スポーツ
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スポーツ 2019年10月30日 06時30分
スターダム岩谷麻優&中野たむがKNOCK OUT登場で選手を激励
キックボクシング団体KNOCK OUTを運営する株式会社キックスロードは、11月1日に東京・後楽園ホールで開催される『KNOCK OUT 2019 BREAKING DAWN 』に、女子プロレス団体スターダムの岩谷麻優、中野たむの両選手が登場すると発表した。 スターダムは先日、ブシロードグループのキックスロードに買収されることが会見で発表されたばかり。本格的な始動はキックスロードが社名を株式会社ブシロードファイトに変更する12月1日からとされているが、買収会見後、岩谷、中野と、KNOCK OUTの小笠原瑛作、ぱんちゃん璃奈が対談を行うなど、プロレスとキックとジャンルは違えども、運営会社が一緒になることから、早速交流を始めている。 同じブシロードグループ会社である新日本プロレスと両団体の交流はなかなかハードルが高そうだが、スターダムとKNOCK OUTはビッグマッチなどで交流する可能性がありそうだ。関係者の話によると、今回は岩谷と中野がKNOCK OUTの会場を訪ねてリングに上がり、挨拶をするだけじゃなく、メインイベントのプレゼンターとして、小笠原瑛作とサオエーク・シットシェフブンタムの試合前に花束贈呈を行い、大会に華を添えるとのこと。スターダムの“アイコン”こと岩谷が登場するのは、新日本に例えるなら棚橋弘至が登場するようなもの。 今大会は8月の東京・大田区総合体育館大会で敗れた小笠原瑛作と日菜太の再起戦が大きなテーマとなっており、重森陽太も新生KNOCK OUTには初参戦を果たす。また、山口元気プロデューサーが掲げている「新世代の育成」という意味でも、期待値の高い選手の筆頭である壱(いっせい)・センチャイジムや、前回大会のメインで衝撃的なKO勝利を収めた鈴木千裕も連続参戦するなど、豪華なカードがラインナップされている。 来年、ブシロードファイトの名の下に、さらなる飛躍を目指すスターダムとKNOCK OUTは、ともに大田区総合体育館でのビッグマッチを控えており、両団体のリング内外の交流はもちろんのこと、今大会は来年に向けて重要な大会になるのは間違いない。(どら増田)
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スポーツ 2019年10月29日 22時30分
プロレスラー世界遺産 伝説のチャンピオンから未知なる強豪まで── 「ディック・ザ・ブルーザー」荒くれファイトで名を馳せた“生傷男”
殴る蹴るの荒くれ殺法で長くトップに君臨したディック・ザ・ブルーザー。シングルプレーヤーとしてだけでなく、クラッシャー・リソワスキーとのタッグでも一世を風靡した。 コンプライアンスにうるさい昨今では許されないような“悪さ”が、ブルーザーの最大の魅力であった。 ※ ※ ※「今と昔ではプロレスラーの風格や存在感がまったく違う」などと言うと、若いプロレスファンからは反感を買いそうだが、しかし、そうとしか言えない部分は確かにあって、その代表的な1人が“生傷男”ディック・ザ・ブルーザーだ。 主に使う技はパンチとキック。それも拳骨でぶん殴り、足裏をぶち当てて蹴り倒すといった単純かつ豪快さで、今どきの格闘技における打撃とはまったく別種のものである。 1968年2月、2度目の来日でジャイアント馬場の保持するインターナショナル・ヘビー級王座に挑戦したときには、逆エビ固めで3本勝負の1本目を奪っており、また、若い頃には、パイルドライバーの態勢で相手を持ち上げて力任せに揺さぶるという、本当に効いているのかよく分からないバックブリーカーをフィニッシュとして使ったりもしている。 