スポーツ
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スポーツ 2021年04月27日 10時50分
ロッテ、ティモンディの翌日に石橋貴明が始球式登板!「何十年ぶりかの始球式!魂!」
千葉ロッテマリーンズは、5月16日埼玉西武戦(ZOZOマリンスタジアム、14時00分試合開始)にて、2020年に YouTubeチャンネル「貴ちゃんねるず」を配信開始しチャンネル登録者数が159万人を超えるタレントでとんねるずの石橋貴明が始球式を行うと発表した。 ロッテでは、前日の5月15日埼玉西武戦(ZOZOマリンスタジアム、14時00分試合開始)に、「パーソルパ・リーグTV公式YouTubeチャンネル応援団」のお笑いコンビのティモンディが始球式を行うこととなっており、メンバーの高岸宏行(たかぎしひろゆき)が投手を、前田裕太(まえだゆうた)が捕手を務めることが決定。 ティモンディは、愛媛・済美高校野球部の同級生の2人が2015年1月にコンビ結成。高岸の球速は最速150km/h。高校時代、ヤクルト・阪神からスカウトされる選手であった。2021年4月3日に札幌ドームで開催された北海道日本ハム対千葉ロッテのファーストピッチセレモニーでは、芸能界最速の142キロを計測。今でもトレーニングを続けており、目標球速は170km/h。前田は高校1、2年生時に野球メーカー主催の体力測定で全国1位を獲得。高校卒業後は駒澤大学→明治大学法科大学院(中退)に進むなどインテリな面を持つ。高岸は「熱い応援で有名な千葉ロッテマリーンズさんのファンの方々や選手、球場に来てくださったみなさんを、始球式を通じて応援できることに応援人冥利に尽きるなと、とても感激しています!!皆さんを少しでも鼓舞できる一投を、魂を込めて投げさせていただきます!!みんなならやればできる!!」と意気込みを語ると、前田は「芸能界最速の143キロを出してもらうよう頑張ってもらいます!!」と高岸のピッチングに期待を寄せている。 これに対して、東京・帝京高校野球部出身の石橋は「5月16日埼玉西武戦でいつもお世話になっているロッテのみなさんの為に始球式をさせていただきます。肩が全然回らないのでホームベースまで届かないと思いますが、ティモンディに負けないように146、7、8キロくらいは出したいなと思っています!」と高岸にライバル心を燃やし、「5月16日、石橋貴明、何十年ぶりかの始球式!魂!」と叫んだ。YouTubeチャンネル「貴ちゃんねるず」は、石橋と『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)などのバラエティー番組を作ってきたディクレターのマッコイ斎藤がタッグを組んで2020年から配信開始したユーチューブチャンネルで、チャンネル登録者は159万人を超え、総再生回数は1億回を超える人気チャンネルだ。 こんな時代だからこそ、この2日間はプロ野球選手を夢見たお笑い芸人による始球式で笑顔を届けてもらいたい。(どら増田/ 写真提供・千葉ロッテマリーンズ)
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スポーツ 2021年04月26日 22時30分
東京女子5.4後楽園で王座挑戦の山下実優「割と勝機が自分の中では見えたかな」
