スポーツ
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スポーツ 2018年08月31日 21時15分
新日本プロレス棚橋弘至、完全復活ストーリーが9.23神戸から始まる!
「挑戦権利証の初防衛戦はオカダとやりたいですね」 新日本プロレス真夏の最強戦士決定戦『G1クライマックス28』で3年ぶり3度目の優勝を飾った棚橋弘至。翌日には“慣例”に基づいて、来年1月4日の東京ドーム大会メインイベントでの「IWGPヘビー級王座挑戦権利証」が棚橋に授与された。この挑戦権利証には王座同様、防衛義務が課せられている。ただ、2012年に権利証が発行されてから、1.4ドーム大会までにIWGPヘビー級王座が移動したことはあったが、権利証の保持者が移動したことはない。 今年のG1では7勝1敗1分という好成績で決勝に駒を進めた棚橋。暴走ファイトで唯一棚橋に土をつけたジェイ・ホワイトを「ジェイの出方次第で」と後回しにして、8.10日本武道館大会で30分時間切れ引き分けだったオカダ・カズチカを挑戦者に逆指名したのは「オカダに勝たなければ東京ドームのメインに上がれない」「オカダに勝たなければ復活はできない」という強い思いがあるからだ。オカダも棚橋の心理を察しているよう。ショックを隠しきれずノーコメントでインタビューブースを後にした10日の試合後からは一転、翌日の試合後には「決勝はAブロック、棚橋推しで!」とG1後の巻き返しを見据えた発言を残している。 棚橋がG1で優勝したとしたら、聞いておきたいと思っていたことがあった。棚橋は5月4日の福岡国際センター大会で、当時IWGPヘビー級王者だったオカダに挑戦し敗れたものの、それ以降、棚橋の動きやキレが欠場前よりもはるかに良くなっていった。あのオカダ戦で本来の棚橋弘至を取り戻したのではないか?そんな質問を本人にぶつけてみると… 「あるかもしれないですね」と本人は答えた。「“試合勘”もそうなんですけども、あの日は負けましたけど、十分オカダに対して、そのときの(IWGPヘビー級)チャンピオンに対して十分動けてる、一方的にやられなかったっていうところが、『まだまだ行ける』っていう気持ちになったし。そして、『さらにコンディションが良くなれば、棚橋、まだまだ十分行けるぞ』と(思った)。そうなんですよ…。もう年齢に捉われないレスラーになると。それはどうすればいいかって言ったら、より動けて、いまよりもビルドアップされた体を作って、笑いジワとかをこうケアしてですね(笑)。若々しくあればいいかなと思ってます」 最後は冗談も交えていたが、私の目を見て「ありがとうございます!」と答えてくれた。この姿はかつて引退を賭けて藤波辰巳(当時)と60分時間切れ引き分けの試合を行ったアントニオ猪木が「まだやれる」と確信したときの心境と似ているのではないだろうか。今年2月のシリーズを全休し、満身創痍の体をできる限りケアして復帰を果たし、オカダに挑戦したものの敗れた棚橋。しかし、この夏、1年で最も過酷なG1を制して、今度は上の立場でオカダを迎え討つことになった。 決戦の舞台は9.23神戸ワールド記念ホール大会。棚橋完全復活の第一歩となるか?取材・写真 / どら増田
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スポーツ 2018年08月31日 17時50分
「西武の勝利が原動力に!」仮面女子、猪狩ともかがオリックス戦前に会見