しかし、試合のほとんどはパンチとキックで占められていて、見せ場での大技はキチンシンクやニーリフト、アトミック・ボムズ・アウェイなる呼び名のダイビング・フットスタンプであった。あるいは、目に付いたもので手あたり次第に相手を打ちのめす凶器攻撃も得意で、1965年11月の初来日時、馬場戦では蔵前国技館の床板を蹴破り、それを凶器に使ったことは今でも伝説として語り継がれている。 言うならば、酒場での荒くれ者の喧嘩の延長線である。外国人選手として決して大きくないブルーザーは、馬場との対戦ではかなりの身長差があったにもかかわらず、リング上や会見場では常に尋常ならざる殺気を発していた。 同じような容姿と体形、ファイト内容の“粉砕者”クラッシャー・リソワスキーとの“元祖極道コンビ”では、馬場&アントニオ猪木のBI砲をはじめ多くの猛者たちを血祭りに上げている。「後年にはベビーフェイス(善玉)に転向していますが、殴る蹴るの試合ぶりを変えることなく、それで観客も納得して声援を送っていたのだから、これはもうブルーザーの存在感ゆえとしか説明がつかない」(プロレスライター) 50歳を数える頃には当時30代半ばと脂の乗ったブルーザー・ブロディを相手に、“ブルーザーの名を懸けた抗争”も繰り広げている。「嘘か真か、かのルー・テーズが『あんなヤツとはやりたくない』と対戦を拒絶していたという話もあります。テーズの信奉するレスリングとは正反対のスタイルにもかかわらず、絶大なる人気を誇るブルーザーとはやっていられない、となっても不思議はないでしょう」(同)★ジャイアント馬場を「小僧」呼ばわり ブルーザーはその暴れっぷりから、1957年にはマディソン・スクエア・ガーデンを永久追放、ニューヨーク州での試合も一切禁止する処分を受けている。 試合後の流血乱闘に興奮した観客がリングに押し寄せた際、それを次々と投げ飛ばして椅子を投げつけ、結果、300人近くの観客と制止に入った警察官2人を負傷させたからである。 リング外でも豪快なエピソードには事欠かない。 初来日時には移動の新幹線にあった酒を全部飲み干し、馬場に敗れた試合後には銀座でホステスを両脇にはべらせて、「俺は負けてない」と豪語。ファイトマネーのすべてを土産の電化製品につぎ込んだといわれる。「大学時代にはアメリカンフットボールで名を馳せるも、喧嘩の連続でたびたび放校処分を受け、フットボール引退後には酒場で用心棒をしていたというデビュー以前の逸話については、多分に脚色された部分もあるでしょう。しかし、葉巻をくわえてビールをラッパ飲みし、しゃがれ声で馬場を『小僧』呼ばわりする姿からは、本物の凄味が感じられました」(同) その凶悪な顔面とともに凄味の裏付けとなっていたのが、さすが元フットボール選手と言うべき分厚い肉体であった。首の周りが盛り上がり、前屈みにファイティング・ポーズをとれば、背中の筋肉がモコモコうごめくといった具合。「ステロイド剤がなかった時代、あれだけの肉体を作り上げて維持するためには、裏で相当なトレーニングを積んでいたはずです」(同) もちろん、ブルーザー自身はそんなことをおくびにも出さなかった。そういうところもまた、昭和のレスラーの奥深さと言えるのではなかろうか。ディック・ザ・ブルーザー***************************************PROFILE●1929年6月27日生まれ〜1991年11月10日没。アメリカ合衆国インディアナ州出身。身長185㎝、体重118㎏。得意技/パンチ、キック、アトミック・ボムズ・アウェイ。文・脇本深八(元スポーツ紙記者)
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スポーツ 2019年10月29日 22時30分
新日本、ジェイ&KENTAの悪の王者タッグが後藤&石井に暴挙!
