スポーツ
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スポーツ 2019年01月17日 06時00分
アジアカップ16強進出の日本 ラウンド16で対戦が想定される5か国との相性は?
13日に行われたアジアカップグループF第2節で、オマーンを1−0で下した日本。審判の判定に助けられた面は否めないものの、最終節を残した段階で決勝トーナメント進出を確定させた。 17日に予定されるウズベキスタンとの一戦が、グループ首位通過をかけた戦いとなる日本。順位が違えば、当然その先のラウンド16で相対する国も異なってくるが、対戦が想定される国との相性はどのようなものとなっているのか。過去のアジアカップでの対戦例を対象とし、首位通過、2位通過に分けて以下に見ていきたい。 ■グループ首位通過の場合 17日の試合に勝利すれば、得失点差で上回るウズベキスタンを逆転することができる日本。仮に首位で通過となった場合は、ラウンド16でグループEの2位(カタールorサウジアラビア)と対戦することになる。 サウジアラビアとの対戦成績は「4勝1敗」、カタールとは「1勝1敗2分」となっている日本。相性の善し悪しを考えると、サウジアラビアの方が組みしやすい相手といえるかもしれない。 ■グループ2位通過の場合 ウズベキスタン戦で引き分け以下の結果に終わると、グループ2位でのラウンド16進出となる日本。この場合はグループBの2位(オーストラリアorシリアorパレスチナ)と対戦することになる。 この3か国との対戦成績は、オーストラリアが「1勝1分」、シリアが「2勝0敗」、そしてパレスチナが「1勝0敗」となっている。過去の激闘や現在の力量を考えると、この段階でオーストラリアと激突するのは回避したいところだろう。 9日のトルクメニスタン戦、そして13日のオマーン戦と共に勝利こそ収めたものの、攻守両面で課題を指摘されてもいる現在の日本。ただ、以上で述べた内容やその先の戦いのことを考えると、やはり2位よりは首位の方がやりやすくなることは明白。「2勝0敗」とアジアカップでは負けなしのウズベキスタンを相手に勝利し、首位通過を決めることはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2019年01月16日 21時30分
「天心をリスペクト」“ヤンチャ男”篠塚辰樹、2.3後楽園で18戦無敗選手と対戦決定!
“神童”那須川天心(TARGET/Cygames)の父・那須川弘幸氏が会長のTEPPEN GYMに所属し、天心や“キック界の王子”白鳥大珠らとともにTEAM TEPPENの一人である“ヤンチャ男”篠塚辰樹の2019年初戦が、キックボクシングの『RISE130』2.3後楽園ホール大会で行われることが決定した。プロ18戦無敗で、昨年8月にはRIZIN名古屋大会にも参戦したRyuki(RKS顕修塾)と対戦する。 Ryukiは、6歳から格闘技を始め、アマチュア時代には130試合を戦い、J-netスクールウォーズ58kg優勝とMVP受賞、K-3大阪大会の優勝と多くのタイトルを獲得している。14年にK-1甲子園に出場するも、準々決勝で敗退。15年にホーストカップでプロデビューし、初戦白星を飾る。RIZIN.1にも出場した元RISEウェルター級王者のブラジリアンファイター、ダニロ・ザノリニが主催するファイトドラゴンで連勝を重ね、17年に中国で行われた『英雄伝説2017』60kg級でホイ・フェイに判定勝利しアジア王者に輝く。プロデビューから18戦無敗をマークしている大阪出身の22歳。キックボクシングの新鋭だ。 先日、成人式を終えたばかりの篠塚だが、「早くカードが決まってほしい」と昨年11月のRISE両国国技館大会以来となる試合を心待ちにしていた。「Ryuki選手は、蹴りもパンチもうまい選手で強いと思います。けど、まあ自分の(ほう)が強いかなって(笑)。カッコよくKOします!」と強敵相手にKO宣言した。 プロボクシングからキックに転向し、昨年2月にデビューした篠塚だが、デビュー2戦目で現RISEフェザー級王者工藤政英(新宿レフティージム)にKO負けを喫し、早くもキックの洗礼を浴びている。「あの試合は考えが甘かったなと。でもあの負けがあったから今の自分があると思います。