スポーツ
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スポーツ 2019年10月17日 11時30分
DeNA、今年もオーストラリアで4投手が武者修行! ルーキー大貫はフル参加で2年目の飛躍に期待大
昨年からベイスターズが戦略的パートナーシップ契約を結んでいるオーストラリアン・ベースボールリーグの強豪チーム“キャンベラ・キャバルリー”への武者修行へ、今年はルーキーの大貫晋一、大型右腕・阪口皓亮、中継ぎ右腕・平田真吾と笠井崇正の4投手が挑戦することが明らかになった。 昨年は、今永昇太が参加し、無敵のピッチングを披露。これをきっかけに今シーズンは開幕投手に指名され勝利すると、一年通じてエースとして圧巻の活躍を見せた。 同じく、今シーズン中継ぎとして大車輪の活躍を見せ、10年目で覚醒した国吉佑樹は、オーストラリアで約3か月間フルに参加していた。この際には「オフシーズンに打者と勝負できる」と“野球漬け”になれることや、異国で様々な国のチームメイトと“ベースボール”を体感し「楽しむ」ことを再確認できたこと、洗濯や食事を自ら用意することで、普段は恵まれていたと体感した。また、車に轢かれたカンガルーを度々目撃するなど、普段できない体験で新鮮な驚きを感じるなどの様々なメリットがあり、それが今シーズンの活躍に繋がったと語っていた。 今回参加する大貫はただ一人、プレシーズンの始まる11月中旬から、年を越して1月末まで挑戦する。志願の理由は「慣れない環境で生活することで、人間的に大きくなる」と、精神面での成長と「今シーズンは先発として試合を作れなかったことも多かった。スタミナ不足と左打者への投球が課題」と、自身の欠点を分析した上で、「体力をつけることと、ウイニングショットの精度を高める」ことに目標を定めるとコメントした。 ルーキーながら開幕ローテーションを勝ち取った25歳の実戦派は、15先発で6勝を挙げたが、6月22日の楽天戦では、一死も取れずにKOされてしまうなどの試練も経験。ただ、9月24日の中日戦では、5回1失点と好投しチームの2位を確定させることに成功するなど、フィニッシュは良い形で締めくくった。 プロに入った最初のオフに、楽しみを捨て野球に没頭する環境を選んだ大貫。その高い志は、来季に向け大きな期待を抱かされる。取材・文・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2019年10月16日 22時30分
ライガー引退試合第1弾発表!藤波辰爾が14年ぶりに新日本復帰!
新日本プロレスは15日、都内のテレビ朝日で会見を行い来年1.4、1.5の東京ドーム大会で引退する獣神サンダー・ライガーの引退試合“第1弾”を発表した。 『レッスルキングダム14』1.4ドーム大会の「獣神サンダー・ライガー引退試合Ⅰ」では、獣神サンダー・ライガー&藤波辰爾&ザ・グレート・サスケ&タイガーマスク withエル・サムライ 対 佐野直喜&大谷晋二郎&高岩竜一&田口隆祐 with 小林邦昭というスペシャル8人タッグマッチが組まれた。1.5ドーム大会では「獣神サンダー・ライガー引退試合Ⅱ」(カードは後日発表)を行い、『NEW YEAR DASH』1.6東京・大田区総合体育館大会で、引退セレモニーを開催するという。 ドラディションの藤波は新日本の旗揚げメンバーで、かつては社長も務めていた。ライガーとは「ドラゴンボンバーズ」というユニットを結成するなど関係が深い。今年に入りライガーがドラディションに上がるなど、両団体にホットラインができていた。新日本には14年ぶりのカムバックとなる。 みちのくプロレスのサスケとは、新日本やみちのくのリングで闘い、タッグも結成したライバル。タイガーはみちのくから新日本に移籍し、ライガーとジュニアタッグ戦線で共闘してきた。サムライは8月に行われた武藤敬司プロデュース、プロレスリング・マスターズでサプライズ登場し、かつてのパートナー・ライガーと再会している。ライガーは復帰を求めたが本人が拒否したため、今回はセコンドにつく。 