スポーツ
-
スポーツ 2020年11月12日 17時30分
DeNA、“4番”細川がファーム三冠! 去り行く指揮官に成長を魅せる時
ベイスターズ期待の大砲・細川成也。茨城・明秀学園日立高校出身で4年目となる今シーズン、ファームでは13ホームラン、53打点、出塁率.448と堂々の三冠を達成し、打率も.318で4位と確実性も増した。好成績の要因は「内からバットを出し、ボール球に手を出さないようにガマン」することを心がけ、「追い込まれても逆方向(右方向)を意識することで、ボールを引き付けて長く見られる」ことができた結果、三振が減りフォアボールが取れるという好循環に。更に「コーチからも『ファールがもったいない』と言われたので、浮いたボールの打ち損じを失くす」ことにも精力的に取り組む事で、ホームランも次第に増えて行ったと今シーズンのバッティング内容を振り返った。 ラミレス監督は、早くから細川の飛ばし屋の才能を見抜き、ルーキーイヤーの2017年終盤に一軍昇格させると、高卒ではNPB史上初のデビューから2試合連続ホームランをマーク。そのままクライマックスシリーズ、日本シリーズでも活躍を見せるなど大物感を漂わせた。大砲の宿命でもある三振の多さを克服するために、ファームでじっくりと鍛錬を重ね、結果を出し、2020年シーズンあと2試合ながら、指揮官は4番の重責を任せる事となった。 「来年に向けてしっかりと結果を残せるように」と臨んだ11日の甲子園。タイガース先発・藤浪晋太郎とは初対決となったが、「動画で研究」して対策を練ったものの、2打席連続で三振に倒れ、6回には馬場皐輔にも空振り三振を喫した。迎えた最終回、先頭としてバッターボックスに入り、この日がタイガースで最後の登板となる能見篤史のストレートをコンパクトに振り抜き、センター前にクリーンヒット。聖地に爪痕を残した。 今季は14日の本拠地・横浜スタジアムでの巨人との最終戦を残すのみ。松原誠、田代富雄、多村仁志、吉村裕基など、歴代の高卒で右の大砲の座を受け継ぐ一打を、退任するラミレス監督のはなむけとして贈ってもらいたい。取材・文 ・ 写真/ 萩原孝弘
-
スポーツ 2020年11月12日 17時00分
DeNA・ラミレス監督に「失望した」、矢野監督にも阪神ファン激怒 タイトルかかる大山の敬遠、後続打者にも原因アリ?
11日に行われたDeNA対阪神の一戦。試合は「1-0」で阪神が勝利したが、同戦でDeNA・ラミレス監督が見せた采配がネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 問題となっているのは、両チーム「0-0」で迎えた5回裏2死三塁の場面での采配。シーズン最終戦の阪神はこの日、本塁打王のタイトルの可能性がわずかに残っていた大山悠輔を最後の望みをかけて「1番・三塁」で起用していたが、この場面でその大山が第3打席に。しかし、ラミレス監督は申告敬遠を選択したため、大山は打席に立つことすらできなかった。 試合前時点での本塁打トップは巨人・岡本和真の31本、一方の大山は28本で2位タイだったため、タイトル獲得には同戦で3本打つ必要があった。しかし、第1、2打席はどちらも三振に倒れ、第3打席は敬遠で消化。投手戦となった試合展開を踏まえると延長含め残りは最大2打席が濃厚だったため、申告敬遠をされた時点でタイトルの望みは絶たれる結果となった。 タイトルがかかる大山を歩かせたラミレス監督の采配について、ネット上には「ピンチの場面で大山から逃げたのには失望した」、「考えあっての敬遠というのは分かるが、ファンとしては実に興ざめする采配だった」、「タイトル獲得は厳しかったけど、せめて全打席大山と勝負してほしかった」といった反応が多数寄せられている。 一方、「矢野監督が後ろに木浪入れたのが悪い、数字考えたら大山避けるのはむしろ当然」、「敬遠されたくないなら2番にも強打者を置くべきだっただろ」といった、阪神・矢野燿大監督への批判も複数見受けられた。 