スポーツ
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スポーツ 2020年11月09日 17時00分
巨人・田中に「積み上げてきた結果がパー」の声 日本シリーズ登板は絶望的に? 11戦無失点後の大炎上が物議
8日に行われた巨人対ヤクルトの一戦。試合は「5-3」でヤクルトが勝利したが、同戦に登板した巨人のプロ5年目・26歳の田中豊樹の投球がネット上の巨人ファンの間で物議を醸している。 >>巨人、“敵将”ラミレス監督の入閣計画が?「育成に舵を取る」上層部の言葉は改革の前触れか<< 「3-1」と巨人2点リードの8回表。田中はこの回から4番手として登板するも、先頭から四球、死球、ヒットと一瞬で無死満塁のピンチを招く。さらに、ここで迎えた山崎晃大朗に逆転の満塁ホームランを浴び、1死も取れないままここで降板となった。 同戦は先発のプロ2年目・20歳の横川凱が5回1失点でプロ初勝利の権利を持っていたが、田中が逆転満塁弾を被弾したことにより消滅。また、チームもその後得点を奪えず、そのまま「3-5」で敗れる結果となった。 逆転負けを招いた田中の投球を受け、ネット上には「何しに来たんだって言われてもしょうがないほど酷い投球だった」、「1死も取れずに4点奪われて降板は何も擁護できない」、「コントロールが致命的に定まってなかった、山崎に打たれた球もど真ん中のスライダーだったし」、「初勝利潰された横川がただただ可哀想過ぎる」といった反応が多数寄せられている。 同時に、「それまで無失点続けていい感じだったのにもったいないなあ」、「せっかく積み上げてきた結果がパーになった、日シリで使われる可能性も低くなっただろう」といったコメントも複数見受けられた。 「今回大炎上で敗戦を招いた田中ですが、試合前までは11試合連続無失点と好調。チームは現在中継ぎエースの中川皓太が左わき腹痛により二軍調整中で、中川に次ぐ存在の大竹寛も腰の張りで約1カ月離脱し今月4日に一軍に復帰したばかりという状況なので、日本シリーズでの積極起用も有力視されていました。ただ、無失点を続けた11試合中1試合しかなかった3点差以内リードでの登板が投球を狂わせたのか、それとも既に優勝が決まった状況で気の緩みがあったのか、今回まさかの背信投球で試合を台なしに。そのため、原辰徳監督はシリーズでの田中の起用を見送るのではと推測しているファンもいるようです」(野球ライター) 同戦の炎上で防御率が「3.58」から「4.88」と1点以上悪化した田中。試合後、原監督は田中について特にコメントはしていないが、この日の炎上劇はどのように映ったのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年11月09日 11時30分
オリックス、中嶋監督代行「いろんな戦力が出てきた」終盤若手の台頭を評価
オリックスは7日に千葉・ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテ戦で、2020年シーズン全120試合を終了。借金「23」の最下位で終わってしまったが、最後の5試合は高卒ルーキーのドラフト1位、宮城大弥がプロ初勝利、ドラフト2位、紅林弘太郎が今シーズン初昇格を果たすと、初安打と初打点を記録するなど来シーズンに向けて期待が持てる試合内容となった。<オリックス戦績 11月3日〜7日>対東北楽天大阪・京セラドーム大阪11月3日○オリックス(山崎福)6-3(則本昂)東北楽天●11月4日○オリックス(竹安)8-7(涌井)東北楽天●11月5日●オリックス(田嶋)2-4(辛島)東北楽天○対北海道日本ハム大阪・京セラドーム大阪11月6日○オリックス(宮城)4-3(河野)北海道日本ハム●対千葉ロッテ千葉・ZOZOマリンスタジアム11月7日●オリックス(榊原)3-4(二木)千葉ロッテ○(カッコ)内は先発投手。 120試合45勝68敗7分、順位は2年連続最下位でシーズン終了。 