対戦相手の佐野は、現在のリングネーム佐野拓真ではなく、新日本時代、ライガーのライバルとして対峙していた頃の本名に戻して、古巣マットに登場。ゼロワンの大谷&高岩は、サムライ、ケンドー・カシン、金本浩二とともに90年代の新日ジュニアを支えてきたメンバーだ。ここに新日本の田口が加わり、ライガーのデビュー戦の相手である小林がセコンドで登場する。レフェリーは、ライガーとスーパーJr.で激闘を繰り広げた保永昇男が務める。新日本の選手が他団体に出場することはあるが、現在の新日本マットは基本的に他団体の選手を上げていない。今回はライガー引退というシチュエーションがOBたちを古巣にカムバックさせた形だ。 会見には、ライガーと藤波が出席。ライガーは今回のカードに関して「引退試合だから湿っぽくなるのもイヤだったので、ちょっと華やかに派手にいこうかなと。ボクがプロレスラーになるキッカケを作った藤波さんとか、ともに闘っていたサスケ選手とかまた新たにタッグを組めると。相手が大谷、高岩、そういったいわゆる、とんがっていたメンバー。そういった人たちとバチバチまたやれるっていうのはすごく楽しみです」と本番を心待ちにしている様子。 「正直、そんなにまだ実感はないんですけど、引退式ってなるとどうしてもみんなシュンってなりがちなので、そうじゃなく『オー、スゲー!』って試合で終われればなと思ってます」と意気込んだ。 藤波は「今回こういう形で1.4東京ドームに上がるキッカケを作ってくれたライガー選手に感謝したいと思います。自分自身がこの場にいて、長年いたこの新日本プロレス、そして今回この1.4に上がれることを、ホントに快く懐の深いところを見せてくれて、藤波辰爾をまたこの新日本のリングに上がる機会を作ってくれた新日本プロレスに対して、ホントに心から感謝を申し上げたいと思います」と感謝を忘れない。 「今、自分自身で久々に興奮というか緊張をしてますが、十数年ぶりに新日本のリングに立つとなると、違った意味で今回、特にライガー選手のパートナーってことで、とにかく足手まといにならないように、今一度コンディションを整えて、準備万端でリングに立ちたいと思います」と、久々の古巣参戦を喜んだ。 ライガーは引退発表会見の際に唯一、佐野の名前を出していた。今回のカードに佐野が入ったことは感慨深いようだ。「ボクが同期で入って、少し佐野さんの方が先輩になるんですけども、『絶対に負けたくねぇ』と思ってて、実は佐野さんもこの素顔のライガーにだけは絶対負けたくねぇ。お互いが常にそう思ってたっていうライバル関係。だから、最後のリングでもそういう気持ちがバチバチぶつかり合うと思うので楽しみですね」と永遠の恋人とも言われた佐野への思いを熱く語っていた。 1.5ドーム大会では「やりたいと思ってくれる選手なら誰でもいい」と特に意中の選手はいない様子。年内は「まだ闘ったことがない選手とやりたい」と口にした。14日の鈴木みのる戦でさらに闘争心が強くなったのではないだろうか。最終章のゴールは華やかなものになりそうだ。(どら増田)
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スポーツ 2019年10月16日 20時15分
巨人、“スキャンダル”が相次ぐワケは? 鈴木コーチの重婚疑惑報道で5年連続7回目「もはや毎年恒例」の声も
今シーズン一軍の外野守備走塁コーチに就任し、5年ぶりVを果たしたチームを支えてきた巨人・鈴木尚広コーチ。16日、その鈴木コーチが同日付で退団することを球団が発表し、各メディアが相次いで報じている。 報道によると、鈴木コーチは「一身上の都合」を理由に退団を申し入れ、球団もこれを了承したと伝えられている。ただ、各メディアによる退団報道の直後に『週刊新潮』(新潮社)が鈴木コーチに関するスキャンダルを報じており、これが退団の理由であるとされている。 同記事によると、鈴木コーチは現在妻と離婚訴訟中でありながら、家庭を持つ女性とW不倫の関係にあるとのこと。