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外国人、勝手に埋葬する「闇土葬」横行 SNS「死体遺棄では」

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本庄児玉聖地霊園の公式ホームページより

日本で暮らす外国人が年々増加するなか、文化の違いを背景にした問題も起こっている。外国人を受け入れる墓地の不足もその一つだ。

イスラム教などでは、死者の復活が信じられており、火葬ではなく土葬が基本だ。現在、日本国内で土葬が可能な墓地は全国で10カ所ほどしかない。

13日放送のテレビ朝日系「グッド!モーニング」では、外国人を受け入れている霊園を取り上げている。埼玉県本庄市にある本庄児玉聖地霊園では、土葬もできる区画がある。区画には、四方をブロック塀で囲った質素な墓や土が盛られただけの墓もあった。

トラブルも相次いでいる。霊園内に侵入し勝手に埋葬する「闇土葬」や、無断でひつぎを置いていく、埋葬区画を勝手に広げるといったケースが見られた。外国人利用者の管理費の未払いも問題になっている。また、「土葬の墓地が近くにあるのは嫌だ」という理由で墓じまいする日本人も増えているという。

こうした状況にも関わらず、霊園の早川壮丞代表取締役は、「お互いさまに埋める場所だってあっていい。共存共栄がしたければ(日本人も)もっと心開かないとね」と述べていた。

ネット上では、「ルールも守れない人との共生は難しい」「それは闇土葬というか死体遺棄なのでは」「法的整備がほとんど出来ていない」「なんできちんと取り締まりをしないのだろう」といった意見が見られた。

宮城県では、昨年から土葬墓地の整備を検討している。村井嘉浩知事が墓地について言及したところ、イスラム教徒が歓迎する一方、メールなどで400件以上の批判が寄せられたという。宗教観の違いを超え、地域の理解を得るのは簡単ではない。

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