だから工藤さんには感謝していますね。でも負けたままじゃ終われないので、必ずぶっ倒します」と振り返り、リベンジを誓っていたが、工藤戦以降は3連勝中。無敗のまま工藤のベルトに挑戦するには、この試合も負けられない。 プロボクシングではA級まで上り詰めた篠塚だが、なぜキックボクシングに転向したのだろうか? 「もともと友達を介して天心と仲良くなったんですよ。ボクシングでなかなか試合が組まれない時に、キックの大会を観に行ったら、演出も派手だし目立てるから。俺みたいなタイプはキックのが自由に楽しめるなと思って、天心に相談したら『来ちゃえよ』って(笑)」 キックに転向するキッカケを作ってくれた同い年の天心が、昨年大晦日に臨んだフロイド・メイウェザー戦は客席から観戦した。 「メイウェザーの入場、カッコよかったですね(笑)。でもボクシングの経験がある人間として、あのメイウェザー相手に前に出る天心の姿は、すごくカッコよかったし、リスペクトしかないですね」と“世紀の一戦”を振り返る。 TEPPEN GYMでは兄貴分的な存在である白鳥は、篠塚と同じくボクシングの経験を持つ。「ボクシングテクニックがキックの他の選手に比べると、飛び抜けてるのは分かると思うけど、ここ最近の練習で蹴りの技術が上がってきてる。キックボクサーとして今までよりも一段階上での試合が見られると思いますよ」と篠塚を評している。 篠塚は「デビューしてからは充実した1年だった。キックの洗礼も受けて、いろんな経験ができ成長した1年だったと思います。キックに転向してから、体幹も強くなったし、筋肉が足腰にもついたからパンチ力が上がりました。ただもっと蹴らなきゃダメですね」と笑みを浮かべていた。那須川会長は篠塚のヤンチャな性格には手を焼いているようだが「キックをやり始めてからのほうがパンチは強くなってる」と篠塚の成長に目を細めていた。 工藤が保持しているベルトを「1日でも早く獲りたい」篠塚にとって、やっておかなければいけない相手がいる。昨年11月の両国大会で対戦予定だった森本“狂犬”義久(BRING IT ON パラエストラ葛西)だ。この試合は直前に狂犬が負傷し流れてしまったが、狂犬に勝てば今大会でタイトル挑戦の可能性もあった。本人にとっては「遠回りした」意識も強く、両者は篠塚のデビュー後から舌戦を繰り返してきた。両国大会の試合後には、控室に戻る前に客席の狂犬のもとに出向き挑発している。 「骨が折れようが試合する選手だと思ってたんですけどね。ああいうタイプはRISEに2人もいらないでしょ?早く試合して、キャンキャン吠えてるアホ犬を黙らせたい。フリーノックダウン制にしてレフェリーストップではなく、あいつが立てなくなるまで殴ってやりたい」と話す篠塚は、うっ憤を全てぶつけるつもり。狂犬も「クソガギを黙らせる」と受けて立つと明らかにしているだけに、危険な試合になるのは必至である。 「プライベートですか?友達と遊んで好きな音楽を聴いてます(笑)。いつもこんな感じなんですよ。夢は遊んで暮らすことなんで、とりあえず試合に勝ち続けて、稼いで好きなことをやりたい。ファンのみなさんには、試合はもちろん、プライベートのオレも見てほしいですね。一緒にレゲエのイベントに行こう!と書いておいてください(笑)。あと最近はみんな歌ってくれるようになったんですが、入場のとき、導楽さんが作ってくれた入場曲の『LIFE GOES ON』をみんなで歌いましょう」 自他ともに認める「飽きっぽい」性格。髪型の変化も激しい篠塚だが、「自分が目立つためには最適な舞台」とキックには真面目に取り組んでいる。篠塚に勝っている工藤もパンチは「速くて見えなかった」と試合後に語っていたほど、スピードとパワーを兼ね備えているだけに、対戦する選手にとっては脅威だ。 白鳥と同じく、会場では女性ファンの黄色い声援が飛んでいるが、ヤンチャなキャラが浸透していくにつれ男性ファンも増えてきた。こういうタイプの選手は“有言実行”が厳命されるだけに、今回のRyuki戦、そしてその先に組まれるであろう狂犬戦は負けられない。成人しても「大人になる」気持ちが「サラサラない」のが篠塚の魅力。今年の目標である「タイトル奪取」まで突っ走ってもらいたい。取材・文・写真 / どら増田
