スポーツ
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スポーツ 2019年10月15日 22時30分
「試合を組め」7年ぶりの鈴木みのる戦でバトルライガー解禁!完敗に再戦アピールも…
新日本プロレス『キング・オブ・プロレスリング』▽14日 東京・両国国技館 観衆9,573人(満員) 来年1月の東京ドーム大会で引退が決まっている新日本プロレスの獣神サンダー・ライガーが14日、東京・両国国技館大会で“旧知の仲”であり、因縁が勃発していた鈴木みのるとシングルマッチを行った。 「このままでいいのか?」 これまでみのるがライガーを挑発しながらも投げかけていた言葉は、かつてライガーがみのるに贈った言葉と言われている。両者のシングル対決は2012年12.23東京・後楽園ホール大会以来、約7年ぶりのこと。最後の対決は、ライガーにとっても恐らくこれが最後になるであろう両国国技館となった。ライガーは両国で幾多の名勝負を繰り広げただけに、最後の相手が「試合じゃなく喧嘩」「潰し合い」とまでライガーの怒りの沸点が達したみのるというのは面白い。 いつもの入場テーマ曲とともにライガーが姿を見せると、会場は大きなどよめきに包まれた。それも無理はない。上半身は裸、マスクは視界を開けて角の数を減らした「対ヘビー級」「格闘技戦」の時だけ披露してきたバトルライガーで登場したのだ。9.22兵庫・神戸ワールド記念ホール大会で見せた鬼神ライガーに続いてのレアバージョンでの登場は、ヘビー級であり、かつては格闘技戦で対戦したことがあるみのる戦が、最後のバトルライガーの舞台に相応しいと言ってもいいだろう。 試合はいきなり喧嘩モードで始まると思いきや、藤原喜明門下生の2人らしく、序盤はグラウンドの攻防を繰り広げるなど、“藤原教室”時代を懐かしむかのような展開にファンは釘付けになった。しかし、闘いが場外に移ると、まずライガーがイスで思いっきり叩き、ラフ殺法を仕掛ける。これに対して、みのるも黙っているはずがなく、フェンス攻撃やロープを使った関節技でライガーを苦しめていく。 最後は両者の打撃戦となったが、パワーで勝るみのるに、張り合っていたライガーも力が尽きていき、ゴッチ式パイルドライバーで万事休す。最後の一騎討ちは、みのるに軍配が上がった。試合後、リングに椅子を持ち出したみのるは、ヤングライオン(若手)を椅子で蹴散らすと、大の字のライガーに対して椅子を大きく振りかぶるもリングに投げ落とし、正座をして一礼。これぞ藤原イズムであり、ゴッチイズムだ。この光景に場内は大きな拍手に包まれた。 何とか立ち上がり、マイクを握ったライガーは「鈴木!ありがとな!」と叫んで退場。インタビューブースでは「きょうは負けた!でも新日本プロレス、1.4まで3か月ある。俺は諦めない。レスラーは負けたら根に持つんだ。絶対仕返してやる。もう一度あいつとのカードを組め!」と再戦を猛アピール。さらに、「俺を怒りMAXにされてくれたことは『ありがとう』だ」と語り、ファイターとしての炎を点けてくれたことに関しては感謝している。一方のみのるは「もう限界ですって辞めていくヤツが、先頭走ってるヤツに何をもってしたって、勝てるわけないじゃないか。俺とあいつの17年間、いやいや、32年間の男のケジメだ」と語るなど、最後の一礼もしかり、この試合でケジメをつけたことを明らかにしているだけに、これが最後のシングルになりそうだ。(どら増田 / 写真・藤井ギダイ)
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スポーツ 2019年10月15日 20時00分
ラグビーA組最終戦で“胸ぐら掴み合い”のリッチーと田村が、SNSで仲直り! 「これぞノーサイドの精神」と称賛集まる
