スポーツ
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スポーツ 2019年06月17日 17時20分
DeNA、大の苦手ホークスに互角の戦い! 見えてきた交流戦5割
ベイスターズは敵地福岡でのホークス戦に、1勝1敗1引き分け。互角の戦いを見せた。 初戦はベイスターズの誇る絶対エース今永昇太と、ホークスのエース千賀滉大の5月の月間MVP同士の先発。互いに持ち味を十分に出したピッチングを披露し、野球の醍醐味を感じさせる試合となったが、ベイスターズは小柄ながらパンチ力のある柴田竜拓がソロ、ネフタリ・ソトがグランドスラムの2本のホームランで難攻不落の千賀を攻略。今永は7回途中まで3失点の力投で試合を作り、リリーフ陣が1失点したものの辛くも逃げ切り、5-4で初戦をモノにした。 2戦目はホークス2年目の速球派サブマリン高橋礼の前に打線が沈黙。ベイスターズ先発の井納翔一も6回途中まで3失点でマウンドを後続に譲ったが、リリーフが打たれ自責点は4となるも、試合はなんとか作った形となった。最終回にホークスの抑え、森唯斗から連打で1点差まで追い上げるも、あと1本が出ずに3-4で惜敗を喫した。 3戦目はドラフト1位ルーキー上茶谷大河が務め、初回こそ福田秀平のヒットと、デスパイネのタイムリーで先制点を許すも、8回に甲斐拓也にライトにホームランを打たれるまでは、プロ入り後最高とも言えるピッチングを披露。残念ながら勝ち星は付かなかったが、後を継いだリリーフ陣も無失点リレーで踏ん張り、最終回となった12回も山崎康晃がノーアウト満塁の絶体絶命のピンチをなんとか切り抜け、苦手ホークス相手にイーブンの対戦成績とした。 ラミレス監督もこの戦い振りを「最初から最後まで素晴らしい試合だった」と高評価。この3連戦は週末に組まれた事もあり、横浜方面から駆け付けたファンも多く見られ、「負け越さなくて良かった」「(2017年の)日本シリーズの借りは返せなかったけど、いい勝負が見られた」と満足げな表情で球場を後にしていた。これで交流戦は6勝5敗1分けとなり、目標としている5割に大きく近づいた。残すは地元横浜でのファイターズとイーグルスとの6連戦。どのような戦いを見せてくれるのか、俄然楽しみになってきた。 写真・取材・文 / 萩原孝弘
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スポーツ 2019年06月17日 11時50分
張本氏「アメリカ投手の質が落ちた」サイクルヒット達成の大谷に持論を展開し物議
16日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、張本勲氏が13日のレイズ戦で1試合に本塁打・三塁打・二塁打・ヒットを全て放つ「サイクルヒット」を達成したアナハイム・エンジェルスの大谷翔平選手について独自の見解を示し、物議を醸している。 13日に行われたレイズ戦で、メジャーリーグ日本人選手としてはイチロー氏でもなし得なかったサイクルヒットを達成した大谷選手の様子を見た張本氏は、 「この選手は運が強いね。このサイクルヒットというのはね、力だけじゃないからね。まずホームランを打てなきゃいけない。足が速くなくちゃいけない。三塁打が一番難しいから」 と大谷選手が強運の持ち主であることを力説する。さらに、 「逆を言えば、アメリカのピッチャーは質が落ちたね。だらしがないね。昨日も今日も2日続けてサイクルヒット出した選手がいるんですよ。アメリカの選手でね、インディアンスの選手ですけども。いくら打高投低っていったね、ピッチャーがだらしない。ちなみに私は二十歳でやってますからね」 と大谷翔平選手の記録を褒めつつも、アメリカ・メジャーリーグの投手の質が落ちたため、達成できたのではないかという見方を示す。 さらに、ゲストの元卓球選手平野早矢香氏が、大谷選手にあっぱれを送ると話に割り込み、 「今ね、32ゲームなんですよ大谷は。30ゲーム少ないんですよ、今ナ・リーグは65ぐらいのゲームだからね、これ出てればね今ナ・リーグでトップが21本ですからホームランが。