新日本プロレス『Road to POWER STRUGGLE 〜スーパーJr. タッグリーグ2019〜』▽28日 東京・後楽園ホール 観衆1,481人 新日本プロレスの『Road to POWER STRUGGLE 〜スーパーJr. タッグリーグ2019〜』はもう終盤戦。東京・後楽園ホール2連戦の2日目が28日に開かれた。 開催中の『スーパーJr. タッグリーグ2019』は、メインイベントで、ウィル・オスプレイ&ロビー・イーグルスのB.O.Pが、快進撃を続けている田口隆祐&ロッキー・ロメロを撃破した。IWGPジュニアタッグ王者組の石森太二&エル・ファンタズモが残り1試合で勝ち点10の首位。田口&ロッキー、オスプレイ&イーグルス、エル・デスペラード&金丸義信が勝ち点8だ。同じく残り1試合を残しているが、3連覇を狙うSHO&YOHも勝ち点6ながら、まだ2試合を残し優勝争いに踏みとどまっている。昨年は決勝が巴戦にもつれただけに、今年も最後まで混戦必至だ。 前日に暴走した内藤哲也はこの日もタイチ擁する鈴木軍と前哨戦を行ったが、鈴木軍の場外戦にも動じることなく、デスティーノでDOUKIを沈めて完勝。試合後、タイチを場外に投げるとイスを使って連夜の襲撃。タイチも応戦したが、最後は内藤がタイチにツバを吐きつけてこの日も優勢なイメージをファンの目に焼きつけた。シリーズ最終戦の11.3大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)大会でのシングルマッチまで、残る前哨戦は3試合。タイチはもう一度巻き返せるのだろうか。 11.3大阪大会でIWGPインターコンチネンタル王座戦を行うジェイ・ホワイトと後藤洋央紀、NEVER無差別級王座戦を行うKENTAと石井智宏のダブル前哨戦もあった。 ジェイとKENTAの王者タッグは高橋裕二郎&外道を、後藤と石井の挑戦者タッグは本間朋晃&トーア・ヘナーレを率いて8人タッグマッチで対戦。試合はジェイがヘナーレをブレードランナーで仕留め、チャンピオンチームが勝利。試合後にジェイは後藤にもブレードランナーを放った。さらにKENTAも石井にgo 2 sleepを決め、倒れた2人に対してそれぞれベルトを誇示し挑発した。 ジェイのコンディションは良好で、このまま東京ドームまで突き進む勢い。2冠王を狙う内藤や飯伏にとってもやっかいだろう。大阪までに止めておきたいところだ。(どら増田 / 写真・藤井ギダイ)
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スポーツ 2019年10月29日 20時15分
「某球団が腹立たしい」広島ファン・山中アナのツイートに巨人ファン激怒 「ルールには違反してないだろ」の声も
元フジテレビでフリーの山中秀樹アナが、28日に投稿したツイートが物議を醸している。 問題のきっかけとなったのは、山中アナが同日の20時30分ごろに投稿したツイート。その中で、山中アナは「選手を育てるより、手っ取り早くFAの選手を集めようという某球団の姿勢が腹立たしい」と憤慨。また、「ウチの選手をあの球団には行かせたくない、育てる意識が希薄だから、という高校野球の監督もいる」と、自分以外にも同様の考えを持つ人がいると強調している。 ツイートにある「某球団」がどの球団をさすのか、山中アナは現時点では明らかにしていない。ただ、93年のFA導入以降26名(12球団中1位)の選手を獲得していることや、山中アナがツイッターアカウントのプロフィール欄で広島ファンと公言していることなどを総合して、この某球団は昨年の丸を筆頭に、広島から4名をFAで獲得している巨人のことを指しているというネットの声も多い。 実際、山中アナのツイートに対し、ツイッター上の巨人ファンは「某球団って巨人のことか?