西村徳文監督の退任により、シーズン途中に二軍監督から監督代行に就任した中嶋聡監督代行は「自チームの戦力の把握はできていたと思いますが、他球団全チームの能力、戦い方全てを見ていたわけではなかったので、そこに関しての難しさは感じました」と大量の借金を抱えた状態でチームを任されただけに、かなり苦労した様子。ただ、「(吉田)正尚、若月(健矢)以外は二軍で一緒だった」というのが、中嶋監督代行の強味だったのは言うまでもない。二軍監督時代にマンツーマンで見てきた選手たちを一軍の舞台で積極的に起用したのは、間違いなく来シーズンに繋がるはずだ。 防御率のタイトルは惜しくも逃したが、山本由伸は最多奪三振のタイトルを、吉田正尚は首位打者のタイトルが当確している。田嶋大樹の規定投球回数到達もチームにとっては大きな収穫と言っていいだろう。大半の選手は千葉での試合から一夜明けて、大阪ではなく宮崎に向かった。今年は毎年高知で行われてきた秋季キャンプが中止となり、今月末まではみやざきフェニックスリーグに参加する選手と、大阪・舞洲の練習施設で秋季練習する選手の二班に分かれる。 先に宮崎入りをしている選手たちは「来年は俺たちが」という気持ちを持って、目の色を変えながら、千葉から合流した一軍組を待ち構えていたはずだ。新しい体制は近日中に発表される見込み。「いろんな戦力が出てきた。経験することでチームの能力が上がったと思う。この悔しい思いも収穫にしたい。来年、必ずみんなやってくれるはずです」。来年は新しい指揮官のもと、優勝争いが出来るチーム作りをしてもらいたい。 (どら増田)
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スポーツ 2020年11月09日 11時25分
中日、大野のFA流出阻止に成功?「大野が出て行くのなら…」意味深なドラフトは手応えの表れか
中日・大野雄大投手に、新たな移籍話が浮上してきた。 >>中日・大野の歴史的快投に「誰よりもすげ~」川上氏らOBから称賛相次ぐ、立浪氏は好投の要因を分析<< アメリカの野球専門メディア、それもメジャリーグ各球団のオフの移籍、補強情報に力を入れている「MLBトレードルーモアズ」が、ポスティングシステムによる大野のメジャー移籍の可能性を報じた(11月6日/現地時間)。 「かつて、中日に在籍したチェン・ウェイン投手が日本球界の千葉ロッテに途中加入し、好投しました。チームのCS進出に貢献したことを伝えるため、日本球界のことを調べていたら、大野投手のことを掴んだと聞いています」(米国人ライター) 米国メディアの日本球界に関する取材ルートだが、米30球団の担当スカウトによる視察内容を聞き出すことがメインとされている。現時点で米スカウトの関心は「巨人・菅野智之投手」だが、ポスティングシステムによる米球界挑戦が囁かれている日本人選手はほかにもいる。 前述のスポーツサイトは米スカウトの口から大野の名前を聞き、その周辺を調べたのだろう。 <中日ドラゴンズの大野雄大投手が米球界からも注目を浴びている。条件はドラゴンズが来オフにポスティングを容認すること。ある情報筋は21年のメジャー移籍について、まだ「可能性は低い」と語った。しかし…> 来季挑戦の可能性は低いとしていたが、この一報と前後して、国内でも「大野のチーム残留説」が強くなってきた。 「ドラフト会議ですよ。中日は支配下で6人を指名しましたが、うち即戦力と思われる投手は2位の森博人(日本体育大)だけ。大野が出て行くのなら、即戦力投手をもっと補強しなければなりませんし、少なくとも左投手を…」(名古屋在住記者) 大野は京都府出身、少年時代は阪神ファンだったという。学生時代を知る当時のスカウトによれば、「ドラフト候補に挙げられていたころ、彼のケータイストラップは阪神グッズだった」とのこと。阪神以外のチームも高く評価しており、FA権を行使すれば大争奪戦になるのは必至。ドラフトで即戦力投手を一人しか獲得しなかったことで、「チームは残留の手応えを感じている」と予想されるようになったのだが、こんな声も聞かれた。 