スポーツ
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スポーツ 2022年09月16日 11時00分
日本ハム・新庄監督、止まらない走塁ミスに激怒? 今秋キャンプは“鬼軍曹”に変貌か「気を遣うのは今年だけ」
「諦めない」。オリックスはソフトバンクとの優勝争いを、そして、BIGBOSS新庄剛志監督は若いチームを育て、作り変えていこうとしていた。 9月15日の両チームの一戦はオリックスが延長12回、サヨナラ勝ちを収めた。しかし、こんな見方もできる。新庄監督の采配が裏目に出て、日本ハム打線が流れを掴みきれなかった、と――。 「日本ハム打線はオリックスを上回る12安打を放っています。でも、盗塁を仕掛けたものの、全て失敗に終わっています」 この一戦を観たプロ野球解説者がそう評していた。 >>日本ハム・新庄監督の指示を「気持ち悪い」とバッサリ? チーム改革続く中、問題となった選手たちの態度<< 4盗塁死が響いて競り負けた、そんな感じの一戦だった。 「(相手の)キャッチャーがよく刺した」試合後の新庄監督の言葉だ。サヨナラ負けの屈辱からか、淡々と答えていた。 “盗塁死”が最も響いたのは、延長12回表。最後の攻撃機会だ。無死一塁、「バスターエンドラン」のサインを見破られた。オリックスバッテリーはバットの届かないところに投球を外し、ボールはキャッチャーから二塁へ。一塁走者はタッチアウト。勝ち越しのチャンスは潰えてしまった。 「(打球を)転がして、一、三塁にしたかった。いいゲームだったんだけどなあ…」 新庄監督がそうボヤいた。 「延長11回、清宮幸太郎も盗塁失敗でアウトになっています」(前出・プロ野球解説者) 清宮は単独スチールを決められるような俊足タイプではない。となれば、二盗はベンチの指示だろう。 チーム関係者によれば、「グリーンライトのサイン」が出ていたという。 「ランナーが『盗塁できる』と思ったら、好きに走っていいのサインです。新庄監督になってから取り入れられたもの。いや、もともとあったんだけど、新庄監督になって、重要視されています」 新庄監督は盗塁や、野手と野手の間に打球を転がして相手守備陣を攪乱させる攻撃を好む。 バスターエンドランを見破られた12回表の攻撃にしても、そうだ。成功していたら、新庄監督がボヤいていた通り、「無死一、三塁」でオリックス守備陣にキョーレツなプレッシャーを与えていた。成功すれば大量得点のチャンス、でも失敗すれば…。 新庄監督のめざす野球は、失敗した時の代償が大きい。 「秋季キャンプでバントやエンドランなどの練習を徹底的にやるそうです。成長過程の若い選手が多いし、突出した4番バッターに頼るのではなく、走者が主役になるチームにしようとしています」(前出・チーム関係者) 9回、パ・リーグ首位打者争いトップの松本剛が代打起用され、クリーンヒットを放った。故障が完全に癒えていないことと、連戦疲労が考慮されてベンチスタートとなったのだが、新庄監督は松本にタイトルを獲らせてやりたいとも話していた。 「でも、そういう気を遣うのは今年だけだからね」 機動力に活路を見出す野球に、特別扱いの選手はいらない。新庄スタイルが完成されるまで、もうしばらく時間が掛かりそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年09月16日 10時50分
GHCタッグ王座挑戦へ小島聡が杉浦貴とのタッグを始動!「こんなにチームとして乗りに乗っているチームはなかなか」
プロレスリングノアが15日、『STAR NAVIGATION 2022』東京・後楽園ホール大会を開催した。第5試合では、6人タッグマッチ、鈴木秀樹&ティモシー・サッチャー&イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.が、杉浦貴&小島聡&望月成晃と対戦。9.25愛知県体育館大会では、GHCタッグ選手権試合、チャンピオンチームの鈴木&サッチャーに、杉浦&小島が挑戦する。 試合は杉浦&小島が不穏な空気になりながらも、最後は小島がワグナーをウエスタン・ラリアットでカウント3。