また、記事内ではタキシード姿の鈴木コーチとウェディングドレス姿の相手女性が一緒に映った写真が、“重婚写真”と銘打たれて掲載されてもいた。 電撃退団の直後に出されたこの衝撃のスキャンダルを受け、ネット上のファンからは「不倫相手と結婚式ごっこは頭悪すぎる」、「自分の不祥事で電撃退団とかとんだ迷惑野郎だ」、「これが事実だとしたら気持ち悪すぎるし、もう二度と球界に帰ってこないでほしい」といった批判が殺到。 一方、「また巨人関係者の不祥事か、これで何度目だよ」、「巨人関係の不祥事はもはや毎年恒例になりつつある」、「この球団のスキャンダル体質はいつになったら改善されるのか」といった呆れ声も多数見受けられた。 巨人関係者が大きな不祥事を起こすのは、今年5月に発覚した澤村拓一投手の「泥酔暴行」以来これが今年2度目のこと。『アサヒ芸能』(徳間書店)によって明るみとなったこの不祥事は、泥酔状態の澤村が面識のない一般人の首を締め上げたというもの。球団からの処分はなかったものの、「澤村はトレードという形でチームを追い出されるのでは?」とみる向きも強かった。 また、昨年以前を振り返ってみると、巨人周辺で不祥事が起こったのは今年で5年連続。いずれも選手が起こしたもので、2015、2016年は「野球賭博」(笠原将生、松本竜也、福田聡志、高木京介/高木は1年間の失格処分後に復帰、その他3名は契約解除)、2017年は「警備員に対する暴行」(山口俊/約3カ月の出場停止後に復帰)、2018年は「全裸動画の流出」(河野元貴、篠原慎平/両名とも約2カ月の出場停止後、同年シーズンオフに戦力外)、「窃盗事件」(柿澤貴裕/契約解除)と、毎年何かしらの不祥事に見舞われている。 ドラフト会議(17日)、日本シリーズ(19日開幕)を控える中起こった今回の一件。相次ぐ不祥事を受け、一部ファンからは「今までもみ消せたものがもみ消せなくなってきているのでは?」という際どい声も挙がっているが...。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2019年10月16日 19時15分
ダルビッシュ有が「条件付き」でグローブ&スパイクをプレゼント! その気になる条件は…
メジャーリーグ、シカゴ・カブス所属のダルビッシュ有投手が15日、Twitterを更新し、愛用しているモデルの新品グローブとスパイクを条件付きで3名にプレゼントすると明かした。 条件についてはYouTube概要欄を見てほしいと続けてツイート。ダルビッシュのYouTubeチャンネルを見てみると「指定する3名のYouTuberをチャンネル登録して、その証拠写真をダルビッシュ本人のTwitterにリプライ機能を使って送る」というものだった。 今回チャンネル登録するよう指定した3名は主にフォートナイトなど、ゲーム関連の動画を配信しているYouTuberたちだ。 ダルビッシュはゲーム好きとして知られ、今回チャンネル登録を指定した3名のYouTuberとも交流があり、フォートナイトのコラボ企画を行うなどしている。 ダルビッシュが最初に投稿した「今年使ったモデルの新品(グローブ)が出てきたのでプレゼントします!」とのツイートには16日午後7時現在、1.9万件のいいねが押され、「すごい欲しい」「絶対当選するぞ」「子供が欲しがってます」など続々とグローブやスパイクを欲しがるコメントが書き込まれた。 なお、ダルビッシュはこの条件を掲げた理由について、「動画を見てほしいからではなく、指定したYouTuberのチャンネルに飛びやすくするため」とTwitterで明かしている。他意はあるのかも気になるところである。 当選発表は2週間後とのことだが、果たして幸運は誰の手に渡るのだろうか。記事内の引用についてダルビッシュ公式ツイッターより https://twitter.com/faridyu
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スポーツ 2019年10月16日 18時00分
広島 黒田待望論とアニキ金本帰還
