スポーツ
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スポーツ 2019年10月17日 18時00分
大船渡・佐々木朗希「5年後メジャー挑戦」ドラ1育成法
「大谷翔平(25)が5年でメジャー挑戦したので、それが『怪物』の育成に対する一つの指針になっています」(在京球団スタッフ) 「令和の怪物」こと、大船渡高校3年の佐々木朗希がプロ志望届を提出し、NPB各球団との面談を開始した。去る10月4日に面談した地元東北の楽天・宮越徹スカウトは、「ウチがどうのこうのより、日本球界としてどう育てていくか」と“最大級のエール”を送っている。しかし、これは見方を変えると、日本の各球団は「いずれメジャーへ行く逸材。まともに育てても意味がない」と諦めているかのようだった―。 「極論になるが、入団から5年間が勝負です。その間に戦力になってもらわないと、球団は『元』が取れませんよ」(同) 5年で元を取る―。海外FA権で米球界に挑戦するとしても、「5年」という期間が重要視されている。「一般的に、高卒でプロ入りした選手には『4、5年で一軍戦力へ』という期待をかけます。近年の例では、阪神の藤浪晋太郎は1年目から2桁勝利を収め、大谷も2年目には投打の主軸に成長しました。高卒選手が戦力外を通達されるのも、だいたい4、5年後。それまでに見込みのない選手は切られ、期待の持てる選手は20代半ばで一軍のレギュラークラスに、というプランで、どの球団も育てていました」(スポーツ紙記者) 「大谷の5年」により、これまでの育成プランは崩れ、主力選手を育てる期間を前倒ししなければならなくなった。特に、メジャー志望を持つ選手、米球界が放っておかない逸材に対しては、早く育て上げ、数年は主軸として活躍してもらわなければならない。 「佐々木は夏の岩手県予選で故障を防ぐために登板を回避し、U−18ベースボールワールドカップでは血マメを潰しました。つまり、素質はあっても体が全然出来ていないのです。プロの練習にはついていけないと見るべきで、最初の1、2年は基礎体力作りとなるでしょう。直球は速いが、体は出来ていない。相手打者を抑える力があっても、それは真の成長ではないんです。佐々木の育成には他のドラ1よりも時間が掛かりそう」(球界関係者) まして、佐々木を故障させたとなれば、日本中の野球ファンからバッシングを浴びるのは言うまでもない。慎重に育成プログラムをこなしていくことになるが、その通りに行けば、一人前になった頃には「メジャー挑戦」となってしまう。 「将来のメジャー志望に関しては発言が二転三転していますが、佐々木はNPBを経由せず、いきなりメジャーに行く考えは否定しています。とはいえ、各球団ともいずれはメジャーに流出する選手としての1位指名になりそう」(同) 体力が備わり、ようやく一人前になったところで入札制度を口にされたら“育成損”だ。「指名候補は早熟タイプの選手」――そんな声も漏れ伝わってくる。
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スポーツ 2019年10月17日 17時30分
新日本スーパーJr.タッグ開幕!デスペ&金丸がSHO&YOHに連勝!
