スポーツ
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スポーツ 2019年09月19日 11時30分
2年連続のセーブ王確定! DeNA、チームを支える山崎康晃の安定感
ベイスターズの絶対的守護神・山崎康晃が2年連続となるセ・リーグの最多セーブタイトルの獲得が確定した。今年もすでにセーブ数は30の大台に乗せ、好調なチームを引っ張る活躍を見せている。 今年の山崎は昨年の課題をクリアし、ブラッシュアップに成功。特に本拠地・横浜スタジアムでの成績は、昨年の防御率5.08(ビジターでは0.32)から1.60と大幅に改善。チームの勝率が6割を超える好成績を収めている一因にもなっている。 また、夏場の防御率も、昨年の7月は7.11、8月は6.00の数字から、今年は7月は0.75、8月は4.50とそれぞれ成績アップ。7月には自身初となる月間MVPも受賞した。通算防御率も、昨年の2.72から今年は1点台と下げることに成功し、信頼感もグッと増した印象だ。 この活躍に、ラミレス監督も「とても安定したピッチングを見せてくれている。彼も人間なので失点することもあるが、彼の活躍のおかげでこの位置にいることが出来ている」と評し、「過去5年間で、彼ほど安定しているクローザーはいない」と絶賛。タイトルを取ったことに関しても、「とてもハッピーなこと。強いチームには素晴らしいクローザーがいるものだ」と、喜びを表現した。 「小さな大魔神になります!!」とお立ち台で宣言してから、はや5年の年月が経った。過酷なクローザーのポジションで、5年連続結果を残す事は至難の業と言われているが、30セーブに届かなかった年は2017年だけ(26セーブ)と、安定した成績を残している。7月17日には史上最年少、最速タイでの150セーブを達成。通算300試合登板し、通算セーブ数は163と歴代記録でも12位に付け、あと4つセーブを積み重ねればベスト10入りとなる。 MVP受賞の際も「出場機会があってのセーブ」と、常に周りへの感謝を忘れない山崎康晃。ファンへのサービスは“神対応”で、毎月19日にハマスタで試合がある時は、座席にサイン入りカードをサプライズで用意するなどの徹底ぶりだ。終盤戦の大切なゲームの続くベイスターズ。「康晃ジャンプ」の回数が増えるほど、勝ち星の数も増していく。写真・取材・文 / 萩原孝弘
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スポーツ 2019年09月19日 06時30分
初代タイガーマスクの“愛弟子”スーパータイガーが、“猪木イズム最後の継承者”藤田和之と対戦!
初代タイガーマスクこと佐山サトルが総監を務めるプロレス団体リアルジャパンプロレスは19日、東京・後楽園ホールで『初代タイガーマスク 佐山サトル ストロングスタイルプロレスVol.3』を開催する。 メインイベントでは、リアルジャパンのエースで初代タイガーの愛弟子、スーパータイガーが、“猪木イズム最後の継承者”藤田和之を相手にリアルジャパンの至宝、レジェンド王座を懸けてシングル初対決を行う。 藤田は、前回6.20後楽園大会でケンドー・カシンと、はぐれIGFインターナショナルの一員として初参戦。スーパータイガー&船木誠勝とタッグ対決し、スーパータイガーからサッカーボールキックで3カウントを奪取。試合後、カシンから挑発を受け「ベルト?喜んで懸けてやるよ!」とスーパータイガーが受諾し、今回の対戦が決定した。 初代タイガーは「次回の試合はリアルジャパンの命運を託すような大きな試合、タイトルマッチになります。ただのタイトルマッチではなくて、スーパー・タイガーの実力がもう頂点に達して、また藤田選手の強さも頂点に達して、実力者同士の闘いになる。こういう闘いに尽きると思います。藤田選手のタックル、スーパー・タイガー選手の打撃、このかいくぐり合いがどれだけ通用するか、楽しみな試合。ファンのみなさんも期待を持って見に来てください」と、両者の化学反応を楽しみにしている様子。 スーパータイガーは「前回は、屈辱的な闘いになってしまって、今すぐにでもやってやりたい、そういう思い。19日、そこまでしっかりと気持ちを抑えて、この初代タイガーマスクが創るリアルジャパンプロレス、その世界観をしっかりと藤田選手に、そして来てくださるお客様にしっかりと示していきたいと思っています」と、リアルジャパンのエースとしての務めを全うする構えだ。 一方、挑戦する藤田は初代タイガー、新間寿会長に敬意を払いつつ、今回のタイトルマッチに「タイトルマッチという舞台を用意していただき感謝申し上げます」と紳士的な態度を見せる。続けて「ベルトはベルトに巻かれるんじゃなくて、ベルトはついてくるもの。あとは試合で結果を出して、内容でも圧倒して巻くことができるならば、それに越したことはない」と圧勝すると誓った。 アントニオ猪木と、当時はタイガーキングと呼ばれていた初代タイガーマスクのシングル初対決から12年5カ月が経過した。師弟関係にある2人の弟子が対決するとは、やはりプロレスは奥が深い。今大会もストロングスタイルを追求していく。(どら増田)
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スポーツ 2019年09月18日 22時30分
「俺が世界一だ!」“プリンス”白鳥大珠が日本人無敗の“キング”梅野源治を破り優勝!