8月31日、9月1日の2日間、京セラドーム大阪で行われるオリックス・バファローズ対埼玉西武ライオンズの試合が『めがねのまち さばえDAY』として開催されることになった。京セラドームをジャックする仮面女子を代表して、先日舞台復帰を果たしたばかりの猪狩ともかが車椅子姿で会見に臨んだ。 猪狩は今年4月、強風で倒れた看板の下敷きになり脊髄損傷、両下肢麻痺の重症と診断され、芸能活動はもちろん、通常の社会生活すら難しい状況に追い込まれた。しかし、「もう一度舞台に立ちたい」という強い思いから驚異の回復力を見せて、8月26日に劇場・秋葉原仮面女子CAFEのステージに復帰。今回は復帰後初の遠征で、鯖江市市長の牧野百男氏の始球式を猪狩が手伝い、仮面女子は国家斉唱やイニング間にライブパフォーマンスを披露する予定だ。 会見で猪狩はパラスポーツへの挑戦に意欲を示し、今度は積極的にスポーツに携わっていきたいと笑顔で話した。猪狩と言えば大の西武ファンとして有名。首位を走る今年の西武の強さは回復の「原動力になった」そう。昨年、試合でパフォーマンスを行った女子プロ野球の埼玉アストライアが9月1日にオリックスとコラボマッチを行うことを伝えられると「アストライアの選手には事故の際、たくさんの温かい言葉をいただいた。明日私は見られないんですけど、他のメンバーに応援を託します」とエールを送っていた。 また入院中の猪狩だが、9日にメットライフドームでの西武対千葉ロッテマリーンズ戦で始球式を行うためリハビリを続けている。猪狩ともかの挑戦は始まったばかりだ。取材・写真 / どら増田
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スポーツ 2018年08月31日 17時45分
隆の勝はどうなる?今年新入幕力士となった5名が晴れの場所で残した成績
来月9日に初日を迎える大相撲9月場所。今月27日には新番付が発表されているが、これに新入幕力士として名を連ねているのが東前頭14枚目の隆の勝だ。 千葉県出身で中学卒業後に千賀ノ浦部屋に入門し、2010年3月場所で初土俵を踏んだ隆の勝。昨年11月場所の新十両まではおよそ7年余りを費やしたが、そこから5場所で幕内の座を掴むに至っている。そんな23歳に、期待を寄せている好角家も少なくないだろう。 ところで、今回の隆の勝を含めると、角界には今年1年で6名の新入幕力士が誕生している。隆の勝の9月場所がどうなるかはまだ誰にも分からないが、その他の5名は一体どのような成績を残しているのだろうか。 1月場所で新入幕を果たした阿炎と竜電は、どちらも10勝5敗と2ケタ勝利を挙げ敢闘賞を受賞している。また、この両者は4日目に直接対決に臨んでいるが、この時は阿炎が上手投げで竜電を下している。 ちなみに、阿炎はその後3月場所でも10勝5敗を記録し、5月場所(対白鵬)と7月場所(対鶴竜)では金星も挙げるなど健闘を続けている。西前頭4枚目に位置し、成績次第では新三役も狙える9月場所も大いに期待したいところだ。 5月場所で前頭15枚目に位置した旭大星は、前述の2名と同じく10勝5敗で敢闘賞を受賞。北海道出身としては、1992年1月場所の立洸以来26年ぶりとなる新入幕となった旭大星だが、周囲の期待にしっかりと応える好成績を残している。 7月場所で共に幕内に上がってきた琴恵光と明生だが、琴恵光は3勝12敗、そして明生は6勝9敗と黒星が先行し、1場所で十両に逆戻りする不本意な結果となっている。琴恵光は東十両5枚目、明生は東十両2枚目で9月場所を迎えるが、どちらも1場所での幕内返り咲きを強く心に期していることだろう。 3名が10勝5敗で敢闘賞を受賞する一方、2名が幕内の壁に跳ね返されている今年の新入幕力士。“6人目”として晴れの場所に臨む隆の勝は、果たしてどのような15日間を過ごすことになるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2018年08月31日 17時15分
U-18スカウト情報 吉田の進路表明がFA投手の去就も変える!