「同戦で大山を1番で起用した矢野監督は後続の2番に木浪聖也を据えていますが、今シーズンの木浪は『.249・3本・25打点』と目立った数字は残していない打者。一方の大山は『.288・28本・85打点』と高水準の数字を残している上、対DeNAは『.398・5本・22打点』と抜群の相性を誇っているため、一塁が空いている状況なら大山を歩かせ木浪で勝負する選択はむしろセオリーともいえます。そのため、大山と全打席勝負してもらいたければ2番は木浪ではなく、サンズ(.257・19本・64打点)や近本光司(.293・9本・45打点)といった打力のある打者を置く必要があったと考えているファンもいるようです。球界では打撃タイトルのかかる打者が最終盤の消化試合で1番起用されることは珍しくなく、大抵は相手球団もその打者とは普通に勝負するのですが、今回のDeNAには同戦を含め2連勝すればシーズンを5割で終えられるという事情があったことも大山が歩かされた一因かもしれません」(野球ライター) 試合後、ラミレス監督は今回の申告敬遠について「勝つために避けて、次の打者で勝負した」と語ったことが伝えられている。矢野監督の2番打者の人選が、ラミレス監督の采配に影響を及ぼした可能性は高そうだ。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2020年11月12日 11時30分
新日本バレットクラブ内紛問題にジェイ「自分のパートをまっとうしただけ」
7日の大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)第1競技場大会で、IWGPヘビー級&IWGPインターコンチネンタルダブル王座挑戦権利証を飯伏幸太から反則フォールで“強奪”し、来年1.5東京ドーム大会で同王座への挑戦が決定したバレットクラブのリーダー、ジェイ・ホワイト。 新型コロナウイルス感染拡大により、来日不能に陥っていたことから、久々の来日となった新日本プロレス最強戦士決定戦『G1クライマックス30』では、ジェイが不在の間に、バレットクラブ入りを果たし、内藤哲也に奪還されてしまったものの、一時はIWGPヘビー級&IWGPインターコンチネンタルダブル王座を獲得した自信から、我が物顔でバレットクラブの中心人物となったEVILに対して、パワーバランスを気にしたのか、ジェイは批判を繰り返し、現在はEVIL、高橋裕二郎、ディック東郷と、その他のメンバーに溝が出来ている状態。見るに見かねたジェイのマネージャーであり、EVILのバレットクラブ入りを暗躍した外道が「俺が何とかする」と仲介役を買って出たが、その後、動きはない。 ジェイは「EVILとやりたいというよりも、EVILが内藤を倒すと。俺は俺で飯伏を倒すと。こういうストーリーになれば、『レッスルキングダム』でのバレットクラブ対決ということもあると思っただけだ。まあ、俺にしてみれば自分のパートをしっかりとまっとうしたしただけのこと。そして、EVIL自身も自分自身のやるべきことができていれば、バレットクラブ対決が実現されたかもしれないが、それができなかった。ただ、それだけのことだ。なので、EVILが内藤を倒していればそういう流れになったのだろうけど、そうでなかったということに関しては何とも思っていない」と、EVILとの対立を望んでいないことを強調していたが、7日の内藤対EVIL戦では、EVILにブレードランナーを仕掛けようとする素振りを見せており、次期シリーズには、バッドラック・ファレ、タマ・トンガ、タンガ・ロアといったオリジナルメンバーが、タッグリーグでEVIL&裕二郎と対戦するだけに、まだまだバレットクラブの内紛問題は長引きそうだ。(どら増田)
-
-
スポーツ 2020年11月12日 11時05分
阪神、新助っ人候補に「巨人じゃないの?」の声が挙がるワケ 大野の残留で補強策は迷走?
