スポーツ
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スポーツ 2022年09月05日 16時30分
楽天・石井監督、手負いの松本に敬遠策を仕掛けたワケ 「なぜ勝負避けた」大量失点招いたと批判も
4日に行われ、楽天が「2-8」で敗れた日本ハム戦。楽天・石井一久監督の采配がネット上で物議を醸している。 問題となっているのは、「0-5」と楽天5点ビハインドの8回表でのこと。この回攻撃の日本ハムは先頭・近藤健介の四球から2死三塁のチャンスを作ると、左膝違和感でこの試合を含め2試合連続でスタメン落ちしていた松本剛を代打起用。すると、石井監督は打者が故障で本調子でなく、試合も1点を争うような状況ではないにもかかわらず申告敬遠で松本を一塁に歩かせた。 2死一、三塁と場面が変わった後、楽天は万波中正(2点タイムリー安打)、上川畑大悟(タイムリー安打)に連打を食らい計3失点。セオリー外の申告敬遠が裏目に出てさらに劣勢に追い込まれたチームは、9回裏に2点を返すも同点・逆転には遠く及ばず大敗を喫した。 >>楽天・石井監督、伊藤トレードの意図説明も「納得できない」の声 放出選手の人選に不満相次ぐ<< この石井監督の采配を受け、ネット上には「対松本の申告敬遠は不要だっただろ、なんぜわざわざ勝負を避けたんだ」、「1点差勝負ならともかく、5点も差がある状況でやるような策じゃないだろ」、「手負いの打者をなぜわざわざ歩かせたのか、案の定後続に痛打食らってるし」といった批判が寄せられた。 ファンの不興を買った石井監督の敬遠策だが、中には松本がタイトル争いに絡んでいる影響があったのではという指摘も上がっている。今季「.353・3本・37打点・123安打」(4日試合前時点)といった成績をマークしている松本は、オリックス・吉田正尚(.320)と首位打者、楽天・島内宏明(139安打)と最多安打のタイトルを争っている。これもあり故障を押しての強行出場が続いている状況だが、ネット上には「敗色濃厚だし、無駄にヒット稼がれるくらいなら歩かせようって考えたのか?」、「島内との差は詰まらない、松本も打率維持しながら1打席消化できるって考えるとお互いwin-winの妙案だったのでは」といった見方も散見される。 島内はヒットを1本打ち140本、松本は打率・ヒット数共に維持して終えた同戦。物議を醸した石井監督の敬遠策はタイトル争いに一体どのような影響をもたらすのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年09月05日 11時30分
まなせゆうなが最強王者ハートリー・ジャクソンに挑戦決定「スピリット・オブ・ガンバレは性別も国籍も年齢も関係ない」
ガンバレ☆プロレスは3日、東京・成増アクトホールで『パンチドランク・ラブ2022』を開催した。メインイベントでは、今年5月いっぱいでZERO1を退団し、8.13東京・後楽園ホールからガンプロに主戦場を移したハートリー・ジャクソンが、スピリット・オブ・ガンバレ世界無差別級王者の今成夢人に挑戦した。試合は強烈なジャンピング・パイルドライバーで、ジャクソンが今成を破り第3代王者になる。 試合後、ジャクソンは「試合が終わって、俺は今、(昨年末に受けたヒザの手術の影響で)人生最悪のコンディションだ。でも俺は今、最悪の状態でもオマエらのチャンピオンのイマナリを倒した。俺こそがスピリット・オブ・ガンバレのチャンピオンだ。ここに俺を倒せる男なんて誰一人いない。だから、新チャンピオンである俺の前にひれ伏せ」とガンプロ勢を挑発。ここで現れたのが、ZERO1の昨年10.1新木場1stRING大会で開催された『風林火山タッグトーナメント2021』1回戦で、ジャクソンにフォール負けしているまなせゆうなだ。 まなせは「私を覚えているか?大谷晋二郎が私を推薦して、今成さんとタッグトーナメントに出た。ジャクソンに負けて、ずっと悔しかったんだよ。ガンバレの炎を消しに来ただと?ネクスト・チャレンジャー!ネクスト・スピリット・オブ・ガンバレ・チャンピオンズネーム、ゆうなまなせ!」と挑戦表明。ジャクソンは「前回対戦した時のことを覚えてないのか?ボコボコにしてやったのに、またやるのか?やりすぎて記憶まで吹っ飛ばしてしまったようだな!そこの最前列のお客さん三人がビックリして死んじゃうぐらい、オマエをボコボコにしてやるよ。それでもいいなら、挑戦を受けてやるよ。ユウナちゃん」とこれを受諾。 