スポーツ
-
スポーツ 2019年01月22日 17時10分
阪神 矢野監督が契約最終年・鳥谷に肩たたきと英才教育
阪神を長く支えてきた鳥谷敬(37)に、「決断の時」がきた。慣れ親しんだショートのポジションへの再挑戦が認められた背景には、矢野燿大監督(50)の真意が他にあったのだ。「最も影響力の大きいベテランですから、鳥谷の不振がそのままチームの低迷に繋がると言っても過言ではありません。鳥谷がショート奪回に必死になれば、自ずとチームにも活気が戻ります」(在阪記者) 年齢のことや近年の打撃成績を考えれば、「北條史也(24)有利」と言わざるを得ない。それに鳥谷を優先すれば、世代交代は遅れる。また、チームを活性化させるだけの再コンバートだとすれば、功労者の晩節を汚すことにもつながる。「鳥谷にとって、’19年は進退のかかったシーズンとなります」(ベテラン記者) 5年総額20億円(推定)の大型契約は今季で満了する。来年以降も契約を望むのであれば、2割3分台まで落ち込んだ打棒の復活は必須だ。そんな厳しい状況下で、あえて茨の道であるショート再奪取に挑戦したことになる。「元気な鳥谷が戻ってくれば御の字。指揮官として、『死に場所』を与えてやったということでしょう。ただ、矢野監督はベンチスタートとなったときの鳥谷の対応策にも着手するつもりです」(球界関係者) スタメンを外された金本政権下でのこと。鳥谷は眉間に皺を寄せ、グラウンドを見ていた。身を乗り出し、声も出していたが、矢野監督はそれだけでは物足りないとしている。「ベンチの中央付近に陣取り、戦況を見つめていました。矢野監督は自分のすぐそばに座らせ、直接話し掛ける」(同) 最終的な采配の決断は矢野監督が下す。参謀役の清水雅治ヘッドコーチも真横に陣取るだろうが、その前に鳥谷にも意見を語らせる場面も作る。指揮官となる将来に備えての“帝王学伝授”である。「矢野監督は捕手も育てていく。また、組織としてのチーム改革も視野に入れています。鳥谷は球場一番乗りの練習熱心さなど、背中でチームを引っ張ってきましたが、言葉で後輩に伝える場面がなかった」(同) 控えにまわった鳥谷はその経験を指導者となったときに生かす。主に精神面での話だが、この時に試合展開を読む力を養えるかどうかで大きく変わる。 定位置奪回は、個人の話。複数年契約を無事に終えたとき、鳥谷には別の肩書も加わりそうだ。
-
スポーツ 2019年01月22日 06時00分
蝶野正洋「よく見とけガッデム!」2.15プロレスマスターズTEAM2000選抜を発表!
2月15日に武藤敬司プロデュースの『プロレスリングマスターズ』後楽園ホール大会が開催される。メインイベントの『BAT vs TEAM2000』の8人タッグマッチに出場する蝶野正洋のTEAM2000の選抜メンバー4選手が発表された。 昨年2月16日の後楽園大会以来、1年ぶりの復活となるTEAM2000だが、前回はAKIRA、天山広吉、小島聡、ヒロ斎藤が登場。蝶野正洋がマネージャー役としてセコンドにつき、藤波辰爾、長州力、武藤敬司、獣神サンダー・ライガーの90年代新日本プロレスドリームチームと対戦すると当初は発表されていた。しかし昨年は小島が負傷欠場したため、かつてnWoスティングのリングネームで、新日本やアメリカWCWで活躍したスーパーJが久々に緊急来日。90年代のファンを喜ばせている。 今回は、新日本から天山と小島のテンコジタッグが参戦し、ヒロ斎藤、スーパーJを加えた4選手が選抜メンバーとなった。前回欠場した小島は昨年9月に復帰し、コンディションは絶好調。元気な姿を見せてくれることだろう。ちなみに天山、小島、ヒロは、2017年1.5新日本後楽園大会で、前日の1.4東京ドーム大会の『ニュージャパンランボー』のため来日したスコット・ノートン、そして新メンバー?チーズバーガーとのタッグで、蝶野がいないTEAM2000を復活させた。ケニー・オメガ、バッドラック・ファレ、タマ・トンガ、タンガ・ロア、ボーン・ソルジャー(初代)のバレットクラブとの時空を超えたユニット対決に快勝しており、その続きが期待されていた。 今回、メンバーを選抜した蝶野は「オイ、プロレスリング・マスターズ! 2月15日後楽園ホール!TEAM2000のメンバーは天山!小島!スーパーJ!そして、ヒロ斎藤!このメンバーだ!武藤!BATT?本当にメンバー集まるのか?顔じゃねぇんだよ!