「中日は来年、球団創設85周年のメモリアルですよ。当然、優勝を狙うはず。外国人選手の補強、オフの大型トレードも仕掛けてくるはず。大野が活躍し、優勝、日本一となるのが最高なんですが」(プロ野球解説者) 大野が移籍するとすれば、その条件に「優勝を狙うチームの雰囲気」を求めるという。メモリアルで優勝を狙う気運を感じているとすれば、大野は残留するはずだ。 先の米スポーツサイトは「しかし…」の後にこう記している。<中日は03年に大塚晶文投手のポスティングを認め、11年にはチェン・ウェインのメジャー志望を汲み、自由契約にした> そう言えば、元阪神・福留孝介が中日を出た経緯もメジャー挑戦だった。 米球界行きには寛大な中日が、大野と新たな約束を交わしたのだろうか。21年優勝、同年オフに米球界――。大野の去就問題に米球界が絡んできたようだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年11月08日 11時00分
とばっちりで肩脱臼、バットをわざとぶつけられたことも! 引退のロッテ・細川が味わった衝撃の珍ハプニング
これまで西武(2002-2010)、ソフトバンク(2011-2016)、楽天(2017-2018)、ロッテ(2019-)でプレーし、昨シーズンまでに「1427試合・.203・84本・367打点・680安打」といった数字を残した40歳捕手・細川亨。5日、その細川がロッテから戦力外となったことを受け現役を引退することが報じられた。 >>ロッテ・チェンに「さすがに可哀想」同情の声 NPB復帰後続く無援護のワケは?投球時の傾向も原因か<< 堅実な守備と一発のある打撃を武器に活躍し、通算でリーグ優勝を6回、日本一を5回経験した細川。報道によると今後は未定とのことだが、将来的には豊富な経験を生かした指導者転身も期待されている。 引退報道を受け、ネット上にも惜別の声が多数寄せられている細川。その一方で「とにかくハプニングが多かった印象が強い」、「ベニーに首投げされたり早川にバット投げられたり色々あったよな」といったコメントも複数寄せられるなど、過去に見舞われた数々のハプニングを思い返すファンも多い。 とばっちりで予期せぬ怪我を負う羽目になったのは、西武時代の2008年9月24日西武対ロッテ戦。西武投手陣は4回裏に里崎智也、ズレータ、ベニーの3名に死球を与えたが、3つ目の死球を食らったベニーが激昂。細川はマウンドに向かおうとするベニーを制止したが、振り向いたベニーにつかまれ、そのまま首投げのような形で地面に投げ倒されてしまった。 両軍入り乱れての乱闘に発展したベニーの暴力行為により、細川は左肩を脱臼し次戦以降の3試合を欠場。一方のベニーには「制裁金5万円+厳重注意」という処分が科せられたが、試合後にベニーが細川に謝罪したことで当人同士は和解している。 細川は翌2009年4月9日に行われた同カードでも、相手打者から“攻撃”を受けるハプニングに見舞われている。2回裏1死一塁、西武バッテリーは盗塁を警戒し初球をウエストしたが、この際に打席の早川大輔が細川に向かってバットを投げつけるまさかの行動に出る。二塁送球の直前に早川のバットが直撃した細川は、左手のグラブを外し悶絶した。 幸いにも故障にはつながらなかったが、一歩間違えば大怪我を負う可能性もあった細川。なお、守備妨害でアウトとなった早川は試合後に細川に謝罪したことが伝えられたが、その一方で「バットを投げること自体は悪くないでしょ」と反省の色が感じられないようなコメントを残し、当時のファンからは批判や苦言が噴出した。 相手打者からバットを投げられるというまさかの災難にあった細川だが、ソフトバンク移籍後の2012年にはロッテ・ホワイトセルから1シーズンで3度もバットを当てられる珍事に見舞われている。細川は同年4月13日ロッテ戦の初回、ホワイトセルが振ったバットが右肩に直撃し途中交代。大きな怪我には至らず2日後の15日ロッテ戦からスタメンに復帰した。