スポーツ
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スポーツ 2019年01月19日 17時30分
やっぱり1位はあの球団?プロ野球新人王輩出球団ランキング
昨年のドラフト会議を経て、晴れてプロ野球選手となった指名選手たち。開幕一軍入りやその後の定着、さらには新人王獲得に向け、全ての選手が並々ならぬ思いを抱いていることだろう。 1950年の大島信雄(松竹)、荒巻淳(毎日)を皮切りに、ほとんどの年で受賞者が誕生している新人王のタイトル。そんな“ゴールデンルーキー”たちを、これまでに最も多く輩出したのは一体どの球団なのか。人数が少ない順に、ランキング形式で以下に見ていきたい。(いずれも前身球団を含む。現オリックスは阪急ブレーブス・近鉄バッファローズも前身となり単純比較できないので対象外。) 最も輩出人数が少なかったのは、2004年に新規参入した楽天の3名。8名のDeNA・阪神・ロッテ、9名の広島を含め、この5球団が輩出人数1ケタとなっている。 2ケタ10名を記録しているのは、ヤクルト・中日の2球団。なお、中日の新人王で現役は京田陽太(2017年)ただ一人だが、ヤクルトは石川雅規(2002年)、青木宣親(2005年)、小川泰弘(2013年)の3名が今なお現役としてチームに在籍している。 昨季の日本一球団であるソフトバンクは、11名の新人王を輩出。最も直近で新人王を獲得したのは、先日現役引退を表明した攝津正(2009年)となっている。 13名の新人王を輩出し、3位となったのが日本ハム。ちなみに、チームに初めて新人王が誕生したのは東映時代の1959年だが、この時にタイトルを獲得したのは球界のご意見番として知られる張本勲氏である。 その日本ハムを僅差で上回る14名を擁し、2位に入ったのが埼玉西武。新人王と共に最多勝も獲得した松坂大輔(1999年/現中日)のセンセーショナルな活躍が、強く印象に残っているファンも多いことだろう。 そして、19名を輩出し断トツの1位となったのが巨人。直近の獲得者は澤村拓一(2011年)と少々遡るが、それまでは山口鉄也(2008年)松本哲也(2009年)、長野久義(2010年/現広島)と4年連続で新人王を輩出し続けた。 以上が、新人王輩出球団のランキングとなっている。これから始まる新元号のシーズンで、これらの数字はどのように変化していくことになるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2019年01月19日 06時00分
「今まで倒したことがない技で倒す!」那須川天心、再起戦の相手はアルゼンチンの強豪
キックボクシング団体RISEは.10大田区総合体育館大会から開幕するRISE世界トーナメント『RISE WORLD SERIES 2019』の対戦カード発表。17日に都内のホテルで会見を開きファンにも同時公開した。 注目は昨年の大晦日に行われた『RIZIN.14』(さいたまスーパーアリーナ)のフロイド・メイウェザーとのスペシャルエキシビションマッチで、初のKO負けを喫した“神童”那須川天心の再起戦。今回開催される8人参加の世界トーナメントは、天心がずっと提唱していた。昨年RIZINでの開催が企画されたこともあったが、堀口恭司戦、フロイド・メイウェザー戦といったイレギュラーなビッグマッチが組まれたこともあり、昨年初の世界タイトルを創設したRISEのリングで開催されることとなった。 -58kg世界トーナメントは、天心、志朗(以上日本)、ロッタン・ジットムアンノン、スアキム・PKセンチャイムエタイジム(以上タイ)、フレッド“The Joker”コルデイロ(ポルトガル)、フェデリコ・ローマ(アルゼンチン)、タリソン・ゴメス・フェレイラ(ブラジル)、そして後日発表とされていた最後の1枠にウラジスラフ・ミキータス(ウクライナ)が加わった。3大会でトーナメントを進め、世界6カ国、8選手が優勝賞金1000万円を争う。 天心の1回戦の相手は、アルゼンチンの強豪、フェデリコ・ローマに決定した。