いいか、TEAM2000は絆が違うんだよ。プロレスリング・マスターズは俺達、TEAM2000が仕切る!よく見とけガッデム!」とコメントした。 一世を風靡したnWoジャパンから分裂する形で誕生したTEAM2000だが、当時武藤が率いていたnWoジャパンとの生き残り軍団抗争を制したTEAM2000が、nWoジャパンの天山、小島、ヒロらを吸収。1人となった武藤はグレート・ムタとしてWCWと契約し、日本マット復帰後、BATTを結成したという経緯がある。 TEAM2000に所属したメンバーはBATTに比べるとはるかに多い。今回はオリジナルメンバーであるAKIRAが外れ、nWoジャパンから“引き抜かれた”メンバーだけを選抜された。武藤としてはBATTの選抜メンバーに、TEAM2000のオリジナルメンバーでもあるドン・フライを是が非でも招聘したいところ。馳浩が国会会期中で出場できないだけに、マスターズのリングを黒に染め上げられることをいかにして阻止するのだろうか?あとはBATT選抜メンバーの発表が待たれる。 現在も新日本の所属選手として活躍中のテンコジが揃い踏みする。単なる同窓会のような試合ではなく、これが平成最後の結成になるであろうTEAM2000のさらなる進化に期待したい。取材・文 / どら増田写真 / ©︎プロレスリングマスターズ
-
スポーツ 2019年01月21日 21時30分
「ベンチ裏でコソコソ話して…」西武・熊代聖人の声出しに隠された秘密とは?
埼玉西武ライオンズの熊代聖人が、チームメイトの山川穂高、森友哉、金子侑司、山田遥楓と共に20日放送の『ジャンクSPORTS』(フジテレビ系)に出演。自身が担当する試合前の声出しについての秘密を暴露された。 昨シーズン、パ・リーグを制したチームについて「僕の声出し、訓示で優勝できた」と自身の存在をその一因に挙げた熊代。番組ではその一例として、「ライオンの雄は狩りをしないでどっしり構えている。それが俺じゃ! ベンチは俺が温めるから、お前ら行ってこいや!」、「サメは認識した獲物に飛びかかる。まさにサメ打線や! やっぱりなんと言っても、熊代の訓示はおジョーズ!」といった言葉も紹介された。 「試合に負けたら交代していくルールがあったんですけど、熊代さんが始めてからいつの間にか独占するように」と金子も語る通り、今や選手のみならず、ファンの間でも“熊代劇場”として定着した熊代の声出し。しかし、その声出しについて森は「実はゴーストライターがいる」と衝撃の一言を口にした。 熊代のゴーストライターとして名前が出されたのは、今オフにFAで巨人に移籍した炭谷銀仁朗。森によると、この両者は「ベンチ裏でコソコソ話して、(熊代が)嬉しそうに『分かりました!』」といった流れで内容を練っていたようで、話がウケた時に炭谷の顔を見ると、「めっちゃ嬉しそうにしていた」という。 炭谷との“合作”で、チームの雰囲気作りに貢献していた熊代。炭谷不在となる今シーズンについても「もし行き詰まったら、すぐに電話します」と話し、スタジオの笑いを誘っていた。 今回の放送を受けたネット上には、「やっぱり熊代の訓示は面白いわ」、「まさか炭谷が熊代のブレーンを務めていたとは」、「今シーズンの訓示も楽しみだなあ」といったコメントが寄せられている。番組の最後には出演者全員の前で声出しを披露する場面もあった熊代だが、今シーズンはどのような言葉でチームの士気を高めていくのだろうか。文 / 柴田雅人
-
-
スポーツ 2019年01月21日 20時00分
DeNA宮崎選手にサイン断られファンが「死ね」の暴言 オリックス選手がSNSで告発し波紋
プロ野球・オリックスの宮崎祐樹が、自身のインスタグラムを更新。母校・亜細亜大でともに自主トレを行うDeNA・宮崎敏郎に一部ファンが働いた悪質な行為を告発した。 宮崎祐は、ファンあってのプロ野球とした上で、サインを書いてもらえなかったと言って、カードを破り捨て大学の敷地内に投げ捨てたファンに苦言を呈した。練習前の宮崎敏選手に対して『死ね』と罵声を浴びせかけたことも伝えた。そのことについて“間違っている”と強い怒りを表し、大学の敷地内にゴミを捨てることについても腹が立つと、憤る気持ちを吐露。また、この投稿に添付された写真には、ビリビリに破かれたDeNA・宮崎敏のカードが映し出されていた。 その後、自身も時間が無い時はサインや写真を断る事があるとを投稿。