しかし、細川はその後8月25日のロッテ戦で6回裏に左手首にバットが当たると、9月7日の同カードでも6回表にホワイトセルのバットがキャッチャーマスクを直撃。なお、ホワイトセルはもともとスイング時のフォロースルーが大きいことで知られていたため、当時は細川のポジショニングにも問題があったのではとの見方もされていた。 数々のハプニングに巻き込まれながらも、19年間のプロ人生を全うした細川。記録はもちろん、記憶にも残る捕手だったことは間違いないだろう。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年11月07日 11時00分
「マズい!もう一杯!」で有名なあの人も! 西武・相内だけじゃない、異色のセカンドキャリアに進んだプロ野球選手
2012年のドラフトで2位指名を受け翌2013年から西武でプレーしたものの、3日に球団から戦力外通告を受けたプロ8年目・26歳の相内誠。その相内が格闘家に転身する意向であることを複数メディアが報じ話題となっている。 相内はコロナ禍により球団が外出禁止としていた今年4月12日に同僚・佐藤龍世とゴルフのため外出し、道中で佐藤が運転する車が法定速度を89キロ超過する時速149キロで走行していたという不祥事を起こした選手。これにより8月20日から無期限の対外試合出場禁止とユニホーム着用禁止の処分を科されていた中での戦力外となったが、報道によると今回の戦力外を機に現役を引退し、プロ入り前に取り組んでいたキックボクシングの経験を生かし格闘家の道に進む意向だという。 >>西武・相内に「チームにいる価値は無い」ファン激怒これが4回目の不祥事か、自粛中の違反行為に批判殺到<< ネット上にも「プロ野球選手から格闘家って意外すぎる」、「身体能力はあるだろうし意外と合ってるのかも」といった驚きの声が多数寄せられている相内の格闘家転向。過去の球界を振り返ると元巨人・馬場正平(プロレスラー/後のジャイアント馬場)、元ロッテ・立川隆史(キックボクサー)、元横浜・古木克明(総合格闘家)など相内と同様に格闘技の道に進んだ選手はいるが、他にも異色の道を選んだ元球界人がいる。 1956年から1958年にかけ東映(現日本ハム)でプレーした八名信夫は、腰の故障を理由に戦力外・引退となった後に親会社である東映の映画俳優に転身。八名曰く、球団から「君とは来年野球では契約しないから映画の方に行きなさい」と言われ最初は東映本社で事務仕事をやると思っていたところ、契約書を書いた後に「君は俳優になるんだ」と言われ心底驚いたという。 最初は食うにも困り車や時計を売りながら生活していたという八名だが、下積み時代を乗り越え悪役俳優としての地位を確立。また、1990年に出演した青汁のCMでの「あ~マズい!もう一杯!」というセリフでも一世を風靡した。なお、85歳を迎える現在は俳優の他に監督業やボランティア活動なども行っている。 NPBでは広島(1975-1976)、南海(1977)でプレーした助っ人のホプキンスは、1977年限りで現役を引退した後、医者に転身するため米・ラッシュ大学の医学部に入学。幼いころから医者になる夢を持っていたホプキンスはNPBでプレーした3年間も勉学を重ねていたといい、広島時代は合間をぬって広島大学で生物学の研究に勤しんでいたという。 その後1981年に整形外科医として開業し、60歳を迎えた2003年にはウエストバージニア州の大学で生物学の教授を務めたことも伝えられている77歳のホプキンス。2013年には「日本整形外科学会学術総会」に出席するため来日し、同年5月25日の広島対楽天戦で始球式のバッターを務めている。 1997年ドラフトで6位指名を受け阪神に入団した奥村武博は、一度も一軍登板がないまま2001年に戦力外通告を受けそのまま引退。その後は飲食業界で働いていたが、2004年ごろに会計士という仕事があることを知り、高校時代に簿記検定2級に合格した知識を生かせると考え公認会計士試験への挑戦を決意した。 