別にルールには違反してないだろ」、「優勝・日本一のために、足りないところを補強するのは当然だろ」、「文句なら特定球団じゃなくてFA制度そのものに言えよ、お門違いも甚だしい」、「そもそも、影響力のある人間がこんな私的なツイートをすること自体がおかしい」と大ブーイング。 また、「いろいろやらかしたそっちが言える立場かよ」、「監督が暴力振るうような球団は選手から出ていかれて当然」、「こっちからしたら、助っ人がドーピングしてた方がよっぽど悪質だわ」と、広島側を非難するコメントも数多く見受けられた。 「今シーズンの広島は7月に緒方前監督による野間峻祥への暴力、8月にバディスタによるドーピング違反が相次いで発覚し、球界に大きな波紋が広がりました。山中アナのツイートに批判が相次いでいるのは、これらの不祥事に今なお納得していないファンが多いことの裏返しなのかもしれません」(野球ライター) 最近のアナウンサーでは他にも、RKB毎日放送・櫻井浩二アナやRCC中国放送・石田充アナなどがプロ野球に関する私的なツイートを投稿し炎上している。こうした投稿がファン同士の不毛な争いにつながることを、当事者の選手たちは決して望んではいないはずだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について山中秀樹アナウンサーの公式ツイッターよりhttps://twitter.com/yamachutitan
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スポーツ 2019年10月29日 18時52分
DeNA・筒香、チーム野手初のメジャー挑戦を正式発表! 横浜からアメリカへ、ファンも「大活躍を期待」とエール
横浜DeNAベイスターズの主砲でキャプテンの筒香嘉智が、29日にメジャー挑戦することを正式に会見で表明した。 会見では「野球を始めてから、メジャーリーグへの憧れはずっとプロに入ってからもあった」と、幼少期からの夢であったことを明かした筒香。またポスティングシステムを容認してくれたチームに「快く決断を尊重してくれた」、10年間声援を送り続けてくれたファンには「プレーする中、いいときもそうでないときも、毎日変わらぬ熱い声援をいただいた。横浜スタジアムを毎試合満員の中でプレーする幸せを感じていた。ファンがいなければ、今の自分はない」とし、両方に「感謝しかない」と、素直な気持ちを吐露していた。 この一報を受け、ファンも「絶対成功してほしい」「アメリカまで応援しにいく」「寂しくなるけど、筒香の夢を全力応援します」など、ベイスターズから羽ばたいていくキャプテンにエールを送っていた。 ベイスターズでは初となるポスティングシステムでのメジャーリーグ移籍を目指す筒香。過去ベイスターズに在籍し、メジャーに挑戦した選手は5人で、全てピッチャーだった。 1999年に現2軍ピッチングコーチの大家友和を皮切りに、翌2000年には大魔神・佐々木主浩、2002年には小宮山悟、2006年には斎藤隆がメジャーに挑戦。楽天経由ではあるが、2008年には福盛和男も海を渡っている。大家は51勝、佐々木は129セーブ、斎藤は21勝84セーブを挙げるなど大活躍を成し遂げた。 毎年フォームを変えるなど、常に「進化したい」との思いを持ち続ける筒香には、より高いレベルでの環境がさらなる飛躍につながるのではなかろうか。打者はメジャーで成功しづらいとのデータもあるが、横浜の先輩たちのようにぜひとも成功を成し遂げてほしい。横浜からアメリカに戦場は変わるが、空高くホームランをかっ飛ばす筒香の姿を、ファンは心待ちにしている。写真・取材・文 / 萩原孝弘
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スポーツ 2019年10月29日 18時00分
千葉ロッテ“163キロ右腕”佐々木朗希獲得で前澤氏が買収再意欲