試合後、小島は杉浦に仲直りの握手を求めると、ダメージの深い杉浦は一本指で応じた。 バックステージでは小島が「あ、スギいた。ありがとうございました。スギ…」と言うと、杉浦は「なんで自分だけ逃げるの? 逃げれる余裕があるなら、俺も引っ張って逃げてよ」と抗議。小島は「自分しか逃げれなかった」と弁明するも、杉浦は「そういうところ出るよね」と不信感を拭えない様子。 すると、小島が「人まで助けてあげられる力がなかった。自分しか逃げられなかった」と開き直り、杉浦は「そういうところ出るよね。自分さえ良ければいいって」とチクリ。「不可抗力だから、これは本当に」とまた弁明する小島に、杉浦は「逃げるなら、俺にもちょっと力を貸してくれれば」と哀しみの表情を浮かべる。 小島は「間に合わなかった。自分だけ逃げればいいかと思って。自分だけとりあえず逃げなければと思って。でも、本当はスギのことをスゲェ思ってたんだけど。本当にこれは謝らなきゃいけないと思ってて。今は終わったばっかりだから、たぶん頭に来ていると思うけど、あと3分ぐらいしたらきっと気持ちに余裕ができると思う。俺はできてるから、余裕が。スギ、ありがとう!チャレンジャーになること決まっちゃって。こんなにチームとして乗りに乗っているチームはなかなか…。俺は32年やっているけど、こんなにウマが合うチーム、本当に初めてだから。誤爆したけど、同い年って意外といないから、この世界に。この世界で本当に同い年って…」と話しているところに、パイプイスを持って鈴木が乱入。 鈴木は「イス投げるぞ!どっちやんだ?」と挑発すると、杉浦は「こいつだけやっちゃえよ!」と小島を差し出す。小島は「ふざけんなよ、コメント中だぞ!」と言って、杉浦とともに去っていった。 プロレス愛溢れる小島にとって、天山広吉とのテンコジとはまた違った面白いタッグチームが出来るかもしれない。◆プロレスリングノア◆『STAR NAVIGATION 2022』2022年9月15日東京・後楽園ホール観衆 538人▼6人タッグマッチ(30分1本勝負)鈴木秀樹&ティモシー・サッチャー&●イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.(15分36秒 片エビ固め)杉浦貴&小島聡○&望月成晃※ウエスタン・ラリアット(どら増田 / 写真©︎NOAH)
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スポーツ 2022年09月15日 22時30分
西村修&川松真一朗の地方議員タッグが“神様”カール・ゴッチさんの墓参り「ゴッチさんの精神を伝えたい」
DDTプロレスの9月25日東京・後楽園ホール大会で、西村修文京区議(以下、西村)と“議員タッグ”を結成し、プロレスデビュー2戦目に臨む川松真一朗都議(以下、川松)が14日、東京・荒川区の回向院にある“プロレスの神様”カール・ゴッチさんの墓参りをした。 川松は8月20日に東京・大田区総合体育館大会で行われた6人タッグマッチ、高木三四郎&高尾蒼馬&川松と西村&彰人&大石真翔戦でプロレスデビュー。試合は西村の足4の字固めで敗れたものの、試合後に西村から「歴史と伝統あるプロレスに興味あるなら、無我にお誘いしましょう」と勧誘されるほどプロレスラーとして適性を見せた。 川松は「認めていただいたということで、追求させていただいてよろしいでしょうか?」とこれを喜んで快諾。高木社長の提案で、西村の地元である文京区にある後楽園ホールでのタッグが決定し、彰人&納谷幸男組と対戦することが決定している。 自らが率いる無我入りを勧誘した西村は「デビュー戦で戦わせていただいて、伝えなきゃいけないことが山ほどある。ゴッチさんの精神を川松先生に伝えたい」として、師であるゴッチさんの墓を訪問。2人は墓の掃除をして、供養をした。西村と初タッグとなる川松は「彰人さんには、デビュー戦でも胸を貸していただいた。全く何もできなかったんで、少しでも彰人さんを脅かすよう努力したい。納谷さんは、テレビ朝日時代、相撲担当の記者をやってたんで、(祖父の)大鵬親方のことも考えながら、それも含めて納谷さんに思いきりぶつかりたい」とかなり気合いが入っている様子。 