スポーツ
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スポーツ 2020年11月04日 11時30分
オリックス、ジョーンズが帰国「日本とアメリカの野球は確実に異なる」
オリックスは下半身のコンディショニング不良により、一軍再昇格に向けて調整を続けいたアダム・ジョーンズ外野手が3日夕方、アメリカに帰国したと発表した。 10月25日に登録を抹消された際、中嶋聡監督代行は「あまり良くないままプレーしてたんで、全快じゃなかったので、だったらちゃんと治そうという話になって、それが良かったらまた(一軍で)やればいいだけなんで。別にそれで(終わり)というのは考えてないです」と語っていたが、残念ながら再昇格はせず、2年契約の1年目のシーズンを完走することが出来なかった。メジャー通算282本の現役バリバリのメジャーリーガーとして、今年からオリックスに入団したジョーンズだったが、87試合出場、打率.258、本塁打12本、43打点という成績は期待からは程遠い成績だ。 ジョーンズは「アメイジングな一年目でした。新型コロナウイルスの影響で、シーズンの遅延を余儀なくされ、その際、何も出来なかったことは楽しいことではありませんでした。しかし、家族と日本で過ごせたことは、ありがたいことでした。日本の野球は確実にアメリカの野球とは異なりますが、同じ野球です。日本の野球の文化を学び、その上で、戦略の違いを楽しむことができました。来年、来日した際には、心身ともに素晴らしいコンディションで、シーズンに臨みたいと思います。初日から全日程が終わる最後の日まで、チームに大いに貢献出来るよう準備します。私たちは本当に良いチームであると信じています。若いチームではありますが、しっかりと野球が出来ると思っています。2021年がとても楽しみです」と球団を通じてコメントを発表。 チームが最下位に低迷した要因の一つが、4番として期待されたジョーンズの不調だっただけに、来季は本来の実力を日本でも見せてもらいたい。過去に来日したメジャー経験者の中で、昨年まで第一線で活躍し、実績も申し分ないだけに、日本とアメリカの野球が「異なる」ものだったとしても、ジョーンズのホームランは芸術品なだけに、これで終わらないことを信じたい。(どら増田)
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スポーツ 2020年11月04日 11時00分
ソフトB・内川、新天地は巨人かヤクルト? 成績だけじゃない獲得のメリットとは
“内川獲得の先”に見えてくるのは…。福岡ソフトバンクホークスの内川聖一内野手が出場機会に恵まれず、退団を申し入れて了承されたのは既報通り。東京ヤクルトの小川淳司ゼネラルマネージャーが「興味があります!」と獲得に名乗りを上げており(11月2日)、ここに2009年WBCでともに戦った原辰徳監督の巨人、古巣・横浜、中日なども乗り出してくるだろう。 >>ソフトB・内川、退団の原因はバレンティン?ファームで“冷遇”も既に複数球団が興味か<< 「内川は19年に初めて、ゴールデングラブ賞を獲得しました。プロ19年目になって、ベテランが初めて守備のタイトルを獲ったんですよ。指名打者制のないセ・リーグでも十分にやっていけるでしょう」(プロ野球解説者) 一方、内川の退団を認めたソフトバンクだが、交換要員を得られるトレードではなく、自由契約の手続きを取った。 内川の気持ちを汲んだ対応はさすがだが、こんな声も聞かれた。「二軍で3割4分の高打率を残しながら、一度も昇格のチャンスがなかった。今後、フリーエージェントでソフトバンクに行きたいと思う選手はいなくなるのでは?」と――。 前出のプロ野球解説者は「そんな大袈裟な話にはならない」と一笑に付していたが、“内川ロス”は確実にある。 と言うか、内川の獲得後に見えてくるものもある。それは、高い打撃技術だが、彼を慕って1月の自主トレをともに過ごす後輩の一人に、広島・鈴木誠也外野手がいる。 ちょっと気の早い話だが、順調に行けば、鈴木は22年に国内FA権を取得する。 