新日本プロレス『Road to POWER STRUGGLE 〜スーパーJr. タッグリーグ2019〜』▽16日 東京・後楽園ホール 観衆1,384人 新日本プロレスの新シリーズ『Road to POWER STRUGGLE 〜スーパーJr. タッグリーグ2019〜』が16日、東京・後楽園ホールで開幕した。 14日に両国国技館で開催されたビッグマッチ『キング・オブ・プロレスリング』からわずか中1日で新しいシリーズに入るというのは異例のこと。今シリーズの柱、スーパーJr.タッグ公式戦4試合が組まれるため、オカダ・カズチカ、飯伏幸太、棚橋弘至らヘビー級の一部主力選手は30日の静岡・ツインメッセ静岡 北館大会から合流する。 14日の第1試合で「エル・デスペラード復帰戦」として、デスペラード、金丸義信とタッグで対戦したロッポンギ3KのYOH&SHO。カード変更となり、思わぬ形で今シリーズの前哨戦となったこの試合は、最後に金丸のウイスキー噴射を食らったSHOを、デスぺラードがピンチェ・ロコで仕留めカウント3を奪取。復帰戦ですんなりと勝利を収めたデスペラードはロッポンギ3Kを「5カ月間何をしてた?」「カッコイイしか取り柄がない」と切り捨てていた。 連敗だけは避けたいロッポンギ3Kの前に、中1日で再び立ちはだかったデスペ&金丸に対して、ロッポンギは試合前に奇襲攻撃を仕掛けて主導権を握ろうとする。しかし、デスペ&金丸はSHOの腰に狙いを定め、ラフ殺法を交え、徹底的に痛めつけていく。終盤、金丸がYOHをウィスキー瓶で殴打。すかさずデスペラードがSHOの腰をイスで殴りつけると、最後はヌメロ・ドスでギブアップ勝ち。デスペ&金丸が白星発信した。一方、敗れたロッポンギ3Kは、スーパーJr.タッグ3連覇と、年末の『ワールドタッグリーグ』、IWGPタッグ王座への挑戦を目指しており、ここでつまずいたのは痛い。早いうちに立て直す必要があるだろう。 メインでは、石森太二&エル・ファンタズモ組とロビー・イーグルス&ウィル・オスプレイ組が対戦。こちらも14日の両国大会で行われたIWGPジュニアヘビー級選手権試合、オスプレイとファンタズモの試合中にひと悶着あった。 ファンタズモのセコンドに付いていた石森が介入、そこにロビー・イーグルスがオスプレイの救出に駆け付け、石森にトペ・コンヒーローを決めて、控室に連れ戻し、オスプレイの防衛に協力した。この因縁深い両チームが対戦した。 9.16鹿児島アリーナ大会で石森&ファンタズモが保持しているIWGPタッグ王座に挑戦するも敗れてしまったオスプレイ&イーグルスのザ・バーズ・オブ・プレイ(B.O.P)。しかし、ここで負けるわけにいかない。トリッキーな攻防の中、悪のインサイドワークでB.O.Pを追い込むと、最後は石森のブラディークロスからファンタズモがCRⅡでイーグルスを捕らえ勝利を収めた。試合後、石森&イーグルスはチャンピオンとして優勝宣言。このチームをどこが止めるのか注目していきたい。 その他、ボラドールJr.&ティタンのCMLLタッグと、田口隆祐&ロッキー・ロメロの監督タッグが白星スタートを飾っている。ジュニアならではのスピーディーな攻防はタッグになると、さらに一瞬たりとも見逃せない面白さがある。(どら増田)
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スポーツ 2019年10月17日 12時10分
「ソフトバンク鳥谷」誕生の可能性も…ドラフト直前情報、各球団“お目当ての選手”とFA選手の去就
10月17日、ドラフト会議のクジ運次第で、阪神・鳥谷敬、楽天・嶋基宏の運命も決まる。 プロ野球各球団はドラフト会議前に「戦力外選手」を発表した。残酷な話ではあるが、プロ野球各球団が支配下登録できる選手は「最大70人」まで。新人選手を6人指名するとしたら、その分の「空き」は作っておかなければならないわけだ。しかし、こんな見方もできる。各球団が発表した戦力外選手のポジションを見れば、ドラフト会議でのお目当ての選手も見えてくる、と…。その典型的な例となったのが、オリックスバファローズだ。 オリックスは今季、支配下登録された捕手は6人。その6人のうち、26歳と働き盛りの高城俊人に戦力外を通告している。ということは、間違いなく、捕手のドラフト補強を考えているわけだ。それも、即戦力と見ていい。 「打てる捕手となれば、東洋大学の佐藤都志也(右投左打)かな」(在京球団スカウト) また、こんな光景も筆者は目撃している。首都大学野球連盟の東海大学戦を観戦した時だった。相手チームが一塁に出した直後、ネット裏に陣取っていたスカウトの一部が一塁側スタンドに移動した。