スポーツ
-
スポーツ 2019年09月15日 22時30分
那須川天心「世界」の称号をかけて9.16運命の志朗戦!天心の東京五輪は開幕するか?
「追う者は強いと言いますけど、自分は常に未来を追ってますから」 キックボクシング団体RISEのビッグマッチ『RISE WORLD SERIES 2019 Final Round』(16日 千葉・幕張メッセ イベントホール大会)で開催される「RISE WORLD SERIES -58kg級世界トーナメント」決勝戦、志朗戦を前に37戦37勝の“神童”那須川天心は、この一戦について、このように話している。 志朗とは、ジュニア時代から不思議なぐらい“手合わせ”をする機会がなかった。志朗は「もう縁がないんじゃないかなと思った」と笑っていたが、天心が提唱して実現した“世界一”の冠がついたトーナメントの決勝という最高の舞台で、初対決が実現することになった。 「予想はしてましたよ。彼は強い」 天心の実父でTEAM TEPPEN那須川弘幸会長は、タイを拠点に活動していた志朗が勝ち上がって来ることは“想定内”だったことを明らかにしており、準備は万端だ。志朗もボクシングの練習に励み、天心の試合の映像を毎日見るなど、入念な対策と研究、そしてイメージトレーニングをすることで、天心を「丸裸にしたい」考えだ。ファンの間からも「今度こそわからない」という声が出たり、志朗の天然さが人気に繋がっており、期待値も高まっている。 だが、「格闘技を盛り上げたい」とトーナメントの先を見据えている天心にとっては、「そういう選手に負けるわけにはいかない」という思いが強い。そんな中、8日に「日本の格闘技はもっと焦らないと駄目だ」とSNSで発信し、大きな反響を生んだ。これは現地時間7日にアラブ首長国連邦のアブダビで開催された『UFC242』でベラル・ムハマッドに敗れた佐藤天の試合を見て反応したことで、このニュースを知った佐藤も「ここまで考えている那須川天心選手を尊敬する」と発信している。天心は今回のトーナメントに優勝したとしても本当の「世界一」にはならないことを認識しているが、「世界」の称号を手に旅立つ“切符”は得られると考えているようで、本来なら今回のトーナメントの決勝で当たる構想を描いていた“宿敵”ロッタン・ジットムアンノンなど、世界の強豪たちと「日の丸」を背負って闘うことで、格闘技を広めていきたいのではないだろうか。 「聖火ランナーやりたいですね」 これは先日、天心がふと漏らした言葉。2020年の東京はオリンピックイヤー。日本人が世界の強豪を相手にメダル奪取を目指していく。天心の中にある“東京オリンピック”を開幕させるためにもトーナメント優勝は不可欠である。(どら増田)
-
スポーツ 2019年09月14日 17時30分
新日本アメリカ東海岸3連戦にロッポンギ3K、ロックンロール・エクスプレス参戦!
