スポーツ
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スポーツ 2019年05月20日 22時30分
“ドライチ”トリオが頑張った! DeNAが燕を3タテで、さあ反撃開始
ベイスターズは17〜19日、敵地神宮球場で行われたスワローズとの三連戦で、見事に3連勝をマーク。最下位に沈むチームに、やっと上昇気配が漂ってきた。 初戦は、もはや“スーパーエース”との称号もふさわしい存在となっている今永昇太。 昨年4勝11敗、防御率6.80と散々たる成績に終わった今永だったが、今季は一変。開幕投手に指名されると、指にかかった150キロ超えのストレートを軸に強気のピッチングを披露。17日の試合も、6回まで1失点のみと安定感抜群の内容。7回味方のエラーもありパットンの救援を仰いだが、今シーズン5勝目を挙げた。これで防御率(1.37)、奪三振(60)、勝率(.833)と合わせてセ・リーグの投手部門でトップの成績を収めている。8登板で全てクオリティースタートを記録していることも見逃せない数字で、このままの調子でシーズンを終えれば、沢村賞も夢ではない。 2戦目は、ルーキーの上茶谷大河。 援護の少なさや、リードしている場面でリリーフにバトンを渡すもミスなど不運も重なり、未だ未勝利の右腕。この日は3回までに3点の援護をもらうも、4回に村上にスリーランを許し同点に。しかし、直後の5回には自らのプロ入り初ヒットもあり勝ち越しに成功すると、6回途中99球でマウンドを譲った。その後、打線の爆発もあり、7回目の登板で嬉しいプロ初勝利を上げた。 3戦目は、パワフル左腕・濱口遥大。 今シーズンは開幕から好調で、4月10日のタイガース戦で完封勝利を挙げるも、同17日のドラゴンズ戦で打球を右ふくらはぎに当てられ戦線離脱。復帰戦となったこの日は、初回山田哲人にフォアボール、バレンティンにヒットを許すも後続を断つと、味方の大量援護もありスコアボードに0を並べていく。最終回に一死満塁のピンチも気合いで切り抜け、完封勝利。“濱ちゃんスマイル”と女房役伊藤の“光の抱擁”が、神宮のマウンドで輝いた。 この三連戦は全て先発投手に勝ち星が付く理想的な勝利。その3人ともドラフト1位指名と、チームの期待の大きいピッチャーが躍動する展開となった。15日には、左肘故障で出遅れていた、昨年のドラフト1位で新人王の東克樹も今シーズン初勝利を挙げた。打線もやっとホームラン頼りから、タイムリーヒットで得点出来るようになってきた。投打が噛み合ってきたベイスターズ。ハマに吹く風は、明らかに追い風だ。 写真・取材・文 / 萩原孝弘
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スポーツ 2019年05月20日 17時40分
怪現象!「阪神打線がコワイ」相手投手から悲鳴、中でも1番怖い打者は…?
1番バッターは俊足タイプが良い。このアナログ的な打順の編成法は、令和の時代になっても十分に通用する。それを、矢野阪神が証明しつつある。1番・近本光司 打率.280 出塁率.3312番・糸原健斗 打率.248 出塁率.3633番・糸井嘉男 打率.304 出塁率.4144番・大山悠輔 打率.257 出塁率.301(5月19日現在) ようやく、打順が固定されつつある阪神の1番バッターから4番までの成績だ。安打、本塁打といった“打撃能力”のみの数字を示す打率よりも、四死球を加算した出塁率のほうが高くなる。 注目すべきは、1番に定着した近本の盗塁だ。盗塁数「11」はリーグ2位。トップは「12」で、ヤクルト・山田、中日・大島の2人。しかし、近本は盗塁において、山田、大島とは異なる数字も残している。盗塁失敗を意味する「盗塁死」はリーグトップの「5」を記録していた。つまり、近本は合わせて「16」というリーグトップの“盗塁挑戦”を行っているのだ。 その影響だろう。打点数を見ると2番・糸原は「14」、3番・糸井は「14」、4番・大山は「26」と高い数字を残している。 投手出身のプロ野球解説者がこう言う。 「近本が出塁したら、対戦チームのバッテリーは『一塁走者・近本』と『次打者・糸原』の両方に気を遣わなければなりません。