昨年末、「いったん断念する」と千葉ロッテマリーンズの買収から撤退したZOZO前経営者の前澤友作氏だが、“令和の怪物”佐々木朗希の入団で「再トライ」!? 会社売却でヤフーから得た4000億円を懐に持ち、さらに孫正義氏の支援も取り付け、リベンジへ本腰を上げている――。 近年のドラフト会議といえば、ダルビッシュ有や大谷翔平、清宮幸太郎を獲得した日本ハムの独壇場だったが、今は「鬼引き」の千葉ロッテ。今年も、最速163キロの“令和の怪物”大船渡高(岩手)の佐々木を果敢に1位指名。日本ハム、ロッテ、楽天、西武の4球団と競合したが、井口資仁監督が拳を突き上げ、交渉権を獲得した。 これでロッテは、2015年の平沢大河(仙台育英)を皮切りに、佐々木千隼(桜美林大)、安田尚憲(履正社)、藤原恭大(大阪桐蔭)、佐々木と5年連続でくじ引きを引き当て、着々と戦力を整えている。実は、その瞬間を誰より喜んだのが、マリーンズ獲得に強い意欲を燃やす前澤氏なのだ。 「昨年7月、ツイッターで『プロ野球球団が持ちたい』とアドバルーンを上げたのが始まりでした。この時は球団名こそ明かしませんでしたが、前澤氏は千葉県鎌ケ谷市出身で、ZOZOの本社は千葉市。しかも同社は千葉マリンスタジアムの命名権を保有し、『ZOZOマリンスタジアム』と名付けています。女優の剛力彩芽と生活すると思われる100億円豪邸も千葉市内に建設中。これらのことを考えれば、ターゲットが千葉ロッテであることは明らかでした」(大手紙記者) ネット上では「200億円」の買収値が囁かれ、ファンも気鋭の実業家による千葉ロッテ買収に期待を寄せた。しかし、金の力を背景にした敵対的買収にロッテは強く反発。協議する前に、答えは「NO」。結局、前澤氏は昨年12月、「近々でのプロ野球買収はいったん断念する事にした」とツイッターで表明した。 「今回は努力と勉強不足だった。夢は夢として諦めず持ち続けたい」と捲土重来を書き綴った。その言葉通り、この1カ月で前澤氏を取り巻く環境は一変、再トライが始まった。「9月21日にファッション通販大手『ZOZO』をヤフーに売却。所有する同社の37%の株式を手放し、4000億円規模の売却益を手にしました。その翌日、ゼロから事業を作りたいと、ただちに新会社『スタートトゥデイ』(ZOZOの前社名と同じ)を立ち上げましたが、新規事業の柱の1つが千葉ロッテの経営参画のようです」(前同) 将来のマリーンズの株式上場を視野に入れながら、緩やかに球団株を買い増し、合意の上で球団を譲受。前回の球団買収の失敗を教訓に“友好的買収”に戦略を転換させたのだ。 「毎年のように球団買収が囁かれている千葉ロッテですが、前澤氏の200億円オファーは超破格。DeNAがTBSからベイスターズを買収した際は、球団株68%の取得に65億円、日本野球機構に支払う預かり保証金が30億円の、合わせて総額95億円。“令和の怪物”をゲットしたことで、球団の評価額はさらにアップしましたが、それが前澤氏には追い風になっているのです」(大手広告代理店) 棚からぼたもちの4000億円がある前澤氏に取って、2000億円程度あった借金をチャラにしても、懐事情は余裕十分。2023年に予定している月旅行の費用750億円に比べれば、千葉ロッテ買収など、はるかに安い買い物だ。いずれは戻る預かり保証金30億円を上乗せしてでも、成就させる考えだという。 さらに、前澤氏のロッテ買収は、メジャーを目指す佐々木にとっても好都合だ。 高校卒業後にアメリカに音楽留学した前澤氏は、米国にもネットワークを持つ。ロッテの井口資仁監督は福岡ダイエーホークスからメジャーへ渡り、シカゴ・ホワイトソックス、フィラデルフィア・フィリーズで2度の世界一を経験。その後、千葉ロッテで日本球界復帰を果たした。つまり、2人ともフロンティア精神を持ち合わせている。 「大船渡高校の国保陽平監督は、地元の進学校・盛岡一高から筑波大に進み、卒業後に米独立リーグでプレーした経験を持つ変わり種教師。佐々木には早くからメジャー挑戦を勧め、肩の消耗を極力防いできた。