夏の甲子園大会の主役、吉田輝星(金足農=17)は、9月3日から始まる第12回U−18アジア選手権に臨む。炎天下で投じた881球の後遺症も懸念されたが、試合会場となる宮崎入りした30日には、自主練習でのキャッチボールで全力投球をしてみせた。「大会での登板はナシ、あったとしても短いイニングだけ」という周囲の声をかき消すパフォーマンスだったのだろう。 注目は、アジア選手権での登板の有無だけではない。「進路問題」だ。「当初の予定通り、お世話になっている八戸学院大へ進学するという見方もあれば、甲子園で自信を持ち、プロ入りに傾きつつあるとの声も聞かれました。甲子園大会後の全日本チームで他校選手と話をし、進路を一変させた選手は過去にもいましたが」(スポーツ紙記者) 昨年も「進学か、プロ入りか」で揺れていた清宮幸太郎が意思表示をしたのも、U−18大会後だった。プロ志望届の提出期日は9月21日、吉田が意思表示をするのは、早くても今大会決勝戦の行われる9日と目されている。しかし、プロ野球スカウトの評価は微妙に変わりつつあるという。甲子園大会では、トーナメントを勝ち上がるにつれて評価を高めたのは吉田だが、U−18アジア選手権のメンバーが招集され、全体練習や大学生との壮行・練習試合を重ねていくなかで聞かれたのは、「やっぱり、根尾(昂=大阪桐蔭・内野手)」の声だ。「走攻守全てが揃っているとの評価は今さらだが、身体能力の高さ、野球センスを再認識させられました」(在京球団スカウト) 吉田のプロ入り表明が大前提だが、1位入札は根尾に集中しそうな雰囲気になってきた。こうした状況を指して、巨人の単独指名を予想する向きも出始めた。「今年は高校生のアタリ年とも言われています。仮に吉田の指名が抽選となったとしても、将来性の高い選手が残っていそうなので、巨人は『冒険』してくるのでは」(前出・同) 巨人の今年のドラフト戦略だが、もともとは即戦力投手と高校生内野手を狙っていた。現先発ローテーションでまともに計算が立つのは菅野だけ。先発投手を補強しなければ、来季も広島に大敗してしまう。高校生内野手の指名は坂本勇人が元気なうちに後継者を育てておこうというものだ。「即戦力投手を指名しなければならない年に高校生を指名するのだから、それなりのリスクを生じます。2位以下で社会人、大学生の好投手がどれだけ残っているのか…。かといって、吉田の指名から逃げたら日本中の野球ファンを敵に回してしまうでしょう」(前出・スポーツ紙記者) 吉田がプロ入りを表明すれば、東北の楽天イーグルスも目の色を変えてくる。巨人にとっては苦しい選択となりそうだが、こんな声も聞かれた。FA補強だ。今オフのFA市場で去就が注目される投手は、オリックスの西勇輝だ。実績のある西が動くとなれば、多くの球団が獲得を目指すが、巨人の狙いは西だけではない。「阪神のメッセンジャーですよ。外国人選手が国内FA権を取得すると、外国人枠から外されます。ライバルの弱体化もあって一石二鳥です」(前出・関係者) メッセンジャーは阪神一筋で日本の国内FA権を取得した。「タテジマ愛」も表明しているが、阪神以外の球団が好条件を提示すれば、「話は聞く」との情報も交錯している。「メッセンジャーの推定年俸は3億5000万円。残留交渉のスタートラインは5億円と見られますが、来季38歳になる投手に大金を払えませんし、メッセンジャーとその代理人は複数年契約も強く希望しているとも聞いています」(在阪記者) 吉田の進路表明は、FA投手の去就まで変えてしまいそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2018年08月30日 21時15分
ノア凱旋直前のヒデオ・イタミ&WWE大阪公演凱旋直前の戸澤陽が好調をアピール!