東京女子プロレスが緊急事態宣言発出前日の24日、東京・板橋グリーンホールで「スプリングツアー'21~The Bullet~」を開催。メインイベントでは、5月4日の東京・後楽園ホール(無観客試合で実施)でプリンセス・オブ・プリンセス王座を争う王者・辰巳リカと挑戦者・山下実優が8人タッグマッチでの前哨戦で火花を散らした。 この日、辰巳は渡辺未詩、舞海魅星、鈴芽と組み、山下、坂崎ユカ、瑞希、中島翔子組と対戦。山下がソバット、水面蹴り、スクリューキック、ワキ固めで攻め立てれば、辰巳はスリーパー、スタンドでの腕決め式ヘッドシース、ドラゴンスリーパーで応戦するなど激しくやり合った。10分過ぎ、山下が辰巳にハイキックを見舞うと、坂崎と瑞希が2つのコーナーから、場外ダイブを敢行して辰巳組を分断。その間に、中島が渡辺にノーザンライト・スープレックスホールドを決めて3カウントを奪い、山下組が勝ちどきを挙げた。試合後に、辰巳と山下は視殺戦を繰り広げている。 勝利した中島は「今日でいったん皆さんとお会い出来る機会もなくなっちゃうわけですけど、終わらない痛みはないから!試合の時も終わらない痛みはないから。だからしばしのお別れかもしれないけど、私たちは試合でとにかく頑張って頑張って頑張って!離れていても皆さんにパワーをあげられるように闘い続けますから、ぜひ見ててください!頑張ろうな!」と魂のマイク。プリプリ王座戦、プリンセスタッグ王座戦(王者=沙希様、メイ・サン=ミッシェル組VS挑戦者=舞海魅星、鈴芽組)、人気アイドルグループSKE48荒井優希の本格デビュー戦(渡辺未詩、荒井VS伊藤麻希、遠藤有栖組)など注目カードが目白押しの5.4後楽園決戦は、無観客試合として実施されることになったが、インターネットテレビ局ABEMAで無料生配信されることが決定。 また試合後、辰巳と視殺戦を展開した山下はバックステージで「自分の中ではまだまだ全然、リカに対して何も攻撃ができなかったかなって思うので。でもたぶん足狙いではあるかなっていうのがあって。案の定、足狙いで来ていたんで。そこは結構かわせたかなっていうのがあるんですけど。それ以上にドラゴン殺法というか、スリーパーだったりとかがヤバいなって思ったので。後楽園前にこの試合ができて、私的にはよかったかな。悔しさがある試合にはなりましたけど、5月4日に向けては割と勝機が自分の中では見えたかなっていう試合ではありました」と自信を垣間見せた。 そして無観客試合について、山下は「(無観客の後楽園が)初めてなので、想像ができなくて。(辰巳との)闘い以前に、また違う別の闘いが自分の中であるなっていうのは思いました。お客さんがいてくれた方がもちろんいいですけど。お客さんがいなくて映像の中で見てもらうという、味わったことのない空間で、自分がどれだけの闘いができるのかっていうワクワクがあるので。楽しみにしていただきたいなっていうのはあります」とコメント。 一方、王者の辰巳は「今日はチームとしては負けという形になってしまったんですけど、山下には全然負けてないと思ったし。もう今までの辰巳リカではないので。死闘を繰り広げて乗り越えてきたチャンピオン辰巳リカなので、5.4はアイツを超す。あの人は不死身なので。たぶん今までの闘いだけでは勝てないなと思うので、ちょっとどんな風に仕留めようかなって、今ずっと思い巡らせてます」と話した。 さらに、辰巳は「無観客になってしまったんですけど、私もふだんからライブとかプロレスももちろん、生で見るのを本当に生きる糧にしているタイプなので。お客さんの気持ちも痛いほどよくわかるのですが、こればっかりは本当にしょうがないことなので。皆さん、屈せず、変わらず東京女子プロレスを好きでいてほしいなって思います。5.4は絶対防衛するから!画面の向こうにもいつも以上にビリビリと私が闘いを届けたいと思っているので、楽しんでもらいたいですね。次にまた会える時まで元気に生き延びてほしいです」とファンに呼びかけチャンピオンとして、東京女子プロレスを引っ張っていくつもりだ。(どら増田)
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スポーツ 2021年04月26日 20時30分
巨人・田中に「投げたせいで負けた」ファン激怒 敗戦を招いた背信投球に批判、それでも首脳陣は二軍に落とせない?
