スポーツ
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スポーツ 2019年01月10日 17時40分
ソフトバンク選手がファンに苦言「マナー悪い」 サインおねだり集団の”行き過ぎた行動”とは?
プロ野球・ソフトバンクの武田翔太、大竹耕太郎が、共に自身のインスタグラムを更新。マナーの悪い一部のファンに対し、要望交じりの苦言を呈している。 インスタの「ストーリー」を更新した武田は、自主トレ中に撮影されたと思われる写真を投稿。しかし、そこには写真だけでなく、「あと今日は帰りの時、一部のサイン貰いに来てた人のマナー悪かった」、「他の人に迷惑かかるから考えてもらいたい、少なくとも俺らはそう感じた」、「今後同じ状況が続くのであれば少し考えます」といった文も添付されていた。 武田と同様に「ストーリー」を更新した大竹は、自身の右手にサインペンのインクがつけられた写真を投稿。「こんな感じで手についたり、服についたりするので、サインはペン先を向けないで頂けると助かります。人が多いときは特に」と、マナーの改善を切実に呼びかけていた。 ネット上に寄せられた現地ファンの投稿によると、この他にも「サインをもらうために嘘をついた」、「1人の選手を大勢で取り囲み、身動きを取りにくくした」、「選手が乗った車を囲み、道を遮った」人がいたという。選手のことを考えていないこれらのマナー違反には、当然少なからず批判の声が寄せられている。 今回の一件に限らず、しばしば問題視されている一部ファンの暴走。恐らく本稿をご覧の皆様の中にも、そうした場面を現地で目撃したという人は多いことだろう。このような話が出るたびに、一プロ野球ファンとしては非常に悲しい気持ちになる。 また、昨今では現実のみならず、ネット上で悪質な行動・言動を目にすることも少なくない。書くのもはばかられるような誹謗中傷を浴びせたり、プライベートの写真を勝手にアップしたり、選手のみならず他のファンにまで矛先を向けたり…。こうした連中を、筆者は決して同じプロ野球ファンと認めたくはない。 “自分がよければそれでいい”などと考えている一部の人間には、今一度節度や自覚といったものを見つめ直してもらいたいところだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2019年01月10日 17時30分
アジアカップ白星発進のサッカー日本代表 グループ突破率は100パーセントに?
9日に行われたアジアカップグループF第1節。2大会ぶり5度目の優勝を狙う日本代表はトルクメニスタン代表と対戦し、3-2で見事に白星発進を決めた。 まず最初に試合を動かしたのは、アジアカップ初勝利を目指すトルクメニスタン。前半27分、左サイドでボールを受けたFWアマノフがペナルティエリア外から右足を一振り。GK権田修一の手を弾く豪快なミドルシュートを叩き込み、日本から貴重な先制点を奪い取った。 予想外の劣勢となった日本は、試合を振り出しに戻すことができないまま前半を終える。しかし、エンドが変わった後半11分、MF原口元気からのパスをペナルティエリア内で受けたFW大迫勇也が、巧みな切り返しからまずは同点の一撃。その4分後の同15分にも再びゴールネットを揺らし、一気に試合をひっくり返した。 後半26分にMF堂安律のゴールで3点目を奪った日本は、その後同34分にPKで失点を喫するも同点までは許さず。3-2でなんとか逃げ切り、初戦を白星で飾ることとなった。 FIFAランキングでは格下のトルクメニスタンを相手に、思わぬ苦戦を強いられた日本。今回の試合を受けたネット上には、「何とか逆転したけど不安が残るな」、「力関係を考えると無失点で勝つべきだった」、「守備陣このままで大丈夫かなあ」といったコメントが少なからず寄せられている。 ただ、過去の大会における初戦の結果を振り返ってみると、形はどうであれ勝ち切ったことは非常に大きな意味を持つ。