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スポーツ 2019年01月16日 17時30分
広島・鈴木誠也、巨人好きで“なんでダメなの?” 丸佳浩を叩くカープファンを痛烈批判し物議
広島東洋カープの鈴木誠也選手が、自身のInstagramライブでカープファンを痛烈に批判し、物議を醸している。 問題の動画は、広島の同僚・坂倉将吾選手が運転する車の中で録られた。和やかなトークの中、一般ユーザーが「巨人は嫌」「巨人行くの?」とコメント。これを見た鈴木選手は、「『巨人行くの』ってめっちゃ来るんだけどなんで? なんで俺が巨人行くみたいになってんの?」と疑問を投げかけた。 坂倉選手が「『ジャンク(SPORTSがきっかけ)』じゃないんですか?」とテレビでの発言が原因なのではと聞くと、「好きなユニフォームって言われたらさ、そりゃお前だってロッテでしょ。地元じゃん。広島好きな人がカープ好きなのと一緒でさ、俺、東京好きだからジャイアンツ好きなの、いいじゃん。なんでダメなの? 意味分からん。それ言っただけで『巨人行き、巨人行き』(と)なるじゃん。分からんわ」と不快感をあらわに。 巨人に移籍した丸佳浩選手を批判する一部カープファンについては、「彼の野球人生だからそれはいいんじゃないですか? 全然いいと思う。それで嫌うとか失礼。ありえん」と批判しつつ、「丸(佳浩)さん(に)も頑張ってほしいんですよ」とエールを送った。 鈴木選手は「丸さんが抜けたのは寂しい」とし、巨人のユニフォーム姿は「似合っていた。なじんでいた」などと話す。そして丸選手のFA行使と移籍については、「FA権なんて全員が全員もらえるわけじゃないですから。一軍でずっとやってた人しかもらえない権利を使ったらボロクソに言われるなんて、俺なら発狂する。文句言われたら立ちションしまくる。丸さんかわいそう」などと私見を述べた。 続けて「7年間一軍でやってないと取れない権利なのに、それを取ったら文句を言われるとか…全員ヒザ蹴りしてやろうかな」と過激発言。坂倉選手が「炎上しますよ」となだめると、鈴木選手は「炎上するなあ、撤回」とすぐに発言を撤回した。 それでも「ユニフォームが変わったから嫌いになる意味が分からない」と丸選手を叩くカープファンを批判。その後「LINEニュースに乗るぞ」「炎上する」などのコメントが入ると意気消沈したのか、配信を切った。 この自由奔放な発言にネットユーザーは反応。カープファンからは「誠也は間違っていない」「正しい」「正論」など理解する声もあったが、「やっぱり誠也も巨人入りを望んでいそう」「江藤・金本・新井・丸などカープは選手を取られ続けて暗黒時代を迎えた。そのトラウマがファンにあることも理解してほしい」「ファンのことも考えるべき」「カープファンが嫌いって言うことはよく分かった」などの声も出た。 一方、巨人ファンからは「ジャイアンツ愛を感じる」「これは巨人に来てくれるね」「自分がFAする際の予防線」など、将来的なFA移籍に期待する人が続出。それを見たカープファンが不快感を示し、論争をするネットユーザーも散見された。 広島では一部ファンが丸選手に対するバッシングを展開しており、それに憤りを感じた鈴木選手がInstagramライブのコメントに煽られ、つい「想い」が口に出てしまった様子だ。 その論理はおおむね人々の理解を得たようだが、Instagramライブで物議を醸すようなことを口走ることはリスクが高い。とろサーモン・久保田のように取り返しのつかない炎上を招く可能性もある。SNSの使用方法には気をつけたほうがいいだろう。
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スポーツ 2019年01月16日 17時00分
阪神 矢野監督「最大の敵」となる掛布SEAの現場関与