RISEクリエーション『RISE WORLD SERIES 2019 Final Round』▽16日 千葉・幕張メッセ イベントホール◎RISE WORLD SERIES 2019 -61kgトーナメント決勝戦(3分3R最大延長2R)○白鳥大珠<日本/TEAM TEPPEN/RISEライト級王者>(1R 2分59秒 KO)●梅野源治<日本/PHOENIX/元ラジャダムナン認定ライト級王者>※左ストレート※白鳥が優勝 「ワン、ツーフィニッシュ狙いますから!」 TEAM TEPPENの那須川弘幸会長は、“神童”那須川天心と“ヴァンパイア・プリンス”白鳥大珠のTEPPEN勢2人が決勝進出を決めた大阪大会の試合後、高らかに宣言していた。それが現実になるかならないかは、日本人に無敗の記録を誇る“キング”梅野源治と対戦する白鳥の勝敗が鍵を握っていたのだが、那須川会長は「大珠が梅野君をKOします!」と、早くからKO勝ちを予言しており、誰よりも白鳥の勝利を疑わなかったのは、那須川会長かもしれない。 試合は序盤こそ、梅野のテクニックにペースを掴まれそうになっていたが、あえてミドルを「打たせて」みるなど、白鳥の心は平常心。むしろ、「やりやすかったですね。梅野さんの方がやりにくかったんじゃないかな」と試合を振り返るほど、試合が進むに連れて己の自信が怖さを上回った。準決勝から猛威を振るって来たボディが決まると、あの梅野の表情から余裕が消えた。会場も「もしや」というムードが出来上がりつつある中、白鳥の左ストレートがヒットすると、梅野がグラつき、続けざまに、左ストレートで遂に梅野がダウン。残り時間が少なかったが、これを勝機と見た白鳥は再び左ストレートをヒットさせると、梅野は崩れ落ち、白鳥がKO勝ちで世界トーナメント優勝を果たした。那須川会長の予言的中である。 「世界一は俺だ!」 滅多に感情を表に出さない白鳥だが、コーナーに登ると思わず絶叫。超満員の会場からは割れんばかりの拍手と歓声に包まれた。“プリンス”が“キング”超えを果たしたジャイアントキリング。今回、肘なしのRISEルールでトーナメントに出場した梅野だが、ここまで積み上げて来たものが大きいことをファンがわかっているからこそ、生まれた感動的な試合だった。 「これからRISEを引っ張っていきます。天心を超して一番上に行ってやろうと思います」 「スター」になりたい願望が強い白鳥は、天心と行動をすることも多く、ちびっ子たちが天心にサインを求めて来る場面を何度も近くで見ている。それに対して、「凄いな」と思う反面、「いつかは俺も」という気持ちを心の中に留めていた。しかし、今回優勝を果たしたことで、「格闘技界を引っ張っていく位置に来た」と実感した。今後の目標として、現在保持しているRISEライト級王座の防衛戦、2年連続RIZIN大晦日参戦、世界の強豪との対戦などを挙げていたが、「今年の大晦日のRIZINは注目度の高い試合がしたい。あとはファンが見たいカードをどんどんやりたいですね」と語り、自分自身よりもファンが「見たい」と思えるような試合をやることで、格闘技界を「誰もやったことがないやり方」で広めて行きたい意向だ。 試合後のマイクでも会見でも、最初に出たのは「感謝」の言葉。準決勝からコスチュームのコンセプトをリアレンジして、“ヴァンパイア・プリンス”となり、入場時から雰囲気が増している。RISEの伊藤隆代表も「今回のトーナメントは白鳥が入場から化けた。天心に続くスターになってくれた」と称賛し、これを伝え聞くと「嬉しいですね」と笑みを浮かべた。だが、「ここで満足してない」という白鳥の進化は、高き志とともにまだまだ止まることはないだろう。(どら増田 / 写真・垪和さえ)
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スポーツ 2019年09月18日 18時33分
日本ハム・栗山監督の“強攻策”に批判続々 吉田輝の一軍昇格、CS戦線投入に「もう末期だ」の声
