スポーツ
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スポーツ 2019年10月16日 11時30分
オリックス、来季コーチングスタッフ決定! 小谷野氏が指導者で復帰
オリックスは15日、来季のコーチングスタッフを発表した。 一軍は、既に続投が発表されている西村徳文監督2年目の組閣において、高山郁夫投手コーチがヘッドコーチ兼投手総合コーチに就任。小松聖2軍投手コーチが1軍投手コーチに異動。風岡尚幸ヘッドコーチは内野守備・走塁コーチに戻った。また現役時代、ファンに絶大な人気を誇っていた後藤光尊2軍内野守備総合コーチが1軍打撃コーチに異動している。田口壮野手総合兼打撃コーチ、平井正史投手コーチ、佐竹学外野守備・走塁コーチ、鈴木郁洋バッテリーコーチ、別府修作ブルペンコーチは続投となった。 今季から中嶋聡2軍監督が就任し、若手選手に好評な育成改革に乗り出したファームだが、中嶋監督は続投。今季引退した岸田護氏が2軍投手コーチに就任。2015年から2018年までオリックスで活躍し、引退直後の今季は楽天の1軍打撃コーチを務めていた小谷野栄一氏が2年ぶりに今度は指導者として、オリックスにカムバック。ファームの打撃コーチとして、日本ハム時代から旧知の中嶋監督のもとで、手腕を発揮する。また、日本ハムのプロスカウトだった高口隆行氏も内野守備・走塁コーチとして、オリックスに移籍。由田慎太郎スコアラーは外野守備・走塁コーチとして入閣した。小林宏投手コーチ、齋藤俊雄バッテリーコーチは続投。育成や舞洲残留組を指導する三輪隆バッテリーコーチは育成統括コーチに、辻竜太郎育成コーチは打撃コーチに異動。酒井勉氏は引き続き育成コーチを務める。 また、ダルビッシュ有の専属トレーナーを務め、今季から中嶋監督と二人三脚で選手の管理をしてきた中垣征一郎氏はパフォーマンスコーチ兼コーチングディレクターに就任した。 オリックスのOBに加えて日本ハム色が強くなったが、これは長年日本ハムにも籍を置いていた福良淳一GM兼編成部長の意向が強く反映されているのは明らかだ。小谷野コーチは福良GMを師と仰いでいるだけに、自然な流れのようにも見えるが、小谷野コーチは昨年の引退会見で、「オリックスファンの皆さんは少し待っててください」と、いつか戻って来てオリックスに恩返しをしたい旨を示唆していただけに、福良GMの存在はもちろんのこと、ファンとの約束を果たすために戻って来たと言ってもいいだろう。現役時代から後輩選手とともに自主トレを行っており、小谷野コーチを慕う選手は現在もチーム内には多い。今年、楽天を3位に押し上げた実績を持ってオリックスに戻って来るのはファンにとって、嬉しい限りだろう。 新体制は、11月の秋季キャンプおよび秋季練習から本格始動する。(どら増田)
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スポーツ 2019年10月16日 06時30分
「プロレス界のために」新日本1.4ドームのメインはオカダ対飯伏IWGP戦決定!