バックステージで、ジャクソンは「欲しいものを手に入れるためには、時には悪いことをしなければならないと以前話したが、その通りになった。簡単だったと言いたいところだけど、簡単ではなかった。イマナリを倒すのは大変だった。体調が100%じゃないことは言い訳にできない。チャンピオンになったからには、このチャンピオンシップを正当に扱いたいので、挑戦する者は皆受ける。その一人目がユウナちゃんだ」と男女関係なく、挑戦は受けていく意向のようだ。 まなせは「スピリット・オブ・ガンバレは性別も国籍も年齢も関係ない。私が女子で一番の挑戦者になり、最初のチャンピオンになりたい。それはスピリット・オブ・ガンバレの(初代王座決定)トーナメントが決まって、私の名がなかった時からずっと思ってました。前回コテンパンにやられた相手だけど止まってられません。私が次のチャンピオンになります」と一発獲りに意欲を見せた。 両者は、10月2日に行われる東京・板橋グリーンホール大会で対戦する。◆ガンバレ☆プロレス◆『パンチドランク・ラブ2022』2022年9月3日東京・成増アクトホール観衆 118人▼スピリット・オブ・ガンバレ世界無差別級選手権試合(60分1本勝負)<王者>●今成夢人(20分28秒 片エビ固め)ハートリー・ジャクソン○<挑戦者>※ジャンピング・パイルドライバー。今成が3度目の防衛に失敗、ジャクソンが第3代王者となる。(どら増田)
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スポーツ 2022年09月05日 11時05分
ヤクルト・村上、本塁打記録更新に暗雲? 他球団が警戒強化、優勝戦線にも悪影響か
ドラマティックな一撃となるか、それとも「空砲」か? 9月4日の中日戦を落とした。2位DeNAも敗れたため、ゲーム差「7.0」は変わらないが、東京ヤクルトの8月以降の成績は同日まで13勝13敗1分。マジックナンバー再点灯までもう少し時間が掛かりそうである。 「村上(宗隆)次第ですね。各球団も色々と対策を講じているみたいですが、『ホームランさえ打たれなければ』という配球をするチームもあれば、完全に勝負を避けているところもあります。最近では、点差が離れている場面でしか勝負しないチームも出てきました」(プロ野球解説者) その影響だろう。村上の打撃成績は「四球とホームラン」が目立つ日も多くなってきた。 >>ヤクルト・村上にコーチが激怒「お前これはないぞ!」 宮本氏がプロ初弾の舞台裏明かす、浮かれすぎて大目玉?<< また、村上の脅威を語る上で、こんな“シン野球用語”も囁かれるようになった。トリプル100――。 打点125、得点100、四球102。「四球部門」のセ・リーグ2位が巨人・丸佳浩の70だから、いかに村上が“警戒”されているかが分かる。 打率、本塁打、打点はリーグトップ。「令和初の三冠王」かと期待されているが、「得点100」ももっと評価されてもいいのではないだろうか。こちらもリーグ2位は巨人・丸で73。打点はホームに返した走者の数、得点は走者としてホームインした回数のこと。ヤクルト全体での得点は535だから、村上一人がチームの約20パーセントを稼ぎ出している計算だ。 そんなケタ外れな主砲が得点好機で勝負をしてもらえないのだから、ヤクルトの勝率が落ちるのも当然だろう。 「クライマックスシリーズになったら、満塁でも敬遠されるなんて情報も飛び交っています。村上は得点好機や『最年少での50本塁打到達』など、記録の掛かった場面でも萎縮しないんです。メンタル的な強さは相当なもの」(球界関係者) 記録と言えば、「シーズン最多本塁打数60本」超えにも期待が掛かっている。 村上は4日の第3打席で51号を放った。121試合に出て51本だから、「2・37試合で1本」。ヤクルトは残り22試合なので、計算上では新記録達成の可能性はある。しかし、こんな指摘も聞かれた。 「走者を置いた場面では、フルスイングはせず、コンパクトにバットにボールを当てていくようになりました。相手ピッチャーにまともに勝負してもらえないためです」(前出・プロ野球解説者) 球団発表によれば、本拠地・神宮球場とトップスポンサー契約を結ぶオープンハウス社が、村上の56本塁打目以降の本塁打に対し、「上限1億円(税込)、都内の家」をプレゼントするという。神宮球場の主催ゲーム、バックスクリーン上の同社グループの看板および、右翼席の特設ホームランゾーン以外に飛び込んだものと制約はついたが、神宮球場では「あと9試合」が残されている。 「22日の中日戦、23日からの2位DeNAとの3連戦で…」 そんな期待の声も聞かれた。 2位DeNAとの3連戦では、リーグ優勝も掛かってきそうだ。61号で胴上げ、そんなドラマが見られるだろうか。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年09月05日 10時50分