新日本プロレスが米ボストン、ニューヨーク、フィラデルフィアの東海岸3都市をめぐる『FIGHTING SPIRIT UNLEASHED』(現地時間9月27〜29日)の第2弾参加選手が発表された。 既に、棚橋弘至、飯伏幸太、オカダ・カズチカ(27、28日のみ)、石井智宏、後藤洋央紀、YOSHI-HASHI、内藤哲也、EVIL、SANADA、鷹木信悟、BUSHI、ジェイ・ホワイト、タマ・トンガ、タンガ・ロア、KENTAの出場が決定している。 今回はロッポンギ3KのSHO、YOH、ロッキー・ロメロ、鈴木軍のランス・アーチャーの参戦を発表。そしてサプライズとして、WWE殿堂入りを果たしているレジェンドタッグチーム、ロックンロール・エクスプレスのリッキー・モートン、ロバート・ギブソンが登場すると決定した。 ロッポンギ3KのSHO、YOH、ロッキーの3選手は8月の『スーパーJカップ2019』に続いてのアメリカ大会参戦。Jカップでは、シングルプレーヤーとして出場したが、今回はトリオでの闘いや、CHAOS勢とのタッグが期待される。 アーチャーはダラスで7月に行われた『G1クライマックス29』開幕戦以来のアメリカ大会出場。ダラス大会では“鉄の爪”フリッツ・フォン・エリックやそのファミリーが得意としていたアイアンクローならぬEBDクローを引っさげて凱旋。ウィル・オスプレイから3カウントを奪っている。 今回サプライズ発表されたロックンロール・エクスプレスのリッキー・モートンとロバート・ギブソンは、なんと今回が新日本初参戦。1985年ごろからジム・クロケットJr.がプロモートしていたNWAミッドアトランティック地区に転戦すると、キャラクターの強いタッグチームが数多く生まれた。特にミッドナイト・エクスプレス(ボビー・イートン&デニス・コンドリー)との抗争はミッドサウス時代からドル箱カード。日本でも当時テレビ東京のレギュラー番組だった『世界のプロレス』で放送され、ザ・ロード・ウォリアーズとともに来日前から日本でも人気があった。 日本ではクロケットのルートから新日本ではなく、1988年に全日本プロレスに初来日。アジアタッグ王座に挑戦したり、アメリカでは実現不可能だったブリティッシュ・ブルドッグス(ダイナマイト・キッド&デイビーボーイ・スミス)と対戦している。 NWAが世界最高峰と言われていた時代のNWA世界タッグ王座を4度獲得した他、タッグタイトルは数え切れないほど獲得している。クロケットと決別し、NWAからAWAに移籍したものの、AWAにアメリカ3大団体(NWA、AWA、WWF=現WWE)と言われた頃の勢いはなく、クロケットと和解し、クロケットが設立したWCWに参戦。クロケットがWCWを身売りすると、そのままクロケットが旗揚げしたSMWを経て、AWAの流れをくむUSWAに転戦。1996年には日本のFMWに来日し話題となった。その後、WCWとWWFを行き来していたが、近年はアメリカのインディー団体に参戦し、オールドファンを喜ばせているという。 バレットクラブのチェーズ・オーエンズは、リッキー・モートンが自身の師匠であると以前のインタビューで公言しており、今後の展開も気になるところだ。 ロックンロール・エクスプレスは新日本の公式動画で「やあ、みんな!新日本プロレスについての発表がある。俺たち、ロックンロール・エクスプレスが『FIGHTING SPIRIT UNLEASHED』に出場するぞ!9.27ボストン、9.28ニューヨーク、9.29フィラデルフィアをロックンロールに染め上げてやるよ!絶対に見に来いよ!」と力強いメッセージを寄せている。見た目も“あの頃”と変わっていない。初めての“ニュージャパン”にロックンロールを吹き込んでくれるはずだ。(どら増田)
-
スポーツ 2019年09月13日 20時21分
日本ハム・田中、楽天ファンの粋なサプライズに感涙 スタンド一体の感動風景に「こういうファンが増えてほしい」の声