さらに、川松は「戦いですから勝つためにやりますし、強くなりたいです。ですが、それ以上に前回の反省点があります。いろいろご指導いただいてるんで、一つでも課題をクリアできるよう、全力で臨みます。結果が良ければいいと思いますが、一生懸命やりたい。小手先で勝つとかじゃなく、西村さんにご指導いただいてゴッチさんのイズムを持って、勝ち負けより大事なことを学びたい」とゴッチイズムを胸に初勝利をめざす。 西村は「大田区と違って、後楽園は客層の違いもあるでしょう。前回は3対3でしたが、今回は2対2で、前回の20倍くらい、しんどい思いをしなきゃいけない。2人しかいませんから。場数を踏むしかない。リング上でその場その場でのアドバイスになっちゃう。私がリング上で指導します。全部が全部ハッピーな戦いじゃないですから。悪い思いもいい思いもいろいろ経験しないと。相当な覚悟を持ってもらわないと。大変なことになる」と川松に忠告。あくまでも試合を通して育てていく意向だ。 もちろん、公務を優先しながらのプロレスラー活動となるが、こうしてゴッチイズムを広めるのも西村の役割なだけに、期待したい。(どら増田)
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スポーツ 2022年09月15日 18時30分
横綱・照ノ富士、取組後の不穏なシーンに心配相次ぐ「動きがおかしい」 1敗守るも古傷が限界寸前か
14日に行われた大相撲9月場所4日目。今場所3勝目を挙げた横綱・照ノ富士の取組後の姿がネット上で物議を醸している。 前日まで「2勝1敗」の照ノ富士はこの日、同じく「2勝1敗」の平幕・明生と対戦。立ち合い明生に反時計回りに動かれた照ノ富士は、体勢を揺さぶられた隙を突かれもろ差しを許す。ただ、同時に両腕を抱え込み明生の動きを封じると、最後は豪快に地面へ極め倒し勝利した。 多少苦戦したものの金星を許さなかった照ノ富士だったが、取組後の一礼を終え勝ち名乗りに移る際、3秒ほどかけてゆっくり腰を下ろすなど両膝をかばうようなそぶりを見せる。また、土俵を降りる際も膝をほとんど曲げず突っ張った状態で足を動かしていた。 >>大関・貴景勝戦、敗れた力士が土俵下で逆ギレ? 花道取材も拒否の真相は 取組直後の表情が物議<< この照ノ富士の姿を見て、ネット上のファンからは「照ノ富士一応勝ったけど明らかに動きがおかしいな」、「取組中も踏ん張りきいてないように見えたし相当ひざの状態悪そう」、「昨日もひざかばってたしかなり重症っぽくない?」、「まだ残り11日もあるのに…もしかして最後まで耐えられないんじゃないか」といった心配の声が相次いだ。 「膝の動かし方が不穏だと心配されている照ノ富士ですが、押し出しで勝利した前日の平幕・琴ノ若戦後も、右膝を一度振ってからゆっくり腰を下ろすなど、古傷を抱える両膝を気にしたようなそぶりを見せています。また、膝の影響もあるのか今場所は初日から相手にうまく圧力をかけられずに苦戦する相撲が目立っており、2日目の平幕・翔猿戦では懐に入られると成すすべなく寄り切られ金星を許しました。照ノ富士の両膝不安は今に始まったことではないとはいえ、まだ全日程の3分の1も消化してない序盤の段階で、膝を曲げるのにもひと苦労というような姿を見せたことはあまりありません。直近の場所と比較しても両膝の状態が芳しくないことは明白で、この調子だと残り11日間も苦戦が続く可能性はもちろん、場合によっては途中休場に追い込まれる可能性もゼロではないのでは」(相撲ライター) 15日の5日目は、立ち合いからの鋭い出足を武器に初日から4連勝中の平幕・玉鷲に圧倒され敗れた照ノ富士。早くも優勝が厳しくなってきている状況だが、ここから踏ん張り復調を果たすことはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年09月15日 17時30分
DeNA・三浦監督「意識も技術も変わってきている」 外国人頼みからの脱却担う若手の台頭