ノア近未来エース清宮海斗が『N-1』制覇! GHC王者の拳王に挑戦「俺たち若い世代でこれからノアをやっていきます」
プロレスリング・ノアは3日、大阪・エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)第1競技場で、『N-1 VICTRY 2022 GRAND FINAL』を開催した。メインイベントでは、『N-1 VICTRY 2022』優勝決定戦、Aブロック1位の鈴木秀樹と、Bブロック1位の清宮海斗が対戦。30分を超える激戦の末、清宮が武藤敬司から譲り受け、アレンジしたシャイニング・ウィザードで鈴木を破り、『N-1』を制覇しノア最強の称号を手に入れた。試合後には、GHCヘビー級王者の拳王を呼び込み挑戦表明。清宮のライバルとして節々で対角線に立って来た拳王は、無言ながらベルトを掲げることでこの挑戦を受諾している。 試合後、清宮は「いや本当に長かった…。長かったようで、短かった…。俺にはまだめざすところがあるんですよ。決勝で俺が勝ちました。次、拳王に挑戦します。挑戦行かせてください。本当にきつかったけど、本当にきつかったけど、リーグ戦中、周りの支えが力になって、ここまで来ることができました。これからも俺のプロレスをみんなと創っていきたい。観に来てください。俺のプロレス観に来てください!お願いします!本当に後は、俺は拳王の持っているベルトを見てます。俺たち若い世代でこれからノアをやっていきます。みんなと一緒にやっていきます。鈴木選手、他の選手、みんな本当に強い選手がいますけど、絶対にそこを俺は諦めません。今日みたいに皆さんの応援を絶対に無駄にしません。だから、会場でも皆さんの応援が必要です。よろしくお願いします。みんなで上がっていきましょう。ありがとうございました」と、GHC王座陥落から迷走と低迷を続けてきた近未来のエースはさらなる高みを誓った。 拳王は「清宮海斗が優勝したな。この夏、一番強いのは清宮海斗ってことだよな。だがな、強いだけでこのベルト持ってても、ノアをより多くの人に伝えることできるのか?そんなわけねーだろ。最後見ただろ。大阪府立のお客さん、あれで満足して帰れるのか?タジタジの言葉で喋って、この過酷なN-1を勝ち抜いて優勝した気持ち伝わると思うのか?顔がカッコいい、イケメンレスラー、それは認めるよ。そんなヤツでもあんなどうしようもない、何を言っているかわからないような言葉を発するようじゃ、このベルトに届くわけねーだろ。いつやるかわからない。だが、N-1を優勝した強さだけでは最強の挑戦者だと思う。俺がノアの明るい未来を切り開いていくために、しょうもないN-1覇者をGHCのベルトを懸けて完膚なきまでに倒してやるからな。おい、いいか、テメーらクソヤローども。これからはな、N-1優勝者について行くんじゃねーぞ。GHCヘビー級チャンピオンの拳王、俺に…ついて来い」と拳王は拳王なりのやり方で、清宮との闘いを制することによりノアの未来を見せていく意向だ。 両者は9.25愛知・ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)大会で激突する。◆プロレスリング・ノア◆『N-1 VICTRY 2022 GRAND FINAL』2022年9月3日大阪・エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)第1競技場観衆 2988人(満員)▼『N-1 VICTRY 2022』優勝決定戦(時間無制限1本勝負)○清宮海斗【Bブロック1位】(33分23秒 片エビ固め)【Aブロック1位】鈴木秀樹●※変形シャイニング・ウィザード※清宮が優勝(どら増田 / 写真©︎NOAH)
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スポーツ 2022年09月04日 11時00分
巨人・中島、球審と乱闘寸前のにらみ合い! 問題視される判定への過剰反応、ヤクルト戦以前にも多数?
