スポーツ
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スポーツ 2019年10月28日 19時00分
巨人、FA行使の美馬獲りにファンからブーイング噴出のワケ むやみな補強策に「野上の失敗から何一つ学んでない」と呆れ声も
今シーズン取得したFA権を行使すると27日に表明した楽天・美馬学。一夜明けた28日、巨人がその右腕の獲得に乗り出したことを複数メディアが報じている。 報道によると、関東圏のチームでのプレーを希望しているという美馬に対し、巨人は解禁日となる来月3日以降に条件提示するとのこと。ただ、ロッテも交渉に動くと報じられていることに加え、現所属の楽天も宣言残留を認めているため、美馬の獲得へ向けては熾烈な争奪戦が展開される見通しであるとも伝えられている。 今シーズンの巨人の投手陣を見ると、規定投球回(143回)をクリアした先発は山口俊1選手のみと計算の立つ先発が不足。そのような状況の中リーグ優勝にはこぎ着けたものの、迎えた日本シリーズでは先発陣が最長でも6.1回までしかイニングを稼げなかった上、その後登板した2番手以降の中継ぎ陣が打ち込まれる展開が続出。結局、ソフトバンク相手に一度も勝てないままシリーズ終戦となった。 こうしたチーム事情を考えると、今シーズン楽天で唯一開幕から先発ローテを守り、パ・リーグでは他に5選手しかいない規定投球回(143回)をクリアした美馬は、一見すると来シーズンの日本一を狙うための補強ポイントに合致しているように思われる。 ただ、今回の一件を受けた巨人ファンからは賛同する声よりも「人的補償を出してまで獲得するような選手じゃない」、「そこまでむやみな補強する必要ある?」、「年齢も実績も微妙、今いる若手を育てる方がはるかにマシ」、「そんな暇とお金があるなら新外国人投手2、3人引っ張ってこい」といったブーイングが多数。 一方、「絶対野上の二の舞になるだろ」、「美馬はいらん、獲っても野上が増えるだけ」、「この球団は野上での失敗から何一つ学んでないな」という声も。2017年オフにFAで西武から巨人へ移籍した野上亮磨を引き合いに出した批判も数多く見受けられた。 「3年総額4億5000万円(推定)の契約で入団した野上でしたが、入団後は2年間でわずか5勝。先発から中継ぎへ配置転換された影響があったのか、それとも好待遇を手にして気が緩んでしまったのか、ここまでは思うような成績を残せていません。その上、今月20日には投球中に左アキレス腱を断裂し来シーズンの開幕が危機的な状況に。このままだと来オフのリリースは避けられなくなるでしょう」(スポーツライター) 「その野上がなぜ引き合いに出されているのかですが、移籍直前の野上と今シーズンの美馬の成績は野上が『24試合・11勝10敗・3.63・144回』、美馬が『25試合・8勝5敗・4.01・143.2回』と酷似しており、FA市場におけるランクも両者ともにB。また、通算成績(ともに9年)も野上が『207試合・903回・53勝56敗・防御率4.03』、美馬が『185試合・987.1回・51勝60敗・3.82』と似通った数字になっていますが、年齢は野上が当時30歳だったのに対し美馬は33歳。美馬の獲得に否定的なファンは、これらのデータを元に『補強にはならない』と結論付けているようです」(同) 球団の意向とは対照的に、懐疑的な見方をするファンが多い美馬の獲得。なお、こうした否定派の中には「頼むからロッテが獲得して」、「ロッテ頑張れ、なんとしても争奪戦に勝ってくれ」と、競合相手のロッテを応援する声も少なからず見受けられた。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2019年10月28日 18時00分
暴行問題で電撃引退の貴ノ冨士…かばい続けた千賀ノ浦親方の“思い”とは
