から始まったが、お互い徐々にスイッチが入り、ハイレベルな技の応酬となった。もちろん会場は大盛り上がりだ。ケニー戦でも感じたが、内藤はこのタイプの選手とは合う。内藤も飯伏も、お互いに高度な技を次々と切り返してみせた。内藤がデスティーノを決めるのか?飯伏がカミゴェを決めるのか?固唾を飲んで見守る観客たち。最後は内藤が旋回式のデスティーノを決めて、さらに正調デスティーノの体勢に入ったところを、飯伏が逆に内藤を空中で捕獲。そのまま垂直にリングに叩きつけ、ダッシュからヒザを一撃!これでグロッキー状態になった内藤に最後はカミゴェを決めて、飯伏が勝利を収めた。 飯伏はリング上でマイクを持つと、大阪のファンに優勝して戻ってくると約束。インタビューブースでは「内藤哲也に勝ったことが一番うれしいですね」と喜んだ。一方、「自力優勝はなくなったから2敗する余裕はない」と語っていた内藤はダメージからかノーコメントだった。 Bブロックは、8.8横浜大会、8.11武道館大会と各選手あと2試合残した状況で、自力優勝の可能性があるのは、6勝1敗のケニーと、最終戦にケニーとの直接対決を残す5勝2敗の飯伏の2人。これを5勝2敗の内藤、4勝3敗のSANADA、ザック・セイバーJr.が追う展開となった。8.8横浜大会ではケニー対矢野通、飯伏対タマ・トンガ、内藤対SANADA、後藤対ザック、ジュース・ロビンソン対石井がラインナップされている。内藤対SANADAのロスインゴ同門対決がメインで行われることが発表された。この2人はSANADAが全日本プロレスで真田聖也として活動していた時代から因縁があっただけに、どんな試合になるのか楽しみだ。 天王山の大阪決戦を終えて、Bブロックも決勝進出候補者が絞られてきた。取材・文・写真 / どら増田
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スポーツ 2018年08月07日 17時45分
「犯罪じゃないですか!!」まさかの事態に見舞われたダルビッシュ有にネット上も驚きの声
右上腕三頭筋の炎症により、5月23日付で故障者リスト(DL)入りしているシカゴ・カブスのダルビッシュ有。今シーズン中の戦列復帰に向け調整を進めているその右腕が、グラウンド外でまさかの事態に襲われていたようだ。 6日に更新されたダルビッシュの公式ツイッター。そこには、「まだ借りていたロスにある家の中にライブカメラ置いているんだけど、アクティビティがあったと通知が来たから見たら泥棒が家の窓割ってる最中でした(笑)」という内容が。留守中の家が泥棒のターゲットにされるという、なんとも不幸な出来事に見舞われたことを明かしている。 あくまで画面越しとはいえ、今まさに自身の家に押し入ろうとしている泥棒と鉢合わせてしまったダルビッシュ。普通ならば、大きな恐怖に襲われてもおかしくないだろう。しかし、長らく勝負の世界で戦いを続けてきた男はその胆力も相当なようで、「誰やと英語で話しかけたら逃げていきました!」と臆することなく、この不届き者を撃退したという。 また、ツイートの最後には「ライブカメラ10か月近く放置してたけどナイス活躍!」という一文も添えられている。更なる大事に繋がっていたかもしれないことを考えると、ライブカメラをそのままにし続けていたことは思わぬ“ファインプレー”であったようだ。 予期せぬアクシデントをあっけらかんと公開した今回のツイートは、確認時点で「リツイート」が3086件、「いいね」が約1.1万件記録されるなど大きな話題を呼んでいる。また、ツイートへの返信欄にも「犯罪じゃないですか!!」、「何もなくてよかったです」、「アメリカも物騒ですね」、といった驚きの声が寄せられている。 一髪のところで、泥棒の被害を免れることとなった今回の一件。もし、直接その場に出くわしていたならば、自らの命にまで危険が及んでいたかもしれない。とにもかくにも、ダルビッシュ自身に危険が及ばなかったことは不幸中の幸いだったといえるだろう。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2018年08月07日 17時15分
“美談”で終わらせないで 大きな注目を集めた沖学園対北照戦の一幕