フェデリコはRISEに参戦しているイグナシオ・カプロンチと同門。WKN世界タイトルなどを獲得しており63勝4敗1分(31KO)の戦績を誇り、イグナシオの影に隠れていた実力者だ。RISEにはセコンドで常に来日しており、周囲の実力は把握済み。本人はトーナメント制覇へ自信満々だ。 天心とイグナシオは2017年11月に対戦。イグナシオが計量に失敗し、ペナルティーを課された中、天心がKO勝ちを収めた。フェデリコにとってはイグナシオの敵討ちをする意味でも負けられない。「私は“小さな巨人”と呼ばれている、WKN世界チャンピオンだ。パンチ、キック、ヒザのパワーは同階級には負けない。メイウェザーはパンチだけだけど私は全て使える。天心は覚悟して待っていてほしい。私は勝つために日本へ行くよ」とメッセージを送った。 天心は「ちょっと見たんですけど、フィジカルも強そうだし、久しぶりにサウスポーの選手だから戦い方が変わると思います。しっかり研究して、今まで倒したことのない技で倒したいと思っています」と必勝宣言した。 その他1回戦は、スアキム対タリソン、ロッタン対ブレッド、志朗対ミキータスの組み合わせ。天心にとってライバルとなるのは、昨年6月の幕張メッセ大会で、延長の末、何とか判定勝ちを収めたロッタンになるだろう。 ロッタンも「決勝で天心と闘って優勝したい」と名指ししており、天心も「全試合KOで勝つ」と話す一方で、「お互いに勝ち上がれば、ロッタン選手としっかり決着をつけたいので、ロッタン選手にKOで勝ちたい思いが一番強いです」と、過去に自身を最も追い詰めた男との再戦を改めて望んだ。 「今年は昨年経験したものを爆発させる年だと思っています。先日、成人式も迎えましたし、今年もいろいろチャレンジして、このトーナメントで集大成を見せたい。格闘技界にもう1回火をつけたい」 メイウェザー戦後、初の公の場となったが、「あの試合は盗めたこともあったし、良かったことしかない」と“世紀の一戦”に関する雑音を一蹴した。天心の父でTEPPEN GYMの会長の弘幸氏は「天心の力はまだまだ発揮されていない」と語っている。この言葉を証明するには、今回のトーナメントを圧倒的な強さで制し、世界一の称号を胸に次のステージへ進むしかない。今度はトーナメントで優勝して悔し泣きではなく、嬉し泣きをしてもらいたい。取材・文 / どら増田写真 / 山内猛
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スポーツ 2019年01月19日 06時00分
2020東京オリンピック中止はあり得る? 過去の中止、返上例は
2020年の東京オリンピック・パラリンピック招致に関して、汚職の疑いがあるとしてJOCの竹田恒和会長がフランス当局に取り調べを受けている騒動は尾を引きそうだ。 事態を受けて竹田会長は、1月15日に東京都内で記者会見を行い、汚職の事実を否定するも、調査中の案件もあるとして質疑応答は一切受け付けず、会見はわずか7分で打ち切りになった。これには、ネット上では「全然潔白主張になってない。かえって怪しすぎる」「これ数年前から捜査が進んでいるんだよね。もう詰み寸前じゃん」といった声が聞かれる。 今後の動向次第では、最悪の場合、オリンピックの開催地返上の可能性も出てきた。そもそも、オリンピックはこれまで返上、中止となった例はあるのだろうか。 最初にオリンピックが中止となったのは、1916年のドイツのベルリン大会である。第一世界大戦の混乱のため中止となった。 次に中止となったのは日本である。1940年の東京オリンピックと、同年に開催予定だった札幌での冬季オリンピックが中止になっている。この大会はアジアで初めてのオリンピックとして注目が集まっていたが、日本が軍事大国化を進め、諸外国との外交関係の悪化により、日本が開催権を返上する形で中止となった。夏はフィンランドのヘルシンキ、冬はスイスのサンモリッツ、さらにドイツのパルテンキルヒェンが代理開催地となるも、結局中止となった。