「最も大きな原因は外国人選手の入国が遅れてしまったことだと思う。本来、三浦新監督を迎え、戦力面、環境面を整えるのがわれわれの仕事。それをできなかったことを大変申し訳なく思います」昨年の4月19日新外国人の獲得会見で、ベイスターズ・三原一晃球団代表が発した謝罪の言葉だ。昨シーズンのその時期は、泥沼の8連敗真っただ中。21試合を消化し3勝15敗3分の借金12で最下位に沈んでいた。 打線の中核を成すタイラー・オースティンとネフタリ・ソトが、コロナ禍によるビザ発行手続きの遅れで来日が開幕に間に合わず、戦力は大幅ダウン。結果1年目の三浦ベイスターズは苦しい戦いを強いられた。 今年もオースティンは右肘手術の影響で未だスタメンはなく、ソトはコロナ感染もあり、絶対的なスタメンには至っていない。しかし昨年とは違い、その穴を埋める若手が頭角を現している。 シーズン中盤は右の大砲・蝦名達夫のスタメン起用で一定の成績を残し、現在は関根大気と楠本泰史が躍動。期待のホープ・森敬斗はスピードと強肩でスタンドを沸かせている。先週の東京ドームのジャイアンツ戦では、ショートゴロの間にセカンドランナーの森がサードを奪い、9日の横浜スタジアムでのタイガース戦では、セカンドにいた関根がサードへスタートし、ファーストにいた佐野もスタートを切り、ダブルスチールを成功してみせた。10日にはソトに代わって6番に入った楠本泰史がタイムリーツーベースで貴重な打点を挙げ、12日のスワローズ戦ではタイムリー、犠打、3四球と活躍。おのおのレギュラーの座を虎視眈々と狙うだけの実力をつけてきた印象だ。 三浦大輔監督もレギュラーとの差に「徐々にですけどね。まだまだもっと上げていかないといけないですけど。去年に比べればもちろん、全体的に良くなってきています。意識も技術も変わってきています」と手応えを口にしている。ヒッターズパークである横浜スタジアムを本拠地に置くベイスターズにとって、外国人のパワーはもちろん魅力。しかし足も使え、守備もこなせる若手の台頭は、得点のバリエーションを増やすこと、失点を防ぐことをも可能にする。豪快さと緻密さを兼ね備える番長野球の完成は、彼ら若手の成長が重要な鍵となる。写真・取材・文 / 萩原孝弘
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スポーツ 2022年09月15日 15時30分
阪神マルテ、球審睨み激怒?「どこがストライクだ」不可解判定に批判相次ぐ、直前にも怪しいジャッジ連発
14日に行われ、阪神が「6-5」で勝利した広島戦。球審・福家英登審判の判定がネット上で物議を醸している。 問題となっているのは、「5-4」と阪神が1点リードを奪った6回裏2死三塁でのこと。打席の阪神・マルテに対し、広島2番手・森浦大輔はカウント「2-1」からの4球目にストレートを投じる。この球はマルテから見て高さはみぞおち付近、コースはベース板の左端スレスレで、どちらもかなり際どく、捕手・會澤翼はミットを大きく右斜め下方向に動かす、いわゆる“フレーミング”(際どい球を審判にストライクと判定させるための捕球技術)を見せていた。 マルテも体に近いと感じたのか少し腰を引きつつこの球を見送ったが、福家審判はストライクと判定。コールの直後、マルテは福家審判の方を振り向き数秒ほど凝視するなど判定に不服そうな態度を見せた。 >>阪神助っ人に岡田元監督が酷評!「ボロクソ言われるのも当然」致命的弱点指摘にファン納得、獲得自体がミスと指摘も<< この福家審判の判定を受け、ネット上では「今の内角球の判定はおかしい、どこがストライクなんだ」、「高さはまだしもコースは外れてるだろ、マルテも避け気味だったわけだし」、「マルテがイラっとするのも分かる、あれは打ちにいってもファールにしかならない気がする」、「ストライク球なら會澤もあんなあからさまなフレーミングしないだろ」といった不満が相次いだ。 マルテへのストライク判定に疑問の声が集まる中、一部の間ではその直前の判定も問題視されている。6回裏の福家審判は先頭・原口文仁がカウント「3-1」から、左肘を引いて間一髪で直撃を回避した内角球をストライクと判定。また、1死一、二塁では梅野隆太郎がカウント「1-2」から見送ったストライク気味のアウトローをボールと判定している。