阪神が韓国20勝投手、ラウル・アルカンタラ(斗山)の獲得へ――。今季最終戦が行われた11月11日、甲子園球場のベンチ裏で「オフの補強案」が囁かれていた。 今オフの国内FA市場の目玉である中日・大野雄大投手の残留が決定的となり、それに代わる先発投手の補強策として、韓国・斗山のアルカンタラの獲得をめざすという。 「昨年オフ、韓国球界で活躍していたサンズを獲得したルートから上がってきた投手です。150キロ強の力強い真っ直ぐとスライダーを投げ分ける右腕です」(関係者) 今季、規定投球回に到達したのは、西、青柳の2人だけ。後半戦には高橋遥が出てきたが、すでに帰国したガルシアも退団濃厚であり、「先発投手の駒不足」と判断したのだろう。 もっとも、同日先発した藤浪晋太郎は「5回被安打4無失点」と好投している。「藤浪を使えば?」の指摘もないではない。 「四球も出せば、対戦したDeNAの拙攻に救われた部分もありました。でも、一時期に比べれば、別人のように良くなっている。西、青柳、高橋遥、藤浪の4人がしっかり投げてくれれば問題ないと思うが」(プロ野球解説者) アルカンタラが前評判通りの活躍をすれば、“投手王国”になるかもしれない。 >>来シーズンの阪神、山本昌氏の入閣が浮上?人望厚い“元臨時コーチ”は藤浪の復活も左右か<< しかし、そのアルカンタラが「韓国・斗山の所属」と聞くなり、こんな声も聞かれた。 「巨人じゃないの?」 巨人は昨季、韓国・SKワイバーンズで17勝を挙げたサンチェスの獲得に成功している。3億4000万円というお高い買い物にはなったが、それは日米韓の争奪戦になったため。サンチェスを上回る成績を収めたことにより、アルカンタラの元にはやはり米球界のオファーも届いているとのことで、マネー戦争は避けられそうにない。 巨人優勢の声が出た理由だが、お金の話だけではないようだ。 「アルカンタラを最多勝に導いたのは、捕手のパク・セヒョクです。そのパク・セヒョクは阿部慎之助二軍監督と『自主トレ仲間』で、シーズン中もラインで連絡を取り合う仲なんです。阿部二軍監督とのツーショットをパクが地元韓国のメディアに公開したこともありました」(特派記者) それだけではない。後藤孝志野手総合コーチだ。後藤コーチは斗山でのコーチ経験もある。アルカンタラが日本球界へのステップアップを狙うとすれば、信頼する女房役のパクに相談し、斗山球団も巨人を推すだろう。 「阪神はサンズが好成績を残したことで韓国ルートに再び重点を置くようになりました。好待遇で迎えたウィリン・ロサリオが不振に陥った時は、しばらくは韓国ルートを使わないみたいな言い方でしたが」(前出・関係者) 中日・大野の残留が決定的となり、阪神の補強構想は修正を余儀なくされた。ファームには才木、浜地、及川など他球団も一目を置く逸材がいる。藤浪が好投した日のウラで先発投手の補強策が出るのは、彼がまだ信頼を取り戻せていないからかもしれない。オフの補強で巨人と張り合うよりも、若手育成、藤浪の先発復帰を優先すべきだが…。(スポーツライター・飯山満)
-
スポーツ 2020年11月11日 22時30分
新日本ワールドタッグ開催!タイチ&ザックを止めるチームは?
新日本プロレスは15日の愛知・愛知県体育館大会(ドルフィンズアリーナ)から幕を開ける『ワールドタッグリーグ 2020』の出場チームを発表した。今年は全10チームが1ブロックで総当たりリーグ戦を開催。12月11日の東京・日本武道館大会で、リーグ戦1位チームとリーグ戦2位チームが優勝決定戦を行う。ジュニアヘビー級最強決定戦『ベスト・オブ・ザ・スーパーJr.27』と同時開催となる。出場チームは次の通りだ。▽棚橋弘至&トーア・ヘナーレ 昨年に引き続き、棚橋弘至とトーア・ヘナーレが2年連続のエントリー。新型コロナウイルスの影響で来日できずにいたヘナーレが新日本マットでついに復活。昨年は初タッグながら連携技も披露した二人が、今年はどんなタッグワークを見せるのか?▽ジュース・ロビンソン&デビッド・フィンレー(2019年優勝) “前年度覇者”ジュース・ロビンソン&デビッド・フィンレーも堂々のエントリー。『G1』に参戦し、一足先に日本入りを果たしたジュース。一方、アメリカ大会を中心に活動したフィンレーは久々の来日となる。昨年は劇的な勝利で『ワールドタッグ』初優勝を果たした二人が今年も勢いそのままに連覇なるか?▽後藤洋央紀&YOSHI-HASHI 後藤洋央紀とYOSHI-HASHIのタッグが3年ぶりのエントリー。11.2後楽園大会ではIWGPタッグ王座に挑戦するもあと一歩のところで王座戴冠を逃した両者。