翌1944年のロンドンオリンピックも第二次世界大戦のため中止となっている。同年にイタリアのコルチナ・ダンペッツオで開催予定だった冬季オリンピックも中止となっている。 戦後において唯一の返上例が、1976年にアメリカのデンバーで行われた冬季オリンピックである。決定直後から地域住民から激しい反対運動が起こり、さらに、当初から懸念されていた資金難も現実のものとなったため、最終的に反対運動派が起こした住民投票の結果、オリンピックの返上が決定した。代理開催地はオーストリアのインスブルックとなった。デンバーは1970年に決定し、開催権が返上されたのは1972年10月であり、開催の4年前である。 2020年の東京オリンピックの場合、再来年に開催が迫っているため、さすがに開催地返上の可能性は低いといえるが、過去2度のオリンピック中止は日本で起こっているため、3度目の可能性もありそうだ。
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スポーツ 2019年01月18日 21時30分
敵か味方か?矢野監督を悩ませるトラOB組織の動向
“外野の声”が、新指揮官の重荷にならなければいいのだが…。 去る1月15日、阪神のOB組織のひとつ「天地会」の新年会が開かれた。1985年の日本一と、87年の最下位の両方を経験した首脳陣、OBらによって構成されたグループであり、それをまとめているのが当時の指揮官だった吉田義男氏だ。 「吉田氏は阪神OBの中で最も大きな組織をまとめていると目されています。不適切な言い方かもしれませんが、吉田派はOBの中でも最大派閥です。天地会のメンバー以外のOBを従えています」(在阪記者) 伝統球団にありがちな話だが、OB組織が現場に関与してくるのは珍しいことではない。特に阪神は監督人事でもOB幹部に意見を仰ぐことがあるとされるだけに、やっかいな存在ともなっている。 「故・星野仙一氏が阪神監督を引き受けた際、OB組織にものすごく気を遣っていました。外様監督になるので、OB組織を敵に回したら大変だと思い、先に手を打ったんです」(ベテラン記者) 矢野燿大新監督が選ばれた経緯だが、球団関係者によれば、OB組織には相談しなかったという。前任の金本知憲氏を切ると決めた時点で二軍監督だった矢野氏の昇格を念頭に置いていたからだ。 「金本、矢野と続けて外様監督となりました。矢野監督は解説者時代からOB組織とうまくやっていました。矢野監督がどうというのではなく、2期続けて外様の指揮官を据えたことに不満を持つOBもいないわけではありません」(前出・在阪記者) 最大派閥のドン、吉田氏は矢野監督に好意的なコメントを出している。また、金本時代に頭角を現した若手にも期待しており、良好な関係にあるようだ。 しかし、こんな情報も交錯している。「吉田氏はキャンプ視察の際、ブルペンにも足を運ぶ」と――。 「吉田氏は85歳とは思えないほど活動的で、キャンプにも頻繁に顔を出してきました。矢野監督が指導する今年2月のキャンプにも顔を出すようですが、ブルペンを見たいと言っていました」(前出・関係者) 吉田氏のかつての視察はメイングラウンドが中心だった。打撃練習、内野の守備、連携プレーを熱心に見てきたが、自身の哲学からか、ブルペンには足を運んでいなかった。今季から、メッセンジャーが外国人枠を外れる。来日1年目で13勝を挙げた前中日のガルシア、望月、才木、小野、2ケタ勝利の経験を持つ秋山、3年連続の不振から復活を目指す藤浪など、今年の阪神の投手陣は“見どころ”が多い。「ブルペンを見たい」という吉田氏の気持ちも分かる。しかし、例年とは違う行動を予定しているとなれば、「ほかに目的があるのでは!?」と周囲も勘繰ってしまう。 「矢野監督も『何かあるのでは?』と思うでしょう。吉田氏が直接、若手投手に話しかける場面もありそう」(前出・在阪記者) 矢野監督がコケるようなことになれば、OB組織は一気に潰しにかかる。前任・金本氏も最下位転落と同時に、その組織パワーに泣かされたクチだ。 天地会の新年会は穏やかな雰囲気で終わったが、「何事も起こらなければ…」と懸念する関係者は少なくないようだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2019年01月18日 17時30分