広島新監督に佐々岡真司投手コーチが決まった。 10月4日、秋季練習を統括していた広島カープの佐々岡真司一軍投手コーチが鈴木清明球団本部長と会談。球団事務所から出てきた佐々岡コーチは記者の「監督要請か?」なる質問に「ありました」と回答。「前向きに考えます」とも明言し、“ポスト緒方”は、あっさりと決着がついた。 「一部関係者が『早々に会見を』と話していましたが、今はCSの真っ最中。戦いが続く球団に失礼になるため、発表は17日のドラフト会議前になると見られていた」(ベテラン記者) しかし、球界のマナーを気にするような余裕はなかった。新体制が決定しても、広島ナインの士気、そしてファンの声は盛り上がりに欠けるのだ。 「監督待望論がいちばん強かったのは、“レジェンド”黒田博樹氏(44)。近年、優勝以外で最も広島ファンを熱くさせたのは、黒田氏がメジャーのオファーを断ってカープに帰還した時。『この球団で現役を終えたい』というカープ愛に溢れたコメントはファンを涙させた。振り返ってみれば、昨年オフに丸佳浩がFA流出して以降、2ケタ連敗、バティスタの禁止薬物、Bクラス転落と、ロクなことがない。どこかクールなイメージのある佐々岡新監督で大丈夫かと、ファンも懐疑的」(スポーツ紙記者) それだけではない。名二塁手の誉れ高い菊池涼介はメジャー志望を公言しており、’16年の最多勝右腕・野村祐輔や女房役の會澤翼、ベテランの松山竜平らがFA権を取得。佐々岡新体制が決定した時点では誰一人、残留が決まっていないのだ。 このように、広島は3連覇の功労者がこぞって退団する危険性を秘めている。チームの底上げが欠かせない現場では、こんな声も…。 「若手育成を急ぐという意味で“アニキ”こと金本知憲前阪神監督(51)の帰還も一部で囁かれました。二軍監督として迎え、若手を徹底的に鍛えるという意味です。金本氏の阪神指揮官としての再登板は、しばらく考えにくいですからね」(スポーツ紙記者) タテジマで連続試合出場記録を樹立し「トラの人」となったものの、年齢的に見て、金本氏が指導者となる道は古巣カープしか残されていないだろう。それが、たとえ二軍監督であっても、引き受けるのではないかというのが大方の見方だ。 「黒田氏がメジャーから帰還した頃、カープ投手陣は、配球の妙やマウンドを守る意義、勝利に対する執着心を伝授されており、その影響力は凄まじいものがありました。一方の佐々岡新監督は、今春のキャンプで『先発10人制』などの新プランを提唱したものの、目に見える効果は現時点で表れていません。アドゥワ誠らの若手育成に一役買っていたのは間違いありませんが」(同) 佐々岡新監督が最初に着手するのは、投手陣の再整備となるだろう。しかし、FA組の慰留に失敗すれば、波乱の船出となってしまう。 再建の道のりは険しい。
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スポーツ 2019年10月16日 17時49分
西武・辻監督CS敗退で「選手層の薄さ」を嘆き、チーム方針を急変? ドラフト指名選手の印象にも影響か
西武が育成枠を使い、ドラフト会議で選手を大量に指名する――。 そんなドラフトに関する情報が飛び込んできた。リーグ2連覇を果たしたものの、クライマックスシリーズ・ファイナルステージ(以下=CS)で「まさかの4連敗」を喫した埼玉西武ライオンズが三軍制の導入を決めた。CS終了直後だった。 確かに、辻発彦監督(60)は「選手層の薄さを痛感させられた」とこぼしていた。「CS4試合で32失点」という大敗が球団方針を急変させたような雰囲気だが…。 「CSを制したソフトバンクは、投打ともに選手層が厚く、リリーフでも好投手がたくさんいるので早めの継投が可能となり、実績十分の内川聖一に代打を送る大胆な選手起用も見せていました。エースの千賀滉大、球界を代表する強肩捕手の甲斐拓也は育成の出身(三軍)ですからね」(スポーツ紙記者) 今年7月、西武は12球団最大規模となる新しい室内練習場、トレーニングルームも併せ持った新選手寮を公開した。この時点では「選手育成のための三軍制導入」を決めていたのだろう。 