「こっちのほうが、よく見えますから」と言い、東海大の強肩捕手・海野隆司(右投右打)の二塁送球に備えたのだ。 海野の肩にホレ込んでいた球団は少なくなかった。そんなスカウトたちの動向を指して、こんな意見も聞かれた。 「海野、佐藤の好捕手の指名を考えている球団は少なくありません。捕手の指名に失敗した球団は、楽天退団が確実となった嶋基宏、オリックスを解雇された高城の獲得を検討するはずです」(球界関係者) 他のポジションに関しても、「ドラフト次第」の声が聞かれた。今年は投手ばかりが注目されている。佐々木朗希(大船渡=3年)、奥川恭伸(星稜=3年)、森下暢仁(明治大=4年)、河野竜生(JFE西日本=21)、宮川哲(東芝=24)などの好投手が揃っているからだが、野手にも「磨けば光る原石」は多い。 「東邦の石川昂弥を野手で指名したいとする球団は少なくありません。U-18大会で4番も務め、本人もプロでは野手一本でやっていくことを決めています。フットワークも軽いので、ショートでもやっていけそう」(前出・在京球団スカウト) 佐々木、奥川の指名から下りて、この石川を一本釣りする球団が出るとも予想されていた。石川のように将来性も高い内野手を指名できなかった球団は、フリーエージェントでの去就が注目されている千葉ロッテの鈴木大地(30)の獲得に動くとされ、さらに、その鈴木との交渉に失敗したところは、鳥谷の獲得を検討するという。 「ソフトバンクが鈴木に興味津々だとの情報も飛び交っています。石川の指名から下り、鈴木一本で内野手獲得に行くようです。当然、ロッテも慰留の方向で交渉に入ります。ソフトバンクが鈴木獲得に失敗したら、鳥谷を獲るのではないか、と」(前出・球界関係者) 同じポジションなら、若い選手を起用する。そのほうがチームの将来にもつながるからだ。ドラフト会議と「戦力外通告」は、真逆なようでいて、実はウラでつながっている。これからプロのユニフォームを着るドラフト候補にはピンと来ないかもしれないが、戦力外選手たちの「失敗と再起に懸ける思い」も考えてもらいたいものだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2019年10月17日 11時30分
DeNA、今年もオーストラリアで4投手が武者修行! ルーキー大貫はフル参加で2年目の飛躍に期待大
昨年からベイスターズが戦略的パートナーシップ契約を結んでいるオーストラリアン・ベースボールリーグの強豪チーム“キャンベラ・キャバルリー”への武者修行へ、今年はルーキーの大貫晋一、大型右腕・阪口皓亮、中継ぎ右腕・平田真吾と笠井崇正の4投手が挑戦することが明らかになった。 昨年は、今永昇太が参加し、無敵のピッチングを披露。これをきっかけに今シーズンは開幕投手に指名され勝利すると、一年通じてエースとして圧巻の活躍を見せた。 同じく、今シーズン中継ぎとして大車輪の活躍を見せ、10年目で覚醒した国吉佑樹は、オーストラリアで約3か月間フルに参加していた。この際には「オフシーズンに打者と勝負できる」と“野球漬け”になれることや、異国で様々な国のチームメイトと“ベースボール”を体感し「楽しむ」ことを再確認できたこと、洗濯や食事を自ら用意することで、普段は恵まれていたと体感した。また、車に轢かれたカンガルーを度々目撃するなど、普段できない体験で新鮮な驚きを感じるなどの様々なメリットがあり、それが今シーズンの活躍に繋がったと語っていた。 今回参加する大貫はただ一人、プレシーズンの始まる11月中旬から、年を越して1月末まで挑戦する。志願の理由は「慣れない環境で生活することで、人間的に大きくなる」と、精神面での成長と「今シーズンは先発として試合を作れなかったことも多かった。スタミナ不足と左打者への投球が課題」と、自身の欠点を分析した上で、「体力をつけることと、ウイニングショットの精度を高める」ことに目標を定めるとコメントした。 ルーキーながら開幕ローテーションを勝ち取った25歳の実戦派は、15先発で6勝を挙げたが、6月22日の楽天戦では、一死も取れずにKOされてしまうなどの試練も経験。ただ、9月24日の中日戦では、5回1失点と好投しチームの2位を確定させることに成功するなど、フィニッシュは良い形で締めくくった。 プロに入った最初のオフに、楽しみを捨て野球に没頭する環境を選んだ大貫。その高い志は、来季に向け大きな期待を抱かされる。取材・文・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2019年10月16日 22時30分
ライガー引退試合第1弾発表!藤波辰爾が14年ぶりに新日本復帰!
