スポーツ
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スポーツ 2019年10月23日 22時30分
W-1近藤修司と征矢学がラグビー特訓で結束アピールするはずが…
武藤敬司が主宰するプロレス団体W-1(レッスルワン)は22日、神奈川・小田原アリーナ大会の会場で近藤修司と征矢学が『WRESTLE-1 タッグリーグ2019』(23日から)に向けたラグビー特訓を行った。 ラグビー経験者という近藤は、ラグビーワールドカップでの日本代表の活躍に刺激を受け、ここ1週間、征矢にラグビー特訓を課しているという。しかし、プロレスと関係ないこの特訓に対して、「効果があるのか?」と不信感を抱いていた征矢は、嫌気が差しているのが見え見え。この日は本田竜輝も加わってスクラム特訓を行いタッグリーグを前に結束をアピールしたいところだったが…。近藤「ほら、早く組め!」征矢「……」 渋々、スクラムの練習を始めた征矢だが、体勢を崩すと、「こんなのプロレスと何の意味があるんですか!こんなことをやっているなら受け身の練習していたほうがマシですよ!」と近藤に抗議。その場を立ち去ってしまった。 「おい、こら!ちゃんとやれ!お前にはラグビー魂がないのか?日本代表が負けたのもお前のせいだぞ!」近藤は立ち去った征矢を一喝、日本代表の敗退まで征矢のせいにした。 『W-1 タッグリーグ2019』は23日に東京・後楽園ホール大会で開幕し、11月27日の後楽園大会で優勝決定戦が行われる。 その他、Aブロックには芦野祥太郎&児玉裕輔、T-Hawk&入江茂弘、河野真幸&アレハンドロ、頓所隼&ペガソ・イルミナルが参戦する。近藤&征矢がエントリーしたBブロックは、羆嵐&レネ・デュプリ、稲葉大樹&土肥孝司、吉岡世起&エル・リンダマンがエントリー。各ブロックの最多得点チームが優勝決定戦に駒を進める。 果たして近藤&征矢のギクシャクは解消されるのか?(どら増田)
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スポーツ 2019年10月23日 20時38分
白鵬、亡き父と天皇陛下のエピソードを明かす 「日本人として横綱として…」改めて日本人横綱として決意表明、“今後は品格をもって”の声
大相撲・横綱の白鵬が、22日に自身のツイッターを更新。同日に即位礼正殿の儀が行われたことを受け、天皇陛下や上皇陛下に関するツイートを投稿した。 「天皇陛下即位おめでとうございます」とお祝いの言葉を述べた白鵬は、天皇陛下が皇太子時代、国交樹立35周年記念に当たる2007年にモンゴルを訪れたことを回顧。「沢山の人が出迎える中で、天皇陛下が父と20分以上お話していただいたことを 亡き父親が嬉しそうに話していたことを昨日のように覚えております」と、自身の父が天皇陛下との会話を喜んでいたことを明かした。 また、約30年に渡り在位した上皇陛下に対しても、「2010年に天皇陛下から御手紙を頂戴し、大変感激いたしました。これは今でも私の相撲人生一番の思い出であります」と改めて感謝の言葉を述べた。 天皇・上皇両陛下に関する一連のツイートを受け、ネット上からは「どちらも素敵なエピソードで心が温まりました」、「皇太子時代からそのような関わりがあったのは知らなかった」、「白鵬って以前から天皇陛下のこと物凄く慕ってるよね」といった反応が寄せられている。 「白鵬は2010年名古屋場所で優勝した際、賭博問題の影響で天皇賜杯を受け取れなかったことを悲しみ涙を流したエピソードが広く知られており、天皇・皇后両陛下が相撲を観戦する『天覧相撲』でも横綱昇進以降は6戦全勝。今回投稿した一連のツイートも、皇室に対する深い敬意の表れであることは間違いないでしょう」(スポーツライター) 白鵬は先月3日をもって、日本国籍を取得してもいる。このこともあってか、ツイートの最後では「令和の時代でもこのことを忘れずに、私も少しでも人々のためになれるよう 日本人として横綱として各地で土俵入りを行い邪気を追い払って参りたいと存じます」と“日本人横綱”として決意表明し、ネット上からは「今までの立ち振る舞いには色々あったけど、今後は品格をもった力士になってほしい」といったコメントが寄せられていた。文 / 柴田雅人記事内の引用について白鵬公式Twitterよりhttps://twitter.com/HakuhoSho69