「東京都出身、少年時代は巨人ファン」、新体操のロンドン五輪代表選手だった畠山愛理夫人も活動の拠点を都内に置いており、広島の残留交渉はもちろんだが、FA宣言すれば、巨人を始めとする大争奪戦が予想されている。鈴木と“関係構築”のため、内川を獲るとの見方もできなくはない。 「鈴木がブレイクしたのは16年。その自主トレで内川が打撃アドバイスをしています。同じ右バッター同士ということもあって、内川の打ち方を模倣した部分もあります」(球界関係者) 確かに、緩い変化球に対し、左足の膝で踏ん張ってからスイングに入る打撃フォームはソックリだ。 ヤクルトが早々と獲得表明したことを指し、こんな声も聞かれた。 「中軸の右バッターは山田だけ。廣岡、西浦、中山、塩見らの若手右バッターを育ててもらいたいとの思いもあるようです」(前出・同) 右バッターの全員に“内川メソッド”が適合するとは限らないが…。 「内川の最終試合には王貞治会長も駆けつけました。工藤公康監督はFAで一度チームを離れた人です。なのに、監督として帰還しています。工藤監督を呼び戻したのは王会長でした。内川も現役選手として完全燃焼できたら、いずれは指導者としてチームに戻るのではないか」(前出・プロ野球解説者) 獲得濃厚と思われた古巣横浜にまだ動きがないのは、「ソフトバンク帰還」の話が影響しているからだろうか。広島・鈴木との師弟関係、卓越した打撃理論、ソフトバンクとの関係継続。内川を獲得したら、いろいろな話もついて来そうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年11月03日 22時30分
初代タイガーマスクに賛同したSareeeがストロングスタイルプロレスに初参戦!
初代タイガーマスク率いるリアルジャパンプロレスは、『初代タイガーマスク佐山サトルストロングスタイルプロレスVol.7』11.9東京・神田明神ホール大会の発表会見を行った。リアルジャパンプロレス『初代タイガーマスク佐山サトルストロングスタイルプロレスVol.7』11月9日東京・神田明神ホール大会【対戦カード】▼シングルマッチ(20分1本勝負)スーパー・タイガー 対 佐藤耕平(フリー)▼タッグマッチ(20分1本勝負)船木誠勝(フリー)&伊藤崇文(パンクラスism) 対 鈴木秀樹(フリー)&阿部史典(プロレスリングBASARA)▼タッグマッチ(20分1本勝負)間下隼人&日高郁人(ショーン・キャプチャー) 対 高岩竜一(フリー)&岩崎孝樹(ガンバレ☆プロレス)▼タッグマッチ(20分1本勝負)Sareee(WWE Count Down)&世志琥(シードリング) 対 ZAP・I&ZAP・T 会見では、リアルジャパン平井丈雅代表、女子プロレスラーSareee(WWE Count Down)が出席。世界最大のプロレス団体WWEとの契約が決まっているSareeeが、初代タイガーマスクの活動に賛同。今後、初代タイガーマスクこと佐山サトルのチャリティースピリットを受け継ぎ、伝承していくことを発表、Sareee自身が決意のコメントを述べた。 まず、平井代表が「本年、新型コロナウイルスの状況下におきましては、一般社団法人初代タイガーマスク後援会としましては、佐山サトル総監からその意志を継ぎ、多くの児童養護施設にマスクを4万枚贈呈させていただいております。今回、佐山サトル総監の社会福祉活動、チャリティー活動のご意志に強くご賛同され仲間に加わってくださる方が現われました。WWEに渡米が決定しております女子プロレスラー、Sareee選手でございます。今回Sareee選手と初代タイガーマスク佐山サトル総監、初代タイガーマスクストロングスタイルプロレス、初代タイガーマスク後援会の取り組みにつきまして、経緯を説明させていただきたいと思います。先般、WWEへの渡米が決定されておりますSareee選手から『初代タイガーマスク佐山サトル総監』の魂を受け継ぎたいというお申し出がございました。そして、一般社団法人初代タイガーマスク後援会代表理事・新間寿会長、佐山サトル総監に報告、相談の結果、お二人に承諾、合意をいただきまして、Sareee選手が初代タイガーマスク佐山サトル総監のチャリティーの魂を受け継ぐことを認可、承諾いただきました。