大会2日目を迎えた6日の甲子園。この日、第3試合として行われた沖学園対北照戦において、試合結果以上に大きな注目を集めた一幕があった。 2点リードで9回表の攻撃を迎えた沖学園は、この回先頭打者の吉村脩希選手が二塁打で出塁。しかし、この打球を処理した直後、ライトを守っていた北照の4番・岡崎翔太選手が突如としてその場に座り込んでしまう。味方選手や審判がすぐに駆けつけるも、岡崎選手の厳しい表情が変わることはなかった。 すると、ここで沖学園側の複数選手が、コールドスプレーや飲み物を手に岡崎選手の元へ。とっさに救いの手の差し伸べたこの行動に、観衆からは暖かい拍手が送られた。 その後、ベンチ裏まで担架で搬送されるも、幸いにも大事には至らず岡崎選手は再びグラウンドへ。結果的に試合には敗れたものの、大きな後押しを受けて高校最後の夏を最後までやり抜いた。 敵味方を超えた思いやりの精神が、大きな感動を呼んでいる今回の一幕。これを受け、ネット上にも「なんか涙ぐんでしまった」、「間違いなくこの試合1番のプレーだった」、「こういった行動をとれる人間になりたい」といった声が数多く寄せられている。 多くの人の胸を打つ“美談”となっている今回の一幕。今大会における印象的な場面として、人々の心に刻まれたことは間違いない。ただ、ここで忘れてはいけないのが、岡崎選手が見舞われた両足のけいれんが、熱中症によって引き起こされたものではないかということだ。 日本気象協会の特設サイト『熱中症ゼロへ』には、熱中症の症状として「『こむら返り』と呼ばれる、手足の筋肉がつるなどの症状が出る場合があります」と記載されている。一部報道では、本人による否定のコメントも出ているのだが、昨今の酷暑を考えると全くの無関係であるとも考えづらい。 感動的な場面に水を差すのも少々気が引けるが、何よりも優先されるべきは選手の健康。高野連を含む関係者各位には、しっかりとした原因究明を切にお願いしたいところだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2018年08月07日 12時20分
四面楚歌の山根会長 ガッツ石松、トミーズ雅…元プロからのコメント続々
日本ボクシング連盟の山根明会長が追い詰められている。助成金の流用や、試合の不正判定、連盟の私物化など数々の疑惑が取り沙汰されている。連日テレビに出て釈明会見をするも、その特異なキャラクターがむしろ面白がられている印象も受ける。 長年にわたり、アマチュアボクシング界に“帝王”として君臨してきた山根会長に対する、プロたちからの厳しい意見も相次いでいる。 ロンドン五輪の金メダリストであり、WBA世界ミドル級王者の村田諒太選手は、五輪の決勝戦でセコンドを山根会長の息子に急遽変えられ、「リングの下にもうひとりの敵がいた」と名言を残している。村田選手はフェイスブック上で、「何よりも現役アマチュアボクサー達にとって良い環境になるよう願っている」と言葉を選んだコメントを発表している。 一方で、元プロボクサーでお笑い芸人のトミーズ雅は、4日放送の関西系の番組『せやねん!』(MBSテレビ系)において、村田選手のセコンド交代について、「ボクサーは戸惑う」、さらに、インターバル(休憩)時間に口に水を入れる回数を変えたことについては、「選手にとってフラストレーション(ストレス)になる」と元プロならではの視点から苦言を呈した。 元WBC世界ライト級チャンピオンでタレントのガッツ石松は、6日放送の『ワイド! スクランブル』(テレビ朝日系)に出演し、山根会長とは面識があるとし、「良きにしろ、悪きにしろ、真っ正直な人」「何がなんでもボスになりたかったのでは」と人柄と騒動の背景を語った。 これらのプロの言葉は、山根会長にゆるやかな引導を渡すものでもあるだろう。さらに、一部では、連盟の山根会長派の理事が電撃辞任とも報じられている。まさに四面楚歌となった山根会長の今後の動向にも引き続き注目が集まりそうだ。
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スポーツ 2018年08月07日 06時40分
【DeNA】”キューバの至宝”ユリエスキ・グリエルと"第6の男"ネフタリ・ソトを比べてみた