しかし、気掛かりな点もいくつかある。選手の育成にはカネと時間が掛かる。その前に、近年指名した有望投手が活躍できていない現状を見直すべきだろう。 CSファイナル第2戦に先発した今井達也や、高橋光成、相内誠、渡邉勇太朗など高校球界で騒がれた好投手が主軸に育っていない。また、松本航、多和田真三郎、齊藤大将、田村伊知郎といった大学卒投手も、故障や不振でピリッとしない。“素材”は揃っている。彼らが成長できていない原因を突き詰め、育成ビジョンを見直したほうが「時間」も掛からないはずだ。 一部報道によれば、来季から巨人、広島にも移籍したプロ野球解説者・豊田清氏が投手コーチとして帰還するという。18年シーズン終了後に巨人コーチを退任し、今季は主に西武戦の解説を務めていたので、チーム状況も分かっているだろう。投手陣の再建は豊田氏、三軍は専任者が就くはずだが、アノ話が思い出される。 「西武は93年のフリーエージェント制度(以下=FA)以降、18人もの選手が退団しています。FA退団者の人数は12球団トップ。今オフも秋山翔吾、十亀剣の去就が注目されています」(前出・同) 令和の怪物・佐々木朗希(大船渡=3年)の目に、西武は魅力的なチームとして映っているのだろうか。 昨年、一昨年ともに西武は大学生投手を1位指名している。去る10月10日、西武は佐々木に球団方針などを説明する面談を行った。しかし、9月29日、渡辺久信GMは東京六大学戦を直接観戦している。お目当ては、「1年目から2ケタ勝利確実」と称される森下暢仁(明治大=4年)だ。 三軍制は決定したが、やはり、即戦力投手を補強したいというのがホンネのようだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2019年10月16日 17時00分
ウルグアイ選手が飲食店で“泥酔タックル” 台風直撃のラグビーW杯、「神対応」の国と格差浮き彫りに
熊本・熊本県民総合運動公園陸上競技場にて、13日に行われたラグビーW杯D組最終戦・ウルグアイ対ウェールズ。この一戦の後に、ウルグアイの一部選手が現地の飲食店で騒動を起こし、警察から事情聴取を受けていたことを地元メディアが報じている。 報道によると、試合後の14日未明に飲食店に入ったウルグアイ代表のグループのうち、2選手が泥酔し店内で暴れたとのこと。また、止めに入った従業員にタックルを見舞ってもおり、中には医療機関への受診を余儀なくされた従業員もいるとのことだが、現時点での詳細な被害状況は店側によって伏せられている状況だという。 ウルグアイはウェールズ戦で「13-35」の敗北を喫したが、既に予選敗退が決まっている状況の中、前半を「6-7」と1点差で折り返すなど、優勝候補の一角と目される強豪相手に大健闘。ネット上のファンからも「ウルグアイの健闘が光る試合だった」、「スコア以上に素晴らしい対戦になった」といった声が多数寄せられていた。 そのような試合の後に起こった今回の一件を受け、ネット上のファンからは「せっかくいい試合してたのに残念なニュースだ」、「負けた腹いせに一般人に八つ当たりはひどすぎる」、「下手したら死人が出ていたかもしれない危険行為だから、それ相応の処分が下されるべき」といった批判や失望の声が続出。 一方、「台風で最終戦が中止になっても、日本に残ってボランティアしてくれたカナダの選手たちを見習え」、「自分たちから申し出て、滞在先の住民と交流したナミビアとは雲泥の差」、「この2選手にはカナダ、ナミビア選手たちの爪の垢を煎じて飲ませたい」といったコメントも少なからず見受けられた。 ファンが言及しているカナダ、ナミビアの両国は、直接対決が組まれていた13日の最終戦(岩手・釜石鵜住居復興スタジアム)が台風19号の影響で中止に。お互いに今大会初勝利が懸かる一戦となるはずだったが規定により引き分けとなり、両国ともに予選敗退となった。 しかし、この両国は中止の決定に対して恨み節一つ言わなかった上、カナダは釜石、ナミビアは滞在先の宮古市で、それぞれボランティア活動や地元住民との交流会を自発的に敢行。 