夏の岩手大会決勝で登板させずに甲子園こそ逃したが、これは想定内。プロ入り後はメジャー経験もある吉井理人投手コーチが預かる。唯一の心配は、興行面を優先し佐々木の“完成前”に登板させることだが、前澤マネーが入れば、じっくり育てることができる」(スポーツ紙デスク) 10月24日からは、日本で初開催となる米ゴルフツアー「ZOZO選手権」が千葉・習志野CCで開かれ、タイガー・ウッズが13年ぶりに日本でラウンドする。賞金総額約11億円、優勝賞金約2億円。この米ツアーは6年契約で、ZOZOは既に契約金も支払い済み。その旗振り役を務めた人物こそ前澤氏で、ヤフーの親会社であるソフトバンクの意向もあるが、前澤氏の「スタートトゥデイ社」が冠スポンサーを引き継ぐ可能性もある。 「前澤氏の後ろ盾になっているのは、ホークスのオーナーでもあるソフトバンクグループの孫正義会長。ZOZOの売却、私生活も含め、あらゆることを相談している間柄。新会社の立ち上げでバックボーンが希薄になったが、孫会長が支援を約束していることで今後も仕事は進めやすい。米ゴルフツアー開催を実績に、球団買収に繋げたいのだろう」(同) ロッテに1位指名された佐々木は「浜風が強いので、風に気をつけたい」と話した。その「浜風」こそ前澤旋風。しっかり、球団の実情を掌握している。
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スポーツ 2019年10月29日 17時30分
オリックス今年の高知キャンプは野手オンリー!来月2日から開催
オリックスは11月2日から20日まで高知・高知市東部野球場で開催する秋季キャンプの参加メンバーを発表した。6日、11日、15日は休日となり、雨天の場合は室内練習場で行われる。 例年であれば、高知には来季一軍での活躍が期待される投打の若手選手を中心にメンバーを選んでいたが、今年は投手陣は大阪の舞洲にある球団施設で、野手は高知でと、投打を分けてキャンプを行うという異例な秋季キャンプとなった。来季より高山郁夫投手コーチがヘッドコーチも兼務することから、高山ヘッドが舞洲、西村徳文監督が高知を統括することになりそうだ。 西村監督になって1年目の今年は、8月までCS争いを繰り広げていたが、9月に大型連敗を喫してしまい最下位に終わってしまった。チーム全体が若返りを図ったことから、西村監督が掲げるアグレッシブさは増したものの、ミスが多かったのも事実。修正出来るところは秋季キャンプで修正し、来季に向けて充実したオフシーズンを送りたいところ。 今年は“マッチョマン”吉田正尚が、山岡泰輔、山本由伸とともに世界野球プレミア12 の侍ジャパンに選出されたため、高知キャンプは不参加になってしまったが、昨年は西村監督自ら連日サイン会を行うなど、高知キャンプでは選手も積極的にファンサービスに応じている。昨年はこうした効果もあり、動員数も増加。球団が用意したサイン会だけではなく、練習場の移動時や球場を出る時にも選手を身近に感じられるだけに、ファンには最低限のモラルとマナーを守って、秋のキャンプを楽しんでもらいたい。 参加選手は以下の通り。<捕手(3名)>若月・稲富・フェリペ<内野手(8名)>白崎・太田・山足・頓宮・宜保・廣澤・中川・比屋根<外野手(8名)>西浦・宗・後藤・西村・小田・根本・佐野・杉本(どら増田 / 写真・中村実愛)
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スポーツ 2019年10月29日 17時23分
新日本プロレス・飯伏、真夜中のストーカー被害を告白し心配の声 「台風の動画で家バレした?」との指摘も