10月11日、付け人に暴行を働き日本相撲協会から自主引退を促された十両・貴ノ富士(千賀ノ浦部屋)が、協会に郵送で引退届を送り付け、大相撲界を去った。 貴ノ富士は代理人弁護士を通じて「協会の将来に失望しました。協会とのやり取りに疲れ果てましたので、引退することを決意しました」とコメントした。 暴行を働きながらも「ガバナンスがなっていない」「付け人が言うことを聞かないときどうしたらいいのか」など、独善的な言い分で相撲協会を批判し“独り相撲”の要素が強かった貴ノ富士。協会側は厄介払いができてやれやれといったところだが、哀れなのが師匠の千賀ノ浦親方(元小結隆三杉)だ。「去年暮れの貴ノ岩に続き、1年もたたないうちにまたしても弟子が暴行事件を起こしたことになる。これには協会内で『指導が甘い』『元貴乃花の弟子というので遠慮しているんじゃないか』など、批判も多かったですね」(相撲協会関係者) 貴ノ富士が処分された9月末の理事会では、弟子に対する監督不行き届きを問われて自身も6カ月間、20%の報酬減額処分を食らっている。 踏んだり蹴ったりの千賀ノ浦親方は、貴ノ富士に「破門」を宣告してもおかしくなかったが、どんなに煮え湯を飲まされても貴ノ富士をかばい続けた。「千賀ノ浦親方にすれば、元貴乃花親方から預かった弟子の1人ですから『最後までしっかり面倒見たい』という思いがあったのでしょう。部屋を飛び出した貴ノ富士と連絡が取れなくなっても、『何かあったらと不安になる。顔を合わせて話がしたい』と何度も身を寄せているマンションを訪ねています」(担当記者) しかし、千賀ノ浦親方の思いは届かなかった。「代理人弁護士から、『携帯電話にかけるのもやめてくれ』と言われ、引退届が届いた夜、貴ノ富士から謝罪の電話はあったそうですが、最後まで面談はかないませんでした。それでも千賀ノ浦親方は、断髪式にもできるだけ協力する構えを見せています」(同・記者) 親の心子知らず…。千賀ノ浦親方がふびんだ。
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スポーツ 2019年10月28日 17時30分
ロッテ2位指名・佐藤都志也、大学通算100安打ならずも「打てるキャッチャー」として憧れのプロの世界へ
東都大学野球の24日の中央大学戦で、3打数1安打に終わった東洋大・佐藤都志也。目標としていた大学通算100安打に4安打届かず、96安打で大学野球生活を終えた。東都で100安打を記録したのは過去24人だけの大記録。節目の数字には達しなかったものの、当然胸を張れる記録である。 17日のドラフト会議で、ロッテマリーンズから2位指名を受け、満面の笑みを浮かべた佐藤。それには聖光学院在籍時の指名漏れの悔しい思いを抱き続けたことで、指名時の喜びも倍増されたようだ。その模様は26日、TBS系の「バース・デイ」でも放送され、ドラフト会議当日と最愛の母の誕生日が重なり「母に誕生日プレゼントができた」と喜ぶ姿も放送され、大きな話題となっている。 そんな佐藤は指名の際、目標とするプレーヤーに、ライオンズの栗山巧と、ジャイアンツを今年限りで引退した阿部慎之助の2名の名を挙げた。 栗山については「大学1年の時、自分が代打でしか試合に出られない時に、栗山選手が代打で決勝タイムリーを打った時のヒーローインタビューを見て、チームのために準備をすることの大切さ」を知って、「個人の結果よりもチームのために」と意識革命ができたとコメント。阿部については「4番で打てるキャッチャー」と、プレー面で圧倒的な実績を残した名捕手に近づきたいとした。 昨年のドラフト会議で揃ってプロ入りし、バッテリーを組んでいた“東洋三羽烏”のホークスドラフト1位甲斐野央、ベイスターズ1位上茶谷大河、ドラゴンズ2位梅津晃大と同じステージに立つ。甲斐野からはドラフト前日に「緊張してる?プロはいいぞ」と会話したと明かし、仲の良さも披露したが、勝負は別物とばかりに「宣戦布告します」と宣言するなど、勝ち気な一面も見せた。 「足が速くて、肩も強い、そして打てるキャッチャーとして見て欲しい」。そう語るイケメンは、球界を代表するスター目指して白球を追う。取材・文・写真/ 萩原孝弘
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スポーツ 2019年10月28日 12時00分
メジャーリーグ嫌いの張本勲氏に「一緒にアメリカ行こう」 田淵幸一氏、暴言を優しく諭し称賛の声
