スポーツ
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スポーツ 2019年06月18日 19時00分
新日本G1クライマックス各大会の全公式戦を発表!今年はドリームマッチ連発!
新日本プロレスは18日、東京・後楽園ホール大会の第3試合終了後、真夏の最強戦士決定戦『G1クライマックス29』各大会の全公式戦を一気に発表した。 まず開幕戦となるアメリカ、ダラス大会(現地時間7月6日)では、Aブロックのオカダ・カズチカ対棚橋弘至、飯伏幸太対KENTAの2大カードが実現する。 オカダ対棚橋は昨年のG1で、日本武道館大会初日に組まれたカードだった。新日本プロレスの試合をアメリカに“直輸入”するには最高のカード。飯伏とKENTAはお互いにヘビー級になってからは、肌を合わせてない。日本でも見たいドリームマッチだ。新生KENTAの新日本デビューがアメリカというのは面白い。 公式戦はA、Bブロックの公式戦が1大会おきに5試合ずつ行われ、公式戦がないブロックの選手は基本的にアンダーカードに回ることになる。 日本の開幕戦となる東京・大田区総合体育館2連戦初日(7月13日)はBブロック。後藤洋央紀対ジェイ・ホワイト、ジョン・モクスリー対タイチが行われる。2日目(7月14日)では、棚橋弘至対KENTAが初対決!飯伏幸太はEVILと初シングルを行う。 続く7月15日の札幌大会では、内藤哲也対タイチが北の大地で再び激突。前回は引退した飯塚高史に襲撃され、苦戦をしいられた内藤だが、今回はどうなるか?ジョン・モクスリー対ジェフ・コブの初対決はアメリカのファンがうらやむドリームマッチだろう。 今年も開催される後楽園ホール3連戦初日(7月18日)は、EVIL対SANADAのタッグパートナー対決、飯伏幸太対ウィル・オスプレイの1.4東京ドーム大会以来の再戦が組まれた。2日目(7月19日)は、石井智宏対ジョン・モクスリー、鷹木信悟対タイチという異次元対決が実現。3日目(7月20日)はオカダ・カズチカ対ウィル・オスプレイの同門対決と、KENTA対EVILがそれぞれ組まれた。後楽園3連戦はその他の公式戦も注目の組み合わせが目白押しとなっている。 7月24日の広島大会では、石井智宏と内藤哲也が顔を合わせる。NEVER無差別級とIWGPインターコンチネンタルの王者対決。この2人は毎回好勝負を見せているだけに、今年も期待したい。またジョン・モクスリーは鷹木信悟と対戦する。 また中盤戦の注目は7月27日、28日の愛知2連戦だ。初日はオカダ・カズチカがKENTAを迎え討つ。KENTAにとってIWGPヘビー級王者との対戦は、今後新日本プロレスで闘っていく上で試金石になる。また棚橋弘至対SANADAという好カードも組まれた。2日目は、内藤哲也がジョン・モクスリーと対決。クリス・ジェリコとはまた違うスーパースター相手に内藤がどんな闘いを見せるのか注目だ。後藤洋央紀と矢野通によるCHAOS同門対決にも注目したい。 7月30日の高松大会ではKENTA対SANADAの全日本プロレス出身対決が実現。ウィル・オスプレイはザック・セイバーJr.とイギリス対決を行う。8月1日の福岡大会では、タイチ対ジェイ・ホワイトの最凶ブーイング対決と、ジョン・モクスリー対矢野通が実現。矢野はいわゆる“外タレ”系の相手には何かしてくれるだけに、見逃せない。 愛知に続いて重要な大会となる8月3日、4日の大阪2連戦は、初日にオカダ・カズチカ対SANADA、棚橋弘至対飯伏幸太の2大カードを惜しみなく出してきた。オカダとSANADAは今年3度目の対戦。同い年ということもあり、お互いにライバルとして認めている。棚橋と飯伏は昨年の決勝カードだ。2日目は、内藤哲也対鷹木信悟の同門対決、ジョン・モクスリーはジェイ・ホワイトと注目の初対決。モクスリーは新日本プロレスナンバーワン外国人選手であるジェイを相手にどんなスタイルで闘うのだろうか。浜松大会(8月7日)では、オカダ・カズチカ対EVIL、ウィル・オスプレイ対KENTAが、毎年恒例の横浜大会(8月8日)では、石井智宏対鷹木信悟の初シングル、矢野通はタイチとのクセ者対決がそれぞれラインナップされている。 終盤には日本武道館3連戦がある。