新日本プロレス『キング・オブ・プロレスリング』▽14日 東京・両国国技館 観衆9,573人(満員) 8月の『G1クライマックス29』を制し、来年1.4の東京ドーム・IWGPヘビー級選手権挑戦権利証を手に入れた飯伏幸太と、今年4月にジェイ・ホワイトを破り、IWGPヘビー級王座を奪還したオカダ・カズチカ。G1が終わってから、飯伏はG1で敗れたKENTAと、オカダはG1最終戦のタッグマッチでフォールを奪われた鈴木みのるとそれぞれ防衛戦を行い勝っている。14日の国技館は東京ドーム大会前最後となる防衛戦だ。飯伏はKENTAと同じく、G1で敗れたEVILと、オカダもG1で唯一敗れたSANADAとの防衛戦が組まれた。 まず、セミファイナルで飯伏がEVILと対戦。EVILの規格外のパワフル殺法にこの日も苦しめられた飯伏だが、終盤になると飯伏もパワーでEVILと打ち合いを展開して突破口を開くと、カミゴェ2連発が決まり防衛に成功。1.4ドーム大会メインイベントの青コーナーに向けて、歩を進めた。 続いてオカダがSANADAと対戦。SANADAの執拗なSkull End地獄に苦しんだオカダだったが、ラウンディングボディプレスの2発目を膝で迎撃すると潮目が変わる。それでも粘るSANADAに、最後はレインメーカーを決めてカウント3。オカダが36分21秒の死闘を制した。試合後、ライバルと認め合うオカダと、涙を流したSANADAは初めて握手をかわした。 「東京ドームのメインイベント決定だよね?飯伏幸太!出て来い!」 SANADAが去り、マイクをつかんだオカダはこのように絶叫した。挑戦権利証のアタッシュケースを持って現れた飯伏は「オカダさん、おめでとうございます」と称えると「僕にはインターコンチと、そのIWGPヘビー級のベルトが必要なんです。いつまでもあなたじゃ、面白くないでしょ。僕の挑戦、受けてもらっていいですか?」とオカダに問うた。 飯伏、IWGPインターコンチネンタル王者のジェイ、内藤哲也はIWGPヘビー級とインターコンチの2冠を目指しているが、オカダは「金メダルを持ってるのに銀メダルも欲しいと言ってるようなもの」と否定的なスタンス。「何が2冠だこのヤロー!IWGPもオカダ・カズチカもそんなに安く売ってないから!まずはそこを勝ってから2冠と言いなさい!東京ドーム、かかって来い!このヤロー!」と応えた。 カード決定を受けてインタビューブースに現れた飯伏は「これはすごい試合になりますよ。プロレスの可能性をもっと世の中に(広げる)ために必要なんです」とコメント。最後にリング上で「2020年の東京ドームは超満員にします!」と断言したオカダは「満員じゃなくて僕が目指してるのは超満員」と前置きした上で「プロレスを新日本プロレスを知ってもらうことが第一だと思うので、闘いだけじゃなく、しっかりプロレス界が盛り上がることをやっていきたい」と口にした。 オカダは他スポーツとも比較した。「プロレスを好きな人が『プロレスすごいでしょ』と。今ラグビーも盛り上がってますし、バレーボール、体操、陸上もやってたりする中で、僕たちも盛り上がりを見せていかなきゃいけない」と気を引き締める。 「負けたままは悔しいので、プロレスの底力を見せたい。ラグビーはテレビやネットでも盛り上げられてるし、ラグビー知らない人でも『どっちが勝つんだろう?』ってなるわけじゃないですか。そこはプロレスも知らない人がいるというのは悔しいですし、そこは負けてられないなと。ラグビーからは刺激をもらってます」と語り、東京ドームを超満員にして世間にプロレスを広げていく考えを明らかにしている。 飯伏は2冠という目標を、オカダは超満員という目標をそれぞれ抱えた。プロレス界のために盛り上げていく気持ちは同じだ。来年は1.4の翌日に1.5ドームも控えているが、オカダは「そこでも防衛戦をしてもいい」と語っている。もちろん2日連続で超満員にするつもりだ。1.5ドームに関しては今後の展開が気になるが、ひとまず1.4ドームの柱は決まった。まずはオカダと飯伏による1.4ドームに向けた闘いに注目だ。(どら増田 / 写真・藤井ギダイ)
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スポーツ 2019年10月15日 22時30分
プロレスラー世界遺産 伝説のチャンピオンから未知なる強豪まで── 「真壁刀義」実は苦労人の暴走キングコング