また、初代タイガーマスクのストロングスタイル、ならびにチャリティースピリッツを受け継ぐ初めての女子選手としてSareee選手に認可伝承の証として、初代タイガーマスク佐山サトル総監よりSareee選手へ、伝承のマスクを贈呈することも決定いたしました。認可伝承マスクの贈呈日は、11月9日月曜日、神田明神ホール大会の試合前にマスコミの皆様を前に、認証式・伝承マスク贈呈式を行う予定になっております。今回のSareee選手からのお申し出、非常に喜ばしいものとしてお受けさせていただきました。初代タイガーマスク佐山サトル総監、初代タイガーマスク後援会代表理事・新間寿会長からもご快諾をいただき私としても本当に嬉しく思っております」とSareee参戦の経緯を説明。 Sareeeは「今回、初代タイガーマスクさんのストロングスタイル、そして、チャリティースピリットを女子初として受け継がせていただくこととなり、とても光栄に思います。しっかりとその魂を私が受け継いで、世界へ広めていきたいと思います。日本では佐山さんとともに、そして、渡米後のWWEでもたくさんのチャリティー活動をしていきたいと思いますので、応援よろしくお願いいたします」と渡米後もチャリティー活動を継続していくことを明らかにした。 Sareeeは世志琥との同世代タッグを結成し、かつて全日本女子プロレスで大暴れしたヒールタッグZAPと対戦する。ZAPが揃い踏みするのは久々なだけに、こちらのチームにも期待したい。(どら増田)
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スポーツ 2020年11月03日 17時30分
新日本、ドーム2連戦を占う11.7大阪決戦!内藤哲也対飯伏幸太を阻むバレットクラブ2強の存在
新日本プロレスはビッグマッチ『POWER STRUGGLE 』を7日、大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)で開催する。 今大会は6大シングルマッチのみ行われるため、『G1クライマックス』同様、試合数は少ないが、内容の濃い試合がズラリと並ぶ可能性が高い。 特にIWGPヘビー級&IWGPインターコンチネンタルダブル選手権試合、チャンピオン内藤哲也にEVILが挑戦するメインイベントと、同王座の東京ドーム大会(2021年1月4日、5日)での挑戦権利証所有者、飯伏幸太にジェイ・ホワイトが挑戦するセミファイナルは大注目だ。 内藤、飯伏ともに『G1』では、EVIL、ジェイにそれぞれ敗れていることから、リマッチの様相も兼ねているカードだが、EVILとジェイ・ホワイトはヒールユニット、バレットクラブのツートップ。『G1』でジェイがEVILを批判したことが発端となり、2人の関係はギクシャクしているため、今回は2人によるタッグのカードは組まれていない。バレットクラブとしても万が一、セミとメインで2連敗すると、ユニットが分裂の方向に向かう可能性が一気に高まってしまう危機となるだけに、負けられないだろう。 しかし、飯伏は「内藤さんからベルトを獲らなきゃ意味がない」と、今年のドーム大会でIWGP二冠王者になれなかった悔しさを糧に、この1年間走り続けてきただけに、ここでつまずくわけにはいかないのだ。チャンピオンの内藤も「2本のベルトを別々に防衛したい」というプランを持っており、それを実現する前にベルトを明け渡すつもりはさらさらない。 次期シリーズがタッグリーグということもあり、例年であれば10月の東京・両国国技館大会の結果を受けて、東京ドーム大会のメインカードが決まっていたことを考えると、11.7大阪大会のセミファイナルとメインイベントの勝者がIWGP二冠戦を東京ドームで行うと考えるのが妥当である。果たして、内藤と飯伏はすんなりと東京ドームでタイトルマッチを行えるのか?バレットクラブの存在が不気味である。(どら増田)
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スポーツ 2020年11月03日 17時00分
嵐ライブで試合中断だけじゃない、前代未聞の珍ハプニング 「巨人ハ永遠ニ不ケツデス!」逮捕者が出たケースも?