サインにはできるだけこたえているが、できないことがあることもわかって欲しいと訴えた。最後には、他のファンがが来れなくなることを心配し、やめて欲しいと切実に訴えた。 上記の他にも、破った色紙を宮崎敏の車に投げつける人間がいたとの情報もある。とうてい許されるべきではないこれらの悪質行為に対し、ファンから「どうせ転売目的だろ、マジでしょうもない連中」、「こんな非常識な奴はファンでもなんでもない、人としてどうかと思う」、「選手にこんなこと書かせるなんて何考えてんだ」といった批判が数多く寄せられている。 今月10日配信記事でも触れた通りだが、昨今は今回のような事例が頻発している。自己中心的な考えを持つ一部のファンによって、何の罪もない選手やファンに迷惑がかかっている現状は非常に残念と言わざるを得ない。 こちらも10日配信記事に記したことだが、改めて述べたい。“自分が良ければそれでいい”などと考えている一部の人間には、今一度節度や自覚を見つめ直してもらいたい。文 / 柴田雅人写真 / 萩原孝弘
-
スポーツ 2019年01月21日 17時30分
丸佳浩の獲得失敗でロッテが大型トレードに出る?噂の移籍候補はあの投手
ロッテオリオンズ誕生から50年。その記念イベントを今シーズンも予定している千葉ロッテマリーンズが“巻き返し”を図る。 「昨年末は広島からFA宣言した丸佳浩外野手の獲得交渉に臨んだものの、巨人にさらわれてしまいました。外野手の補強を予定していたので、このままキャンプインするということはないと思います」(プロ野球解説者) そもそも、千葉ロッテは打線強化の意味合いも兼ね、「強打の外野手」を探していた。甲子園を沸かせた大阪桐蔭高の藤原恭大外野手を指名することには成功したが、それで補強終了とは見ていなかったようだ。 「時系列で振り返ってみると、千葉ロッテがまだ補強を続けたいと思っているのは一目瞭然です。ドラフト会議が昨年10月25日、丸と交渉したのはその後の11月22日でした。藤原は将来のクリーンアップ候補ですが、1年目から結果を求めるのは厳しいと判断したんじゃないですか」(前出・同) 丸との交渉失敗後、千葉ロッテは16年の本塁打王で、昨季も26アーチを放った前日ハムのブランドン・レアード(31)を獲得した。日本での実績も十分であり、打線強化は確実だが、問題は守備位置。レアードは内野手であり、日本ハムでは主に三塁を守ってきた。千葉ロッテの三塁にはチームリーダーの鈴木大地がいる。17年ドラフト1位の安田尚憲も控えている。レアードを含めたこの3人の起用法は決まっていない。生かすも殺すも、井口資仁監督の手腕にかかっている。 「昨季獲得した助っ人のドミンゲスも、本職は三塁手でした。4番として期待し獲得したのに、日本の野球に慣れる前に井口監督が我慢しきれず、結局、鈴木に任せる格好となってしまいました。鈴木を外せば、チームの士気に影響するし、レアードを使わないのは愚策。レアードを一塁か指名打者に回す策もあるが、新加入のバルガス、昨季チーム最多アーチを放った井上とポジションが重複してしまう」(ベテラン記者) どのポジションも競争。チームに緊張感を与えるのは間違っていないが、またもやポジションがかぶるレアードの獲得に批判的な声は多く聞かれた。 「その一方で、外野手が手薄なんです。誰かをコンバートするのかなあ?」(前出・同) こうしたチーム事情もあって、「千葉ロッテが新たな外野手を補強する」との情報があるのだ。 「いや、昨年末にエースの涌井の放出トレードを画策しているとの情報もありました。涌井は現状維持の2億円で契約を更改しましたが、ロッテでは『割高の選手』ということになります」(球界関係者) 涌井は7勝9敗と成績はイマイチだったが、打線の援護に恵まれなかった“不運”もある。契約更改時には背番号を「18」に変更すると同時発表された。エースナンバーである。トレード説が本当なら、放出要員に18番は渡さないはずだ。もっとも、涌井は17〜18年オフに米球界挑戦を前提に海外FA権を行使したが、失敗。“出戻り感”やいづらさもあるのかもしれない。また、涌井が交換要員なら、レギュラークラスの外野手放出に応じる球団も出てくるはずだ。 「昨季、ロッテは初の経営黒字を報告しました。チーム全体が活気づいていたのに、丸の交渉失敗で一変してしまいました。国内トレードで『打てる外野手』を補強するとしたら、ネームバリューのある選手を獲らないと…」(前出・同) トレードによる補強でチームの活気を取り戻すとしたら、それ相応の選手を放出しなければならない。“18番”の実績を惜しむのなら、藤原に賭けてみるしかない。(スポーツライター・飯山満)
