スポーツ
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スポーツ 2019年05月28日 22時30分
「誰が相手でも変わらない」対戦相手が敵前逃亡!RIZIN怒りの那須川天心カード決定!
「対戦相手が逃亡して変更になるらしい 舐めんなよ」 21日のことだ。格闘技界の“神童”那須川天心が自身のツイッターを更新。珍しく怒りをあらわにした。6月2日の『RIZIN.16』(神戸ワールド記念ホール)で、天心と対戦予定だったISKA世界フェザー級王者アメッド・フェラージが正当な理由なく試合をキャンセルし、指名防衛戦を拒否したという。王者が敵前逃亡するというアクシデントに、天心は巻き込まれた形となった。24日に行われた公開練習でも「プロ失格」「逃げた」「同じプロの格闘家とは思いたくない」と、フェラージに対する憤りを爆発させている。 「お前は強いやつとはやらなきゃダメだ」 これは父であるTEAM TEPPEN・那須川弘幸会長が口癖のように天心に叩き込んできた言葉。天心には敵前逃亡などとうてい考えられないことなのだ。ISKAはフェラージのベルトを剥奪。天心は空位となったタイトルを懸けてアルゼンチンのISKA世界バンタム級王者マーティン・ブランコと対戦することが決まった。 ISKAヨーロッパ代表のポール・ヘネシー氏は「RIZINと那須川天心にお詫び申し上げます」と謝罪した。 「ISKAヨーロッパはアメッド・フェラージを推薦し、彼を2019年6月2日に神戸で開催される『RIZIN.16』で那須川天心とISKA世界フェザー級タイトルの指名防衛戦を受けました。ISKAは現在では元チャンピオンのアメッド・フェラージが、正当な理由もなく短い期間でキャンセルし、日本のスーパースターに対する指名防衛戦を拒否したので、フェザー級タイトルを空位にします。現在空位となったISKA世界フェザー級の王座を懸けて那須川天心と戦う新しい対戦相手として、アルゼンチンのISKAバンタム級世界チャンピオン、マーティン・ブランコが選ばれました」と経緯を説明した。 ブランコは「とても光栄。私はこの機会を最大限に活用し、アルゼンチンにもう一つ世界タイトルを持ち帰るつもりです」とコメントしたという。 ヘネシー氏は「RIZINというMMAを中心に行われている舞台で、ISKAのキックボクシングのタイトルマッチを行うことの意義に賛同し、ここまで準備を進めてまいりました。対戦相手が代わるという不測の事態に見舞われましたが、ブランコ選手は気持ちの強い真のチャンピオンで、チャンピオンシップにふさわしい戦いを見せてくれると思います。また、わたくしもRIZIN.16で行われる歴史的なキックボクシングの世界線にISKAを代表してこの試合に立ち会う予定です」とコメントした。 天心と急遽対戦が決まったマーティン・ブランコは、1989年3月10日生まれの31歳。165cm、57.0kg、LA PALESTRA KBOX所属。少年時代はサッカーに夢中だったが、17歳でキックボクシングを始める。20歳からアマチュア大会に出場すると、13年にブラジルのリオデジャネイロで行われたWAKOサウスアメリカ54kg級で南米王者、翌14年には母国のアアルゼンチンで行われたWAKOパンアメリカン54kg級でアメリカ大陸王者に。その後、16年にWKFアマチュア世界大会でK-1 ルールとフリースタイルルールで2つのタイトルを獲得するなど輝かしい実績を残した。 25歳でプロデビューするとKBOXサウスアメリカ大会での54.5kg級優勝を皮切りに、WAKOアルゼンチン54kg級、WKFアルゼンチン54.5kg級、ISKAアルゼンチンバンタム級でそれぞれ王座に輝き、アルゼンチンと南米大陸を代表するキックボクサーに。そして18年11月に総合格闘技のリングでも戦っているチリ人のマウリシオ・ドノソとISKA世界バンタム級世界王座を戦い、判定勝利で頂点に立った。回転力のあるパンチと前蹴りで相手を懐に入れさせない手数の多さで10戦8勝(3KO)の戦績を残している。大学で電子工学を学び、電気通信会社で働く頭脳派ファイターだ。