日本は1988年大会から前回2015年大会まで8大会連続でアジアカップに出場しているが、初戦に勝利した1996年、2000年、2004年、2015年は全てグループリーグを突破。また、2000年と2004年の2大会に関しては、その後決勝トーナメントを勝ち進みアジアの頂点に輝いているのだ。 今試合の直後に行われたウズベキスタン対オマーン戦(2-1)の結果により、グループ首位に立った日本。過去の4大会と同じように、このままグループリーグを突破することはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2019年01月10日 17時30分
巨人が松井秀喜監督断念「ポスト原」にイチロー浮上①
この年末になって本誌編集部に飛び込んできたのが、イチローが来年3月に行われるマリナーズの日本開幕戦後、巨人に電撃移籍するという怪情報だ。“ポスト原監督”を見据えての戦略と言われるが、そこには今オフのFA戦略の深謀遠慮が秘められている??。 原辰徳監督(60)が4年ぶりに指揮を執る巨人が、3月17、18日に東京ドームで米大リーグのマリナーズと親善試合を行う。その試合でマリナーズのイチロー球団会長付特別補佐(45)が選手として出場することで、物議を醸している。「マリナーズの日本開幕戦(3月20、21日)の対戦相手はアスレチックス。今季はア・リーグ西地区で2位でしたが、人気チームとは言い難い。それでも開催に至ったのは、開幕戦前に予定されている巨人との親善試合にイチローを出場させるため。その試合の後、電撃的に3月29日のNPB開幕に合わせて巨人入りさせる。元々、イチローはマ軍の支配下選手ではなく、練習だけ参加している球団幹部。日本球界入りしてもややこしい問題は起こりません」(スポーツ紙デスク) イチローが現在の“会長付特別補佐”という特殊なポストを与えられたのは、今年5月3日。以降、チームに帯同して若手を指導しながら、試合前の練習を続けてきた。それも、すべては巨人入りに合わせた行動だったというのだ。 原監督とイチローは、特別な関係にある。’09年のワールド・ベースボール・クラシックで監督と選手という立場で共闘し、世界連覇を果たした間柄。今年10月、監督に就任した原監督があえてヘッドコーチを“空室”にしていたのは、イチローをヘッド兼選手として迎える構想を温めていたからだ。 とはいえ、本来ならシーズンオフの早い時期に巨人入団を発表できたはずだ。しかし、それをあえて封印していたのは、マリナーズとの親善試合の目玉にする思惑だけでなく、今オフに進められた巨人の超大型“フリーエージェント(FA)戦略”に、その意図が込められていた。「入団契約を結んでしまえば支配下選手登録する必要があり、FAの人的補償に波及します。いい例が上原浩治でとった“裏技”です。シーズン終了後に左ひざのクリーニング手術を理由に一時自由契約とし、人的補償から“避難”した後で、再契約を結びました。『規則破り』との声もありますが、野球協約には抵触しない。イチローの場合もまたしかり、ということです」(放送関係者) このオフ、巨人はFAで丸佳浩外野手と炭谷銀仁朗捕手を獲得した。巨人のプロテクト枠は、それぞれ28人。事前にイチロー獲得を発表していれば、有力選手を1人、プロテクト枠から外さざるを得ない。FAの人的補償問題が片付いた後で電撃入団というのが、当初からの目論みだったのだ。 今回のFA補償で、巨人一筋15年、通算133勝を挙げた左腕・内海哲也投手をプロテクト枠から外し、西武は炭谷の人的補償として指名。そのまますんなり移籍は決まったものの、投手陣の精神的支柱だった内海の突然の移籍は、ファンばかりでなく、選手、OB連の間でも波紋を呼んでいる。(明日に続く)
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スポーツ 2019年01月10日 06時00分
新日本退団のKUSHIDA、ラストマッチは棚橋弘至と1.29後楽園でシングル対決!