27日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、ゲストの元阪神、西武の田淵幸一氏が、メジャーリーグの話題を極端に嫌う張本勲氏を諭すシーンがあった。 番組では、メジャーリーグの珍プレーを紹介。ヒューストン・アストロズのジャスティン・バーランダー投手が、三塁前のセーフティバントをスライディングしながら捕球しに行った上、無理な体勢から一塁に投げようとして脚に当ててしまう様子を紹介する。 これを見た張本氏は、 「ありがちなプレーなんですよ。アメリカの選手の一番良いところは、最後の最後まで諦めない。彼、21勝してるんですよ今年。たいへんな大投手なんですよ。ありがちなんだ、大投手でも大選手でも慌てるとああいうことが起きる」 と珍しくアメリカの野球選手を褒め称える。すると、横にいた元阪神タイガース・西武ライオンズ選手で、福岡ダイエーホークス元監督田淵幸一氏が、「でも張本さん、ちょっとそろそろメジャーにも注目しましょうよ。いつも『そんなもん、野球はいいんだ』って言ってるけど、今度、一緒にアメリカ、メジャー一緒に行きましょうよ」と諭す。 張本氏は受け入れることができなかったようで、「一人で行ってくれよ」と突き放す。ところが、田淵氏が「『サンデーモーニング』のお金で」と話すと笑顔になり、「おおそうか、それなら行ってみようか」と笑った。 関口宏は「番組のお金で」をスルーし、「確かにアメリカには関心ないっていうんですが」とポツリ。田淵氏は「そうなんです、いつも見てるんだけどね」とコメント。張本氏は無言だった。 この田淵氏の言動に、視聴者からは「田淵氏の優しさ」「言い方は優しかったけど注意だよね。でも良かったと思う」「いつも見ているからおかしさに気がついているのかも」など、称賛の声が相次ぐことになった。 金田正一さんが亡くなり、張本氏の暴走を止めることのできる人物がいなくなったと言われる昨今。田淵氏のような後輩ながら、諭すことができる人物は貴重かもしれない。
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スポーツ 2019年10月28日 11時30分
阪神、バレンティン争奪戦には参加しない? 暗に示した“マネーゲーム”不参加の意思、矢野監督の方針にも影響か
プロ野球界は「オフの補強」に向けて動き始めた。しかし、その言葉を聞かされた瞬間、今オフの主役の去就が絞られた。ひょっとしたら、下交渉も終わっているのではないか? フリーエージェント権行使(以下=FA)の申請期間が始まった10月24日、阪神・谷本修副社長兼球団本部長(55)が報道陣に囲まれた。今オフのFA補強について聞かれ、ハッキリとこう言い切った。 「極めて、消極的です」 今オフ、矢野阪神はFA市場を静観する。その前日から“確実な情報”として飛び込んできた話もあった。本塁打王3回、ベストナイン&最高出塁率2回、打点王1回、2013年MVPにも選ばれた東京ヤクルトのウラディミール・バレンティン外野手(35)がFA権を行使するという。 バレンティンのFA権行使の情報はヤクルトサイドから漏れてきたもの。関係者によれば、ヤクルトはバレンティンに「2年の複数契約」を提示。年俸額は不明だが、バレンティンの代理人は「交渉の窓口を広げたい」と回答してきたという。故障さえしなければ、70打点以上の計算も立つ選手だ。 守備難、来季36歳という年齢から「興味ナシ」の球団もあるが、「変化球主体の日本の野球に来日1年目の新外国人選手が対応できないケースも多いので」と、前向きに捉えるチームも少なくない。 某球団のスタッフが「私見」と、こう語っていた。 「バレンティンの現推定年俸は4億4000万円。それ以上の年俸を提示するとなると、ちょっと…」 バレンティンのFA権行使のウワサは水面下で囁かれていた。阪神副社長の「消極的発言」は“バレンティン獲得はない”と、暗に宣言したものでもあるのだ。 「ソフトバンクがバレンティンに興味を示しているとの情報も交錯しています。資金源が豊富なソフトバンクなら4億円以上でも払えるでしょうし、巨人もマンザラではないと聞いています。