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スポーツ 2019年10月23日 18時00分
独走! なぜかいま流れる阪神「落合監督」怪情報
今年9月、中日の「落合派一掃」に伴う「竜虎同盟」が明らかになったが、この動きが新たな展開を見せ、内外を騒がせている。 これまでは、中日の前監督で、今季から就任したばかりのシニアディレクターを退任した森繁和氏を掛布雅之氏の後釜に迎え、球団内部からタイガースを改革するのが狙いと思われた。そこに、待ってましたとばかり、落合博満元中日監督(65)が「阪神監督」に名乗りを挙げ、球界を騒がせているのだ。 10月9日、落合氏はMBSテレビ『戦え!スポーツ内閣』に出演。そこで、大の阪神ファンであるタレントの千秋から、「もし将来、阪神から監督就任の打診があったら?」と直球を投げられると、「野球で優勝させてくれればそれでいいって言うのであれば(オファーを)受ける可能性はある」と快音を響かせた。 クライマックスシリーズのファイナルステージで巨人に敗れた阪神・矢野燿大監督の採点質問には「0点ですよ、優勝できなければ0点」と一刀両断。8年間で4度のペナント優勝、1度の日本一を勝ち取った「オレ流」の実績を笑顔で表し、貫禄の違いを見せつけた。 さらに落合氏は、自身の改革案についても明らかにしている。 今季4番を期待されつつ、スタメン落ちまで経験した大山悠輔内野手の潜在能力を高く評価。「福留(孝介)や糸井(嘉男)ではなく、俺だったら来年の4番は大山を使う」と突っ込んで見せ、気分はすっかりタテジマ監督なのだ。 とはいえ、先に発表された侍ジャパンの新メンバー28人に、阪神の選手は1人もいない。それでも落合氏には、セ・リーグの新人最多安打(159本)を記録したルーキーの近本光司や、「梅ちゃんバズーカ」の異名を持つ強肩捕手の梅野隆太郎のほか、鉄壁の中継ぎ陣も宝の山に映るようで、そこへ主砲の大山とエース候補の藤浪晋太郎を完成・復活させることで原巨人を打ち負かせると計算しているのだ。 しかし、阪神の藤原崇起オーナーは前半を終えた7月の時点で矢野監督の続投を明言している。さらに終盤の6連勝でCSに進出し、CSファイナルまで勝ち進んだことで、3年契約の2年目となる矢野監督の来季続投は揺らがないはずだ。その中で、落合氏が執拗に矢野阪神をバッシングするのはなぜか? スポーツ紙デスクが声を潜めて話す。 「腹心の森氏を阪神に先乗りさせ、来オフに“落合監督−森ヘッド”を目指す世論作りなのだろうが、熱狂的なトラキチからすれば、空絵事にすぎない。ところがどっこい、実は十分に成算はある。水面下で落合氏のタイガース監督就任を進言しているのが、他ならぬナベツネさん(渡辺恒雄読売新聞グループ本社代表取締役主筆)だから」 原辰徳監督の3度目の復帰で巨人は5年ぶりにリーグ優勝を果たし、CSファイナルで阪神を圧倒して日本シリーズ進出も決定。これで原監督の長期政権は確実になり、読売本社首脳および全国の読売販売店が心待ちする松井秀喜氏の巨人監督就任は遠のいた。そこで渡辺氏が、阪神首脳に「落合氏の阪神監督」を勧めているのだという。 「ナベツネさんは常々、巨人OBでもある落合氏について、『ブスッとしているけど人間はいい。中日をあれだけ強くした。軍師として采配力は一番、名監督の1人』と監督手腕を高く評価していた。以前には、日本代表監督に迎える案をぶち上げたこともあったが、日本代表はスポンサー企業が新鮮なイメージの監督を求めたためフェイドアウト。そこで思い出されるのが、’05年に突如降って湧いた星野仙一氏の巨人監督招聘報道だ。ナベツネさんが球団オーナーだった当時、『1年10億円』という破格の条件で星野巨人実現にあと一歩のところまで漕ぎつけたものの、巨人OBの反発があまりにも強く断念。その時の借りもあり、その後、オーナーラインで阪神監督就任をサポートした経緯がある」(同) 落合氏を、日本代表や巨人の監督に迎え入れられないのなら、星野氏のようにライバルの阪神で手腕を発揮してほしい、というのだ。 その先に見据えているもの…、それが“ゴジラ”松井秀喜氏の巨人監督である。