東京ドームを舞台に、12日に行われた日本ハム対楽天の一戦。この試合中に楽天ファンが見せた行動が、ネット上のファンの間で話題となっている。 現在の本拠地は札幌ドームだが、1988年から2003年までは巨人と共に東京ドームを本拠地としていた日本ハム。この日は19年前の9月12日に同球場で一軍デビューを果たし、今シーズン限りで現役を引退する田中賢介の東京ラストゲームだった。 試合前のセレモニーに臨み、そのまま「6番・指名打者」でスタメン出場した田中。同選手が打席に入るごとに、日本ハムファンはもちろん、楽天ファンも共にそれぞれのスタンドから大声援。7回裏に日本ハムの応援歌が流れる最中には、「おつかれさま田中賢介 いくつもの輝く瞬間忘れない」という文字が入ったお手製のプラカードを楽天側スタンドで掲げる楽天ファンも中継画面上に映し出された。 また、日本ハムファンの1人が「この光景を忘れない」という旨の文章と共にSNSに投降した画像では、試合終了後もスタンドに残り、田中の名前が入ったピンク色のタオルを広げ続ける楽天ファンが複数人いたことも確認できた。 もうすぐユニフォームを脱ぐ田中に敬意を表した楽天ファン。これを受けてネット上には、「他チームなのに賢介さんを応援してくれてありがとう」、「リスペクトに溢れてて感動した」、「こういう人たちがもっと増えればいいのになあ」といった声が数多く寄せられている。 ここ最近の球界では、一部ファンが選手に敬意を欠いた行動を働く事例が頻発している。例えば、今月6日のソフトバンク対ロッテ(ヤフオクドーム)では、この試合で2つのエラーを犯したロッテ・マーティンに対し、ソフトバンクの私設応援団が「いいぞ、いいぞ、マーティン」などとコール。 また、先月29日の巨人対広島(東京ドーム)では、試合前に観客が広島・長野久義に対し「どうせ打てないでしょ、2割だから」、「みんな拡散しろ拡散しろ、長野が2割だってよ」といったヤジを浴びせてもいる。こうしたファンの節度のない言動が相次いでいることもまた、今回の一件が多くの感動を呼んでいる理由かもしれない。 試合後のヒーローインタビューで、目を潤ませながら「最後の打席の声援は、二度と忘れることのないような声援だった」と語った田中。両軍ファンが一体となった“リスペクト”は、田中の元に確実に届いたようだ。文 / 柴田雅人
-
-
スポーツ 2019年09月13日 19時00分
秋山成勲と岡見勇信『ONE』イベントに登壇「欧米にはないスタイル」と熱弁!
9月11日、『ONE Championship』が日比谷パークフロントにてファン参加イベント『OFFICE DE TALK LIVE』(オフィス・デ・トーク・ライブ)を開催し、秋山成勲、岡見勇信らが登壇した。 同イベントは、10月5日&6日に開催される「ONEマーシャルアーツ・ファン・フェス」に先駆けて、『格闘技とeスポーツのフュージョン(融合)』をテーマに掲げた実験的なトークイベント。『ワンチャンピオンシップ株式会社』代表取締役社長の秦アンディ英之氏は、「運営、メディア、スポーツのノウハウがある私たちが、eスポーツの可能性を目指し、次世代のeスポーツのヒーローを多く発信したい。今後の相乗効果として盛り上げたい」と意気込みを語った。 イベントで秋山は、「(岡見とは)同世代で、お互いにうまく相乗効果で歴史を作ってきた。最終的に自分を信じてリングに立って、実力を普通に出せば勝てるし、チャンピオンになる実力がある。自分もそれを目指し頑張る」と意気込んでみせた。 すると岡見も「(秋山とは)同じ舞台で一緒に戦ってきて、常に意識する。一緒の練習は一番緊張感がある。秋山さんが試合をするときは気にかかる。それが10年以上続いて。最高の舞台で秋山さんとあいまみえる舞台がうれしいですね」と期待を口にした。 また、“ONEチャンピオンシップ”について聞かれると、岡見は、「その国のヒーローを作っている。欧米にはないスタイル。熱狂的な応援がある」と分析。秋山も、「観客の目線が違う。これからを期待している目が多い」とその特性を説明した。 10月13日に「ONE100 Century」でアギラン・タニと対戦する岡見。「1、2戦と皆さんにご心配をかけたことを感じている。もう覚悟は決まってテクニックを度外視し、アギランに真っ向勝負し、それで勝てると思っています。過去はベストファイトだと思って負けました。次のONEで見せつけたいと思います」と、ONEでの初勝利に自信をのぞかせた。
-
スポーツ 2019年09月13日 17時30分
メイウェザーが来日会見、台風15号の被災者に1万ドルを寄付!年内に日本大会開催を目指す!