13日に行われたラグビーW杯日本対スコットランドの一戦。「28-21」で勝利した日本が史上初のベスト8進出を決めたこの試合から一夜明けた14日、スコットランドのジェイミー・リッチーと日本の田村優がツイッター上で見せたやりとりが話題となっている。 同戦でリッチーは、後半7分に日本のトゥポウをプレーとは関係のないところで押し倒し、倒れたトゥポウの首元付近に肘打ち。また、後半28分にはプレー途中に田村を突き飛ばし、立ち上がった田村と胸ぐらを掴み合うなどかなりヒートアップした。ネット上では「このリッチーって選手気性荒すぎやろ」、「相手倒して肘打ちするのはさすがにやりすぎじゃない?」、「田村も相手に付き合っちゃダメだよ」といったコメントも複数寄せられていた。 その試合から一夜明けた14日、リッチーは自身のインスタグラムとツイッターを更新。日本の主将であるリーチ・マイケルとの2ショットと共に、「日本は素晴らしいホスト国、南アフリカを相手にベストを尽くすことを祈っているよ」と日本にエールを送った。 このリッチーの投稿に、試合中リッチーとやり合った田村がツイッターで反応。リッチーのツイートを引用した上で、「昨日の試合はありがとう、小競り合いについては謝るよ」と英語で投稿した。 一方、これを受けたリッチーも「何もわだかまりはないよ。僕たちは一緒に戦った兄弟だから」と“円満解決”を宣言。同時に「南アフリカ戦はベストを尽くして頑張って!」と田村にエールを送っていた。 このやりとりを受け、日本のファンからは「これぞノーサイドの精神!2人とも素敵です!」、「潔く仲直りできる両選手の姿勢はとても好感が持てる」、「試合直後はリッチーのこと嫌いだったけど、このやりとり見て逆に好きになった」、「リッチーも田村も、相手をリスペクトしていることが分かる素晴らしいやり取りだ」と称賛する声が殺到。 一方、中には「試合後に批判ばっかりしてるファンも、このノーサイド精神を見習わないと」、「これが当事者の感覚なんだな、試合後に批判ばっかりしてた自分がとても恥ずかしい」、「リッチーのSNSに汚いコメント書いてる奴はこのやり取り見て反省しろ」といったコメントも散見された。 今回の一戦では試合直後にリッチーのツイッターやインスタに突撃し、コメント欄で猛批判を浴びせる日本のファンも少なからず見受けられた。リッチー、田村がツイッター上で見せた今回の“仲直り”を受け、それまでの行いや考えを改めたファンも多かったのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用についてジェイミー・リッチーの公式インスタグラムよりhttps://www.instagram.com/jamie_t_ritchie/ジェイミー・リッチーの公式ツイッターよりhttps://twitter.com/Jamie_T_Ritchie田村優の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/YUUTAMURA19
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スポーツ 2019年10月15日 18時00分
打倒巨人の竜虎同盟! 阪神が松坂大輔「落合一派」吸収へ
中日の前監督でシニアディレクターの森繁和氏(64)と友利結国際渉外担当(52)の今季限りでの退団が決まったのは10月1日。するとその3日後、松坂大輔投手(39)が今季限りでの退団を申し入れ、了承された。 松坂が前所属のソフトバンクを退団したのは2年前。その後、当の2人がドラゴンズの入団テストを受ける道を開いてくれた。来季の契約について悩んでいた松坂も、恩人が解雇されたことで腹が決まったのか。 「先日、森さんとデニーさん(友利氏)が退団されたが、僕に声をかけてくれてドラゴンズに入れてもらった2人が退団することになったので、僕もいちゃいけないかなと思った」 こう退団表明を明かした松坂は、自由契約として公示されることが決まった。 松坂を巡っては、古巣の西武が獲得に向けて動いているという。しかし、松坂は恩義を感じて、「森、友利両氏とセットでの移籍」を希望。