新日本プロレスは今月末での退団を発表していたKUSHIDAのファイナルマッチの相手に棚橋弘至を選んだと7日、発表した。29日、後楽園ホール大会で対戦する。KUSHIDAと棚橋がシングルで対戦するのは初めてとのこと。 「僕がライガーさんを両国に連れて行きます!」 新日本ジュニアの象徴、獣神サンダー・ライガーをベスト・オブ・ザ・スーパーJr.(BOSJ)公式戦で破ったKUSHIDAは、かつてBOSJの決勝の舞台だった両国国技館で、再び決勝を開催するとライガーに誓った。そして今年、ようやくBOSJの決勝が6.5両国大会で開催されることが決定した。 その両国大会にKUSHIDAはいないことになるが「今年、ようやく両国国技館で決勝戦ができるということを初めて聞いた時はメチャクチャうれしかったです」と話す。 「数年前、『スーパーJr.』を優勝して『明るい未来に連れて行きます』と僕は言いました。この両国国技館になることだけが明るい未来だとは言いませんし、僕一人がこのまま新日本プロレスで闘っていく立場であれば『俺が両国まで連れてったんだぞ』と言うかもしれませんけども」と前置き。「今の率直な気持ちを言わせていただくと、これだけジュニアが上がってきたのはいろんな選手の頑張り、盛り上がり、ジュニアへの想い、これが形になって会社が動いた結果だと思います」とBOSJの両国進出がジュニア全員の努力の結晶であると語っている。 KUSHIDAは師匠のTAJIRIの仲介でハッスル、SMASHを経て、2010年から新日本に参戦。翌11年にSMASHから新日本へ円満移籍をした。IWGPジュニアヘビー級王座を6回獲得し、ヘビー級転向直前の飯伏幸太やケニー・オメガから王座を奪還するなど、新日本ジュニアの中心として長きに渡りけん引してきた。 新日本退団後は「海を渡りプロレスを隅から隅までもっともっと自分の目で見てみたいと。知ったかぶりとか、見て見ぬふりじゃなくて、この目で見ていきたいなと思っております」と話しているが、アメリカの世界最大のプロレス団体WWEと契約することが濃厚。もし実現すれば新日本からWWEに移籍する日本人選手は、ヨシタツ、中邑真輔に続いて3人目となる。師匠・TAJIRIを世界的なプロレスラーに押し上げた世界一の舞台でKUSHIDAがどんな活躍をするのか注目だ。 ラストマッチの対戦相手となる棚橋とはかつて、SMASH所属時にTAJIRIとともにタナスマを結成。また所属してからは選手バスが隣ということもあり、仲が良かった。会見に記者側で乱入した棚橋からの質問に「ズルイっすよ」と涙を浮かべる場面もあった。 KUSHIDAはCMLLとの合同興行『ファンタスティカマニア』への参戦も決まっている。29日までは新日本のKUSHIDAとして、全力で突っ走る考え。最後の棚橋戦は新日本のKUSHIDAの集大成を見せるにはベストな相手と言えるだろう。 タイム・スプリッターの新日本カウントダウンが始まった。取材・文 / どら増田写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2019年01月09日 21時30分
WWE、ホーガンがオーカーランド氏を追悼、中邑はUS王座再奪取へ、アスカは防衛戦決定!