元プロボクシング5階級王者のフロイド・メイウェザーJr.が13日、東京・中央区日本橋のTMTジャパン本社・会議室で緊急来日記者会見を行った。TMTジャパンとトラストライン株式会社との提携や、メイウェザー本人がプロデュースしサプリメントを開発すると発表。10月19日から来年1月にかけて東京・後楽園ホールで開かれるボクシング興行『KNOCKOUT DYNAMITE』にメイウェザーが協力するとあって、会場には多くの報道陣が集まった。 会見にはメイウェザーの他、日本でメイウェザーをマネージメントするTMTジャパンの大柴晢代表取締役、徳弘浩平CMO、元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者の内山高志、大貫ボクシングジムの瀬端幸男会長が出席した。 『RIZIN.14』(昨年12月31日、さいたまスーパーアリーナ)で那須川天心と、ボクシングルールによるエキシビションマッチを行い1R2分19秒でTKO勝ちを収めたメイウェザー。この日は予定より20分遅れて会場に到着。会見ではトラストラインがメイウェザー、TMTジャパンとアジア圏における独占のライセンス契約を締結したことを発表。今後はトラストラインが窓口となり、メイウェザーをプロモートしていく。TMTジャパンのCMOに就任したトラストラインの徳弘会長は、「アジアにおけるTMTブランドを広めていきたい」とコメント。表参道周辺にTMTのオフィシャルショップを出店する構想もあるという。 メイウェザーは、「また日本に戻ってこられてうれしい。昨年の試合は大成功だった。次のレベルに進みたい。サプリメントにも力を入れたいし、コンサートも日本でできたらと思っている。ジャスティン・ビーバーとかね」と、ボクシング以外の事業を日本やアジア圏で展開する意欲も見せている。 また六本木のバーを貸し切り、「参加費100万円」で開く『メイウェザーとプライベート昼食会』(16日)だが、抽選で有料15名、無料2名という定員の中、募集からわずか9日間で1,577名(うち有料申し込み32名)の応募があったという。 もともとこの売上金はこどものホスピスプロジェクトに寄付することになっていたが、徳弘CMOの話を横で聞いていたメイウェザーは、懐からなんと1万ドルの札束を取り出して、徳弘CMOに渡すと、「台風15号の被災者に寄付したい」と申し出た。メイウェザーは災害をニュースで知り、心を痛めていたそう。今回の売り上げに加え、メイウェザーが渡した1万ドルが被災地に寄付されることになった。 5Rのボクシング興行『KNOCKOUT DYNAMITE』にも全面的に協力するというメイウェザーだが、TMTの主催興行について「タイミングが合えば記録に残らない試合はやりたい」と、天心戦のようなエキシビションマッチにも意欲を示している。徳弘CMOも「東京オリンピックの関係で会場を探しているところ。もちろん、年内に開催したい気持ちはあります」と語り、会場が見つかれば年末に開催することを明らかにした。対戦相手についても「みなさんが思っている以上のビッグネームも候補に挙がっている」そう。エキシビションならではのドリームマッチが日本で見られるのか?TMTジャパンの手腕に期待したい。(どら増田)
-
-
スポーツ 2019年09月13日 12時20分
RKB櫻井アナ、ホークス優勝宣言「だって西武の打線が…」 ファン激怒に謝罪もツイッター大炎上