24日に神宮球場で行われたヤクルト対中日の一戦。試合は「9-5」でヤクルトが勝利したが、試合結果以上に話題となったのが嵐のライブが影響した2度の試合中断だった。 同戦では「7-2」とヤクルト5点リードの6回表2死の場面で、隣接する新国立競技場から上がった花火の煙が充満し試合が一時中断すると、「9-2」とヤクルト7点リードの7回表、無死一、三塁となった直後には球場上空に無数の風船が流れ込み再び試合が中断。試合後、ハプニングの原因が球場に隣接する新国立競技場で行われていた嵐のライブ『嵐フェス2020』の事前収録だったことが判明し、ジャニーズ事務所は同日、公式サイト上に謝罪文を掲載した。 >>加藤浩次、嵐『アラフェス』でプロ野球中断に「調べた方が良さそう」風船ゴミの心配に反論も<< ネット上のプロ野球ファンからも、「テレビ中継観てて何事かと思ったけど、まさか嵐のライブが原因とは」、「コンサートが原因で試合中断ってめちゃくちゃ珍しいんじゃないか」といった驚きの声が多数寄せられたこの一件。プロ野球の試合がコンサートの影響で中断というのは前代未聞だが、過去の試合では他にも珍しい形で試合が中断したケースがある。 2020年3月10日、京セラドーム大阪で行われたオリックス対中日の一戦。「3-1」とオリックス2点リードで迎えた6回表一死。打席にオリックス・モヤが入ったところで、突然「ビックリするわ~」という関西弁の男性の声がスピーカーを通して球場内に響き渡ったため試合が一時中断。音声が入っていることに気づかなかったのか中断後も男性の声は響き続けたが、審判がネット裏に音声を切るよう要請すると音声は切れ試合は再開。ちなみに、マウンド上の中日・福谷浩司はアクシデントに動じることなく無失点でこの回を投げ終えたが、声の主については明らかとなっていない。 2017年8月30日にkoboパーク(現楽天生命パーク)で行われた楽天対西武の一戦では、予想外の“珍客”が試合進行に影響を及ぼしている。同戦は「8-4」と西武4点リードの8回表終了後に雨天により一時中断したが、その後グラウンド整備を経て試合が再開されようとしていたタイミングで球場内に突如鳥の大群が出現。鳥はグラウンド内を低空で旋回していたため試合は再開できず、球場スタッフが笛を鳴らして追いかけたり花火を打ち上げたりしても効果なし。最後は照明を一度落として球場内を真っ暗にし、ようやく鳥は球場外に飛び去った。 その後照明の再点灯を待ち、最初に中断した午後9時19分から58分後の同10時17分にようやく試合は再開。なお、中断の影響からか8回裏、西武は4失点を喫し試合は振り出しに戻ったが、この回の終了後に雨天コールドが宣告され「8-8」の引き分けとなっている。 1990年5月12日に広島市民球場で行われた広島対巨人の一戦では、一観客が試合を中断させる暴挙に出ている。「2-1」と巨人1点リードの6回表開始前、黄色い覆面をした観客の男が突然バックネットによじ登り、「巨人ハ永遠ニ不ケツデス!」などと書かれた垂れ幕を下げる。当然試合は中断したが、中断後も男はバックネットを降りるよう説得する警備員に発煙筒を投げけるなどやりたい放題だった。 結局、中断から約9分後に男が自らバックネットを降りたため試合は再開されたが、マウンドに上がっていた広島・川口和久は集中力をそがれたのかこの回1点を失い、チームも「1-3」で敗戦。なお、グラウンドに降りた直後に駆け付けていた警察官に取り押さえられた男は、威力業務妨害の疑いで現行犯逮捕されたと試合後に伝えられている。 プレーが途切れることで生じる間が投手に影響し、試合展開が変わってしまうことも少なくない中断。天候による中断は不可抗力の面もあるが、今回取り上げたような形の中断はなるべくなら起こってほしくないところだろう。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年11月03日 11時00分