また、西武の渡辺久信GMも「現時点でこちらからコメントすることはない」と明言を避けている。 「森氏が退団を受け入れたのは、中日が水面下で落合派スタッフを一掃し、彼らの受け皿を配備しているから。監督として森氏が薫陶を受けたのは元中日監督の落合博満氏だが、GMとして理想としたのは西武やダイエーホークスの元監督で“球界の寝業師”と呼ばれた根本陸夫氏。森氏は生前の根本氏にかわいがられた愛弟子で、最近は『根本氏の再来』と呼ぶ声もあるほど球界人脈に長けている。引く手数多の状態だ」(スポーツ紙デスク) 根本氏といえば1993年オフ、西武の主砲だった秋山幸二を大型トレードで獲得。’94年オフにも石毛宏典と工藤公康のFA補強に成功して寝技師ぶりを存分に発揮した人物だが、森氏も独自の人脈を網羅した根本流の隠密行動で、中日のトレード、FA、外国人選手発掘を取り仕切り、豪腕ぶりを発揮。とりわけ、ドミニカ共和国の選手人脈は他の追随を許さなかった。 「中日コーチ時代、毎年ドミニカに出向き、そこで得た情報をもとにわずか3000万円で獲得したのが、来日1年目の2009年に39本で本塁打王に輝いたT・ブランコ。キューバ政府と日本球界の窓口にもなっており、今季も活躍した主砲のビシエドやリリーフのロドリゲス、マルティネスらを中日に連れてきたのも森氏。だが、今回の退団で中日はこのルートを失う可能性がある」(地元紙記者) これに待ってましたとばかりに手ぐすねを引いているのが、巨人。その情報を知りながら、中日があえて森氏を手放したのは、阪神が「竜虎同盟」という森ファミリーの受け皿を用意しているからに他ならない。 中日・与田剛監督は1990年にドラフト1位で中日に入団。阪神・矢野燿大監督は翌年のドラフト2位で中日入団。現役時代は星野仙一監督の下でバッテリーを組み、気心の知れた仲だ。 そんな両球団の蜜月ぶりが世に示されたのが、セ・リーグ最終戦となった9月30日の阪神対中日戦だ。この試合前、4位の阪神は勝てば3位の広島と順位が入れ替わり、逆転でクライマックスシリーズ進出が決定。中日は5位が確定していたものの、この日、先発した大野雄大が3回と3分の1を自責点0に抑えれば、広島のジョンソンを抜いて最優秀防御率のタイトルが確定するという構図だった。 結果は、大野が4回裏1死まで無失点に抑えたところで降板。まずは大野のタイトルを確定させると、阪神は3対0で完封勝利。両チームはそれぞれの目標を達成し、広島はCS進出とジョンソンのタイトルを失い、緒方孝市監督は辞任に追いやられた。 今季の阪神は7月に新外国人のソラーテを獲得したが、二軍降格にふてくされ、「モチベーションが上がらない」ことを理由に9月6日からの一軍昇格を拒否。9日に契約解除されるなど、ダメ虎ぶりを発揮していた。 これに、OB連から「本当に必要な人材は有能な外国人選手ではなく、チームマネジメントのできるフロントスタッフ」との声が上がり、藤原崇起オーナーは「ドラフト会議、FA、外国人獲得など補強面の課題は山積み」と、フロント陣の刷新を厳命している。 「阪神が掛布雅之オーナー付シニア・エグゼクティブ・アドバイザーを今季限りで退団させるのも、森氏の人脈を受け入れるための環境作りが目的。さらに阪神の久慈照嘉一軍内野守備走塁コーチ、筒井壮同外野守備走塁コーチ、新井良太二軍打撃コーチはドラゴンズOBで、矢野監督の信頼も厚い。森氏のフロント入りだけにとどまらず、中日を追われた落合派の元コーチらが加わる可能性もある」(前出・デスク) そうなれば、日米通算170勝した「平成の怪物」も、まもなくタテジマのユニホームに袖を通すことになりそうだ。
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スポーツ 2019年10月15日 17時32分
阪神、“鳥谷の背番号は欠番”報道に「パフォーマンス」と批判 ファンが不信感を抱くワケは昨オフの“塩対応”にあり?