初日(8月10日)はAブロックの最終戦。オカダ・カズチカ対飯伏幸太、棚橋弘至対ウィル・オスプレイ、KENTA対ザック・セイバーJr.、EVIL対ランス・アーチャー、SANADA対バッドラック・ファレが実現。初日から札止めを狙う。2日目(8月11日)はBブロックの最終戦。内藤哲也対ジェイ・ホワイトがついに実現する。ジョン・モクスリーはジュース・ロビンソンとの再戦が組まれた、その他、石井智宏対タイチ、後藤洋央紀対鷹木信悟、矢野通対ジェフ・コブと好カードが続く。 8月12日に日本武道館で行われる優勝決定戦を制し、“令和初”の夏男として『G1クライマックス』覇者になるのは誰なのか?大物の初出場選手が多数エントリーし、今年のG1はドリームマッチの連発となった。世界で一番熱く光る夏がやってくる!取材・文・写真/どら増田
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スポーツ 2019年06月18日 17時30分
セパ交流戦、巨人優勝の可能性 立役者・桜井のおかげで“育成力”の評価も上がる?
選ばれたら、プロ野球界における「育成」の解釈を変えるべきだろう。 プロ野球セ・パ交流戦も2カードを残すのみとなった。6月18日時点でセ・リーグ30勝、パ・リーグ36勝(引き分け4)。今年もパ・リーグの強さを見せつけられているが、セの巨人は交流戦優勝の可能性を残している。首位・ソフトバンクとのゲーム差はゼロ、くしくも両チームは最終カードで激突する。近年、交流戦のマンネリもささやかれていたが、今年は最後まで楽しめそうである。セの原巨人の孤軍奮闘、その立役者となったのが、4年目の右腕・桜井俊貴(25)だ。巨人の優勝が前提だが、「交流戦MVP」受賞の可能性も高いという。 「交流戦2戦2勝。それが桜井のプロ初勝利でもあり、2勝目も先発登板での初勝利でした。一軍でこのままずっとやっていけるという、自信みたいなものも出てきたのでは」(スポーツ紙記者) 桜井は2015年、ドラフト1位で巨人入りした。立命館大卒、関西地区担当スカウトの「高校時代からマークしていた」なる評価コメントも報じられ、ファンの期待もおのずとふくらんでいった。しかし故障、不振で18年までの3年間、桜井はV逸の戦犯のような言われ方もされていた。 「1年目のオフ、ウインター・リーグに参加しましたが、右肘の術後でもあったので、腕の振りが鈍く、その後も不本意なピッチングが続きました」(前出・同) 桜井が他のドライチ選手と異なるのは、「自分で考えようとしたこと」ではないだろうか。 担当スカウトは高校時代からチェックしていたと話していたが、桜井は兵庫・北須磨高校の出身だ。野球強豪校ではなく、進学校の部類に入る。当時の高校野球の専門誌を見ると、「公立の星」という言われ方もしていた。 他球団だが、高校時代の桜井を知る関西担当スカウトがこう言う。 「公立の星? 関西は野球強豪校も多く、太刀打ちできませんでした。伸びしろはあると思いましたが、強豪校と比べて公立校は練習時間も短いので、大学、社会人に進み、野球に専念できる環境に入ってからどれだけ伸びるかだと思っていました」 桜井は高校時代から自分で考え、どんな練習をやればいいのかを考えながら、成長してきた。プロでの故障明けにしても、そうだ。故障前の自分の映像を取り寄せ、投球フォームを研究した。なぜ、術後に腕の振りが悪くなったのか、筋力が落ちたせいではないはずだ、と。今、桜井は「故障をして、学ぶことも多かった」とも話しているそうだ。 コーチ経験を持つプロ野球解説者が、巨人についてこうも話していた。 「巨人の育成については、批判的な声の方が多いですね。例えば、08年1位の大田泰示は日本ハムにトレードされてから素質を開花させました。でも、日本ハムで活躍したのはプロ9年目ですよ。巨人は8年も待ったわけです。DeNAに拾われた中井大介も巨人に11年在籍しての戦力外通告ですからね。こんなに長く待ってくれる球団は珍しいですよ」 「教え方がヘタなだけ」との批判もあるだろう。外部補強の多いチームなので、若手に与えられるチャンスも少ないはず。しかし、別の見方もできる。コーチに押しつけられた練習をこなすよりも自分で考え、迷いながら、成長させたほうが本当の力になる。コーチが「やれ!」と練習を押しつけるだけが指導ではない。桜井の活躍を見ていると、巨人式の「待つ育成」も間違いではないのでは…。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2019年06月18日 17時30分