「落合ファミリーがこぞって阪神入りすれば、かつての中日のような屈強なチームに生まれ変わります。原監督にとって落合氏は天敵。大きな脅威となるが、読売首脳はそれも織り込み済み。優勝を逃せば原政権がぐらつき、ゴジラ監督が近づく、という期待です」(巨人OBの野球解説者) 9月30日に都内のホテルで開かれた「2019 読売巨人軍セ・リーグ優勝祝賀会兼クライマックスシリーズ激励会」では、予想に反して渡辺主筆から原監督を褒める言葉は聞かれなかった。これには原監督も「主筆がもう少し褒めてくれるのかなと思ったのですが」と、戸惑いを隠さなかった。その摩訶不思議な光景も、渡辺主筆の落合氏への傾倒を頭に入れれば合点がいく。 野村克也氏、星野仙一氏、金本知憲氏―、これまでライバル球団のDNA導入でチーム強化を図ってきた歴史を持つタイガースだけに、タテジマに身を包む「落合監督」に違和感はない。 阪神の来季の一軍打撃コーチに、中日OBの井上一樹氏が就任したのも、来るべき時の下地作りが狙いか。
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スポーツ 2019年10月23日 17時59分
巨人、ドラフトも日本シリーズも惨敗? 露呈する投手陣のコマ不足、2年連続のFA補強は必至か
プロ野球の年間スケジュールの話。かつてのように、ドラフト会議が日本シリーズ終了後に行われていたら、巨人の1位指名は変わっていたはずだ。日本シリーズ3連敗、第4戦にエース菅野智之をぶつけるが、今季は不振。ここまでのソフトバンク打線の猛攻を考えると、ロースコアの試合に持ち込むのは厳しいだろう。 今季、原巨人はペナントレースの優勝こそ果たしたが、先発、リリーフともにコマ不足という状況は最後まで続いた。「原辰徳監督がドラフト会議前日の最後の会合でお願いしたのが、ピッチャーの補強でした。将来のエース候補として奥川恭伸(星稜/ヤクルト指名)の1位入札に異論は出ませんでしたが」(球界関係者) ソフトバンク打線にここまで打ち込まれた後だったら、原監督は「ピッチャーの補強」とは言わず、「即戦力投手を!」と訴えただろう。奥川の抽選に外れ、その後、社会人・東芝の宮川哲の再抽選にも外れた。日本シリーズでの猛攻を受けた後だったら、3度目の入札も、社会人か大学生の投手に行っていたはずだ。 巨人が1位指名した青森山田の堀田賢慎投手について、こんな情報も聞かれた。 「佐々木朗希(大船渡/千葉ロッテ指名)がいたから、クローズアップされなかっただけ。スカウトの間では、『東北ナンバー2』なんて言われていました」 これは他球団だが、東北地区担当のスカウトのセリフ。ナンバー1が佐々木で、それに次ぐ潜在能力を秘めたピッチャーだと評価されていたそうだ。 「185センチの恵まれた体。オーバースローで全身がバネというか、腕を振り切った時に飛び跳ねるような躍動感のあるピッチャーです。真っ直ぐも速いし、変化球でもしっかりストライクの取れる好投手ですよ」(同スカウト) 甲子園出場経験はない。しかし、3、4年後には先発ローテーションを狙うピッチャーに成長すると高評価がされていたそうだ。 「どの球団も3位以内の指名を予定していたピッチャーです。巨人は抽選で2度も外れたので、指名を繰り上げたのでしょう。良いドラフト指名だったと思います」(前出・同) 堀田に対する評価はともかく、高校生中心の指名はコワイ。というのも、前出のスカウトは「3、4年で一軍戦力」と言ったが、大半の高校生は一軍戦力として定着するまで5年は要する。つまり、ドラフト指名した監督の任期内に活躍できない可能性のほうが高いのだ。そういった意味では、巨人を始め、今年は多くの球団が高校生中心のドラフト指名を行っており、「次の監督に備えた」とも言える。 優勝を至上命令とされる巨人が指名した即戦力投手は2位の太田龍(JR東日本)だけ。補強しないまま2020年を戦うとは思えない。日本シリーズでの劣勢、ワンサイドゲームのような敗北。これを受け、原巨人は今オフもFA市場での大型補強を考えていると見るべきだろう。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2019年10月23日 17時30分