世界最大のプロレス団体WWEは日本時間8日に主力ブランドのロウ(アムウェイ・センター=フロリダ州オーランド)、9日にスマックダウン(ジャクソンビル・ベテランズ・メモリアル・アリーナ=フロリダ州ジャクソンビル)をそれぞれ開催した。 ロウでは、WWE殿堂者で“レジェンド”のハルク・ホーガンが登場。今月2日に76歳で亡くなった“ミーン”ジーン・オーカーランド氏を追悼した。WWEやWCWで実況、インタビュアーとして活躍したオーカーランド氏を偲んで追悼10カウントのゴングが鳴らされると、続けて長く親交のあったハルク・ホーガンがリングに登場した。 ホーガンは「“ミーン”ジーンはWWEユニバース(ファン)のみんなを大いに楽しませた。彼はいないがここにいる。愛しているぞ」と自身のハートを指し示し、追悼の言葉を送ると会場からは“サンキュー・“ミーン”ジーン”コールがわき起こった。またホーガンは“あの頃”を思わせるマイクパフォーマンスを再現。ホーガン流の感動的な追悼にユニバースは感動していた。ホーガンがWWEに登場したのは、昨年11月に開催したPPV 77クラウン・ジュエル』以来となる。 スマックダウンでは、US王者ルセフがリングに登場すると「先週、俺の愛する妻ラナが中邑のせいで怪我をした。中邑は一線を越えた。すべての骨を折って潰してやる!」と制裁を宣言。そこへ映像で登場した中邑は「あの怪我は俺ではなく、お前のせいだ」と先週の映像を見せ「ルセフ、お前がラナを怪我させたんだ」と反論した。 憤慨したルセフがバックステージの中邑を探しに行くと、中邑は機材ケースを使って不意打ちで襲撃。中邑はハイキックで倒れたルセフに罵声を浴びせると、最後はダメ押しのキンシャサでルセフを大の字に沈め、US王座再奪取をアピール。次回PPV『ロイヤルランブル』で両者の再戦が組まれることになりそうだ。WWEとの再契約問題が難航しているという話もあるが、これで『ロイヤルランブル』までの参戦は確定した。 スマックダウンのメインでは、アスカのスマックダウン女子王座への挑戦権を懸けて、ベッキー・リンチ、シャーロット・フレアー、カーメラが3ウェイ戦で激突した。試合は終盤の必殺技を巡る攻防で、シャーロットのフィギュア・エイトをカットしてディスアーマーを決めると、これをカットしたカーメラをベッキーが再びディスアーマーで捕らえて大穴のベッキーがタップ勝ち。王座挑戦権を獲得した。 試合後、王者アスカがリングに登場すると、ベルトを見せ付けながら「これはワシのもんじゃ」とベッキーをにらみつけた。『ロイヤルランブル』に向けて対戦ムードが盛り上がっている。 『ロイヤルランブル』は日本時間28日に開催される。文・どら増田写真・©︎2019 WWE, Inc. All Rights Reserved.
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スポーツ 2019年01月09日 17時30分
「巨人にしか行かない」長野久義と内海哲也の放出で選手会が”異議アリ!”
国内フリーエージェント制度に関するルールが改定されるかもしれない。 原巨人がFAによる大型補強に成功したものの、好捕手・炭谷銀仁朗を奪われた側の埼玉西武が人的補償で、ベテラン左腕の内海哲也を引き抜いた。チームの精神的支柱でもあった内海の一本釣りにファンは騒然とさせられた。また、年明けの1月8日、丸佳浩外野手の人的補償で長野久義が広島に移籍することが両球団から発表された。 両選手とも「巨人にしか行かない」とドラフトでゴネた経緯がある。その是非はともかく、チーム愛のもっとも強い投打のベテランを喪失してしまった。 「2年連続MVPの丸を獲ったのだから、巨人もそれ相応の出血は覚悟していました。でも、出してはいけない選手がいるんですよね。チームの雰囲気も悪くなっています」(スポーツ紙記者) 選手会がその人的補償に疑問を呈しているというのだ。 プロ野球選手たちの解釈では、FAは選手固有の権利。ドラフト会議で希望する球団があったとしても叶わないことのほうが多い。プロである以上、自身をより高く評価してくれる球団に行くのは当たり前で、また、出場機会の多くなる球団を選ぶのも当然の権利だという。だが、厄介なのはそれにともなう「人的補償」だ。 「選手が正当な権利を行使する上で、第三者を巻き込む現行のルールはおかしい、と。