-
-
スポーツ 2019年01月21日 17時10分
中日 松坂大輔「200勝」優先にチームが空中分解危機
ゴールデンルーキー・根尾昂が連日メディアで取り沙汰されている中日だが、新たな難題に直面していた。“平成の怪物”こと松坂大輔(38)の扱い方だ。「’18年の中日は若い選手が育ち、チーム再建に希望の持てるシーズンとなりました。観客動員数もアップしました。その最大の功労者は松坂です」(名古屋在住記者) 右肩痛の癒えた松坂は昨季、11試合に登板し、6勝を挙げた。しかも、松坂が登板する試合は大観衆となり、ファン投票1位で球宴にも選ばれた。中日経営陣はホクホク顔だったが、喜んでばかりはいられない。「背中を痛め、1カ月ほど投げられない時期もありました。先発投手なのに、登板間隔がバラバラ。1度投げたら、10日以上空けなければならないし、『休みながら使う』というのが、与田剛新監督(53)の見解でしょう」(同) ところが、だ。昨季の勝ち頭(13勝)であるガルシアが契約延長の交渉でモメて退団。これで「6勝」の松坂がチーム勝ち頭タイとなり、数字上「開幕投手候補」となったのだ。「松坂は日米通算170勝となりました。200勝達成に色気を示しており、自分では復活を遂げたと思い込んでいます」(球界関係者) 昨季の数字を見る限り、「あと30勝」を達成するには5年が必要。“エース松坂”という扱いに営業サイドは大賛成だろうが、現場を預かる与田監督はたまったものではない。ローテーションが不規則なロートルが稼ぎ頭では、6年連続Bクラスのワースト記録を更新させるだけだ。「松坂と同じ6勝を挙げた笠原祥太郎とは、中身が全然違います。笠原は3勝が広島からで、唯一、広島に勝ち越す原動力となりました。笠原を主軸に、ドラフト2位の梅津晃大、昨季後半戦でローテ入りした藤嶋健人など若い投手で先発陣を固めたいと与田監督は思っているはずです。松坂は先発枠の争いで負けてしまうかもしれない」(同) かといって、肩に不安を抱える松坂にリリーフ登板はさせられない。若手が順調に育てば二軍落ちだろう。「谷間の先発となっても、営業サイドは許しませんよ」(前出・名古屋在住記者) 与田監督は侍ジャパンの投手コーチ時代、若かりし頃の松坂を見ている。「何とかしてやりたい」とは思っているものの、シビアな評価を下しているという。 だが、松坂は完全復活を自負している。ローテの谷間扱いとなれば面白くない。「伊東勤ヘッドコーチは西武監督時代に松坂を指導してきました。伊東ヘッドが松坂を叱ったり宥めたりしていくのでは」(同) 荒木雅博、岩瀬仁紀、浅尾拓也らのレジェンドが引退した今、松坂はチームの精神的支柱にならなければならないが、善くも悪くも投げたがりの性格。ローテ入りがアブないと分かれば、後輩たちの面倒など見ていられない。“反乱分子”と化すおそれもあるのだ。「昨季の松坂は、自己申告で投げるか投げないかを決められました。森繁和前監督が特別扱いし、周囲もそれを許していたからです。営業は松坂と新人・根尾で集客アップを狙いたいところ」(前出・球界関係者) 実力主義の采配にムクれなければいいが…。「根尾の起用法も難しい。ファン、経営サイドは’88年の立浪和義以来となる開幕スタメンを期待していますが、ショートの守備力は、現時点で京田陽太のほうが上。根尾を優先すればチームは崩壊してしまう」(同) チーム浮上のカギは、2人の“大物の処遇”にかかっている。
-
スポーツ 2019年01月21日 06時00分
新日本YOSHI-HASHIが3ヶ月ぶりに復帰!「コケたらまた立ち上がればいい」