新日本プロレスは15日、都内のテレビ朝日で会見を行い来年1.4、1.5の東京ドーム大会で引退する獣神サンダー・ライガーの引退試合“第1弾”を発表した。 『レッスルキングダム14』1.4ドーム大会の「獣神サンダー・ライガー引退試合Ⅰ」では、獣神サンダー・ライガー&藤波辰爾&ザ・グレート・サスケ&タイガーマスク withエル・サムライ 対 佐野直喜&大谷晋二郎&高岩竜一&田口隆祐 with 小林邦昭というスペシャル8人タッグマッチが組まれた。1.5ドーム大会では「獣神サンダー・ライガー引退試合Ⅱ」(カードは後日発表)を行い、『NEW YEAR DASH』1.6東京・大田区総合体育館大会で、引退セレモニーを開催するという。 ドラディションの藤波は新日本の旗揚げメンバーで、かつては社長も務めていた。ライガーとは「ドラゴンボンバーズ」というユニットを結成するなど関係が深い。今年に入りライガーがドラディションに上がるなど、両団体にホットラインができていた。新日本には14年ぶりのカムバックとなる。 みちのくプロレスのサスケとは、新日本やみちのくのリングで闘い、タッグも結成したライバル。タイガーはみちのくから新日本に移籍し、ライガーとジュニアタッグ戦線で共闘してきた。サムライは8月に行われた武藤敬司プロデュース、プロレスリング・マスターズでサプライズ登場し、かつてのパートナー・ライガーと再会している。ライガーは復帰を求めたが本人が拒否したため、今回はセコンドにつく。 対戦相手の佐野は、現在のリングネーム佐野拓真ではなく、新日本時代、ライガーのライバルとして対峙していた頃の本名に戻して、古巣マットに登場。ゼロワンの大谷&高岩は、サムライ、ケンドー・カシン、金本浩二とともに90年代の新日ジュニアを支えてきたメンバーだ。ここに新日本の田口が加わり、ライガーのデビュー戦の相手である小林がセコンドで登場する。レフェリーは、ライガーとスーパーJr.で激闘を繰り広げた保永昇男が務める。新日本の選手が他団体に出場することはあるが、現在の新日本マットは基本的に他団体の選手を上げていない。今回はライガー引退というシチュエーションがOBたちを古巣にカムバックさせた形だ。 会見には、ライガーと藤波が出席。ライガーは今回のカードに関して「引退試合だから湿っぽくなるのもイヤだったので、ちょっと華やかに派手にいこうかなと。ボクがプロレスラーになるキッカケを作った藤波さんとか、ともに闘っていたサスケ選手とかまた新たにタッグを組めると。相手が大谷、高岩、そういったいわゆる、とんがっていたメンバー。そういった人たちとバチバチまたやれるっていうのはすごく楽しみです」と本番を心待ちにしている様子。 「正直、そんなにまだ実感はないんですけど、引退式ってなるとどうしてもみんなシュンってなりがちなので、そうじゃなく『オー、スゲー!』って試合で終われればなと思ってます」と意気込んだ。 藤波は「今回こういう形で1.4東京ドームに上がるキッカケを作ってくれたライガー選手に感謝したいと思います。自分自身がこの場にいて、長年いたこの新日本プロレス、そして今回この1.4に上がれることを、ホントに快く懐の深いところを見せてくれて、藤波辰爾をまたこの新日本のリングに上がる機会を作ってくれた新日本プロレスに対して、ホントに心から感謝を申し上げたいと思います」と感謝を忘れない。 「今、自分自身で久々に興奮というか緊張をしてますが、十数年ぶりに新日本のリングに立つとなると、違った意味で今回、特にライガー選手のパートナーってことで、とにかく足手まといにならないように、今一度コンディションを整えて、準備万端でリングに立ちたいと思います」と、久々の古巣参戦を喜んだ。 ライガーは引退発表会見の際に唯一、佐野の名前を出していた。今回のカードに佐野が入ったことは感慨深いようだ。「ボクが同期で入って、少し佐野さんの方が先輩になるんですけども、『絶対に負けたくねぇ』と思ってて、実は佐野さんもこの素顔のライガーにだけは絶対負けたくねぇ。お互いが常にそう思ってたっていうライバル関係。だから、最後のリングでもそういう気持ちがバチバチぶつかり合うと思うので楽しみですね」と永遠の恋人とも言われた佐野への思いを熱く語っていた。 1.5ドーム大会では「やりたいと思ってくれる選手なら誰でもいい」と特に意中の選手はいない様子。年内は「まだ闘ったことがない選手とやりたい」と口にした。14日の鈴木みのる戦でさらに闘争心が強くなったのではないだろうか。最終章のゴールは華やかなものになりそうだ。(どら増田)