“GYW”など破壊力をある連携技を持つ二人は、悲願のタッグの勲章を獲得できるか?▽石井智宏&矢野通 石井智宏と矢野通のタッグが2年ぶりのエントリー。現在、『KOPW2020』保持者として独自の世界観で躍動する矢野と、『G1』でもベストバウト級のファイト連発で会場を盛り上げた石井のタッグが再始動。タッグ王座も経験する実力派タッグが『ワールドタッグ』初制覇を狙う。▽鷹木信悟&SANADA 鷹木信悟&SANADAの注目タッグが『ワールドタッグ』初エントリー。11.7大阪大会で鈴木みのるとの壮絶死闘を制し、NEVER無差別級王者に返り咲いた鷹木。一方のSANADAも『G1』準優勝を果たすなど、シングルプレイヤーとしても勢いに乗る二人がタッグ結成。EVILとのタッグでは、2017年&2018年に『ワールドタッグ』2連覇を果たしているSANADAが、今年は鷹木とのタッグで初エントリー&初優勝を成し遂げるのか?▽タイチ&ザック・セイバーJr.(IWGPタッグチャンピオンチーム) 現IWGPタッグ王者・タイチ&ザック・セイバーJr.が宣言通りのエントリー。11.2後楽園大会のIWGPタッグ王座戦では、粘る後藤&YOSHI-HASHIを振り切り2度目の防衛に成功。一撃必殺のザックメフィスト、天翔ザックドライバーで相手を仕留める王者タッグが、『ワールドタッグ』制覇でタッグ二冠となるか?▽タマ・トンガ&タンガ・ロア 優勝候補筆頭のタマ・トンガ&タンガ・ロアが待望の来日を果たし、5年連続のエントリー。毎年、優勝を囁かれるが、あと一方のところで優勝を逃し続いている最強兄弟タッグ。圧倒的なコンビネーションと傍若無人な闘いで、新日本USマットで暴れ回る二人が、悲願の『ワールドタッグ』初優勝へ向けてどんな闘いを展開するのか、またバレットクラブのお家騒動にもどう絡んでいくのか注目だ。▽EVIL&高橋裕二郎 EVILが高橋裕二郎との不気味なタッグを結成し初エントリー。衝撃のバレットクラブ入りからダーティーファイトのオンパレードで『ニュージャパンカップ』初優勝、二冠王座戴冠を果たしたEVIL。そんな悪の化身とタッグを組むのはタッグ戦線でもその実力を発揮してきた裕二郎。予測不能なバレットクラブ日本人コンビがリーグ戦をどう戦うのか?EVILは目標を失っているだけに目が離せない。▽バッドラック・ファレ&チェーズ・オーエンズ バッドラック・ファレとチェーズ・オーエンズのコンビが昨年に続き2年連続のエントリー。1日の東京・後楽園ホール大会よりバレットクラブ国内組に合流したチェーズは、来日初戦から必殺のパッケージドライバーで勝利を収め存在感をアピール。一方のファレは、日本、アメリカのリングにも現れなかったが、今回ついに新日本マットに復活。巨漢から繰り出す圧倒的パワーを誇るファレが、職人・チェーズとのタッグで大暴れすること間違いなし。▽グレート-O-カーン&X グレート-O-カーンが『ワールドタッグ』に初エントリー。10.16両国大会で突如乱入、ウィル・オスプレイと新ユニット“THE EMPIRE”を結成して新日本マット侵略を開始。7日の大阪・大阪府立体育会館第1競技場大会(エディオンアリーナ大阪)では、変則的な打撃と怪力を武器にオカダ・カズチカを追いつめている。今回『ワールドタッグ』でオーカーンとタッグを組む“X”は、オスプレイが予告したTHE EMPIREの新メンバーであることは間違いない。果たして、どんなパートナーが加わるのか不気味なチームである。 新日本のタッグリーグの最終戦が、かつて全日本プロレスがタッグリーグの最終戦として使用していた武道館というのはとても不思議な感覚ではあるが、これを機に定着させるぐらいジュニアとともに盛り上げてもらいたい。チャンピオンチームのタイチ&ザックに勝利を収めて優勝すれば、来年1月の東京ドーム大会でベルトに挑戦する可能性が高まるだけに、シングル戦線でチャンスを逃した選手たちは目の色を変えてシリーズに入るはずだ。 EVILという異分子を抱えたバレットクラブから3チームエントリーしたのも注目である。(どら増田)
-
-
スポーツ 2020年11月11日 21時30分
発表迫るゴールデングラブ賞、鳥谷・菊池級の“サプライズ”はあるか SNSは予想白熱、里崎氏らOBからのコメントも公開