選手会はこの点での改善を要求していくと聞いています」(在京球団スタッフ) 内海に限らず、人的補償で移籍を余儀なくされた選手にすれば、「まさか、自分が!?」の心境だろう。請われて呼ばれたのだから、最後は割り切って移籍を受け入れる。野球協約によれば、選手にトレードなどの移籍を拒む権利はない。イヤなら、引退するしかないのだ。 「人的補償で移籍した選手が新天地で活躍するケースは少なくありません。人的補償での移籍を前向きに捉える声もありますが、今後、FA権を取得した選手が代わりに移籍する選手のことを考え、権利行使しにくくなるとしています」(前出・同) FAは93年オフに導入された。取得年数などの改定もされたが、これまで「米球界と異なる点」については議論されていなかった。 簡単に説明すると、メジャーリーグには2種類のFAがある。一つは所属チームとの契約期間が終了し、どの球団とも自由に交渉ができるもの。あるいは、どの球団にも所属していない選手のことを指す。もう一つは所属チームが他球団よりも同等以上の引き止めを行っているが、残留が難しいとなった場合、移籍先のチームは旧所属チームに次年度のドラフト会議の上位指名権か、移籍金を渡さなければならない。プロテクト名簿を作成し、それ以外の選手を一本釣りする人的補償のやり方を行っているのは、日本のプロ野球だけだ。 おそらく、選手会はドラフト指名権か、移籍金のみとするメジャーリーグ式への変更を求めるものと思われる。 プロ野球解説者が球団経営者側の立場をこう代弁する。 「主力選手を喪失する側の戦力ダウンは必至です。移籍金、ドラフト指名権をもらうよりも人的補償で代わりの選手をもらったほうが傷口も小さくて済みます。日本ハムは20代半ばが選手のピークとなるチーム編成をしていますが、他球団はそうではありません。選手会が人的補償の改定案を求めたとしても、スンナリとは決まらないでしょう。球団はせっかく育てた選手に対し、奪われ損だと思うのでは」 選手と球団では制度に対する考え方も違う。 現在、12球団の選手会会長は内海を移籍させた炭谷である。難病を抱える子どもたちへの支援活動にも積極的で、人望も厚い。17年12月に選手会長に選ばれたが、初めての大仕事が自身も関わったFAのルール改定となるとすれば、皮肉なものである。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2019年01月09日 17時30分
新春ビッグ対談 王貞治×柴田勲③「大谷翔平の活躍にあっぱれ」
柴田 もう少し巨人の話をしましょう。コーチ陣も一掃されましたが、新しい顔ぶれからどんな印象を受けますか。王会長 “宴会部長”と言われた宮本和知(投手総合コーチ)とか、元木大介(一軍内野守備兼打撃コーチ)、水野雄仁(一軍投手コーチ)という顔ぶれ。みんな、かつて原監督の下で頑張った人ばかりの印象を受けるね。柴田 ただ、全員一軍コーチだし、資質はまた別なものになってきますが、ただ「ハイ、ハイ」だけではダメですよね。監督に追随だけでなく、意見を言わなければいけないと思っています。王会長 コーチで最悪なのはイエスマン。ものをはっきりと言えないのが、いちばん困るんだ。目の前の勝利に固執しがちな監督に対し、投手コーチは1年をトータルで考えた起用をしなければならない。そもそもが相容れない関係だが、イエスマンだったらケンカにもならない。宮本コーチは、その辺のことをどう考えているんだろうね。柴田 原監督は参謀も置かないし、GMの後任もいません。自由にノビノビとできる編成のトップですからね。二次政権までは年上で経験豊富な口うるさいコーチが傍にいたが、今回は全権監督。かなりの部分で監督の独自采配が前面に出てくるかもしれません。王会長 今度の補強を見ていると、ポジションがかぶるところがありそうだし、どう交通整理をしていくのか大変だね。阿部慎之助が捕手に電撃復帰。さらに西武から獲った炭谷もいて、今季の正捕手だった小林誠司のほか、20歳代の捕手もぞろぞろいる。生え抜きの若手勢に大ベテラン、FAの即戦力が一斉にゲートインしそうな捕手のレギュラー争い。来季はどんな布陣で挑もうとしているのか、興味があるな。柴田 話は変わって、今年も日本人メジャーリーガーが活躍しましたが、中でもエンゼルスの大谷翔平が大活躍し、新人王を獲得しました。ひじに不安が残りますが、二刀流の復活についてどう思われますか?王会長 いや、たいしたものだ。ひじを壊すまでのピッチングも素晴らしかったが、ホームラン(22本)も凄かったね。新人ながら、剛速球投手たちから一歩も引かずにスタンドへ叩き込んだ。1年目であそこまでやるとはね。ひじを壊した不安はあるが、また元気に戻ってくるさ。次は何のタイトルを狙うかだね。柴田 西武の菊池雄星も海を渡りますね。どのチームでどれだけ活躍するか…。王会長 頑張ってほしいね。応援しているよ。柴田 今日はいろいろお話しいただき、ありがとうございました。