今シーズンでの退団が決定し、来シーズンの去就が盛んに取り沙汰されている阪神・鳥谷敬。15日、その生え抜きが着用していた背番号「1」が欠番扱いとされることが分かったと、各メディアが報じている。 ルーキーイヤーの2004年から背番号「1」を背負い、今シーズンまでチームに貢献し続けてきた鳥谷。報道によると、球団はその功績の大きさに敬意を表し、後継者にふさわしい選手が出てくるまで背番号「1」を誰にも着けさせない方針を固めたという。 永久欠番とまではいかないものの、“準”永久欠番のような扱いとなる見通しとなった背番号「1」。この一件を受け、ネット上の阪神ファンからは「そこまで評価している選手をなぜ退団させた?」、「自分たちから引退勧告したのに、このタイミングで欠番にしたいって本当に意味が分からん」、「鳥谷退団への批判を逸らすための、付け焼刃のパフォーマンスとしか思えない」などと球団フロントへの批判が噴出。 また、「掛布みたいになるのがオチだろ」、「掛布の背番号をぞんざいに扱った球団の言うことなんか信用できるか」、「どうせ2、3年後したら掛布の背番号みたいにぽっと出の外国人に渡してるだろ」、「阪神のことだから、報道通りに背番号を大事にすることはまずないだろうな」といったコメントも数多く見受けられた。 ファンが言及している掛布雅之氏は1974〜1988年まで阪神一筋、背番号「31」でプレーし、“ミスター・タイガース”と呼ばれるほど絶大な人気を誇っていた。その掛布氏が2013年にゼネラルマネージャー付育成&打撃コーディネーターという肩書でチームに復帰した際、球団は「掛布氏のお眼鏡にかなう若手有望株が出てくるまで、背番号『31』は欠番扱い」という方針を定めていた。 しかし、そこから約5年が経過した昨年末、球団は新しく獲得したマルテが背番号「31」を強く希望したことを受け、当初の方針をひるがえし、マルテの背番号を「31」に決定。事前に掛布氏に打診していたということだが、この決定に対しては「球団の功労者に対してあまりにも敬意がなさすぎる」、「まだ何も成し遂げていない選手に背番号『31』を簡単に与えた球団には失望した」といった批判が集まっていた。 今回の一件とは別に、今シーズン限りで引退したメッセンジャーの背番号「54」も欠番扱いにする意向が先月中旬に伝えられ、「本当にそのつもりなら今後簡単に渡さないでほしい」とのコメントが寄せられている阪神。前述した掛布氏の背番号「31」への対応を考えると、背番号「1」、「54」の処遇についてファンが物言いをつけるのはいたし方ない話なのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2019年10月15日 12時00分
張本氏、故・金田氏との思い出は「ケンカ」 類まれなる“世界一”の才能についても語る
13日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、張本勲氏が6日に亡くなった金田正一氏を、涙をこらえながら追悼コメントを行った。 張本氏は金田正一氏が10月6日に亡くなった件について、 「プロ野球の昭和の巨星がまた一つ落ちましたね。300年経ってもこういうピッチャーはもう出てこないでしょう。力はある、素質はある、自己管理が凄い。まあ、こういう速い球投げるのは世界一でしょう」 と前人未到の400勝を達成した金田氏の投球を大絶賛する。そして、張本氏が東映フライヤーズ時代に対戦した思い出を語り、 「止まって見えるんだから、球が。川上(哲治)さんがボールが止まって見えたとおっしゃったでしょ。私1回だけオールスターゲームで投げられて、止まって見える。そこからキャッチャーへうわーっと。コースが甘いからバッターは『もらった』と思うんですよ。そこからカスリもしない」 と、金田氏と対戦した時の印象を語った。 関口宏は張本氏に「一番の思い出」を質問。すると、同氏は「喧嘩をしたこと」と笑い、「しょっちゅう喧嘩しました。絶対向かっていく人いませんよ、この人に。いつも周りに、張本のやつだけが俺に向かってくると。それで非常にかわいがってもらいましたけどね」と話す。 関口が「喧嘩の原因はなんなんですか?」と聞くと、「ちょっとしたことですよ。『お前そのシャツは何や』とこう言うからね、それがどうかしたんですかと」と言って笑う。そして真顔に戻り、寂しそうな顔をしながら、「これからお別れに行ってきます」と、話した。 普段は発言が炎上することが多い張本氏だが、この日は台風19号の被害が広がっていることもあり、神妙な面持ちだった張本氏。 さらに、野球界の大先輩であり、ともに日本プロ野球で偉大な記録を打ち立てた金田氏の死にショックを受けていたようで、どこか寂しさが漂っていた。 張本氏にとっては数少ない「自分を叱ってくれる存在」だけに、居なくなってしまったことにこの上ない寂しさを感じたのかもしれない。
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スポーツ 2019年10月15日 11時30分
「興奮している」オリックス、ディクソンがプレミア12米代表に初選出!