それくらい打ってると思いますよ」 と大谷選手の打撃力について、一定の評価を与える。なお、最後に張本氏は珍しく、「最後に訂正。今ナ・リーグって言いましたけど、アメリカンリーグですから大谷は」と発言を訂正。司会の関口宏は「電話が来ますからね」と皮肉とも思えるコメントで締めた。 張本氏の大谷評と相変わらずのメジャーリーグ蔑視発言に、ネットユーザーからは「またバカにしている」「どうしてアメリカの選手をリスペクトできないのか」「日本投手よりスピードも速いしコントロールもいい。」など怒りの声が上がった。 渡米前は「大谷は通用しない」と話していた張本氏だけに、通用している理由をメジャーリーグ投手のレベルの低下ということにしたいのだろうが、納得した視聴者は少ないようだ。
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スポーツ 2019年06月17日 11時40分
オリックス田嶋好投も、守護神乱調で阪神相手に「負けに等しい」引き分け
セ・パ交流戦オリックス 5-5 阪神(3回戦)※延長12回規定により引き分け※オリックスの2勝0敗1分け▽16日 京セラドーム大阪 観衆 36,213人(札止め) 14日から京セラドーム大阪で開催した今年のセ・パ交流戦“関西ダービー”。オリックスが14日は8回に逆転、15日は9回にサヨナラ劇を見せて2連勝。最終日を待たずに勝ち越しを決めていたが、チームとして今季初の4連勝と、阪神戦3連勝、そして、今シーズンの日曜日初勝利がかかったこの日の試合を落とすわけにはいかなかった。 オリックスの先発は、5日のDeNA戦で今シーズン初登板&初先発、5回0/3を無失点の好投で初勝利を挙げた田嶋大樹。前回登板後に抹消され、「1回休み」となったが、キッチリ最短の10日で仕上げてきた。田嶋は初回からキレのあるピッチングで、6回終了時点で1四球だけのノーヒットピッチング。7回に阪神先頭の糸原健斗にセンター前へ運ばれ、続く糸井嘉男を四球で歩かせたところで、大観衆に拍手を送られながらマウンドを降りた。「最後のイニングは、前回登板と同じようにランナーを残してマウンドを降りてしまったので、リリーフ陣に申し訳ないですし、悔しい終わり方になってしまいました」と、交代の場面について反省の言葉を口にした田嶋だが、「全体的には四球も少なく、打たせて取る事が出来ましたし、リズムよく投げることが出来たと思います」とも話しており、復帰2戦目の投球に手ごたえを感じたようだ。 オリックスは田嶋が降板する時点で、5-0と5点リードしていたが、2番手のディクソンが田嶋が残したランナー2人を含む3失点(自責は田嶋が2点、ディクソンが1点)、2点リードのまま迎えた最終回には、守護神の増井浩俊の制球が定まらず、代打の福留孝介に同点打を許し、続く高山俊を歩かせたところで、マウンドに集まったキャッチャーの若月健矢がベンチに交代を要請。KOされた増井はベンチに戻っても呆然としていた。試合は延長戦に突入したが、両チームともにチャンスを作るもあと1本が出ず、試合は延長12回引き分けに終わり、交流戦における関西ダービーの通算成績は、オリックスの29勝27敗3分けとなった。 この日は、オリックスの宮内義彦オーナーも観戦しており、「負けに等しい引き分け。田嶋君が頑張っていただけに。継投のミスやね」と表情は笑顔ながらも厳しい言葉を残し、球場を後にしている。西村徳文監督は「当然、あそこで逃げ切らないといけないゲーム。四球からの失点が多いと苦しくなる。チャンスがあったので、サヨナラで勝たなきゃいけなかった。田嶋が頑張っていただけに…また明日から頑張ります」といつもより言葉を少なめに、こちらは厳しい表情で会見を切り上げた。 18日からは、交流戦終盤のビジター7連戦が待っている。取材・文・写真 / どら増田
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スポーツ 2019年06月17日 11時30分
昨年越えが迫るロッテの本塁打 一方で勝敗は…