巨人、元木コーチの指示を選手が無視! シリーズ2度目の判断ミス、暴走した増田より批判が集中しているワケ
22日に行われ、日本テレビ系列で生中継されたプロ野球日本シリーズ・巨人対ソフトバンクの第3戦。この試合の9回裏に飛び出た巨人・増田大輝のプレーが、ネット上の巨人ファンの間で物議を醸している。 増田は「2-6」の4点ビハインドで迎えた9回裏、この回先頭でソフトバンク・森唯斗から安打を放った阿部慎之助の代走として登場。その後1死一塁からゲレーロに投じた初球を捕手・高谷裕亮が後逸し、三塁ベンチ方向へボールが転がる間に二塁へと進塁した。 しかし、1点を争うような状況ではないにもかかわらず、増田は二塁で止まらずさらにその先の三塁へ。ボールを捕球した高谷が三塁・松田宣浩へ素早く送球し、増田はあえなくタッチアウトとなってしまった。 増田の暴走に対し、ネット上の巨人ファンからは「点差考えたら二塁でも三塁でも変わらんのに何がしたかったんだ」、「完全に増田の判断ミス、仮に成功してたとしても到底褒められない」、「少年野球レベルの判断能力しかない選手は一軍に要らん」、「こんなしょうもないボーンヘッドしてたらそりゃ勝てんわ」と批判が多数。 一方、「増田が悪いのは言うまでもないが、しっかりとストップをかけなかった元木も悪い」、「元木の指示が遅すぎる、二塁回った後に止まれって言われても止まれんやろ」、「元木も止めるなら片手じゃなくて両手で指示すべきだった」、「選手に指示を無視されるのはコーチとしてどうなの?」といった、三塁コーチャーの元木大介内野守備兼打撃コーチを非難する声も噴出している。 今回の場面では、元木コーチは増田に対し二塁で止まるよう一応の指示はしている。ただ、その指示というのは左手を軽く上げるジェスチャーのみで、さらに出したタイミングは増田が全速力で二塁ベースを蹴った後。増田に指示を無視される形になったのも、ある意味では当然のことだったのかもしれない。 「元木コーチはレギュラーシーズン中から三塁コーチャーを務めていますが、判断ミスで必要ないアウトを献上してしまうことがしばしば。今シリーズでも第2戦の9回表1死満塁の場面で判断を誤り、打者走者・岡本和真の走塁死を招いています」(野球ライター) 暴走後ゲレーロも空振り三振で終わり、後味の悪さをぬぐえぬままシリーズ3連敗を喫した巨人。なんとかして気持ちを切り替えないと、本日の第4戦で終戦を迎えてしまう可能性は高いと言わざるを得ないだろう。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2019年10月23日 11時30分
オリックス高卒3年目の岡崎、58試合出場の鈴木昂ら4人に戦力外通告
オリックスは22日、黒木優太投手、山崎颯一郎投手、鈴木昂平内野手、岡崎大輔内野手と来季の契約を結ばないと通告した。 球団は「まだ何とも言えない状況」とのことだが、黒木と山崎は今年トミー・ジョン手術を受けてリハビリ中なだけに、育成での再契約が濃厚である。 鈴木は2015年、三菱重工名古屋からドラフト7位で入団。守備、走塁、バント、右打ちのスペシャリストとして、4年目の今年は58試合に出場、打率.227、出塁率.333はキャリアハイだっただけに、今回の発表はファンの間からも驚きの声が上がっている。今年はスタメン起用もあったので、それも当然だろう。 また、2016年に花咲徳栄高からドラフト3位で入団した岡崎も戦力外になってしまった。この年は山本由伸がドラフト4位だったことからも、球団が岡崎に期待していたのは言うまでもない。岡崎は花咲徳栄のキャプテンを務めていたこともあり、オリックスは将来のキャプテンを見込んで岡崎を獲得した。ルーキーイヤーから1軍に昇格すると、「高校の時は打てなかった」東北楽天の藤平尚真(横浜高)からプロ初安打を記録。「高校じゃ歯が立たなかったのにプロでヒットが打てるなんて不思議なもんですね」と笑顔で話していたのを思い出す。現在は外野手登録となっている宗佑磨とは、「将来は2人で二遊間を守ろう」と寮で誓い合うなど、チームの近未来を考えていた選手なだけに、2年目以降1軍出場がなかったのは残念である。 オリックスは昨年ドラフト1位で太田椋、今年ドラフト2位で紅林弘太郎と高校の内野手を上位指名している。“打てる”“守れる”内野手の育成は、ここ数年のチームにとって課題となっているが、鈴木のような“スペシャリスト”や、岡崎のような“キャプテン能力”を備えた選手も今後育成していかなければならない。黒木や山崎が育成契約したとしても、支配下登録が確約されているわけではなく、まだまだ伸びしろがある各選手には次のステージを頑張ってもらいたい。(どら増田)