近本に二盗を許してしまえば、シングルヒット1本で近本は本塁までかえってきます。1点献上ですよ。だから、近本への警戒はおろそかにできません」 一塁走者・近本への警戒。それは、クイックモーションやけん制球だけではない。味方捕手に二塁に送球してもらい、「アウト」を取ってもらわなければならない。クイックモーションも大切だが、コンマ1秒を争う場面だから、投手から捕手にボールが渡る時間を短縮しようと、変化球よりも直球中心の配球になってしまう。 糸原には「まずは真っすぐ狙い」という、ヒットを打ちやすい前提が与えられるのだ。前出のプロ野球解説者は、阪神OBのスピードスター・赤星憲広氏が現役だったころと、今の阪神打線が似てきたとも話していた。 矢野燿大監督は昨季、二軍を指揮していた。今さらだが、同年の阪神二軍は「シーズン163個」という驚異的なチーム盗塁数をカウントした。矢野二軍監督(当時)は「次の塁を果敢に狙う姿勢を植えつけるため」と語っていたが、走塁センスの高い1番バッターがいることによる相乗効果も十分に分かっていたはずだ。赤星氏がルーキーイヤーから5年連続で盗塁王を獲得した時代、矢野監督は現役の捕手として活躍していた。 足の速いバッターを1番に置く。盗塁は、相手投手のモーションを盗むセンスや研究なしにはできない野球技術ではあるが、スピードプレーヤーの出現は、チーム全体に大きな相乗効果ももたらす。「阪神打線がイヤ」、そう話す投手も増え始めた。盗塁がダメ虎を蘇生させつつあるようだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2019年05月20日 17時30分
「晩節を汚した」引退の上原に厳しい声 日本人メジャーリーガーはなぜ日本に戻ってくるのか?
巨人・上原浩治が引退することを、一部スポーツ紙が報じた。上原は昨季、シカゴ・カブスから巨人に入団。2018年シーズンは36試合に登板したが、今季は一軍での登板が無く、二軍でも9試合を投げただけだった。 ルーキーイヤーから20勝4敗の記録を打ち立てて、最多勝や最優秀防御率などタイトルを総なめにし、日米通算134勝を挙げて2013年にはレッドソックスで胴上げ投手ともなった大投手だが、ネット上での反応は芳しくない。 「まぁよく頑張ったよ」「メジャーで終えていればよかったのに」「晩節を汚した感ある」と、素っ気ない反応や日本に戻ってきたことに否定的な意見も目立った。 復帰後のNPBでは目立った活躍を残せなかった上原だが、なぜ戻ってきたのだろうか。本人曰く「野球がしたかった」とのことだが、とある野球ライターはこのような見解を示す。 「結局のところお金でしょうね。『元メジャーリーガー』という実績を引っ提げて、契約金1億円、推定年俸2億円を巨人から貰いました。出来高もあったようですが、全く活躍しなくても3億円貰えるんだから、日本に戻りたくもなるでしょう」 上原は今年1月12日に放送された「ジョブチューン」(TBS系)で、一軒家やマンションなど、合計7つの豪邸を持っていることを明かしている。それでもさらに金銭が欲しいというのだから驚きだ。前述のライターはこうも語る。 「今、巨人にいる中島宏之などは、渡米する前は推定2億8000万円だった年俸が帰国後は推定3億5000万円まで増えました。アメリカではマイナー止まりで全く活躍出来なかったにも関わらずです。松坂大輔なんかは2015年から2017年まで推定4億円の3年契約を結びましたからね。やっぱりある程度余力を残して日本に戻ると、大金が貰えるんです」 振り返ると、メジャーリーグ球団で引退し、日本の球団へは帰らなかった選手はごくわずかしかいない。イチロー、大塚晶則、野茂英雄、長谷川滋利、松井秀喜…。桑田真澄も帰国後プロ野球球団には入らなかったが、そもそも渡米する前に巨人を半ば戦力外で退団しており、NPBからのオファーが無かったものと思われる。 晩節を汚した形となった上原だが、今後の動向に注目したいところだ。
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スポーツ 2019年05月20日 11時20分
日曜日に勝てないオリックス…近鉄時代のマスコットもガックリ