8月31日に行われた巨人対ヤクルト戦。「8-8」で両チーム引き分けた試合で話題となったのが巨人のプロ20年目・40歳の中島宏之の態度だった。 中島は「8-8」と両チーム同点の9回裏2死一、二塁で空振り三振を喫したが、直後に左手を上げるジェスチャーを交えつつ球審を凝視すると、ベンチに下がる際もうつむき加減で何かをつぶやくなど判定への不満をにじませる。本人はファールを主張したとみられるが、ネット上には「リプレーで見ても明らかな三振だったのに」、「審判の心証を損なうような態度は控えるべき」といった呆れ声が相次いだ。 >>巨人・中島、球審への抗議に「岡本とは大違い」呆れ声 三振判定に不満タラタラ? 同僚は誤審を自己申告し称賛<< これまで西武(2001-2012)、オークランド・アスレチックス(2013-2014/傘下マイナー)、オリックス(2015-2018)、巨人(2019-)でプレーしている中島は、過去にも審判への態度が行き過ぎているとして物議を醸したことがある。 2011年7月18日・西武対ソフトバンク戦では、一塁塁審に詰め寄り試合を一時中断させたことが話題となった。中島は8回表無死の場面で二ゴロを放ちアウトとなったが、一塁ベースを駆け抜けた直後に両手を広げながら一塁塁審に詰め寄ると、右手でベースを指さしながら猛抗議。後を追うように西武首脳陣も中島の元に駆け寄り球場は騒然となった。 中島の二ゴロはタイミング的には完全にアウトだったが、ソフトバンク一塁手・小久保裕紀は捕球とほぼ同時に右足をベースから離していた。中島はこの点を問題視して塁審のアウト判定に抗議したと試合後に伝えられたが、ファンの間からは「あんな恫喝まがいの態度は取るべきじゃない」などと苦言が上がった。 2015年5月8日・オリックス対日本ハム戦では、球審と一触即発のにらみ合いを演じた。8回裏2死満塁の絶好機で打席に入った中島は、カウント「1-2」から外角のストレートを見送る。この球は高さは中島のベルト付近とゾーン内だったものの、コースはベース板の左端スレスレとかなり際どかったが、球審はストライク・見逃し三振をコールした。 ただ、中島は判定に納得いかなかったようで、コール直後に球審の方を振り向き何かまくしたてると、険しい表情でにらみつけながらじりじりと詰め寄る。球審もカチンときたのか、中島をにらみ返しながら一歩前に出ようとした。慌てて駆けつけてきたオリックス首脳陣が制止に入ったためこれ以上の事態にはならなかったが、ネット上には「誰も止めなかったら審判と乱闘起こしてたんじゃないか」とドン引くファンの声も散見された。 2021年11月11日のCSファイナル第2戦・巨人対ヤクルト戦では、死球を過剰にアピールしたとして物議を醸した。同戦1回表2死満塁。ヤクルト先発・高橋奎二がカウント「1-0」から投じた2球目が、打席の中島の左肘付近を通過。ボールは軌道変わらず捕手・中村悠平のミットに収まったが、中島は左肘を見せながら球審を凝視して死球をアピール。この様子を見た原辰徳監督はリクエストを要求した。 ところが、リクエスト検証の結果中島の死球は認められなかったため、巨人は試合開始早々に貴重なリクエスト回数を1つ失うはめに。ファンの間からは「中島が変なアピールしたせいでリクエスト無駄に消耗した」とため息が漏れた。 西武時代から良くも悪くも熱い性格の持ち主であることが知られている中島。審判への過度な態度はそれだけ1球、1プレーに執念をかけている表れともいえそうだが、もう少し冷静に振舞った方がいいのではと考えているファンも少なからずいるようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年09月03日 17時30分
ヤクルト・マクガフ、大車輪の活躍も油断は禁物? 勝負の9月に懸念される昨季の悪夢とは