世界最大のプロレス団体WWEは日本時間29日、カナダ・オンタリオ州トロントで軽量級ブランド205 Liveを開催した。 日本時間31日に開催されるWWEエディオンアリーナ大阪公演には戸澤陽が、翌9月1日のプロレスリング・ノア両国国技館大会にはヒデオ・イタミが205 Liveからそれぞれ参戦することが決定しており、両選手にとっては日本凱旋直前の収録となった。 まず元ドラゴンゲートの戸澤陽が、ゼロワンや新日本プロレスなどにも来日経験があるブライアン・ケンドリック(withジャック・ギャラハー)とシングルで対戦。先週の205 Liveでケンドリックとギャラハーに乱入されて試合を潰された戸澤は、騙し討ちパンチからセントーンで先制。スープレックスやサブミッションなど、ケンドリックのテクニシャンぶりに苦戦する場面もあったが、戸澤はケンドリックの右足に狙いを定めて集中攻撃。最後はコーナートップから必殺のダイビングセントーンを見事に決めて3カウント。先週試合を潰された雪辱を果たすとともに、大阪凱旋に向けて順調な仕上がりをアピールした。 205 Liveでムスタファ・アリと抗争中のヒデオ・イタミは、地元出身のマイケル・ブレイズと対戦。ヒデオは格下相手にビックブーツで吹き飛ばしてファルコンアローで沈めたが、ターザン後藤のように自らカウント2で相手の頭を掴み上げて3カウントを自ら阻止した。さらにドラゴンスリーパーの体勢から強烈なヒザ蹴りを食らわせカバーに入った。しかしここでもカウント2で相手を持ち上げた。 まさにヒデオはターザン後藤が乗り移ったかのように、相手を痛みつけて不敵に笑っていた。すると、そこに突然抗争中のアリが登場。ヒデオはアリがリングに上がるとすぐさま場外に退散。リング上からヒデオを挑発するアリをあざ笑うと、ヒデオはバイバイポーズをしながらリングを後に。来週以降に遺恨を残す結果となった。 ヒデオは古巣のノア9.1両国で開催される『丸藤正道デビュー20周年記念興行』のメインイベントで、丸藤正道とシングルマッチを行うことが決定している。KENTAのリングネームで、丸藤とともに三沢光晴亡き後のノアを支えてきたヒデオがノアを電撃退団したのは2014年4月30日。あれから4年4カ月が経ち、WWEや205 Liveのヒデオ・イタミとして、生涯のライバル丸藤の対角線に立つというのはとても興味深い。ヒデオの立場からすれば今後このカードが実現する可能性は極めて低いだろう。 大阪では関西を拠点にしていた戸澤が、両国では古巣のリングでヒデオが、それぞれ飛躍する姿を目に焼き付けながら楽しみたい。文 / どら増田写真 / ©2018 WWE, Inc. All Rights Reserved.
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スポーツ 2018年08月30日 19時00分
リハビリ視察4666日 長嶋茂雄が消えた全記録③
ミスターにも“猛暑”影響か ほどなくして、リハビリの拠点を国立科学博物館附属自然教育園に移し、多摩川台公園に行く月曜日を除き、火曜日から土曜日の週5ペースでここに通うようになった。たいていは一般開園前の朝7時40分に到着し、約30分間のトレーニングを行うのだ。かなり回復した一時期は、「イチ、ニ、ヨイショ!」と大声を出しながら、麻痺の残る右足を大きく蹴り上げて、約30メートルの距離を一気に走るメニューまでこなしていた。 トレーナーに右上半身を支えてもらいながらではあるが、これを見たときには驚いた。さらに最後の仕上げに30回の素振りである。このリハビリを見た関係者は口をそろえて「あれはリハビリじゃなく、トレーニングだ」と驚くほどの回復ぶりだったのだ。 日曜日の休みを除き、順調にリハビリを重ねて回復してきたミスターだが、心配がなかったわけではない。今年は早くから気温の高い日が続き、長嶋のリハビリにも心なしか疲れが見えていたからだ。 リハビリのスケジュールはここ何年間もずっと変化がなかったのだが、今年に入ってからは火曜日と木曜日は自宅近くの散歩だけになることが多くなっていた。 