新日本プロレスCHAOSのYOSHI-HASHIが5日、後楽園ホール大会でサプライズ復帰した。 YOSHI-HASHIは昨年の9.23神戸ワールド記念ホール大会で、棚橋弘至対オカダ・カズチカの試合後に乱入し、棚橋とオカダを急襲したジェイ・ホワイトの暴挙を止めるべく、花道をダッシュしてリングに向かったが、リング手前で足をすくわれる形となり転倒。頭部と肩を負傷しリングに上がるも、ジェイに一蹴されてセコンドの肩を借りて控室へ退場。そのまま病院に直行し長期欠場となった。YOSHI-HASHIが運ばれた後に外道が現れ、ジェイに加担。ジェイと外道、そして翌月には邪道もCHAOSを脱退し、バレットクラブに合流することとなった。 9月シリーズでYOSHI-HASHIは、棚橋から「俺のとこに来いよ」と勧誘を受けていた。オカダとのタッグでも誤爆を繰り返し、リングにオカダを残して1人で退場するなど、ジェイとは違う意味でCHAOSの中で不穏な動きをしていた。あの時、棚橋を救いたかったのか、オカダを救いたかったのかは定かではない。しかし、YOSHI-HASHIが欠場している間に、話は急展開。ジェイの暴挙がキッカケとなり、棚橋とオカダ、新日本本隊とCHAOSがいったん休戦し、バレットクラブと対峙することとなった。 「俺があの時コケてなかったらこのタッグは実現していない」 YOSHI-HASHIはこのように話し笑っていたが、唐突に発表された復帰戦では、YOSHI-HASHIの脇を棚橋とオカダがしっかりと固めていた。これがYOSHI-HASHIが当初から描いていた狙いだったとするならすごいことである。 復帰戦では左肩にテーピングをガッチリ巻いていたが、復帰戦とは思えぬ動きを披露。棚橋とオカダも6人タッグの実戦が増えてきたこともあり、連携もスムーズ。2人がYOSHI-HASHIをしっかりとお膳立てしていたのが印象的だった。試合はジェイのブレードランナーでYOSHI-HASHIが3カウントを奪われたが、YOSHI-HASHIは充実した表情を見せた。 「復帰戦、負けだったけど、神戸のときと一緒で、コケたらまた立ち上がるだけだから。また、これからまた、始まるから。まだまだこれから」 試合後、インタビュールームに現れたYOSHI-HASHIは新たなる闘いに向けて目を輝かせていた。『G1クライマックス』ではケニー・オメガから勝利した実績もあるだけに、棚橋とスムーズ絡んだことが、自身のステータスをさらに押し上げるキッカケになればいいと思う。取材・文・写真 / どら増田
-
スポーツ 2019年01月20日 17時30分
野球ニュースの主役は巨人よりも吉田輝星、根尾昂!
どの球団が野球報道の「主役」を務めるのか。それは、1月の自主トレと新人合同練習で決まるようだ。 「ストーブリーグ(オフ)の主役は巨人でした。原辰徳監督の3度目の指揮官就任という珍しさも目を引きましたが、フリーエージョント補強で丸佳浩、炭谷銀仁朗の獲得に成功し、その後の人的補償でも『誰が引き抜かれるのか』と、アンチ巨人ファンも注目していました」(ベテラン記者) 人的補償で巨人を去ることになった内海哲也、長野久義は、ドラフト会議で他球団の指名を蹴ってまで“ジャイアンツ愛”を貫いた生え抜きだ。その生え抜きをプロテクト名簿から外し、プロ野球ファンに大きな衝撃を与えた。 そんなオフの野球報道をけん引してきた原巨人だったが、自主トレシーズン突入と同時に、主役の座を明け渡した。 日本ハムの吉田輝星、中日の根尾昂。2人は巨人に集まっていた野球記者やTVカメラを、自身のほうに向けさせた。 吉田について、こんな評価もある。 「普段、野球にあまり関心のないテレビ視聴者でも『去年の夏、甲子園で活躍した金足農のピッチャー』ということは分かりますからね。その吉田がプロ野球生活をスタートさせたことは、分かりやすいニュースと言えます」(ワイドショースタッフ) かつて、日ハムが斎藤佑樹を指名したときも同様の声が聞かれた。「分かりやすい」「人物像やプロフィールを説明する必要がない」ことは、「どの出来事を紹介するか」を常に考える番組サイドにとって、非常に重要なポイントとなる。 その“分かりやすい”の視点から言うと、巨人と阪神は失敗したようだ。 「巨人1位の高橋優貴、阪神1位の近本光司は、それぞれのすごさを説明しなければなりません。全国ネームの知名度を持つアマチュア選手を獲るだけが『ドラフトの成功』ではありませんが、営業的な要素を重ねて考えると、高橋が先発する、近本が開幕スタメンを勝ち取ったとなっても、お客さんは増えないでしょう」(前出・同) キャンプ、オープン戦と進んでいくにつれ、露出度が増えそうなのが、中日の根尾だ。立浪和義氏以来となる高卒新人野手の開幕スタメンに向け、地元名古屋のファンは大きな期待を寄せている。18年シーズンに同じポジションのショートを守った京田陽太との争いは見物で、与田剛新監督の決断にも注目が集まっている。 「『実力主義で京田を使うべき』との声もあれば、将来を考え、チームを活性化させる意味で根尾の起用は『冒険する価値がある』と言う人もいます」(地元紙記者) もっとも、主役の座を明け渡した巨人だが、開幕カードは“因縁の広島”だ。丸対広島投手陣、長野対原ジャイアンツは興味深い対立図となるが、一挙手一投足が気になるわけではない。巨人から、吉田、根尾にメディアが乗り換えたのも当然だ。 今季、巨人は優勝戦線に食い込むことができなければ、野球報道で「その他大勢」扱いされるという屈辱も味わうことになりそうだ。(スポーツライター・飯山満)