今やスイーツ評論家として、あるいはNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』にも重要な役回りで出演した俳優として、芸能活動が目立つ真壁刀義。その一方でプロレス界においては、いわゆる冬の時代を支えてきた新日本プロレス復興の立役者でもある。※ ※ ※ 2017年3月、テレビ朝日系で放送された『史上最高のプロレスラーランキング』。そのトップ20に真壁刀義がランキングされたことに、首をひねった昭和のファンは多いだろう。 「テレ朝が放送する新日本プロレスの現役トップ、棚橋弘至やオカダ・カズチカが下駄を履かされて上位にランクされるのはやむを得ないが、真壁なんてスイーツ大好きのバラエティータレントじゃないか」 「本家のブルーザー・ブロディがランク入りしてないのに、なんでモノマネの真壁が…」 ちまたではそういった声が多く聞こえ、18位のハルク・ホーガンと20位のアンドレ・ザ・ジャイアントに挟まれての19位という、並びの強烈さも違和感をいっそう際立たせてしまった。 だが、長らく新日を応援し続けてきたファンからすると、「真壁は当然のランクイン」「むしろ棚橋やオカダよりも上位でいい」との声もあるぐらいなのだ。 「新日の低迷期、いわゆる“冬の時代”を支えてきたのが棚橋と中邑(真輔)、そして真壁でした。中でも、対インディーのハードコア路線などで体を張ってきた真壁に対するファンの信頼は厚く、ヒールの立場でありながら高い支持を受けているのです」(プロレスライター) そのあたりの事情を知らないと「強面のスイーツ好きとしてテレビに出て名前を上げた」と勘違いされそうだが、話は逆で「真壁の人気が高まったからこそテレビに呼ばれるようになった」というのが実際のところなのである。 時系列的には、2006年ごろからアパッチプロレス軍やゼロワンMAX、アメリカのTNAなどと抗争を繰り広げていた真壁が、2009年にG1クライマックスで初優勝し、2010年にIWGP王座を初戴冠、2012年に“スイーツ真壁”として日本テレビ系『スッキリ!!』に初登場という流れになる。 真壁は1996年の入門で、同期にはアマレスで全日本選手権を2度制した藤田和之がいた。一方の真壁は学生プロレス経由でアマ実績もないため、まったく期待されるような存在ではなく、長らく前座、中堅の座に甘んじていた。 天然パーマでゴツい顔面という容貌を活かしてヒールに活路を見いだそうとするも、’05年にアキレス腱を断絶。プロレス自体の人気が低迷していた時期ということもあり、一度は本気で引退を考えたという。★G1の決勝戦が真壁コール一色 転機となったのは故障から復帰した2006年。当時、新日がエンタメプロレスのブランドとして打ち出していた「レッスル・ランド」に、“解き放たれたゴリラ”の異名で登場したことだった。ゴリラは真壁の外見に由来したものだが、そこからキングコングを想起して、ブルーザー・ブロディのごとく鎖をトレードマークとし、入場曲にもブロディの『移民の歌』を採用した。 エンタメのリングで演じるぶんには特に問題とはされなかったが、真壁はこれを通常の試合でも続けた。フィニッシュにはトップロープからのニードロップを使うようになり、その技名に“キングコング”と冠するようになると、一部ファンからは批判の声が上がり始める。 「背丈なども含めたスケール感で本家に遠く及ばない真壁が、ブロディを真似るのは冒とくだというわけです。しかし、そんな批判に臆することなく、真壁はこれを貫き通しました」(同) やがて、ヒールとしての全力ファイトが徐々にファンからも認められるようになり、いつしか真壁は一身に応援を受けるまでになっていた。「その集大成ともいえるのが2009年のG1クライマックス決勝戦。相手は入団時からエース候補としてもてはやされながら大きな結果を残せず、ヒールに転向してからもどこか中途半端な状態でいた中邑。この試合で場内は、本来ヒールであるはずの真壁へのコール一色に染まったのです」(同) 翌2010年にはその中邑の顔面に、コーナートップからのキングコング・ニードロップを食らわせてピンフォール勝ちを収め、IWGP王座を奪取する。 一方、真壁に敗れた中邑は、その後、ヒールともまた違った“クネクネ&イヤァオゥ!”の独自スタイルで復活することになる、そうしてみると真壁は、今やWWEスーパースターとなったシンスケ・ナカムラの生みの親とも言えようか。 決して才能に恵まれていたわけではなく、体格やルックス、バックボーンにも秀でたものはない。平凡なレスラーで終わってもなんら不思議のなかった真壁が、己の信念を貫くことでトップに立ち、大きな喝采を得ることになった。これもまたプロレスというジャンルの面白さであろう。***************************************真壁刀義(まかべ・とうぎ)1972年9月29日生まれ。神奈川県相模原市出身。身長181㎝、体重110㎏。得意技/キングコング・ニードロップ。文・脇本深八(元スポーツ紙記者)