ネット上にも称賛の声 サッカー日本代表が3連勝でグループ首位通過
18日に行われたアジアカップグループF第3節。前節グループ突破を決めた日本は、首位通過をかけてウズベキスタンと激突した。 首位攻防戦となるこの試合を、まず最初に動かしたのはウズベキスタン。前半40分、右サイドからペナルティエリアに侵入したFWショムドロフが、マークをものともせず、ゴールネットを揺らした。 先制を許してしまった日本だが、すぐさま試合を振り出しに戻す。失点から3分後の前半43分、DF室谷成が上げたクロスにFW武藤嘉紀が頭で反応。ボールはゴールに吸い込まれ、前半は1−1とお互い譲らない展開となった。 エンドが変わって迎えた後半13分、日本は待望の勝ち越し点を奪う。コーナーキックのこぼれ球に反応したDF塩谷司が、ペナルティエリア外正面から右足を一閃。放たれたシュートは、勢いよくゴール右上に突き刺さった。 同点を狙うウズベキスタンの攻勢を最後まで跳ね返した日本は、2−1で見事に勝利。3連勝で勝ち点9とし、堂々のグループF首位通過を決めた。 今後の戦いを見据えて、前節からスタメンを10人変更していた日本。控え組主体でもきっちりと勝利を収めた今回の一戦を受け、ネット上には「今日出た選手たちはよく頑張ってくれた」、「ここで主力が休めたのは大きい」、「こういう勝ち方は勢いが出ていいね」といった称賛のコメントが数多く寄せられている。 グループFを首位で突破した日本はラウンド16でグループE2位と対戦する。18日行われたカタール対サウジアラビアの一戦で、サウジアラビアがカタールに0-2で敗れ日本の対戦相手となった。ちなみに、アジアカップでの対戦成績は、対サウジアラビア「4勝1敗」となっている。 2大会ぶりの王座奪還へ向けて、着実に歩みを進めている日本。果たして、今後次々に立ちはだかるアジアの難敵たちを退け、頂点に立つことはできるのか。注目のラウンド16は、21日に行われる予定だ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2019年01月18日 06時00分
WWE中邑真輔がUS王座リターンマッチ権を強奪!SD女子王者アスカはベッキーと舌戦!
世界最大のプロレス団体WWEは日本時間16日、アラバマ州バーミングハムのレガシー・アリーナで主力ブランドのスマックダウンを開催した。同28日の次回PPV『ロイヤルランブル』では昨年同大会で優勝した日本人スーパースターの中邑真輔と、アスカがタイトルマッチを行う。開催が近づき、慌ただしくなってきた。 昨年12月にUS王座から陥落した中邑は、新王者ルセフを果敢に攻めた。王者がお祝いをしているところに乱入し、必殺のキンシャサでぶち壊す暴挙。さらに妻のラナを怪我させたことに怒り襲いかかるルセフに対しては、バックステージでキンサシャを放ちKO。ルセフは中邑のリターンマッチを避けているかのように思えたが、中邑の執念が実る形で、両者のタイトルマッチが正式に決定。因縁を深めた2人は4月に開催される世界最大のプロレスイベント『レッスルマニア』に向けて、『ロイヤルランブル』で対戦する。 スマックダウンのオープニングに登場したベッキー・リンチは「王座を取り戻すぞ!アスカが勝ったのは運が良かっただけだ」と王座奪還を高らかに宣言。するとそこにスマックダウン女子王者のアスカが現れ「ベッキーは話してばかりで針のない蜂のようだ。『ロイヤルランブル』の後は私の陰に隠れることになる」と逆に挑発し舌戦を展開した。ここでいつものように空気を読まないアイコニックスが登場。2人を挑発するとイラついたベッキーがペイトン・ロイスと対戦することが急遽決定した。 試合は実力差を見せ付けたベッキーがディスアーマーでペイトンからタップを奪い勝利。今度はアスカがビリー・ケイを捕まえて無理やり試合を始め、ベッキーに見せつけるかのようにディスアーマー、さらにアスカロックでビリーからタップを奪って完勝。結果的に2人そろって乱入したアイコニックスの2人を蹴散らし、実力を示した。最後、アスカとベッキーは睨み合ってからリングを後にした。ロウに所属しているロンダ・ラウジーの不可解な介入により、棚ボタ式で王者になったアスカだが、前王者であるベッキーはやっかいな相手。『ロイヤルランブル』での防衛戦も一筋縄ではいかなそうだ。文 / どら増田写真 / 垪和さえ