野村克也がID野球総仕上げ「東大総監督」就任へ
最愛の夫人、サッチーを亡くして生きる目標を失っていた野村克也氏(83)が、野球人生の集大成となる終着点を見出した。それが、東京六大学で春季リーグ戦10戦全敗、2017年秋から32連敗している東京大学野球部の総監督の座だ。“ID野球”で球界に革命をもたらした男が今年、創部100周年を迎える名門野球部の再建を手掛ける――。 2017年12月に妻の沙知代さん(享年85)に先立たれ、野村氏は「ボヤキの相手がいなくなってしまうと、やっぱりさみしい」とメディアの取材にポツリ。とはいえ、墓前に手を合わせては「まだ迎えに来ないでくれよ」と残された野球人生の仕上げを模索してきた。 そんな“ノム”さんが最後の仕事に選んだのは、プロ野球ではなく学生野球だった。 6月5日、ヤクルト、阪神、楽天で監督を務めた野村氏は、杉下茂氏(93、元中日、大毎)、堀内恒夫氏(71、元巨人)、門田博光氏(71、元南海、ほか)、福本豊氏(71、元阪急)らとともに“学生野球指導者”の門を叩いた。プロ野球経験者が高校、大学の指導資格を簡略化した手続きで回復することができる面談を受けたのだ。 通常の手続きではプロアマ双方の研修会を計3日間、受講しなければならない。しかし、野球殿堂入りした対象者に限り、わずか1日の研修とレポート提出で代替できるのだ。これにより、最短で6月18日に開かれる日本学生野球協会の資格審査委員会で資格回復が認められれば、高校、大学野球部の監督やコーチとして甲子園や神宮球場などの土を踏み、采配を振るうことが可能となる。 2002年から2005年まで社会人野球のシダックスでも監督を務めた野村氏だが、同じアマ野球でも恋い焦がれていたのが学生野球だった。1982年夏、1983年春と夏春連覇した池田高校(徳島県)の監督で、「攻めダルマ」の異名を取った蔦文也氏(’01年没、享年77)が理想という。当時、採用されたばかりの金属バットの特性を生かして「やまびこ打線」と呼ばれる強力打線を作り上げて一世を風靡した。 実は、蔦氏はプロ野球・東急フライヤーズ(現日本ハム)のOBでもある。同志社大から日本製鐵広畑を経て投手で入団し、1年限りで退団(0勝1敗)。その後、高校社会科の教員資格を取得し、池田高校監督に赴任、片田舎の公立高を高校球史に残る人気と実力を持つチームに作り上げた。 研修の会見では「あんなうらやましいことはない。『蔦さん2世』になりたいと常々、思っていた。やっぱ甲子園、行きたいよね」と話し、高校野球監督への熱い思いを吐露した野村氏。 「そうは言っても実現は難しい。ノムさんは83歳。脳裏には母校・峰山高校(京都)の監督があるのでしょうが、炎天下のグラウンドでノックバットを握るのは不可能。レベル的にもすぐに甲子園出場というのは現実的ではない。その点、春と秋のリーグ戦がメーンの大学野球なら可能。分業が進み、優秀なコーチもいる。そこで狙いを定めたのが、日本一の頭脳が集まる東大野球部。門外不出の『野村ノート』をレクチャーし、ID野球を注入すれば、ミーティングだけで大きくバージョンアップさせることができると考えているようだ」(スポーツ紙デスク) 野村氏は東大野球部について聞かれると、「東大監督は夢のまた夢。頭がよくないと…」と謙遜しつつも、「弱いチームを強くするのが好き。ダメでもともと、勝てば評価が高まる。できたら監督冥利に尽きる」と本音も隠さない。 一方の東大野球部も、野村氏を総監督に迎える環境を整えている。野村氏がアマ面談を受ける前日の6月4日には、ヤクルトの元エースで野村氏のヤクルト監督時代に二軍投手コーチを務めた松岡弘氏(71)が投手コーチに就任することを発表している。 「実質的な野村イズムの注入は松岡氏が行い、ベンチの指揮は土佐高(高知県)から東大工学部に進み、主将として活躍した浜田一志監督(54)がこれまで通り続ける。