☆史上最強打者の触れ込み ユリエスキ・グリエル。2014年のシーズン途中の6月にDeNAベイスターズにやってきた「キューバの至宝」。攻守走そろった内野手で、2003、2005年のワールドカップ、2004年のアテネオリンピックのキューバ優勝の中心メンバー。もちろん期待は大きく、「史上最強打者グリエル横浜上陸」のグッズが発売されるなど、横浜はグリエルフィーバーが起こった。 成績は62試合出場、打率.305、ホームラン11本、打点30。セカンドのレギュラー、石川雄洋を外野に回すなど、チームに与えた影響も多く、ボブ・ホーナー(元ヤクルト)レベルのセンセーショナルな活躍を期待していたファンには、少々物足りない数字だった。評価の高かった守備も、平均の守備力を0とするUZRがセカンドで-2.6、サードで-4.8と平均以下の数字であった。 野球以外では日本食を受け付けず、球団はキューバ料理を用意。さらに、「飛行機恐怖症」で沖縄への遠征をボイコットするなど、なかなかのわがままを通した。 翌年は3倍強増となる年俸3億5000万円プラス契約金を含む計5億円で契約締結。弟のルルデスも共に契約を果たすが、怪我を理由に来日を拒否。シーズン開幕後の4月2日になって契約を解除するという、前代未聞の事件を起こし退団。最後の最後までお騒がせエピソードを残した。現在はメジャーリーグのヒューストン・アストロズに所属している。☆テスト入団ネフタリ・ソト ネフタリ・ソトはプエルトリコ出身の長距離砲。テスト入団で、当初はファースト、ホセ・ロペスとサード、宮崎敏郎のバックアップとしての獲得と見られていた。6人外国人が所属するベイスターズでは、登録枠の問題もあり、"第6の男"と言われていたソト。ところが、オープン戦からインパクトを残し、開幕一軍の座を掴むも、怪我で2戦目にしてファーム行き。そして、再び上がってきてからは、不慣れな外野やセカンドもこなし、59試合出場、打率.289、ホームラン16本、打点43。主に攻撃的2番打者として起用され、今ではチームに欠かせない存在となっている。 ファームで調整の際、万永貴司二軍監督は全力で野球に取り組む姿に感銘を受けたという。ホセ・ロペスの日本の配球のアドバイスへも素直に耳を傾け、いい結果を出している。 グリエルと遜色ない成績を残している、年俸3500万円の優良外国人助っ人ソト。もちろんグリエルには華があり、直接球場で観てみたいと思わせる雰囲気があった。キューバ出身グリエルとプエルトリコ出身のソト。共に祖国を離れ、異国で活躍する二人。人により好みは分かれるだろうが、個人的にはどちらも成功してほしいのである。取材・文 ・ 写真/ 萩原孝弘
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スポーツ 2018年08月07日 06時20分
ネット上も困惑の声 両極端な投球を見せるソフトバンク・武田翔太
2011年のドラフトで1位指名を受け、ソフトバンクに入団した武田翔太。150km越えの直球と落差の大きいカーブを武器に、昨年までのプロ6年間で2度の2ケタ勝利(2015年・2016年)を含む合計48勝をマーク。プレミア12(2015年)やWBC(2017年)では、日本代表メンバーに選出された経験も持つ実力派の投手だ。 所属チームであるソフトバンクの、そして、球界の次代を担う投手として、大きな期待を寄せられ続けている25歳の右腕。しかし、迎えた今季の成績はというと、ここまで16試合の登板で「3勝8敗・防御率4.79」と黒星が大きく先行してしまっている。お世辞にも期待に応えているとは言い難い今季の武田だが、その内訳もまた評価を難解なものとしている。 敗戦投手となった8試合において、武田は合計41失点(自責点36)を喫している。また、自身に勝ち負けのつかなかった5試合(合計13失点・自責点13)でも、無失点だったのは6月19日のヤクルト戦のみだ。このことからも、今季の武田は相手打線に打ち込まれ、炎上してしまうシーンが非常に多いということが分かる。 一方、今季の3勝はその全てが、自身の完封劇によって生み出されている。派手な炎上が目立つ中、打者を牛耳る快投を披露していることもまた事実なのだ。ちなみに、今季ここまで3完封を記録している投手は、他に上沢直之(日本ハム)、菅野智之(巨人)の2名だけ。もちろん、この数字は12球団でトップだ。 完封か、それとも炎上か、投げてみるまで分からない今季の武田。その不安定さに困惑しているファンも多いようで、ネット上には「良い時と悪い時の差が激しすぎ」、「武田の中には完封or炎上の2択しかないの?」、「どうにか安定してくれないものか…」といった声が寄せられている。 両極端な投球が続き、チームやファンにとって今一つ計算の出来ない投手となっている今季の武田。今後は好不調の波を抑え、“ほどほど”の投球を続けていくことが求められていると言えそうだ。文 / 柴田雅人
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