25日に行われた巨人対広島の一戦。「9-8」で広島が勝利したこの試合で、巨人・田中豊樹が見せたプレーがネット上の巨人ファンの間で物議を醸している。 問題となっているのは、「2-3」と巨人1点ビハインドで迎えた6回表に飛び出たプレー。この回巨人は2番手・平内龍太が1点を失いなおも1死一、二塁のピンチを招くと、続く3番手・高木京介も2点を奪われ1アウトも取れずに降板。1死満塁と苦しい状況が続く中、巨人ベンチは4番手として田中をマウンドに送り込んだ。 ところが、田中は打席の広島・磯村嘉孝への初球を外角へ大きくそれる暴投としてしまい、この間に三塁走者が生還し1失点。さらに、1死二、三塁となった後に磯村に犠牲フライを打たれさらに1失点と、ノーヒットで2点を失ってしまった。なお、生還を許した走者2名はいずれも高木が出した走者のため、田中が投球成績は「0.2回無失点・被安打0」となっている。 >>清原氏に「いい加減にしろよオイ!」後輩が激怒 命の危機を感じた? 巨人・元木ヘッドが衝撃のいたずらを明かし反響<< この田中の投球を受け、ネット上には「何しに出てきたのかってくらいの酷い投球」、「コントロール悪いから不安だと思ってたら初球暴投とは…」、「田中が投げたせいで負けた、2失点が無ければ8-7で勝ってたかもしれないのに」、「こないだの阪神戦もそうだったけど制球が悪すぎる、防御率0でも全く信用できない」といった反応が多数寄せられている。 「田中はこれまで日本ハム(2016-2019)、巨人(2020-)でプレーし、昨季まで『62登板・1勝1敗5ホールド・防御率4.99』といった数字を残している27歳右腕。今季は25日終了時点で防御率『0.00』(7登板・5.1回)ですが、オープン戦では『4.91』(3登板・3.2回)と今一つの数字でした。また、開幕後は与四死球数が6個と制球の不安定さが目立っており、7日・阪神戦では山本泰寛の頭部付近に死球を与え負傷退場に追い込んでもいます。そのため、防御率とは裏腹に巨人ファンからの信頼はあまり得られていない状況です。ただ、巨人は現在平内(同8.31)、高木(防御率6.30)、桜井俊貴(5.40)といったビハインド時に投げる立ち位置の投手たちが振るわないため、田中を一軍戦力から外す余裕はあまりない状況でもあります」(野球ライター) 試合から一夜明けた26日、チームは前日の6回表に失点を喫した平内、高木を一軍登録から抹消。一部からは「平内と高木を落とすなら田中も二軍に落とせよ」との声も挙がっているが、田中は今後の登板でファンの信頼を得ることはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年04月26日 20時00分
スターダム大江戸隊の躍進にフキゲンです★の加入が大きい「で〜す!」
ブシロード傘下の女子プロレス団体・スターダムのヒールユニット、大江戸隊の勢いが止まらない。 ビッグマッチ『U-REALM Presents YOKOHAMA DREAM CINDERELLA 2021 in Spring』4.4神奈川・横浜武道館大会では、岩谷麻優率いるSTARSと対戦。敗者が敵のユニットに入るというルールのイリミネーションマッチに勝利した。 大江戸隊はSTARSから、ゴキゲンです☆を拉致するかのように引き抜き、フキゲンです★に改名させた。このフキゲンが悪に染まってしまったのか、『CINDERELLA Tour in HAMAMATSU』4.24静岡・アクトシティ浜松大会で、タッグマッチながら上谷沙弥から3カウントを奪取した。 試合後に現れたリーダーの刀羅ナツコは「クイーンズクエスト、そして、コズミックエンジェルズ、あとドンナ・デル・モンドと、そして、そしてSTARS!スターダムには大江戸隊の餌食になるヤツばっかりや!そうそう、なんかさ、さっきアーティストのことしゃべってたヤツがいたよね。アーティストってもともとウチらの3人がコズミックエンジェルズ(コズエン)に挑むはずだったんだけど。中野たむ、どっかいる?」と呼び込むと、コズエンが登場した。 ナツコは「明日さあ、大阪大会でやるはずだったんだけど、まあこのご時世だから中止になっちゃったじゃん。さっさと次いつやるか、決めてくんない?やっぱいいや、(4.29)仙台でやろう。いいよね?仙台でやっていいでしょ。