1972年にダイヤモンドグラブ賞として創設され、三井広報委員会がスポンサーとなった1986年から現名称となった『三井ゴールデン・グラブ賞』。今シーズンの受賞選手の発表が、来月12月18日に迫っている。 同賞は毎年オフにプロ野球担当記者による投票のもと、リーグ別に7部門・9名(外野は3名)がそれぞれ受賞者として選出される守備のタイトル。受賞者には金色の皮革で作られたグローブとボールを台座に飾った記念のトロフィーが贈られる。 >>元西武・石毛氏に球団マネージャーが激怒「どうするんだこれ!」“一流の勲章”を巡る修羅場を暴露<< 同賞のスポンサーである同委員会は発表に先立ち、コロナ禍で野球を支えてくれている選手、ファン、スタッフなどへ感謝を込めて制作した特別動画を10月30日から同賞・同委員会の公式ユーチューブチャンネル上などで公開中。動画内では元巨人・桑田真澄氏、巨人・丸佳浩ら過去の受賞選手が残した名言が登場している。 また、同委員会は動画の公開を記念し、過去に受賞経験がある元日本ハム・西崎幸広氏、田中幸雄氏、元ロッテ・里崎智也氏らOB3名の特別コメントも同日に公開。西崎氏は「個人的にも思い入れのある賞」、里崎氏は「選手にとって最高の賞の一つ」、そして田中氏は「あのトロフィーを受け取ることを目標にしている選手は本当に多い」と、それぞれゴールデン・グラブ賞に対する自身の思いを語っている。 レギュラーシーズンの終了、受賞選手の発表日が近づくにつれ、SNS上ではファンによる予想合戦も白熱している。現在(11月11日午後8時現在)、セ・リーグでは投手(巨人・菅野智之or中日・大野雄大or広島・森下暢仁)、三塁(巨人・岡本和真or中日・高橋周平)、パリーグでは投手(ソフトバンク・千賀滉大orオリックス・山本由伸)、外野(日本ハム・大田泰示or日本ハム・西川遥輝orソフトバンク・柳田悠岐or楽天・島内宏明orオリックス・吉田正尚)といった部門でファンの予想が割れている状況だ。 「同賞は守備のタイトルであるため守備成績のいい選手が有力候補に挙げられやすいですが、中には候補に挙がっていなかった選手が受賞するケースもあります。近年でも2015年のセ・リーグ遊撃部門で本命の巨人・坂本勇人に守備率、補殺数、失策数で劣っていた阪神・鳥谷敬が受賞したケースや、2019年のセ・リーグ二塁部門でどちらかが受賞すると見られていたヤクルト・山田哲人、中日・阿部寿樹ではなく、守備率、失策数でリーグワーストの広島・菊池涼介が選出されたケースが話題となりました。単純な数字だけでは決まらないという点もまた、ファンの予想が盛り上がる一因となっているのではないでしょうか」(野球ライター) 田中氏のコメントにもあるように、プロ人生での目標に掲げている選手も多い三井ゴールデン・グラブ賞。今年の受賞者は果たしてどのような顔ぶれになるのだろうか。三井ゴールデン・グラブ賞https://mgg.mitsuipr.com/文 / 柴田雅人記事内の引用について『三井ゴールデン・グラブ賞/三井広報委員会』公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UChBBiq-Gkwp7yw4ovXf76Bg
-
スポーツ 2020年11月11日 20時30分
ロッテ・細川、“ベニー首投げ事件”の裏話を告白 「引っ張っても全然動かなくて…」同僚がドン引きした衝撃の光景とは
元楽天監督で野球解説者の大久保博元氏が10日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、ロッテ・細川亨がゲスト出演。今から12年前に起こった“ベニー首投げ事件”の裏話を明かした。 西武(2002-2010)、ソフトバンク(2011-2016)、楽天(2017-2018)、ロッテ(2019-)で19年間にわたりプレーした細川は、今シーズン限りで現役を引退することを9日にロッテが発表。今回の動画では引退を決意した経緯や現役時代の思い出話などをテーマにトークしたが、その中で西武時代、死球をきっかけにロッテの助っ人・ベニーに投げられ左肩を脱臼した2008年9月4日西武対ロッテの裏話を語った。 同戦では4回に西武投手陣が里崎智也、ズレータ、ベニーの3名に立て続けに死球をぶつけたが、3人目のベニーがぶつけられた直後に激昂。捕手の細川はマウンドに向かおうとするベニーを制止しようとしたが、逆に首投げのような形でベニーに投げられ左肩を脱臼し、次戦以降の3試合の欠場を余儀なくされている。 >>とばっちりで肩脱臼、バットをわざとぶつけられたことも!引退のロッテ・細川が味わった衝撃の珍ハプニング<< このアクシデントについて、細川は「(直前まで2人に死球を与えたが)関係なく内角のシュートを要求して、ベニーの背中にモロに当たった」と発言。