-
スポーツ 2019年01月20日 17時10分
広島 長野が今オフFA行使で移籍する球団名と黒幕
巨人がFAで獲得した丸佳浩外野手(29)の人的補償で広島移籍が決まった長野久義外野手(34)に関して、今オフ、FA権を行使して横浜DeNA入りするとの情報が浮上。長野の妻は、テレビ朝日の下平さやかアナ。一家で広島入りすることができない事情に中畑清氏が助け舟――。 「3連覇している強い広島カープに選んでいただけたことは選手冥利に尽きます。ジャイアンツと対戦することを楽しみにしています」 巨人がプロテクトした28人枠から外され、同じ外野手・丸佳浩の人的補償で広島入りが決まったベテラン長野久義。しかし、編成権を握る原辰徳監督に対し恨み節は一切言わず、殊勝にこう話して男をあげた。 しかし、これを額面通りに受け取る球界関係者はまずいない。 ご存じのように、長野の妻は、テレビ朝日の下平さやかアナウンサー(45)。現在も同局の看板番組『ワイド! スクランブル』をはじめ、『じゅん散歩』のナレーション、さらにインターネットテレビのMCなど、多くのレギュラー番組を抱える売れっ子アナだ。生放送も多々あるため、’14年に広島の堂林翔太内野手と結婚したTBSの枡田絵理奈アナが同局を退社して広島に移住したように、夫婦で広島移住とはいかないのだ。 それでも、長野が泰然自若としていられるのは、自身がすでに海外FA権を取得しているからに他ならない。今オフにFAを宣言しさえすれば、古巣復帰も含め再移籍が可能だからだ。 図らずも、長野が広島を終の住処と考えていないことが、カープでの新背番号により分かった。 「球団は、昨シーズンまで丸がつけ、緒方孝市監督も現役時代につけていた『9』を提示したのに、長野は辞退しました。『9』は将来、成長した若手がつけるべきだと。そこで選んだのが『5』。セの代打本塁打記録を持つ町田公二郎氏や4番も務めた栗原健太氏がつけていたが、存在感は薄い。腰掛けとなる可能性があるため、重い背番号を拒んだのです」(地元テレビ記者) 今オフ、巨人は丸のほかにFAで西武から炭谷銀仁朗捕手(31)を獲得。この人的補償で、内海哲也投手(36)が西武に移籍した。内海も国内FA資格を有しており、FA宣言すれば、巨人復帰が可能だ。 内海について、巨人の石井一夫代表取締役社長は、「巨人に戻ってくれることを期待しています」と言わずもがなの発言をし、物議を醸した。内海がFA宣言すれば、復帰を受け入れることを暗に認めたのだ。 長野についても球団の方針は同じだろう。とはいえ、長野は例え今オフにFAを宣言したとしても、巨人に復帰することなど念頭にないという。巨人OBの野球解説者が裏事情を明かす。 「長野はジャイアンツ愛の象徴的な選手。ひたすら巨人軍入団を願い、’06年の日本ハム、’08年のロッテと2度の指名を拒否した末に、’09年になってようやく巨人にドラフト1位で入団した経緯がある。しかし、今回は事情が違う。自分がFAで巨人に戻った場合、今度は別の巨人選手が人的補償で犠牲になる。それを考えると、後輩思いの長野が古巣復帰を考えることはない」 一方の広島サイドは、今オフの長野のFA流出は想定内だという。 丸の抜けた穴が大きいことから、大物外野手が必要と考え、年俸2億2000万円を承知で長野を獲得した。そこには「1年限定なら、費用対効果は十分に見込める」というシビアな計算があるという。 「緒方孝市監督と長野は、同じ佐賀県出身で実家も隣町同士。移籍に快く応じたのも、以前から交流があったからです。監督は、長野が家庭の事情で東京を離れられないことを熟知している。長野が帰京を願えば、希望通り送り出すでしょう」(スポーツ紙デスク) そこで、ちょっかいを出そうとしている男がいる。巨人OBでDeNA前監督の中畑清氏だ。 「内海に続いて今度は長野が…。巨人OBの1人として寂しくてたまらない。