昨シーズンの本塁打数が78本(143試合/リーグ最下位)だったロッテが、今シーズンその数を劇的に増やしている。16日中日戦の3本を含め、ここまで記録した本塁打は76本(63試合/リーグ2位)。まだ半分以上の試合を残す中、早くも昨年越えに迫っている。 月別の内訳を見ると、3月が6本(3試合/1試合平均2本)、4月が25本(22試合/1試合平均約1.14本)、5月が30本(25試合/1試合平均1.2本)、そして6月が15本(13試合/1試合平均約1.15本)。いずれの月も、1試合平均で1本以上の本塁打率を記録している。 本塁打増の要因と考えられるのは、今シーズンから本拠地ZOZOマリンスタジアムに設けられた「ホームランラグーン」。実際、ここまでのホーム35試合では、合わせて44本(1試合平均約1.26本)のアーチがかけられている。 ただ、今シーズンのロッテはホームだけでなく、“地の利”が無いビジターでも28試合で32本(1試合平均約1.14本)の本塁打を記録している。双方の試合数を考慮すると、決して“内弁慶”という訳ではないことが窺える。 迫力不足の昨シーズンから、一転した姿を見せているここまでのロッテ。しかし、同時期の成績を見ると、昨年が「32勝31敗・勝率.508」、今年が「29勝33敗1分・勝率.468」と、意外にも今年の方が劣っている。 これに関係しているのは本塁打以外の部分。昨年のこの時期はチーム打率「.258」(リーグ2位)だったが、今年は「.242」(リーグ5位)。チーム防御率も昨年が「3.53」(リーグ2位)、今年は「4.07」(リーグ4位)と及んでいない。 加えて、チーム盗塁数も昨年の「65個」(リーグ2位)に対して、今年は「44個」(リーグ4位)と減少。一発攻勢が目立つ一方で効率的な攻撃、そして、それを守り切る守備に課題を残していることが浮き彫りとなっている。 首位楽天とは5.5ゲーム差、2位タイのソフトバンク、日本ハムとは5ゲーム差に位置する5位のロッテ。以上で述べた事柄をどこまで改善できるかが、この差を詰めるための鍵となるだろう。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2019年06月16日 17時30分
栃ノ心はいかに?大相撲・大関復帰力士の翌場所
先の夏場所で「10勝5敗」の成績をマークした関脇・栃ノ心。「陥落直後の場所で2ケタ以上」という特例をクリアしたことにより、次の名古屋場所で大関に復帰することとなった。 期待と重圧のかかる15日間を見事に乗り越えた栃ノ心は、“カムバック”を果たす場所で一体どのような成績を残すのか。今回は過去の大関復帰5力士の翌場所成績を元に、栃ノ心の名古屋場所を占っていきたい。 栃ノ心以前に大関復帰を果たした例は、三重ノ海(1976年名古屋)、貴ノ浪(2000年初)、武双山(2000年秋)、栃東(2004年名古屋、2005年初)の5例(4力士)。その翌場所成績は以下の通りとなっている。三重ノ海○○○●●●○●●○○●○○○ 9勝6敗貴ノ浪○●○○●●●●●○○●○○● 7勝8敗武双山●○○●○○●●○○●○○○● 9勝6敗栃東(1回目)○○●■ややややややややややや 2勝2敗11休栃東(2回目)●●○○●○○○●●○○○○○ 10勝5敗 三重ノ海、武双山、栃東(2回目)はそれぞれ勝ち越し。一方、貴ノ浪、栃東(1回目)は負け越しに終わり、復帰場所でいきなりカド番に転落している。 なお、この両名はその翌場所でも負け越し(貴ノ浪6勝9敗、栃東3勝3敗9分)、再び大関の座を追われている。このことを考えると、栃ノ心も負け越しだけは何としても避けなければならないだろう。 勝ち越した力士は、いずれも15日間の中で3連勝以上をマークしている。一つの白星で得た勢いを、なるべく維持することが好成績へ向けた鍵になるといえる。 また過去に複数回、負傷を経験した栃ノ心にとっては、15日間のコンディション管理も必要不可欠な要素。持ち味の怪力による強引な相撲には相応の負担がかかるため、格下と対戦する序盤はなるべく体力を温存しながら白星を拾いたいところだ。 せっかくの大関復帰を、“短命”に終わらせては本末転倒。今後の様子見という意味でも、まずは勝ち越しというのが現実的な目標ではないだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2019年06月15日 17時30分