巨人、“敵将”ラミレス監督の入閣計画が?「育成に舵を取る」上層部の言葉は改革の前触れか
育成選手は、幸せか…。2020年のプロ野球ドラフト会議で、原巨人は12人の育成選手を指名した。05年の同制度導入以来、史上最多である。大塚淳弘・球団副代表を始め、何人かのフロント幹部が「育成に舵を取る」と言っていたので12人の大量指名には驚かなかったが、巨人と同じく三軍制を敷いている福岡ソフトバンクは、“新しいチーム像”をファンに問うことになりそうだ。 >>元MLB・田沢の指名漏れに上原氏が指摘低評価の理由は“実績”?ドラフトの“縛りルール”にも疑問<< 「育成3位で指名された敦賀気比高の笠島尚樹投手が『育成ではプロ入りしない』と、改めて表明しました(ドラフト翌日)。メジャースカウトも彼を視察していたので、将来性は高い。70人の支配下登録枠があるので、他球団は指名を見送ったみたいですが」(ベテラン記者) 「三軍・育成」は、3ケタの背番号を背負い、大学、社会人などのチームと試合をする。球団組織の最低クラスに所属するのなら、アマチュアで頑張り、改めてプロ野球をめざした方が良いと考えたのだろう。 支配下を勝ち取り、一軍へ。プロ入りが多少遅れても、「大学、社会人で活躍し、上位指名で」と考える球児もいる。どちらを選ぶかは本人次第だが、巨人はフリーエージェントやトレード、外国人選手の獲得など外部補強をやめるとは、一言も言っていない。また、原辰徳監督が「選手本人のためにも」の発想で、トレード活性論者でもある。 「ドラフトで上位指名され、二軍で鍛えられ、一軍で活躍。引退後は指導者に」――。そんな巨人で育って、巨人で現役を終えてという“生え抜き”は少なくなっていくのではないだろうか。今さらだが、第三次原政権が誕生した18-19年オフ、内海哲也、長野久義の両ベテランがFA補強後のプロテクト名簿から漏れ、他球団に移籍した。 「内海、長野は巨人に入りたくて、他球団のドラフトを蹴って指名を待っていました。その経緯を考えると…」(スポーツ紙記者) 当時、そんな驚きの声も出たが、その後のチームの優勝、若手の到来によって、批判的な意見は聞かれなくなった。しかし、見方を替えれば、常に優勝争いに加わっていなければ、ファンの支持は得られない。大量に選手を指名し、外部補強もやめないということは、勝たなければならない。つまり、もっとも厳しい評価を受けるチームになるわけだ。 また、先の「三軍・育成」の対外試合だが、原監督が「社会人、大学に負けるようではダメ」と、苦言を呈したことがある。 二軍コーチの経験を持つプロ野球解説者がこう言う。 「育成選手ですが、社会人か、大学生のトップレベルと同等かな。でも、足が速いとか、長打力に長けているなど一芸に秀でた選手が多い」 三軍でスペシャリストを育てようとしているのかもしれない。育成は、投資でもある。若手に睨みも効く阿部慎之助二軍監督がファーム全体を見ているから統率が取れているが、一軍指揮官になった後はどうなるか、分からない。 「DeNAを退団するラミレス監督に興味津々のようです。阿部政権の参謀になるという情報も飛び交っています」(前出・スポーツ紙記者) DeNAもフロント要職を用意すると明言していたが、どちらを引き受けるかは本人次第だ。あくまでも「情報」のレベルだが、育成選手を増やせば、コーチも増員しなければならない。将来の阿部政権を支えるファーム統括者が誰になるのか、注目だ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年11月03日 06時30分
那須川天心の予想が的中!挑戦者決定トーナメントは志朗が優勝、来春再戦へ!