経験が豊富なようだが、短期間での調整はどんな結果をもたらすのだろうか。 ブランコは、「天心との試合はお互いに一発を狙いにいく、スリリングな試合になるだろう。すでに天心の分析は終え、彼は丸裸だ。作戦もすでに立てており、私が勝ってベルトをアルゼンチンに持って帰ることになるだろう。もし、天心がそれを邪魔するつもりであれば、しかるべき対応をすることになる。彼はまだまだ子供で世界は広いという事を教えてやる」と天心を子供扱いにして挑発した。 「誰が相手でも変わらない」 何かがあった時の天心が恐ろしく強いのは、これまで天心の試合を見た誰もが知っていること。7月には大阪で大一番を控えているだけに、こんなところで止まれない。取材・文 / どら増田写真 / 山内猛
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スポーツ 2019年05月28日 17時40分
捕手5人体制! 原巨人はキャッチャーをどう育てるか「試合展開に応じて…」
本当に、大丈夫なのか? 原巨人がキャッチャーの宇佐見真吾(25)を一軍に昇格させた(5月26日)。これで、一軍のキャッチャーは5人! 今季から一軍出場登録選手数が28人から29人に拡大された。試合出場できるベンチ入りメンバーの登録数は25人のままだが、28人から29人に増えた「1枠」をどう生かすかも、指揮官の手腕が試されるポイントと目されていた。 通常、プロ野球の各チームは「捕手3人制」で臨むことが多い。宇佐見が登録される前も、巨人は異例の捕手4人体制だった。阿部慎之助(40)、小林誠司(29)、炭谷銀仁朗(31)、そして、打撃に定評のある2年目の大城卓三(26)。原辰徳監督(60)は”5人の捕手”を使いこなすことができるのだろうか。 「宇佐見が昇格した26日、原監督は『5番・一塁』で大城をスタメンで起用しました。スタメンでマスクをかぶったのは小林。試合途中、小林に代打に送られ、途中から炭谷が捕手のポジションに就きました。結果論ですが、出番がなかったのは、宇佐見と阿部です」(スポーツ紙記者) 大城は社会人・NTT西日本時代から一塁の守備に入ることもあった。 「捕手がたくさんいるので、試合途中で小林に代打を送ることができたわけですし、今後も試合展開に応じて、捕手をどんどん使っていくということになりそう」(前出・同) 対照的なのが、東北楽天の捕手事情である。平石洋介監督(39)は嶋基宏(34)、山下斐紹(26)、4年目の堀内謙伍(22)を一軍登録しているが、昨季後半から堀内がマスクをかぶる機会が多くなってきた。 昨夏、前任の梨田昌孝氏の途中退団を受け、代行という立場で指揮を執っていたころだが、平石監督は堀内を指して、「何とかしてやりたい」と話していた。楽天のチーム事情に詳しいプロ野球解説者によれば、故・星野仙一氏もそう言って、堀内を買っていたそうだ。 堀内は静岡高校の出身、15年ドラフト会議では4位と指名順位はあまり高くなかったが、高校生の日本代表チームにも選ばれた強肩強打の有望株だった。1年目のキャンプでいきなり、右手有鈎骨の骨折で大きく出遅れた。 しかし、星野氏が一目置くようになったのは、堀内の前向きな姿勢からだった。早出・居残りの打撃練習は当たり前。空き時間ができるとブルペンに飛んでいき、投手の投げ込み練習の相手も買って出た。その一生懸命さを見て、「何とかしてやりたい」と思ったのだろう。昨年は後半、エース・則本の先発試合でマスクをかぶるチャンスも与えられた。 「ベンチスタートとなることも多くなった嶋が堀内にアドバイスを送っています。チーム全体が堀内を育てようとしています」(前出・プロ野球解説者) 捕手3人制だから、嶋も試合で使いながら堀内を育てることができるのだろう。 アドバイスといえば、こんな巨人情報も聞かれた。36歳の中島宏之は日米数球団を渡り歩いたベテランだが、投手が打席に立つセ・リーグでの野球は初めてだ。投手が打席に立つセ・リーグの代打準備は独特で、阿部がアドバイスを送っているという。オフシーズンは小林に「配球」も教えている。そのせいか、巨人捕手の出場機会は他球団よりも少ないが、雰囲気は決して悪くないそうだ。 捕手のポジションは、外国人選手で補うのが難しいとされている。日本の野球は配球面など捕手の能力で試合が決まるケースが多く、投手の個性を生かすアメリカ式と異なるからだ。別ポジションでの出場、代打攻勢だけではなく、守備機会を増やさなければ、やはり、若い捕手は育たないのだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2019年05月28日 17時20分
