スポーツ
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スポーツ 2022年09月11日 11時00分
巨人・中田に「人格変わった?」驚きの声相次ぐ 先輩に「殺してみいオラァ!」と激怒、キャリアも狂わせた過去とは決別?
6日に行われた巨人対DeNA戦。「1-2」で巨人が敗れたが、試合結果以上に話題となったのが巨人のプロ15年目・33歳の中田翔の態度だった。 「1-1」と両チーム同点の8回裏1死一塁。中田はDeNA2番手・エスコバーのストレートを左手甲に受けたが、心配そうに近づいてきたエスコバーをうなずきながら左手で制止するなど冷静対応を見せ出場を続行。ネット上には「性格的に絶対怒るだろうと思ってたから意外すぎる」、「中田がこんな紳士的な対応を見せるなんて…人格変わったか?」といった驚きの声が多数見られた。 >>巨人・中田、深刻低迷の危機? 突然のアクシデント対応に称賛も、心配相次ぐ<< 「中田はこれまで日本ハム(2008-2021)、巨人(2021-)でプレーし通算282本塁打(6日終了時点)と放っている右の大砲ですが、プロ入り前の大阪桐蔭高校時代からやんちゃで親分肌な性格の持ち主であることが知られています。2016年1月8日放送の『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)では高校時代に偉そうな先輩を乾燥機の中に頭から突っ込んだことがあると明かし話題となりましたが、プロ入り後もこうした素行不良な一面はたびたびファンを騒がせています」(野球ライター) 同番組での中田は高校時代の衝撃エピソード以外にも、2011年シーズンのある試合後に先輩選手とささいなことから「お前誰に口聞いてんねん、殺すぞ!」、「殺してみいオラァ!」と口論を展開したことを告白している。 また、2017年4月29日・日本ハム対楽天戦では、左太ももに死球をぶつけてきた楽天・美馬学(現ロッテ)に「オラァ!」と口走りながら詰め寄り、両チーム一触即発の事態を誘発。美馬には2013年に骨折につながる死球を受けていること、その死球について後日美馬が「避けようとすれば避けれる」と語ったことが伏線になったとされているが、「ガラが悪すぎる」と冷ややかな見方をするファンも少なくはなかった。 さらに、2021年8月4日のエキシビションマッチ・DeNA戦前には、同僚選手1名に顔面や胸部を殴打するなど暴力行為を働いたとして、同月11日に球団から当面の間の出場停止処分を受ける。不祥事を受けた栗山英樹監督(当時/現侍ジャパン監督)は「正直、このチームでは(プレーを続けるのは)難しい」と放出を示唆し、実際に同月20日に無償トレードの形で巨人へ放出された。 「若手~中堅にかけなかなか態度が改まらなかった中田ですが、各報道などでは2012~2021年にかけチームを指揮した栗山監督が中田に甘く、面と向かって厳しいことをほとんど言わなかったことで態度が増長していったとされています。同僚への暴力騒動も、周囲から素行面をとがめられずに過ごしてきた日々が積み重なった結果だったのでしょう。ただ、球界以外にも波紋を広げ猛バッシングを受けた暴力騒動は相当効いたようで、巨人入り後はこれまで特にこれといった問題は起こしていません」(同) 巨人入り後は今回話題となった死球への冷静な対応以外にも、後輩・秋広優人の自主トレ同行志願を快く受け入れ面倒を見る(2021年オフ)、不調で4番を外された岡本和真を「4番は和真の席。戻ってくるまでみんなでカバーしながらやっていく」と気遣う(2022年8月)といったエピソードも伝えられている中田。キャリアをも狂わせた素行面の問題を意識して改善しようと努めているのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年09月10日 11時00分
阪神・大山「絶対後悔させてやる」ファンの仕打ちに激怒! 6年経っても恨みは消えず? プロ入り前に起きた悲劇とは