マシソン(3億5500万円)、ビヤヌエバ(2億2500万円)、森福(8400万円)が退団した分をそのまま充てれば軽く4億円に届くし、今季限りで引退する阿部慎之助の推定年俸も1億6000万円でした」(ベテラン記者) 日本一を目指す巨人にとって、「これ以上、ソフトバンクに好選手を行かせるわけにはいかない」との思いもあるようだ。 「DeNA・筒香のメジャーリーグ挑戦が決まりました。狭い横浜スタジアムなら、ヘタクソなバレンティンの外野守備でも致命傷にはなりません」(前出・同) こうした情報を聞くと、「マネーゲームには参戦しない」とする阪神の選択は正しいのではないか? もっとも、阪神は福留、糸井のレギュラー外野手の年齢的ネックを解消しなければ、優勝戦線に加わることはできない。日本球界向きの新たな外国人選手を探すようだが、矢野燿大監督は覚悟を決め、若手育成を最優先事項に挙げたそうだ。 「近年の阪神はシーズン途中、緊急で外国人選手を獲ることを繰り返しています。オフの間に『計算の立つ外国人選手』を獲れば、腰を据えて若手育成に専念できるという意見も球団内部にはあるそうです」(在阪記者) バレンティンの去就に注目が集まるのは間違いないようだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2019年10月25日 19時00分
「なめんじゃねーよ!」元ロッテ・里崎氏が激怒 “ロッテに佐々木の育成は無理”に反論、乙武氏の発言も影響か
元ロッテで野球解説者の里崎智也氏が、24日に自身のユーチューブチャンネルを更新。古巣ロッテへのネガティブな意見に真っ向から反論した。 ロッテは17日に行われたドラフト会議で、今年一番の目玉ともいわれた大船渡高・佐々木朗希の交渉権を4球団競合の末に獲得。しかし、ネット上では交渉権確定直後から「ロッテに佐々木の育成は無理」、「育成上手くないくせに指名するなよ」、「せっかくの逸材だっただけに残念な結果だ」といった声が相次いでいた。 こうした見方に対し、里崎氏は動画で「『某球団の方が育成しっかりしてるから良かったんじゃないの?』とかいろいろ聞きますけど、なめんじゃねーよ!」と激怒。ロッテがこれまでに自身を含め福浦和也、西岡剛、成瀬善久といった主力選手たちを輩出していることを引き合いに出し、「これって育ててないんですかね?」と首をかしげた。 「育成(能力)がないって、育成ってなんやねん」となおも怒り心頭の里崎氏は、「メジャーリーガーの輩出=育成がうまい」と仮定した上でセ・パ12球団の該当選手を列挙。全球団がこれまでに生え抜きのメジャーリーガーを少なくとも1選手は輩出していることを根拠に、「世の中の人はメディアが取り上げたビッグネームが後々活躍したかどうかで育成能力の有無を語るけど、そもそも全球団、育成能力(は)ある」と持論を展開した。 その上で、「何も知らない人がイメージで勝手に言ってるだけ、育成能力のないチームなんてない」と、ロッテの育成能力を疑う意見をバッサリと切り捨てた。 今回の動画を受け、ネット上のロッテファンからは「里崎さんありがとう!よくぞ言ってくれました!」、「自分が思ってたこと全部代弁してくれた」、「里崎は実際にロッテに育ててもらった選手だから説得力がすごい」と称賛が殺到。 同時に、「里崎が怒ってるのって絶対乙武のせいだろ」、「里崎も乙武が知ったかぶりの知識でロッテをコケにしたこと知ってるのかもしれん」、「おい乙武、お前の失礼な発言に里崎もブチ切れてるぞ」などと、乙武洋匡氏を揶揄するコメントも数多く挙がった。 「乙武氏は17日放送の『AbemaPrime』(AbemaTV)内でロッテの育成能力を疑問視するような発言をしてファンから批判を浴びた上、20日には自身のツイッターで『島孝明、見事に潰しましたよね?』と反論しさらなる反感を買った人物。里崎氏は動画内で『いろいろ聞きますけど』と口にしていましたが、もしかしたらその中には乙武氏の発言も含まれていたのかもしれません」(スポーツライター) プロ入りから引退までロッテ一筋を貫き、2006年WBCでは世界一に貢献、大会ベストナイン(優秀選手)に輝くほど大成した里崎氏。自身を名捕手に育ててくれた古巣が好き勝手に言われている状況に、一言物申さずにはいられなかったのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について里崎智也氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCFCtAX45lgHcf4s0vAgAxww乙武洋匡氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/h_ototake