8月15日に一軍登録を抹消され、その後二軍で過ごしていた日本ハム・吉田輝星。その高卒ドラ1ルーキーの一軍再昇格が濃厚となったことを各メディアが報じている。 報道によると、チームの指揮を執る栗山英樹監督が明らかにした。また、具体的な日程としては今月22〜23日のロッテ2連戦(どちらもZOZOマリン)、24日オリックス戦(京セラドーム)のいずれかが有力視されている。 二軍降格以降の吉田輝は、8月24日DeNA戦を皮切りに4試合に登板。総合成績は「4試合・0勝1敗・防御率5.03」となっているものの、直近の登板となった今月17日のヤクルト戦では「2回無失点・2奪三振」という成績をマークしていた。 今回の一件を受け、ネット上のファンからは「もし昇格なら全力で応援したい」、「シーズンの最後にいい経験になりそう」、「二軍でも打たれてるから正直投げないでほしい」、「中継ぎで起用した方がまだよさそう」とさまざまな反応。 一方、「まだCSの可能性あるのに吉田輝を登板させるのは無謀すぎる」、「話題作りで言ってるようにしか思えん」、「他にいい投手いるだろ、どれだけ信用してないんだよ」、「吉田輝がCSへの後押しになると思ってるならもう末期だ」といった、栗山監督への批判も数多く寄せられている。 CS圏内の3位ロッテまで3.5ゲーム差の5位に位置するチームだが、既に自力でのCS進出の可能性は消滅。また、他チームの結果次第では、最短で20日にもCS進出の可能性が完全消滅する。ここから逆転でCSへの切符をつかむためには、吉田輝の登板が有力視される3試合を含め、一つも負けられないといっても過言ではないほど厳しい状況に追い込まれている。 ただ、今シーズンの吉田輝は「3試合・1勝2敗・防御率10.80」と一軍では二軍以上に失点がかさんでいる上、パ・リーグ相手には「1試合・0勝1敗・防御率27.00」と一つの白星も挙げられていない。その右腕をCS進出の懸かる大事な試合に送り込むのは、本人・チーム共にリスクが大きすぎるようにも思える。 また、特に負けられない3位ロッテとの直接対決2連戦のうち、23日の方はロッテ一筋25年間の大ベテラン・福浦和也の引退試合でもある。チケットが完売していることを考えると、この日の球場はロッテファンで満員、つまり日本ハムにとっては完全アウェーの状況となることは必至。そのような試合で先発するとなれば、吉田輝にさらなる重圧がかかることは想像に難くない。 栗山監督が報道通りに吉田輝を一軍に呼ぶかどうかはまだ確定していないが、もし確定となればさらに物議を醸すことは避けられなさそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2019年09月18日 17時50分
千葉ロッテが画策する「東の猛虎」掛布&鳥谷の両獲り(2)
井口監督が鳥谷に助け舟 実は、監督就任時から親しい記者などに「将来的にはGMをやってみたい」と話し、「日本では選手あがりのフロントはそんなに多くない。それが選手の意見が通りにくい環境につながっている。GMとして決められた予算内でどう選手を回していくか。そっちの仕事に興味はある」とも語っている。同じMLB経験者で1歳年上の石井一久氏が楽天のGMに就き、ビジネスとしてチームを進化させ、地域密着型のボールパークを作り上げていることが早期GM転身の背中を押しているのだ。「井口監督が当初、描いていたのは、『3年で千葉ロッテを優勝させてGMに転身』という青写真。2年目の今季はCSに勝ち進み、下克上を演出し、来季はロッテを頂点に導くとともに、次期監督にバトンを禅譲する。その秘めた思いを知っているからこそ、球団は掛布氏の調査に乗り出した」(前出・デスク) 現在、ロッテはGMが不在だ。現役時代、「サブロー」の名前で活躍した大村三郎氏が2017年からスペシャルアシスタントに就任し編成面をサポートしているが、球団は井口監督の意向に沿って今オフにGMポストを復活させる方針だという。そこに、阪神フロントでキャリアを積んだ掛布氏を招くのだ。「ロッテの二軍監督には現在、かつて阪神の看板選手だった今岡真訪氏が就いている。そのため、チーム内の連携は取りやすい」(前出・デスク) ロッテの掛布氏招請は、いわば日本一の熱狂的なファンを抱える「東の猛虎化」が狙いである。