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スポーツ 2019年10月15日 22時30分
「試合を組め」7年ぶりの鈴木みのる戦でバトルライガー解禁!完敗に再戦アピールも…
新日本プロレス『キング・オブ・プロレスリング』▽14日 東京・両国国技館 観衆9,573人(満員) 来年1月の東京ドーム大会で引退が決まっている新日本プロレスの獣神サンダー・ライガーが14日、東京・両国国技館大会で“旧知の仲”であり、因縁が勃発していた鈴木みのるとシングルマッチを行った。 「このままでいいのか?」 これまでみのるがライガーを挑発しながらも投げかけていた言葉は、かつてライガーがみのるに贈った言葉と言われている。両者のシングル対決は2012年12.23東京・後楽園ホール大会以来、約7年ぶりのこと。最後の対決は、ライガーにとっても恐らくこれが最後になるであろう両国国技館となった。ライガーは両国で幾多の名勝負を繰り広げただけに、最後の相手が「試合じゃなく喧嘩」「潰し合い」とまでライガーの怒りの沸点が達したみのるというのは面白い。 いつもの入場テーマ曲とともにライガーが姿を見せると、会場は大きなどよめきに包まれた。それも無理はない。上半身は裸、マスクは視界を開けて角の数を減らした「対ヘビー級」「格闘技戦」の時だけ披露してきたバトルライガーで登場したのだ。9.22兵庫・神戸ワールド記念ホール大会で見せた鬼神ライガーに続いてのレアバージョンでの登場は、ヘビー級であり、かつては格闘技戦で対戦したことがあるみのる戦が、最後のバトルライガーの舞台に相応しいと言ってもいいだろう。 試合はいきなり喧嘩モードで始まると思いきや、藤原喜明門下生の2人らしく、序盤はグラウンドの攻防を繰り広げるなど、“藤原教室”時代を懐かしむかのような展開にファンは釘付けになった。しかし、闘いが場外に移ると、まずライガーがイスで思いっきり叩き、ラフ殺法を仕掛ける。これに対して、みのるも黙っているはずがなく、フェンス攻撃やロープを使った関節技でライガーを苦しめていく。 最後は両者の打撃戦となったが、パワーで勝るみのるに、張り合っていたライガーも力が尽きていき、ゴッチ式パイルドライバーで万事休す。最後の一騎討ちは、みのるに軍配が上がった。試合後、リングに椅子を持ち出したみのるは、ヤングライオン(若手)を椅子で蹴散らすと、大の字のライガーに対して椅子を大きく振りかぶるもリングに投げ落とし、正座をして一礼。これぞ藤原イズムであり、ゴッチイズムだ。この光景に場内は大きな拍手に包まれた。 何とか立ち上がり、マイクを握ったライガーは「鈴木!ありがとな!」と叫んで退場。インタビューブースでは「きょうは負けた!でも新日本プロレス、1.4まで3か月ある。俺は諦めない。レスラーは負けたら根に持つんだ。絶対仕返してやる。もう一度あいつとのカードを組め!」と再戦を猛アピール。さらに、「俺を怒りMAXにされてくれたことは『ありがとう』だ」と語り、ファイターとしての炎を点けてくれたことに関しては感謝している。一方のみのるは「もう限界ですって辞めていくヤツが、先頭走ってるヤツに何をもってしたって、勝てるわけないじゃないか。俺とあいつの17年間、いやいや、32年間の男のケジメだ」と語るなど、最後の一礼もしかり、この試合でケジメをつけたことを明らかにしているだけに、これが最後のシングルになりそうだ。(どら増田 / 写真・藤井ギダイ)
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スポーツ 2019年10月15日 20時00分
ラグビーA組最終戦で“胸ぐら掴み合い”のリッチーと田村が、SNSで仲直り! 「これぞノーサイドの精神」と称賛集まる