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スポーツ 2019年10月25日 18時00分
広島 佐々岡新監督「1年契約」裏に2020年本命招聘
今季、4年ぶりのBクラスに沈み、緒方孝市監督が退任した広島カープで、佐々岡真司投手コーチ(52)の監督昇格が発表された。広島では投手出身の指揮官は53季ぶりとなる。 今季の敗因の一つである「投手陣の崩壊」に着手するにあたり、決して間違った人選ではないだろう。「次期監督はコーチなどを務めてから」という、広島の指導者育成の流れにも逆らっていない。だが、この発表に、広島ファンの盛り上がりはイマイチなのだ。 「緒方監督が誕生した5年前は『来年こそ優勝』と盛り上がっていました。前任の野村謙二郎氏が菊池涼介、丸佳浩、田中広輔らの若手を育て、黒田博樹氏もメジャーから8年ぶりにカープに復帰することが決定。前田健太との新旧エースが揃い、第2期黄金期の幕開けといった雰囲気でした」(スポーツ紙記者) 最大の違いは、フロントの応援姿勢だろう。松田元オーナーは全面サポートを約束し「我々も性根を入れて補強していかんと」と言っていた。しかし今回、そうした声は聞こえてこない。「気になるのは、佐々岡監督の契約任期です」(同) 佐々岡監督の任期は「1年」と言われている。広島の内情に詳しい関係者によれば、野村、緒方両監督とも1年ごとの更新だったが、それはあくまでも「1年1年が勝負」という建前。少なくとも「3年以上」の任期でチームを託されていた。 補強の約束も聞かれず、最短の契約でしかない今回の状況を考えると、佐々岡体制は長期政権ではないのかもしれない。 「監督に着任して最初の仕事が、FA権を取得した選手の慰留ですからね。昨年オフは丸が移籍し、今オフは菊池のポスティングシステムによるメジャー挑戦が避けられない状況です。會澤翼の残留は決まりましたが、薬物検査で引っかかったバティスタもこのまま残しておくわけにはいきませんし、野村祐輔の去就も不明です。佐々岡監督は今季以上に戦力ダウンするチームを率いることになります」(関係者) また、佐々岡監督の脇を固めるコーチ人事も、まだ発表されていない。大半のコーチが残留する方向のようだが、そこに話題性のある人物はいない。選手の兄貴分的な存在だった新井貴浩氏を帰還させるのなら、早々に発表されるはずだ。「米国で生活する黒田氏を呼び戻すとなれば、単身赴任になります。そのため、身辺整理にも時間が掛かるでしょう」(同) 1年ずつが勝負――。2年連続V逸となれば、佐々岡監督は責任を取らなければならなくなる。佐々岡監督は「黒田監督、新井参謀」という“本格的体制”を整えるための、短い繋ぎ役なのかもしれない。
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スポーツ 2019年10月25日 17時30分
全日本“絶対王者”宮原健斗が三冠V8達成で「2019年のMVP決定だ!」
全日本プロレス『2019 旗揚げ記念シリーズ』最終戦▽24日 東京・後楽園ホール 観衆1,213人 全日本プロレスは、『2019旗揚げ記念シリーズ』最終戦を東京・後楽園ホールで開催した。平日開催でもコンスタントに1000人以上動員出来るようになったのは、ジャイアント馬場さんの時代から“王道”と言われてきたヘビー級の重みのある試合を軸に据えながら、門戸をインディーの選手にも開放し、タッグやジュニア戦線も盛り上がりを見せているのが要因なのだろう。この日もとてもバランスが良いカードが並んでいた。 