今回の臨時会は、田久保氏による解散に伴う19日の市議選後、初の議会となり、20人の議員全員が出席。議員19人が不信任決議案に賛成した。3分の2以上の議員が出席し、その過半数が賛成という不信任決議案の可決条件を満たしたため、田久保氏は即日失職となった。
今後、気になるのが新たな市長に誰が就任するかだ。田久保氏はまだ態度を明らかにしていないが、これまで記者団から市長選への出馬について問われると、「中途半端に投げ出すということはしたくないと思っています」「これからの伊東市のためにできることはしっかりやっていきたい」と引き続き市政に携わる意向を示しているため、市長選への再出馬は濃厚だ。
一方、前市長の小野達也氏や前市議ら5人が立候補の意思を固めている。5月に行われた市長選は田久保氏と小野氏との一騎打ちで、約1700票差で田久保氏が競り勝った。
地元の記者はこう指摘する。
「今度の市長選では前市長をはじめ、レジャー施設の経営者、薬局勤務の人など候補者が乱立していて、票が割れることが予想されます。投票者に面識のない候補者は厳しい選挙戦となるでしょう。逆に知名度的に群を抜いている田久保さんは、再選ゼロではないでしょう」
これから50日以内に市長選が行われることになるが、12月7日告示、同14日投開票の日程が有力だ。果たして、悪名は無名に勝る選挙となるのか。

 
																																				 
																																					 
																																	 
								

 














 
				 
				 
				 
				 
				 
				 
				 
				 
				 
				 
				 
				 
				