10月20日に開催が予定される今年のプロ野球ドラフト会議。無観客開催となることが決まったと9月5日に報じられ、ネット上のファンの間で話題となった。 報道によると、NPB側は2019年以来3年ぶりとなる有観客開催をここまで検討してきたというが、新型コロナ感染拡大の第7波は予断を許さない状況が続いているとして今年も無観客継続を決定。ネット上には現地で見られないことを惜しむ声が相次いだが、中には「今年もモラルの無いファンが選手を傷つけるリスクを回避できた」、「第2の大山が生まれるくらいならずっと無観客でいい」といった賛同のコメントも少なからず見られた。 例年都内のホテルで行われているドラフトは、2009年から抽選で選ばれたファンを無料招待するという形で有観客開催が実施されている。指名や抽選の度に会場から沸き上がる歓声やどよめきはドラフトの風物詩となっているが、2016年ドラフトでは場内の反応が他ファンや当事者の選手に波紋を広げる出来事が起こっている。 >>阪神戦の審判、監督押しのけ選手に肉薄!「前代未聞」と批判殺到、西武・中村とのトラブル以前にも問題<< 問題の反応が起こったのは、阪神がドラフト1位を指名した直後のこと。阪神は創価大・田中正義(現ソフトバンク)、桜美林大・佐々木千隼(現ロッテ)のどちらを1位指名するのか検討を重ね、佐々木を1位指名する結論に至ったと伝えられていた。ただ、迎えたドラフトでは事前報道で1位候補に挙がっていなかった白鷗大・大山悠輔を1位指名した。 この直後、会場内からはノーマークの選手が1位指名された困惑からか、それとも1位で取るほどの選手ではないという不満からか、「えぇー!?」と悲鳴にも似たような大ブーイングが噴出。金本知憲監督(当時)ら阪神関係者は特に表情は変えなかったが、ネット上のファンは「大山指名への露骨な拒否反応エグすぎ」、「いくら不満だろうとこの仕打ちはちょっと酷すぎないか」と騒然となった。 大山は侍ジャパン大学代表の一員として参加した2016年の日米大学野球で4番を張るなど強打の三塁手として鳴らしたが、同大会で15打数2安打と振るわなかったことなどから、ドラフト前時点ではどの球団も指名するなら2位以下で、1位の枠は割かないだろうという見方が大半だった。金本監督はスカウトから2位で確保可能として大山を推薦されたが、ソフトバンクが外れ1位、西武・オリックスが2位で指名するかもしれないという情報があったことなどから急きょ指名順を前倒ししたことを後年に明かしているが、会場の観客としてはなぜ1位枠を無駄につぶしたのかという思いが強かったようだ。 勝手に値踏みされ不当にブーイングを受けた形の大山だが、阪神入り後は昨季までに「580試合・.266・81本・318打点」といった数字を残し、今季も「108試合・.273・23本・80打点」(5日時点)と中軸として申し分のない成績をマーク。ストイックで人一倍責任が強い性格も相まって、ファンの間でもトップクラスの人気を誇る中軸に成長した。 ただ、本人の中には2016年ドラフトで感じた悔しさや怒りは今も強く残っているようで、通算100本塁打を達成した7月3日・中日戦後の報道ではプロ入りからここまでの歩みを振り返る中で「あそこで悲鳴を上げた人全員を後悔させてやるんだという感情は今も持っています」、「あの時の悔しさは、僕が野球を引退するまで常に持ち続けていたい気持ちの一つ」と、約6年がたつ現在も根に持っている旨を明かしたと伝えられた。 観客の心無い反応が、大山の心に今なお残る傷を負わせた2016年ドラフト。このような悲劇を繰り返してはならないとして無観客継続を望んでいるファンも少なくないようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年09月09日 20時00分
J1神戸のイニエスタがブランド立ち上げ、第一弾のスパイクをお披露目「日本での生活は私の人生の一部」
J1神戸に所属する元スペイン代表のアンドレス・イニエスタが8日、東京・国立競技場で自身のサッカーブランド「Capitten(キャピテン)」をお披露目した。 >>全ての画像を見る<< イニエスタは、フットウェアクリエイターの井上晋平氏ら日本の靴職人と本ブランドを立ち上げ、第一弾の商品であるスパイクらをこの日報道陣に紹介。ブランド名の「Capitten」の末尾の「en」が、日本語の「縁」に由来していることも明かした。 イニエスタは「今年これを立ち上げることができたのは良かったです。アンビシャスなプロジェクトだと思っています。この日を迎えることができて本当に嬉しい」と笑顔でコメント。「去年までは他のメーカーとの契約があり、それが終了しないと、今回のような自分のブランドのプロジェクトを立ち上げることは難しかった。でも、わたしはいつも自分のブランドを作りたいと思っていたのです」とブランドの立ち上げが念願であったとコメント。 第一弾のスパイクは白と青がキーカラーになっている。「ファーストエディションとなる今回は、色にも意味合いを持たせたいなって思っていたんです。