この模様を今大会の日本語版公式ツイッターが「(カナダ代表は)そのまま釜石の町に残り、ボランティア活動を行いました」、「台風の被害を受けた市民を元気づけたいと、ナミビア代表側から市に打診し(交流会が)実現しました」と報告したところ、ツイッター上では「試合中止を潔く受け入れるばかりか、被災地支援までしてくれるのは純粋にすごい」、「どちらの国も試合やりたかっただろうに、支援活動をしてくれて本当に頭が下がる」、「カナダもナミビアも本当にありがとう、ぜひまた日本に来てください」といった称賛が集まっていた。 大会最終戦後の立ち振る舞いがカナダ・ナミビアとは対照的であったことも、今回の一件に怒りの声が多く集まっている理由の一つなのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用についてラグビーワールドカップの日本語版公式ツイッターよりhttps://twitter.com/rugbyworldcupjp
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スポーツ 2019年10月16日 11時30分
オリックス、来季コーチングスタッフ決定! 小谷野氏が指導者で復帰
オリックスは15日、来季のコーチングスタッフを発表した。 一軍は、既に続投が発表されている西村徳文監督2年目の組閣において、高山郁夫投手コーチがヘッドコーチ兼投手総合コーチに就任。小松聖2軍投手コーチが1軍投手コーチに異動。風岡尚幸ヘッドコーチは内野守備・走塁コーチに戻った。また現役時代、ファンに絶大な人気を誇っていた後藤光尊2軍内野守備総合コーチが1軍打撃コーチに異動している。田口壮野手総合兼打撃コーチ、平井正史投手コーチ、佐竹学外野守備・走塁コーチ、鈴木郁洋バッテリーコーチ、別府修作ブルペンコーチは続投となった。 今季から中嶋聡2軍監督が就任し、若手選手に好評な育成改革に乗り出したファームだが、中嶋監督は続投。今季引退した岸田護氏が2軍投手コーチに就任。2015年から2018年までオリックスで活躍し、引退直後の今季は楽天の1軍打撃コーチを務めていた小谷野栄一氏が2年ぶりに今度は指導者として、オリックスにカムバック。ファームの打撃コーチとして、日本ハム時代から旧知の中嶋監督のもとで、手腕を発揮する。また、日本ハムのプロスカウトだった高口隆行氏も内野守備・走塁コーチとして、オリックスに移籍。由田慎太郎スコアラーは外野守備・走塁コーチとして入閣した。小林宏投手コーチ、齋藤俊雄バッテリーコーチは続投。育成や舞洲残留組を指導する三輪隆バッテリーコーチは育成統括コーチに、辻竜太郎育成コーチは打撃コーチに異動。酒井勉氏は引き続き育成コーチを務める。 また、ダルビッシュ有の専属トレーナーを務め、今季から中嶋監督と二人三脚で選手の管理をしてきた中垣征一郎氏はパフォーマンスコーチ兼コーチングディレクターに就任した。 オリックスのOBに加えて日本ハム色が強くなったが、これは長年日本ハムにも籍を置いていた福良淳一GM兼編成部長の意向が強く反映されているのは明らかだ。小谷野コーチは福良GMを師と仰いでいるだけに、自然な流れのようにも見えるが、小谷野コーチは昨年の引退会見で、「オリックスファンの皆さんは少し待っててください」と、いつか戻って来てオリックスに恩返しをしたい旨を示唆していただけに、福良GMの存在はもちろんのこと、ファンとの約束を果たすために戻って来たと言ってもいいだろう。現役時代から後輩選手とともに自主トレを行っており、小谷野コーチを慕う選手は現在もチーム内には多い。今年、楽天を3位に押し上げた実績を持ってオリックスに戻って来るのはファンにとって、嬉しい限りだろう。 新体制は、11月の秋季キャンプおよび秋季練習から本格始動する。(どら増田)
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スポーツ 2019年10月16日 06時30分
「プロレス界のために」新日本1.4ドームのメインはオカダ対飯伏IWGP戦決定!
