30日5時半ごろ、アメリカ・ロサンゼルスで3人組が山本の自宅に押し入ろうとしてフェンスを飛び越え、ガラスのドアを破壊。自宅にいたスタッフが異変に気が付いて照明をつけたため、3人組は何も取らずにそのまま逃走したという。山本は遠征中で、自宅にはいなかった。
このところアメリカでは有名プロスポーツ選手の自宅が狙われる事件が相次いでいる。ドジャースではフリーマンやマンシー、スネル、さらにダイヤモンドバックスのマルテ、NBAのドンチッチやNFLのバロウの自宅が被害に遭っている。
また6月に映画「F1」のプロモーションのため東京を訪れていたブラッド・ピットのロスの自宅が空き巣被害に遭ったことは記憶に新しいが、ロスでは、二コール・キッドマンや、トム・ハンクスなどセレブの自宅が狙われる被害も多い。
スポーツ選手や人気俳優・歌手などは試合や公演の予定を調べれば、自宅不在のタイミングを特定しやすいうえ、自宅に高級品、現金がある可能性が高いため、空き巣被害が頻発。FBI(米連邦捜査局)はスポーツ団体に対して警備対策の強化を呼び掛けているそうだが、実は、このような状況は米国だけでなく、日本でも共通している。
「スポーツ選手では、2022年にプロボクサー・井上尚弥が世界戦で家を空けている間に、2人組が自宅に侵入し、高級腕時計など数十点が盗まれました。昨年、JRAの騎手・武豊の自宅に複数の不審人物が侵入し、貴金属類などを盗み、被害総額は数千万円に上るといいます。芸能人では、今年3月に逝去されたみのもんたさんの自宅に、亡くなった翌日に男2人組が窃盗目的で侵入した事件がありました。5年前に亡くなった志村けんさんは04年、番組収録で家を空けている間に貴金属類1400万円相当と、現金40万円を盗まれる空き巣被害に遭っています」(芸能ライター)
住んでいる国は問わず、セレブは狙われやすいようだ。