昨季、最下位に沈み、巻き返しを図る阪神タイガースのキーマンは、掛布雅之氏(63)となりそうだ。虎ナインに対し、今も強い影響力を持っているからだ。それが明らかになったのは、昨年末だった。「鳥谷敬と個別に食事をしたことを明かし、’19年優勝のキーマンだと訴えていました」(在阪記者) 鳥谷は、チームに最も影響力を持つベテランだ。連続試合出場の記録は途絶え、昨季の打率は2割3分2厘。しかし、将来の幹部候補生であることに変わりはない。 今さらだが、阪神というチームは、OB会組織が強い発言力を持っている。負けが込んだときの圧力はキツく、特に外様監督は気苦労が絶えないとされてきた。生え抜きの鳥谷が掛布氏に取り込まれたとなれば、今季から指揮を執る矢野燿大新監督(50)も心中穏やかではいられないだろう。「有馬記念の行われた12月23日、阪神競馬場内で阪神OBの亀山つとむ氏が司会を務めるラジオ番組の公開収録があり、そこにゲスト出演した掛布氏が阪神再建案を披露したんです。キーマンに鳥谷と藤浪晋太郎を挙げ、拍手喝采を浴びました」(同) 鳥谷との会食についても、それを証明するかのごとく、「今、彼は断酒している」と語り、スタメンで使ったときの相乗効果も訴えていた。「金本知憲前監督時代、掛布氏は二軍監督として若手の育成に尽力しました。掛布人気は今も絶大です。だけど、『二軍監督・掛布』は忘れられつつあり、掛布氏の監督待望論も聞かれなくなりました」(同) 鳥谷との親密ぶりをアピールしたのは、虎ファンに一石を投じる目的もあったようだ。「有力OBの中には、矢野監督の誕生を聞かされていなかった者も少なくありません。金本前監督は事実上の解任。OBたちは『長くない』と見ていたようで、後任人事の相談があると思っていたようです。フロントが一気に矢野体制を決めたので…」(球界関係者) 掛布氏の阪神球団内における肩書は、シニア・エグゼクティブ・アドバイザー(SEA)。オーナーの助言役である。その職責を与えたのは坂井信也・前オーナーだが、矢野監督とともに着任した藤原崇起・新オーナーがそれを引き継いだ。 また、掛布氏はメディア等での活動は「自由」とされている。つまり、フロント幹部、ファンに最も影響力を放つことのできるOBともなったわけだ。そんな掛布氏の力を知ってのことか、やはり昨年末、こんなことが起きていた。「12月1日にOB総会・懇親会が開かれました。そこで掛布氏は、年長のOBだけではなく、後輩たちにも挨拶をしていましたが、岡田彰布氏とだけは会話していませんでした。2人とも意識して避けていたのかもしれません」(同) 岡田氏は優勝を知る“最後の指揮官”でもあり、OB派閥内で最も力があるとされる吉田義男氏に可愛がられてきた。OB連中は、外様の矢野監督とは表面上のお付き合い。だが、掛布氏が強い権限を持つことに対しても、面白くない感情を抱くと見られる。「掛布氏は矢野体制において、SEAの肩書でキャンプ視察などを続けていきます。矢野監督は若手を育てていくつもりですが、鳥谷にあえてショートへの再コンバートを許したのは『死に場所』を与えるため。北條史也がショートのレギュラーを獲るとの意見が強いものの、このまま終わる男ではありません。鳥谷が復活した暁には、矢野監督と掛布氏の名前が挙げられるでしょう」(ベテラン記者) 大山悠輔、陽川尚将、中谷将大、髙山俊、江越大賀ら期待の若手は、少なからず二軍監督時代の掛布氏の影響を受けている。矢野監督の若手起用策が的中すれば、掛布氏の“1人勝ち”ということもあり得る。そのとき、OB会の最大派閥である吉田派の岡田氏は、どう打って出るか…。「矢野監督は監督就任にあたり、最初に相談したのが金本前監督です。金本氏と掛布氏の衝突も知っていますし、掛布氏の現場関与は面白くないでしょうね」(前出・在阪記者) これまではOB連中と現場の衝突だった。OB会も複雑な人間模様を見せてきた。毎度のお家騒動は新たなステージに進んだようだ。「メディア露出度の高い阪神OBは巨人の大型補強に批判的ですが、遠回しに矢野体制を支えるフロントへの当てつけとも言われています。阪神もジョンソン、ガルシア、マルテの新外国人選手のほか、FAでオリックスの西勇輝を獲得しています。生え抜きの野手を見てください。鳥谷以降、レギュラーを獲得した野手は出ていません。昨季、捕手の梅野隆太郎が規定打席に到達しましたが、生え抜き捕手としては’85年以来ですよ」(前出・ベテラン記者) 若手を使おうとする矢野監督だが、一方で大型補強にも手を出している。OBたちが心の底から応援できない理由はこのへんにある。もっとも、その若手が活躍すれば、最大派閥の岡田氏は面白くないわけだが…。 いずれにせよ、矢野監督が雑音を封じるには、勝って勝って、勝ちまくるしかないようだ。
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スポーツ 2019年01月16日 16時10分