RKB毎日放送の櫻井浩二アナウンサーのツイッターが炎上している。 事の発端となったのは、櫻井アナが12日に発信したツイート。この日、福岡ソフトバンクホークスと埼玉西武ライオンズの試合がメットライフドームで行われていたが、3-2でホークスが勝利。その前日に首位に立っていた西武だったが、一夜でホークスに順位を譲ることになってしまった。 この試合結果を受け、主に福岡ソフトバンクホークス戦のプロ野球中継を担当している櫻井アナは「これで2年ぶりのリーグ優勝は決まりましたね」と、まだ決定していないのにも関わらず、あたかもホークスの優勝が決定したかのようなツイートを投稿。さらに、「だって、西武の打線が…」と言葉を濁らせ、ハッシュタグでも「ホークス2年ぶりリーグ優勝」と記していた。 この投稿に野球ファンからは、「まだ決まってません!」「西武を侮辱するようなことを言わないでください」「メディアの人間なのによく球団を馬鹿にするような発言ができますね」といった批判の声が殺到する事態に。櫻井アナは翌13日に再びツイッターを更新し、「昨晩、あたかもホークスの優勝が決まったかのような書き込みをしてしまいました」と触れ、「ライオンズ、ホークスファンをはじめ、全国のプロ野球ファンのみなさまに不快な思いをさせてしまいました」と謝罪。ツイートは削除したとした。 「しかし、櫻井アナが謝罪したのは『不快な思い』をさせたことについて、西武を侮辱するような発言については触れなかったことから、西武ファンの怒りをさらに煽った形に。謝罪ツイートにも『まず馬鹿にしたことを謝ってください』『優勝云々のくだりより西武の打線をバカにしたくだりに対しての謝罪をしてくれませんか?』『ファンだけでなく球団にも謝罪するべきでは?』という非難が集まり、炎上状態となっています」(芸能ライター) 公平であるべきアナウンサーとしてのあまりに軽率すぎる発言に、野球ファンからの怒りが殺到した形となっていた。記事内の引用について櫻井浩二公式ツイッターより https://twitter.com/rkbins
-
スポーツ 2019年09月13日 11時30分
巨人・原監督、優勝目前でまさかの「丸外し」!? 選手時代の”前例”もポストシーズンの判断基準となるか
原辰徳監督(61)が丸佳浩(30)をスタメンから外すことも考えるかもしれない。 マジックナンバーが再点灯したものの、苦しい展開の試合が続いている。マジック再点灯に成功した翌日(9月11日)、後半戦の実質的なエースと言っていい桜井が「4回5失点」と炎上し、大敗を喫した。12日は勝利したものの、「大丈夫なのか?」と5季ぶりの優勝を懸念する声が絶えない。 プロ野球解説者の大半は「優勝はほぼ決まりでしょう」と予想していた。同時に、原巨人の真価が問われるのは優勝した後、つまり、クライマックスシリーズ(以下=CS)と日本シリーズのポストシーズンマッチになるとの指摘もある。 「広島が3位を確保しそうな雰囲気です。このまま行けば、CSファーストステージで広島と2位DeNAが戦い、その勝者が巨人と対戦します。対広島で5年連続負け越しを喫した巨人とすれば、『広島とやりたくない』の心境でしょう」(スポーツ紙記者) それだけではない。丸というと、どうしても昨年の日本シリーズを思い出してしまう。丸は25打数4安打と大不振だった。セ・リーグMVP、打線のポイントセッターである丸を封じ込めたソフトバンク・バッテリーの研究によるものだが、今季の交流戦でも打率2割8分8厘と、パ・リーグの各投手に対し、あまり高い数字を残していない。 広島に詳しいプロ野球解説者がこう言う。 「昨季の日本シリーズでは、丸は完全にタイミングを外されていました。今シーズンですが、広島バッテリーは『丸がどの球種を待っているのか』を考えながら、配球をしています。元同僚なので性格面はよく分かっています」 丸の対広島の打率は、2割6分7厘。シーズン通算では3割0分0厘(9月12日時点)だから、「古巣との対戦は苦手」と見るべきだろう。 丸は巨人打線を牽引してきた中核バッターだ。彼がいなければ、今日の優勝争いはなかったと言っていい。 しかし、CSで苦手の広島とぶつかる可能性が高く、日本シリーズでソフトバンクと再戦する可能性もある。原監督は丸の打順を下げるか、スタメンから外す選択を迫られる時もあるのではないだろうか。 日本シリーズで原監督を語る上で、巨人ファンが真っ先に思い出すのが、1989年だろう。第5戦目、19打席目で出た初安打が満塁ホームラン。自身の前でバッターが敬遠される屈辱も味わった。短期決戦で第4戦まで「ヒットなし」なら、スタメンから外されても文句は言えないはずだ。我慢した藤田元司監督(当時)も立派だが、仮に、丸が短期決戦で苦しんだとしたら、原監督はどうするのだろうか。尊敬する藤田氏の選択に倣うのでは? いずれにせよ、マジックナンバー再点灯後も苦しい試合が続いているため、「CS、日本シリーズでの巨人不利」を予想する声は少なくない。(スポーツライター・飯山満)