13日に行われたラグビーW杯日本対スコットランドの一戦。「28-21」で勝利した日本が史上初のベスト8進出を決めたこの試合から一夜明けた14日、スコットランドのジェイミー・リッチーと日本の田村優がツイッター上で見せたやりとりが話題となっている。 同戦でリッチーは、後半7分に日本のトゥポウをプレーとは関係のないところで押し倒し、倒れたトゥポウの首元付近に肘打ち。また、後半28分にはプレー途中に田村を突き飛ばし、立ち上がった田村と胸ぐらを掴み合うなどかなりヒートアップした。ネット上では「このリッチーって選手気性荒すぎやろ」、「相手倒して肘打ちするのはさすがにやりすぎじゃない?」、「田村も相手に付き合っちゃダメだよ」といったコメントも複数寄せられていた。 その試合から一夜明けた14日、リッチーは自身のインスタグラムとツイッターを更新。日本の主将であるリーチ・マイケルとの2ショットと共に、「日本は素晴らしいホスト国、南アフリカを相手にベストを尽くすことを祈っているよ」と日本にエールを送った。 このリッチーの投稿に、試合中リッチーとやり合った田村がツイッターで反応。リッチーのツイートを引用した上で、「昨日の試合はありがとう、小競り合いについては謝るよ」と英語で投稿した。 一方、これを受けたリッチーも「何もわだかまりはないよ。僕たちは一緒に戦った兄弟だから」と“円満解決”を宣言。同時に「南アフリカ戦はベストを尽くして頑張って!」と田村にエールを送っていた。 このやりとりを受け、日本のファンからは「これぞノーサイドの精神!2人とも素敵です!」、「潔く仲直りできる両選手の姿勢はとても好感が持てる」、「試合直後はリッチーのこと嫌いだったけど、このやりとり見て逆に好きになった」、「リッチーも田村も、相手をリスペクトしていることが分かる素晴らしいやり取りだ」と称賛する声が殺到。 一方、中には「試合後に批判ばっかりしてるファンも、このノーサイド精神を見習わないと」、「これが当事者の感覚なんだな、試合後に批判ばっかりしてた自分がとても恥ずかしい」、「リッチーのSNSに汚いコメント書いてる奴はこのやり取り見て反省しろ」といったコメントも散見された。 今回の一戦では試合直後にリッチーのツイッターやインスタに突撃し、コメント欄で猛批判を浴びせる日本のファンも少なからず見受けられた。リッチー、田村がツイッター上で見せた今回の“仲直り”を受け、それまでの行いや考えを改めたファンも多かったのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用についてジェイミー・リッチーの公式インスタグラムよりhttps://www.instagram.com/jamie_t_ritchie/ジェイミー・リッチーの公式ツイッターよりhttps://twitter.com/Jamie_T_Ritchie田村優の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/YUUTAMURA19
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スポーツ 2019年10月15日 18時00分
打倒巨人の竜虎同盟! 阪神が松坂大輔「落合一派」吸収へ
中日の前監督でシニアディレクターの森繁和氏(64)と友利結国際渉外担当(52)の今季限りでの退団が決まったのは10月1日。するとその3日後、松坂大輔投手(39)が今季限りでの退団を申し入れ、了承された。 松坂が前所属のソフトバンクを退団したのは2年前。その後、当の2人がドラゴンズの入団テストを受ける道を開いてくれた。来季の契約について悩んでいた松坂も、恩人が解雇されたことで腹が決まったのか。 「先日、森さんとデニーさん(友利氏)が退団されたが、僕に声をかけてくれてドラゴンズに入れてもらった2人が退団することになったので、僕もいちゃいけないかなと思った」 こう退団表明を明かした松坂は、自由契約として公示されることが決まった。 松坂を巡っては、古巣の西武が獲得に向けて動いているという。しかし、松坂は恩義を感じて、「森、友利両氏とセットでの移籍」を希望。また、西武の渡辺久信GMも「現時点でこちらからコメントすることはない」と明言を避けている。 「森氏が退団を受け入れたのは、中日が水面下で落合派スタッフを一掃し、彼らの受け皿を配備しているから。