里崎、ズレータに死球を与えたことはお構いなしでマウンド上の許銘傑にインコースを厳しく要求した結果、すっぽ抜けたシュートがベニーの背中に思い切り当たってしまったという。 直前に死球をぶつけられたズレータがマウンド上をにらみつけるなど既に一触即発の雰囲気となっていたが、その険悪な空気をあまり深く捉えていなかったという細川。実際にぶつけてしまい、すぐに「ソーリー!ソーリー!」とベニーに謝罪したというが、激怒したベニーは全く聞く耳を持たないまま、自身につかみかかりそのまま投げ飛ばしてきたという。 細川が投げられた直後、両軍選手がその場に殺到しベニーと細川を引き離したが、細川曰く怒り狂ったベニーは「ものすごい力だった」とのこと。また、当時の同僚である中島宏之(現巨人)からも、後に「自分や渡辺(久信)監督とか3人ぐらいでベニーを引っ張っても全然動かなくて、5人ぐらいでやっと動いた」と制止に手を焼いたことを聞かされたと語っていた。 細川はこの他にも自身が引退すると聞き連絡してきた現役選手の言葉や、西武・松坂大輔の球を受けている時に起こったハプニングなどについて動画内で語っている。 今回の動画を受け、ネット上には「2人目に当てた時点で異様な雰囲気だったのになおも内角攻めるのは度胸あるな」、「それまで仲間が2人ぶつけられてるから、ベニーとしても『これ以上舐められるわけにはいかない』って気持ちだったのかもしれないな」、「100キロくらい体重ある細川を軽々と投げ伏せたのは当時衝撃だったが、グラウンドに居た選手も同じ気持ちだったのか」、「5人分に匹敵する力ってヤバいな、脱臼だけで済んだのは逆に幸運だったのかもしれない」といった反応が多数寄せられている。 今回名前が登場したベニーは2004年から2009年にかけてロッテでプレーした助っ人で、細川とは在籍期間中に何度も対戦している選手。同戦での首投げにより「制裁金5万円+厳重注意」という処分が科せられたが、試合後にベニーが細川に謝罪し当人同士は和解している。ただ、現在も親交があるとは特に伝えられてはいない。 細川を代表するエピソードの一つとして、今もファンの語り草になっている“ベニー首投げ事件”。今回本人が明かした裏話に驚いたファンも多かったようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について大久保博元氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCKa1VlSq1WwdSQWv4JFdgxg
-
スポーツ 2020年11月11日 17時30分
楽天がドラフト1位、早大の早川に指名挨拶「夢を与えられるよう鍛えなおす」
東北楽天は10日、東京・早稲田大学戸山キャンパスにて、ドラフト1位指名した同大学の早川隆久投手に指名挨拶をした。早川は東京ヤクルト、千葉ロッテ、埼玉西武との競合の末、当たりくじを引いた石井一久GMらとともに、早稲田スポーツミュージアムで会見に臨んだ。 「大学野球(東京六大学秋季リーグ、10季ぶり46回目の優勝)も一区切りついて身の周りの整理をしている状況ではありますが、やっと(プロ野球選手として)スタートラインに近づいているのかなと感じています。石井GMからは、「人生で一番緊張した」とおっしゃっていたドラフト会議の交渉権獲得くじを本日渡していただき、緊張しましたが、これからプロ野球の世界に飛び込むのだなという気持ちになりました。(交渉権獲得くじには)「輝き放て!」と書いてありました。その言葉のように輝ける選手になりたいと思います。(球団からの期待について)自分が入ってチームを強くすることは難しいと思いますが、チームの勝利に1つでも貢献できるような選手になることができればと思います。(プロ野球への意気込み)プロ野球に入ってからも野球をすることは当たり前で、自分は(プロ野球選手から)夢を与えてもらった立場だったので、今後はプロ野球選手として夢を与えられる選手になれるよう、鍛え直して頑張りたいと思います」と笑顔でコメント。落ち着いた雰囲気はプロ向きかもしれない。 早川の最大の武器は最速155キロのストレート。空振り率も高く、回転軸は地面と水平に近く、回転数が多いと言われている。このストレート一本でもプロで通用すると言われているが、カット、スライダー、カーブ、チェンジアップ、フォーク、ツーシームと多彩な変化球も持っており、基本は縦に落ちるカットを中心に、左打者にはスライダー、右打者にはチェンジアップとフィニッシュボールを持っているのは大きな武器だろう。 特にチェンジアップは左打者にも投げられる上、120キロ台のカーブで緩急をつけることも可能とあって、万全の状態で春のキャンプを乗り越えれば即戦力として、他球団の脅威になる可能性は高い。(どら増田 / 写真は球団提供)