交流戦で分かったセ・リーグ左投手の活用法
交流戦の防御率は、0・00。1試合(8イニング)しか投げていないが、「パ強セ弱」の近年の傾向も考えると、無失点投手がセ・リーグから出現したことは意義深い。 プロ18年目のベテラン、東京ヤクルトスワローズの石川雅規投手(39)が北海道日本ハムの強力打線を無失点無四球(=8回)に封じ込めたのは、交流戦第2戦(5日)だった。札幌ドームに設置された測定器が示した同日の最速は134キロ。スローカープ、2種類のシンカーを駆使し、さらに、球種は分からないが、バッターの手元で小さく曲がるスライダー系の変化球も、日ハム打線を苦しめていたようである。 「今季の石川は5月11日に初勝利を挙げたものの、次のDeNA戦で打ち込まれ、チームもそのまま大型連敗に突入しています。調子はイマイチだったようですが」(プロ野球解説者) ベテラン左腕の好投が「巨人に波及した」という。 一部メディアによると、巨人・田口麗斗(23)のトレード獲得を狙っているパ・リーグチームが多いそうだ。田口も技巧派の左投手だ。昨季は成績を落としたが、一昨年まで2年連続2ケタ勝利を収めている。不振の原因はさまざまあるが、二軍球場では田口目当ての他球団編成部員も集まり、調査を続けていたという。 「特に、パ・リーグは興味シンシンでしたね。FAの補償で18−19年オフに、巨人が西武に内海哲也を引き抜かれたように、パ・リーグには『技巧派左腕』が少ないので」(前出・同) ベテランの石川が好投したことで、田口への注目がさらに強くなったようだ。 「田口は12日の西武戦でチャンスをもらいましたが、4回途中4失点。チャンスを生かしきれませんでした。パ・リーグのチームに対し、結果を残せなかったということは、トレード移籍が成立したとしても、好転しないのではないか」(前出・同) 田口は14日に一軍登録を抹消された。12日のKO劇の直後ではなく、ワンテンポ置いてからの降格というのが、ちょっと気になるが…。 石川が通用して、田口が結果を残せなかった原因は不明だ。日本ハム、西武ともに打線が好調。あえて言うならば、西武は山川、中村、メヒアと「右の大砲」を中心とした打線で、日本ハムは、4番の中田翔、大田を除けば、左バッターがチームをけん引している。 「石川にとって、対戦バッターの右、左はさほど関係ないはず。変化球の精度も高いが、失点が許される場面であれば、無理をしないというか、1点を失っても2点目はやらない気持ちで投げています」(球界関係者) 精神的な余裕というわけか。もっとも、田口は一軍生き残りをかけての登板だっただけに、戦う相手は西武打線だけではなかったのかもしれない。 交流戦3カード目を終えた6月13日、数少ないパ・リーグの技巧派左腕、ソフトバンク・大竹耕太郎が阪神打線を抑え、勝利投手になった。強敵・ソフトバンク打線を6回まで零封しつつも、7回に失点して負け投手になったのが、左腕・高橋遥人だ。高橋は速球派。臆することなく、ソフトバンク打線に自分の得意なボールを投げ込んでいた。 技術も大切だが、「自分」に自信があるかどうかも大切なようだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2019年06月15日 06時30分
期限が迫るオールスターファン投票 ここまでの状況は?【パ・リーグ編】
7月12日(東京ドーム)、13日(甲子園)のオールスターに向けて、先月24日から行われているファン投票。その投票期限となる6月16日が、いよいよ間近に迫ってきた。 今年で69回目を数える球宴に、ファンから選出されるのは一体どのような選手たちなのか。今回は10日の中間発表を元に、パ・リーグ各部門の選出圏内に位置する選手たちを以下に確認していきたい。■投手 先発:千賀滉大(ソフトバンク/18万7109票) 中継:宮西尚生(日本ハム/19万7372票) 抑え:松井裕樹(楽天/24万7906票) 千賀、松井の両名は、それぞれ2位の山本由伸(オリックス/12万4612票)、増井浩俊(オリックス/10万8693票)を大きく引き離し1位での選出が濃厚。