投稿者によると「息子は小児がん患者で余命宣告を受けております。息子はSwitchを持っていますが、Switch2にも憧れています。主人は応募しましたが落選しました。任天堂さんに小児がん患者の購入優先度を上げていただけませんか。企業のイメージアップにも繋がります。もちろん購入代金を支払うつもりです」と相談したようだ。
しかし、前述通り任天堂からはお断りの返信。同社の対応にXは「それを許すと『自分も小児がん(難病)患者なので優先して』という人が現れます。そして、転バイヤーも嘘でもそれを言い始めます」「任天堂からの対応は当然だと思います」「かわいそうだけど、わざわざ容体まで慮ってくれる任天堂はなかなか温かい返事に感じるな」と任天堂を評価する声が上がっている。
確かに特例を認めると、病気やけがを盾に企業にお願いする人が増えてくるだろう。企業側も受け入れると美談にはなる。今の時勢、残念ながら人の善意につけこむ人は多い。企業としては必ずしも、器の大きさを見せるのではなく、時には毅然とした態度で断る必要もある。今回の任天堂はまさにそれだ。