監督として森氏が薫陶を受けたのは元中日監督の落合博満氏だが、GMとして理想としたのは西武やダイエーホークスの元監督で“球界の寝業師”と呼ばれた根本陸夫氏。森氏は生前の根本氏にかわいがられた愛弟子で、最近は『根本氏の再来』と呼ぶ声もあるほど球界人脈に長けている。引く手数多の状態だ」(スポーツ紙デスク) 根本氏といえば1993年オフ、西武の主砲だった秋山幸二を大型トレードで獲得。’94年オフにも石毛宏典と工藤公康のFA補強に成功して寝技師ぶりを存分に発揮した人物だが、森氏も独自の人脈を網羅した根本流の隠密行動で、中日のトレード、FA、外国人選手発掘を取り仕切り、豪腕ぶりを発揮。とりわけ、ドミニカ共和国の選手人脈は他の追随を許さなかった。 「中日コーチ時代、毎年ドミニカに出向き、そこで得た情報をもとにわずか3000万円で獲得したのが、来日1年目の2009年に39本で本塁打王に輝いたT・ブランコ。キューバ政府と日本球界の窓口にもなっており、今季も活躍した主砲のビシエドやリリーフのロドリゲス、マルティネスらを中日に連れてきたのも森氏。だが、今回の退団で中日はこのルートを失う可能性がある」(地元紙記者) これに待ってましたとばかりに手ぐすねを引いているのが、巨人。その情報を知りながら、中日があえて森氏を手放したのは、阪神が「竜虎同盟」という森ファミリーの受け皿を用意しているからに他ならない。 中日・与田剛監督は1990年にドラフト1位で中日に入団。阪神・矢野燿大監督は翌年のドラフト2位で中日入団。現役時代は星野仙一監督の下でバッテリーを組み、気心の知れた仲だ。 そんな両球団の蜜月ぶりが世に示されたのが、セ・リーグ最終戦となった9月30日の阪神対中日戦だ。この試合前、4位の阪神は勝てば3位の広島と順位が入れ替わり、逆転でクライマックスシリーズ進出が決定。中日は5位が確定していたものの、この日、先発した大野雄大が3回と3分の1を自責点0に抑えれば、広島のジョンソンを抜いて最優秀防御率のタイトルが確定するという構図だった。 結果は、大野が4回裏1死まで無失点に抑えたところで降板。まずは大野のタイトルを確定させると、阪神は3対0で完封勝利。両チームはそれぞれの目標を達成し、広島はCS進出とジョンソンのタイトルを失い、緒方孝市監督は辞任に追いやられた。 今季の阪神は7月に新外国人のソラーテを獲得したが、二軍降格にふてくされ、「モチベーションが上がらない」ことを理由に9月6日からの一軍昇格を拒否。9日に契約解除されるなど、ダメ虎ぶりを発揮していた。 これに、OB連から「本当に必要な人材は有能な外国人選手ではなく、チームマネジメントのできるフロントスタッフ」との声が上がり、藤原崇起オーナーは「ドラフト会議、FA、外国人獲得など補強面の課題は山積み」と、フロント陣の刷新を厳命している。 「阪神が掛布雅之オーナー付シニア・エグゼクティブ・アドバイザーを今季限りで退団させるのも、森氏の人脈を受け入れるための環境作りが目的。さらに阪神の久慈照嘉一軍内野守備走塁コーチ、筒井壮同外野守備走塁コーチ、新井良太二軍打撃コーチはドラゴンズOBで、矢野監督の信頼も厚い。森氏のフロント入りだけにとどまらず、中日を追われた落合派の元コーチらが加わる可能性もある」(前出・デスク) そうなれば、日米通算170勝した「平成の怪物」も、まもなくタテジマのユニホームに袖を通すことになりそうだ。
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スポーツ 2019年10月15日 17時32分
阪神、“鳥谷の背番号は欠番”報道に「パフォーマンス」と批判 ファンが不信感を抱くワケは昨オフの“塩対応”にあり?
今シーズンでの退団が決定し、来シーズンの去就が盛んに取り沙汰されている阪神・鳥谷敬。15日、その生え抜きが着用していた背番号「1」が欠番扱いとされることが分かったと、各メディアが報じている。 ルーキーイヤーの2004年から背番号「1」を背負い、今シーズンまでチームに貢献し続けてきた鳥谷。報道によると、球団はその功績の大きさに敬意を表し、後継者にふさわしい選手が出てくるまで背番号「1」を誰にも着けさせない方針を固めたという。 永久欠番とまではいかないものの、“準”永久欠番のような扱いとなる見通しとなった背番号「1」。この一件を受け、ネット上の阪神ファンからは「そこまで評価している選手をなぜ退団させた?」