11月2日〜17日に開催される「第2回WBSC プレミア12」のアメリカ代表メンバーに、今シーズン途中からオリックスの“守護神”を務めたブランドン・ディクソンが初選出されたことが明らかになった。 今年がオリックス7年目となるディクソンは、昨年までは先発として活躍していたが、今シーズンは出遅れて開幕に間に合わなかった上、本来の守護神である増井浩俊が不調だったことも重なり、中継ぎを経てクローザーとして起用されると、37試合に登板、2勝1敗7HP18S、防御率は3.03とまずまずの成績を収めている。メジャーのカージナルスにも所属していただけに、持ち味の速球と伝家の宝刀ナックルカーブが世界を相手に猛威を奮いそうだ。内容次第では東京オリンピックに出場する可能性も秘めている。 ディクソンは「アメリカ代表として戦うということは全く予想していませんでしたが、実際に夢が現実となりとても興奮しています。国を代表してプレーするからには、アメリカ、オリックス、家族、そしてファンのみなさんの期待に応えられるように全力でプレーしたいと思います」とコメントを寄せた。 オリックスからは台湾代表のメンバーに張奕も選出されており、張は「国際大会は初めてなので、プロ初先発の時のような不安や緊張はありますが、それ以上に楽しみの方が大きいです。代表に選んで頂いたので、しっかりといい準備をしてチームに貢献できるようなピッチングを見せたいと思います」と選出されたことを素直に喜んだ。オリックスからは山岡泰輔、山本由伸、吉田正尚が日本代表の侍ジャパンに選出されており、台湾代表の張、そして、今回発表されたアメリカ代表のディクソンと、5選手が東京オリンピック出場を目指し、世界の舞台で躍動する。 台湾代表は、他にも北海道日本ハムの王柏融、千葉ロッテの陳冠宇、東北楽天の宋家豪が選出されているが、これまで台湾代表の顔だった巨人の陽岱鋼は出場が見送られている。メキシコ代表には巨人のビヤヌエバ、阪神のナバーロ、そして元中日、オリックスでプレーをしたクラークを選出。侍ジャパンにとって脅威になるであろう。キューバ代表には、福岡ソフトバンクのデスパイネ、グラシアル、モイネロ、コラスと4選手、中日のアリエル・マルティネスとライデル・マルティネス、元巨人のセペダも選出され、日本野球を熟知しているメンバーが揃った。 世界ランキングの上位12か国が出場する「第2回 WBSC プレミア12」は、11月2日〜17日まで開催され、オープニングラウンドは台湾、韓国、メキシコで行われ、各グループ上位2チームが日本で行われるスーパーラウンドへ進出する。侍ジャパンは、台湾、ベネズエラ、プエルトリコと同組のグループBに入っており、オープニングラウンドは台湾で行われる。 (どら増田 / 写真・垪和さえ)
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スポーツ 2019年10月15日 06時30分
RIZIN格闘技W杯実現のため今年の年末は日米全面対抗戦!天心も参戦か?