今年も始まったオールスターファン投票 一方で“物言い”も…
7月12日(東京ドーム)、13日(甲子園)の日程で、今年も開催が予定されているプロ野球・オールスターゲーム。その球宴に参加する選手を選ぶファン投票が、今月24日からスタートしている。 27日に行われた1回目の中間発表では、全体1位の山川穂高(埼玉西武)を筆頭に、さっそく票が集まり始めている選手も多数。各球団のファンによる戦いは、来月16日の最終日まで続いていくことになる。 自分たちが当事者ということもあり、ネット上には「誰に入れるか悩む」、「○○選手へ投票を!」といったファンの声が数多く寄せられている。一方、その裏では「ノミネートの人選がおかしい」、「この選手はこのポジションじゃないだろ」といった指摘も少なくない。 各球団・各部門で1人(先発部門は3人)が選出されているノミネート選手を見ると、現状に即していないような人選が複数散見される。例えば、広島の一塁手部門には松山竜平の名があるが、開幕からここまで松山が同ポジションで出場したのはわずか8試合(最多はザビエル・バティスタの41試合)のみだ。 また、オリックスの一塁手はここまでジョーイ・メネセス(23試合)が最多出場となっているが、オールスターの一塁手部門にノミネートされたのはT−岡田(11試合)。当のメネセスはというと、わずか3試合しか務めていない外野手部門でノミネートされている。こうした不可解な人選は毎年のことであり、その度にファンの議論を呼んでいる。 一方、ノミネート選手が順当でも、ファンの投票によりその後の結果が不可解なものになる例もある。2003年の投票では、移籍後それまで一度も一軍登板が無かった川崎憲次郎(当時中日)に対し、ネットユーザーが組織票を多数投票。その結果1位となった川崎が選出を辞退し、2位の井川慶(当時阪神)が繰り上げ選出されるという一幕があった。 良くも悪くも、ファンの民意が大きく反映されるファン投票。6月24日に発表される最終結果は、果たしてどのようなものとなるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2019年05月28日 17時00分
横浜DeNAが繰り出すイチロー次期監督「マネーゲーム」
横浜DeNAを率いるアレックス・ラミレス監督(44)の休養が秒読みとなった。後任には“ゼッコーチョー男”、“大魔神”、“ハマの番長”の名が囁かれているが、南場智子球団オーナー(57)の意中の監督は別だ。DeNA社株の10%を保有する任天堂にゆかりの深い、しかも資産運用に長けた「あの天才」だ――。 今季の横浜DeNAは、借金「8」となり、首位巨人とのゲーム差は7(5月20日現在)と、1カ月近く最下位に低迷している。10年前の5月18日、同じく借金生活を送っていた大矢明彦監督(当時)が途中休養を命じられたことから、スポーツメディアはラミレス監督の「休養説」を盛んに報じている。 「このまま低迷が続き、横浜スタジアムへの客足に影響すると判断すれば、監督の休養は避けられない。その場合、青山道雄ヘッドコーチか万永貴司二軍監督のどちらかが代行監督を務めるのだろうが、問題はその先の『次期監督』。メディアでは前監督の中畑清氏や“大魔神”佐々木主浩氏、ファンに人気の高い“番長”三浦大輔投手コーチの名が挙がっているが、南場智子オーナーが思い描いているのは全く別の人物。気鋭の経営者らしいスカウティングと言える」(地元財界幹部) 横浜DeNAの南場智子オーナーが後任監督に目をつけたことが図らずも露呈したのは、投資家が最も注目する決算発表でのことだった。 DeNA(ディー・エヌ・エー)は5月10日、2019年3月通期の連結決算を発表するとともに、証券アナリスト・機関投資家向けの説明会を開いた。