発表によると、動画配信は定額制の独自プラットフォームで、ユーザー参加型の機能や過去の人気番組を見ることもできる。視聴できる端末はスマートフォン、パソコン、テレビ。吉本興業はコンテンツ制作の拡大と番組フォーマットなどの海外展開を目指し、「コンテンツファンド」を組成しており、数十億円の規模での資金調達に成功。今回の事業にもその資金を活用するという。
コンテンツとしては、さんま、ダウンタウンをはじめ、中川家、千鳥、かまいたちらや、今後活躍が期待できる若手を含む吉本所属タレントがプロデュース・出演する番組のほか、スポーツ選手のドキュメンタリーやオーディション番組などを制作していくとしている。
配信システムについては、明石家さんまが23日放送のMBSラジオ「ヤングタウン土曜日」で言及。吉本が立ち上げる独自の配信プラットフォームは「吉本チャンネルみたいなもの」で、その中の有料動画の1つが「ダウンタウンチャンネル」。他の吉本所属タレントの有料動画も制作していく予定と説明した。さらに、料金については「タレントによって違うみたい」「一律じゃないということだと思いますよ」と明かしていた。
また、ダウンタウンチャンネルの料金については、ダウンタウンと同期芸人であるトミーズ雅がフライング暴露と思われる発言をしている。
23日放送のMBSテレビ「せやねん!」で同チャンネルのニュースを取り上げた際、トミーズ雅は「これ(芸人の名前)見たらね、ものすごい面白そうやんか。こんな感じでBSの番組(BSよしもと)始まったんちゃうん?」「BSは結局、ペイテレビじゃないからな。だから全然違うものが出来上がるよね。毎月980円とか言うてるやん」と発言。一瞬、スタジオに沈黙が流れ、すぐに「知らんけど」と付け加えたが、MCの山崎香佳アナウンサーが「知ってるんですか?」と聞くと、雅は笑顔を浮かべ無言のままだった。
今回の雅の発言が、まだ非公表の料金を思わずバラしてしまったのかどうかは判然としないが、果たしてダウンタウンチャネルの料金はいくらになるのか注目される。