キックボクシング団体RISEは1日、大阪・エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)第1競技で、ビッグマッチ『DEAD OR ALIVE 2020』を開催した。会場は大阪での「那須川天心人気」もあって、「ソーシャルディスタンス仕様の定数ギリギリ」までセットを組み、前売りの段階でチケットは完売したという。 天心と裕樹のメインイベント、女子トーナメントとともに大会の軸となったのは、『DEAD OR ALIVE 2020 -55kg〜那須川天心挑戦者決定トーナメント』だ。1回戦(準決勝)では、優勝候補の鈴木真彦と江幡塁のドリームマッチと、志朗とシュートボクシングの植山征紀がそれぞれ対戦。鈴木と塁はハイレベルな好勝負を展開したが、押していた鈴木が判定勝ちを収める。また、志朗と植山は、植山が押していたように見えたが、志朗が冷静にポイントを稼ぎ、判定勝ちを収めた。この4人の中で天心と対戦したことがないのは、植山だけだっただけに、無念の敗北だろう。 決勝は鈴木と志朗が対戦。鈴木は1試合目の塁に勝ったことで20連勝中。2015年8月に天心に敗れてから、「打倒天心」一本でここまでやってきた。昨年9月、天心に敗れた志朗は判定負けだっただけに、自身の足りないところを徹底的に磨いてきたという。1R、鈴木が勢いで押していことした矢先、志朗の右ストレートが鈴木の顔面を捕らえた。崩れるように倒れた鈴木は、その後も志朗の攻撃を受けながら、手数を出していくも、この一発がかなり効いたのか下半身に力が入らず、倒れないのがやっと。最終ラウンドのゴングが鳴ると鈴木は泣き崩れ、退場時も号泣。天心戦まで「あと一歩」だっただけに、この負けは悔しい。 志朗は「那須川天心君に負けてから自分の時間は止まったまま。このメンバーの中で優勝したので、みなさん、自分が天心君と戦うことに異論はないと思う。天心君がボクシングに移籍する前に敗北の味を覚えさせるので、来年は楽しみにしていてください」とアピール。関係者によると「来年2月から3月までにはビッグマッチで実現させたい」という。 天心と志朗は同じトレーナーが見ており、練習が重なることがあるようで、お互いに遠目から見合っていることを明かしていた。天心は「ある程度は予想ついていますけど」とトーナメントの優勝者を予想していると話していたが、その選手はまさに志朗だった。「覚悟が違ったので、志朗君だと思ってました」。天心は「ハイレベルな戦いを見せたい」と力強く宣言。次戦は大晦日のRIZIN出陣が予想されるが、来春の大一番に向けて負けられない戦いが続く。◆RISE◆『DEAD OR ALIVE 2020』2020年11月1日大阪・エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)第1競技場 観衆 未発表(チケットは全席完売)▼DEAD OR ALIVE 2020 -55kg〜那須川天心挑戦者決定トーナメント決勝戦〜(3分3R / 延長2R)○志朗(判定 3-0)鈴木真彦●<山口道場>※30-27、30-27、30-27※志朗が来春のビッグマッチで天心と対戦(どら増田)
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スポーツ 2020年11月02日 22時30分
新日本オカダ・カズチカ激怒「オーカーン!大阪で終わりだこのヤロー!」
新日本プロレスは1日、『Road to POWER STRUGLLE』東京・後楽園ホール大会を開催した。 第3試合では、次回ビッグマッチ『POWER STRUGLLE』11月7日大阪・エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)第1競技場大会でシングルマッチが組まれているオカダ・カズチカと、グレート-O-カーンの前哨戦として、ゲイブリエル・キッド、ウィル・オスプレイとそれぞれタッグを結成し、前哨戦を行った。 オスプレイがオカダを裏切りCHAOSを離脱し、O-カーン、ビー・プレストリーとの新ユニットTHE EMPIREを結成したことから抗争に発展したオカダとTHE EMPIRE。オカダとしては、オスプレイと対戦する前に、O-カーンをキッチリ倒しておきたいところだが、ここまでの前哨戦では苦戦を強いられている。 この日もTHE EMPIREはゴングを待たずに奇襲攻撃を仕掛けると、ペースを離さない。オカダのリードにより、同士討ちを誘うなど何とかゲイブリエルは奮闘するも、最後はオーカーンがエリミネーターを決めて、ゲイブリエルは万事休す。