松岡修造、引退の稀勢の里へエール 実は“すべてがネガティブ”なことも明かす
スポーツキャスターの松岡修造が16日、サントリー「C.C.レモン受験生応援イベント2019」を開催した。イベント終了後、報道陣から引退を決意した大相撲の横綱・稀勢の里について聞かれると「これからも稀勢の里さんらしく」とエールを送った。 松岡はこの日、学生服で登場。受験生応援イベントは今年で3回目ということで、集まった43名の受験生にいつものように熱くエールを送った。「人生の中でこんなにガンバレモンしてることないと思う。そのことについておめでとうって思いを伝えたい」と力説し、受験生に向けた特別授業を行った。 また受験生の悩みを直接聞いてアドバイスするコーナーもあったが、「この頃、人前で偉そうに話すのすげー苦手になってきた」と告白。「なぜなら、僕より君たちの方がよっぽど頑張ってるよ。ずっと勉強して毎日嫌なことたくさんあるじゃない?それを1つの形にしていくのは大変だと思う」と本音を吐露。 そして「勘違いしてるんじゃない?俺って前向きポジティブ野郎って感じするでしょ?全然だから。すべてネガティブに思ってる人だから。試合でも『勝てないじゃないかな』とかさっきも(イベント前)『できないんじゃないかな』って思った」と意外な一面を明かし、受験生を驚かせた。「毎年こうやって(イベントを)させてもらってるんだけど、一番力もらえる。色んな人見てるけど、本気の人って中々出会えない。この部屋のみんなは本気。それが僕のパワーにもなる」と真剣に語っていた。 イベントの最後には受験生の健闘を祈り神主さんとともに祈祷も行い、「全国の受験生のみんな、君たちはすべてをやってきた!だからこそ心を1つにがんばるぞー!信じてる!」と熱くメッセージを送っていた。
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スポーツ 2019年01月16日 12時21分
遂に現役引退の横綱稀勢の里 一方他の上位陣も…
進退をかけ臨んでいた大相撲1月場所で、初日から3連敗を喫した横綱稀勢の里。その去就が取りざたされる中、本日16日に遂に現役引退を決断し、各メディアによって大きく報じられている。 報道によると、稀勢の里から師匠の田子ノ浦親方(元幕内隆の鶴)に申し出があったのは15日夜のこと。その後30分ほどの話し合いを経て現役引退を決断し、16日午後の記者会見で自身の口から正式に表明する見通しとなっている。 何とか首の皮一枚繋がった昨年9月場所の再現とはならず、とうとう土俵を去ることになった稀勢の里。その決断の一因となったのが、初日からの3連敗であることは間違いないだろう。 ただ、3日目までの取組結果を見ると、上位陣で成績が芳しくないのは何も稀勢の里ばかりではない。今場所は昨年9月場所以来2場所ぶりに、白鵬、鶴竜、稀勢の里の3横綱、豪栄道、高安、栃ノ心の3大関が揃って初日から出場しているが、星取表を見てみると、ここまで順当に3つ星を並べているのは白鵬のみ。それ以外の力士は「1勝2敗」が2人(鶴竜、高安)、「0勝3敗」が3人(稀勢の里、豪栄道、栃ノ心)と全員黒星が先行してしまっている。 中でも、特に心配なのが大関陣。3日目は豪栄道(対御嶽海)、高安(対北勝富士)、栃ノ心(対妙義龍)共に敗戦し“大関総崩れ”となったが、これは13日の初日に続き今場所2度目。今後も不振が続いていくようならば、次場所では「全員がカド番」という異常事態が発生する可能性も否定できない。 一方、こうした上位陣を尻目に若手は充実。先場所優勝の関脇貴景勝(3勝0敗)を筆頭に、小結御嶽海(3勝0敗/2横綱1大関撃破)、平幕錦木(3勝0敗/1横綱2大関撃破)、同北勝富士(3勝0敗/3大関撃破)といった面々が世代交代の風を吹かす兆しを見せている。 まだ序盤戦も終わっていない中、稀勢の里が去り、他も苦戦を強いられている上位陣。果たして本日4日目以降に、意地の巻き返しを見せることはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2019年01月16日 06時00分
“格闘王”前田日明氏が藤原喜明らUWF系トリオのセコンドに!藤波辰爾&長州力と対峙!