-
スポーツ 2019年09月12日 22時30分
日本行きはもはや「都落ち」ではない! 巨人・クックらメジャーリーガーがNPB入りを希望する理由
「クックが先発登板したって、本当かい?」 巨人のライアン・クック(32)が先発起用されたのは、9月10日だった。4回途中で降板、「次も使う」なる首脳陣の言葉からして、合格点が付けられたようだが、米国の野球取材者は彼の先発転向にかなり驚いていた。 繰り返しになるが、クックはクローザーを予定して獲得した選手だ。しかし、故障と「牽制やクイックモーションを重要視する日本のスタイル」に馴染めず、二軍での調整が長く続いていた。 「クックは『第2のマイコラスになる』と、米国では位置づけられていました。クックは背中の広背筋の怪我、トミー・ジョン手術で右肘にメスを入れるなどし、2016年シーズンから18年途中まで、マイナーで調整程度の登板しかしていません。日本で復活し、レベルアップもして、いずれ、メジャーリーグに帰ってくると…」(米国人ライター) マイコラスは15年から3季、巨人に在籍したピッチャーだ。昨季、メジャーリーグ・カージナルスに復活し、いきなり、最多勝のタイトルも獲得した。巨人移籍前はマイナーとメジャーを行き来する程度だったが、日本の水が合ったのか、「メジャーでも通用する先発投手」に成長した。 「クックは昨年、マリナーズで19試合に登板しましたが、ストレート、変化球ともに故障前とは程遠いものでした」(前出・同) 巨人と契約した18−19年オフ当時、クックのもとには複数のメジャー球団が条件提示をしてきたが、「マイナー契約で様子見」というものばかりだった。「主力投手として扱う」としたのは、巨人だけ。クックとその代理人は巨人を選択したのだが、その理由は、単にマイナー扱いの屈辱を避けたからではなかったという。 「ひと昔前、日本の球団と契約することは『都落ち』のイメージも確かにありました。でも、今は違います。日本はWBCでの優勝が2回、その日本の球団から誘われたのだから、若い選手はプラスに捉えています」(前出・同) マイコラス以外にも、コルビー・ルイス(元広島)、ライアン・ボーグルソン(元阪神、オリックス)などが米球界帰還後に成功を収めている。 「クック自身、先発転向はチャンスだと思ったのでは? 日本でもクローザーとしてはイマイチ。メジャーに帰還できたとしても、30代なので高額年俸は望めず、セットアッパーが限界だったかもしれません。先発投手になれば、クローザーとは異なる好条件も見込めます。米球界では先発投手のほうが高額年俸を勝ち取りやすいので」(プロ野球解説者) 巨人の優勝に貢献したいとの思いもあったはずだ。また、日本の野球を学ぶことが自身のスキルアップにもつながると判断したのだろう。「日本球界が踏み台にされている」と捉える声もあるかもしれないが、日本のプロ野球チームからのオファーを歓迎する雰囲気が米球界に定着したのは喜ばしいことではないだろうか。故障で2年以上投げられなかったクックを蘇生させたことで、日本球界に好印象を抱くメジャーリーガーがもっと増えてくれたら、いいのだが。(スポーツライター・飯山満)
-
スポーツ 2019年09月12日 20時35分
ソフトバンク柳田、遂に打率1割…なぜこれほど打てない? 西武との優勝争い、勝利は絶望的か