それでいいってこと。じゃあ、仙台大会でアーティスト・オブ・スターダム、オマエら3人リングに沈んでもらいます。そして、なつぽいがなんか言ってたけど、そのアーティストのベルトの挑戦者、なつぽいたちの挑戦者は(王者になる)ウチら3人だから。(コズエンに)帰っていいよ」と切り捨てた。 そして「じゃあ、邪魔者がいなくなったところで、フキゲン、今日も勝利おめでとう!フキゲンはオマエたちが考えているよりも着実に大江戸隊に染まってきてる。きちんと実績も残してる」とフキゲンを評価。最後に小波が「そう、ということで、大江戸隊以外の全ユニット、ジ・エンド!」と言うと、フキゲンは「で~す!」と答えた。 インタビュースペースでも小波は「フキゲン、メッチャ調子よかった、今日。最後のあの丸め込み。1週間みっちり鍛え上げられた成果が、今日、出たんじゃないかなあ。STARSにいるときよりも、フキゲン、生き生きしてるよ」とフキゲンが大江戸隊に染まっていることを強調。フキゲンも「でーす!」と答えた。 最後もナツコは「こんな絶好調のフキゲンだから、アーティストの試合このまま流すわけにはいかねえんだよ。もったいねえんだよ。だから、仙台大会でウチらアーティスト挑戦するから。まあ、以上だ」と叫んだ。小波が「コズミックエンジェルは、ジ・エンド!」と締めると、フキゲンは「でーす!」と呼応している。 STARSは次回のビッグマッチ5.29東京・大田区総合体育館大会で、ゴキゲンです☆を取り戻すつもり。だが、アーティストのベルトを戴冠するようなことになれば話はさらにややこしくなる。ただでさえ謎の多いキャラクターなだけに、現在のフキゲンがどんな思いなのかは本人のみが知るといったところだろう。(どら増田)
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スポーツ 2021年04月26日 17時30分
DeNA・乙坂、苦しむチームの道を切り拓く! 一軍昇格即スタメンで持ち味発揮
乙坂智が25日のタイガース戦で、いきなり存在感を示した。一軍昇格しての初戦、1番センターでスタメン出場した乙坂は、昨日大敗した嫌な流れを断ち切ろうと第一打席では初球を振り抜く積極性を見せると、まだ一人のランナーも出せない状況で4回先頭として登場。難攻不落のタイガース先発のジョー・ガンケルのスプリットをレフトへクリーンヒットを放ち、3番タイラー・オースティンのレフト前ヒットで先制のホームを踏んだ。同点の5回にはカット、スプリット、ツーシーム、ストレートと全てのボールに対応し粘ると、9球目のストレートをセンターへ弾き返すと、4番の佐野恵太のライト前ヒットで勝ち越しのホームイン。1点ビハインドとなった7回、先頭で回ってきた打席では、タイガースの勝利の方程式の一角、岩貞祐太から巧みにボールを選びフォアボールで出塁し、オースティンのツーベースで同点に追いつく三度目の生還を果たした。最終打席では昨年はヒットを1本も打てなかった左腕だが、19年のCSでサヨナラホームランを打った岩崎優相手に、ライトライナーで打ち取られはしたが、いい感じで捉えていた打球だった。 昨年までのラミレス政権下では「使い勝手のいい選手」との評価を得て、主にバックアップメンバーとして一軍に帯同し続けていたが、今年は春季キャンプから二軍生活。横浜に帰ってきてからのオープン戦で3試合合流し、3フォアボール1盗塁と持ち味を発揮したが、その後は声がかからない状況だった。 それでもファームでの直近5試合で14打数8安打としっかりと調整を続け、好調をキープしたことは突然の昇格、しかもスタメン起用でいきなり結果を残したことで明確となった。2017年、伝説の泥んこCSで代打3ランホームランを放った相性のいい甲子園で存在感を示した乙坂智。生まれも育ちも横浜の生粋の浜っ子が、横浜一心のスローガンの元で戦う今シーズン、なかなか埋まりそうで埋まらないリードオフマンの座を、遅ればせながらも一気に奪って行きそうな勢いを感じる。取材・文 ・ 写真/ 萩原孝弘
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スポーツ 2021年04月26日 15時30分
日本ハム・栗山監督に「無責任この上ない」ファン激怒 試合後コメントに批判相次ぐ、宮西の故障を見てみぬふり?