プロレスリングマスターズは、元格闘家の“格闘王”前田日明氏が、2.15後楽園ホール大会で、藤原喜明、長井満也、冨宅飛駈のUWF系トリオのセコンドにつくと発表した。 前田氏にとって藤原は新日本プロレス、UWFで行動をともにした兄貴分。第2次UWFが分裂しリングス、藤原組に袂を分かってからも2人の関係は友好で、リングスに藤原が上がったこともある。 長井は前田氏の弟子。リングスジャパン設立時は第2次UWF分裂後、高田延彦氏率いるUWFインターナショナルに所属するもすぐにリングスへ移籍。前田氏と長井の2人だけで活動していた。1997年に対戦後、方向性の違いから、長井はリングスを退団。以降、K-1など格闘技の大会に出場していたが、自らを「格闘家」を主張する前田氏とは違って「プロレスラー」と言い続けできた長井は全日本プロレスや、新日本プロレスに所属。現在は藤波辰爾のドラディションに所属している。公の場で両者が揃い踏みしたことはここ20年ない。それがプロレスのリングで実現するというのが興味深い。 対戦相手は、前田氏と激闘を繰り広げてきた藤波辰爾と、因縁のある長州力、そして新日本プロレスの後輩、獣神サンダー・ライガーが名を連ねている。 新日本時代に激闘を繰り広げてから前田氏と友好関係が続いている藤波は、前田氏とのトークショーなどで「必ず再び前田をリングに上げます」と復帰へのラブコールを送り続けていた。 長州とは1987年11月の試合中、前田氏が顔面を蹴り上げて欠場に追い込み、新日本から解雇され第2次UWFを旗揚げするキッカケになった因縁がある。その後、両者は和解しているが、昨年テレビ番組の企画で行われた『たたいて・かぶって・ジャンケンポン』の企画で、長州が過度に前田氏をピコピコハンマーで叩き、ハンマーを破壊。前田氏が一瞬キレる場面があった。当時のプロレスファンからは「30年越しの長州の復讐」としてSNS上で話題になった。この企画で同じく被害に遭った武藤敬司プロデューサーが前田氏にオファーを出したものと思われる。 長州のファイナルマッチは今年の6月。両者がリングで対峙するのは、これが最後になる可能性が高い。平成の最後に2人の因縁が完全清算されるのか?しかも舞台は顔面蹴りが起こった後楽園ホールだ。古くからのファンにとっては注目の“再会”になるだろう。取材・文 / どら増田写真 / ©︎プロレスリングマスターズ
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スポーツ 2019年01月15日 22時10分
プロレスラー世界遺産 伝説のチャンピオンから未知なる強豪まで── 「武藤敬司」素顔とギミックを両立させた “プロレスリング・マスター”
大谷翔平の“二刀流”が大きな話題を呼んだ昨年のスポーツ界だが、プロレスにおける二刀流でその筆頭に名前が挙がるのは、もちろん武藤敬司&グレート・ムタということになるだろう。 武藤とムタの両方でIWGP王座と三冠王座を獲得するなど長きにわたって実績を築き、また、プロレスファンから高い支持を得たのは、ひとえにその飛び抜けた才能によるものと言えよう。 「身体能力の高さはもちろんながら、動きの一つ一つに華があるんですね。言葉にするのは難しいのですが、とにかくリングに上がれば、それだけで観客の視線を一身に集めてメインイベントの雰囲気を醸し出す。そんな選手はなかなかいるものではありません」(プロレスライター) 武藤&ムタが共存できたのも、その天才性の賜物であろう。「例えば、大仁田厚のグレート・ニタなどは、ちょっと奇矯な動きをしたところで、観客からは『いやいや、あんた大仁田じゃん?』とあざ笑われたりもする。