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スポーツ 2019年01月17日 21時30分
『KNOCK OUTアワード2018』フライ級王者“格闘技界のプリンス”石井一成が二冠
キックスロード『ROAD TO KNOCK OUT vol.3』▽16日 東京・渋谷TSUTAYA O-EAST 観衆 672人(超満員札止め) ブシロード傘下のキックスロードが主催するキックボクシングイベントKNOCK OUTは、2018年に活躍した選手や試合を表彰する『KNOCK OUTアワード2018』授賞式を16日に開いた。 授賞式は、本戦に向けた実験興行『ROAD TO KNOCK OUT vol.3』渋谷TSUTAYA O-EAST大会の中で開催。ファンクラブの投票と関係者の意見を参考に選考した結果、年間MVPはKING OF KNOCK OUT初代フライ級王座決定トーナメントを制した石井一成(ウォーワンチャイプロモーション)が受賞した。 優秀賞は前ライト級王者の森井洋介(ゴールデングローブ)、女子部門で不動のレギュラーを勝ち取った小林愛三(NEXT LEVEL渋谷)、引退を撤回した町田光(橋本道場)が受賞。殊勲賞は初代スーパーライト級王座決定トーナメントを制した不可思(クロスポイント吉祥寺 REBELS)に決定。ベストバウト賞は12.9両国国技館大会で行われたKING OF KNOCK OUT初代フライ級王座決定トーナメント決勝戦、石井一成対大﨑一貴(OISHI GYM)戦が選ばれ、ベストKO賞は6.8後楽園ホール大会で小笠原瑛作をKOした江幡塁(伊原道場)が受賞している。 年間MVPとベストバウトの二冠を達成した石井一成は映画『キングスマン』の主人公が着用しているオレンジのタキシードを再現して登場。生地にもこだわったタキシードは成人式でも着用したといい「目立ちました」と笑みを浮かべた。受賞に関しては「去年は絶対に勝ち続けないといけない年だったので、MVPという結果になってうれしい。みなさんのおかげで飛躍と成長ができた年だと思っています。感謝しかないですね。チャンピオンとしてKNOCK OUTを盛り上げて、またすごい試合を見せて成長していきたいと思います」とコメントした。 ベストバウトに選ばれた大崎戦に関しては「お互い一歩も引かず、試合をしていて楽しかった」と振り返っている。さらに「10代の選手が出てきてるので、自分はもっと先に行かなきゃいけない。待ってないので、みんな早く上がって来てもらいたい。僕は世界一を目指してますが、まずはアジアトーナメントをやってもらいたいですね」と10代の選手の台頭を認めつつ、自分自身も高みを目指すと宣言。チャンピオンベルトを地元に持って帰り「みんな喜んでくれて恩返しになった」という。今年は世界との闘いで強さを証明していく考えだ。 小野寺力プロデューサーは「MVPは満場一致で決まりました。石井くんは2月に他団体に出ますが『KNOCK OUTのチャンピオンとして必ずベルトを獲ってきます』と言っていた。次は4月の大会に出場します。アジアトーナメント?もちろん、検討していきたいと思います」と、MVPの願いを尊重する方針を明らかにしている。 プロレスに例えるならジュニアヘビー級の選手がMVPとベストバウトを獲ったようなもの。石井が持つスター性は、同い年の“神童”那須川天心にも引けを取らない。今年はさらなる躍進に期待したい。取材・文・写真 / どら増田