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スポーツ 2019年10月16日 20時15分
巨人、“スキャンダル”が相次ぐワケは? 鈴木コーチの重婚疑惑報道で5年連続7回目「もはや毎年恒例」の声も
今シーズン一軍の外野守備走塁コーチに就任し、5年ぶりVを果たしたチームを支えてきた巨人・鈴木尚広コーチ。16日、その鈴木コーチが同日付で退団することを球団が発表し、各メディアが相次いで報じている。 報道によると、鈴木コーチは「一身上の都合」を理由に退団を申し入れ、球団もこれを了承したと伝えられている。ただ、各メディアによる退団報道の直後に『週刊新潮』(新潮社)が鈴木コーチに関するスキャンダルを報じており、これが退団の理由であるとされている。 同記事によると、鈴木コーチは現在妻と離婚訴訟中でありながら、家庭を持つ女性とW不倫の関係にあるとのこと。また、記事内ではタキシード姿の鈴木コーチとウェディングドレス姿の相手女性が一緒に映った写真が、“重婚写真”と銘打たれて掲載されてもいた。 電撃退団の直後に出されたこの衝撃のスキャンダルを受け、ネット上のファンからは「不倫相手と結婚式ごっこは頭悪すぎる」、「自分の不祥事で電撃退団とかとんだ迷惑野郎だ」、「これが事実だとしたら気持ち悪すぎるし、もう二度と球界に帰ってこないでほしい」といった批判が殺到。 一方、「また巨人関係者の不祥事か、これで何度目だよ」、「巨人関係の不祥事はもはや毎年恒例になりつつある」、「この球団のスキャンダル体質はいつになったら改善されるのか」といった呆れ声も多数見受けられた。 巨人関係者が大きな不祥事を起こすのは、今年5月に発覚した澤村拓一投手の「泥酔暴行」以来これが今年2度目のこと。『アサヒ芸能』(徳間書店)によって明るみとなったこの不祥事は、泥酔状態の澤村が面識のない一般人の首を締め上げたというもの。球団からの処分はなかったものの、「澤村はトレードという形でチームを追い出されるのでは?」とみる向きも強かった。 また、昨年以前を振り返ってみると、巨人周辺で不祥事が起こったのは今年で5年連続。いずれも選手が起こしたもので、2015、2016年は「野球賭博」(笠原将生、松本竜也、福田聡志、高木京介/高木は1年間の失格処分後に復帰、その他3名は契約解除)、2017年は「警備員に対する暴行」(山口俊/約3カ月の出場停止後に復帰)、2018年は「全裸動画の流出」(河野元貴、篠原慎平/両名とも約2カ月の出場停止後、同年シーズンオフに戦力外)、「窃盗事件」(柿澤貴裕/契約解除)と、毎年何かしらの不祥事に見舞われている。 ドラフト会議(17日)、日本シリーズ(19日開幕)を控える中起こった今回の一件。相次ぐ不祥事を受け、一部ファンからは「今までもみ消せたものがもみ消せなくなってきているのでは?」という際どい声も挙がっているが...。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2019年10月16日 19時15分
ダルビッシュ有が「条件付き」でグローブ&スパイクをプレゼント! その気になる条件は…
メジャーリーグ、シカゴ・カブス所属のダルビッシュ有投手が15日、Twitterを更新し、愛用しているモデルの新品グローブとスパイクを条件付きで3名にプレゼントすると明かした。 条件についてはYouTube概要欄を見てほしいと続けてツイート。ダルビッシュのYouTubeチャンネルを見てみると「指定する3名のYouTuberをチャンネル登録して、その証拠写真をダルビッシュ本人のTwitterにリプライ機能を使って送る」というものだった。 今回チャンネル登録するよう指定した3名は主にフォートナイトなど、ゲーム関連の動画を配信しているYouTuberたちだ。 ダルビッシュはゲーム好きとして知られ、今回チャンネル登録を指定した3名のYouTuberとも交流があり、フォートナイトのコラボ企画を行うなどしている。 ダルビッシュが最初に投稿した「今年使ったモデルの新品(グローブ)が出てきたのでプレゼントします!」