伝統や格式を口にする球団が薄っぺらになったな」 今回、長野を失った経緯について、原巨人をあからさまに非難しているのだ。そんな中畑氏には“ある思惑”があるという。 「中畑氏は、全権監督を託された原辰徳体制からはみ出した選手の受け皿となる勢力の旗頭になりつつあります。長野、内海をはじめ、今回の巨人のプロテクトリストから漏れたと思われる阿部慎之助、亀井善行、澤村拓一などと連動して、原巨人に対抗できうる軍団結成を目指しているのです。受け皿は、横浜を本拠地とするDeNAベイスターズです。今季はラミレス監督が引き続き指揮を執りますが、今オフには中畑氏が復帰する可能性がある。その手土産となるのが、米MLB転身が予想される筒香嘉智に代わる“スター選手”にして“主砲”の獲得です。惜しまれて巨人を去った長野なら同情票も集まり、中畑監督との相乗効果が見込めます」(前出・スポーツ紙デスク) 横浜なら都心から通勤圏内で、最愛の妻も仕事が続けられる。さらに選手層の薄いベイスターズなら人的補償で悩む必要もない。まさにいいことずくめだ。 長野がこのままカープに骨を埋めることはあるのだろうか。とはいえ、このオフ、FAで巨人に復帰することだけはなさそうだ。
-
-
スポーツ 2019年01月20日 06時00分
SNSで勃発した大崎兄弟とタネ兄弟の抗争は新展開へ!2.11大田区大会で弟対決が決定!
キックスロード『ROAD TO KNOCK OUT vol.3』▽16日 東京・渋谷TSUTAYA O-EAST 観衆 672人(超満員札止め)▼51.5kg契約(3分3R)<OISHI GYM / WMC日本スーパーフライ級王者>○大崎孔稀(2R 1分48秒 KO)タネ♡ヨシキ●<直心会>※3ノックダウン 弟・タネヨシホの飛躍を間近で見ながら、ヨシホのマネージャーに徹していた兄ヨシキは心境の変化を感じ、キックボクサーに復帰。KNOCK OUTに出たくて仕方がないと、ヨシキはツイッターで参戦を猛アピールした。 ヨシホは階級を変える意向も示していた。「ヨシホが実現できなかった石井一成戦と、敗れた大崎一貴への敵討ち」も望んでおり、これに「待ってました」とばかりに噛みついて来たのが一貴の弟、孔稀(こうき)である。 実は孔稀もKNOCK OUTに出たくて仕方なかった一人。2人は前代未聞のSNS上での抗争を展開。最終的には「俺が勝ったら兄貴とやらせろ!俺が負けたらヨシホとやらせたる」というヨシキのツイートで決着。一連の流れを見ていた小野寺力プロデューサーは「今どきだなぁ」と漏らしながらも「自分がKNOCK OUTに出るにはどうやったらいいのか?というのを考えた時に、今はSNSというコンテンツがある。それを2人はうまく活用していた。我々としては喜ばしいことで、カードを組ませてもらいました」と明かした。ヨシホがキッカケを作り、これに孔稀が乗っかったことを高く評価している。煽り映像でも両者のやり取りが流れ、超満員の会場は大いに盛り上がっていた。 孔稀には一貴が、ヨシキにはヨシホがセコンドに。試合前のルール確認では、タッグマッチでも行われそうなムードが漂っていた。試合は1R、両者ともに初のKNOCK OUTだったこともあり、緊張してしまったという。1Rはお互い様子見の状態でイーブンに。そして迎えた2R。インターバルの間にセコンドと話してリラックスできたという2人。孔稀は地に足がついた本来のスタイルを、ヨシキもヨシホと同じくトリッキーな動きを見せていく。しかし「前に行った」ヨシキを力で勝る孔稀が右ショート、相打ちの右ストレートで連続ダウンを奪うと、孔稀の前蹴りでヨシホはスリップして倒れてしまう。最後は左フックで3度目のダウンを奪い孔稀がKO勝ち。大崎兄弟は、タネ兄弟を相手に2連勝。しかし「全面戦争」はまだ終わらない。 「無事初戦をKOで勝つことができたんですが、2月の大田区総合体育館、タネヨシホ選手、僕とやりましょう。小野寺さん、いいですか?」 試合後、勝った孔稀は「約束通り」にヨシホとの弟対決をアピール。小野寺プロデューサーが即答で許可すると、いったん控室に下がっていたヨシキが1人で現れ「俺と2月? 全然ええよ。しばき倒したるわ!俺はヨシキより強いから!」と連続KOを狙う孔稀を関西弁で威嚇。2.11に大田区総合体育館で行われる『KNOCK OUT 2019 WINTER「THE ANSWER IS IN THE RING」』で対戦することが正式に決定した。 