そこで、欠かせないパーツがもう一つ、つまり、チームの「顔」となるスター選手だ。それが、掛布氏とともに「今年で辞めてください」と引退勧告を突きつけられた「ミスタータイガース」鳥谷なのだ。 実は、ロッテの井口監督と鳥谷は、師弟関係にある。鳥谷は早稲田大学2年時、アマチュア強化選手としてダイエーの春季キャンプに参加。その時、面倒を見てくれたのが、同じ遊撃手の井口だったのだ。 それ以来、プロ入り後も合同自主トレを継続して行うなど、2人は親しい間柄。鳥谷が2014年オフに海外FA権を行使してメジャー移籍を考えた際も、真っ先に井口に相談している。 早大時代、共に黄金時代を築き、揃ってプロ入りした青木宣親(現ヤクルト)が2012年にポスティングシステムでブルワーズに移籍したことで、鳥谷もメジャー挑戦に気持ちがはやったことがあった。この時、相談を受けた井口だったが、必ずしも賛成しなかったという。日本を代表するタイガースの看板選手だけに“球界の鳥谷ロス”を気遣ったのだろう。(明日に続く) 最終的に鳥谷は「生涯タイガース」と決め、5年20億円で再契約する道を選択した。2017年に2000安打を達成し、2018年には衣笠祥雄(広島)に次ぐ歴代2位の1939試合連続出場を達成。それでも最後は、いきなりの引退勧告だったことを考えれば、誰もが驚きを禁じ得なかった。「確かに今季の鳥谷は代打中心で、打率2割前後、本塁打・打点0と活躍していませんが、いきなり『引退しろ』はないでしょう。納得できない、よそでプレーすると訴える弟子に、師匠の井口監督が、助け舟を出さない訳にはいきませんよ」(ロッテ担当記者)
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スポーツ 2019年09月18日 17時30分
ロッテ福浦和也の引退カウントダウンがいよいよ最終章!海浜幕張が「俺たちの福浦」に!
北海道日本ハムファイターズ戦後の23日に、ZOZOマリンスタジアムで引退セレモニーを開催する千葉ロッテマリーンズの福浦和也内野手兼二軍打撃コーチ。25年間ロッテ一筋で、ファンからも「俺たちの福浦」と愛され続ける球団の功労者だ。この1年間は福浦の引退イヤーとしてグッズ展開などを繰り広げてきた。 そして遂にその最終章が明らかになった。ZOZOマリンの最寄り駅、JR海浜幕張駅と近隣地域で、福浦の引退を盛り上げていくというのだ。まず、JR海浜幕張駅では職員が22日から24日まで、福浦のユニフォームを着用する。またコンコースでは福浦の応援歌をBGMとして、午後3時から試合終了3時間後まで改札口のフロアで流すという。また駅の電光掲示板では福浦への感謝のメッセージを流し、沿線には引退試合のポスターを掲示する。 京成バスはラッピングバスを運行、運転手が福浦のユニフォームを着用して盛り上げていくという。さらに、駅からZOZOマリンまで歩いたことがある人ならおなじみのAPAホテルでは、23日にウィンドウイルミネーションを実施。ホテルの窓の明かりで「9」の文字を作るという。これは話題になりそうだ。 その他、海浜幕張駅周辺、美浜大通りの街頭ではフラッグを掲げ、近隣施設には福浦選手のポスターを張り出す。イベント担当者は「幕張地域の企業、地元のみなさまと一体となり、福浦選手を送り出すことになっています。過去に事例のない大規模な展開となります。みなさんで盛り上げましょう」と呼びかけた。球団の広報関係者は「最後に福浦選手という存在を1人でも多くの方々に知ってもらえたらという思いですね」と前代未聞の引退プロジェクトの意図を説明している。 チームは楽天と熾烈な3位争いを展開中。台風15号で被害に遭った県民の思いを胸に戦いつつ、23日は功労者を送り出す。(どら増田 / 写真・垪和さえ)
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スポーツ 2019年09月18日 11時30分
韓国チームの来日キャンセル続出! 日本プロ野球、侍ジャパンにも影響が出てしまう深刻な事態に?