総合格闘技イベントRIZINが年末に開く、さいたまスーパーアリーナ大会のスケジュールが9日の会見で明らかになった。 これまで12月29、31の2日間、開催していたところを昨年は31日のみに集約。午前中に『平成最後のやれんのか!』、午後にRIZIN.14をそれぞれ開く「1日2大会」としていた。大会終了後、RIZINの榊原信行CEOは「来年は2日間に戻します」と明言。29日にRIZIN.20、31日にRIZIN.21を予定していたが、29日はアメリカの総合格闘技団体ベラトールの日本初進出興行『BELLATOR JAPAN」とし、31日はRIZIN.20を開催すると発表している。 『BELLATOR JAPAN」はRIZINが全面バックアップ。『ベラトール対RIZIN全面対抗戦』を軸として、2大会を連動させる。榊原CEOは「ベラトールはリングをつぶしてケージが上から降りるというすごい特許を持っているので、それを日本にも持ってきてほしいと話している」そう。ベラトールの興行は基本的にケージで行われるが、エリミヤーエンコ・ヒョードルの日本ラストマッチであるクイントン・“ランペイジ”・ジャクソン戦はリングにする意向だ。 しかし榊原CEOは「朝倉未来選手なんかは対抗戦をやってもいいと言ってる。未来が先頭に立ってやってもらいたい。RIZIN選抜はケージに入れてみたい。RIZINの選手がケージの中に入ったらどんな魅力が出るか。ベラトールの選手もリングに上がってもらって、ホーム&アウェーで2日間できれば」と語り、RIZIN選抜に期待を寄せている。 ベラトールのスコット・コーカー代表は、RIZIN&ベラトールの2団体バンタム級王者、堀口恭司については「アメリカで防衛戦をやってもらいたい」と、対抗戦への出場には否定的。榊原CEOも「堀口とRENAはベラトールに出てますから、彼らだけのものじゃない」と強調。「今、RIZINをアメリカでやるのは難しいので、こういう機会を作ってチャンスを与えたい」と続けた。 ベラトールではキックボクシングの試合も行っている。コーカー代表は“神童”那須川天心を「高く評価してます。ベラトールに出したいでしょうね」と評価した。榊原CEOは天心の対抗戦出馬も示唆し「天心以外のキックボクサーにもチャンスは与えたい」とキックボクシングの対抗戦開催に含みを持たせている。ベラトールはDAZNと放映権の契約を結んでおり、フジテレビでの中継については近日中に決めるとのこと。 昨年はフロイド・メイウェザーJr.が話題になったRIZINだが、今年は「日本のファンに優しく、アメリカに届く」をテーマに格闘技界に一石を投じ、格闘技をメジャースポーツに押し上げていく。(どら増田)
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スポーツ 2019年10月14日 22時30分
元横綱・稀勢の里が抱える“親方業成功”のための3つの課題
去る9月29日、第72代横綱・稀勢の里こと荒磯親方の引退相撲が、東京・両国国技館で行われた。超満員の1万1000人ものファンが訪れ、断髪式の終盤にはファンが思わず涙をこぼす場面もあった。「今日をもって力士を卒業。また第一歩が始まる」 オールバック風のヘアスタイルに改めた荒磯親方は、笑顔でこう話した。 気になるのは、この引退相撲で荒磯親方のフトコロにどのくらいの金が転がり込んだかだ。協会関係者に話を聞いた。「引退相撲では、出場する力士たちや親方たちへの謝礼はいりません。なので、国技館の使用料などを差し引いた収入がそっくり本人のものになります。稀勢の里の場合、入場料収入がざっと1億円、300人がマゲにハサミを入れたので、そのご祝儀が1人10万円ずつとして、ざっと3000万円。それに協会からの功労金が4000万円前後見込まれるので、合計して1億7000万円前後が入ったことになります」 荒磯親方はこれを元手に親方業に本腰を入れることになる。ただ、成功させるための課題が3つある。 1つ目は“嫁取り”だ。「荒磯親方はいまだに独身。相撲一途に生きてきた証しとも言えるが、今後、部屋を興して弟子を育てることを考えると、早く人生の伴侶をもらわなければいけない」(担当記者) どんな女性がいいか。横綱に昇進した直後、父親の貞彦さんは語っていた。「私の目を通さないといけない。出しゃばらず、ブランド好きじゃないこと」 2つ目は「早く部屋を作ること」。ファンには「第2の稀勢の里を早く見たい」という強い願望がある。それに応えるには早急に自身の“城”を構える必要があるのだ。 3つ目は“弟子集め”だ。「すでに白鵬には炎鵬や石浦らの内弟子がおり、こちらの面でも大きくリードを許している。荒磯親方も早速、全国を飛び回って有望な新弟子をかき集めなければならない」(前出の担当記者) 3つすべてが大仕事。荒磯親方にのんびりしている暇はない。
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スポーツ 2019年10月14日 22時30分
SHO&YOH3連覇で東京ドーム出場なるか?新日本スーパーJr.タッグ16日開幕!