試合後、オカダはO-カーンを睨みつけてから、ゲイブリエルに肩を貸してバックステージへ。 バックステージで、オスプレイは「1週間ぶりのトーキョーだ。(ビーにキスを何度もしながら)やっと美しいガールフレンドの元へ戻って来られた。と思ったら、またお前らバカの相手をしないといけないのか。1日ぐらい休ませてくれよ。ま、俺は新日本一のスーパースターだから仕方ないな。新日本に最も金を生み出しているのはこの俺だ。いいか、お前ら、よく聞け……オカダがやる気になってくれて俺も嬉しい。俺のハンサムな顔に一発パンチを食らわせたくて必死じゃないか。リベンジしたいんだろ。でも俺には届かないぞ。何故かって?あいつはもうカッコよくて強いオカダじゃないからだ。俺たちが知ってるレインメーカーはもういない。『POWER STRUGGLE』でグレート-O-カーンがオカダを完璧に始末してくれる。そして俺は次に進むだけだ。ビーはどう思う?」と、恋人のビーに振ると「今のオカダは(日本語で)ショッパイ。イチバンショッパイ」とバッサリ。 オスプレイは「俺もそう思う。(記者に向かって)バイバイ、負け犬たち。お前の仕事はなんだ?カメラも持たせてもらえないのか?レコーダーで録音するだけか?今はもう2020年だぞ。未だにそんな機械使ってるなんて信じられない」と続けると、オーカーンは「あと3度、あと3度も蹂躙できるんだな。オカダ、残り3回を大事にしろ。おまえはオスプレイとは戦えない。余が支配するからだ!」と叫んだ。 一方のオカダは「まあまあ、いいんじゃないのオーカーン。まあ、正直オスプレイまでの“前菜”かと思ってたけど、君もメインの料理として認めてあげよう。まあ、オカダ・カズチカというスパイスが君には足りないね。しっかりと味付けして美味しく俺がいただいてやる。それまでしっかり、オーカーン楽しんどけよ。ジ・エンパイア楽しんどけよ。もう、大阪で終わりだぞこのヤロウ!」と完全に火がついた様子。果たして、オカダはオスプレイ戦に辿り着けるのだろうか。◆新日本プロレス◆『Road to POWER STRUGLLE』2020年11月1日東京・後楽園ホール 観衆 696人▼タッグマッチ(30分1本勝負)オカダ・カズチカ&●ゲイブリエル・キッド(12分28秒 体固め)ウィル・オスプレイ&グレート-O-カーン○※エリミネーター(どら増田)
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スポーツ 2020年11月02日 21時30分
巨人の大リストラに「何で野上も切らないんだ」ファン激怒 残留確定とは限らない? 今季未登板のFA投手が含まれなかったワケ
10月30日の対ヤクルト戦に「3-3」で引き分け、2年連続38度目のリーグ優勝を果たした巨人。11月2日、その巨人が支配下選手4名、育成選手10名の計14名を戦力外としたことを発表した。 以前から今オフ、来シーズンに向け、“血の入れ替え”を行うことを球団上層部などが示唆していた巨人。14名中12名は20歳代と、若手を中心に容赦ない大リストラを敢行した。なお、報道ではどちらも支配下選手である加藤脩平、村上海斗はシーズンオフのトライアウトを受験するとされているが、その他の選手の動向については伝えられていない。 >>ソフトB・内川、新天地はパ球団か巨人?予想外の転落劇もあるか、実績の裏でくすぶる懸念とは<< 優勝から3日後に断行された大量解雇を受け、ネット上には「大規模な人員整理あるとは言われてたけど、ここまで若手をバッサリ行くとは」、「素人目で見るともったいないなと思う選手も何人かいるけど、球団が切る判断をしたってことはもう伸びしろは無いってことなんだろうな」、「ドラフトで19人も指名したのは大リストラの布石だったのか」、「若いうちにクビにするのは当人の将来を考えたらいいだろうが、今後入ってくる選手には悪影響にならないのか?」といった反応が多数寄せられている。 一方、「野上が入ってないのが意外過ぎる、まさかこの期に及んで残そうとしてないだろうな」、「何で野上も切らないんだ、成績考えたら真っ先に切るべき選手だろ」といった、現在二軍の野上亮磨を絡めたコメントも複数見受けられた。 「名前が挙がっている野上は、2017年オフに3年4.5億円(推定)の契約で西武から巨人へFA入団した33歳の投手。ただ、入団翌年から昨シーズンまでの2年間は、通算で『38登板・5勝6敗・防御率4.53』とサッパリ。