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スポーツ 2019年10月23日 06時30分
新日本KENTA「顔がジャニーズ系だから好きじゃない」石井と再戦決定!
「俺、ここ数日、あの彼の風貌?何か好きになれねぇなぁって。何でかなと思ったら、彼って顔がジャニーズ系じゃない?だからああいうタイプは好きじゃないんだよね。会社もSHO&YOH&TOMOで売り出そうというのが垣間見られるしさぁ。YOSHI-HASHIはブスだから嫌いになれないんだよね」 NEVER無差別級王者KENTAはこう言った。14日の新日本プロレス、東京・両国国技館大会で、ジェイ・ホワイト、高橋裕二郎とのバレットクラブトリオで、後藤洋央紀、石井智宏、YOSHI-HASHIのCHAOS勢と対戦したKENTAは、その前にコメントを出したジェイについて「アイツなげぇなぁ」と注文をつけた。「みんな疲れてるでしょ。座りましょうよ」と報道陣に語りかけその場であぐらすると、ジェイに負けない長さで、試合後に控室前で大乱闘を繰り広げた前王者の石井について「俺は大人だから」と冷静に分析している。 8月末のイギリス大会でバレットクラブの介入により、石井から王座を強奪したKENTAに対する石井の怒りは尋常ではない。控室前での乱闘も、一度引き揚げたにもかかわらず、再び出てきて怒号が飛び交った。KENTAは石井を馬鹿にしたスタンスを崩していない。ただ、あの乱闘をしたことで、再戦を受けざるを得なくなったのは事実だろう。 KENTAは「彼の思いが成仏できないのは分かるよ。だから彼が次、やるべきなんじゃないの? ファンのみなさんと彼が一丸となって、これを取り返してくれよ、頑張って」と挑戦を受諾。新日本は『POWER STRUGGLE 〜スーパーJr. タッグリーグ2019〜』11.3大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)大会での再戦を発表した。 バレットクラブに入ったKENTAだが、リーダーのジェイにも小言を言える立ち位置をキープしており、利用することはあっても利用されない(されたくない)という気持ちはヒシヒシと伝わってくる。正攻法のスタイルでも石井とは合うはずだが、セコンドを巧みに使いながらNEVERのベルトを死守し、東京ドーム大会にチャンピオンとして臨みたいところ。石井の怒りをあざ笑うKENTAの余裕を石井が丸のみできなければ、今のKENTAから勝利を収めるのは厳しいだろう。(どら増田 / 写真・藤井ギダイ)
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スポーツ 2019年10月22日 22時30分
プロレスラー世界遺産 伝説のチャンピオンから未知なる強豪まで── 「小林邦昭」日本を_熱狂させた“虎ハンター”の軌跡
初代タイガーマスクの三大ライバルとしてダイナマイト・キッド、ブラック・タイガーと並び称される小林邦昭。 マーシャルアーツ風の赤いパンタロン姿で回転蹴りを放ち、禁断のマスク剥ぎにかかるその姿は、今もなお多くのファンの記憶に刻まれている。※ ※ ※ 悪役レスラーほど善人が多いというのはプロレス界ではよく言われることで、確かに根っからの悪人が凶器を持って暴れたときには、傷害事件にもなりかねない。「反則攻撃などで観客をヒートアップさせつつも、相手に大ケガをさせるような試合に支障をきたさない程度のギリギリの線を狙う。性格の善し悪しはともかく、最低限の常識なり配慮が求められることは間違いないでしょう」(プロレスライター) そのためファンの間でも「実はあの選手がいい人で…」というような噂話がよくされるが、そんな中でも“善人確定”と言えそうなのが小林邦昭だろう。 