-
スポーツ 2020年11月11日 17時00分
ヤクルト・奥川、一軍レベルの状態では無かった? 平松氏らOBも指摘、初黒星のデビュー戦で浮上した課題とは
元大洋で野球解説者の平松政次氏と元ヤクルトで野球解説者の笘篠賢治氏が、共に10日放送の『プロ野球ニュース 2020』(フジテレビONE)に生出演。ヤクルトのドラフト1位ルーキー・19歳の奥川恭伸の課題を指摘した。 今回の番組内で両氏は、同日に行われヤクルトが「3-7」で敗れたヤクルト対広島の一戦を解説。その中で、同戦でプロ初登板・初先発を果たすも「2.0回5失点・被安打9」と打ち込まれ、プロ初黒星を喫した奥川の課題を語った。 番組に電話で生出演した平松氏は、奥川について「(今日見た感じでは)コントロールは心配ない」と、この日の与四死球数が0だった点を評価。その上で、「あとはどう球速を伸ばすか、ノビをつけるかといったところが今後の課題」と、ストレートの質をどこまで上げられるかが課題だと指摘した。 番組に生出演した笘篠氏は、平松氏の後に話を受け「(ストレートが)甘く、高くいってしまうと打たれる確率も上がる。だからといってコントロール中心で小さくまとまってほしくはない」、「『この真っすぐを前には飛ばさせないぞ!』というようなレベルの高いところ(ストレート)をめざしてほしい。(同戦では)球速をアップして、ここぞの時にはもっと腕を振ってとかいろんな課題が出たと思う」とコメント。平松氏と同じく、今後はよりストレートを磨くべきだとの見解を示している。 >>ソフトバンクのヤクルト山田FA獲得、「“刺激”としては年俸が高すぎる」?池田氏の見解が物議、「福岡に来るわけない」の声も<< 今回の放送を受け、ネット上には「打たれること自体はいい経験だろうけど、確かに球速が出てなかったのは不安」、「高校時代はもう数キロスピード出てたんだけどなあ」、「こまごまとした怪我が続いてたし、まだまだ本来の力が出せるようなコンディションではないのかな」、「マー君(ヤンキース・田中将大)はデビュー戦の炎上を経て大投手になった、奥川も良かった点、悪かった点を整理して飛躍のきっかけにしてほしい」といった反応が多数寄せられている。 「今回話題に上がった奥川は高校時代に最速158キロ、プロ入り後も最速154キロと150キロ超えのストレートが持ち味の速球派投手。ただ、今回の試合では最速148キロにとどまり、ランナーを背負いクイックで投げた時は130キロ台まで球速が落ちていました。プロ入り後の奥川は右ひじの炎症や上半身のコンディション不良など故障が続く中慎重に調整を重ねていましたが、おそらくはまだ一軍デビューできるような状態ではなかったのでしょう。それでも今回初の一軍マウンドに立たせた首脳陣は、奥川にプロの洗礼を浴びさせて現在の自身の力量や足りない点をしっかりと認識することを期待したのかもしれません」(野球ライター) 試合後、「今日の試合の反省点を生かして、来年以降に活躍できるように頑張ります」と敗戦を糧にすることを誓っている奥川。平松氏、笘篠氏が指摘したストレートを含め、この日の投球で出た課題に今オフどこまで取り組めるかが来季以降の成績を左右しそうだ。文 / 柴田雅人
-
-
スポーツ 2020年11月11日 11時30分
オリックス、再契約濃厚のモヤが帰国「長い1年は精神的に強くしてくれた」
オリックスは、スティーブン・モヤ内野手が帰国したと発表した。今シーズンは46試合に出場、打率.274、本塁打12、打点38、出塁率は.324、得点圏打率は.326だった。 今年のオリックスでは、ブランドン・ディクソン、アンドリュー・アルバース、タイラー・ヒギンスの投手陣、アダム・ジョーンズ、アデルリン・ロドリゲス、そしてモヤの野手陣と6名の外国人選手が、一軍のベンチ枠を争う形となり、一軍登録されながらも枠の関係でディクソンやヒギンスを休ませなければならない日が多々あり、後ろを投げられる日本人投手陣が怪我で離脱したことで、それが試合終盤の逆転劇を許す原因にもなっていた。 現役のメジャーリーガーとして実績のあるジョーンズは二度の離脱はあったものの、一軍には固定されていたため、春季キャンプから2年目のモヤと1年目のロドリゲスによるレギュラー争いが繰り広げられ、オープン戦では打率.267、本塁打0だったモヤが二軍スタートとなっている。