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スポーツ 2019年01月17日 17時30分
引退稀勢の里の横綱昇進が、決して間違いではなかった理由
「横綱として皆様の期待に沿えられないということは非常に悔いが残りますが、私の土俵人生において一片の悔いもございません」。現役引退の記者会見を、16日に開いた横綱稀勢の里。2017年3月場所13日目(対日馬富士)で、大けがを負ってから約2年。ついに現実のものとなってしまった人気力士の引退に、ネット上でも数多くのコメントが寄せられている。 勝利数や休場などで横綱ワースト記録を残したことを理由に、「昇進は間違いだった」というコメントも散見されるネット上。しかし、ここまで一挙手一投足を見守ってきた一相撲ファンとしては、こうした論調には疑問を抱かずにはいられない。 稀勢の里が横綱に昇進したのは「14勝1敗」で、初優勝した2017年1月場所後だが、その直前の2016年11月場所は「12勝3敗」(3横綱撃破)で優勝次点。横綱審議委員会(横審)が定める、「大関で2場所連続優勝、またはそれに準ずる成績」という内規からは外れていない。 加えて、稀勢の里は大関在位中に「332勝133敗・勝率.714」という成績をマークし、2016年には「69勝21敗・勝率.767」で年間最多勝も獲得。さらに、横綱昇進後の2017年3月場所では、負傷する13日目まで負けなしの12連勝を飾ってもいる。昇進に値する強さが備わっていたということは、これらの記録を見ても分かる通りだろう。 昇進に関しては「2場所連続優勝で昇進させるべきだった」、「日本人横綱を作り出すために無理やり昇進させた」という批判も少なくないが、過去の横綱(年6場所制定着以降)を見ても、現役の鶴竜を始めとして、直前1場所の優勝のみで横綱となった事例は多く、直前2場所で1回も優勝せずに昇進した力士(柏戸、三重ノ海など)もいる。昇進後は不運だったが、昇進に関しては幸運だった。ただそれだけの話なのだ。 あの時の大けがが想定外の出来事であったことを考えると、後出しで「間違いだった」というのは少々酷。今となっては“たられば”だが、怪我がなければ、横綱の名に恥じぬ姿を見せてくれていたのではないだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2019年01月17日 17時00分
菊池雄星マリナーズ入団 パ・リーグが画策する日米交流戦
ポスティングシステムで、米メジャーリーグ挑戦を表明していた西武の菊池雄星投手(27)のマリナーズ入団が新年早々に決まった。菊池に対してはレッドソックスを筆頭にジャイアンツなど数球団が獲得に動いていた。シアトル・マリナーズと言えばイチローが所属し、日本人にも馴染みの深い球団だが、実は今回のチョイスから見えてきたのが、パ・リーグが画策する“日米交流戦の導入計画”なのである――。 ア・リーグ西地区には、菊池にとって花巻東高の後輩、大谷翔平がプレーするエンゼルスも所属している。両チームの対戦カードは日本でも注目されるところとなった。しかも、マリナーズは3月に日本での開幕戦が決まっており、菊池が凱旋登板する可能性も出てきた。 契約は、最初の3年が総額47億3000万円。’22年以降は菊池と球団の双方に契約を更新する権利があり、最大で7年総額119億9000万円(金額は推定)。これだけ大きな契約となったのには理由があるという。「西武、マリナーズ両球団が『採算がとれる』と判断したからでしょうが、同時に透けて見えるのがパ・リーグとMLBア・リーグ西地区とのマルチな業務提携構想です。巨人が実質的な実権を握るセと違い、放映権などをリーグが一括所有するパは、MLBと連携しやすい。将来的に、パは日本のNPBとア・リーグ入りの“二刀流”を視野に入れているとの情報もあります」(スポーツ紙デスク) 現在、MLBは両リーグとも東、中、西の地区優勝チームとワイルドカード(勝率の高い2チーム中の勝者)でリーグ優勝を争い、ワールドシリーズへ進むシステムを取っている。