見た時に非常に綺麗で、エレガントな、そして履き心地のいいものをめざしました」とこだわりを紹介。「8は私のラッキーナンバー」と限定エディションであるサイン入りスパイク(8万円+税)をこの日から888足限定で販売することも嬉しそうに発表した。 有力ブランドと組んでの発表ではなく、日本の職人をパートナーに選んだことについては「誰と働くのか、どこで行うかは深く考えたことはありませんでした。道で行き交う人、そういう人たちにもご縁があると思っていた。私は信頼がある人と何かが作りたかった。成長したいと思っている人と何かがやりたいと思って今回のパートナーを選んだ」とイニエスタは説明。 自身にとって日本は特別な国であることも強調する。会見場に国立競技場を選んだのは、そこが19年に天皇杯優勝を決めた思い出の場所であることを説明し、「日本での生活は今や私の人生の一部になっています。全てが関わりあって、今日の日を迎えていると思います」と日本への思いを述べる。今後の展望について問われると、「遠い将来のビジョンは持っていない」としつつも、世界での販売も目標にしていることを明かし、「これが世界展開できるような履き心地の良いシューズになるか、今後、世界展開の視野も持ちながら見守っていきたい」と嬉しそうに話していた。(取材・文:名鹿祥史)
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スポーツ 2022年09月09日 19時30分
二軍降格のソフトB・松田、このまま退団・引退? 藤本監督の決断に心配の声も「愛想尽かされかねない」
8日に行われ、ソフトバンクが「3-7」で敗れた楽天戦。同日試合前に二軍降格となったソフトBのプロ17年目・39歳の松田宣浩にまつわる藤本博史監督のコメントがネット上で物議を醸している。 報道によると、藤本監督は試合後に応じた取材の中で、松田の今後について「これで終わりじゃない。また二軍の試合に出て状態が上がったら、9月下旬にも代打とかの形で来てもらう可能性もある」とコメント。終盤戦の戦力構想から外したわけではなく、二軍成績次第では早期の再昇格もあり得るという旨を明かしたという。 今季の松田はコロナ抹消期間(7月29日~8月5日)を除いては一軍に同行してきたが、成績は「43試合・.204・0本・7打点」(8日試合前時点)とサッパリ。成績不振もあり終盤戦のタイミングでの抹消となったが、藤本監督はチームの精神的支柱であり、代えの利かないムードメーカーでもある松田にはできるだけ早く復調して戻ってきてもらいたいと考えているようだ。 >>ソフトB・松田に球界OBが苦言「見てて情けない」 長引く不振は気持ちの問題? 藤本監督の起用法に一因と指摘も<< この藤本監督のコメントを受け、ネット上には「最終盤でお呼びがかかるようになんとか結果を出してほしい」と松田の奮起を願う声が上がったが、中には「じゃあ二軍でも結果を出せなければいよいよ終わりってこと?」、「監督は発破をかけてるつもりなんだろうが、この時期の二軍降格は松田の心証悪くしそうで怖い」、「今オフも大幅減俸は確実だろうし、昨オフとは違って本当に愛想尽かされかねないぞ」と今後の展開を心配するコメントも見られた。 「松田は2006年のプロ入りからチーム一筋でプレーし通算301本塁打をマークしている強打の三塁手ですが、ここ2年はどちらも10本台の本塁打と不振。2年契約が切れた昨オフの契約更改では球団史上最大タイの年俸3億円減(4億5000万円→1億5000万円/推定)という査定を受けましたが、松田は更改後会見の中で『合意に至るまでは、相当な時間がかかった』、『(退団の可能性も)ゼロではなかった』と、提示を蹴ってチームを去る選択肢も検討したことを公言しファンをざわつかせました。今季は昨季以上に成績や三塁手としての序列が下がっている状況で二軍行きとなったわけですが、昨オフの経緯もあり、ファンの間では今回の処遇は松田のモチベーションに大きく関わる、場合によっては今オフ限りの退団や引退を決断する展開になると心配する意見は少なからず見られます」(野球ライター) 8日終了時点でパ・リーグ首位に立つものの、2位西武、3位オリックスとはゲーム差なしと三つどもえの争いを展開しているソフトバンク。大混戦の中で松田は一軍に帰ってくることができるのか、二軍での動向には要注目だ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年09月09日 18時30分
DeNA・桑原に「みっともない」「何回やったら気が済むのか」呆れ声 バットを両手で叩きつけ、三振直後の一幕に批判