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スポーツ 2019年01月09日 11時00分
長野久義だけじゃない? 不幸が続く巨人の背番号「7」
プロ野球ファンの間に、大きな衝撃をもたらした長野久義(巨人)の広島移籍。チームの功労者が人的補償の対象となったこの一件は、ネット上でも賛否両論のコメントが数多く寄せられている。 2度の指名拒否を経て、2009年ドラフト1位で念願の巨人入りを果たした長野。溢れんばかりのチーム愛を持っていた背番号「7」にとって、今回の移籍は“まさか”の出来事となったことだろう。ただ、過去に巨人の背番号「7」を背負った選手を振り返ると、それぞれが長野と同じように不幸な出来事に見舞われている。 長野の前に背番号「7」を着けていた二岡智宏(1999年〜2008年)は、2008年に山本モナとの不倫が発覚し、同年オフに日本ハムへトレード移籍。その前に着けていた吉村禎章(1986年〜1998年)は、1988年に今も「あれがなければ…」とファンに悔やまれる靱帯断裂の大けがに見舞われている。 強打のスイッチヒッターとして巨人軍第49代4番打者も務めたレジー・スミス(1983年〜1984年)は、1984年にファンと小競り合いを起こして書類送検。また、柴田勲(1970年〜1981年)は現役引退後の1992年に賭博行為で検挙され、桑田武(1969年)はヤクルトアトムズ(現ヤクルト)移籍後の1970年に「黒い霧事件」の一端を担ったとして逮捕されている。 前述の5名以前に背番号「7」を背負った選手は大橋勲(1963年〜1968年)、高林恒夫(1961年〜1962年)、与那嶺要(1951年〜1960年)、山川喜作(1946年〜1951年)、筒井修(1936年〜1937年・1941年)の5名だが、この内大橋、高林、山川はトレードで他チームに放出されている。 また、与那嶺は当時存在した年金の受給資格(10年間の選手登録)を満たす寸前で戦力外通告の憂き目に遭い、中日に移籍。背番号「7」の初代である筒井は、戦地で指を失ったことにより選手生命を絶たれてしまっている。 ラッキーセブンならぬ“アンラッキーセブン”の系譜に、図らずも名を連ねてしまった長野。新天地となる広島の地で、不幸を吹き飛ばすほどの活躍を見せることはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2019年01月09日 06時00分
トミー・ジョン手術から復活!真珠・野沢オークレア完敗も「2019年はもっとRIZINに」
2017年の大晦日に行われたRIZINさいたまスーパーアリーナ大会で、右腕の靭帯を切りながらも試合に臨み、勝利を収めたタレント野沢直子の長女、真珠・野沢オークレア。その後、手術で復帰までに丸1年を要した。真珠の話によると、野球選手のピッチャーがよく受ける「トミー・ジョン手術(側副靱帯再建術)をしました」という。復帰戦となる『RIZIN.14』の開催2日前に行われた会見では「リハビリで手術前より強くなりました。早く試合がしたい」を見せていた。じっとしていられない性格の彼女は、「手術後、2週間ぐらいで自転車のトレーニングを再開した」そうだ。18年の大晦日、復帰戦に臨んだ。 試合に向けて「自分の試合の映像を何回も見ました」とイメージトレーニングも万全だと強調していた。年末には初の写真集が発売されたが「私は格闘家なので、そういうことは考えてなかったんですけど、撮影は楽しかったですね」と語りつつ、「今回お母さんはアメリカで家族と一緒に見ます。いつまでも野沢直子の娘だと見られるのも(もう)いいかな」と“親離れ”すると宣言。またフロイド・メイウェザーと対する那須川天心に対して「天心くんには頑張ってほしい。アメリカではメイウェザー有利と言われているので」と天心にエールを送る場面もあった。 17年は一本勝ちしながらも「もっときれいな勝ち方をしたかった。三角絞めの対策は練らないといけない」と話していた真珠。