野村氏はかつてヤンキースのジョー・トーリ監督をベンチで支えたドン・ジマー氏のような存在を見据えているのではないか。ノムさんがベンチにいるだけで相手チームは何をしてくるか疑心暗鬼になるはず」(同) 東大野球部は2013年1月、巨人OBの桑田真澄氏を特別コーチとして起用したが、同年7月にプロ野球経験者が学生野球の指導者になるための新制度ができ、研修を受けて資格を回復する必要が生じた。既に特別コーチに就任していた桑田氏には1年間が猶予されたが、多忙な事情から煩雑な研修受講を断念。東大野球部の斬新な改革は2年で頓挫した経緯がある。 「今年は創部100年のメモリアルイヤーです。政、財、官界に多くの卒業生を持つ東大としては、このまま2017年秋からの連敗を続けるわけにはいきません。何が何でも勝たなければならず、そのためにはカンフル剤が必要です。一方、ノムさんが求めているものは生き甲斐、そして沙知代さんへの土産話。お互いの利害が合致していることから、実現の可能性は高いでしょう」(東大野球部OBのメディア関係者) ノムさんがプロに入団した当時、東京六大学野球はプロ野球をはるかに凌ぐ人気を誇っていた。 墓参を続ける野村氏の耳に、サッチーの「アンタ、最後は東大でやんなさいよ」という囁きが聞こえたのだろうか…。
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スポーツ 2019年06月18日 11時40分
広島打線を支えるバティスタ 「3割・30本・100打点」の可能性も
「36勝27敗2分・勝率.571」で、現在セ・リーグの首位に立つ広島。そのチームをバットで支えるのが、4年目のシーズンを迎えるサビエル・バティスタだ。 ここまで65試合に出場し、「打率.299・18本塁打・42打点」と出色の成績をマーク。直近の試合である16日楽天戦では、打線組み換えにより3番から7番に降格するも、3安打2打点の活躍でチームの勝利に大きく貢献した。 2017年6月に支配下契約を結ぶまでは、背番号「145」の育成選手だったバティスタ。ドミニカ共和国のカープアカデミーからやってきた27歳は、同じくアカデミー出身者であるヘロニモ・フランスアと共にチームに欠かせない存在となっている。 “育成の星”として歩みを続けるバティスタだが、この調子が続くなら期待が大きくなる記録がある。それは、育成出身選手としては初となる「3割・30本・100打点」の達成だ。 昨年の岡本和真(巨人)、柳田悠岐(ソフトバンク)、浅村栄斗(楽天/当時西武)を含め、これまでに137人が達成している「3割・30本・100打点」。強打者の証明ともいえるこの記録だが、育成出身選手が達成した例はまだ存在していない。 また、それぞれの数字である3割、30本、100打点に関しても、過去の育成出身選手の中でクリアした選手はいない。ちなみに、各部門の最高記録は打率が「.289」(アーロム・バルディリス/2013年/オリックス)、本塁打が「25本」(バティスタ/2018年)、そして打点が「91打点」(バルディリス/2013年/同)となっている。 前述したバティスタの成績を見ると、本塁打は視界良好で打率も射程圏内。打点に関しては今のところ100打点ペースには届いていないが、得点圏打率は「.309」(リーグ9位)とまずまず。もちろん、チャンスがどれだけ回ってくるかにもよるが、巻き返しは十分可能だろう。 リーグでは首位に位置するも、交流戦に入ってからは「3勝7敗1分・勝率.300」(最下位)と苦しむ広島。現状を打開するためには、バティスタが偉業に近づくような打棒を披露できるかも、また鍵となるだろう。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2019年06月18日 11時30分
堀口恭司がMSGでコールドウェルに日米2連勝! RIZIN&Bellatorの2団体王者に