今シーズンは昨年10月にアキレス腱を断裂した影響もあり一軍登板すらない上に、二軍でも『18登板・0勝3敗・防御率4.98』と全くといっていいほど結果を残せていません。その野上が支配下・育成の若手を差し置いて戦力外とならなかったことに不満を抱いているファンは少なくないようですね」(野球ライター) 成績的には真っ先にクビ候補に挙げられてもおかしくないといえるが、今回の発表には名前が含まれていなかった野上。ただ、一部では「毎年日本シリーズ後くらいに発表されてる戦力外第2弾でクビだろ」と、発表の時期が違うだけで戦力外自体は決定的だろうとも予想されている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年11月02日 20時30分
元日本ハム・岩本氏、楽天入り断念→引退の秘話を明かす 不義理を詫びたノムさんからまさかの“金言”
元日本ハムで野球解説者の岩本勉氏が1日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。元プロ野球選手・監督の野村克也さんとの秘話を明かした。 現役時代は日本ハム(1990-2005)一筋で活躍した49歳の岩本氏。今回の動画では2005年オフに日本ハムを退団してから翌年1月に引退を決断するまでの経緯を語ったが、その中で当時楽天監督だった野村さんとの知られざるやりとりを明かした。 >>野村克也さん、斬新なトレーニングを行っていた?「これが一番科学的」江本氏を驚かせた強靭なリストの秘訣とは<< プロ16年目・34歳だった2005年シーズンオフに日本ハムを自由契約となったが、楽天を率いる野村さんが自身の獲得に興味を持っていたという岩本氏。オフ期間中に行われた日本ハムの球団納会を途中で切り上げ野村さんと会食の場を持った際も、「ちょっと一緒に苦労するか」と誘いの言葉をもらっていたという。 しかし、翌年の自主トレ中に足首をねんざするアクシデントに見舞われた岩本氏は、この負傷を「野球の神様が現役を退けと言ってるんだな」と考え現役引退を決断。すぐに前所属球団である日本ハムに引退の旨を伝え、その後野村さんにも「縁がありかけた話ですけど、ユニフォームを着て野球をご一緒することはなくなりました。大変申しわけございません」と謝罪の電話を入れたという。 岩本氏によると、当初契約についての連絡だと思っていた野村さんは「悪いけどまず(春季)キャンプに参加してくれるか?(契約の話は)そこからにしよう」と楽天の春季キャンプ参加を誘ってきたが、引退の旨を伝えると「そうか、俺も力になれなくて悪かったな」と岩本氏の決断を尊重。続けて、「じゃあ1つだけ、君にアドバイスを言わせてもらっていいか?」と言ってきたという。 「はい、何でしょうか」と答えた岩本氏に対し、野村さんは「本をたくさん読みなさい。文字を読みながらいろんなヒントを野球知識に加えていったら、もっともっと野球の知識や視野が広がるんだよ」と、読書をして幅広く知識や教養を身に付けるようにとアドバイス。こうした言葉を伝えた後、最後には「頑張れよ」と引退後の活躍を願ってくれたという。 野村監督も含め、自身のことを思ってくれている人はたくさんいるんだと引退後に感謝の思いが強くなったという岩本氏。「野球界にどうやって恩を返していこうか」という思いを胸に、野球解説者に転身したと語っていた。 岩本氏はこの他にも引退を伝えた際の日本ハム側の反応や、解説者転身1年目の2006年シーズンにあったという印象的なエピソードについて動画内で語っている。 今回の動画を受け、ネット上には「約束を反故にされたようなものなのにこんなこと言えるノムさんは器が大きい」、「知識や理論がちゃんとしてれば解説なりコーチなりがやりやすくなるって意味なのかな」、「そういや古田(敦也/元ヤクルト)も昔ノムさんから『知識がピンチを救う』と教わったって言ってたな」、「岩本は今や人気解説者の1人だけど、ちゃんとノムさんの言葉を守ってるから仕事途切れないんだろうな」といった反応が多数寄せられている。 引退後現在に至るまで、野球解説者として様々なメディアで活躍している岩本氏。今も第一線で活躍できているのは、野村さんの“金言”のおかげでもあるのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について岩本勉氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UC7CeOxGzcmmxbf_Oacxf7sg
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