その後奥村は予備校での勉強とアルバイトを両立させながら努力を続け、9回目の挑戦となった2013年の受験でついに合格。監査法人での2年間の実務を経て、2017年に公認会計士として正式に登録された。41歳を迎えた現在は公認会計士としての業務のかたわら、『一般社団法人アスリートデュアルキャリア推進機構』の代表理事として20名を超えるアスリートを支援していることが伝えられている。 現役引退後はアマチュア野球の指導者や一般の会社員に転向するケースが多い中、異色のセカンドキャリアに進み成功を収めた元プロ野球選手たち。今回の相内は果たしてどのような結果となるのか、引退後もしばらくは注目を集めそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年11月06日 19時30分
白鵬・鶴竜、2場所連続休場にファン呆れ 横審もいよいよ我慢の限界?「場所を全うする回数が多くない」
8日に初日を迎える大相撲11月場所(東京・両国国技館)。場所の開催が2日後に迫った6日、白鵬、鶴竜の両横綱が初日から休場することを複数メディアが報じた。 >>RIZIN元貴ノ富士、スダリオ剛がプロレスラーにMMAルールで勝利デビュー!<< 報道によると、白鵬は8月に手術を受けた右ひざの回復が思わしくないため、6日に日本相撲協会に医師の診断書を提出し休場。また、鶴竜も持病である腰痛の影響で稽古も満足にできない状況のため休場を選択した。両横綱はいずれもこのまま11月場所を全休するとみられている。 両横綱は関脇正代(現大関)が「13勝2敗」で初優勝を飾った9月場所も、揃って初日から休場しそのまま全休。2場所連続で複数の横綱が初日から休場するのは、1場所15日制が定着した1949年5月場所以降では初めての珍事となった。 両横綱の休場を受け、ネット上には「2人ともまた初日から休場かよ」、「2場所続けて横綱土俵入りが見られないのは寂しい」、「横綱が1人もいないのはさすがになあ…先場所からの2か月間何をやってたんだ」といった反応が多数寄せられている。 同時に、「横審もいよいよ堪忍袋の緒が切れるのでは」、「先場所の時点でかなり厳しい姿勢だったし、何らかの決議に踏み切っても全くおかしくないな」と、横綱審議委員会を絡めたコメントも複数見受けられた。 「先場所後に開かれた横綱審議委員会では、一部委員から両横綱に対し何らかの決議(激励・注意・引退勧告の3種類)を出すべきという意見が挙がったことが伝えられています。話し合いの結果この時点での決議は見送られましたが、矢野弘典委員長は『場所を全うする回数が多くない』、『来場所の様子を見て、横審の方向を決めていく』と11月場所次第では決議を下す可能性を示唆。今回の休場により、今後の会議では先場所以上に厳しい意見が噴出する可能性は高いと言わざるを得ません」(野球ライター) 今年1~9月の4場所(5月場所は新型コロナの影響で中止)において、白鵬、鶴竜は共に途中休場が2回(1、7月)、そして全休が1回(9月)。この1年は出場がままならない状況が続いているため、横審からの厳しい追及は避けられそうにないかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年11月06日 15時45分
阪神・ボーア、球団史に残る助っ人だった?「本当に切っていいのか」1年での放出に疑問の声相次ぐ
昨オフ、年俸2億6000万円(推定)の単年契約で阪神に入団したボーア。6日、そのボーアの今季限りでの退団が濃厚と複数メディアが報じた。 2019年12月に阪神に入団した来日1年目のボーアは、5日終了時点で「.243・17本・45打点・80安打」といった成績をマーク。だが、報道によると球団はこの数字を年俸に見合ったものでないと判断し、自由契約とすることを決断したという。 また、ボーアは左ふくらはぎ痛を完治させた2年目助っ人・マルテと入れ替わる形で10月22日に二軍落ちとなったが、一軍の全日程終了を待たずに今週末にも帰国する見通しとのこと。