日本時間の15日、アメリカ・ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデン(MSG)で、アメリカの総合格闘技団体Bellatorが『Bellator 222』を開催し、Bellatorと日米対抗戦を繰り広げているRIZINから、堀口恭司とRENAが日本のRIZIN代表として出場した。 堀口の相手は、昨年の大晦日に『RIZIN.14』さいたまスーパーアリーナで対戦し、堀口のフロントチョークで敗れているダリオン・コールドウェル。この試合で、堀口はRIZINバンタム級王座の防衛に成功したが、試合後、コールドウェルは「ケージ(金網)なら同じ結果にはならない。今度はアメリカで再戦したい」と、リングで試合を行うRIZINではなく、得意としているBellatorの円形金網マットでのリターンマッチを要望していた。その後、RIZINとBellatorは日米の団体対抗戦を積極的に行っていくことで合意したため、今回は堀口がBellatorに乗り込み、コールドウェルが保持しているBellatorバンタム級王座に挑戦することが電撃決定した。総合格闘技界において、トップ同士の対抗戦は、負けた時のリスクが非常に大きいため、画期的なことである。 本編のオープニングマッチという位置付けでラインナップされた今回の試合は、堀口がリングアナから『RIZINバンタム級チャンピオン』と紹介されるなど、対抗戦ムード。MSGに集まった格闘技ファンも試合前から熱狂していた。序盤はコールドウェルがホームの意地を見せて、昨年末より堀口を翻弄していたが、UFCの経験がある堀口も金網での闘いを苦にせず、終始冷静な表情で、5分5Rという長丁場を優位のまま闘い抜いた。 判定の結果は3-0で堀口の勝利。堀口は史上初の日米総合格闘技団体2冠同時戴冠を成し遂げる快挙を達成。堀口を送り込んだRIZINの榊原信行CEOは「堀口恭司がMMAというスポーツ産業に革命を起こしました! MMAの歴史上初の2団体同時の現役王者となりました。このMMAというスポーツが、団体の垣根を超えて真の最強を決める時代を想像してみて下さい。胸踊り、血が騒ぎませんか? その時が必ず来ますよ!」と大興奮。堀口はRIZIN、Bellatorの2団体のベルトを奪取したことで、古巣のUFC世界バンタム級王者、ヘンリー・セフードとのドリームマッチが実現するのか、今後の展開が気になるところだ。 なお、RENAはリンジー・ヴァンザントと対戦したが、リアネイキッドチョークで落とされ失神。一本負けを喫している。文 / どら増田写真 / ©︎RIZIN FF
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スポーツ 2019年06月18日 06時30分
独走気配から約1か月、投打に不安を抱えるソフトバンクの現状
パ・リーグ2位タイのソフトバンクが、深刻な得点力不足に陥っている。6月に入ってからのチーム得点数は52点(14試合)で、全12球団ではDeNAと並び10位タイ。12位広島(48点)の試合数が13試合ということを考慮すると、実質最下位ともいえる状況だ。 勝負所での一本が出ないことで、勝ち切れなかった試合も頻発している。実際、11日阪神戦、16日DeNA戦ではそれぞれ12回裏にノーアウト3塁、ノーアウト満塁の絶好機を迎えながら、いずれも得点を挙げられずサヨナラでの勝利を逃している。 柳田悠岐をはじめとした離脱者の穴を、若手の積極起用でなんとかやりくりしてきたここまでのソフトバンク。しかし、徐々に首が回らなくなってきている現状が続くようならば、現在首位に立つ得意の交流戦終了後は、ズルズルと後退していくことは想像に難くない。 ファンの間からは、「柳田が戻ってくれば戦える」というポジティブな声も挙がっている。ただ、オールスター以降とも伝えられる頼みの主砲の復帰までに、チームがどこまで持ちこたえられるかは不透明だ。 加えて、同時期には現在打線の核を担うジュリスベル・グラシアルがキューバ代表の一員として国際大会に出場するため、約1か月チームを離れることが確定している。仮に柳田が報道通りに復帰したとしても、そこまでの“ブースト”とはならない可能性も否定はできない。 こうなると頼みの綱となるのは投手陣だが、ここまで踏ん張ってきた守護神の森唯斗は右肩の違和感により16日に登録抹消され、先発の一角を担うバンデンハークも右ひじの検査のためアメリカへ帰国。また、デニス・サファテ、岩嵜翔、石川柊太といった実力者たちも、現在のところ復帰の目処は立っていない。 リーグの貯金を全て手中に収め、独走の気配を漂わせていたゴールデンウィークから約1か月あまり。投打ともに少なくない不安を抱える昨年の日本一チームは、目標とする“実りの秋”へ向け正念場を迎えている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2019年06月18日 05時00分