8日に行われ、DeNAが「5-6」で敗れた巨人戦。「1番・中堅」で先発したDeNAのプロ11年目・29歳の桑原将志が見せた態度がネット上で物議を醸している。 問題となっているのは、「5-6」とDeNA1点ビハインドの9回表でのこと。この回DeNAは1死一塁で桑原に打席が回ると、初球に一走・神里和毅が二盗を決め一打同点のチャンスを演出。しかし、桑原は巨人守護神・大勢がフルカウントから投じた6球目のストレートに強振するも空振り三振で好機を逸した。 三振直後、スイングで体勢を崩した桑原はとっさに右足を前に出しバランスを保ったが、その流れでバットを両手で思い切り地面にたたきつける。また、この後もマウンド方向を見ながら天を仰ぐなどかなり悔しさをにじませていた。 >>プロ野球、DeNA戦の審判に「馬鹿にしてんのか」怒りの声 疑惑の判定直後の態度が物議、嶺井の主張退けたワケを半笑いで説明?<< この桑原の態度に、ネット上では「三振の悔しさをバットにぶつけるのはみっともない」、「打てずに苛立つ気持ちは分かるが、今の態度は不適切だったのでは」、「折れて自分や相手捕手に当たるリスクもあるしやるべきじゃなかった」、「熱い気持ちは道具じゃなくて、今日の序盤戦みたいにプレーにぶつけるべき」、「去年防具に八つ当たりして叩かれたのに…一体何回やったら気が済むのか」といった呆れ声が相次いだ。 「プロ入りした2012年からDeNA一筋でプレーする桑原は“ハマのガッツマン”という愛称もあるほど、攻守でアグレッシブなプレーを売りにする外野手。8日の試合でも2回裏無死で岡本和真が放った左中間への打球にダイビングし、顔面を地面に打ちつけながらキャッチするファインプレーを見せ球場を沸かせました。ただ、持ち前の気合が行き過ぎたのか、今回のように感情的な道具の扱いで物議を醸すこともしばしば。直近では2021年6月30日・中日戦で死球を受けた際、左ひじにつけていた防具を右手で外すと思い切り地面にたたきつけ多くのファンからひんしゅくを買っています」(野球ライター) 8日の試合は9回表の三振を含め「5打数1安打・3三振」とほとんどいいところがなかった桑原。今後、汚名返上の全力プレーを見せることはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年09月09日 15時30分
広島対中日戦、終盤戦で誤審?「わざと当たってる」高橋への死球判定が物議、佐々岡監督も不可解ジャッジに怒り
8日に行われ、広島が「0-2」で敗れた中日戦。球審・長井功一審判の判定がネット上で物議を醸している。 問題となっているのは、「0-1」と広島1点ビハインドで迎えた8回裏2死満塁でのこと。広島2番手・松本竜也は打席の高橋周平にカウント「2-2」から7球目にカットボールを投じたが、少し手元が狂ったのか球は高橋の胸元付近へ。これを見た高橋は、肘をボールの軌道上に残しつつ体を背ける動作を見せた。 野球規則には「投球がストライクゾーンの外で打者に触れ、しかも打者がこれを避けようとしなかった場合には、ボールが宣告される」と定められているが、長井審判は高橋が回避を試みたと判断したようで押し出し死球をコール。ただ、広島捕手・會澤翼は「えっ?」といわんばかりに長井審判を振り向き、松本も帽子を取って高橋に頭を下げつつも険しい表情を浮かべるなど納得していない様子だった。 >>広島・秋山の死球交代で審判に批判「判断次第じゃ防げた」 アクシデント招いた投手は直前にも問題<< この長井審判の判定を受け、ネット上には「はぁ? 今の球が死球はないわ」、「全く納得がいかない、高橋は明らかにわざと当たりにいってただろ」、「ちょっと体捻っただけで避けた判定になるならもうなんでもありじゃないか」、「誤審といわれても文句言えん判定だな、バッテリーもかなり不満げだったし」といった批判が相次いだ。 怒りの声が集まった死球判定だったが、4回裏1死二、三塁の場面での判定も問題視されている。この場面では會澤がスクイズで本塁突入してきた三走・マルティネスをタッチアウトにしたが、審判団は會澤が左ひざで走路をふさいだとして、コリジョンルール(捕手と走者の衝突を防ぐための規則)を適用しセーフへと判定を変更。広島・佐々岡真司監督はこのジャッジに対し、試合後に「(映像を)見ても本塁は空いているし、どこをどう見ているのか、審判によって見方が違うのか、そういうところが曖昧だったらこちらとしては困る」と疑問を呈したことが伝えられている。 物議を醸す判定でそれぞれ失点を喫し敗れた広島。中日ではなく審判に負けたと感じている広島ファンも少なくないようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年09月09日 11時10分