セミファイナルでは、世界タッグ王者のゼウス&崔領二がヨシタツ&ジョエル・レッドマンを相手に力の差を見せつける試合内容で完勝し、初防衛に成功。年末の『2019世界最強タッグリーグ決定戦』に向けて弾みをつける結果になっている。 メインイベントでは、全日本のエースであり3冠ヘビー級王者の宮原健斗が、ジェイク・リーを相手に8度目の防衛戦を行った。 互いにライバルと認め合ってるだけあって、一進一退の攻防が続いたが、ジェイクのPKを食らって宮原は劣勢に立たされる。必殺のシャットダウン・スープレックスをカウント2で返されてしまうなど、この日のジェイクは目の色が違った。終盤の攻防をブラックアウトで振り切った宮原はこだわりのシャットダウン・スープレックスでカウント3。見事8度目の防衛に成功した。これは17代王者の故・三沢光晴さん、33代王者の小島聡、そして55代王者時代の宮原に並ぶ記録で、32代王者の川田利明が残した最多防衛記録10回まであと2回に迫っている。 試合後、マイクを握った宮原は、「ライバルが現れた。ジェイク・リーはスターだ。そして、とっくの昔から皆さんお気づきだと思いますが、今、ここの、全日本プロレスの日本地図のど真ん中に立ってる男、宮原健斗…スターだ!同じ場所に2人、スターがいたっていいじゃねぇか。まだまだこれからも宮原健斗とジェイク・リーの闘いは続きます!みなさんも、その2人から目を離すなよ!忘れてましたが、V8達成!V8達成というのは、皆さまどういう意味かわかりますか?宮原健斗の記録に並んだぞ、オイ!ということは!今まで散々『MVP候補ナンバーワン』と言ってきたが、きょうMVP確定だ!マスコミ、関係各位!よ〜く書いておくんだぞ!2019年のMVPは、宮原健斗で決定だ!」と、しばらく新日本プロレス勢が独占している『プロレス大賞』(東京スポーツ新聞社)受賞を高らかに宣言。今年2月に開催されたジャイアント馬場追善興行では、尊敬する棚橋弘至から「次は宮原クンの時代」と肌を合わせた後に託されているだけに、ここは狙って欲しいところ。 最強タッグでは、青柳優馬と初エントリーするが、「まだ宮原健斗と青柳優馬の間には、キャリアの壁があります。キャリアの壁、乗り越えたいと思います。そのために俺は考えました。壁を乗り越えるために青柳優馬!俺は今日から、あなたのことをアオちゃんと呼ぶ!アオちゃんにも1つお願いがある。キャリアの壁を超えるためには、俺のことを今日からケンちゃんと呼んでくれ!」と青柳に呼びかけると、青柳も「ケンちゃん!」と応え2人は抱き合い結束力を確かめあった。 最後は「世界最強タッグは!NEXTREMEおよびケンちゃん&アオちゃんが優勝いただきます!最後に!後楽園ホールの皆さんに聞きたい!全日本プロレス、最高ですか〜?」といつもの締めを行い、旗揚げ記念シリーズをエースとして完璧な任務を果たした。宮原がいれば全日本は心配ない。この1年は宮原にとっても全日本にとっても来年以降、さらに飛躍していくためにも大きく成長した年だったのは言うまでもないだろう。(どら増田)
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スポーツ 2019年10月25日 14時00分
関係者大混乱!『東京五輪マラソン“札幌大会”』ほぼ決定のドタバタ
東京オリンピックのマラソン、競歩の2種目の“開催地変更”が突然発表された。両種目とも札幌に移す方向で、ほぼ決定的だという。「第一報があったのは10月17日。東京五輪の組織委員会による発表ではなく、国際オリンピック委員会(IOC)が世界に向けて通達し、各メディアは組織委に『本当に?』と確認したほど混乱しました」(日本スポーツ協会担当記者) 理由は“猛暑”に尽きる。10月6日まで開催されていた世界陸上ドーハ大会で、マラソンにエントリーした女子選手の半数近くが棄権する事態が起き、「猛暑による過ちを繰り返してはならない」と、IOCバッハ会長の権限で“札幌移転”が決められた。 ただ、IOCはドーハ大会終了直後から東京五輪の組織委員会に連絡を入れており、大型台風の上陸した連休中には変更の結論は出ていたという。小池百合子都知事は「突然のことで…」と言ったが、知らなかったはずがない。組織委同様、トボけた可能性が高いようだ。