国民的ヒーローだった初代タイガーマスクのライバルとして、マスク剥ぎをもっぱらとしていた頃は、タイガーのファンから目の敵にされていた。脅迫状やカミソリ入りの手紙が頻繁に届き、それで手を切ってかなりのケガを負ったとの逸話もある。 しかし、引退後は新日本プロレス道場の管理人となり、料理をふるまうなど新人たちの面倒を見ていて、それが10年以上にわたって続いているという。 一時期はスイーツ作りに凝っていたため、練習生たちが太ってしまったという女子力高めのエピソードからは、昭和の時代に“虎ハンター”として憎まれていた頃の姿はうかがえない。 マスク剥ぎも本当に素顔を露出させれば終わりなわけで、そのあたりの程のよさも小林の人間性を表しているようではある。 1972年、高校を中退して旗揚げ直後の新日に入門した小林は、翌年の栗栖正伸戦でプロデビューを果たしたものの、長らく前座生活が続く。特別に体が大きいわけでもなく、ルックスも特段よくもなければ悪くもない。空手をやっていたというが、これもプロで実績を評価されるほどではない。入門時に16歳と若かったことを思えば、じっくり修行を積むのも当然の成り行きではあった。 だが、厳しい前座生活の中で、後輩に追い抜かれるとなると話は違ってくる。小林の入門から3年後に入門した佐山聡(初代タイガーマスク)は、170センチそこそこの小柄でありながら練習熱心で、めきめきと実力を上げていった。総帥のアントニオ猪木にも目を掛けられ、小林に先立って1978年に海外武者修行へ出ることになる。「のちに小林は、当時の佐山に嫉妬していたと話しています。そういうことを素直に言えるのも、また善人である証拠なんでしょうが…」(同) 佐山に遅れること2年、小林も海外遠征のチャンスをつかむ。メキシコではアンドレ・ザ・ジャイアントのタッグパートナーに抜擢され、アメリカのロサンゼルス地区ではNWAアメリカス王座を獲得している。 同王座は、かつてボボ・ブラジルやドリー・ファンク・ジュニア、ミル・マスカラスもベルトを腰に巻いた伝統あるもので、小林が遠征した当時のロサンゼルスは低迷していたというが、それでも若手にとっては堂々の勲章と言えよう。★かませ犬事件で自らも一念発起 だが、1982年10月に帰国した小林に対して、華々しい舞台が用意されることはなかった。久々となる日本での試合は、木戸修と組んでの二線級外国人たちとのタッグマッチ。日本初披露となった新技、フィッシャーマンズ・スープレックスで勝利しても反応はいま一つであった。 この時、ファンが待ち望んでいたのはタイガーマスク…小林の1年先に帰国して一大ムーブメントを巻き起こしていた佐山であった。 この格差に暗たんたる思いでいた小林がメインイベントのリングに目をやると、そこで日本プロレス史に残る大事件が起きていた。やはりこの日にメキシコから凱旋帰国した長州力が、藤波辰爾に食ってかかったのだ。いわゆる“かませ犬事件”である。 年齢は長州のほうが上だが、ほぼ同期ということもあり、その姿に感銘を受けた小林は一念発起する。タイガーのライバルとして名乗りを上げたのだった。そうして大阪でシングルマッチが組まれ、小林は禁断のマスク剥ぎを断行する。 それまでタイガーのライバルだったダイナマイト・キッドやブラック・タイガーが純然たるヒールでなかったこともあり、小林の悪役人気は沸騰。勝ちっぱなしだったタイガー打倒への期待もあってか、すぐに組まれた蔵前国技館での再戦では、タイガーへの声援と変わらぬほどの小林コールも起きている。 翌年8月にタイガーが電撃退団したため、実際の抗争期間は1年足らず。シングル6戦はタイガーの全勝(反則4、リングアウト1、フォール1)でありながら、今なおファンの記憶に残る名勝負を繰り広げることになったのだった。小林邦昭**************************************PROFILE●小林邦昭(こばやし・くにあき)1956年1月11日生まれ。長野県小諸市出身。身長183㎝、体重105㎏。得意技/フィッシャーマンズ・スープレックス。文・脇本深八(元スポーツ紙記者)
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スポーツ 2019年10月22日 22時30分
RIZIN大晦日で天心復帰!堀口恭司対朝倉海のタイトル戦実現へ!