来春のプロ野球のスケジュールにも影響が出そうだ。 韓国プロ野球のハンファイーグルス、斗山ベアーズ、ktウィズの3球団が10月中旬から11月にかけて予定していた宮崎県内での秋季キャンプを取り止めるとし、一方的に通達してきた。また、別の2球団も沖縄県での秋季キャンプを中止するそうだ。日韓関係の悪化が背後にあると思われるが、この流れからすると、韓国プロ野球チームは来年の春季キャンプにも「来ない」と見るべきだろう。 「今年11月、国際大会のプレミア12が日本で開催されます(注・2次リーグ以降)。東京五輪の出場権が懸かっており、こちらにも何かしらの影響が出ないか心配です」(球界関係者) 宮崎、沖縄の2月は、キャンプ地として賑わう。今年2月の話をすると、宮崎市内でホテル予約が取れず、福岡で泊まり、「福岡−宮崎」の連日移動となったメディアもあった。沖縄に至っては、ホテル予約が大変なのは毎年のことで、千葉ロッテの沖縄県石垣島をベースにして、沖縄本島の取材に行くというスケジュールになる。2月の沖縄は、修学旅行シーズンでもあるからだ。 「2月、韓国のプロ野球と練習試合を組む日本のプロ野球チームも少なくありません。その練習試合で新人や若手の力量を測っていました。韓国が日本でキャンプをやらないとなれば、対外試合が減る日本のプロ野球界にも当然、影響が出ます」(前出・同) 「キャンプ=観光資源」の解釈もある。宮崎、沖縄への経済的ダメージも出るだろう。 また、9月17日、侍ジャパンはスタッフ会議を開き、プレミア12から東京五輪本番までのスケジュールと強化策を話し合った。稲葉篤紀監督が先に韓国、台湾を視察したのは既報通りだが、韓国チームの秋季キャンプ、来年の春季キャンプを見ておきたいと思ったはず。その辺に関して、「大きな影響はない」(ベテラン記者)とのことだが、 「海外の審判が主審を務める時、日本の審判とストライクゾーンが微妙に違うとの感想を持つ選手も少なくありません。海外チームと練習試合をすることで、そのギャップを埋めていた選手もいました」(プロ野球解説者) ストライクゾーンの違いについては、海外チームも「日本の審判によるズレ」を感じている。お互いに本番に向け、試合環境の違いを埋める機会が減ったことはマイナスでしかない。 「プレミア12、東京五輪で野球場の警備態勢についても考え直す必要も出てきました。感情的になって、ファン同士が衝突するようなことがなければ良いですが」(前出・球界関係者) 東京五輪の舞台の1つとなる福島県・あづま球場だが、昨年11月から全面人工芝化などの改修工事が行われてきた。人工芝が新しいと、ボールが勢い良く跳ねることもあり、稲葉監督の会場視察にはそうした改修工事による状況を確認する目的もある。韓国がプレミア12も棄権するなんてことにならないか? いずれにせよ、韓国チームによる相次ぐキャンセルで、日本のプロ野球関係者は試合に集中できなくなってきた(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2019年09月17日 22時30分
プロレスラー世界遺産 伝説のチャンピオンから未知なる強豪まで── 「山本小鉄」“人間爆弾”の知られざる名勝負
新日本プロレス道場のコーチ役として若手を徹底的にしごき抜き、あの前田日明が恐れ、藤原喜明は「殺そう」とまで憎んだとの逸話で知られる山本小鉄。 審判部長、テレビ解説としてのイメージが強いものの、レスラーとしても味のある好勝負を残している。※ ※ ※「新日本プロレスのストロングスタイルとは山本小鉄のことである」との言説がある。 なるほど、新日の大看板がアントニオ猪木であることに違いはないが、同団体におけるストロングスタイルの原点は、小鉄が監督、指導した上野毛道場にあり、その概念をテレビ解説席からアピールし続けたのも、やはり小鉄であった。 1980年4月、40歳手前での早い引退とテレビ解説への就任は、猪木の「レスラー視点での解説をしてほしい」との願いによるものだった。また、新日のシンボルであるライオンマークや、猪木の掲げた“キング・オブ・スポーツ”のキャッチフレーズも小鉄が考案しており、初期新日の参謀的存在だったと言えるだろう。 