25日に行われた日本ハム対オリックスの一戦。「4-4」で引き分けとなった試合後に伝えられた日本ハム・栗山英樹監督のコメントが、ネット上の日本ハムファンの間で物議を醸している。 同戦の日本ハムは初回に3点を取り先制すると、7回まで「3-1」と投手陣がリードを守ったまま試合終盤へ。ところが、8回表に登板したリリーフエース・宮西尚生が「0.2回3失点・被安打4」と大炎上し一転して劣勢に。その後、9回裏に近藤健介が同点ソロを放ち何とか引き分けに持ち込んだ。 近藤の一発がなければ逆転負けを招いていた宮西について栗山監督は試合後「いろんなことがここまであったから」と故障などの問題を抱えていることを示唆。その一方で、「宮西に関してはただ見ているだけ。良いときもあるし悪い時もある」と変わらぬ信頼を口にしたことが伝えられている。 栗山監督のコメントを受け、ネット上には「明らかに宮西の状態おかしいのに無責任この上ない」、「このまま使い続けたら本人にとってもチームにとっても致命傷になるぞ」、「ロッテ戦の時点で怪しかったのに、二軍で再調整させないからこういうことになるんだ」といった批判や苦言が多数寄せられている。 「宮西は2008年のプロ入りから日本ハム一筋でプレーし、昨季まで『734登板・35勝32敗358ホールド11セーブ・防御率2.32』とプロ野球記録となるホールド数をマークしている35歳左腕。ただ、今季は25日の試合を含め『9登板・1勝2敗5ホールド・防御率10.57』と極度の不振に陥っています。宮西は『0.2回3失点・被安打3』で敗戦投手となった20日・ロッテ戦で足を気にするそぶりを見せていたのですが、同戦後の栗山監督は『信頼しているだけなので』と語るのみで二軍再調整といった策はとらず。その結果宮西が25日も炎上してしまい、栗山監督に対し不信感を抱いたファンは多いようです」(野球ライター) >>日本ハム・栗山監督に「判断が遅すぎる」ファン激怒 続投させた投手が失点し故障? 試合後コメントにも批判<< 宮西は2008年から昨季まで、プロ野球歴代2位となる13年連続50登板という記録も継続している。そのため、一部からは「栗山監督は連続登板記録に固執し過ぎているのでは」との声も挙がっていたが、チームは26日に宮西の一軍登録を抹消している。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年04月26日 11時10分
首位快走の阪神、グラウンド外でも巨人に宣戦布告? ヤクルトしか賛同しなかったライバルの主張とは
12球団で足並みを揃えることができなかった。セ・リーグだけで、先に決めたということになるが、12球団で統一見解を出せなかった要因はセ・リーグ内にあったのだ。 阪神対巨人、この図式はペナントレースだけではなかった。 「巨人対広島の一戦は乱打戦となりました(4月25日)。巨人が追い上げて、9回表にまた突き放された展開となりました。甲子園でDeNAと試合をしていた阪神のスタッフたちは、他球場の試合経過の一報が入ってくる度に巨人戦をチェックしていました」(在阪記者) 24日の試合終了時点で2位・巨人に2ゲーム差まで詰め寄られていた。首位・阪神が巨人戦の経過を気にしていたのは、ゲーム差のせいではないようだ。 >>阪神・梅野の負傷交代に「シャレにならない」心配の声 離脱ならリーグVは絶望? 首脳陣は軽症強調も今後に暗雲か<< その4月25日、セ・リーグは「緊急事態宣言」が出たことを受け、対象地域で予定していた17試合のうち5試合を「宣言期間の終了後に延期する」と発表した。 「23日、プロ野球12球団はオンラインによる緊急会議を行っています。24日にも実行委員会を開き、対策を話し合いました。緊急事態宣言により、4月27日から5月11日までの間、イベントの自粛・中止が求められます。その間の試合をどうするかを話し合いました。無観客で当初の日程通りに試合を消化していくか、それとも、中止(=延期)にするか、を」(球界関係者) 23、24日の両日で協議された際、阪神は巨人と“意見衝突”している。 「話し合いが行われる前、『無観客試合になる』という雰囲気でした。