「猛暑の懸念は以前から指摘されていました。ビーチバレーなど他の屋外競技からも心配の声が絶えません。日本陸上競技連盟は当初から東京以外での開催やスタート時間の変更を提案していましたが…」(同・記者) 北海道の鈴木直道知事、札幌の秋元克広市長ともに、急ピッチでの対応を口にしていたが、地元メディアからは、こんな指摘も聞かれた。「北海道では夏場のマラソン大会も開催されていますが、7月下旬から8月上旬にかけては、気温30度以上の真夏日が連続しています。五輪マラソンの行われる来年8月2日女子、同9日男子は、東京とたいして変わらないかもしれません」(現地紙記者) 札幌がIOCの目に止まった理由だが、4万人以上を集客できる札幌ドームがあり、既存の競技施設を使って大観衆を集められると判断したからだという。組織委トップの森喜朗元首相は「マラソン移転による追加費用をIOCに請求するよう…」と言ったが、問題がズレている。最初から、陸連の異議に耳を傾けていれば、こんな大恥はかかなかったのだ。
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スポーツ 2019年10月25日 11時40分
巨人・原監督「セ・リーグもDHを」発言は負け惜しみ? 日本シリーズ4連敗、「パ強セ弱」が一向に終わらない理由とは
「原理論」に、日本野球機構(NPB)は今のところ、リアクションは起こしていないが、共鳴するセ・リーグ球団は少なくないそうだ。 4連敗のストレート負けで日本シリーズを終了した巨人・原辰徳監督(61)がシーズン終了のオーナー報告を行った(10月24日)。待ち構えていた記者団とのやり取りの中で出たのが、「パ強セ弱」の打開策。原監督は、「セ・リーグもDH制(指名打者制)を使うべきだろうね。相当な差をつけられている感じが…」と独自の理論を展開した。 近年、パ・リーグはセパ交流戦でも“圧倒的な強さ”を見せつけている。他メディアでも伝えているが、今年の日本シリーズを終えて、セ・リーグとパ・リーグの勝利回数が35回で並んだ。勝ち星の数で言えば、セ・リーグ202勝、パ・リーグ205勝と逆転に成功している。 原監督はWBCなど国際試合での指揮経験を持つだけに、「DH制」によって、得点能力がいかに高まるかも実感しているのだろう。 「レギュラーが増えたほうが少年たちだっていいと思う」 守備難でも、打撃の一芸に秀でた選手にもチャンスが拡大すれば、野球人口の拡大にもつながるとも力説していた。NPB関係者によれば、「セのDH導入は何度か話に出たことはある」という。原監督の発言は、今後大きな反響を呼びそうだ。 セ、パ両リーグを経験した投手出身のプロ野球解説者がこう言う。 「セ・リーグはDH制がないのに、ピッチャーの練習メニューがパ・リーグ球団とほとんどいっしょ。ピッチング練習が最優先なのは当然としても、セのピッチャーは打席に立つので、もっと、バントの練習をすべきでは」 DH制による最大の利点は、ピッチャーを打席に立たせず、打撃専門の選手を出場させることにある。ピッチャーが打席に立たないパ・リーグはともかく、セ・リーグのピッチャーもバントの練習をほとんどやらなくなった理由は、「先発、中継ぎ、クローザー」の分業制が確立されたからだ。先発投手はある程度、バントの練習もやるが、中継ぎ、クローザーのピッチャーはシーズン中、打席に立つことがほとんどない。打席が回ってきたら、大抵は代打が送られるからだ。 「バントを使って1点ずつ積み上げるスタイルから、ビッグイニングを作る攻撃野球が定着しました。バントは単に走者を進めるだけの作戦に変わりました。攻撃的野球をするのなら、普段からDHを使っているパ・リーグと、交流戦で代打か控え選手をDHに入れ、いつもと違う打順で試合に臨むセ・リーグとでは、最初から違いますよね」(前出・プロ野球解説者) DH制の導入論に、他のセ5球団も賛成の方向だという。 引退して二軍監督に就任した巨人・阿部慎之助、阪神を退団して新天地を探している鳥谷敬、引退表明をしたヤクルト・畠山和洋…。DH制があれば、彼らの現役生活も違うものになっていただろう。守備難のバレンティン(ヤクルト)、ソト(DeNA)もDH制があれば、もっと活躍できそうだ。バントによる心理戦が見られなくなるのは残念だが、原監督によるDH制の導入論は現代の野球スタイルを言い当てている。(スポーツライター・飯山満)