新日本プロレスは16、17日の東京・後楽園ホール2連戦で開幕する『Road to POWER STRUGGLE 〜スーパーJr. タッグリーグ2019〜』の参加チームと対戦カードを発表した。 同大会では、リーグ戦の得点上位2チームが、ビッグマッチ『POWER STRUGGLE 〜SUPER Jr. TAG LEAGUE 2019〜』(11月3日、大阪府立体育会館=エディオンアリーナ大阪) で優勝決定戦を行う。 タッグチームとして本格始動したウィル・オスプレイ&ロビー・イーグルスの“THE BIRDS OF PLAY”(B.O.P)は、開幕戦からいきなりIWGPジュニアタッグ王者組の石森太二&エル・ファンタズモと激突する。9.16鹿児島アリーナ大会でIWGPジュニアタッグ王座を懸けて対戦した両チームは、ハイレベルな闘いでファンを驚かせた。リーグ戦初戦だが、お互いにとって優勝に向けた最大の壁。今回もすさまじい展開で後楽園ホールが盛り上がるのは間違いない。 2017、18年の覇者“ロッポンギ3K”SHO&YOH組は、因縁深いエル・デスペラード&金丸義信組と対戦する。SHO&YOHは大会3連覇を目指すと公言。この大会が本格復帰となるデスペラード&金丸組にしっかりと勝ち好スタートを切りたいところ。一方のデスペラード&金丸組は前年度覇者を撃破して復活をアピールしたい。両チームはIWGPジュニアタッグ王座戦でも何度も激闘を繰り広げてきた。デスペ組のセコンドも含めて開幕戦から激闘必至となりそうだ。 田口隆祐&ロッキー・ロメロの“監督タッグ”の初戦は、“元祖LA道場出身”のTJP&“現LA道場”クラーク・コナーズのコンビが相手だ。ジュニア屈指の実力者コンビの田口&ロッキーだが、今回が本格始動の一発目で、うまく連携できるか未知数だ。久々の来日となるTJP、『ヤングライオン杯』ですさまじいポテンシャルを発揮したコナーズの勢いをどうしのぐのか、注目したい。 本隊から注目のエントリーとなるのがタイガーマスク&上村優也。その相手は、CMLLの“ハイフライヤータッグ”ボラドールJrとティタンだ。タイガーと上村にとっては苦しい闘いも予想されるが、ベテランのタイガーが『ヤングライオン杯』で評価急上昇の上村をどうコントロールするか?上村にとって今回の抜擢は大チャンス。勝敗だけでなく内容にも期待したい。 IWGPジュニアタッグチャンピオンチーム以外のチームが優勝すれば来年1月の東京ドーム大会で挑戦するのが濃厚だ。チャンピオンチームが優勝すれば東京ドームで防衛戦を行うのは確実。ドーム大会“本戦”出場を果たすためにも結果を残さなければならないシリーズである。 IWGPタッグ王座に挑戦するほどの急成長を見せているSHO&YOHの3連覇なるか?(どら増田)
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スポーツ 2019年10月14日 22時00分
鳥谷敬「阪神退団」で仲間入り 歴代ミスタータイガーズの末路
鳥谷敬(38)が名実ともに歴代「ミスタータイガース」たちと肩を並べることになるかもしれない。「迷っていたようですが、現役続行にこだわり、慣れ親しんだ阪神を退団する意思を固めました。チームの公式日程がすべて終了していないので発表はまだですが、一部OBや野球関係の知人には報告を終えています」(関係者) 打撃不振で、かつての輝きを失った鳥谷に対し、球団幹部が引退を勧告したのは8月29日だとされている。チーム功労者に引退の花道を用意する球団の温情、「晩節を汚すな」とする親心との見方もある。その一方、一軍戦力に対してペナントレース終了前に“戦力外通告”を通達するのは、あんまりだという声も…。 だが、この晩節により、鳥谷は球団のレジェンドたちと肩を並べたと見ることも出来るのだ。「江夏豊氏、田淵幸一氏、掛布雅之氏、岡田彰布氏、そしてランディ・バースなど、阪神を長く支えて活躍した人気選手たちは、最後、つらい思いをしながらタテジマを脱ぎました。トレード放出、退団の違いこそあれ、往年の大選手たちはこれまでの功績も無にされたような辞め方をしているのです」(ベテラン記者) 1976年、会見で涙ながらに無念さを語った江夏氏。1978年、深夜にトレードを通告されて激怒していた田淵氏。そして、現役に未練を持つ岡田氏はオリックスで選手生活を終えている。 