リハビリの様子を見ても、以前より体力が減退している様子が見て取れた。早歩きのウオーキングのスピードがゆっくりになったり、時々、立ち止まって休みながらという日も多発するようになっていた。 また1週間に一度、月曜日の最後に歩く勾配のきつい急坂の散歩も、これまでは20分かけて歩ききっていたのだが、今年は2度ほど途中で止まってしまい、そのまま切り上げたこともあった。 当初は82歳という高齢を考慮して、リハビリの負荷を緩和したのだろうと思っていたが、やはりどこかで無理があったのかもしれない。ただし、幸いなことに病状のほうは深刻ではないようで、前出の長嶋家に近い人物も楽観視している。「胆石は治療すれば完治するものですから、本人はいたって元気なんです。きっとまた、10月頃からは歩き始めますよ。まあ、長嶋茂雄はリハビリを14年間も継続してきたのだから、神様が少し休みなさいといっているんでしょう」 ミスターは2020年の東京オリンピックで聖火ランナーを務めることを目標にしていた。そのためにもゆっくり休んで体調を戻してほしいところだ。 日本中が長嶋の復活を信じ、願っている。そういえば、昨年暮れに長嶋の介護を務め、今や家族同様の付き合いをしている介護士のS氏が、こんな言葉を口にしていた。「長嶋さんはあの年齢で毎日同じ時間に決められたメニューをこなしています。継続すること自体が凄いし、何より接していて人間的に素晴らしいんです。長嶋さんが頑張る姿は、リハビリをしているすべての方たちの見本になるし、励みになるはずです」 8月19日現在、ミスターはまだリハビリ復帰をしていない。入院が長引いているのが心配だ。_(敬称略)*****************スポーツジャーナリスト・吉見健明1946年生まれ。スポーツニッポン新聞社大阪本社報道部(プロ野球担当&副部長)を経てフリーに。法政一高で田淵幸一と正捕手を争い、法大野球部では田淵、山本浩二らと苦楽を共にした。スポニチ時代は“南海・野村監督解任”などスクープを連発した名物記者。『参謀』(森繁和著、講談社)プロデュース。著書多数。
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スポーツ 2018年08月30日 17時45分
【DeNA】遅れてやって来た“リリーバー“石田健大!ベイスターズの救世主になれるのか!?
【DeNA】遅れてやって来た“リリーバー“石田健大!ベイスターズの救世主になれるのか!?☆期待を裏切るエース ベイスターズ待望の男が、役割を変えて帰ってきた。2年連続の開幕投手を任された「左腕カルテット」の長男・石田健大だ。昨年故障の影響もあり6勝止まりながら、ラミレス監督にそのポテンシャルを買われ、エースの役割を期待されていた。キャンプでも「低めにコントロール」「ストレートでファールを取る」など課題を持って取り組み、本人も自覚十分で挑んだシーズンだった。しかし、結果が付いてこなかった。結局13回の先発登板機会を与えられたが、勝ち星はわずか1。敗戦は7を数え、シーズン3度もの登録抹消の憂き目を見た。☆戻りつつある輝き 8月28日に再登録された際、ラミレス監督から与えられたポジションは"中継ぎ”。今シーズン調整の為に2回中継ぎ登板し、そのまま転向プランもあったが、その時は再び先発のポジションに戻っている。しかし、先発は2回の機会とも散々の結果に終わり、今回は背水の陣での中継ぎ登板となった。登録されたその日のドラゴンズ戦、2-2の同点の6回に3番手として出番が回って来た。すると、“唸る“と形容したくなるほどのストレートは、最速149キロを計測。得意のチェンジアップはもちろん、スライダー、フォークも抜群の切れ。2イニングをパーフェクト、3者連続を含む4三振を奪い、試合の流れをガッチリ引き寄せる圧巻のピッチングを披露した。チームもその流れに乗り、7回に嶺井博希のバックスクリーン横に飛び込むホームランで勝ち越し。これが決勝点となり、石田に嬉しい勝ち星が付いた。お立ち台に上がった石田は「迷惑をかけたが、チームの一員となれるよう頑張る」と満面の笑みでコメントし、指揮官も「2イニングを良く投げた」と中継ぎでの適性を評価した。☆魅せろエースの意地 ロングリリーフで使える左腕は、疲弊しているリリーフ陣にとっても、もちろんチームにとっても頼りになる存在。今シーズン3勝のうち、わずか3回のリリーフ登板で2勝を挙げている。実は「持ってる」のかも知れない。シーズン終盤は運も必要。見えない力を味方に付け、石田健大がCS進出への救世主となる。取材・文 ・ 写真/ 萩原孝弘