オリックス 3-9 埼玉西武(9回戦)※オリックスの3勝6敗▽19日 京セラドーム大阪 観衆 27,437人 人気復刻シリーズ『関西クラシック』大阪近鉄バファローズ編を、埼玉西武ライオンズ相手に1勝1敗で迎えた最終戦が19日、大阪・京セラドーム大阪で開催された。近鉄当時のマスコット「バフィリード」も登場した。 オリックスは新外国人選手エップラーが来日一軍初先発。アルバースが不調により、先発ローテーションから外れたため、巡ってきたチャンスだったが、全体的に球が高めに行くなど、強力な西武打線が見逃してくれるはずがなく、3回2/3を71球、被安打8、失点3の内容で降板。 先発の役割を果たせなかったエップラーは「調子自体は良かったし、序盤は自分らしいゴロで打たせて取るピッチングが出来ていたと思う。3回4回とゴロを打たせることは出来ていたけど、野手の間を抜けるヒットが続いてしまった。連打を止めることが出来なかったし、長いイニングを投げることが出来ずに悔しい」と肩を落としている。 エップラーの後を、山田修義、山崎福也のレフティーズが登板したが、回またぎをした山崎が一死、2、3塁のピンチを招くと、西村徳文監督は小林慶祐にスイッチ。小林は山川穂高を申告敬遠で歩かせると、続く森友哉が6号満塁弾を放ち万事休す。打撃陣もクリーンナップが精彩を欠き、チャンスをモノに出来ず。オリックスはこのカードを負け越してしまった。 試合後、西村監督は「(山崎)福也を続投させたのは自分の責任なんですけど、粘って欲しかったですよね。エップラーの内容がどうとか関係なく、ピッチャーはもう一回考え直すところがあるので」と、なかなか安定しない中継ぎ陣と、離脱者が出ている先発ローテーションを含めて再考していく意向を明らかにしている。 打撃陣に関しては「点を取りに行かなきゃいけない。相手は西武ですから、それ以上の思いじゃなきゃいけないですからね。(先発の松本航を)なんとか攻略しないといけなかった。また明後日からやっていきます」と話すのが精一杯。 日曜日が7敗1分けと今シーズン一度も勝てていないことについては「そこもやっていかなきゃいけないところ。日曜日だけじゃなくて他の日もしっかりとやっていかなきゃいけないですよ」と厳しい口調で答え、会見を終えた。 プロ初登板初先発の西武のドラフト1位ルーキー、松本航に初勝利を与える屈辱に加えて、18試合連続一桁安打と貧打の深刻さは高まるばかり。ピッチャーの再編が打撃陣にどんな派生効果を生むのか。最下位独走をそろそろ止めないと手遅れになる。取材・文・写真 / どら増田
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スポーツ 2019年05月20日 10時30分
張本氏、競技トランポリンに「我々でもできそう」発言でスタジオ凍りつく “やってみて”と怒りの声
19日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、張本勲氏のある発言でスタジオが凍りつくシーンがあり、話題となっている。 問題のシーンは、トランポリンの全日本年齢別選手権の様子がきっかけ。女子の森ひかる選手、男子の海野大透選手がトランポリンを跳び、空中で複数回回転し、見事に着地するVTRを見た張本氏は、アッパレを入れたのち、 「これは田中さん、我々にもできそうじゃないの?」 とコメンテーターの元衆議院議員の田中秀征氏に声を掛ける。ゲストの元横浜ベイスターズ選手の高木豊氏が笑いながら、「どういうこと」とつぶやき、関口宏も「なんですか」と話す中、声をかけられた田中氏は凍りついて無視をする。 張本氏は「我々もできそうじゃないの? 我々でもできそうじゃないですか、これ?」と連呼。田中氏は「何がですか?」と返すと、笑ってごまかしてしまう。即座に関口が「止めてくださいよ、大変なことなんですよ」と制すが、張本氏は 「ぴょーんぴょーんと。怪我はないと思うよ、下が柔らかいから」 と少々意図のわかりにくい論理を見せる。関口は「膝や足首が危ないから、止めてください」と諭した。 