連覇に向け、守護神は健在だ。 ヤクルトスワローズのスコット・マクガフは8月を終え、ここまで両リーグ最多の34セーブを記録、首位を快走するチームを安定感のある投球で支える存在だ(数字は8月31日終了時)。 今季はシーズン開幕からクローザーを務め、終始、力強いピッチングを披露してきており、セーブ数を2年連続で「30」の大台に乗せた8月も、絶対的な守護神として君臨した。 4.0ゲーム差で迎えた、2位DeNAとの直接対決となった26日からの横浜での首位攻防戦でも、初戦と3戦目の最終回に登板、追いすがるDeNA打線の前に立ちはだかり、試合を締め括っている。 さらに、8月は終盤から連日のようにマウンドに登り続け、23日から広島、DeNAと6連戦、30日からの巨人2連戦の計8試合のうち、6試合で登板し全て無失点で抑え、4セーブ、1ホールドを記録した。31日、5時間を超える総力戦となった巨人戦でも、延長12回裏のマウンドに登り、坂本勇人、松原聖弥、丸佳浩をいずれも三振に切って獲り、8対8の引き分けに持ち込んでいる。 マクガフ自身も大車輪の活躍を見せたこの8月を終え、いよいよ優勝争いが決するペナントレース最終盤を迎える。今季も変わらず、頼もしいマウンド姿を見せ続けてきた背番号37に不安要素があるとすれば、この夏場から秋に向かう9月のコンディション、そして登板内容だ。 昨シーズン、9月は計11度リリーフでのマウンドを務め5セーブを上げたものの、防御率は5.91という成績に終わっている。この月で記録することとなった自責点7は、マクガフの昨シーズン全体での1/3以上にも上る。 今季の7・8月は、東京五輪開催によるシーズンの中断があった昨年よりもチーム試合数が多いことはもちろん、マクガフもハイペースでマウンドに登り続けていることからも、夏場の疲労が懸念される。 ここから、リーグ連覇へ向け、さらにクライマックスシリーズでの戦いも見据える中、重要な場面でのマクガフのピッチングがさらに必要となってくることは言うまでもない。追いすがる他球団を振り切り、再び、2位以下とのゲーム差を広げつつあるシーズン終盤、守護神・マクガフのパフォーマンスこそ、2年連続でペナントを手繰り寄せるための大きなカギとなるだろう。(佐藤文孝)
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スポーツ 2022年09月03日 11時00分
阪神戦の審判、監督押しのけ選手に肉薄!「前代未聞」と批判殺到、西武・中村とのトラブル以前にも問題
8月28日に行われた西武対オリックス戦。西武が「10-4」で勝利したが、試合結果以上に話題となったのが球審・嶋田哲也審判の判定だった。 嶋田審判は6回表2死一、三塁で打席に立った西武・中村剛也の初球ハーフスイングをバットは止まっていないと判定し抗議を受けると、続く4球目には中村の膝下付近に来たボール気味の球をストライクとコールし中村をぶぜんとさせる。中継解説・赤堀元之氏(元近鉄)は「今のは低いですよね。正直にいえば」と誤審ではないかと疑問を呈し、ネット上にも「また嶋田が変なトラブル起こしたのか」と呆れ声が相次いだ。 >>西武・中村が球審に抗議、解説も誤審を指摘「今のは低い」 不可解なストライク判定は直前のトラブルも影響?<< 中村への判定が物議を醸した嶋田審判だが、過去にも試合中の言動がファンから問題視されたことがある。 2013年9月8日・阪神対巨人戦では、阪神・マートンに詰め寄ろうとして騒ぎとなった。「1-9」と阪神8点ビハインドの同戦9回裏無死一塁。打席のマートンは右翼ポールとフェンスの境目付近に当たる大飛球を放ったが、一塁塁審の嶋田審判はファールと判定し、阪神・和田豊監督(当時)の抗議も受け入れず。諦めた和田監督がベンチに下がった直後、マートンは嶋田審判に向かい、2本指を立てて自身の両目を指さすジェスチャーで不満をあらわにした。 嶋田審判はこれに激怒したのか一塁からマートンが立つ本塁方向にずかずかと歩き出し、和田監督ら阪神首脳陣が慌てて制止に入る事態に。