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スポーツ 2018年08月30日 17時30分
巨人・小林にとばっちり? 東京ドームで販売された“小林弁当”に針金が混入
巨人・小林誠司捕手プロデュースの元、東京ドーム内の売店で販売され、これまで多くのファンに食されてきた「小林誠司の鮮やか!ビビンバ弁当」。商品名にも入っているビビンバを中心に、色とりどりの料理が盛り込まれているこの弁当だが、その中に招かねざる一品が混ざり込んでいたということが複数メディアによって報じられている。 報道によると、今回の一件が発生したのは、28日に行われた巨人対広島戦でのこと。弁当を購入した客の1人から、調理器具の金具止めとして使われていたと思しき針金が混入していたとの申し出があったという。また、安全性の確認のため、小林プロデュースの弁当は当面の間、販売休止となるとのこと。 報道の中では、小林の弁当以外にも「キャプテン坂本勇人のからあげパラダイス弁当」、「じゃびっとべんとう」、「ホームラン弁当」、「牛めし弁当」の4品が同じく販売を取りやめるということも合わせて伝えられている。これらの弁当が、全て同じ工場で生産されているというのが理由とのことだ。 異物混入の申し出は前述の1件のみで、幸いにもけが人はいなかった今回の一件。しかし、場合によっては重大な健康被害に繋がる可能性もあっただけに、ネット上には「食べた人大丈夫だったのこれ」、「誰が故意に入れてなければいいけど…」、「ある意味食中毒より怖いな」、といった声が寄せられている。 一方、中には「小林からしたら、とんだとばっちりだなこれ」、「流石に気の毒すぎる」、「グラウンド内外で踏んだり蹴ったりやな」といったコメントも見受けられる。もちろん、今回の一件に関して小林本人に非は1つも無いのだが、思わぬ形で影響を受けてしまったという印象を抱いたファンも少なくないようだ。 プロ野球観戦のお供として、手堅い人気を誇っている球場のお弁当。実際に購入したことのある人も多いであろう定番の一品だが、東京ドームに限っては、しばらくの間、その選択肢が狭まることになりそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2018年08月30日 17時15分
オリックス、遊び心満載だった『冷やしドーム、はじめました』
オリックス・バファローズが本拠地である京セラドーム大阪を使った真夏の新企画『冷やしドーム、はじめました』が7月31日から今月の19日にかけて開催された。今回のイベントは、京セラドーム大阪に涼みに行こう!をテーマに、イベント、グッズ、グルメなど、ありとあらゆる「涼しいこと」「冷たいこと」を京セラドーム大阪に用意し、バファローズファン、野球ファン、灼熱の大阪から逃れたい市民を対象とした新企画として、発表当初から話題になっていた。イベント初日にはお笑い芸人のAMEMIYAが来場し、オリジナルソング『冷やしドーム、はじめました』を披露。『冷やしドーム』のロゴが入った氷柱を展示したり、カーリングの体験イベントを開催。また、京セラドーム自慢の飲食ブースも『冷やし』メニューを豊富に揃えて対応するなど、酷書に襲われた今年の大阪にはとてもマッチしたイベントで、ファンからは「来年もやって欲しい」という声が数多く聞かれた。