一方、宮西は2位の甲斐野央(ソフトバンク/17万5262票)を抑えつつの1位となっている。■内野手 捕手:森友哉(西武/30万1168票) 一塁:山川穂高(西武/37万3807票) 二塁:浅村栄斗(楽天/28万5073票) 三塁:レアード(ロッテ/28万9073票) 遊撃:今宮健太(ソフトバンク/24万4262票) パ・リーグの内野手各部門は、今宮を除く全員が25万以上の得票を獲得しトップ当選へ突き進んでいる。なお、山川の得票数は14日時点においても、両リーグ最多得票をキープし続けている。■外野手 1位:秋山翔吾(西武/35万7938票) 2位:吉田正尚(オリックス/25万8393票) 3位:柳田悠岐(ソフトバンク/22万7005票) 昨年ファン投票で選出された3名が、今年もここまでは強さを発揮している。柳田は現在も怪我で長期離脱中だが、それでもファンからの人気は揺らいでいないようだ。■DH 1位:近藤健介(日本ハム/17万7038票) パ・リーグのみに設けられているDH部門は、2位のデスパイネ(ソフトバンク/15万7895票)を僅差でかわし近藤が1位に。仮にこのまま順位が変わらなければ、近藤は2年連続のDH部門1位選出となる。 以上が、10日時点におけるパ・リーグの選出圏内選手たち。この現状が残りの期間でどう変化するのか、山川の両リーグ最多得票も含めて要注目だ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2019年06月15日 06時30分
期限が迫るオールスターファン投票 ここまでの状況は?【セ・リーグ編】
7月12日(東京ドーム)、13日(甲子園)のオールスターに向けて、先月24日から行われているファン投票。その投票期限となる6月16日が、いよいよ間近に迫ってきた。 今年で69回目を数える球宴に、ファンから選出されるのは一体どのような選手たちなのか。今回は14日の中間発表を元に、セ・リーグ各部門の選出圏内に位置する選手たちを以下に確認していきたい。■投手 先発:西勇輝(阪神/17万7578票) 中継:ジョンソン(阪神/26万9026票) 抑え:山崎康晃(DeNA/28万210票) 先発で1位に位置しているのは、オリックスから移籍し今シーズンから阪神でプレーする西。ここまで2位の大瀬良大地(広島/14万3965票)を抑え、2014年以来の投票1位へ歩みを進めている。 その西と同僚であるジョンソンは、中継部門では唯一20万越えの票を集めており来日1年目での選出はほぼ確実。4年連続投票1位の山崎も、例年通りの人気を誇っている。■内野手 捕手:梅野隆太郎(阪神/30万1224票) 一塁:岡本和真(巨人/22万293票) 二塁:山田哲人(ヤクルト/23万8349票) 三塁:大山悠輔(阪神/22万65票) 遊撃:坂本勇人(巨人/30万9477票) 2位とは約10万票の得票数を誇る梅野、坂本、岡本はほぼ“当確”。また、彼らには及ばないが、山田も2位以下とは5万票以上の差をつけている。一方、残る大山は2位の村上宗隆(ヤクルト/18万6530票)との差が軽微なため、残る2日もしっかり得票して逃げ切りたいところだ。■外野手 1位:鈴木誠也(広島/31万3774票) 2位:近本光司(阪神/28万4068票) 3位:筒香嘉智(DeNA/22万6103票) 上位3名が投票での選出となる外野手の現状は上記の通り。2年連続選出の鈴木、4年連続選出の筒香がさすがの得票数を誇る一方で、ドラ1ルーキーの近本が健闘を見せている。指名当時はファンから疑問の声を浴びてもいた近本の躍進は、間違いなくサプライズといえるだろう。 以上の面々がその位置を守り通すのか、それとも2位以下の選手による巻き返しがあるのか。残る2日間の推移からも目が離せない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2019年06月14日 17時30分
後半戦突入の交流戦 5勝“ビハインド”のセ・リーグに逆転の目は?