ロッテ、12球団最年少4番・山口に未来託す? 下位指名から成り上がる大砲の完成形は
12球団最年少の4番バッター。千葉ロッテマリーンズは魅力的なチームに変貌しつつある。 “新4番”山口航輝外野手の先制3ランで快勝したのが9月7日。自身初の2ケタ到達であり、8日の北海道日本ハム戦でも、「11号を!」と期待されていた。 試合には勝利したが、山口は4打数ノーヒット。4打席とも走者のいない場面で回ってきた。4番打者の前に走者を溜めるのが野球の鉄則だ。ロッテ打線はまだ粗削りなところも多いが、それも「成長の過程」と思えば、楽しみの一つである。 4番・山口、高部瑛斗、松川虎生、安田尚憲、ファームには藤原恭大、平沢大河もいる。そして、令和の怪物・佐々木朗希がいる。若い彼らがどんなチームを作り上げていくのかと思うと、ワクワクしてくる。 そんな若いチームの主軸を任された山口だが、ロッテ首脳陣も「一軍定着は予定よりも早かった」と見ているのではないだろうか。 山口は2000年8月18日生まれ。東京ヤクルトの村上宗隆は同年2月2日生まれだから、一学年上。阪神・佐藤輝明も1999年生まれなので、NPBでは最も若い主砲ということになる。 「予定よりも早く」は、年齢のことだけではない。 山口は18年10月のドラフト会議で4位指名されている。同年の注目球児と言えば、吉田輝星(現・日本ハム)。金足農ブームを巻き起こし、夏の甲子園大会を制した大阪桐蔭の藤原、根尾昂(現・中日)などもいた。 「明桜高時代、吉田と秋田県大会の決勝戦で対戦したのは有名です。その後、吉田は甲子園の決勝戦まで駆け上がっていくわけですが、当時の山口は右肩を壊していました」(アマチュア野球担当記者) 投手だったが、2年生夏の県大会決勝戦で故障した。 “最後の夏”を争った時は外野手で試合に出ていたが、ロッテに指名された時のアナウンスは「投手」だった。 「投打ともに一級品でした。ピッチャーで評価している球団の方が多かったようです」(前出・同) そのドラフト会場でロッテスタッフを直撃したが、「バッターで」と話していた。 同年の1位は同じ高校生外野手の藤原。右肩も完治しておらず、「1位と4位、どちらがチャンスをもらえるか」と考えれば、答えは明白だ。少し“遠回り”をさせられるのではないかと思われた。「山口の長所は初球からガンガン行くところ。ホームランは2ケタに到達しましたが、まだ打ち損じが多い」(プロ野球解説者) 打率2割5分6厘、打点40(8日終了時点)。4番バッターとしては物足りない数値だ。 しかし、「中田翔に似てきた」(球界関係者)との評価も聞かれた。スイングにパワーがあり、打球が高く上がるところは近いものがある。ホームラン量産となるまでにはもうしばらく掛かりそうだが、楽しみな逸材である。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年09月09日 10時50分
藤波辰爾と棚橋弘至が20年ぶりのシングル対決決定! 棚橋「こうして藤波さんとシングルが出来るのは貴重」
レジェンドプロレスラー“炎の飛龍”藤波辰爾が代表を務めるプロレス団体ドラディションが会見を開き、12月1日に東京・代々木第二体育館で開催する藤波のデビュー50周年ツアーファイナル『DRAGON EXPO 1971』で、藤波が“古巣”新日本プロレスの棚橋弘至とシングルマッチを行うと発表した。 2人は、今年3月の新日本プロレス東京・日本武道館大会で、オカダ・カズチカを交えたトリオを結成。5月のドラディション東京・後楽園ホール大会では、新型コロナウイルス陽性判定の影響で、大会までにコンディションが間に合わなかった藤波の代打で棚橋が出場。メインイベントをしっかり締めており、これを見た藤波は「久々にシングルやりたくなって来たな」と棚橋にラブコール。逆に藤波との対戦をかねてから熱望していた棚橋は「しっかり受け取りました」と受諾している。 会見で藤波は「記念大会はタッグか6人タッグだったので、シングルでも1回やってみたいなと。その対戦相手は自分の気持ちの中に長年あった、新日本プロレス入門当時からずっと僕が見て来た棚橋クン。自分が離れてから目まぐるしい成長を遂げて、新日本のトップを今走っているわけで、自分がその状況を迎えた中で、今の新日本のトップの選手と当たったらどうなるのかな?って。自分の中で勝負に出ていこうと。