この後、審判団はビデオ判定を行い改めてファールと判定した上で試合を再開させたが、ネット上には「審判が選手の挑発に乗るなんて前代未聞じゃないか」といった苦言が寄せられた。 2017年4月4日・ヤクルト対阪神戦では、死球発生直後の態度が問題視された。「2-0」とヤクルト2点リードの5回表無死一塁。阪神・藤浪晋太郎が投じたツーシームがすっぽ抜け、打席のヤクルト・畠山和洋の左側頭部へ。畠山は体を背けかろうじて頭部への直撃は回避したものの、左肩上部付近に球を受けその場に倒れ込んだ。 これを、嶋田審判は出場続行に問題はないレベルと判断したのか、倒れ込んだ畠山を心配するそぶりは特に見せず、藤浪にも危険球退場などの措置は取らないまま返球。立ち上がった畠山が藤浪に向かっていったことから両軍入り乱れての大乱闘が勃発し、阪神・矢野燿大一軍作戦兼バッテリーコーチ(当時)、ヤクルト・バレンティンが退場となったが、ファンの間からは「審判が1番ムカついた」などと不満が噴出した。 2021年9月13日・ヤクルト対中日戦では、不可解判定でヤクルト・高津臣吾監督を激怒させた。「0-1」とヤクルト1点ビハインドの9回表1死一、二塁。一走・西浦直亨への挟殺プレーの間に打走・川端慎吾に一塁進塁を許した中日内野陣は、遊撃手・京田陽太が二塁ベースを踏みフォースプレー(ベースを踏むだけで走者をアウトにできるプレー)でのアウトをアピール。ところが、二塁塁審の嶋田審判はなぜかアウトのジャッジをしなかったため挟殺プレーの継続を強いられた。 この間に本塁を狙った三走・古賀優大がアウトとなったところで一連のプレーは終了したが、直後に中日・与田剛監督(当時)は西浦もアウトではとリクエストを要求し、審判団もこれを認め西浦の二塁封殺で2アウト、古賀の本塁憤死で3アウト目が取られたと判断し試合終了とした。 これを受けヤクルト・高津臣吾監督は、京田がベースを踏んだ時点で西浦アウトのジャッジがあれば古賀の本塁突入はなかったと約15分間猛抗議。翌14日にセ・リーグの杵渕和秀統括、友寄正人審判長が「嶋田(審判)の“バッターランナーが一塁でアウトになった”という思い込みが要因」と高津監督に謝罪したことで事態は収拾したが、ネット上には「一塁判定見落とすのはあり得んだろ」と批判が噴出した。 中村への不可解判定を受け、過去のトラブルを蒸し返すファンの声も少なからず見られた嶋田審判。前例の多さも風当たりが強まった一因だったようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年09月02日 19時40分
日本ハム・宮西、近日中に重大発表?「この後予定があって…」ラジオでの予告に憶測飛び交う
1日放送の『吉川のりお スーパーLIVE』(STVラジオ)に、日本ハムのプロ15年目・37歳の宮西尚生が登場。番組内での発言がネット上で物議を醸している。 宮西は番組内のコーナー「宮西尚生のなんとかなるさ」に登場。8月10日の登録抹消から二軍戦未登板が続いていることを心配するリスナーからの便りを受け、札幌市内で1人で調整していることなど現状を話した。 >>日本ハム・宮西、新庄監督に激怒?「思いっきり睨みつけてる」敬遠指示直後の表情が物議、でたらめな策ではないと指摘も<< 問題となっているのは、その中で語った今後についての発言。宮西は「ちょっとこの後予定があって、まあすぐ分かると思うんでね、皆さん楽しみにしとってください」と、詳細は伏せたが近日中の何らかの発表があると予告。直後には「楽しみじゃないか。楽しみではないやろうけど、情報は入ると思うんで」と、前向きな内容ではないかのような旨も匂わせた。 この宮西の発言を受け、ネット上には「なんか思わせぶりな発言だな、まさか引退とか退団の発表じゃないだろうな」、「楽しみじゃない予定かぁ…大きめの手術を受けますとか?」