ネット上には「この回だけで3つも怪しいジャッジ下しててヤバすぎる」、「内角判定甘すぎるし逆に外角は辛すぎ」といった意見も散見される。 「公認野球規則では、ストライクゾーンは『打者の肩の上部とユニフォームのズボンの上部との中間点に引いた水平のラインを上限とし、ひざ頭の下部のラインを下限とする本塁上の空間』と定義されています。ただ、各審判が全ての試合で定義通りにゾーンを判定しているかといわれればそうではなく、試合によって判定にバラつきが出る日もあります。人間が目視で行う以上バラつきが出るのは致し方ない面もあるのですが、今回の福家審判は1イニングで怪しい判定を連発したこともあり、やり玉に挙げられてしまったようです」(野球ライター) 物議を醸す判定が相次いだ6回裏に3点を挙げた阪神が、1点差で逃げ切る結果となった14日の試合。福家審判のジャッジが試合展開を大きく影響したとモヤモヤを抱いたファンも少なくなかったようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年09月15日 11時00分
ロッテ・佐々木朗希の5回降板、故障が原因ではない? 井口監督の不自然な起用法は優勝争いにも影響大か
千葉ロッテ・井口資仁監督は、残り14試合を見越したうえでそう答えたのだろうか。9月14日の北海道日本ハムファイターズ戦で先発した佐々木朗希が、5回降板となった。 6回表、「ピッチャー交代」がアナウンスされた時、ZOZOマリンのスタンドがざわついた。佐々木は初回にいきなり先頭打者弾を食らったが、すぐに立ち直って毎回の6奪三振をマークしていた。まだ58球しか投げていない…。 「真っ先に予想されたのが、ケガ」(スポーツ紙記者) 記者室からロッテのベンチ裏に走る者もいた。故障説はすぐに否定され、試合後に井口監督が、「予定通りです。次回の登板も含めて、5回というところを今日は目安に」と、説明し直したのだ。 >>ロッテ・マーティン、「今年でクビ」投稿に“いいね” 井口監督も最後通告か、大不振抜け出せず精神崩壊?<< 「次回登板を見据えて」――。どうやら、パ・リーグの優勝争いのカギを握るのは、佐々木ということになりそうだ。 同日、福岡ペイペイドームで首位・ソフトバンクが埼玉西武を下し、「15日にもマジックナンバー点灯」の状況となった。 仮に優勝ラインを「75勝」とした場合、ソフトバンクは7勝8敗で到達するが、2位・オリックスは7勝4敗、3位・西武は8勝2敗、4位・東北楽天は11勝4敗となる(順位は14日終了時点、引き分け考慮せず)。しかし、ソフトバンクは簡単に75勝には到達できないだろう。 「ソフトバンクはロッテと5試合も残しています。オリックスも3試合残っていて、西武は2試合、楽天は4試合。ロッテが石川歩、美馬学、佐々木をソフトバンク戦にぶつけてくれば、苦戦するのは必至」(プロ野球解説者) 5位・ロッテは3位・西武とは3.0ゲーム差であり、Aクラス入りの可能性は十分に残されている。全て勝つつもりで臨むはずだ。 先のプロ野球解説者が、5回降板ながら9勝目を挙げた佐々木をこう評していた。 「5回での交代は、正解でした。この日の最速は159キロ、球速は出ていましたが、日本ハム打線は『速い』とは感じていなかったと思う。調子は良くない」 ピッチング・データを見返してみたが、直球での空振りは「1回」だけ。確かに調子は良くなかったようだが、「前回登板の9月2日が良すぎた」とも言える。試合には敗れたが、9回1失点でまとめており、投球数はわずか97球。その“省エネ・ピッチング”に、「ストライク先行、変化球主体で打ち損じを誘うイニングも見られた」と、成長を認める声も多く聞かれた。 その後、ロッテ首脳陣は「9回を投げた疲労」を危惧して、中11日も間隔を空けて14日の登板となったわけだが、井口監督が明言を避けた記者団の質問が1点だけある。 「佐々木の次回登板は?」 ロッテは残り14試合。ローテーション投手を順番に全員投げさせるのか、それとも、規定投球回数まで「あと19回3分の2」となった佐々木を優先させるのか…。佐々木が3試合に先発してくれば、ソフトバンク、オリックスにとっても脅威となる。 20歳の怪物が優勝チームを“変える”かもしれない。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年09月15日 10時55分