現役を続行する意味ではいい機会が出来たのかなと思います」と棚橋戦への思いを語った。 棚橋は「藤波さん、武藤(敬司)さん…新日本プロレスで正統派と言われる選手に憧れて、藤波さんの肉体美に憧れて、一生懸命トレーニングして、2人の背中を追いかけてきましたけど、こうして藤波さんとシングルが出来るのは貴重で僕の財産、宝になるんじゃないかという気持ちがあります。今の現役選手、若い選手からしたら異次元の世界観を出せるような気がするので、60分フルタイムドローの気持ちで全力で闘います」と語り、伝説の1988年8.8神奈川・横浜文化体育館で行われた、藤波とアントニオ猪木による60分フルタイムドローを引き合いに出していた。ちなみに、棚橋は藤波が最後にIWGPヘビー級王座を戴冠した東京ドーム大会(猪木引退試合)を観戦しており、「藤波頑張れ!」と客席から声援を送っていたほどの藤波ファンである。 両者のシングル対決は2002年以来、20年ぶり。棚橋は左の張り手やドラゴンスクリューなど、藤波の技を使い続けており、最近では丸め込み系の技で勝利を収めることも多くなって来た。棚橋が言うように、この時期に藤波とシングルで当たるのは貴重なのかもしれない。(どら増田)
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スポーツ 2022年09月08日 19時40分
阪神・伊藤に「怠慢プレーだ」と批判 上空を見上げマウンドに棒立ち、マルテ・佐藤のお粗末ミスを誘発?
7日に行われ、阪神が「9-1」で勝利したヤクルト戦。阪神の一塁手・マルテ、三塁手・佐藤輝明が犯したミスがネット上で物議を醸している。 問題となっているのは、「6-0」と阪神6点リードで迎えた6回表1死でのこと。阪神先発・伊藤将司はカウント「2-1」からストレートを投じ、打席の濱田太貴にマウンド上空へ高々と上がる凡フライを打たせる。ところが、共に打球を追ったマルテと佐藤は連携がとれなかったのか、落下してくる打球をお見合いし捕れず。完全に打ち取った当たりを二塁打にしてしまった。 1死二塁となった後、伊藤は塩見泰隆にタイムリー左安を打たれ失点。この日の「9回1失点・被安打5・四死球0」で完投勝利を挙げた伊藤にとって、6回表の失点は今季3度目の完封勝利をフイにするもったいない失点となった。 >>阪神戦の審判、監督押しのけ選手に肉薄!「前代未聞」と批判殺到、西武・中村とのトラブル以前にも問題<< 同戦唯一の失点を招いた拙守に、ネット上ではマルテ・佐藤への批判と共に「こんなつまらんミスで完封邪魔されたのは可哀想」、「何の変哲もない打球を落とされて二塁まで行かれたのは気の毒すぎる」、「フロントは今日の伊藤を完封扱いで査定してあげてほしい」と伊藤に同情するコメントが相次いだ。 ただ、伊藤への反応は同情ばかりでなく、中には“自業自得”な面もあったのではという指摘も上がっている。濱田が打球を打ち上げた直後、マルテと佐藤はそれぞれの守備位置からマウンドへすぐに走り出したが、伊藤は上空を見ながらその場に棒立ち。そこから後方を見ないまま三塁方向へ後ずさりし、佐藤は接触を避けようと一瞬打球から目線を切っていた。ネット上には「今のは伊藤も何突っ立ってんだって責められる場面では」、「本塁方向へ避けた方が良かったな、佐藤が目線切らなきゃ捕れてたかもだし」、「捕るなら声出してアピール、捕らないならすぐ場を空けるべき、それを怠ったのはある意味怠慢プレーだ」といった意見も散見される。 今回の拙守に直接関与したのはマルテ、佐藤の2名だが、落下地点付近で緩慢な動きをしていた伊藤にも非はあるとみたファンも少なからずいたようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年09月08日 17時30分
DeNA、ビジターとデーゲームを征せよ! 奇跡の大逆転Vに必要な苦手要素の払拭