、「なんか不穏な雰囲気だけど、蓋を開けたら兼任コーチ就任とかそういうオチじゃないのか」、「監督が新庄(剛志)ってことを踏まえるとまさかの先発転向説もない?」といった憶測が飛び交っている。 「宮西はプロ入りした2008年から日本ハム一筋でプレーし、昨季までに通算373ホールド(NPB歴代1位)、14年連続50登板(同2位)といった記録を樹立した絶対的セットアッパー。ただ、今季は『24登板・0勝3敗1セーブ7ホールド・防御率5.66』とキャリアワースト級の不振に苦しみ2度(6月1日~7月28日、8月10日~)二軍降格。ここまでモチベーションとしていた連続50登板記録も8月30日にストップが確定しました。ファンの間では2度目の二軍降格以降から、2年契約が切れる今オフに本人、あるいは球団が去就に関する重大な決断を下すのではという見方もじわじわ広まりつつあります」(野球ライター) 去就への注目が高まりつつある中で飛び出た宮西の注目発言。近々明かされる情報の内容は一体どのようなものなのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年09月02日 18時45分
ヤクルト・村上にコーチが激怒「お前これはないぞ!」 宮本氏がプロ初弾の舞台裏明かす、浮かれすぎて大目玉?
野球解説者・下柳剛氏(元阪神他)が1日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画に、野球解説者・宮本慎也氏(元ヤクルト)が登場。ヤクルトプロ5年目・22歳の村上宗隆にまつわる発言がネット上で話題となっている。 今回の動画で宮本氏はヤクルトコーチ時代(2018-2019/一軍ヘッド)に重要視していた指導内容や、指導の結果急成長したヤクルト選手について話した。急成長した選手の1人として村上の名を挙げ話す中で、プロ初本塁打を放った直後の村上にカミナリを落としたというエピソードを明かした。 >>ヤクルト・村上、ヒロイン中の“映り込み”が話題「つば九郎に晒されてる」 青木の過去発言にも注目集まる<< 村上がプロ初弾を記録したのは、2018年9月16日・広島戦。当時のプロ1年目・18歳の村上は二軍で「.289・17本・70打点」と好調だった点を買われ、同日にプロ初昇格・初スタメン(6番・三塁)に抜擢される。すると、「0-4」とヤクルト4点ビハインドの2回裏1死一塁で迎えた一軍初打席で、高卒新人では史上7人目となる初打席初本塁打をマーク。村上は打球を放った直後、右手人差し指を高く突き上げるポーズで喜びをあらわにした。 球界では本塁打を放った選手が人差し指を突き上げる、拳を握りガッツポーズをとるといった行為で喜びをあらわにすることは珍しくない。また、相手選手を見ながら行うなど敬意を欠くようなことをしなければ、首脳陣やファンの間で問題視されることもほとんどない。 ただ、喜ぶ村上の姿を見た宮本氏は、直前の1回表無死で4失点の引き金を引く一塁悪送球を犯した反省が感じられないと問題視。石井琢朗一軍打撃コーチ(現DeNA一軍野手総合コーチ)と共に、ベンチに戻ってきた村上に「お前さぁ、お前のエラーで4点取られてんのにこれはないぞ!」と苦言を呈したという。ただ、カミナリを落とされた後の村上の反応については触れなかった。 宮本氏が明かしたエピソードを受け、ネット上には「めでたい初ホームランの裏でそんな一幕があったとは知らなかった」、「痛恨ミスを自分で取り返したのにそれは厳しすぎないか」、「宮本さんがあえて村上に厳しくしてたのは知ってるけど、初本塁打後の態度にまでケチつけてるとは」といった驚きの声が寄せられた。 宮本氏は元プロ野球選手・上田剛史氏(元ヤクルト)が2021年12月15日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画に登場した際、自身の入閣と同年にプロ入りした村上には意図的に厳しい指導を行っていたことを明かしている。