しかし、ジョーンズの離脱や、ロドリゲスの不振により、二軍で腐らずにチャンスを待っていたモヤに声が掛かるようになり、9月は打率.278、本塁打6の活躍。10月は打率.263、本塁打4、そして11月は5試合しかなかったが、打率.368、本塁打2と、僅か3か月でシーズン終了まで主軸として猛アピールに成功。中嶋聡監督代表も高く評価しており、来年も再契約が濃厚だ。 モヤは「今年はコロナ渦で長いシーズンとなりましたが、個人的には一軍に呼んで頂いてからは、良いコンディションを保つ事ができましたし、チームの勝利に貢献できるようなプレーができていたと思うのでよかったです。今日から帰国しますが、まずは家族とゆっくり過ごしたいと思います。この長い1年もまた、精神的に私を強くしてくれましたし、1年間戦い抜く事ができて嬉しいです」と充実した1年だったことを明らかにしている。 モヤがシーズンの頭から、今シーズン終盤に見せた活躍をすれば打線も確実性が出てくるだけに、来年はさらなる飛躍に期待したい。(どら増田)
-
スポーツ
最後は“他力本願”も…日本が2大会ぶりにグループリーグを突破
2018年06月29日 01時25分
-
スポーツ
首の皮一つつながったロシアW杯!決勝Tではなんとか1勝を
2018年06月29日 01時00分
-
スポーツ
いよいよ明日、WWE東京公演開催!犬に噛まれた中邑真輔は大丈夫か?
2018年06月28日 21時15分
-
スポーツ
10代ゴルファー三浦桃香「半端ないって!」巨乳・パンチラ・へそ出しのアルバトロス
2018年06月28日 18時00分
-
スポーツ
不吉なジンクスの餌食に… 前回王者ドイツがまさかのグループリーグ敗退
2018年06月28日 17時50分
-
スポーツ
ネット上の反応も様々?11年ぶりに受験者“0”となった大相撲新弟子検査
2018年06月28日 17時40分
-
スポーツ
【DeNA】マシンガン打線も復活してくれ!「GET THE FLAG! SERIES 2018」開催中!
2018年06月28日 17時20分
-
スポーツ
サッカー引退説の裏で囁かれる本田圭佑「新仮想通貨」の野望
2018年06月28日 14時00分
-
スポーツ
オリックス「誤審問題は野球規約違反」NPBと徹底抗戦へ!ファンは圧倒的支持を表明!
2018年06月28日 06時30分
-
スポーツ
ジェリコ新日本参戦よりスゴイ!ノア9.1両国で丸藤正道がWWEヒデオ・イタミと激突!
2018年06月27日 21時15分
-
スポーツ
池江璃花子「進学質問タブー」通達に早大、東洋大が再アタック争奪戦
2018年06月27日 18時00分
-
スポーツ
頑張っても報われない?ヨシノブ巨人の助っ人事情
2018年06月27日 17時40分
-
スポーツ
日本が最後の砦に?グループリーグ敗退が続くアジア勢
2018年06月27日 17時30分
-
スポーツ
オリックス金子千尋「うちのヨシヒサ」が話題に!元・同僚、平野佳寿の活躍に刺激
2018年06月27日 17時20分
-
スポーツ
「やっぱメッシってすげーわ」技ありゴールを決めたメッシにネット上は称賛の声
2018年06月27日 11時02分
-
スポーツ
深夜でも高視聴率のW杯、放映権はどう決まる?
2018年06月27日 06時30分
-
スポーツ
手のひら返しが続く日本代表 「ワールドカップtoto」も日本寄りの予想に?
2018年06月27日 06時20分
-
スポーツ
W杯ロシア代表に浮上した「疑惑」圧倒的走行距離の謎
2018年06月26日 18時01分
-
スポーツ
オールスター地元開催のオリックス、監督推薦候補で“オリの神童”は選出されるか?
2018年06月26日 17時40分
特集
-
野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
スポーツ
2025年07月25日 23時30分
-
豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
-
-
豊ノ島“ライバル”琴奨菊との思い明かす 業界には「いい物は残し、時代に併せて変わっていけば」と期待
芸能
2025年07月20日 12時00分
-
宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
芸能
2025年07月14日 17時00分
-
元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分