そこで、営業利益は135億円で前年同期と比べ51%減少。しかし、スポーツ事業は、営業利益30億円(同39%増)と好調を維持していると明かした。 その中で注目を集めたのが、大規模な自社株買いの発表だった。発行済み株式数の26%(3800万株)を、500億円を上限に’20年4月30日まで市場で買い付けるという。「DeNAは3月時点で現金などの残高が1014億円あり、資金力は十分。自社株買いをすれば1株当たりの価値が上がり、株価が上昇します。新たにポケモン社(任天堂関連会社)と協業し、ポケモンを活用したスマートフォンアプリゲームを今期中に配信することも発表されました。これらの情報から透けて見えるのが、『イチロー招請シフト』なのです」(証券アナリスト) 実は、DeNAにとって第2位の株主は、10%を保有し、ゲーム事業で提携する任天堂。そして、今年3月のメジャーリーグ開幕シリーズで引退したイチローは、米大リーグのマリナーズに入団した当時、契約金や年俸の一部を当時のマリナーズのオーナー会社だった米国任天堂から同社の株式でもらっていたと言われ、今でも相当数の株式を所有していると見られている。 「自社株買いでDeNAの株価が上がれば、任天堂の株価にも影響し、メリットは大きい。彼(イチロー)がこの情報に関心を持っているのは確かです」(イチローと親しい放送関係者) また、DeNAは買い取った株式を消却せず金庫株とし、「ストックオプション(従業員などの自社株購入権)」として活用することも考えられる。これは、企業があらかじめ決めた価格で、その企業の役員や従業員などに自社株を買える権利を付与すること。権利行使期間であれば、好きな時にその時(値上がり前)の株価で購入することもできるのだ。 「仮にそのような権利を監督就任の条件として用意すれば、マネー管理に長けたイチロー夫妻が興味を抱く可能性はある。南場オーナーなら、そのくらいの芸当は出来る。買い付けを来年の開幕の時期に合わせて実施するのも、偶然ではないだろう」(前出・財界幹部) ここに来て、DeNAの株価は上昇中だ。今年4月には1592円と3年ぶりの安値をつけていたが、5月17日には2103円に回復。2016年9月に付けた3955円へ向けて右肩上がりになっている。 もし仮に、いまストックオプションの契約を結んでおけば、利益は計り知れないものになる…。 実はこの決算発表の直前、南場オーナーが、ラミレス監督に見切りをつける出来事があった。借金が2ケタの「10」となった5月8日の故郷新潟で行われた巨人戦でのことだ。DeNAは4点リードしていた7回になると、突然、中継ぎ陣が炎上し、大量7点を奪われて大逆転負けを喫したのだ。 「南場オーナーにとって、今年は特別な年。DeNA設立から20年目の節目の年だからです。小さなオフィスで産声を上げたベンチャー企業が、ネットオークション事業を皮切りに事業領域を拡大し、ゲーム、ヘルスケア、スポーツ、自動運転など、様々な事業を展開して、今や東証一部の上場企業に成長した。そのシーズンを優勝で飾れないばかりか、故郷の巨人戦で赤っ恥をかかされたのです。その直後、フロント首脳に『適切な対応を』と求めたという情報も聞いています」(スポーツ紙デスク) 野球は“ボールゲーム”だが、球界初の女性オーナーとなった南場氏は球団経営に斬新な“マネーゲーム”の要素を取り入れる考えで、資産運用にも長けたMLB成功者以外の選択肢はない。 イチローが国民栄誉賞を辞退した理由もここにある。
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スポーツ 2019年05月28日 11時30分
「順調ですよ!」オリックス・山本が今日先発 ベストパフォーマンスを見せられるか