張本氏の発言に、ネットユーザーからは「トランポリンを馬鹿にするな」「トランポリンより野球のほうが誰でもできるだろ」「発言の根拠が全くわからない」と反対意見が噴出。さらに、「なら実際にやってみてもらいたい」「そんなに言うなら張本氏がやってみてもらいたい」という声も。 そして、「ジャンプして空中で回転するのは難易度が高く危険」「回転に失敗すれば頭から地面に落ちて大怪我をするケースがある。危険なスポーツってことがわかっていない」と知識不足の指摘もあった。 さらには、安倍政権を支持する張本氏だけに、毎週のように政権批判を繰り返すサンデーモーニングのコメンテーター陣らに「一杯食わしてやろうとしたのではないか」という見方をするネットユーザーもいた。 トランポリンは難易度の高い競技であり、全日本トップのような演技を張本氏や田中氏が行えるとは思えない。今回の発言は、意図がわかりにくいものだった。
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スポーツ 2019年05月19日 17時00分
大坂なおみ“あと1回”で東京五輪出場条件クリア
テニス世界ランキング1位の大坂なおみ(21)は、果たして東京オリンピックに日本国旗を背負ってコートに立つことができるのかどうか、国民はその一点に注目している。日本では「22歳に達するまでにいずれかの国籍を選択する必要がある」(国籍法第14条1項)とされている。そしてそのXデーが22歳の誕生日となる10月16日だ。 大型連休前の4月21日、スポーツ新聞の片隅で〈女子国別対抗戦『フェドカップ』プレーオフ(入れ替え戦)で日本がオランダに勝利〉こんな一報が伝えられた。苦戦が続き、3部降格の危機に陥っていた日本の代表選手団が、2部残留を決めたという喜ばしい報道なのだが、この小さな記事に“東京五輪の命運”が秘められているという。 「日本は、この入れ替え戦を戦うにあたり、世界ランキング1位の大坂なおみ(21)に代表チーム入りを打診したが、断られたんです」(スポーツ紙記者) 実は、プロテニス選手がオリンピックに出場するには、五輪と五輪の間の4年間で、国別対抗戦に3回出場しなければならないという条件をクリアする必要がある。しかも、そのうち1回は「次の五輪開催からさかのぼって1年以内の大会」と定められているのだ。 「大坂は'17年2月と'18年4月に日本代表としてプレーしていますが、東京五輪前の1年以内に必要な“あと1回”が足らない状況です」(専門誌記者) その対象となる期間は、今年6月以降となる。東京五輪に出場するための条件にカウントされない4月だったことも、今回の辞退につながったのか。 「大坂は4大タイトルに照準を合わせた年間スケジュールを組んでおり、他の大きな国際大会には半ば強制的に出場させられているような状態なんです」(同) 賞金とランキングを争うのがプロ選手だ。大阪が代表入りを辞退した理由は「個人の大会を優先したい」というもので、プロとしては当然だが、日本は3部降格の危機に直面していた。そのため、今回の大坂の選択にガッカリさせられた国内関係者は少なくない。 「いまだ東京五輪に出場するための“あと1回”は確約されていません。東京五輪に出たとしても、全仏、全英を戦って、五輪終了直後の8月に全米を戦うことになりますからね。プロとしては難しい選択と言わざるを得ない」 日本のエースとして東京五輪に欠かせない存在だが、大坂が米国代表としてオリンピックに出ることはあり得ない。なぜなら先ほども言ったように、東京五輪に出場する条件として「フェドカップ」(国別対抗戦)に19年から20年6月8日までの間に原則3試合に出場しなければならず、直近3年以内に国の代表を背負った選手は他国の代表になれないというルールが存在する。大坂は昨年4月のフェドカップで日の丸を背負っており、東京五輪には日本代表で出場するのは既定路線とみられているのだが、とにかく“あと1回”…だ。
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スポーツ 2019年05月19日 11時30分
“首位陥落か”ソフトバンクのリリーフ陣を襲う勤続疲労「投手出身の監督なのに…」と工藤批判の声も