「勝負師の世界」である以上、サバイバルレースに勝ち続けなければならないが、近年のプロ野球界ではベテラン選手に対し、敬意を表するのが一般的だ。 「広島の新井貴浩や中日の岩瀬仁紀や和田一浩らがそうでしたが、ベテランに完全燃焼の機会を与えるケースが増えました。巨人も戦力外を通達した村田修一氏(現ファームコーチ)の引退セレモニーを設けています。戦力外を通達された選手の特集がメディアで流行ったのを受け、セカンドキャリアについても真剣に考えるようになりました。OBを大切にしなければ将来の指導者がいなくなるという考え方も定着しつつあります」(スポーツライター・飯山満氏) 鳥谷に残酷な通達をしておきながら、引退グッズの製作が検討されたとの情報もある。もし本当なら、「オレの引退を金儲けに利用するのか!?」と、愚痴の一つも言いたい心境だろう。 しかし、つらい辞めさせられ方をした虎のレジェンドたちは、いずれも球団に復帰している。江夏氏は臨時コーチだったが、最も激しく衝突したとされる田淵氏も、星野政権下で打撃コーチに就いた。そう考えると、鳥谷も監督としてタテジマに再び袖を通す日がくるかもしれない。 「巨人の阿部慎之助は引退表明と同時に次期監督候補と位置付けられました。阿部は原辰徳監督の下で勉強するようですが、鳥谷は外に出て勉強することになります。数年後、監督候補に挙げられても、断る可能性もあります」(同) 新天地で自分の生きる場所を勝ち取れるか。その時、鳥谷は歴代ミスタータイガースとは異なる人生を選択するのだろうか。
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全日本プロレスとの合同興行10・16長崎「The RING 2011」でキック陣川弘明選手引退
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千葉ロッテはどうする? あの1位候補投手には「相性バツグンの球場」があった!
2011年10月25日 15時30分
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スポーツ
プロゴルファー石川遼が異例の声明「温かく見守って」
2011年10月25日 11時45分
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スポーツ
データで予想! クライマックスシリーズ
2011年10月25日 11時45分
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スポーツ
イチローのお願いでマリナーズが川崎獲得? 内野陣が大シャッフル…
2011年10月25日 11時45分
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プロレス入りしたはずのK-1ヘビー級王者・京太郎がプロボクサーに転向!
2011年10月24日 15時30分
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姉さん女房でアスリートは出世する! 騎手・三浦皇成の手綱を引くほしのあき
2011年10月24日 15時30分
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スポーツ
中島のポスティングに暗雲? 「落札金が安ければ出さない」説が浮上
2011年10月24日 15時30分
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スポーツ
ももいろクローバーZが全日本プロレスのリングに乱入!?
2011年10月24日 11時45分
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スポーツ
采配当たってニンマリの巨人・原監督 内海投手もまた“インチキ最多勝”なのか?
2011年10月24日 11時45分
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スポーツ
運命の指名「10月27日」へ(3) 球団売却を加速させた1977年の江川指名
2011年10月24日 11時45分