オリックスは27日現在、47試合、18勝26敗3分け。首位ソフトバンクと7ゲーム差の最下位、5位の日本ハムとは3ゲーム差だ。ゲーム差だけを見ると、先週、先々週と全く変わらない。2勝3敗という結果も同じで、日曜日はまた勝てず今季8敗1分けとなった。 22日のロッテ戦(京セラドーム大阪)では最終回に後藤駿太の同点タイムリーから、復帰以降好調な小田裕也の一打で今シーズン2度目のサヨナラ勝ち。25日の楽天戦(楽天生命パーク宮城)では、勝ち星こそつかなかったが、先発の成瀬善久が好投。ロメロの一発もあり、中継ぎ陣が踏ん張って勝利をつかんでいる。しかし、貧打に悩まされている現状に変わりはない。楽天戦では無死1、2塁から1点も入らない場面が目立った。西村徳文監督は今シーズン何度も「チャンスはあったわけですから」とコメントしているが、無死1、2塁の場面で不調かつ“バントをさせられない”重量打線に打順が回ってくる巡り合わせの悪さも影響しているのは間違いない。 「順調ですよ!」 そんなチームの流れを変えるべく、首脳陣はパ・リーグ防御率2位の“神童”山本由伸を17日に思い切って抹消。1勝7敗1分けと大きく負け越しているソフトバンク3連戦(京セラドーム大阪、28日から)の初戦に先発させるため、一軍に帯同しながら調整している。リラックスできたのか由伸は「順調」と明るい。阪急ブレーブスのレトロなユニフォームを着用しながら、ベストパフォーマンスを見せてチームを交流戦前にいい流れに持っていってほしい。ソフトバンク先発は今シーズン初登板、初先発の二保旭。由伸がカード頭に入り、先発ローテーションも再編される。 27日、西浦颯大に続いて福田周平も抹消された。開幕当初、指揮官が期待を寄せていた1、2番コンビの失速は西村オリックスに大きなダメージを与えた。しかし、あの2人がいなければもっと上位から引き離されていたはず。ファームでリフレッシュした2人が戻ってきたときに、今より離されてないことを願うばかりだ。取材・文 / どら増田写真 / 垪和さえ
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スポーツ 2019年05月28日 06時30分
“脅迫めいた映像”が…「MOX」元WWEのディーン・アンブローズが新日本6.5両国国技館大会参戦を示唆!
新日本プロレスのIWGP US王者、ジュース・ロビンソンに脅迫めいた映像を送りつけていたのは、とんでもないビッグネームであることが濃厚となった。 ジョン・モクスリーは今年4月にWWEを退団し、ディーン・アンブローズから、WWE入団前に使用していたリングネームに変えた。彼はケニー・オメガ、Cody、ヤングバックスらが設立したアメリカの新興団体AEWの旗揚げ戦(日本時間26日)のメインイベントでケニーに勝ったジェリコを急襲したばかり。モクスリーは自らのツイッターに新日本プロレス公式アカウントのみ記載して、ジュースへの脅迫動画を添付した。映像の最後には「MOX」の文字が映し出されている。モクスリーが新日本6.5両国国技館大会でジュースの前に姿を見せるのか注目される。 AEWはモクスリーと複数年契約を結んだことを発表しているが、同じくAEWと契約を結んだクリス・ジェリコは、新日本6.9大阪城ホール大会でIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカに挑戦することが決定している。ジェリコとケニーは「新日本プロレスには出場できる」と契約に盛り込まれていることを明らかにしている。モクスリーも同様の契約を結んだのだろうか。今後の動向が見逃せない。 モクスリーはWWE時代、セス・ロリンズ、ロマン・レインズらと“ザ・シールド”として、一世を風靡。日本公演にも来日しており、WWE退団にショックを受けた日本のファンも少なくなかった。アンブローズとしてWWE王座をはじめ、WWE US王座やWWEインターコンチネンタル王座など数々の主要タイトルを獲得している大物。セミレギュラーだったジェリコと違って、WWEで第一線を張ったまま退団し、年齢も33歳とまだ若い。AEWのスケジュールの合間をぬって新日本に定期参戦することになれば、世界的な知名度と実力を誇るモクスリーが新日本にとってさらなる起爆剤になるだろう。 まずは6.5両国大会に期待したい。文・写真 / どら増田
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スポーツ 2019年05月27日 22時30分