競泳OB宮下純一氏、東京五輪チケット210万円分申込! メダル有望選手が集合、意気込みを語る
14日、日本オリンピック委員会(JOC)主催の『オリンピックコンサート2019』が開催され、その中で「平成30年度 JOCスポーツ大賞」の表彰も行われた。 表彰式には、特別栄誉賞のスキージャンプ・小林陵侑選手、優秀賞のセーリング・吉田愛選手と吉岡美帆選手、同じく優秀賞の空手道・喜友名諒選手、新人賞のスノーボード・大塚健選手、フィギュアスケート・紀平梨花選手、特別功労賞のゴルフ・金谷拓実選手が登壇。また、特別貢献賞としてバレーボール・大林素子氏、競泳・宮下純一氏、競泳・伊藤華英氏、女性スポーツ賞は女性アスリートの支援や環境設備などに尽力してきた小笠原悦子氏が受賞した。最優秀賞のテニス・大坂なおみ選手からはビデオコメントが寄せられた。 現役選手からは受賞の喜びと、今後の抱負が述べられ、来年2020年に迫る東京オリンピック出場の可能性が高い選手からは、オリンピックへの強い思いが語られた。 セーリングの吉田選手・吉岡選手ペアは「オーフス2018セーリングワールドチャンピオンシップ」において、470級女子1位という、世界選手権・オリンピックを通じて日本女子初の優勝という快挙を成し遂げ、東京オリンピックでもメダルが期待される存在。両選手は普段、神奈川県の江ノ島海岸で練習しているといい、吉田選手は「セーリングは自然を使うスポーツなのでリサーチが必要。昔から江ノ島で練習してきているので、地元有利になれるよう頑張りたいと思います。」と、地元開催ならではの意気込みを語った。今後の抱負として、吉田選手は「まず今年はオリンピック代表になることが目標。代表になれたら来年のオリンピックでは金メダルを獲得できるようにしっかり準備していきたいと思います。応援よろしくお願いします。」、吉岡選手は「一歩一歩焦らずレベルアップをして東京オリンピックで金メダルを取れるよう頑張りたいと思います。応援よろしくお願いします。」と、共にオリンピックに向けての決意を新たにし、応援を呼びかけた。 ナビゲーターもまた、競泳でオリンピックに2大会出場しており、現在は俳優・司会など活躍の幅を広げている藤本隆宏氏が出演、コンサートは指揮に粟辻聡氏、「THE ORCHESTRA JAPAN」、「NHK東京児童合唱団」が演奏。ゲストアーティストとしてレミオロメンの藤巻亮太氏も出演した。 藤巻氏は、2008年の北京オリンピック・フジテレビ系大会中継テーマソング「もっと遠くへ」を手掛けるなど、オリンピックと縁のあるアーティスト。同楽曲に合わせ、ヒット曲「粉雪」、喜友名選手が卒業式に歌ったという「3月9日」の3曲を、オーケストラをバックに披露。バンド編成や弾き語りとはまた違った、壮大で感動的なステージとなった。 今回、OB・OGとしての受賞となった、大林氏、宮下氏、伊藤氏の3名。3人ともに、自らが応援されてきた分だけ、東京オリンピックで何倍にもして返したいと語った。宮下氏は、特に自国での開催ということでスポーツ・選手の熱や息遣いを生で見て感じてほしいと訴えた。自身も、すべて当選すれば210万円分のチケットを申し込んだという。 5月29日に終戦申込受付が終了となった東京2020大会オリンピック観戦チケットは、遂に20日抽選結果発表となる。同大会は、2020年7月24日から8月9日までの開催。チケットが手に入ったとしてもそうでなくても、それぞれの楽しみ方で応援しよう。
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スポーツ 2019年06月17日 22時30分
新日本G1出場選手発表!真壁刀義、鈴木みのるらが外れ、ジェリコの名前はなし!