セ・リーグ、パ・リーグの各球団が、日々熱戦を繰り広げているプロ野球セ・パ交流戦。13日の試合で前半戦の日程が終了し、14日からは後半戦に突入する。 前半戦53試合の結果は、セから見て「23勝28勝2分」。パに対しては、今のところ5勝“ビハインド”という状況となっている。 セがパに交流戦で勝ち越したのは、過去14年のうち2009年の一度のみ。この時以来の勝ち越しを実現させるためには、当然ながらここからの後半戦で現在の差を巻き返していくことが必要不可欠となる。 現在の交流戦順位を見ると、巨人(6勝3敗)、DeNA(5勝4敗)、阪神(4勝4敗1分)が5割以上と奮闘。しかし、ヤクルト(3勝5敗)、中日(3勝6敗)、広島(2勝6敗1分)の3球団は負け越しと苦戦している。ここから5勝差を追いつき追い越すのならば、まずこの3球団がどれだけ借金を返していけるかが焦点となる。 中でも奮起が期待されるのが、交流戦単独最下位に沈む広島。パの首位に立つ日本ハム(6勝2敗1分)、楽天(5勝4敗)がそれぞれ白星を先行させているだけに、セ首位の広島もなんとか一つでも星を戻してきたいところだろう。 一方、前述の3球団に関しても、巨人は日本ハム、ソフトバンク(6勝2敗1分)、DeNAは日本ハム、ソフトバンク、楽天、阪神は楽天とそれぞれパの勝ち越し球団との対戦を控えている。ここでどれだけ白星を稼げるかもまた、リーグ勝ち越しに向けて非常に大きな要素となってくることは言うまでもない。 特に、残り試合が全て勝ち越し球団との対戦となるDeNAの役割は重要。それぞれのカードを勝ち越し以上で終えることができれば、リーグ勝ち越しがかなり現実味を帯びてくることは濃厚だ。 昨年までとは違い勝ち越しリーグの6球団に、順位に応じた賞金は贈られない今年の交流戦。しかし、長らくパに後塵を拝してきたセとしては、“ニンジン”がなくとも一矢を報いたいところだろう。歴史上2回目の勝ち越しに向けた、セの後半戦にも要注目だ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2019年06月14日 11時30分
オリックス、「7番目のバッターだった」4番ロメロのサヨナラ打で連敗ストップ!