先日発表された『ベラトール・ジャパン』12.29さいたまスーパーアリーナ大会から中1日で、大晦日に同所で開催される『RIZIN.20』の概要が見えてきた。 『RIZIN.19』を振り返ろう。首都圏に台風が接近した12日に、エディオンアリーナ大阪で開催された『RIZIN.19』は放送時間を予定より短縮して放送された。だが、RISEの世界トーナメントで優勝したばかりの“ヴァンパイア・プリンス”白鳥大珠と、元K-1ファイター大雅の激闘を急きょ放送するという粋な計らいも。最後は生中継で朝倉海が、佐々木憂流迦の顎を砕くKO勝利でしっかりと締めた。番組としてのまとまりは素晴らしいものがあった。 試合後、RIZINバンタム級王者の堀口恭司がベルトを持って現れ「これは前回(8月18日愛知大会で)俺に勝った君のもの」とベルトを手渡す場面もあった。事実上、大晦日に堀口と、ニュースター朝倉海によるタイトルマッチが行われることが決まったと言ってもいいだろう。ゴールデンタイムでもインパクトのある勝ち方をした朝倉海は、兄の未来(みくる)とともに、スター街道を着実に歩んでいる。 ハム・ソヒと山本美憂の対決はソヒが制し、RIZIN女子ス―パーアトム級王者、浜崎朱加への挑戦権を獲得した。この試合も大晦日で実現するのはほぼ間違いない。ソヒは浜崎を唯一追い詰められる選手と言われている。絶対王者への道を歩み始めている浜崎にとっては、そんな声を吹き飛ばすぐらいの力の差を見せつけて勝ちたいところ。復帰を果たしたRENAや浅倉カンナにも刺激を与えられる存在。ここは踏ん張ってもらいたい。 番組の最後に流された大晦日の予告には、“神童”那須川天心の参戦と、ライト級グランプリ決勝戦の開催も明らかにされている。現在、拳の治療を行っている天心だが、大晦日には復帰すると明言。12日はRIZINの会場で、13日にはONEチャンピオンシップ東京・両国国技館大会でテレビ解説を務め、ライバル・ロッタンの試合も間近で観ている。天心の相手にはベラトールのキックボクサーも考えられるが、RIZINからしてみれば「お茶の間に届く」カードが欲しい。昨年のフロイド・メイウェザー級の選手は難しいにしても、何か面白いカードを考えている可能性は十分にある。 よりワールドワイドなステージを目指す第一歩になるであろう『RIZIN.20』に期待したい。(どら増田 / 写真・垪和さえ)
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スポーツ 2019年10月22日 17時30分
西武復帰が有力の松坂、指導者としての将来は考えていない? 衰えぬ現役への執着心、他選手の背番号への影響もあるか
松坂大輔(39)は「戦力」として復帰することになりそうだ。 中日を退団した松坂に対し、埼玉西武ライオンズが“救いの手”を差し伸べようとしているのは、各紙既報通り。西武投手陣はクライマックスシリーズ・ファイナルステージ(以下=CS)では「4試合32失点」と崩壊し、期待の若手も故障などが重なり、伸び悩んでいる。そこに追い打ちを掛けるように、こんな情報も飛び込んできた。 「後半戦を牽引し、CSで唯一、好投したザック・ニール(30)に米スカウトが熱視線を送っています。米球界では『ネクスト・マイコラス』と位置づけられており、野球メディアも彼の成長を伝えています」(米国人ライター) 前巨人・マイコラスが日本球界を経て、大きく成長したのは有名な話。メジャーに復帰した昨季、最多勝のタイトルも獲得した。「次はニールの番」と、米球界は高く評価している。 「ドラフトでは『ハズレ1位』ながら、即戦力の社会人投手・宮川哲を獲得できました。3位まで続けて社会人、独立リーグの投手を指名したのは、投手の建て直しが不可欠と判断したからでしょう」(スポーツ紙記者) こうした苦しい投手事情を聞かされると、松坂の獲得話は、やはり、“引退の花道”ではないようだ。 「松坂は『平成の怪物』と呼ばれたスーパースターでした。西武出身、同じく西武からメジャーリーグに挑戦した松井稼頭央も帰還していますし(二軍監督)、将来の指導者として球団は見ているのでは」(前出・同) 少なくとも、西武側は「将来の指導者候補」と見ている。しかし、「松坂と直接話をした」と語る元チームメイトは「指導者には興味がない」と語っていた。また、今季まで在籍した中日の関係者によれば、現役に対する執着心、未練には相当なものあったと言う。