新日本プロレスは16日、東京・後楽園ホール大会の第4試合終了後、今年の真夏の最強戦士決定戦『G1クライマックス29』に出場する10選手を場内のスクリーンで発表した。 今年出場が決まった選手とブロック分けは次の通りだ。<Aブロック>オカダ・カズチカ(8年連続8度目、12、14年優勝/IWGPヘビー級王者)、ザックセイバーJr.(3年連続3度目/ブリティッシュヘビー級王者)、棚橋弘至(18年連続18度目、07、15、18年優勝)、飯伏幸太(3年連続5度目)、EVIL(4年連続4度目)、SANADA(4年連続4度目)、バッドラック・ファレ(6年連続6度目)、ランス・アーチャー(5年ぶり5度目)、ウィル・オスプレイ(初出場/IWGPジュニアヘビー級王者)、KENTA(初出場)<Bブロック>内藤哲也(10年連続10度目、13、17年優勝/IWGPインターコンチネンタル王者)、石井智宏(7年連続7度目/NEVER無差別級王者)、ジュース・ロビンソン(3年連続3度目)、矢野通(13年連続14度目)、後藤洋央紀(12年連続12度目、08年優勝)、ジェイ・ホワイト(2年連続2度目)、ジェフ・コブ(初出場)、鷹木信悟(初出場)、タイチ(初出場)、ジョン・モクスリー(初出場/IWGP USヘビー級王者) 昨年出場した選手で今年エントリーから外れたのは、真壁刀義、マイケル・エルガン、YOSHI-HASHI、ハングマン・ペイジ、鈴木みのる、ケニー・オメガ、タマ・トンガの7選手。アーチャーが返り咲き、6選手が初出場だ。6.9大阪城ホール大会で出場をアピールしていたクリス・ジェリコの名前はなく、同様に同大会でアピールしたモクスリー、鷹木、KENTA、オスプレイはノミネート。コブとタイチも初出場を果たした。 近年のG1はさながら、プロレス版『NHK紅白歌合戦』。出場することに意義がある大会として、選手にとってもモチベーションになっている。その証として、数日前から“落選”を悟っていたのか、鈴木みのるはSNSで新日本を批判。後楽園ホール大会では、マイクをつかみ「なぜ俺をG1に出さない」とアピール。希望している獣神サンダー・ライガーとの対戦も決まらず、みのるのイライラは募るばかり。試合後もSNSで新日本批判を展開するなど、今後のみのるにはさらに気をつけておいた方がよさそうだ。 『G1クライマックス29』は、7月6日にアメリカン・エアラインズ・センター(米テキサス州)で開幕。Aブロックの公式戦が行われるとみられる。優勝決定戦は、8月11日に東京・日本武道館大会で開催。気になる各会場の公式戦のカードは、17日の後楽園大会で発表される。取材・文・写真/どら増田
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スポーツ 2019年06月17日 18時00分
ラグビーワールドカップ前の重要大会 代表選出で“第2のカズ事件”
7月に開幕する「パシフィック・ネーションズカップ」に向けたラグビー日本代表42人が6月3日に発表された。 同大会に出場するのは日本を含め6チームだが、フィジー、トンガ、アメリカ、サモア、カナダなど強豪ばかり。当然、日本代表にとっては、9月に本番を迎えるラグビーワールドカップの試金石ともなる。その重要な大会に臨む代表メンバーの選出を巡って、関係者の間に動揺が広がっている。 「大会前の代表合宿に42人が招集され、合宿での練習を経て、大会にエントリーできる31人が決まるのですが、42人のうち、前回のW杯を経験したメンバーは12人だけだったんです」(スポーツ紙記者) 世代交代が順調に進んでいる証拠だが、問題もある。 ラグビーは肉体がぶつかり合う“格闘技”であるとともに、複雑な戦術が多いため瞬間的な対応も求められる頭脳戦でもあるのだ。後者は経験によって培われていく。42人のうち30人も「前回大会を知らない」というのは、リスクにもなるというのだ。 「前回大会でフィーバーを起こした五郎丸歩はしばらく代表に呼ばれていませんし、代表で主将も務めてきた立川理道や、山田章仁らも外されています」(同) メンバー発表の会見で、日本代表の指揮官、ジェイミー・ジョセフヘッドコーチは「他選手のほうが勝っていた」と静かに語った。 外国人指揮官は私情を挟まない。この姿勢が、前回のW杯で強豪・南アフリカ代表を倒す奇跡を起こしたわけだが、今回の舞台は日本である。浪花節を無視したメンバー選考は、協会が最も懸念するチケットの販売にも影響してきそうだ。 「日本サッカー界のレジェンド・三浦知良(52)が代表を外れたのも、W杯フランス大会直前でした。それを彷彿させる“事件”と言えそうです」(専門誌記者) 山田や立川はチームの精神的支柱だ。“第2のカズ事件”に発展し、求心力を失ったチームがワールドカップを前に空中分解なんてことになったら一大事。外国人指揮官の非常な決断は吉と出るか凶と出るか。