セ・パ交流戦オリックス 6×-5 中日(3回戦)※オリックスの1勝2敗▽13日 京セラドーム大阪 観衆 18,736人 「9回、自分は“7番目”のバッターだった。相手のピッチャーは連投で疲れてると思っていたので、そこまでの打者が繋いでくれるという思いで待っていて、最後のヒットを打つことができた」 ドラマは9回に起こった。同点で迎えた9回、オリックスは守護神の増井浩俊を投入したが、先頭を四球で歩かせると、本人も最近の課題として挙げているクイック(モーション)になってからのコントロールがこの日も改善されず、中日の福田永将に勝ち越しのタイムリーツーベースを打たれ、2点を奪われてしまう。その裏、中日の守護神マルティネスがこの3連戦、3連投。しかし、先頭の大城滉二がセンター前に運ぶと、続く代打の後藤駿太は空振り三振に討ち取られたが、伏見寅威が内野安打、福田周平が粘って四球を選ぶと、1死満塁に。ここで西野真弘が連続で四球を選び押し出しで1点差に。3番の吉田正尚が内野ゴロの間にさらに1点を追加し、同点に追いつく。2死2、3塁の場面で、7番目のバッターである4番のロメロに回ってきた。1塁が空いていたため、申告敬遠も考えられたが、中日バッテリーはロメロと勝負。これが裏目に出て、5球目の変化球をロメロがレフト前へ運び、オリックスがサヨナラ勝ち。連敗を3で止めるとともに、同一カード3連敗も免れた。 「負けが続くのはシンドイことだけど、試合が終われば明日に向けて気持ちを切り替えてきた。今日勝ったことで、明日いい闘いが出来ればいい」 試合後、ロメロは自身のバットで連敗を止められたことについて、このように話し前を向いた。先発のルーキー荒西祐大が、6回・8安打を打たれながら無失点に抑える好投を見せており、荒西は「初先発で多少の緊張はありましたが、初回から全力で腕を振っていこうと思っていました。先頭打者を意識しすぎて、コントロールが甘く入ってしまう事が多く、そこは反省しなければいけませんが、ストレートの調子自体は良かったですし、ランナーを出してからもなんとか粘って0で抑えることが出来て良かったです」とプロ初先発のマウンドを振り返っている。荒西の好投もチームにいい流れを導いたと言ってもいいだろう。鬼門の8回はディクソンが3人で抑えている。 「みんなが最後まで諦めない気持ちでやってくれた。ロメロは敬遠されたら…とも考えましたけど、勝負してくれて、よく決めてくれた。荒西はヒットを8本打たれましたけど、0で抑えてくれたのは自信になるんじゃないですか。昨日の竹安(大知)にしても若い力を感じる。ピッチャー陣は楽しみ。これに乗っていかなきゃいけないですね」 西村徳文監督は久々に笑顔を見せながら、ロメロと荒西、そして最後まで諦めなかった選手たちを高く評価した上で、14日から行われる阪神との“関西ダービー”に向けて、「しっかりやっていかないと」とこの日も出たエラーや、四球からの失点について苦言を呈し、そこを改善しながら阪神3連戦を闘っていく姿勢を示した。14日の阪神戦は、昨年までオリックスに在籍しFA移籍をした西勇輝が予告先発。オリックスは成瀬善久がカード頭に登場する。絶対に負けられない阪神戦で連勝が出来れば、西村監督の願い通り、交流戦の後半も乗っていけるはずだ。取材・文・写真 / どら増田
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調布のプロレス団体『STYLE-E』は8月大会「決起集会スペシャル」を終え、9月18日、新木場1stRingにて大会を行います!
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サバイバル飛田、名指し出禁の8・23新木場『T-1興行』に出没! …で、中には入れたのか?
2010年08月25日 12時30分
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iPad導入は相撲協会の「改革」になるのか
2010年08月25日 09時00分
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2010年08月24日 14時00分
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2010年08月24日 11時48分
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終戦記念日に地下プロレス…またしても“暑いリング”の新記録更新! 『EXIT-44 CORE:O』
2010年08月23日 10時30分
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田中正直のウェブランニングクリニック 「第38回 30km走1」
2010年08月21日 17時00分
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イチロー、ツイッター報道に激怒事件の黒幕
2010年08月21日 09時00分
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在京インディー団体の週1回興行は英断なのか? それとも無謀なのか? ガッツワールドプロレスリングの新ブランド「Truth」に、その真価が問われる!
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