とのツイートには16日午後7時現在、1.9万件のいいねが押され、「すごい欲しい」「絶対当選するぞ」「子供が欲しがってます」など続々とグローブやスパイクを欲しがるコメントが書き込まれた。 なお、ダルビッシュはこの条件を掲げた理由について、「動画を見てほしいからではなく、指定したYouTuberのチャンネルに飛びやすくするため」とTwitterで明かしている。他意はあるのかも気になるところである。 当選発表は2週間後とのことだが、果たして幸運は誰の手に渡るのだろうか。記事内の引用についてダルビッシュ公式ツイッターより https://twitter.com/faridyu
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スポーツ 2019年10月16日 18時00分
広島 黒田待望論とアニキ金本帰還
広島新監督に佐々岡真司投手コーチが決まった。 10月4日、秋季練習を統括していた広島カープの佐々岡真司一軍投手コーチが鈴木清明球団本部長と会談。球団事務所から出てきた佐々岡コーチは記者の「監督要請か?」なる質問に「ありました」と回答。「前向きに考えます」とも明言し、“ポスト緒方”は、あっさりと決着がついた。 「一部関係者が『早々に会見を』と話していましたが、今はCSの真っ最中。戦いが続く球団に失礼になるため、発表は17日のドラフト会議前になると見られていた」(ベテラン記者) しかし、球界のマナーを気にするような余裕はなかった。新体制が決定しても、広島ナインの士気、そしてファンの声は盛り上がりに欠けるのだ。 「監督待望論がいちばん強かったのは、“レジェンド”黒田博樹氏(44)。近年、優勝以外で最も広島ファンを熱くさせたのは、黒田氏がメジャーのオファーを断ってカープに帰還した時。『この球団で現役を終えたい』というカープ愛に溢れたコメントはファンを涙させた。振り返ってみれば、昨年オフに丸佳浩がFA流出して以降、2ケタ連敗、バティスタの禁止薬物、Bクラス転落と、ロクなことがない。どこかクールなイメージのある佐々岡新監督で大丈夫かと、ファンも懐疑的」(スポーツ紙記者) それだけではない。名二塁手の誉れ高い菊池涼介はメジャー志望を公言しており、’16年の最多勝右腕・野村祐輔や女房役の會澤翼、ベテランの松山竜平らがFA権を取得。佐々岡新体制が決定した時点では誰一人、残留が決まっていないのだ。 このように、広島は3連覇の功労者がこぞって退団する危険性を秘めている。チームの底上げが欠かせない現場では、こんな声も…。 「若手育成を急ぐという意味で“アニキ”こと金本知憲前阪神監督(51)の帰還も一部で囁かれました。二軍監督として迎え、若手を徹底的に鍛えるという意味です。金本氏の阪神指揮官としての再登板は、しばらく考えにくいですからね」(スポーツ紙記者) タテジマで連続試合出場記録を樹立し「トラの人」となったものの、年齢的に見て、金本氏が指導者となる道は古巣カープしか残されていないだろう。それが、たとえ二軍監督であっても、引き受けるのではないかというのが大方の見方だ。 「黒田氏がメジャーから帰還した頃、カープ投手陣は、配球の妙やマウンドを守る意義、勝利に対する執着心を伝授されており、その影響力は凄まじいものがありました。一方の佐々岡新監督は、今春のキャンプで『先発10人制』などの新プランを提唱したものの、目に見える効果は現時点で表れていません。アドゥワ誠らの若手育成に一役買っていたのは間違いありませんが」(同) 佐々岡新監督が最初に着手するのは、投手陣の再整備となるだろう。しかし、FA組の慰留に失敗すれば、波乱の船出となってしまう。 再建の道のりは険しい。
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スポーツ 2019年10月16日 17時49分
西武・辻監督CS敗退で「選手層の薄さ」を嘆き、チーム方針を急変? ドラフト指名選手の印象にも影響か