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スポーツ 2019年06月17日 17時45分
「ファンに失礼」ついに爆発! 阪神・矢野監督が個人名を出して猛批判
「成長していかないといけないチーム」とは…。阪神・矢野燿大監督(50)がついに“爆発”した。去る6月15日のオリックス戦でサヨナラ負けを喫し、選手の個人名を出して批判したのである。 ここに至るまでの矢野監督といえば、好機でヒットが出ると大げさな喜び方をし、選手をノセようと必死だった。明るく、また、ミスが出ても選手の自覚を促す発言に徹してきただけに、同日の試合後のコメントは衝撃的だった。血祭りに上げられたのは、4番・大山悠輔(24)である。 「6回、大山がタイムリーヒットで一塁に出塁した後のことです。次打者・福留の放った打球は二遊間に転がりました。力のない打球でしたが、飛んだコースが良く、バウンドも高く、センターに抜けるかなという感じでした。それをオリックスの二塁手・福田が捕球して…」(在阪記者) 福田が二塁に送球する。一塁走者の大山は“おっつぁん走り”で二塁へ。塁審はいったんセーフとコールしたが、オリックスによるリクエスト(ビデオ映像検証)によって、アウトに判定が覆った。 試合は、大山の放った適時打により、2対1で阪神リードのまま9回裏へ。オリックスが逆転し、サヨナラ勝ちを収めた。矢野監督の初めての選手批判発言が出たのは、その直後だ。 「(大山)悠輔のプレーが残念でならん。チームの士気も上がらんし、ファンに失礼だし。野球を見ている子供たちに対しても、何のプラスにもならない。スライディングせえへんていうのは、もう論外!」 逆転を許したドリスではなく、大山が批判された。チーム関係者によれば、緩慢な走塁でアウトを喫した直後、コーチの一人が「今のは良くない」と、大山を叱ったそうだ。 監督にもいろいろなタイプがいる。本人に直接ではなく、意図的にメディアの前で名前を出し、スポーツ新聞に名前を出させることで反省を促すタイプもいれば、対照的にその場で叱るだけにする指揮官もいる。 後者のタイプだった矢野監督が一変した理由だが、こんな声も聞かれた。 「本社(阪急阪神ホールディングス株式会社)の株主総会が終わったからじゃないですか(同13日)。近年の総会はタイガース批判ばかりでしたから(笑)」(前出・同) “冗談”だが、そうとも言い切れない部分もある。関西のファンは優勝に飢えている。2005年以降、遠ざかっている。若手を成長させ、「優勝できそう」という機運にしなければ、80年代後半の暗黒時代の悪夢が再現されてしまう。経営陣、本社が最も恐れているのは観客減だからだ。 「矢野監督も抑えきれなかった」というのが、大山批判の発言に対する大方の見方。前任者はこの発言でチームを萎縮させ、それが敗戦につながる悪循環に陥っていた。矢野監督の大げさな喜び方はそれを払拭させるためだが、前任者と全く異なる点も翌16日に見せている。大山を4番のまま、スタメンで起用し続けたのだ。 「5点ビハインドで迎えた7回表、大山のバットから得点が生まれました。試合は延長12回に突入して引き分け。トータル6打数1安打では、矢野監督の怒りは消えないでしょうが」(球界関係者) 矢野監督は今の阪神を指して、「成長していかないといけないチーム」とも称していた。成長に必要なのは、指揮官のガマンということか。懲罰的な意味合いで大山をスタメンから外していたら、まだ途中段階だが、ここまで築き上げてきたチーム改革も崩壊していたはず。怒っても晴れないストレスもそうだが、矢野監督のガマンはもうしばらく続きそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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