NPBからオファーがなければ、「独立リーグでもかまわない」と言っていたそうだ。 「松坂の西武時代を知るメンバーは、コーチになっています。若い現役の選手たちは往年の活躍を子ども時代に見ています。渡辺久信ゼネラルマネージャーは『若手のお手本に』とも語ったようですが、若手は恐れ多くて、自分から話し掛けることもできないのでは?」(前出・スポーツ紙記者) 先の中日関係者によれば、松坂は20代の現役投手を引き合いに出し、「150キロ以上の直球を投げるピッチャーは珍しくなくなった。自分は技巧派になって、150キロ主流の球界の中でどこまで通用するのか、試してみたい」と、現役に執着する理由を訴えていたという。 西武帰還が決まれば、背番号のことでちょっとモメるかもしれない。今、背番号「18」は多和田真三郎(26)が付けている。松坂が別の空き番号を探すべきだが、背番号のシャッフルも行われるかもしれない。それを面白く思わない選手も出るだろう。 リリーフ投手の層が厚くない西武では、先発で好投しても報われないという試合もあるだろう。安定したリリーバーも少ないので、ある程度、長いイニングを投げなければならない。だが、強力打線に救われる試合も少なくないはずだ。復活を目指す意気込みはともかく、松坂から「チームのために」の言葉が出て来ないのはなぜだろうか。(スポーツライター・飯山満)
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歯止めきかぬスポーツ中継の衰退 F1が地上波から消える!
2012年01月20日 11時45分
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スポーツ
プライド捨て夢を貫いた前ヤクルト青木は“男の中の男”!?
2012年01月19日 15時30分
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スポーツ
幕下・佐久間山が序ノ口から歴代単独1位のデビュー27連勝で史上最速十両へ王手も、元学生横綱なのに特別扱いされないワケ
2012年01月19日 15時30分
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スポーツ
シーズン総括 キャンプ直前補強はあるのか? 埼玉西武編
2012年01月18日 15時30分
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スポーツ
公益法人化でモメる相撲協会
2012年01月18日 11時00分
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スポーツ
ゴジラ松井がアノ人と一緒にロスに行く!?
2012年01月17日 11時45分
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スポーツ
福島原発事故の余波でJリーグ・名古屋グランパスにピンチ到来!
2012年01月16日 15時30分
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スポーツ
八百長でクビになった元力士がアントニオ猪木の元でプロレスデビュー!
2012年01月16日 15時30分
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スポーツ
シーズン総括 キャンプ直前補強はあるのか? 広島東洋編
2012年01月16日 11時45分
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スポーツ
シーズン総括 キャンプ直前補強はあるのか? 北海道日本ハム編
2012年01月14日 17時59分
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横浜DeNAが村田の人的補償で“お騒がせ男”藤井を獲得! 中畑監督は使いこなせるのか?
2012年01月13日 15時30分
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現地レポート ダルビッシュが「潰される」メジャー移籍全情報(2)
2012年01月13日 11時00分