ソフトバンク・柳田悠岐が不振にあえいでいる。左ひざ裏肉離れにより離脱していた主砲が、一軍に復帰したのは先月21日オリックス戦のこと。しかし、そこから11日西武戦までの16試合で、柳田が残した成績は「.196・3本・5打点・11安打」。打率に関しては、3割どころか2割にも届いていない状況となっている。 11日西武戦は負ければ首位陥落となる重要な一戦だったが、それでも4打数ノーヒットと柳田のバットから快音は聞かれず。その上、6回表一死一、二塁で迎えた第3打席では、せっかくのチャンスを二塁への併殺打で潰してしまった。 首位打者を2回(2015年・2018年)、最高出塁率を4回(2015年〜2018年)獲得した経験を持ち、2015年にはトリプルスリーを達成してもいる柳田。その主力の不振に、ネット上のファンからも「あの柳田がここまで打てなくなるとは」、「バットをただ振り回しているだけのように見える」、「この調子だと残り試合での復調も厳しそう」といった声が数多く寄せられている。 不振が長引いている理由として、考えられるのは復帰があまりにも「早すぎた」こと。柳田は4月7日ロッテ戦で怪我を負い、翌8日に登録を抹消されているが、当初は全治3週間程度の症状と報道されていた。 しかし、その後復帰時期は何度もズレ込み、実際に試合への復帰を果たしたのは先月8日の二軍・広島戦。3週間から4カ月に離脱期間が延びたことを考えると、怪我が想像以上のものだったということは想像に難くない。 にもかかわらず、その後21日に一軍に戻るまで、柳田が二軍での試合に出場したのはわずか6試合。さらに、この6試合の中では、合計で18回しか打席に立っていない(打数は12)。ともすればオフシーズンの期間にも匹敵するような4カ月のブランクを、たったこれだけの調整で取り戻すのは至難の業と言わざるを得ない。 また、復帰以降の柳田は打撃に苦しむ一方で、3つのエラーを記録するなど守備でも安定感を欠いている。このこともまた、柳田の調子・試合勘が戻り切っていない一つの“証拠”と言えるだろう。 不振の柳田を抱えるチームは、復帰以降の16試合(先月21日〜今月11日)で、「7勝9敗・借金2」と連動するかのように苦戦。一方、優勝争いのライバルである西武は、同期間中に「14勝4敗・貯金10」と対照的な好成績。西武の追い上げに焦って柳田を一軍に上げた結果、さらに状況が悪化する最悪の状況となっている。 こうなると柳田をスタメンから外す、もしくは二軍に落とすといったことも選択肢となり得るが、他の一軍主力選手を見ても9月の成績は全員が3割以下。代役となれそうな選手もいない以上、工藤監督をはじめとした首脳陣は、ただただ柳田の復調を祈るほかないのかもしれない。文 / 柴田雅人
-
-
スポーツ 2019年09月12日 17時30分
キック界の“ヴァンパイア王子”白鳥大珠、世界一に向けて「もっと騒いでほしい」の真意
「まだまだ盛り上がりが足りないっすね」 8月の会見でキック界の“ヴァンパイア・プリンス”白鳥大珠(TEAM TEPPEN)は明らかに憤っていた。彼はキックボクシング団体RISEのビッグマッチ『RISE WORLD SERIES 2019 Final Round』(16日、千葉・幕張メッセイベントホール大会)のセミファイナルで、“世界一”の称号を懸けて「RISE WORLD SERIES -61kg級世界トーナメント」の決勝戦に臨む。白鳥は元ラジャダムナンスタジアム認定ライト級王者・梅野源治(PHOENIX)を前にして言い放った。 「この対決を今まで予想した人なんて誰もいないと思うし。自分でもやることがあるとは思わなかった。そんな2人が勝ち上がって、僕がレジェンドの梅野選手に挑む。もっと騒いでほしいですよ(笑)」 白鳥は「盛り上がりが足りない」という言葉の真意について、こう口にした。「もっと盛り上がってもおかしくない」という思いとともに「RISEには天心だけじゃなくいい選手がそろっている」という自負もある。 「誰もがやったことがないことをやって、スーパースターになりたい」 これは“王子”がデビューしてから一貫してブレないビジョンだ。