KO-Dチャンピオン樋口和貞とAEWから一時帰国の竹下幸之介が最後の前哨戦「俺たちのメインイベントもっとおもしろくなるよな」
DDTプロレスが13日、東京・花やしき内浅草花劇場で『Who's Gonna TOP? 2022 TOUR in ASAKUSA』を開催した。メインイベントでは、樋口和貞&吉村直巳&石田有輝のハリマオが、竹下幸之介&上野勇希&小嶋斗偉のサウナカミーナと6人タッグマッチで対戦。25日の東京・後楽園ホール大会でKO-D無差別級チャンピオンの樋口に竹下が挑戦するだけに、これが最後の前哨戦となった。 小嶋と石田が先発を買って出て、バチバチにやり合えば、上野と吉村も負けじと張り合っていく。だが、やはりこの試合の軸はタイトルマッチを控えた2人。竹下がエルボー、樋口がチョップを交互に繰り出し激しく打ち合うと、竹下がパワーボム、ブルーサンダーを見舞えば、樋口は串刺しラリアット、ブレーンクロー・スラムで反撃。竹下が樋口をジャンピング・ニーで吹っ飛ばすと、タッチした石田が丸め込み。これを返した竹下はザーヒーから、さらに走り込んでのザーヒーを石田に叩き込みカウント3。竹下が前哨戦を制している。 試合後、竹下は「ハリマオ、おもろいやんけ。樋口、9.25後楽園。俺たちのメインイベント、そのKO-D無差別級選手権、もっとおもしろくなるよな」と挑発すると、ベルトを掲げた樋口が仁王立ち。前哨戦は敗れたが樋口はチャンピオンとして一歩も引かなかった。 バックステージで竹下は「アメリカ(AEW)に戻るまで時間がないんで。日本にいる、この1か月で新時代のプロレスを作らないといけない。俺たちのDDTの世代で新時代のプロレスを作らないといけない。今までの日本のプロレスにないもの、アメリカ、メキシコ、イギリスにもないプロレスを俺たちなら作れると思うから。次は樋口とシングルで、久しぶりのメインイベントで闘うんで、樋口とは新時代のKO-D無差別級選手権を見せたいと思う」と世界規模のタイトルマッチを見せたい様子。 樋口は「今日はやられた。最後の前哨戦ということで、改めて強いなって、バケモノだな。ただ、通用する部分もあったと思う。俺はもう当たって突き抜けるだけ。竹下と後楽園でベルト懸けて当たれるのが楽しみです」とニヤリ。強い竹下相手に防衛戦が出来る喜びを感じているようだ。◆DDTプロレス◆『Who's Gonna TOP? 2022 TOUR in ASAKUSA』2022年9月13日東京・花やしき内・浅草花劇場観衆 233人(超満員札止め)▼ハリマオvsThe37KAMIINA!(30分1本勝負)樋口和貞&吉村直巳&●石田有輝(19分9秒 エビ固め)竹下幸之介○&上野勇希&小嶋斗偉※ザーヒー(どら増田)
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スポーツ 2022年09月14日 20時50分
中日・立浪監督の木下酷評に「怒る相手が違う」と批判も 痛恨の走塁死直前にあった、致命的ミスは
13日に行われ、中日が「0-1」で敗れたDeNA戦。「5番・捕手」で先発した中日のプロ7年目・30歳の木下拓哉にまつわる立浪和義監督の苦言がネット上で物議を醸している。 立浪監督が問題視したのは、両チーム無得点の2回裏2死二、三塁でのこと。打席の中日・土田龍空がカウント「1-1」から三塁方向へ転がるバントを仕掛けたところ、三走・木下が中途半端にベースを飛び出し三本間に挟まれる。木下は同時に三塁へ向かっていた二走・マルティネスに帰塁するよう指示した後、DeNA内野陣がマルティネスの挟殺を狙う間に本塁に突っ込んだものの、余裕をもってアウトにされてしまった。 2者残塁で先制機をつぶす形となった木下の走塁について、試合後に取材に応じた立浪監督は「2死で、バントで、三走があそこで止まって、何が起こるかっていう話です。これは選手の野球観につながる問題」とコメント。憤死覚悟で突っ込むならまだしも、中途半端に止まっていてはアウトにされるのは当然と消極的姿勢を酷評したという。 >>プロ野球・中日戦の審判に「納得できない」怒りの声 試合終了間際の判定変更に批判、木下への態度も物議<< この立浪監督のコメントを受け、ネット上には「確かにあそこで止まるのはちょっと逃げ腰だなとは思った」と同調の声が上がったが、中には「怒る相手が違うだろ、木下よりいきなりバント仕掛けた土田の方を怒れよ」、「土田が独断で変なことやらなければ木下がミスすることも無かったのでは?」、「2死二、三塁、三塁ランナーは鈍足っていう状況でセーフティを選んだ土田の思考が全く理解できない」と、非があるのは木下ではなく土田だというコメントも見られた。 「木下が本塁憤死するきっかけとなった土田のセーフティバントですが、立浪監督は試合後取材の中でサインではなく本人の独断だったと説明しています。自分が生きることだけを意図したセーフティバントだったのか、それとも木下の本塁生還も狙ったセーフティスクイズだったのかについて言及はありませんでしたが、仮にバントなら成功しても一塁が埋まるだけ、スクイズの場合でも木下は俊足でもないため決まる可能性は低く、どちらもリスク・リターンが見合っていません。これもありファンの間では先制機をつぶした戦犯は木下ではなく土田の方ではないかと、土田には特に苦言は呈さなかった立浪監督に不満を抱く意見も散見されます」(野球ライター) 2回裏の先制機を逃した後も、最後まで得点を奪えず完封負けを喫した中日。これで今季の完封負けは球団ワーストをさらに更新する26回となっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年09月14日 18時35分
大関・貴景勝戦、敗れた力士が土俵下で逆ギレ? 花道取材も拒否の真相は 取組直後の表情が物議
13日に行われた大相撲9月場所3日目。今場所2敗目を喫した平幕筆頭・翔猿の取組後の様子がネット上で物議を醸している。 前日まで「1勝1敗」の翔猿は、同じく「1勝1敗」の大関・貴景勝と対戦。前日に横綱・照ノ富士を破り初金星を挙げた翔猿だったが、この日は立ち合いから貴景勝に押し込まれまたたく間に土俵際に追い込まれると、強烈なもろ手突きで土俵下・溜席まで吹っ飛ばされた。 取組時間わずか2秒で完敗を喫した翔猿だったが、取組終了後は溜席に座り込んだまま、土俵上の貴景勝を数秒ほど凝視するなど呆然とした様子を見せる。その後は立ち上がり一礼を終え花道を引き揚げたが、NHK中継の花道担当アナウンサーは「翔猿に立ち合いのことを聞いたんですが、今日は無言でしたね」と取組後の取材に応じてもらえなかった旨を報告した。 >>大関・貴景勝に貴闘力氏が「大して強くない」と酷評 過去には白鵬も苦言、突き押し一本のスタイルはもはや限界か<< この翔猿の様子を受け、ネット上には「負けた後の翔猿、なんか凄い不貞腐れたような表情してたな」、「相手睨みつけて取材も拒否ってえらい不満げだな」、「貴景勝が何かけしかけたわけでもないのに何で逆ギレ気味なんだ?」、「過去に因縁があるならまだ分かるが、2人はそんな関係でもないしなあ」といった驚きの声が寄せられた。 ぶぜんとしていた翔猿を不思議に思うコメントが集まる中、一部からは取組中にアクシデントが発生していたのではという見方も上がっている。同戦の翔猿、貴景勝はお互いに立ち合い頭から突っ込んだが、貴景勝の方が体勢が低かったため、翔猿は下から突き上げられるようにもろに頭突きを受ける形に。この後全く抵抗できないまま敗れたが、ネット上には「もしかして立ち合いの衝突で脳震とうを起こしてたんじゃないか」、「土俵下で険しい顔してたのは意識がもうろうとしてたからで、悪意はなかったって可能性もあり得るな」、「取材に応じなかったのも、治療を優先するためと考えれば一応合点はいくな」といった意見も散見される。 取組後は特に故障情報は伝えられず、4日目も通常通り出場予定の翔猿。ファンの間で物議を醸した不穏な光景の真相は果たしてどこにあったのだろうか。文 / 柴田雅人
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オリックス悲願の優勝に向けて落とせない残り4試合を総力戦で戦う!