さらに、9日の埼玉西武戦では「打ち水&撮影会付チケット」を販売し、思い出してもひんやりする…記憶から消し去りたい…そんな失敗談や恐怖体験など、忘れてしまいたいヒヤッとする話を選手に聞くプチトークショーに参加し、その後選手と一緒に打ち水体験&写真撮影会ができるユニークな企画チケットを販売。打ち水とトークショーには松葉貴大と東明大貴が参加し、参加したファンを大いに喜ばせた。また、期間中は京セラドーム大阪の各階の店舗付近に設置されたロゴバナーの隠れ正尚を見つけ出して、写真を撮ってTwitterに投稿すると、抽選で吉田正尚の直筆サイン色紙(冷やしドームオリジナルVer.)が当たる企画も行われ、ウォーリーを探せ!ならぬ、正尚を探せ!も大いに盛り上がっていた。さらに驚いたのは、バックステージにあるプレス食堂でも『冷やしドーム、はじめました』のロゴバナーが貼られて、冷やしメニューが提供されていたことだ。期間中は阪神戦などオリックス主催試合以外でも同メニューが提供されたという。こうした遊び心満載の企画はいかにもオリックスらしくて思わず笑ってしまう。『Bs TRAVEL〜インド編〜』、『冷やしドーム、はじめました」、そして30日には、今シーズン3部作の締めとして大人の夏休み『オリザニア2018』が開催されるが、オリックス球団が新たなプロジェクトチームを組んでこのような挑戦を続けることは、プロ野球に興味がない層に少しでも引っかかれば大成功といえるだけに、来年以降も我々が想像できないような企画を発表し、良い意味で驚かせてもらいたい。取材・文・写真 / どら増田、垪和さえ
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スポーツ 2018年08月30日 12時20分
パワハラ騒動で活動危機の体操・宮川選手に、高須院長「僕でよければ契約します」 称賛集まる
「世界選手権代表のチームメイトには本当に申し訳ないのですが、私は今の状況で日本代表として責任を持って戦っていくことは、精神的にも肉体的にも不可能だと判断し、今年は世界選手権、全日本シニア選手権、日本代表合宿を全て辞退することを決意しました」。 29日、一連のパワハラ騒動についての会見の中で、このような言葉を口にした女子体操選手の宮川紗江。2016年のリオ五輪にも出場している彼女だが、今回の騒動により、所属先とコーチをいっぺんに失い、さらには今後の競技生活をも脅かされる事態となってしまっている。 まだ18歳の若者が陥っている、余りにも苦しいこの状況。ただ、“渡りに船”とでも言うべきか、そんな宮川に救いの手を差し伸べた人物がいる。それが高須クリニックの院長として知られる高須克弥氏だ。 29日の午後7時50分、自身のツイッター上に「力になりたいと思います。僕でよければ契約します。連絡をお待ちします。」というツイートを投稿した高須氏。その後も各メディアから配信されている会見の記事を添えつつ、「強固な信頼で結ばれた宮川選手とコーチを物心ともに応援したいと思います。」、「宮川選手からのダイレクトメール待ってます。なう。」といったツイートを続けていく。 すると、高須氏は午後10時20分に宮川サイドと連絡が取れた旨をツイート。さらに、午後11時4分には「宮川紗江選手とお話しできました。明日具体的なサポートのご相談を担当同士ですることになりました。話し方が僕の孫娘とそっくりです。家族のように支援します」という、何とも頼もしい一文を投稿している。 宮川に対し一肌脱いだ高須氏の姿を受け、ツイッター上には「先生の行動力とそのスピード、素晴らしいです!」、「あなたみたいな人がいてくれて心が救われます」、「また一つ世の中を動かしましたね」といったコメントが数多く寄せられている。サポートの具体的な内容も含め、今後の展開にも注目が集まっていくことは間違いない。記事内の引用について高須克弥の公式Twitterよりhttps://twitter.com/katsuyatakasu文 / 柴田雅人
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