それを感じさせないのが武藤&ムタのすごいところです」(同) 日本人トップスターの武藤とアメリカ産トップヒールのムタでは、あくまでも別のキャラクターであって、毒霧などの反則技はもちろんのこと、ステップひとつを取ってみてもまったく異質のものである。なので、同じムーンサルトプレスを使ったときにも、ガラリと違った印象となる。 それをいかにもキャラを装った風ではなく、自然にやってのけるからファンも違和感なく受け入れられる。 アメリカにおけるギミックで人気を獲得した日本人レスラーには、TAJIRI(田尻義博)やKENSO(鈴木健想)、ザ・グレート・カブキ(高千穂明久)、キラー・カーン(小澤正志)、そしてジャイアント馬場(ババ・ザ・ジャイアント)がいるものの、いずれも素顔との両立を目指すことはなかった。 そもそも、そんなことはできるわけがないというのが常識的な考え方であり、それをやってのけた武藤が型破りなだけなのだ。★ネガティブ面の転嫁による得失 武藤がパワーアップしてムタに変身するわけではなく、それぞれ独立したキャラクターであることも、また二刀流が成功した要因であろう。 仮に“武藤が敗れた相手にムタとなってリベンジする”というパターンを定番としていたならば、ムタが負ければもう後がなくなってしまうが、建前上は別物なのだからそういう問題は生じない。武藤は武藤、ムタはムタとしてそれぞれにストーリーが成立することで、ファンからすると単純に楽しみが2倍になるし、マッチメーカー側からしても使い勝手がいい。 プロレスに限った話ではないが、人気商売を長く続けるうちには必ずマンネリという壁にぶち当たる。しかし、武藤はムタとの使い分けによってこれを避けることにもなった。 とはいえ、そのことは必ずしもプラスばかりであったとも言い切れない。同じ闘魂三銃士である橋本真也などは、常にスランプに見舞われてきた印象もあるが、それを乗り越える姿を見せることで共感を呼び、このことが熱心なファンの獲得にもつながった。「武藤の場合、素顔の武藤がスランプとなってもムタを登場させることでリカバリーしてきた面がある。これは常にベストなファイトを見せるという意味で、プロとしては素晴らしいことには違いないのですが、ファンへの求心力という意味ではどうだったか」(同) 武藤を“天才”“プロレスリング・マスター”と褒めたたえ、その試合を心待ちにするファンは多いものの、その一方で“信者的なファン”の数となると橋本の方が上回りそうだ。 また、ムタはアントニオ猪木に対してさえ反則放題をやってのけ、また、柔道から転向直後の小川直也にも完勝しているが、それはあくまでもムタとしての実績であって、武藤のキャリアとは直接には関係してこない。 『WRESTLE−1』でのボブ・サップ戦やハッスル参戦など、きっと素顔の武藤ではやりたくなかったであろう試合をムタに任せることは、武藤の履歴に傷をつけないという意味ではよかったかもしれないが、しかしながら、あえてそういう試合に挑むことが、プロレスラーとしての奥深さにつながることも往々にしてある。 つまりネガティブな要素をムタに負わせたことが、逆に武藤本人のレスラーとしての幅を狭めてしまった部分もありそうで、いやはやプロレスとはなんとも難しいものである。武藤敬司***************************************PROFILE●1962年12月23日、山梨県富士吉田市出身。身長188㎝、体重110㎏。得意技/ムーンサルトプレス、シャイニング・ウィザード。文・脇本深八(元スポーツ紙記者)
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スポーツ 2019年01月15日 21時30分
全日本プロレスOBのロスインゴSANADA&BUSHI、鈴木軍タイチが馬場追善興行参戦!