巨人が緊急事態宣言の期間中の試合を解除後に延期すべきと提案し、会議の雰囲気が一変しました」(前出・同) 巨人の提案に東京ヤクルトが賛成したが、阪神は「5月11日、確実に宣言が解除される保証がないこと」「東京五輪期間中のペナントレースを中断させる日程への影響」「後々、タイト・スケジュールになること」などを挙げ、反対した。多数決は取らなかったが、雰囲気で言うと、「巨人、ヤクルト対10球団」。阪神が代表して反論したそうだ。 「宣言期間中、最も主催ゲームが多いのは、ヤクルトなんです。東京五輪が予定通りに開催されれば、その間、本拠地・神宮球場の使用もできません。ヤクルトの経営的ダメージを巨人が代弁したというか…」 ある球団スタッフがそう証言する。感情的な衝突ではなかったようだが、こうした事務的な協議で、阪神は巨人と対立することが多くなった。 出場機会に恵まれない若手中堅を対象とした「ブレークスルー・ドラフト案」、「セ・リーグの指名打者制の導入案」など…。関西圏で活躍しているプロ野球解説者がこう続ける。 「阪神は事務的な会議が行われる際、いつも広島に連絡し、意見を摺り合わせてきました。巨人とは実務面では二人三脚の関係を維持してきましたが」 衝突は単なる偶然なのか、それとも、阪神が巨人に長くぶら下がってきた風習を打破するため、自己主張を始めたのかは分からない。しかし、矢野燿大監督は巨人戦を意識した先発ローテーションを編成するなどし、対抗意識を強めている。 「まもなく、一軍合流するメル・ロハス・ジュニア外野手ですが、巨人との争奪戦を制して獲得が決まりました。これまで、巨人とのライバル関係で球界を盛り上げてきましたが、ペナントレースで勝たなければ意味がないとの意識を強くしています」(前出・プロ野球解説者) ヤクルト球団の経営的ピンチを見捨てることができず、阪神は“セ・リーグの一員”として日程の一部延期を受け入れた。ペナントレースでの首位快走、阪神の猛攻が始まった。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年04月26日 11時00分
無観客試合開催のオリックス「イベントに関しては後日発表」
オリックスは24日、大阪府の緊急事態宣言の発令に伴い、発令期間中に予定されているパシフィック・リーグ公式戦主催試合の全てを無観客で実施することになったと発表した。同じく、発令期間中に予定されているウエスタン・リーグ(ファーム)公式戦主催試合についても無観客で実施する。既に23日から前売りチケットの販売を止めている。 また、政府から大阪府に加えて兵庫県へ緊急事態宣言が発令されたことを受け、球団直営店「Bs SHOP」と「B-WAVE」では、4月25日(日)より当面の間、臨時休業となった。担当者は「お客様にはご不便をお掛けいたしますが、何卒ご理解の程よろしくお願い申し上げます。なお、公式オンラインショップにつきましては、通常営業をさせていただきます」とオンラインショップを推奨。「Bs SHOP」に関しては、京セラドーム大阪の2階に入店していることから、試合開催日に京セラへの入館を防ぐ狙いもあるのだろう。 オリックスではこれまで「まだ何も言われてないので、緊急事態宣言の発出を受けてから対応することになる」としていたが、昨年の開幕時から当面の間、無観客試合を行った時と同じ対応を取ることを判断した。現時点では、4月27日〜29日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦、4月30日〜5月2日の福岡ソフトバンクホークス戦を無観客試合にすると発表しており、緊急事態宣言が延長されれば5月14日〜15日に兵庫・ほっともっとフィールド神戸で行われる楽天戦、16日に京セラドームで行われる楽天戦も微妙なところだ。なお、同11日に東京ドームで日本ハム主催のオリックス戦も無観客の見込みである。 オリックスでは、ソフトバンク戦でゴールデンウィークに開催のキッズ向けイベント『Bsオリっこデー』を企画しており、こどもたちに人気のスペシャルゲストの来場や、特別始球式、オンライントークショーなども予定されていた。また、バファローズの選手たちはホームユニフォームの背ネームをニックネームにして戦うとあって、ポスターが掲載されると反響が多く寄せられていた。ユニフォームは全選手分作られているだけに、「イベントに関しては後日発表」としているが、今回が流れても違う機会でお披露目される可能性は高い。 パ・リーグでは、現時点でオリックスだけが無観客の中、試合を開催しなければならないのは酷ではあるが、画面を通じて応援しているファンにパワーを与えるような試合を期待したいところだ。(どら増田)