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“復活”浅田真央ちゃん驚異の視聴率ゲットで地元名古屋では「家政婦のミタ」最終回に並んだ!
2011年12月27日 15時40分
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2011年12月27日 11時45分
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2011年12月26日 11時45分
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山本美憂&聖子姉妹ロンドン五輪出場ならず 山本ファミリーの夢散る!
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立浪一門大荒れで理事続投にヒヤヒヤの貴乃花親方
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2011年12月23日 17時59分
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未曾有の大型補強は原監督の意志ではない? 大田に異例の檄を飛ばした真意は…
2011年12月23日 11時45分
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“日本人悪役プロレスラーの元祖”上田馬之助さんが死去
2011年12月22日 11時45分
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アマスポーツ界でハレンチ行為続出!? 今度はレスリング日本代表選手が女性のスカートの中を盗撮で逮捕?
2011年12月22日 11時45分
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仰天! 日本ハムが期限ギリギリまで受諾回答を引き延ばした真相
2011年12月22日 11時45分
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ソフトバンク孫オーナーも怒った! 杉内流出許した東大出身エリートフロントに厳罰!
2011年12月21日 15時30分
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“ミスターPRIDE”桜庭和志が「元気ですか!!大晦日!!」で11年ぶりにプロレスマッチ出場!
2011年12月20日 15時30分
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係争中の琴光喜が福岡でつけ麺屋!?
2011年12月20日 11時00分
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スポーツ
ビートたけしのTBS大みそか特番でボクシング元世界王者・内藤大助が最後の雄姿
2011年12月19日 15時30分
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スポーツ
ダルビッシュ『米挑戦』の余波… 日本ハムは投手補強ができない!?
2011年12月19日 15時30分
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狙いは国内移籍? 入札球団なく自由契約となった前横浜DeNA・真田
2011年12月17日 17時59分
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スポーツ
1年前とは天と地の差 ツインズ西岡剛がやぶれかぶれ発言
2011年12月16日 15時30分