新日本プロレス『キング・オブ・プロレスリング』▽14日 東京・両国国技館 観衆9,573人(満員) 8月の『G1クライマックス29』を制し、来年1.4の東京ドーム・IWGPヘビー級選手権挑戦権利証を手に入れた飯伏幸太と、今年4月にジェイ・ホワイトを破り、IWGPヘビー級王座を奪還したオカダ・カズチカ。G1が終わってから、飯伏はG1で敗れたKENTAと、オカダはG1最終戦のタッグマッチでフォールを奪われた鈴木みのるとそれぞれ防衛戦を行い勝っている。14日の国技館は東京ドーム大会前最後となる防衛戦だ。飯伏はKENTAと同じく、G1で敗れたEVILと、オカダもG1で唯一敗れたSANADAとの防衛戦が組まれた。 まず、セミファイナルで飯伏がEVILと対戦。EVILの規格外のパワフル殺法にこの日も苦しめられた飯伏だが、終盤になると飯伏もパワーでEVILと打ち合いを展開して突破口を開くと、カミゴェ2連発が決まり防衛に成功。1.4ドーム大会メインイベントの青コーナーに向けて、歩を進めた。 続いてオカダがSANADAと対戦。SANADAの執拗なSkull End地獄に苦しんだオカダだったが、ラウンディングボディプレスの2発目を膝で迎撃すると潮目が変わる。それでも粘るSANADAに、最後はレインメーカーを決めてカウント3。オカダが36分21秒の死闘を制した。試合後、ライバルと認め合うオカダと、涙を流したSANADAは初めて握手をかわした。 「東京ドームのメインイベント決定だよね?飯伏幸太!出て来い!」 SANADAが去り、マイクをつかんだオカダはこのように絶叫した。挑戦権利証のアタッシュケースを持って現れた飯伏は「オカダさん、おめでとうございます」と称えると「僕にはインターコンチと、そのIWGPヘビー級のベルトが必要なんです。いつまでもあなたじゃ、面白くないでしょ。僕の挑戦、受けてもらっていいですか?」とオカダに問うた。 飯伏、IWGPインターコンチネンタル王者のジェイ、内藤哲也はIWGPヘビー級とインターコンチの2冠を目指しているが、オカダは「金メダルを持ってるのに銀メダルも欲しいと言ってるようなもの」と否定的なスタンス。「何が2冠だこのヤロー!IWGPもオカダ・カズチカもそんなに安く売ってないから!まずはそこを勝ってから2冠と言いなさい!東京ドーム、かかって来い!このヤロー!」と応えた。 カード決定を受けてインタビューブースに現れた飯伏は「これはすごい試合になりますよ。プロレスの可能性をもっと世の中に(広げる)ために必要なんです」とコメント。最後にリング上で「2020年の東京ドームは超満員にします!」と断言したオカダは「満員じゃなくて僕が目指してるのは超満員」と前置きした上で「プロレスを新日本プロレスを知ってもらうことが第一だと思うので、闘いだけじゃなく、しっかりプロレス界が盛り上がることをやっていきたい」と口にした。 オカダは他スポーツとも比較した。「プロレスを好きな人が『プロレスすごいでしょ』と。今ラグビーも盛り上がってますし、バレーボール、体操、陸上もやってたりする中で、僕たちも盛り上がりを見せていかなきゃいけない」と気を引き締める。 「負けたままは悔しいので、プロレスの底力を見せたい。ラグビーはテレビやネットでも盛り上げられてるし、ラグビー知らない人でも『どっちが勝つんだろう?』ってなるわけじゃないですか。そこはプロレスも知らない人がいるというのは悔しいですし、そこは負けてられないなと。ラグビーからは刺激をもらってます」と語り、東京ドームを超満員にして世間にプロレスを広げていく考えを明らかにしている。 飯伏は2冠という目標を、オカダは超満員という目標をそれぞれ抱えた。プロレス界のために盛り上げていく気持ちは同じだ。来年は1.4の翌日に1.5ドームも控えているが、オカダは「そこでも防衛戦をしてもいい」と語っている。もちろん2日連続で超満員にするつもりだ。1.5ドームに関しては今後の展開が気になるが、ひとまず1.4ドームの柱は決まった。まずはオカダと飯伏による1.4ドームに向けた闘いに注目だ。(どら増田 / 写真・藤井ギダイ)
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スポーツ 2019年10月15日 22時30分
プロレスラー世界遺産 伝説のチャンピオンから未知なる強豪まで── 「真壁刀義」実は苦労人の暴走キングコング