インタビューブースで孔稀は「KOできてうれしい。ヨシキ選手は気持ちが強い選手だとやってみて分かりました。2月はお兄ちゃんも出るので2人で同じ日にKO勝利をしたい。勝ったらお兄ちゃんの敵討ち(石井一成戦)をしたいですね」と笑顔を見せた。 ツイッターでのやり取りに関しては「目にも鼻にもついたツイートを見たので、絡んだんですけど、僕もヨシキ選手と同じでKNOCK OUTに出たかったので良かったです」と振り返っている。 敗れたヨシキは「何も覚えてないんですよ」としばし呆然。「でも逃げずに前に行って負けたので、悔いはないです。あんなに強い選手はジュニア時代にKOされた那須川天心以来ですね。ああいう負け方もしたことがないので、また出直します」と前を向いた。 2月に孔稀との対戦が決まったヨシホは「兄貴と試合をしてる時、セコンドサイドから見てて、結果は兄貴の2R、KO負けでしたが、正直僕なら行けると思いました。2月は弟対決をしっかり勝つ。大崎の兄貴にはやられっぱなしになっているので、また試合してやり返したいですね」と抱負。「全面戦争はまだ終わらないですよ!3分5R、じっくりとど突きまわすので、期待しててください」と必勝宣言した。 小野寺プロデューサーは「きょうのベストバウトはこの試合でしょう。自分たちでチャンスをつかんで、いい試合をして、さらに次の展開にもつないでくれた。ヨシキ君も負けましたけど、まだまだチャンスは与えていきますし、石井君と一貴君を中心にフライ級戦線は回っていくと思っているんですが、こういう新たな選手がさらに活性化してくれるというのは、フライ級のトーナメントをやって良かったなと思います」と、SNSがキッカケでセミファイナルに組まれたこの試合を高く評価。昨年のベストバウトは石井と一貴の試合が獲得しているが、フライ級は若くてイケメンのスター性を兼ね備えた選手が多く、新たなファンの開拓にも貢献する可能性を秘めている。 今回のカード実現により、今後もSNSで参戦をアピールする選手が続出するのは必至。しかしタネヨシキも大崎孔稀もツイッターでのやり取りを加速させながらも、しっかり考えながら発信したからこそ、小野寺プロデューサーの目にとまり、今回のカードが実現したのだ。ただ発信して実現できるほど甘い世界ではないことは頭に入れておく必要があるだろう。取材・文・写真 / どら増田
-
スポーツ
ノア 横浜・仁志&内川が哀悼の意
2009年06月23日 15時00分
-
スポーツ
新日本プロレス 棚橋が杉浦に挑戦ノルマ要求
2009年06月23日 15時00分
-
スポーツ
WBCを恨んでいる男
2009年06月23日 15時00分
-
スポーツ
球界因縁のライバル(19) 長嶋VS川上(上)
2009年06月23日 15時00分
-
スポーツ
野球 松坂大輔 西武逆戻り情報浮上
2009年06月22日 15時00分
-
スポーツ
綱とりに燃える日馬富士
2009年06月22日 15時00分
-
スポーツ
石井慧 デビューに黄信号
2009年06月22日 15時00分
-
スポーツ
全日本プロレス 諏訪魔 帝王との一騎打ちに向けて一歩前進
2009年06月22日 15時00分
-
スポーツ
全日本プロレス 武藤敬司が追悼のエメフロ弾
2009年06月22日 15時00分
-
スポーツ
全日本プロレス GURENTAI ベルト独占宣言
2009年06月22日 15時00分
-
スポーツ
全日本プロレス 荒谷大ハッスル
2009年06月22日 15時00分
-
スポーツ
田代まさし 大谷の挑発受けた!!
2009年06月22日 15時00分
-
スポーツ
球界因縁のライバル(18) 広岡VS森
2009年06月22日 15時00分
-
スポーツ
野球 野村監督 あの手この手の駆け引きで球団フロントをKO!?
2009年06月20日 15時00分
-
スポーツ
美姫さ〜ん ダイタ〜ン
2009年06月20日 15時00分
-
スポーツ
ノア 三沢さんの棺に誓う 潮崎 きょう新日狩り
2009年06月20日 15時00分
-
スポーツ
ハッスル 川田「信じられないままでいるんで」
2009年06月20日 15時00分
-
スポーツ
みちのくプロレス 新崎社長「経営者としてお話がしたかった」
2009年06月20日 15時00分
-
スポーツ
元川悦子のサッカー魔法陣
2009年06月20日 15時00分