西武が育成枠を使い、ドラフト会議で選手を大量に指名する――。 そんなドラフトに関する情報が飛び込んできた。リーグ2連覇を果たしたものの、クライマックスシリーズ・ファイナルステージ(以下=CS)で「まさかの4連敗」を喫した埼玉西武ライオンズが三軍制の導入を決めた。CS終了直後だった。 確かに、辻発彦監督(60)は「選手層の薄さを痛感させられた」とこぼしていた。「CS4試合で32失点」という大敗が球団方針を急変させたような雰囲気だが…。 「CSを制したソフトバンクは、投打ともに選手層が厚く、リリーフでも好投手がたくさんいるので早めの継投が可能となり、実績十分の内川聖一に代打を送る大胆な選手起用も見せていました。エースの千賀滉大、球界を代表する強肩捕手の甲斐拓也は育成の出身(三軍)ですからね」(スポーツ紙記者) 今年7月、西武は12球団最大規模となる新しい室内練習場、トレーニングルームも併せ持った新選手寮を公開した。この時点では「選手育成のための三軍制導入」を決めていたのだろう。 しかし、気掛かりな点もいくつかある。選手の育成にはカネと時間が掛かる。その前に、近年指名した有望投手が活躍できていない現状を見直すべきだろう。 CSファイナル第2戦に先発した今井達也や、高橋光成、相内誠、渡邉勇太朗など高校球界で騒がれた好投手が主軸に育っていない。また、松本航、多和田真三郎、齊藤大将、田村伊知郎といった大学卒投手も、故障や不振でピリッとしない。“素材”は揃っている。彼らが成長できていない原因を突き詰め、育成ビジョンを見直したほうが「時間」も掛からないはずだ。 一部報道によれば、来季から巨人、広島にも移籍したプロ野球解説者・豊田清氏が投手コーチとして帰還するという。18年シーズン終了後に巨人コーチを退任し、今季は主に西武戦の解説を務めていたので、チーム状況も分かっているだろう。投手陣の再建は豊田氏、三軍は専任者が就くはずだが、アノ話が思い出される。 「西武は93年のフリーエージェント制度(以下=FA)以降、18人もの選手が退団しています。FA退団者の人数は12球団トップ。今オフも秋山翔吾、十亀剣の去就が注目されています」(前出・同) 令和の怪物・佐々木朗希(大船渡=3年)の目に、西武は魅力的なチームとして映っているのだろうか。 昨年、一昨年ともに西武は大学生投手を1位指名している。去る10月10日、西武は佐々木に球団方針などを説明する面談を行った。しかし、9月29日、渡辺久信GMは東京六大学戦を直接観戦している。お目当ては、「1年目から2ケタ勝利確実」と称される森下暢仁(明治大=4年)だ。 三軍制は決定したが、やはり、即戦力投手を補強したいというのがホンネのようだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2019年10月16日 17時00分
ウルグアイ選手が飲食店で“泥酔タックル” 台風直撃のラグビーW杯、「神対応」の国と格差浮き彫りに
熊本・熊本県民総合運動公園陸上競技場にて、13日に行われたラグビーW杯D組最終戦・ウルグアイ対ウェールズ。この一戦の後に、ウルグアイの一部選手が現地の飲食店で騒動を起こし、警察から事情聴取を受けていたことを地元メディアが報じている。 報道によると、試合後の14日未明に飲食店に入ったウルグアイ代表のグループのうち、2選手が泥酔し店内で暴れたとのこと。また、止めに入った従業員にタックルを見舞ってもおり、中には医療機関への受診を余儀なくされた従業員もいるとのことだが、現時点での詳細な被害状況は店側によって伏せられている状況だという。 ウルグアイはウェールズ戦で「13-35」の敗北を喫したが、既に予選敗退が決まっている状況の中、前半を「6-7」と1点差で折り返すなど、優勝候補の一角と目される強豪相手に大健闘。ネット上のファンからも「ウルグアイの健闘が光る試合だった」、「スコア以上に素晴らしい対戦になった」といった声が多数寄せられていた。 そのような試合の後に起こった今回の一件を受け、ネット上のファンからは「せっかくいい試合してたのに残念なニュースだ」、「負けた腹いせに一般人に八つ当たりはひどすぎる」、「下手したら死人が出ていたかもしれない危険行為だから、それ相応の処分が下されるべき」といった批判や失望の声が続出。 一方、「台風で最終戦が中止になっても、日本に残ってボランティアしてくれたカナダの選手たちを見習え」、「自分たちから申し出て、滞在先の住民と交流したナミビアとは雲泥の差」、「この2選手にはカナダ、ナミビア選手たちの爪の垢を煎じて飲ませたい」といったコメントも少なからず見受けられた。 