、「自分たちから引退勧告したのに、このタイミングで欠番にしたいって本当に意味が分からん」、「鳥谷退団への批判を逸らすための、付け焼刃のパフォーマンスとしか思えない」などと球団フロントへの批判が噴出。 また、「掛布みたいになるのがオチだろ」、「掛布の背番号をぞんざいに扱った球団の言うことなんか信用できるか」、「どうせ2、3年後したら掛布の背番号みたいにぽっと出の外国人に渡してるだろ」、「阪神のことだから、報道通りに背番号を大事にすることはまずないだろうな」といったコメントも数多く見受けられた。 ファンが言及している掛布雅之氏は1974〜1988年まで阪神一筋、背番号「31」でプレーし、“ミスター・タイガース”と呼ばれるほど絶大な人気を誇っていた。その掛布氏が2013年にゼネラルマネージャー付育成&打撃コーディネーターという肩書でチームに復帰した際、球団は「掛布氏のお眼鏡にかなう若手有望株が出てくるまで、背番号『31』は欠番扱い」という方針を定めていた。 しかし、そこから約5年が経過した昨年末、球団は新しく獲得したマルテが背番号「31」を強く希望したことを受け、当初の方針をひるがえし、マルテの背番号を「31」に決定。事前に掛布氏に打診していたということだが、この決定に対しては「球団の功労者に対してあまりにも敬意がなさすぎる」、「まだ何も成し遂げていない選手に背番号『31』を簡単に与えた球団には失望した」といった批判が集まっていた。 今回の一件とは別に、今シーズン限りで引退したメッセンジャーの背番号「54」も欠番扱いにする意向が先月中旬に伝えられ、「本当にそのつもりなら今後簡単に渡さないでほしい」とのコメントが寄せられている阪神。前述した掛布氏の背番号「31」への対応を考えると、背番号「1」、「54」の処遇についてファンが物言いをつけるのはいたし方ない話なのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2019年10月15日 12時00分
張本氏、故・金田氏との思い出は「ケンカ」 類まれなる“世界一”の才能についても語る
13日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、張本勲氏が6日に亡くなった金田正一氏を、涙をこらえながら追悼コメントを行った。 張本氏は金田正一氏が10月6日に亡くなった件について、 「プロ野球の昭和の巨星がまた一つ落ちましたね。300年経ってもこういうピッチャーはもう出てこないでしょう。力はある、素質はある、自己管理が凄い。まあ、こういう速い球投げるのは世界一でしょう」 と前人未到の400勝を達成した金田氏の投球を大絶賛する。そして、張本氏が東映フライヤーズ時代に対戦した思い出を語り、 「止まって見えるんだから、球が。川上(哲治)さんがボールが止まって見えたとおっしゃったでしょ。私1回だけオールスターゲームで投げられて、止まって見える。そこからキャッチャーへうわーっと。コースが甘いからバッターは『もらった』と思うんですよ。そこからカスリもしない」 と、金田氏と対戦した時の印象を語った。 関口宏は張本氏に「一番の思い出」を質問。すると、同氏は「喧嘩をしたこと」と笑い、「しょっちゅう喧嘩しました。絶対向かっていく人いませんよ、この人に。いつも周りに、張本のやつだけが俺に向かってくると。それで非常にかわいがってもらいましたけどね」と話す。 関口が「喧嘩の原因はなんなんですか?」と聞くと、「ちょっとしたことですよ。『お前そのシャツは何や』とこう言うからね、それがどうかしたんですかと」と言って笑う。そして真顔に戻り、寂しそうな顔をしながら、「これからお別れに行ってきます」と、話した。 普段は発言が炎上することが多い張本氏だが、この日は台風19号の被害が広がっていることもあり、神妙な面持ちだった張本氏。 さらに、野球界の大先輩であり、ともに日本プロ野球で偉大な記録を打ち立てた金田氏の死にショックを受けていたようで、どこか寂しさが漂っていた。 張本氏にとっては数少ない「自分を叱ってくれる存在」だけに、居なくなってしまったことにこの上ない寂しさを感じたのかもしれない。
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スポーツ 2019年10月15日 11時30分
「興奮している」オリックス、ディクソンがプレミア12米代表に初選出!