審判部長兼テレビ解説としてテレビ露出が増えたことで、当時の小鉄が最もなじみ深いというファンは多いだろう。実際に、道場での鬼軍曹としての姿や生真面目な性格など、選手としてよりリング外でのエピソードが豊富である。 では、プロレスラーとしての山本小鉄は、どんな選手であったのか? 以下に“小鉄ベストバウト”を挙げてみよう。●1969年4月/vsゴリラ・モンスーン 日本プロレスの第11回ワールドリーグ戦における看板外国人の1人で、WWWF(現WWE)ではブルーノ・サンマルチノとも好勝負を繰り広げていた巨漢レスラーを相手に、小鉄が大金星。モンスーンのボディプレスをかわしたところに、逆襲のボディプレスでフォール勝ちを収めた。なお、同大会では猪木が悲願の初優勝を飾っている。●1973年5月/vsスティーヴ・リッカード この試合を観戦していた謎の外国人が、突如、私服姿のままリングに乱入して小鉄をKO。これこそ“狂虎”タイガー・ジェット・シンの日本初登場の瞬間であった。★暴走する猪木に怒りの鉄拳制裁●1978年8月/vs前田日明 前田のデビュー戦。先輩連中が「何をしでかすか分からない」と対戦を嫌がる中、「だったら俺がやってやる」と小鉄が相手を買って出た。5分42秒、腕固めで小鉄の勝利。前田によると、試合前の小鉄は愛弟子との試合にベストコンディションで臨むため、2時間にわたり入念なスクワットをしていたという。●1979年2月/vsマイティ井上&アニマル浜口 星野勘太郎とのヤマハ・ブラザーズで国際プロレスに参戦した小鉄は、グレート草津&アニマル浜口組からIWA世界タッグ王座を奪取。新たに井上&浜口を挑戦者に迎えた防衛戦は、1本目に小鉄が足4の字固めで井上を下すと、2本目は井上がサマーソルト・ドロップで小鉄を押さえる。 小鉄のグラウンドでのねちっこい攻めと星野のスピーディーな動きに翻弄された国際軍は、3本目はヤマハの合体クローズラインで浜口が3カウントを奪われたかに見えたが、国際側の執拗な抗議によってフォールは無効となった。 すると、この裁定に激高した小鉄が、レフェリーに暴行を加えて反則負け。ルールによりタイトルは移動せず、後日、同チームに敗れて王座を手放している。●1979年8月/夢のオールスター戦バトルロイヤル 当時は全日本プロレス所属だった大仁田厚を、カナディアン・バックブリーカーに捉えて優勝。ハル園田、渕正信を含めた全日の若手三羽烏をいずれも下して、新日の威信を見せつけた。●1987年3月/vsアントニオ猪木(番外編) INOKI闘魂LIVEのメインイベントは猪木vsマサ斎藤だったが、海賊男の乱入&斎藤に手錠をかけるという意味不明の結末に。その後、怒りの収まらない猪木が審判部長の小鉄を呼びつけると、小鉄も憤怒の形相でリングに上がって猪木にパンチを見舞った。 観客の怒号が飛び交い大荒れとなった会場を鎮めるため、猪木のアドリブに応じた番外編であったが、猪木vs小鉄もやはり意味不明で結局は暴動騒ぎとなった。●2008年12月/vsザ・グレート・カブキ&グレート小鹿 昭和プロレス第2弾興行。小鉄の引退後もヤマハ・ブラザーズは1992年、1994年と特別試合を行っており、14年ぶり3度目のタッグを結成。個人では2003年、東京ドーム大会のOBバトルロイヤル(星野と優勝を分け合った)以来5年ぶりの試合で、これがラストマッチとなった。 しっかりシェイプされた体で10分を戦い抜いた小鉄は、「ようやく試合勘が戻ってきたところだったのに、何もできなかった」と残念そうに振り返っている。また、その後は同興行で、西口プロレスの芸人たちを含めたバトルロイヤルが組まれていたことに、苦言を呈するのも忘れなかった。山本小鉄***************************************PROFILE●1941年10月30日〜2010年8月28日、神奈川県横浜市出身。身長170㎝、体重100㎏。得意技/ダイビング・ボディプレス。_文・脇本深八(元スポーツ紙記者)
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スポーツ 2019年09月17日 22時30分