ソフトバンクのリリーフに、綻びが生じ始めている。チームは16日終了時点で「22勝17敗・勝率.564」と首位を位置するも、GW明けからの3カードは「2勝6敗」と全て負け越し。その6敗の内4敗は、7回以降の失点による敗戦となっている。 一時は7点リードだった8日楽天戦は、8回に甲斐野央(被安打2・2失点)、9回に森唯斗(被安打5・3失点)が打たれサヨナラ負け。翌9日の同戦でもリバン・モイネロ(被安打2・1失点)、甲斐野(被安打3・1失点)がリードを守りきれず、2日連続のサヨナラ負けを喫した。 さらに、次カードの12日ロッテ戦では、1点リードの7回に嘉弥真新也(被安打2・2失点)、甲斐野(被安打2)の両者が崩れて逆転負け。その次のカードである15日西武戦は、森(被安打3・2失点)がセーブに失敗し勝ち切れなかった。 「7勝2敗」と好調だったGWから一転して負けが込み、気づけば2位日本ハムとは1.5ゲーム差。思わぬ失速ぶりに、ファンの間からは、「このままだと首位はおろかAクラスも危ない」という心配の声も挙がり始めている。 台所事情が苦しくなっている原因として、考えられるのは「勤続疲労」。現に、昨年のリーグ登板数ランキングでは、現在防御率「5.89」の加治屋蓮(72試合/1位)、「5.40」の嘉弥真(67試合/4位)、「3.26」の森(66試合/5位)の3名が上位5傑に名を連ねている。 また、ブルペン陣では昨年から岩嵜翔、デニス・サファテといった実力者も不在が続いているが、その前年の登板数を見ると岩嵜が72試合(1位)、サファテが66試合(2位)とワンツーフィニッシュ。毎年誰かに不調のしわ寄せが及び、それをカバーした選手がまた不調に陥るという負の連鎖が続いているのだ。 リリーフ陣がいわば“酷使”されている現状に、ファンからは「工藤監督の采配はどうなっているのか」「投手出身なんだから、もう少し投手を大切に使ってあげて」と、不満の声も挙がっている。 こういう時に助けとなるのは打線の頑張りだが、柳田悠岐、中村晃といった主力打者は未だ不在でそう多くの援護は望めない。シーズンはまだまだ序盤だが、2年連続の日本一チームは早くも岐路に立たされている。文 / 柴田雅人(成績は全て5月17日現在)
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スポーツ 2019年05月18日 07時00分
「斬新なデザイン」オリックスが昔のユニフォームで試合開始! 蘇る近鉄、阪急、そして…?
オリックスの毎年恒例の復刻シリーズ『関西クラシック2019』が17日、大阪・京セラドーム大阪で開幕した。福岡ソフトバンクホークスが協力し、かつて関西を本拠地とした「大阪近鉄バファローズ」「阪急ブレーブス」「南海ホークス」のユニフォームが復活する。京セラドーム大阪で行われる埼玉西武ライオンズ戦(17〜19日)、ソフトバンク戦(28〜30日)の計6試合で、選手が復刻ユニフォームを着用してプレーする。 もともと大阪の地で「南海」を復刻させたかったソフトバンクからの提案企画だったこともあり、近鉄と南海の「大阪対決」が軸になっていたが、今年は大阪近鉄として因縁の(?)埼玉西武ライオンズと対戦。また阪急として南海と「関西対決」を行う。大阪近鉄は1999年の赤いビジターユニフォームを着用。復刻が待たれていたユニフォームであるだけに、前売り券の売り上げも好調だったという。 復刻グッズがディスプレイされた京セラドーム2階の球団公式グッズショップ「BsSHOP」にはファンが試合前から多数詰めかけ、商品を手にしていた。また球場内のコンコースの飲食エリアでは、関西の味や近鉄・阪急をイメージしたメニュー、両球団のヘルメットメニューを限定販売。試合開始前から終了後まで、近鉄バファローズの当時の球団マスコット「バフィリード」も3日間限定で復活する。 球団関係者は「阪急のユニフォームは山田久志さんがデビューした年のユニフォームで、阪急のイメージが少なく、今見ると斬新なデザインだと思います。近鉄のユニフォームも1年しか使われてないものですし、今年はカードも変わりましたので、ファンのみなさんにそんな楽しみ方もしていただけたらうれしいですね」と、今年の見どころを話してくれた。 現在、最下位のオリックスだが、大阪近鉄、阪急の力を借りて浮上するキッカケにしたいところだ。取材・文・写真 / どら増田