今やスイーツ評論家として、あるいはNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』にも重要な役回りで出演した俳優として、芸能活動が目立つ真壁刀義。その一方でプロレス界においては、いわゆる冬の時代を支えてきた新日本プロレス復興の立役者でもある。※ ※ ※ 2017年3月、テレビ朝日系で放送された『史上最高のプロレスラーランキング』。そのトップ20に真壁刀義がランキングされたことに、首をひねった昭和のファンは多いだろう。 「テレ朝が放送する新日本プロレスの現役トップ、棚橋弘至やオカダ・カズチカが下駄を履かされて上位にランクされるのはやむを得ないが、真壁なんてスイーツ大好きのバラエティータレントじゃないか」 「本家のブルーザー・ブロディがランク入りしてないのに、なんでモノマネの真壁が…」 ちまたではそういった声が多く聞こえ、18位のハルク・ホーガンと20位のアンドレ・ザ・ジャイアントに挟まれての19位という、並びの強烈さも違和感をいっそう際立たせてしまった。 だが、長らく新日を応援し続けてきたファンからすると、「真壁は当然のランクイン」「むしろ棚橋やオカダよりも上位でいい」との声もあるぐらいなのだ。 「新日の低迷期、いわゆる“冬の時代”を支えてきたのが棚橋と中邑(真輔)、そして真壁でした。中でも、対インディーのハードコア路線などで体を張ってきた真壁に対するファンの信頼は厚く、ヒールの立場でありながら高い支持を受けているのです」(プロレスライター) そのあたりの事情を知らないと「強面のスイーツ好きとしてテレビに出て名前を上げた」と勘違いされそうだが、話は逆で「真壁の人気が高まったからこそテレビに呼ばれるようになった」というのが実際のところなのである。 時系列的には、2006年ごろからアパッチプロレス軍やゼロワンMAX、アメリカのTNAなどと抗争を繰り広げていた真壁が、2009年にG1クライマックスで初優勝し、2010年にIWGP王座を初戴冠、2012年に“スイーツ真壁”として日本テレビ系『スッキリ!!』に初登場という流れになる。 真壁は1996年の入門で、同期にはアマレスで全日本選手権を2度制した藤田和之がいた。一方の真壁は学生プロレス経由でアマ実績もないため、まったく期待されるような存在ではなく、長らく前座、中堅の座に甘んじていた。 天然パーマでゴツい顔面という容貌を活かしてヒールに活路を見いだそうとするも、’05年にアキレス腱を断絶。プロレス自体の人気が低迷していた時期ということもあり、一度は本気で引退を考えたという。★G1の決勝戦が真壁コール一色 転機となったのは故障から復帰した2006年。当時、新日がエンタメプロレスのブランドとして打ち出していた「レッスル・ランド」に、“解き放たれたゴリラ”の異名で登場したことだった。ゴリラは真壁の外見に由来したものだが、そこからキングコングを想起して、ブルーザー・ブロディのごとく鎖をトレードマークとし、入場曲にもブロディの『移民の歌』を採用した。 エンタメのリングで演じるぶんには特に問題とはされなかったが、真壁はこれを通常の試合でも続けた。フィニッシュにはトップロープからのニードロップを使うようになり、その技名に“キングコング”と冠するようになると、一部ファンからは批判の声が上がり始める。 「背丈なども含めたスケール感で本家に遠く及ばない真壁が、ブロディを真似るのは冒とくだというわけです。しかし、そんな批判に臆することなく、真壁はこれを貫き通しました」(同) やがて、ヒールとしての全力ファイトが徐々にファンからも認められるようになり、いつしか真壁は一身に応援を受けるまでになっていた。「その集大成ともいえるのが2009年のG1クライマックス決勝戦。相手は入団時からエース候補としてもてはやされながら大きな結果を残せず、ヒールに転向してからもどこか中途半端な状態でいた中邑。この試合で場内は、本来ヒールであるはずの真壁へのコール一色に染まったのです」(同) 翌2010年にはその中邑の顔面に、コーナートップからのキングコング・ニードロップを食らわせてピンフォール勝ちを収め、IWGP王座を奪取する。 一方、真壁に敗れた中邑は、その後、ヒールともまた違った“クネクネ&イヤァオゥ!”の独自スタイルで復活することになる、そうしてみると真壁は、今やWWEスーパースターとなったシンスケ・ナカムラの生みの親とも言えようか。 決して才能に恵まれていたわけではなく、体格やルックス、バックボーンにも秀でたものはない。平凡なレスラーで終わってもなんら不思議のなかった真壁が、己の信念を貫くことでトップに立ち、大きな喝采を得ることになった。これもまたプロレスというジャンルの面白さであろう。***************************************真壁刀義(まかべ・とうぎ)1972年9月29日生まれ。神奈川県相模原市出身。身長181㎝、体重110㎏。得意技/キングコング・ニードロップ。文・脇本深八(元スポーツ紙記者)
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