新日本、棚橋弘至2週間で王座陥落!飯伏幸太は地元で「2つ巻いて鹿児島に戻って来る!」と約束
新日本プロレスは『DESTRUCTION in BEPPU』を15日に大分・別府ビーコンプラザで、『DESTRUCTION in KAGOSHIMA』を16日に鹿児島・鹿児島アリーナでそれぞれ開催した。 別府大会のセミファイナルはIWGPタッグ王座のタイトルマッチ。バレットクラブ、タマ・トンガ&タンガ・ロアのG.o.Dに、石井智宏&YOSHI-HASHIのCHAOSタッグが挑戦したが、バレットクラブの新メンバーKENTAが介入して、YOSHI-HASHIがフォール負け。G.o.Dが防衛したものの、遺恨を残す結果となった。 メインイベントでは、ブリティッシュヘビー級王座の棚橋弘至に、前王者のザック・セイバーJr.が挑戦。前哨戦で、ザックの“引き出し”を全て開けたつもりだった棚橋がリターンマッチでも優位に試合を進めていくが、最後はコブラツイストの掛け合いからザックがグランドコブラツイストに移行しカウント3。棚橋が尊敬する藤波辰爾も得意としている技であり、完全に「やられた」形となってしまった。わずか2週間天下となった棚橋は、来年1月のダブルドームに向けて、どんな動きをするのか?棚橋も柱のひとつにならなければダブルドームの成功は厳しい。 飯伏幸太の地元凱旋となった鹿児島大会。『第12回ヤングライオン杯』は5試合を消化して、本命の海野翔太と成田蓮、そして、LA道場のカール・フレドリックスが勝ち点8でトップ。LA道場のクラーク・コナーズが6点で追う展開だ。残り2試合だが、最終戦が行われる22日兵庫・神戸ワールド記念ホール大会では、海野とフレドリックス、成田とコナーズの直接対決が決まっており、最終戦までもつれるのは必至だ。IWGPジュニアタッグ選手権試合では、石森太二&エル・ファンタズモが、ウィル・オスプレイ&ロビー・イーグルスの挑戦を退けた。 メインでは、飯伏が持つ『東京ドーム・IWGPヘビー級王座挑戦権利証』争奪戦が行われ、『G1クライマックス29』で飯伏を破ったKENTAが挑戦した。しかし、バレットクラブ入りを果たしたKENTAはG1の頃とはやはり別人だった。G.o.Dも介入し放題で、飯伏は孤独な戦いを強いられるが、G.o.DとKENTAに前日、痛い思いをさせられた石井&YOSHI-HASHIが助っ人に現れG.o.Dを排除。飯伏は掟破りのカミゴェなどに苦しめられたが、最後は本家のカミゴェを叩き込みカウント3。G1のリベンジを果たし、挑戦権利証を死守した。 すると、次なる挑戦者として、G1で飯伏に勝ったEVILが登場。飯伏も挑戦を受諾した。近日中に正式決定するだろう。 試合後、飯伏は地元に“G1優勝”を報告し「IWGPヘビー級とIWGPインターコンチネンタルの2つ巻いて鹿児島に戻ってきます」と地元のファンに史上初のIWGP2大王座戴冠を約束した。内藤哲也も挑戦をチラつかせているが、ダブルタイトルマッチの機運は高まるばかりである。(どら増田)
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スポーツ 2019年09月17日 21時00分
シブコ人気で異変 アン・シネ、金田久美子…女子プロゴルフお色気合戦
空前の“シブコブーム”で、女子プロゴルフ界に異変が発生している。 日本人女子選手としては樋口久子以来となる42年ぶりのメジャー優勝(全英女子オープン)を果たし、「時の人」となったシブコこと渋野日向子(20)に、他の女子プロ選手が対抗心をむき出しにしているのだ。「緊急でゴルフ専門誌がシブコの写真集のような別冊を発売しました。8月の全英オープンからわずか1カ月で、女子プロゴルフ界の第一人者に躍り出た」(ワイドショーディレクター) 異変が露呈したのは、『ゴルフ5レディス』(9月6日〜8日)だった。セクシークイーンの異名を持つ韓国のアン・シネ(28)が、いきなり魅せてくれた。「彼女は身長165センチ推定88のFカップ巨乳のスーパーボディーの持ち主。その彼女がいつもより短い超ミニスカートでプレーしたんですから話題にならないわけがない」(スポーツ紙ゴルフ担当記者) 大会前のプロアマ戦でも、アン・シネは膝上20センチ以上の超セクシーなミニで登場した。