それを裏付けるように、今回の一戦について「格闘技界の今後のためにも俺が勝ちます。ここで勝つことで自分が思い描いているストーリーが始まっていくんで。人生を懸けて倒しに行きます」と熱い気持ちを語っている。7.21エディオンアリーナ大阪大会で行われた準決勝で、優勝候補筆頭だったセクサン・オー・クワンムアン(タイ)に大会ベストバウトとも言える展開で勝利したのも自信になっているようだ。 「大珠は梅野をKOします!」 TEAM TEPPENの那須川弘幸会長は、7.21大阪大会を経て、「ヴァンパイアの魂に火がついた」と、日本人相手に無敗を誇る“キング”梅野からKOを奪うと断言。RISEが公式ツイッターアカウントで行っている勝敗予想でも11日午後現在、“王子”が“キング”を上回っている。これを見た“王子”はご満悦の様子だ。 「もちろん倒して勝つところも含めて、湧いてきてます」 前回のセクサン戦は直前まで「勝つ」イメージが湧かなかったようだが、今回は当日に向けて調整するのみ。とはいえ梅野はキック界随一のポイントゲッター。ムエタイのトップファイターならではのテクニックには要注意だ。「(セクサンに勝ったことで)応援してくれたみんなが喜んでくれたのがうれしかった」という“王子”が“キング”を破るようなことがあれば世界一の“王様”という称号もついてくる。キックの神様は“ヴァンパイア・プリンス”にほほえむのか?(どら増田)
-
スポーツ
少年力士の死亡事故起こした元時津風親方が八百長告白!
2011年07月21日 15時30分
-
スポーツ
斎藤佑樹 球宴のベンチは居心地が悪い?
2011年07月21日 15時30分
-
スポーツ
夫人亡くしたラモス瑠偉氏 思い出の教会で最後の別れ
2011年07月21日 15時30分
-
スポーツ
なでしこジャパンの主将・澤の元婚約者が激白!!
2011年07月21日 11時45分
-
スポーツ
甲子園ダークサイト情報2011年版(5) 「OBをグラウンドに入れるな <2>」
2011年07月21日 08時00分
-
スポーツ
リアルジャパンプロレス07・21決戦前夜! 明日は何が起こるのか?
2011年07月20日 11時59分
-
スポーツ
史上最多勝花道に大関・魁皇が引退
2011年07月20日 11時45分
-
スポーツ
素手+なんでもアリの格闘技“ミャンマーラウェイ“ 国際大会がミャンマーで開催
2011年07月20日 11時45分
-
スポーツ
今季ワースト7連敗! 「借金13」で囁かれるライオンズ波瀾のオフ
2011年07月20日 11時45分
-
スポーツ
欧州最大のキックボクシング団体イッツ・ショータイム K-1を提訴から一転、救済も…
2011年07月19日 15時05分
-
スポーツ
甲子園ダークサイト情報2011年版(4) 「素質のある子は学生寮に入れろ」
2011年07月19日 08時00分
-
スポーツ
なでしこジャパンやった! 悲願の世界一!
2011年07月18日 06時35分
-
スポーツ
いざ出陣! 07・21『SPACE FLYING TIGER DROP』後楽園ホール大会へ向けて!!
2011年07月17日 12時51分
-
スポーツ
亀田興毅が視聴率てこ入れ要員にボビー・オロゴンの弟アンディを指名!
2011年07月16日 17時59分
-
スポーツ
甲子園ダークサイト情報2011年版(3) 父母会とのお付き合いも大変だ…
2011年07月15日 15時30分
-
スポーツ
西田隆維のマラソン見聞録 第4話「スポーツ選手活用体力向上事業」
2011年07月15日 15時30分
-
スポーツ
甲子園ダークサイト情報2011年版(2) OBをグラウンドに入れるな!
2011年07月14日 15時30分
-
スポーツ
闘将・星野の檄が逆効果にしかならない理由は…
2011年07月14日 08時00分
-
スポーツ
2011年甲子園 群雄割拠の夏 栄冠を掴むのは誰だ…
2011年07月13日 11時45分