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スポーツ 2019年05月18日 06時30分
長期休場は許されず?横綱・白鵬を襲う稀勢の里の前例
自身がいない本場所の土俵は、一体どのように見えているのだろうか。 先場所全勝優勝を果たすも、千秋楽の鶴竜戦で右腕を痛めた横綱・白鵬。怪我の代償は大きく、令和初の開催となる今場所を初日から欠場している。 元号またぎの連続優勝に意欲を見せながら、結局無理に出場することはせず。現時点で実施されるかは未定だが、かねてより明かしている「東京五輪で土俵入り」という目標も決断の一因となったのだろう。 昨年は6場所中4場所で休場(途中休場含む)し、今年の休場も既に2場所。目標の東京五輪まではあと1年だが、それまでは横綱の特権を使ってのらりくらりとやり過ごすという魂胆が窺える。 ただ、今も記憶に新しい前例を考えると、思惑通りに休場が許されるかどうかはかなり怪しい。その“前例”とは、今年初場所で引退し、現在は荒磯親方として活動する元横綱・稀勢の里のことだ。 2017年3月場所を新横綱として迎えた稀勢の里は、賜杯と引き換えに左肩から胸部にかけての部分を負傷。翌場所から今年初場所の引退まで通算9場所を休場したが、当初は「治るまでしっかり休んで」という擁護が大半を占めていた。 しかし、休場が重なるにつれ、「いつまで恥をさらすんだ」、「潔く引退しろ」といった厳しい声が増加。前述した初場所前には、「そもそも横綱にしたのが間違いだった」という後出しの批判すら噴出する惨状だった。 角界待望の和製横綱でさえ大バッシングを受けたのだから、モンゴル横綱への逆風は恐らくそれ以上。しばしば指摘される素行不良も、大きなマイナスポイントとして自身に跳ね返ってくるだろう。 また、あの時かなりの“とばっちり”を受けた協会・横審側も、二の舞を避けるために強硬な態度を取ることは想像に難くない。 今場所前(11日)に協会が公表し、各メディアが伝えた白鵬の診断書の内容は「右上腕二頭筋断裂で約3週間の加療を要する見込み」。2020年を全うに迎えたいのならば、額面通りに怪我が回復してくれることを祈るほかない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2019年05月17日 22時30分
SHO株が急上昇中! 新日本スーパーJr.優勝候補のオスプレイ、石森、鷹木ら連勝発進
新日本プロレス初夏の最強ジュニア戦士決定戦『ベスト・オブ・ザ・スーパーJr.26』(BOSJ)が13日、宮城・仙台サンプラザ2連戦で開幕した。16日までにA、B各ブロックの全選手が各2試合を消化した。 開幕直前に優勝候補の一人だったエル・デスペラードが負傷のため、フリップ・ゴードンがビザトラブルのためそれぞれ欠場となり、成田蓮とDOUKIが代替出場。波乱の予感が漂うBブロックだが、田口隆祐、ウィル・オスプレイ、エル・ファンタズモ、ロビー・イーグルスが2連勝スタート。Aブロックは、タイガーマスク、石森太二、鷹木信悟が2連勝スタートを切っている。 Aブロックの注目はタイガーだ。来年1月に獣神サンダー・ライガーの引退を控える中、好調なのはうれしいところ。TAKAみちのく、金丸義信の鈴木軍2人に完勝した。Bブロックではオスプレイが安定しているように見えるが、「X」として鳴り物入りで参戦してきたファンタズモの動きは非常に不気味。ファンタズモに誰が初黒星をつけるのか注目だ。 開幕戦で石森がIWGPジュニアヘビー級王者ドラゴン・リーから勝利を収めたのは大きい。Aブロックは強敵ぞろいなだけに、今後も星の潰し合いが繰り広げられるのは必至だが、2連敗しているものの今シリーズ、SHOの目の色が違うのはチェックすべき点だろう。SHOが優勝候補の一角を崩すようなことがあれば面白い。 今年も開幕からBOSJはノンストップバトルの連続となりそうだ。文・写真 / どら増田
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