復帰戦は、アマチュアで無敗を誇り、この試合がデビュー戦となるヤスティナ・ハバの打撃、グラウンドが強烈で押される展開に。1Rに気をつけていたはずの三角絞めに捕らえられてからは完全に劣勢になり、最後は2R3分41秒、リアルネイキッドチョークで一本負けを喫した。真珠の顔面はドス黒くはれ上がっていたが、表情に悲壮感はなかった。 試合後、真珠は「どこを間違えたか、映像を見てみないと分からない。コーチ、チームのみなさんごめんなさい。相手は私より賢い試合をした。ミスをしたところを突かれました。相手の方が、(自分を)見ながら試合をしていたと思う」と試合を振り返った。 「RIZINが1年間待っててくれてありがたい。きょう負けたけど、すぐに上がりたい。2019年は、RIZINに上がってもっといい試合をしたい。アクティブにいきたい」と決意を新たにした真珠。「まだどこから間違えたか自分でも分からないですけど、コーチに言われたように前に出すぎて。考えながら試合しないと、そういうミスをしちゃったり、トレーニングからやってることをちゃんと試合でできるまでに経験がいるっていうか。だんだん試合してくることでその経験が出てくると思うので、もっと試合がしたいです」と2019年はRIZINマットで大暴れすると誓った。ちなみに腕のダメージに関しては「大丈夫です」ときっぱり述べた。 女子格闘家としても人間的にも華のある選手であるだけに、RENAに続くスターになれる可能性を秘めている。2019年は真珠の「スターイヤー元年」になることを期待したい。取材・文 / どら増田写真 / 山内猛
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スポーツ 2019年01月08日 21時30分
10人が受験した大相撲新弟子検査 “初志貫徹”でぜひとも大成を
「志望してくれてありがとう」。このようなことを思ったのは、筆者だけではないのではないだろうか。東京・両国国技館で7日に行われた、大相撲1月場所の新弟子検査の話である。 各メディアの報道で既にご存知の方もいるかもしれないが、今回の検査に臨んだのは10名で、全員が「身長167センチ・体重67キロ」以上の体格基準をクリア。また、その中には元中学横綱の肩書を持つ少年や、親族が力士だった少年なども含まれているという。 内臓検査に問題がなければ、この10名は晴れて入門となるが、もちろん、その後大成できるかは彼らの取り組み次第。ただ、“あれだけのこと”があってもなお、角界に夢を抱いて検査に臨んでくれた彼らには、冒頭のような感謝の念を抱かずにはいられない。 改めて説明するのも気が滅入るが、“あれだけのこと”とは、昨年角界に幾度となく勃発した騒動や不祥事のこと。一年を通じて次々に湧いて出た不名誉なトピックは、土俵内外に深刻なダメージを与えることとなった。 上記のトピックに対して挙がったネット上の声の中には、「子どもに相撲はさせたくない」という親世代からのコメントも少なからず見受けられた。また、実際に昨年7月場所の新弟子検査では、11年ぶりに受験者がゼロに終わってもいる。 恐らく、今回検査に臨んだ10人も、そこに至るまでに家族や周囲から様々なことを言われたのだろう。しかし、彼らは「関取になりたい」、「横綱になりたい」という気持ちを曲げずに、こうして“夢”の入り口までやってきてくれたのだ。一相撲ファンとしては、とにかく感謝の気持ちしかない。 これから始まる力士人生の中では、また昨年のような騒動が勃発することもあるかもしれない。しかし、彼ら10人には今抱いている夢や憧れをそのままに、“初志貫徹”の精神で鍛錬に励んでもらいたい。そして、大きく成長を果たした彼らが、ポジティブな話題を数多く提供する力士になってくれることを切に願いたい。文 / 柴田雅人
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2009年06月06日 15時00分
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戦極 吉田が石井に宣戦布告
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2009年06月05日 15時00分
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