そのため、前述の成績が変動する可能性もほとんどない状況となっている。 >>阪神フロントに「来年もリーグ優勝は無理」激怒のファンも“守乱”を招いたコーチの留任、「エラー減ってる選手もいる」と擁護も<< ネット上には「2億以上もらってこの成績なんだからクビは妥当」、「走塁・守備ミス多かったし、そもそも一塁しか守れないからコストパフォーマンスは悪い」、「浮いたお金で大野(雄大/中日)とかのFA獲得を狙う方がよっぽど有意義」といった反応が多数寄せられている。 一方、「1年目としてはトップクラスにホームラン打った助っ人を本当に切っていいのか」、「もう1年は残しておいた方がいい、どうせロクな新助っ人見つけられないんだから」との疑問や反発も複数挙がった。 「阪神が2億6000万円(推定)の年俸で獲得したボーアですが、セ・リーグでは広島・鈴木誠也(2億8000万円/同)、中日・大島洋平(2億5000万円/同)といった選手が同クラスの年俸となっています。今季、鈴木が『.297・25本・74打点・126安打』、大島も『.315・1本・30打点・144安打』と結果を残していることを考えると、ボーアの成績は年俸と不釣り合いと捉えられても仕方ないところでしょう。ただ、本塁打数で見るとボーアの17本は、2000年以降に阪神に加入した助っ人(初来日選手のみ)の中ではマートン(2010)と並び歴代3位タイの数字でもあります。阪神は助っ人打者を1年ごとにとっかえひっかえするなど戦力発掘に苦戦している状況が長らく続いていますが、最近ではかなり当たりの部類に入るボーアを1年で見切ることに不安を抱いているファンも少なくないようです」(野球ライター) マーリンズ(2014-2018)、フィリーズ(2018)、エンゼルス(2019)でプレーしたMLB時代に通算92本塁打をマークした実績を持っているボーア。その長距離砲のわずか1年での退団に、阪神ファンの間でも賛否が分かれているようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年11月06日 11時30分
楽天が由規ら10選手に戦力外通告!由規「現役続行を希望」
東北楽天は5日、熊原健人投手、由規投手、渡邊佑樹投手、山下斐紹捕手、ルシアノ・フェルナンド外野手の5選手へ来季の契約を行わない旨を通告したと発表した。渡邊は育成での再契約を打診したという。また、育成の木村敏靖投手、南要輔内野手、松本京志郎内野手、中村和希外野手、耀飛外野手とも再契約を行わない。 熊原は「今後はまだ、はっきり決めていないです。自分の中で野球がしたいのかどうかを含めてしっかり整理して、これから考えていきたいと思います。横浜、楽天イーグルスに在籍した期間で出会った方々に恵まれて、とても縁を感じましたし、関わらせていただいた全ての方々に感謝の気持ちでいっぱいです。2年間という短い期間でしたが、応援していただいてありがとうございました。地元仙台で野球を始めて、最後にまたこうして東北に戻ってプレーすることができて幸せでした。応援ありがとうございました」とコメント。 根強い人気がある由規は「今の段階では現役続行を希望しています。他球団のお話なども待ちながら、トライアウトへの参加も考えています」と現役続行宣言。楽天時代の思い出について聞かれると、「思い出というより、球団には感謝しかないです。ぼろぼろになった状態で獲っていただいて、ほぼ全く投げられない状態で来たので、それを考えると、ここまで投げれるようになるまでリハビリで支えてくださったトレーナーの方々にも感謝ですし、とにかく野球ができる環境を作っていただいたことが、僕にとっては本当に感謝しかないです。その中で昨年1試合だけですが、この楽天生命パーク宮城で地元の声援を浴びながら投げられたことが何よりの宝物です。まず、地元に球団があって地元でプレーできる選手はなかなかいないと思いますので、そういう意味でも本当に幸せだったなと思います」と感謝の気持ちを述べると、「これで終わりではないので、今後どうなるかはわからないですが、現役を続けていく中で元気な姿を見せられればと思います。