『ジャイアント馬場没20年追善興行〜王者の魂〜』(2月19日、東京・両国国技館)の実行委員会は追加カード2試合を発表した。新日本プロレスからロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンのSANADA&BUSHI、鈴木軍のタイチ、ヤングライオンの海野翔太の参戦が決定した。 SANADAとBUSHIは武藤敬司体制の全日本プロレス出身、タイチはプロレスリング・ノア設立に伴い大量離脱に見舞われた全日本に入団し、川田利明の付き人を務めていた。海野の父であるレフェリーのレッドシューズ海野は全日本出身。いずれも全日本とは縁が深い選手だ。 SANADA&BUSHIは、ジェイク・リー(全日本)&岩本煌史(世界ジュニアヘビー級王者)、海野&吉田綾斗(K-DOJO)と3WAYタッグマッチを行う。全日本プロレスの「オールタイム同窓会」の要素が強い大会であるだけに、ロスインゴ勢と全日本勢が意地をぶつけ合うのは必至。ここに若い2人が割って入ることができるのか期待したい。 タイチは、ジャイアント馬場さんが社長の時代に全日本へ入団した金丸義信(全日本OB)、そして武藤全日本で元WWE戦士とともに、外国人ユニットRO&Dを率いていたTAKAみちのくとの鈴木軍トリオで参戦。全日本の重鎮・渕正信、藤原組から参戦する藤原喜明のカール・ゴッチ門下生コンビに、期待の若手青柳優馬(全日本)を加えたトリオと対戦する。藤原と鈴木軍の遭遇というのも十分に楽しめそうだ。 さらに、「ジャイアント馬場メモリアルバトルロイヤル」への追加選手として、こちらも全日本OBである菊地毅、垣原賢人、井上雅央、本田多聞の4選手の参戦が決定した。キム・ドク、百田光雄、MEN’Sテイオー、相島勇人、TARU、土方隆司ら全日本マットと縁があった選手たちと、全日本にとって新春の風物詩だったバトルロイヤルを両国国技館で開くのは感慨深いものがある。 これで5試合が決定。新日本のIWGPヘビー級王者となった棚橋弘至や、全日本三冠ヘビー級王者の宮原健斗、ノアの丸藤正道、そして大物OBの大仁田厚らの参戦が既に決まっているが、まだメインイベントのカードは発表されていない。当日は“黒い呪術師”アブドーラ・ザ・ブッチャーの引退セレモニーもあり、試合数は7程度。残るカードや追加参戦選手、OBの発表を期待したい。取材・文・写真 / どら増田
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スポーツ 2019年01月15日 15時30分
ロッテが元日本ハムのレアードを獲得!「私を寿司ネタにしないで」謎の魚も歓迎!
千葉ロッテマリーンズは、北海道日本ハムファイターズを自由契約となり、去就が注目されていたブランドン・レアード内野手を獲得したと15日発表した。昨年78本と12球団ワーストだった本塁打数を補うため、広島東洋カープからFA権を行使した丸佳浩外野手の獲得に乗り出したが、丸は読売ジャイアンツに入団。球団は「一発が打てる助っ人外国人」の補強に切り替えて、日本ハムとの交渉が難航していたレアードを調査。今回の獲得に至った。 レアードはメジャーリーグのニューヨーク・ヤンキース、ヒューストン・アストロズなどを経て、2015年から来日し、日本ハムの外国人主砲として4シーズン在籍し、131本塁打を記録。2016年には39本塁打を放ち本塁打王、ベストナイン、日本シリーズのMVPも獲得している。本塁打は4年連続30本以上、打点も昨年こそ65打点に留まっていたが、2017年シーズンまでは3年連続で90打点以上を記録しており、打率は2割台ながら、出塁率は4年連続で3割を超えているため、日本ハムはウィンターリーグ終了まで残留交渉を続けていたが、ロッテの獲得への熱意が条件面も含めて上回ったということだろう。 「千葉ロッテマリーンズに入団が出来ることを大変光栄で、楽しみに思っています。家族と共に千葉での生活を楽しみにしています。このチャンスを頂けたことに大変を感謝しています。2019年、優勝しましょう。ぜひ、チャンピオンフラッグを千葉に掲げましょう。私はマリーンズの日本一に貢献できるように頑張ります!!」 日本ハムではホームランを打った際に寿司を握るパフォーマンスで、人気を得ていたレアードだが、ロッテでも人気が出るのは間違いない。そんな中、年が明けてから沈黙を守っていたロッテの“キモカワ”キャラ謎の魚が、今年初めて、ツイッターを更新した。 「明けましておめでとうございます。実家に帰省していてノンビリしていましたが、ビックニュースが飛び込んできたので思わずツイートしました。レアード選手、ようこそ千葉へ。千葉の海で獲れる魚はうまいのでぜひ楽しみにしていてください。グフフフ。おっと、私を寿司ネタにするのはやめてね。骨は多いし、硬いし、シャリとの相性も悪いし・・・。だから、ダメよ、ダメ、ダメ。グフフフフ」 レアードにはぜひ、謎の魚をネタにして握っていただきたい。ドラフトでは大阪桐蔭高校の藤原恭大外野手を獲得するなど、レアードの加入により、攻撃型の野球が出来る環境は整ったといえる。井口資仁監督が思い描く積極的な野球が就任2年目で結果を残せるのか。日本で5年目を迎えたレアードの活躍が鍵を握ることになる。取材・文 / どら増田写真 / ©︎千葉ロッテマリーンズ
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