首位スワローズ追撃をもくろんでいるベイスターズ。8月は18勝6敗と猛スパートをかけ、勝負の9月に突入した。前半の雨天中止や、コロナによる順延が9月に回り、今月は30日間で休みは3日間のみと未曾有の超過密日程となっている。 懸念材料はベイスターズの誇る勝利の方程式、伊勢大夢、エドウィン・エスコバー、山崎康晃の“防御率1点台トリオ“と、脇を固める平田真吾、入江大生らの鉄壁のリリーフ陣の疲弊と思われていた。伊勢とエスコバーはセ・リーグ1位の登板数の59を数え、クローザーの山崎も同7位タイの48。回またぎもある入江も46と、リーグ最少のゲーム消化数であるにもかかわらず、ブルペン陣の負担は深刻な状況。登板していないピッチャーもブルペンで常時肩を作っており、斎藤隆チーフ投手コーチも「みなさんには見えないが、彼らも肉体的、精神的にも疲労がある」とコメントしていたことからも、リリーフ陣の整備が最重要課題と思われていた。 しかし9月に入り、1日のドラゴンズ戦こそ7得点と打線が奮起したが、2日からのカープ戦から一転沈黙。トータル5戦で得点は0、0、0、2、3と機能不全に陥り、完全に勢いを失っている。6日のジャイアンツ戦こそ4番・牧秀悟のタイムリーとキャプテン・佐野恵太の意地のホームランで僅差のゲームを制したが、7日は18−3と屈辱的大敗を喫し、東京ドームに駆けつけた熱心なベイスターズファンもゲームセットを待たずに席を立つ姿が散見された。 嫌なデータは他にもある。ホームゲームは34勝23敗と大幅に勝ち越しているが、この日の敗戦でビジターゲームは28勝32敗と4つの負け越しとなっており、この先まだ9ゲームを残している点も不安。さらに9勝23敗と大の苦手としているデーゲームも6試合残している。6日も山崎以外のリリーバーはギリギリの投球が続いていただけに、打線の奮起で苦手のビジター&デーゲーム克服が、栄光へ向けての重要なキーポイントとなりそうだ。写真・取材・文 / 萩原孝弘
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スポーツ
マーベラス門倉凛&Mariaが10.9大阪城での対コズエンに向けて、バチバチファイトを披露!
2021年10月04日 22時30分
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スポーツ
戦力外の楽天・藤田、他球団移籍ならまだ活躍できる? 有力候補は阪神・日本ハムか、代名詞の守備以外にも好材料アリ
2021年10月04日 21時30分
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スポーツ
石川佳純、東京五輪後「1年ぐらい経ったように感じる」 キッズとの交流で“カスミンスマイル”全開!
2021年10月04日 20時00分
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スポーツ
阪神・矢野監督に球界OBが“佐藤スタメン”主張も反発相次ぐ 裏目なら今季終戦? 得意球団相手の起用が望まれないワケは
2021年10月04日 19時55分
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スポーツ
DeNA、新守護神・伊勢がチームの命運を握る? 紆余曲折が続く最終回問題の行方は
2021年10月04日 17時30分
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スポーツ
阪神・マルテ、3戦連発はクビ回避のため? 10月絶好調の理由を達川氏が指摘、結果に貪欲な背景にファンからも納得の声
2021年10月04日 15時30分
特集
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岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
芸能
2025年08月05日 23時00分
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野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
スポーツ
2025年07月25日 23時30分
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「19」岡平健治、音楽をやっていなかったら…… 経営者としての信条、明かす
芸能
2025年08月04日 10時00分
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豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
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豊ノ島“ライバル”琴奨菊との思い明かす 業界には「いい物は残し、時代に併せて変わっていけば」と期待
芸能
2025年07月20日 12時00分