2年間、応援ありがとうございました」と前を向いた。 山下も「まだ自分はやれると思っていますので、トライアウトも含め、野球は続ける方向で考えています」と現役続行宣言。「今年は一軍で結果は出なかったですが、ファームで思うようなプレーもできましたし、キャッチャーというポジション以外でも思うようなプレーができていましたので、キャッチャーというポジションにこだわりを持たずに評価していただける球団があるのであれば、野球はまだまだ続けたいと思います。ソフトバンクの時は一軍でこれといった成績が出せていなかったのですが、楽天イーグルスに来てからはホームランを含め、自分の中で思い出や記念になることを経験させていただきました。短い期間でしたが、楽天イーグルスでプレーできて良かったですし、本当に感謝しかないです」と語り、まだ現役でやれる自信はある様子。 フェルナンドは「トライアウトには前向きですが、まだ整理がついていないですし、家族とも話をしていないので、これからしっかり考えたいと思います。怪我もしていないし、身体も十分動いていますので、今まで通り練習をして、現役続行の話が他球団からあれば待ちたいなとは思います」とまだ動揺しているようだが、「悔しさの方が強く残っているので、まだまだやれると思いますし、なんとかリベンジして恩返ししたいと思います」と現役続行の方へ気持ちは向いているようだ。 プロ野球12球団合同トライアウトは、12月7日に非公開で開催予定。元メジャーリーガーで、阪神、北海道日本ハムで活躍した新庄剛志氏が参加を表明している。(どら増田)
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スポーツ 2020年11月06日 11時25分
西武・松坂、一軍登板ナシでも残留のワケ 渡辺GMの計算通り? 先例との決定的な差は埋められるのか
千葉ロッテが福岡ソフトバンクに快勝し、2位・埼玉西武とのゲーム差を「0・5」に縮めた(11月5日)。優勝チームと2位のみだが、パ・リーグはクライマックスシリーズを行う。ソフトバンクは西武に勝ち越しているが(12勝10敗1分け)、同日の敗戦に象徴されるようにロッテとの相性は良くない(11勝12敗1分け)。対戦成績を根拠に、「ロッテが2位になったら、逆転シリーズ進出も」の意見もあるが、今、もっとも勢いのあるチームは西武だ。 「西武の2018、19年の連覇は打線の力によるもの。投手陣はイマイチでしたが、大量得点を取って、ピッチャーが失点した分を取り返すスタイルでした」(プロ野球解説者) その強力打線を牽引してきた山川穂高が右足首の故障で登録を抹消されたのは、10月末。この時点で「西武は終わった」の声も出ていたが、翌日から快進撃を続けている。80年代の黄金期を彷彿させる“堅実野球”だ。辻発彦監督は当時の主力メンバーでもある。「1点をもぎ取り、それを積み上げていくスタイル」はお手の物、体に染みついているのだろう。 「今季、打撃不振で8番など下位を打っていた外崎修汰を3番に入れました。『送りバント』や『エンドラン』を想定しての打順変更です」(前出・同) 試合終盤は救援陣を投入して、逃げ切りを図る。「クローザーの増田達至につなぐ」の意識づけが強まり、「増田が投げれば負けない」という雰囲気にもなってきた。 ようやく上昇気運を掴んだわけだが、これと前後して飛び込んできたのが、「来季の契約」。西武も何人かの戦力外通告の選手名を発表しているが、ファンが最も注目していた選手の名前は入っていなかった。松坂大輔投手である。 >>東尾元監督、西武・松坂の復活に「厳しいことは厳しい」日本帰国後のソフトバンク入りに「西武に入ってほしかった」と本音も<< 今季、松坂は一軍登板ナシ。同級生の阪神・藤川球児が「万全の準備ができなければ、プロ失格」と潔さを見せてユニフォームを脱ぐと決めただけに、現役にしがみつく姿は対照的であり、「本当に投げられるのか?」とファンも心配している。 