バレットクラブに不穏な空気! 新日本スーパーJr.終盤へ 鷹木信悟が無傷の7連勝
新日本プロレス初夏の最強ジュニア戦士決定戦『ベスト・オブ・ザ・スーパーJr.26』(BOSJ)が26日に開幕した。千葉・幕張メッセ国際展示場7ホール大会では、A、B両ブロックとも公式戦7試合を消化。各選手、残り2試合となった。開幕から6連敗中だったTAKAみちのくは右足の負傷で幕張大会から欠場。ドラゴン・リー、マーティー・スカル、金丸義信は不戦勝となった。 リーグ戦は予想通り、22日からの東京・後楽園ホール3連戦で大きく動いた。Aブロックは優勝候補筆頭の鷹木信悟が無傷の7連勝中。これを1敗の石森太二、2敗のリーが追う展開。31日の愛媛・アイテムえひめ大会で鷹木と石森の公式戦が残っており、この結果が決勝進出に影響を与えるのは間違いない。 Bブロックは24日の後楽園大会でメインに抜擢されたロッキー・ロメロが奮起。Bブロックを全勝で独走していたバレットクラブの新メンバー、エル・ファンタズモに土をつけると、25日の幕張大会ではロッキーと同じロッポンギ3KのYOHがファンタズモを破る快挙。思わぬ連敗に焦ったファンタズモは、ウィル・オスプレイと対戦したバレットクラブのロビー・イーグルスに加担し、イーグルスの勝利に“貢献”したが、自身の実力で闘ってきたイーグルスは納得がいかない様子。ファンタズモのしたたかさが見え隠れしていることもあり、両者の間に不穏な空気が流れた。 Aブロックに比べるとBブロックは混戦で、田口隆祐、オスプレイ、ファンタズモ、イーグルスが2敗で首位。YOHとBUSHIが3敗で追う。ファンタズモは田口戦を残しているが、直接対決でオスプレイ、イーグルス、BUSHIに勝っているだけに同点で並んだ場合は優位に立つ。田口かYOHが上がってくるようなことがあれば面白いが、田口もYOHもまだ強敵との闘いを残しているだけに簡単にはいかないだろう。 6.5東京・両国国技館大会のメインイベントを巡る闘いは佳境を迎える。取材・文・写真 / どら増田
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スポーツ 2019年05月27日 20時30分
「睡眠時間2時間半」で試合に出場した大学野球部が敗戦 東都大学野球連盟にファンから批判殺到
5月24日、神宮球場で東都大学春季リーグ・中央大学対立正大学の試合が行われた。この試合は中央大が6対2で勝利したが、一部スポーツ紙は立正大の「過密スケジュール」について報じ話題となっている。 それによると、立正大の野球部員は前日に駒澤大と試合を行っており、終了したのは午後11時だった。その後、青山の神宮球場から寮がある熊谷市まで戻り、翌午前2時前後に就寝。さらに翌24日の試合開始が同10時だったため、同4時半に起床して同6時に寮を出発した。睡眠時間はわずか2時間半だったという。 寮に戻り、すぐ就寝するのでなく、野球部員は洗濯など雑務をこなし、就寝が遅れた事情もあったという。さらに、同11時試合開始を本来予定していたのだが、プロ野球が球場を使うために開始が1時間早くなる不運も重なった。これには坂田精二郎監督も、試合後に「もう少し配慮してくれてもよかったかな」と話した。 過酷なスケジュールで敗戦したこともあり、ネット上では「さすがにかわいそう」「なんとかならなかったのか」「なんでこんな日程にしたの? 信じられない」「順位に影響しない消化試合だったからいいけど、さすがに」と同情する声や、東都大学野球連盟を批判する声が挙がっている。 また、「選手だけホテルに泊まらせるなど、対策が取れれば」「日程を来年からは考え直して」など変革を求める声もあった。さらに、野球ライターの1人はこうも語る。 「今年から東都リーグは、1日2試合制から1日3試合制を取り、最後の試合は午後5時開始のナイター戦となることが決まりました。これによって日程の消化が早くなるメリットが生まれ、連盟側も『仕事帰りに卒業生がナイター戦を見に来てくれれば、活性化につながる』と言っていたのですが…。思わぬ問題が現れてしまいました」 1日3試合の改革案を出した東都大学野球連盟だが、今後もさらなる改善が求められそうだ。