11月2日〜17日に開催される「第2回WBSC プレミア12」のアメリカ代表メンバーに、今シーズン途中からオリックスの“守護神”を務めたブランドン・ディクソンが初選出されたことが明らかになった。 今年がオリックス7年目となるディクソンは、昨年までは先発として活躍していたが、今シーズンは出遅れて開幕に間に合わなかった上、本来の守護神である増井浩俊が不調だったことも重なり、中継ぎを経てクローザーとして起用されると、37試合に登板、2勝1敗7HP18S、防御率は3.03とまずまずの成績を収めている。メジャーのカージナルスにも所属していただけに、持ち味の速球と伝家の宝刀ナックルカーブが世界を相手に猛威を奮いそうだ。内容次第では東京オリンピックに出場する可能性も秘めている。 ディクソンは「アメリカ代表として戦うということは全く予想していませんでしたが、実際に夢が現実となりとても興奮しています。国を代表してプレーするからには、アメリカ、オリックス、家族、そしてファンのみなさんの期待に応えられるように全力でプレーしたいと思います」とコメントを寄せた。 オリックスからは台湾代表のメンバーに張奕も選出されており、張は「国際大会は初めてなので、プロ初先発の時のような不安や緊張はありますが、それ以上に楽しみの方が大きいです。代表に選んで頂いたので、しっかりといい準備をしてチームに貢献できるようなピッチングを見せたいと思います」と選出されたことを素直に喜んだ。オリックスからは山岡泰輔、山本由伸、吉田正尚が日本代表の侍ジャパンに選出されており、台湾代表の張、そして、今回発表されたアメリカ代表のディクソンと、5選手が東京オリンピック出場を目指し、世界の舞台で躍動する。 台湾代表は、他にも北海道日本ハムの王柏融、千葉ロッテの陳冠宇、東北楽天の宋家豪が選出されているが、これまで台湾代表の顔だった巨人の陽岱鋼は出場が見送られている。メキシコ代表には巨人のビヤヌエバ、阪神のナバーロ、そして元中日、オリックスでプレーをしたクラークを選出。侍ジャパンにとって脅威になるであろう。キューバ代表には、福岡ソフトバンクのデスパイネ、グラシアル、モイネロ、コラスと4選手、中日のアリエル・マルティネスとライデル・マルティネス、元巨人のセペダも選出され、日本野球を熟知しているメンバーが揃った。 世界ランキングの上位12か国が出場する「第2回 WBSC プレミア12」は、11月2日〜17日まで開催され、オープニングラウンドは台湾、韓国、メキシコで行われ、各グループ上位2チームが日本で行われるスーパーラウンドへ進出する。侍ジャパンは、台湾、ベネズエラ、プエルトリコと同組のグループBに入っており、オープニングラウンドは台湾で行われる。 (どら増田 / 写真・垪和さえ)
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スポーツ 2019年10月15日 06時30分
RIZIN格闘技W杯実現のため今年の年末は日米全面対抗戦!天心も参戦か?
総合格闘技イベントRIZINが年末に開く、さいたまスーパーアリーナ大会のスケジュールが9日の会見で明らかになった。 これまで12月29、31の2日間、開催していたところを昨年は31日のみに集約。午前中に『平成最後のやれんのか!』、午後にRIZIN.14をそれぞれ開く「1日2大会」としていた。大会終了後、RIZINの榊原信行CEOは「来年は2日間に戻します」と明言。29日にRIZIN.20、31日にRIZIN.21を予定していたが、29日はアメリカの総合格闘技団体ベラトールの日本初進出興行『BELLATOR JAPAN」とし、31日はRIZIN.20を開催すると発表している。 『BELLATOR JAPAN」はRIZINが全面バックアップ。『ベラトール対RIZIN全面対抗戦』を軸として、2大会を連動させる。榊原CEOは「ベラトールはリングをつぶしてケージが上から降りるというすごい特許を持っているので、それを日本にも持ってきてほしいと話している」そう。ベラトールの興行は基本的にケージで行われるが、エリミヤーエンコ・ヒョードルの日本ラストマッチであるクイントン・“ランペイジ”・ジャクソン戦はリングにする意向だ。 しかし榊原CEOは「朝倉未来選手なんかは対抗戦をやってもいいと言ってる。未来が先頭に立ってやってもらいたい。RIZIN選抜はケージに入れてみたい。RIZINの選手がケージの中に入ったらどんな魅力が出るか。ベラトールの選手もリングに上がってもらって、ホーム&アウェーで2日間できれば」と語り、RIZIN選抜に期待を寄せている。 ベラトールのスコット・コーカー代表は、RIZIN&ベラトールの2団体バンタム級王者、堀口恭司については「アメリカで防衛戦をやってもらいたい」と、対抗戦への出場には否定的。榊原CEOも「堀口とRENAはベラトールに出てますから、彼らだけのものじゃない」と強調。「今、RIZINをアメリカでやるのは難しいので、こういう機会を作ってチャンスを与えたい」と続けた。 ベラトールではキックボクシングの試合も行っている。コーカー代表は“神童”那須川天心を「高く評価してます。ベラトールに出したいでしょうね」と評価した。榊原CEOは天心の対抗戦出馬も示唆し「天心以外のキックボクサーにもチャンスは与えたい」とキックボクシングの対抗戦開催に含みを持たせている。ベラトールはDAZNと放映権の契約を結んでおり、フジテレビでの中継については近日中に決めるとのこと。 昨年はフロイド・メイウェザーJr.が話題になったRIZINだが、今年は「日本のファンに優しく、アメリカに届く」をテーマに格闘技界に一石を投じ、格闘技をメジャースポーツに押し上げていく。(どら増田)
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