万博の公式グッズを取り扱っている「2025大阪・関西万博公式ライセンス商品」のアカウントは「転売しないで~~~」とポスト。続けて、「万博グッズの転売は固くお断りしております。フリマサイト等でのご購入はお控えいただき、オフィシャルストアにてお買い求めください。皆さまのご理解とご協力をお願いいたします!」と呼びかけている。投稿には、公式キャラクター、ミャクミャクの泣きじゃくっているイラストが添えられていた。万博関連のアカウントから、泣いているミャクミャクの画像が出されたのは初めてだという。
万博の商品をめぐっては、ミャクミャクの人気もあり、一部グッズの売り切れ状態が続いている。そのため、ショッピングサイトやフリマアプリでの転売が相次いでいるほか、転売目的の窃盗事件まで起きていた。こうした状況に対して、公式サイトは5月にも、転売自粛を呼びかけていた。
ネット上では、「ミャクミャクを泣かせるようなことしたらあかん」「悲しいかな、転売ヤーには何を言っても無駄」という声が上がった一方で、「どこも売り切れで、欲しくても買えません」「もっとショップを増やしてほしい」「万博に何回行っても購入できないので、人気商品は受注生産してほしい」「在庫増やしてネットでもたくさん売ってほしい」といった要望が数多く上がった。
もちろん転売目的の購入は控えるべきだ。それだけでなく、グッズが欲しい人にできるだけ届くようにするために、公式の具体的な対策も求められている。