2021年10月19日 17時30分
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阪神・西、物議を醸した早期降板は独断だった?「ビックリした」金村氏が怠惰な思惑を指摘、首脳陣を激怒させたのではと憶測も
2021年10月19日 15時30分
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西武・松坂が引退前日練習で遊んでいた? 同僚との談笑で見せた大物ぶり、その裏にあった恩師の教えとは
2021年10月19日 11時15分
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新日本ザックG1決勝進出ならずも「IWGP世界王者に勝ってる!ベルトの挑戦は保証されてるってこと」
2021年10月19日 11時00分
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新庄剛志氏、日本ハム電撃復帰“匂わせ”? SNS上での異変に憶測の声、テレビ番組では意味深発言も
2021年10月18日 20時30分
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田中将大に「初めて見た」「物に当たるなんて」驚きの声 ベンチで怒り爆発? 試合後には意味深発言も
2021年10月18日 19時30分
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DeNA・武藤「感謝してもしきれない」 引退会見でファンへの思いを吐露、思い出に強く残る試合も語る
2021年10月18日 18時30分
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朱里&舞華が中野たむ&白川未奈を撃破!スターダムタッグリーグ戦開幕
2021年10月18日 17時30分
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オリックス・杉本に怒りの声「審判を騙すなんて呆れる」 敵選手も首をかしげた動きに批判、死球狙いでわざとひじを出した?
2021年10月18日 15時30分
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斎藤佑樹の引退試合、球団は敵軍に異例のお願い? 長年封印されたポーズも披露、グラウンド内外でラスト登板を演出か
2021年10月18日 11時40分
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新日本G1、Aブロック最終戦のメインは飯伏幸太対KENTA!飯伏3連覇へ負けられない闘い
2021年10月18日 11時30分
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スポーツ
東京女子・山下実優と伊藤麻希がタッグ再始動も「オマエの好きはビジネスなんだよ!」と微妙な雰囲気に
2021年10月18日 10時50分
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スポーツ
ヤクルト・青木に先輩が激怒「誰に口きいとんやオラァ!」 宮本氏がベンチ裏の大騒動を暴露、4年後の謝罪エピソードも明かす
2021年10月17日 11時00分
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スポーツ
ロッテ・小島、今季の覚醒は新女房役のおかげ? 涙の首位攻防戦でも存分に発揮されていたスキルとは
2021年10月16日 17時00分
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スポーツ
楽天・安楽、先輩にタメ口をきき荷物も持たせた? 大久保氏が入団当初の素行不良ぶりを明かす、直前の不祥事もメンタルに影響か
2021年10月16日 11時00分
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スポーツ
楽天・オコエのお粗末プレーに石井監督が激怒? 致命的ミス翌日の二軍降格が物議、ブレーク気配からの大失速に失望も
2021年10月15日 20時30分
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スポーツ
阪神・矢野監督の采配に反発の声「褒められたものでは無い」 勝負どころの強攻策が物議、実績無い選手を信用したワケは
2021年10月15日 19時30分
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スポーツ
日本ハム・伊藤、突然の奇行に驚きの声「目を疑った」 投球中のフォーム変更が物議、死球スレスレの結果から批判も
2021年10月15日 15時30分
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スポーツ
巨人・原監督が自軍の惨状に呆れ?「言葉が出てこない」 貯金消滅でBクラス危機も投打のテコ入れは困難か
2021年10月15日 11時10分
特集
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岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
芸能
2025年08月05日 23時00分
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野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
スポーツ
2025年07月25日 23時30分
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「19」岡平健治、音楽をやっていなかったら…… 経営者としての信条、明かす
芸能
2025年08月04日 10時00分
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豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
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豊ノ島“ライバル”琴奨菊との思い明かす 業界には「いい物は残し、時代に併せて変わっていけば」と期待
芸能
2025年07月20日 12時00分