コンビニエンスストア「ファミリーマート」「ローソン」では、本日6月5日に一部の店舗で備蓄米の発売が発表されていた。
リアルライブ編集部が、各社の店舗に買えるかどうか電話で問い合わせてみたが、いずれも売り切れや入荷していないとのことだった。
ネット上では「お昼前からチェックしているけど売り切れ。15時過ぎにチェックしたけど売り切れ」「最初から置いてなかった」と買えなかったという声が上がっている。
また、備蓄米が出始めたことで、コメの棚に売られていなかった新米が山積みになっているスーパーがネット上で報告され「これまで品不足だったはずのスーパーの米で、いま山積みになってるのはおかしい」と疑念の声も聞こえてきた。
アベノマスクが配布されたとき、併せて、ドラッグストアでもマスクが店頭に並んだことがあった。今回の備蓄米でも、同様の動きが見られている。
コメ不足対策として、備蓄米が放出されたわけだが、実際には大半の国民には届かなかった。値段についても、備蓄米が出たからといって、以前のような値段まで下がりそうにない。国民が望んでいるのは、コメの供給と価格の安定だ。備蓄米が、そのための一手だったはずだが、今のところ成果にはつながっていない。
小泉進次郎農水大臣に次なる一手があるのかどうか分からないが、食生活は健康と直結している。遅くなるほど民の心は離れていく。