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スポーツ 2019年05月27日 17時30分
なぜ? 日本ハム・清宮の速すぎる一軍昇格 栗山監督の狙いとは
3月に右手有鈎骨の骨折で離脱した清宮幸太郎(20)が、5月24日に一軍登録された。同日に「7番・DH」でいきなりスタメン出場し、復帰2戦目の翌25日には2点適時二塁打を放ってみせた。 今回の昇格に二軍首脳陣が反対し、そのことを伝えた各メディアに対し、栗山英樹監督(58)が「必要だから呼んだ」と反論したのは既報通り。清宮のヒットは栗山監督を救う一打ともなったわけだが、「戦力」として疑問視する声はいまだ続いている。 「清宮が二軍の実戦に復帰したのは5月14日、わずか10日後で一軍に帰ってきたことになります。経験豊富なベテランならまだしも、一軍でまだレギュラーを獲得していない、プロ2年目の選手です。やはり、栗山監督の温情だと思います」(ベテラン記者) 温情…。しかし、えこひいきではないようだ。長期故障の経験を持つプロ野球解説者がこう言う。 「リハビリってのは、通常の練習よりもラクなんです。通常の練習をして身体が疲れると、精神面での達成感みたいなものもあるんですが、リハビリはやっても身体が疲れないので、『こんな調子で大丈夫なのだろうか』と常に不安になります。チームと離れて一人になることも多いので、気持ちの上でもつらい」 栗山監督はそういった清宮の不安感から救うため、一軍という刺激の多い世界にいったん引き入れたとも解釈できる。 一方、他球団の反応だが、「戦況に大きな影響ナシ」とみる声と同時に「清宮次第」と意味深な言い方をするスコアラーもいた。 「日本ハムは、5位。勝率も5割を切っています。チームの起爆剤として、清宮を呼んだのかもしれません」 清宮昇格が決まる前夜、日ハムは東北楽天に快勝した。勝率がようやく5割を超え、貯金1。この時点で、千葉ロッテ、埼玉西武も勝率5割をウロウロしている状況だったが、首位ソフトバンクと2位楽天とはさほど離れていない。勝率5割ラインの日ハム、ロッテ、西武にも首位浮上の可能性は十分にあった。 「若い清宮が打ってチームが活気づけば、日ハムは上昇気流をつかむことができます。栗山監督はそういう狙いも持っていたのではないか?」(前出・ライバル球団スコアラー) また、日ハムに限った話ではないが、GWの大型連休期間の連戦で、選手は疲れきっている。主力選手を休ませたい。1、2試合、試合から外れるだけで十分な回復が望めるのだが、代わりが務まる選手が見当たらない…。そんな状況だという。 試合に出場することを前提とした一軍昇格だったようである。その意味では、清宮は大きなチャンスをもらったといえるが、チームを活気づけるまでには至っていない。清宮の合流した西武3連戦は、全て落としてしまった。 打点を稼いだ25日の第2打席だが、相手ピッチャーは快速球を誇る多和田真三郎だった。実戦に復帰して間もなく、二軍投手の速球にも差し込まれていたのに、一流投手を相手に結果を出した点は、素直に評価すべきだろう。栗山監督は、一流選手はトップレベルの中で調整すべきとも考えていたのかもしれない。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2019年05月27日 17時00分
新神宮球場で危機感 巨人に再燃する「築地市場跡地」本拠地計画
東京オリンピック・パラリンピックを契機に、明治神宮外苑一帯の再開発が始まる。本拠地移転問題に揺れていた東京ヤクルトが商業施設も併設する「ボールパーク」を手にする一方、心穏やかでないのが巨人だ。球界勢力図が替わる可能性もあり「築地ジャイアンツ球場」建設計画が再燃――。 5月8日、東京五輪を契機に東京・明治神宮外苑地区一帯の再開発に関して、都の環境アセスメントの手続きが本格的に始動した。神宮球場は、明治神宮、日本スポーツ振興センターなどにより、神宮球場と秩父宮ラグビー場が場所を入れ替えて建設されるという。 