しかも、上半身は巨乳ラインがクッキリ分かる黒のノースリーブ。アン・シネは常にマスコミやギャラリーの注目を浴びる衣装をまとってプレーしてきたが、さらに露出度を加速させたのである。「肌の露出が高い衣装を『戦闘服』と言ったこともありました。ファンサービスというか、自身のセクシーキャラを上手に作ってきた選手です」(同) 同大会2日目(7日)のこと。アン・シネは白の半袖シャツ、紺のパンツ姿で臨んだ。これまでのお色気とは正反対の服装だった。「暑さ対策。日焼けを防ぐため」 その理由を終了後にそう語ったアン・シネ。肝心のスコアは伸び悩み予選落ちになってしまったが、彼女は「暑くならないようなウエアでプレーしましたが、何を着ても暑い。水着でも暑いと思いますよ」とリップサービス。次の大会では再びセクシー披露を予告してみせた。 対渋野に闘志を燃やす選手は他にもいる。去る9月3日、美女プロゴルファーとして誉れ高い金田久美子(30)が“三十路ビキニ”を公開したのだ。「アン・シネの水着発言は、金田のビキニを強烈に意識した部分もあると思いますよ」(ツアー関係者) 3日深夜、金田は自身のインスタグラムで肌色のビキニ姿を惜しげもなく披露。“キンクミ”の愛称で呼ばれた彼女は、女子プロゴルフ不遇時代を支えた功労者と言っていい。その美貌は今も変わらず、推定Dカップ美乳のスタイルのよさも“三十路ビキニ”で証明したわけだが、インスタでは〈9月3日でくみの日なので…〉と、自己アピールも忘れなかった。「アン・シネがセクシー衣装で『前へ、前へ』と出る積極的なタイプなら、キンクミは一歩引く奥ゆかしさがあった。それが“ビキニ公開”で一気に路線変更したということは、今後も大胆なセクシーショットが期待できるかもしれない。シブコブームで、普段ゴルフを報じないメディアも女子プロゴルフに注目するようになりました。従来の女子プロ界なら、新ヒロインに嫉妬し、イジワルをしていたと聞いていますが、今はそんな時代ではありません。シブコブームに便乗しようとしています。プロとして、自身に注目を集めようと、プロデュースしているんです」(同) 渋野は調整の一環で『ゴルフ5レディス』を欠場した。しかし、渋野不在で改めてシブコ人気の高さを再認識させたようだ。「テレビカメラ、取材陣、そして、会場の警備スタッフの人数が露骨に減りましたからね。『女子プロは面白いんだ』と印象づけるには、容姿だけでなくゴルフのプレーでも話題を作らないとダメということ」(ゴルフ専門誌記者) ツアー会場に集まる観客の大半は男性だ。それも、ゴルフを趣味にする玄人はだしばかり。プレーに関しては評論家然となる。当然、パワーでは男子に敵わない女子に物足りなさを感じてしまい、それが女子プロゴルフ人気を巻き起こせない要因の一つにもなってきた。「シブコが持ち歩く駄菓子にばかり注目が集まっています。長嶋一茂がテレビ情報番組で『ゴルフのことを質問しろよ』と発言したのは正論でしょう。でも、ゴルフに関係のない質問をすることで、選手の個性、人柄を伝え、それをきっかけにゴルフに関心を持ってもらいたいという意図もあるんです」(同) 渋野自身も一変した今の周囲の環境に戸惑っている様子。引き連れて歩く大勢のギャラリー、クラブハウスに移動する際の警備員の多さ、殺到するマスコミ取材…。全英女子オープンから帰国後は、まだ国内ツアーでの優勝はない。「彼女が好感を持たれるのは、サイン禁止の通達がギャラリーに出されていても“子どもならいいでしょ?”と膝をつき、同じ目線で話し掛けているところ。笑顔のハイタッチもそうです」(前出・スポーツ紙ゴルフ担当記者) もちろん、アン・シネや金田のお色気全開はゴルフファンだけでなく本誌読者も大歓迎しているはず。「いやいや、渋野もアン・シネらに負けていませんよ。彼女の身長は同じく165センチなうえ、ぷるぷるのEカップ巨乳ですからね。ショットでブルブル揺れる20歳のおっぱいはタマりません」(夕刊紙記者) 女子プロゴルフ界はセクシーさを兼ね備えた新時代に突入した。
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