それをア・リーグはワイルドカードをやめ、パの優勝チームが加わるというプランだ。「その実現の橋頭堡として、比較的移動が容易な西地区との公式戦交流戦を行おうとしているのです。大谷が日本ハムからエンゼルス入りしたのも偶然ではないでしょう」(同) この日米提携が実現すれば、日本で大谷、菊池のメジャー公式戦を見ることができ、パ・リーグ各球団の観客動員に繋がる。そのタクトを握るのは、今年からオーナー会議議長に就任した楽天の三木谷浩史氏で、ソフトバンク孫正義オーナーが後押しという構図だ。「これまで三木谷氏はFCバルセロナからイニエスタを獲得するなどサッカーびいきが著しかった。しかし、今年は楽天が携帯電話事業に新規参入することもあり、コペルニクス的転回を思い描いているというのです」(大手広告代理店) それが画期的な日米交流戦――。菊池のマリナーズ入りは願ったり叶ったりか。 平成が終わり、プロ野球も大きく様変わりする。
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スポーツ 2019年01月17日 12時15分
「鉄の心臓が必要」元広島・北別府氏、カープファンが妻に浴びせた心ない言葉を紹介し大瀬良投手にエール
16日、元広島東洋カープ投手の北別府学氏が自身のブログで、タレントとの結婚を発表した大瀬良大地投手に関連し、「カープファンから選手の妻に投げかけられる厳しい言葉」に言及。その内容が物議を醸している。 北別府氏は16日午前、結婚を発表した大瀬良投手を祝福した上で、 「戸惑う場面もありますが、しっかりとした家庭を築けば更に活躍できるようになりますからね。その代わり、結婚して成績が落ちて行くとそれは辛辣な意見をダイレクトに貰いますからそこは力を合わせて乗り切っていかないといけないな」 と、野球選手と結婚について語る。そして、同日夜「鉄の心臓」という記事を更新し、 「活躍しないと本当に買い物や食事に行った際ダイレクトに(文句を)言われることもあります」と明かし、自身の妻が広島市内を訪れた際、心ないファンから、 「昨日のあんたんとこの旦那がしゃんとせんけえ負けたじゃろが!」と声をかけられたことを告白。 その際、北別府氏の妻は「ホンマですね〜いけませんね〜」と答え、大笑いしていたそうだが、野球をよく知らないため、「よく意味がわかっていないのではないか」と分析。そして最後に、 「結婚が決まったばかりの方には酷かもしれませんが、広島で暮らす野球選手の家族は鉄の心臓が必要かも?」 と持論を展開。ただし、「昔と違い今のファンの方は優しいから大丈夫でしょう」とフォローも忘れなかった。 このように野球選手の妻に心ない言葉を投げかけるファンは、広島だけではなく、阪神タイガースなどでもあると聞く。有名な話では、元阪神の掛布雅之氏が結婚後不振に陥り、ファンから酷い言葉を投げかけられたことを明かしている。 現在は妻が一般人の場合、顔を明かさないことがほとんどだが、大瀬良投手の妻はタレント。心ない言葉を浴びせられやすい環境といえる。北別府氏は“今は違う”と言うが、鈴木誠也選手が1月放送の『ジャンクSPORTS』(フジテレビ系)内で、「広島では外に出られない。集まってくるので好きなところもいけない」と明かしており、広島県内でカープの選手が特別な存在であることは今も昔も変わっていない様子。 丸佳浩選手への異常とも思えるバッシングを考えれば、不振で心ない言葉をかけられる可能性は高いと言える。 3連覇を達成し黄金時代に入ったとも言われるカープ。「勝利が当たり前」と思うファンも増えつつあるだけに、「結果の出ない時」が心配になってしまう。心ない言葉を掛ける行為は、やめてもらいたいものだ。記事内の引用について北別府学の公式ブログより https://ameblo.jp/manabu-kitabeppu/
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