しかも、2027年に新球場が完成してから旧球場を取り壊すことで、空白期間はない。つまり、一時期騒がれたヤクルトの本拠地移転問題も消滅したのだ。 五輪開催にともない来年7月6日から9月13日までは使えなくなるが、あとは従来通り神宮球場で試合ができる。新神宮球場一帯の再開発の工程表はこうだ。 まず’21年に神宮第二球場を解体し、翌年、新たな秩父宮ラグビー場をその跡地に建設。工事は2024年にいったん終了し、その後、秩父宮ラグビー場を解体してその跡地に新神宮球場の建設を始め、2027年に完成させる。その後、神宮球場を取り壊して、新秩父宮ラグビー場の観客席を増設。合わせて商業施設や宿泊施設も建設し、2030年秋をめどに全体の計画を完了する計画だ。 およそ10年、総工費1000億円の巨大事業だが、この工程表からも分かるように、計画の中心にあるのは神宮球場である。メジャーリーグのサンディエゴ・パドレスの本拠地、ペトコ・パーク(数約4万2000人収容)を参考に、球場にビルの一部を取り込み、レストランやホテルを営業し、屋上は観客席として利用する計画もあるという。 2万5000人収容の新秩父宮ラグビー場は、開閉式の屋根を設け、コンサートなどでも利用可能。6万8000人収容の新国立競技場は、サッカー日本代表の試合や陸上などの世界的な大会やイベントで使用され、ライブコンサートなら8万人が収容できる予定だ。「地獄から一転とはこのこと。地方への本拠地移転どころか、ヤクルトは新宿区と渋谷区という都心一等地に超豪華なボールパークを手に入れます。スポーツ観戦のみならず、それ以外でも楽しめるトレンドな街にする計画で、その旗艦的存在がヤクルト。球界の人気勢力地図も塗り替わりそうです」(スポーツ紙デスク) これに危機感を募らせているのが巨人だ。本拠地の東京ドームは築30年を超え、老朽化が目立つ。建て替えたくても、持ち主は読売グループと資本関係がない東京ドームで、後楽園球場から建て替えた際は旧後楽園競輪場に移してスムーズに工事が運んだものの、その際、同球場跡地に東京ドームホテルを建設したことから、今回敷地内での新球場建設はできないのだ。 とはいえ、球団と球場の一体経営は日本球界でも主流になっていて、福岡ソフトバンクや横浜DeNAがMLB流のボールパーク化で観客動員を大幅に伸ばしているのは歴然たる事実。日本ハムも本拠地を札幌市から北広島市に移して新スタジアムを建設し、2023年からボールパークとなる。「ヤクルトが明治神宮外苑の再開発を機により大きく変貌することで、巨人1球団だけ、時代に取り残され球界盟主の座から転落する可能性がある」(巨人OBの野球解説者) そこで再燃しだしたのが、新球場建設に伴う巨人の「本拠地移転案」。これまでも築地市場跡地をはじめ、東京スカイツリーに近い墨田区や、よみうりランドがある稲城市への移転が検討されたが、いずれも保留とされてきた。しかし、今度はそうはいかない。「読売グループが狙いを定めているのが、東京の一等地・銀座に近い築地市場跡地。ここに松井秀喜氏が希望する天然芝の新ジャイアンツスタジアムを建設し、監督招請の切り札にする計画です。それ以外、神宮外苑に勝てるブランドはありません」(前出・デスク) 小池百合子都知事は今年3月、築地跡地を「交流促進」「おもてなし」など4つのゾーンに分け、MICE(国際会議場・展示場)施設を建設すると公表。隣接する浜離宮恩賜庭園の魅力を生かし、観光客のための高級ホテルやレストランなども誘致していくとしているが、来年夏には都知事選があり、再選は極めて微妙だ。 自民党は総じて反発しており、鈴木大地スポーツ庁長官や丸川珠代元五輪相、橋本聖子参院議員会長、さらに谷垣禎一元総裁の名も刺客候補に挙がっている。 小池氏の頼みの綱は、かつて保守党で同志だった二階俊博幹事長だが、「タヌキ親父」と呼ばれる同氏がすんなり応じるとは思えない。そこに乗じるのが読売新聞であり、オピニオンリーダーの渡邉恒雄氏だ。 自民党支持を取り付けた再選とバーターで、築地市場跡地をジャイアンツスタジアムに変更する可能性は十分にある――。
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