ファンが言及しているカナダ、ナミビアの両国は、直接対決が組まれていた13日の最終戦(岩手・釜石鵜住居復興スタジアム)が台風19号の影響で中止に。お互いに今大会初勝利が懸かる一戦となるはずだったが規定により引き分けとなり、両国ともに予選敗退となった。 しかし、この両国は中止の決定に対して恨み節一つ言わなかった上、カナダは釜石、ナミビアは滞在先の宮古市で、それぞれボランティア活動や地元住民との交流会を自発的に敢行。 この模様を今大会の日本語版公式ツイッターが「(カナダ代表は)そのまま釜石の町に残り、ボランティア活動を行いました」、「台風の被害を受けた市民を元気づけたいと、ナミビア代表側から市に打診し(交流会が)実現しました」と報告したところ、ツイッター上では「試合中止を潔く受け入れるばかりか、被災地支援までしてくれるのは純粋にすごい」、「どちらの国も試合やりたかっただろうに、支援活動をしてくれて本当に頭が下がる」、「カナダもナミビアも本当にありがとう、ぜひまた日本に来てください」といった称賛が集まっていた。 大会最終戦後の立ち振る舞いがカナダ・ナミビアとは対照的であったことも、今回の一件に怒りの声が多く集まっている理由の一つなのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用についてラグビーワールドカップの日本語版公式ツイッターよりhttps://twitter.com/rugbyworldcupjp
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2011年『12球団ペナントレース総括』 エースのお値段! 中日編
2011年12月14日 11時45分
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石井慧vs“人類最強の男”ヒョードルの大みそか決戦が決定! TBSも緊急放送へ!
2011年12月13日 15時30分
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2011年『12球団ペナントレース総括』 エースのお値段! オリックス編
2011年12月13日 15時30分
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浅田真央ちゃん欠場でも根強い人気示したフィギュアスケート
2011年12月12日 17時30分
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満場一致 千秋楽に決まっていた稀勢の里大関昇進“裏”
2011年12月11日 11時00分
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4番打者を交換した巨人と横浜DeNA その損得勘定
2011年12月10日 17時59分
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“ボクシング界の新星”井岡一翔が大みそかに芦田愛菜と全面対決へ!
2011年12月10日 17時59分
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改選で理事返り咲き狙う高砂親方
2011年12月10日 11時00分
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「亀田祭り」視聴率はまずまず! TBSは好評価
2011年12月09日 15時30分
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世紀の大凡戦演じた亀田興毅 次こそ指名試合で逃げられない!
2011年12月09日 11時45分
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ダルビッシュがメジャー挑戦表明
2011年12月08日 16時00分
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局地的に盛り上がった今年の日本シリーズ 過去最高の入場料収入!
2011年12月08日 15時30分