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スポーツ 2021年04月25日 11時00分
清原氏に「いい加減にしろよオイ!」後輩が激怒 命の危機を感じた? 巨人・元木ヘッドが衝撃のいたずらを明かし反響
野球解説者の槙原寛己氏(元巨人)が22日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、巨人・元木大介一軍ヘッドコーチがゲスト出演。元巨人・清原和博氏にまつわる珍エピソードを明かした。 今回の動画で元木ヘッドは、現役時代に見聞きした笑い話や選手間のいたずらをテーマにトーク。その中で、清原氏から受けたいたずらに激怒したことがあると語った。 >>巨人・秋広に元木ヘッドが「おかしいでしょ」 新人なのにコーチを酷評? 超生意気発言にファンも驚き<< 巨人一筋(1991-2005)で現役生活を送った49歳の元木氏と、西武(1986-1996)、巨人(1997-2005)、オリックス(2006-2008)でプレーした53歳の清原氏。両者は1997年から2005年にかけ共に巨人でプレーしている。 具体的な日時は触れていないが、ある試合後に球場内でシャワーを浴び、風呂場を出た後は下着姿で涼んでいたという元木ヘッド。直前まで試合に出ていたこともありなかなか汗が引かなかったというが、涼んでいるうちに突然股間が熱くなってきたという。 「えっ!?」、「俺病気もらったのかな?」と驚く間もなく、股間が耐えきれないほどの熱さになったという。何が起こっているのか確認するためにトイレに駆け込むが、その様子を見た周囲の選手はなぜか大笑いしていたという。 周囲の様子を不審に思いながらトイレに入った元木ヘッドは、その場で下着を脱ぎ股間の様子をチェック。すると、下着の内側に大量のサロメチール(筋肉疲労を和らげる塗り薬)が塗られていたことが判明し、「そりゃ熱いわ!」、「いいかげんにしろよオイ!」と激怒しながら再び風呂場に戻ったという。 「バーってボディシャンプーでここ(股間)を洗ったら、お湯で余計に熱くて。死ぬかと思った」と振り返った元木ヘッド。ここまで話を聞いていた槙原氏から「それは犯人誰だったの?」と聞かれると「清原さん」と即答し、槙原氏も「キヨだよな~」と笑顔でうなずいていた。 元木氏は動画で槙原氏とゴルフに行った際のエピソードや球団から怒られたいたずらについても話している。 今回の動画を受け、ネット上には「いたずらの内容がしょうもな過ぎて草」、「いかにも清原軍団の一味らしい話だな」、「サロメチールは風呂上がりに使うと刺激が強くなるから、この時は笑えないほど痛んだんじゃないか」、「今回のは氷山の一角で、こんな話は他にもいっぱいありそうだな」といった反応が多数寄せられている。 「1996年オフに西武から巨人にFA移籍した清原氏は、2000年ごろから自らを中心に同僚数名を加えたグループを結成。“清原軍団”とも呼ばれるこのグループにおいて、元木ヘッドはナンバー2と呼ばれるほど親交が深いメンバーでした。過去の報道ではこの清原軍団は選手間でのいたずらをはじめ、チームの若手をいびったり報道陣を邪険に扱ったりと傍若無人な振る舞いが目立っていたと伝えられています。また、清原氏と元木ヘッドは2005年に共に戦力外通告を受けましたが、これはそれまでの行動に球団側が業を煮やした結果だという見方もされています」(野球ライター) 清原氏が2016年2月に覚せい剤取締法違反で逮捕されて以降、元木氏は距離を置いているとも伝えられている。ただ、現役当時の思い出は今も強く心に残っているようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について槙原寛己氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCU77bY7q28jGPYlDn089gfg