動画によると宮本氏は侍ジャパンの4番になれる素質があると村上を高く評価し、大成を実現するためにプレー面・素行面を徹底指導。あまりの厳しさに村上から反発を受けることもしばしばだったといい、「(村上は)間違いなく俺のこと嫌いだと思うよ」と今でも恨まれているのではとも口にしている。 村上は2018年は1本塁打で終えたものの、翌2019年から長距離砲として台頭し、今季は1日終了時点で「.339・49本・120打点」と三冠王を狙えるほどの数字をたたき出している。心を鬼にした宮本氏の指導も急成長の一因となったようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について下柳剛氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCdOs2kfP7gdqAvfWcjHLV-A
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スポーツ 2022年09月02日 15時30分
楽天・オコエの二軍降格に「見切るの早過ぎ」首脳陣批判相次ぐワケ 成績サッパリも攻守で上がり目アリ?
1日終了時点で「59勝57敗2分」とパ・リーグ4位の楽天。同日にNPBが公示した選手の降格情報がネット上で物議を醸している。 NPB公式サイトはこの日、楽天のプロ6年目・23歳の藤平尚真、助っ人・マルモレホスの2名の一軍昇格とプロ7年目・25歳のオコエ瑠偉の二軍降格を公示した。 オコエは「.316・1本・10打点」と二軍で好調だったこともあり、8月19日に今季初めて一軍に昇格すると、翌20日・ロッテ戦ではいきなりヒットをマーク。ただ、その後はあまり勢いが続かず、同月31日終了時点では「.200・0本・0打点」と打率2割に沈んでいた。 >>楽天対西武戦、観客の妨害行為に「また起こったのか」呆れ声 昨年もロッテ選手が激怒、球団側は対策すべきと指摘も<< オコエの降格情報を受け、ネット上には「打率低すぎるし長打も出てないから妥当」と納得の声が上がったが、中には「たった6試合しか使わずに見切るのはさすがに早すぎるのでは?」、「低打率だけど打つ時は打ってたから9月はもっとやってくれると期待してたんだが…」、「去年と違って守備もここまでは頑張ってたのに」と首脳陣に疑問を呈するコメントも見られた。 「楽天はオコエが昇格した8月19日~31日にかけ計11試合を戦っていますが、このうちオコエが起用されたのは6試合と半分程度。また、起用の内訳も『未出場→4試合連続スタメン→2試合未出場→2試合連続スタメン→2試合未出場』とバラバラでした。それでもオコエは3試合でヒット、2試合でマルチヒットを記録。また、昨季は石井一久監督を怒らせ二軍降格・シーズン終了を招く原因になった守備でも、抜ければ失点確実のライナーをダイビングキャッチする(28日・ロッテ戦)などいいプレーが出ていたため、9月はまとまった出場機会を与えればより活躍が見込めるのではと期待する向きもありました。首脳陣は8月31日までの5試合で計20得点、3本塁打と湿っている打線へのテコ入れとして、ここまで長打ゼロのオコエと一軍で6本塁打を放っているマルモレホスを入れ替える決断を下したようですが、ファンの間ではチーム事情を考えれば致し方ないと納得する声だけでなく、もう少しオコエの様子を見るべきだったのではと考えている少なからず上がっています」(野球ライター) 満を持しての昇格からわずか2週間足らずで二軍に逆戻りとなったオコエ。一軍首脳陣の判断の是非はファンの間でも意見が割れているようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用についてNPBの公式サイトよりhttps://npb.jp/
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