「一時期の西武では考えられない温情措置です。渡辺久信GMが『トコトンまでやらせてやる』とし、最後まで守り切るつもりでいます」(球界関係者) 西武はFAで退団する選手数が12球団でもっとも多い。「年俸の上がり幅がどうの」という事情もあるらしいが、野球レベルの高い選手が多いチームなので、他球団の標的にされてきたのだろう。 そんなチーム状況に対し、渡辺GMは「離れてしまった選手を呼び戻せる環境に改める」とし、監督時代からフロントに働きかけてきたという。ソフトバンク指揮官の工藤公康監督がプロ生活をスタートさせた西武球団で現役を終え、米球界に挑戦した松井稼頭央も帰還させ、今では二軍監督も任せている。松坂への温情措置もその一環だが、工藤、松井と松坂では大きな違いが一つある。「チームに貢献して終わる」という姿勢だ。 チームはCS進出の可能性を日々強めているが、松坂はそれを見て、どう思っているのか…。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年11月05日 20時30分
日本ハム、白村の戦力外に「見切りが早過ぎる」の声 野手転向2年目の解雇、現役選手の成功例から反発も
日本ハムが5日、今シーズン第1弾となる戦力外選手を発表。その内容がネット上の日本ハムファンの間で物議を醸している。 >>元日本ハム・岩本氏、楽天入り断念→引退の秘話を明かす不義理を詫びたノムさんからまさかの“金言”<< 球団はこの日、今季一軍未出場の33歳捕手・黒羽根利規と、プロ入り後に投手から野手に転向した28歳・白村明弘を戦力外としたことを発表。黒羽根は2017年途中にDeNAからトレードで入団するも、昨季まで一軍出場25試合とレギュラー定着には至らず今季は一軍未出場。2013年ドラフト6位で入団した白村は2015年には50試合に登板するなど中継ぎの一角を担ったが、2019年2月に野手に転向して以降は1試合しか一軍での出場がなかった。 報道によると、黒羽根は「野球を続けていきたい気持ちはあるので、そこに向けて頑張りたいと思います」と来期以降も現役続行を希望しているとのこと。一方、白村は「やり切りました。引退したいと思います」と現役を引退する意向であるという。 この発表に対し、ネット上には「一軍には清水(優心/24歳)とか宇佐見(真吾/27歳)とか若手捕手がいるから仕方ない」、「第3捕手としても一軍に定着できてなかったからさすがに厳しいな」、「捕手としてはまだ若いし、獲ってくれる球団があることを願いたいな」と黒羽根の戦力外には納得する声が多数寄せられている。 一方、白村の戦力外については「黒羽根はなんとなく予想はしてたが、白村が切られるとは思わなかった」、「野手転向から1年ちょっとでクビは見切りが早過ぎる」、「白村はせめてもう1年は様子見るべきでは?糸井も木村もメド立ったのは3年目だぞ」と反発が噴出している。 「球界では白村のようにプロ入り後投手から野手に転向したケースは複数あり、現役では阪神・糸井嘉男、西武・木村文紀といった選手が野手転向後、主力にまで成長しました。ただ、この両名はどちらも転向3年目のシーズンから徐々に一軍出場を増やすなど、成功を収めるまでにはそれなりの時間を費やしています。球団は白村の今後の伸びしろやドラフトで指名した4名の野手などを総合的に判断して戦力外を告げたのだと思いますし、来年29歳になる元投手の白村と元から野手でより若い選手のどちらが戦力として計算しやすいかを考えると妥当な判断のようにも思われます。ただ、まだ転向から約1年半しか経っていないタイミングでのクビは早計ではないかと不満を抱いているファンも多いようです」(野球ライター) 戦力外を受けたコメントの中では、「投手も野手もやるという経験ができたのはファイターズだから」と球団に感謝している白村。ただ、今回の発表にモヤモヤを抱えているファンも少なくないようだ。文 / 柴田雅人
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