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スポーツ 2021年04月24日 11時00分
巨人・長嶋監督が突然丸坊主に!「あれだけのことをしでかして…」球団にも激震、2度の大乱闘が勃発した衝撃の警告試合
3月26日にセ・パ同時開幕し、約20試合が終了した今季のプロ野球。日々様々なトピックが生まれる中で大きな話題を呼んだのが、4月18日・阪神対ヤクルト戦での警告試合の宣告だった。 同戦では7回表に阪神3番手・岩貞祐太がヤクルト・村上宗隆に、8回表には同4番手・加治屋蓮が塩見泰隆にそれぞれ死球を与えると、8回裏にはヤクルト5番手・梅野雄吾が阪神・大山悠輔に死球をぶつけてしまう。すると、審判団は直後に「ただ今の投球に関して、両チームに警告を出します。警告試合にいたします」と今季初の警告試合を宣告することを場内にコールした。 警告試合は試合中に危険なプレーが発生した際、審判団がその後に死球などの報復行為が行われる危険性があると判断した試合のことで、審判は宣告すると以降、故意・過失に関係なく、報復行為と判断できるプレーを行った選手やそのチームの監督に退場を宣告することができる。審判団は梅野の死球を阪神側への報復行為となり得る危険なプレーと捉え、報復行為の応酬を防ぐために警告試合を宣告したものと思われる。 ネット上のヤクルトファンからは「それまで阪神はお咎め無しで、ヤクルト側が1発当てたら警告っていうのは腑に落ちない」、「ヤクルト側は被害者なのに酷すぎる、阪神をひいきするな」と苦言や批判が挙がったが、幸いなことに選手・首脳陣がペナルティを受けるような事態は起こらなかったこの警告試合。ただ、過去には当事者チームの指揮官が責任をとって頭を丸める事態につながった警告試合がある。 >>甲子園の審判団に「阪神をひいきするな」ヤクルトファン激怒 藤浪ら死球連発の犠牲に? 今季初の警告試合宣告に反発相次ぐ<< 1998年8月2日に甲子園で行われた巨人対阪神の一戦。7回まで「2-2」と両チーム互角の戦いを展開する中、8回表2死三塁の場面で阪神2番手・吉田豊彦が巨人・高橋由伸の右ひじに死球をぶつけてしまう。すると、この直後巨人ベンチから選手・首脳陣が一斉にグラウンド上に殺到。後を追うように阪神側の選手・首脳陣もベンチを飛び出し、本塁付近での乱闘に発展した。 しばらくして乱闘は沈静化したが、直後に捕手・矢野燿大(当時の登録名は矢野輝弘)の後逸により1点を勝ち越された阪神。ただ、8回裏2死満塁からハンセンが逆転2点タイムリーを放つと、続く新庄剛志も2点タイムリー三塁打を放ち一挙4得点。なおも2死三塁のチャンスで、先ほどミスを犯した矢野が打席に入った。 ところが、ここで巨人6番手・槙原寛己が矢野の横腹付近に死球をぶつけてしまう。矢野は死球が当たった付近を押さえながらマウンドに詰め寄ろうとし、両チームベンチも再びグラウンドに殺到。結果、マウンド付近でこの日2度目の乱闘が勃発することとなった。 1度目を上回る規模となったこの大乱闘により、阪神・大熊忠義一軍外野守備・走塁コーチが暴力行為で退場に。乱闘が収まった後審判団は警告試合を宣告し、その後は一触即発の事態は起こることなく試合は「6-3」で阪神が勝利した。 大怪我を負った選手などはいなかったが、試合中に2度も乱闘が起きてしまったことを重くみた両チームは、後日ファンに向けて連名で声明を出し謝罪。さらに巨人は2日前の同年7月31日・阪神戦で助っ人・ガルベスが降板直後に球審に球を投げつけるという前代未聞の騒動を起こしていたこともあってか、長嶋茂雄監督が同年8月4日・広島戦前に頭を丸めた状態でグラウンドに登場。当時の報道によると、長嶋監督は「あれだけのことをしでかしておいて、声明文だけじゃあね。何らかの形でファンや関係者の方々におわびをしないといかんだろう」と責任をとるために丸坊主にしたという旨を語ったという。 警告試合が宣告された試合では、前後にもみ合いや乱闘が勃発しているケースが少なくない。今回の阪神対ヤクルト戦で大きな騒動が起こらないまま試合が終わったのは非常に幸運なことだったのかもしれない。文 / 柴田雅人
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