新日本プロレス所属のプロレスラー・飯伏幸太がツイッター上に投稿したツイートが、多くのファンから心配を集めている。 問題となっているのは、飯伏が29日の午前3時44分に投稿したツイート。この中で飯伏は、「本当に家の前までこんな時間についてくるのやめてください。 怖すぎます」と真夜中の時間帯にストーカー被害に遭ったことを告白している。 さらに、同ツイート中には「毎回同じ方、分かりますよね? すみません、良くないです」という一文も。ストーカー被害に遭ったのが今回が初めてではなく、同一人物によって過去に何度も同様の被害に苦しめられていることがうかがえる。 飯伏の悲痛なツイートを受け、投稿に返信する形でファンからは「何かあってからでは遅いです、すぐにしかるべきところに相談してください」、「ツイートするより先に会社とか警察に話した方がいいですよ」、「そういう類の人はだんだんエスカレートするからすぐ対処しましょう」と心配する声が殺到。 また、2016年まで新日本プロレスに所属し、現在は米・WWEで活躍するプロレスラー・中邑真輔も「通報だ!」、「引っ越しだ!」と返信ツイートを寄せ、飯伏に何らかの対応をとるよう勧めている。 一方、中には「外映した動画もまずかったのか」、「もしかして台風の動画で家バレしたのかな?」、「あの動画で自宅を特定されたのかもしれん」といった推測も。飯伏は台風19号が関東地方を襲った今月12日、どれほどの強風か確認するため自宅バルコニーに出た様子を収めた動画を『風に負けた!』といった一文と共に投稿しているが、この動画に映り込んだバルコニーやその周辺風景が、自宅や部屋番号の特定につながったのではと推測するファンも多いようだ。 「『ゴールデン☆スター』の二つ名を持つ飯伏選手は、自由奔放なファイトスタイルと端正な顔立ちで多くの支持を集めているレスラー。今回の一件の犯人が男性なのか女性なのかは不明ですが、どちらにせよ行き過ぎた好意を持ったファンの可能性は高いでしょう」(プロレスライター) ストーカー被害は場合によっては、命に関わる事態にもなりかねない、れっきとした犯罪行為だ。被害者である飯伏はもちろん、会社や警察も何らかの対応が必要だろう。文 / 柴田雅人写真 / 萩原孝弘記事内の引用について飯伏幸太の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/ibushi_kota中邑真輔の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/ShinsukeN
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スポーツ 2019年10月29日 11時41分
阪神・北川コーチ、「マスコミ戦略」でチームを変える? 現役時代「因縁」と言われた”ノムさんの息子”とは意外な関係性
阪神の新コーチの一人、北川博敏打撃コーチがチームに合流したのは、10月26日だった。矢野燿大監督が同コーチに託したのは、伸び悩んでいる右打者の若手たちへの指導。プロ生活は阪神でスタートさせたが、近鉄、オリックスを渡り歩き、引退後も2球団でコーチを務めてきた。「その経験を生かして」と経営陣も期待していたが、同コーチから本当に学ぶべきは「生き方、考え方」ではないだろうか。 北川コーチと言うと、真っ先に思い出すのが、2001年9月26日。大阪近鉄バファローズに移籍した最初のシーズンで、9回裏に代打で登場し、サヨナラ満塁ホームラン、その一発で優勝を決めるというマンガみたいなことを本当にやってのけたのだ。 「1994年、ドラフト2位で阪神に指名されました。『強打の捕手』として大きな期待を寄せられましたが、レギュラーに定着できず、2000年オフ、チームがヤクルトからカツノリ(野村克則、現・楽天二軍コーチ)の獲得を決めたので、弾き出されるように近鉄にトレード放出されました」(ベテラン記者) そのトレード先で優勝に貢献できたのだから、古巣を見返すこともできただろう。 しかし、北川コーチの日本大学時代を知る関係者によると、「当時から兄弟みたいに仲良くしていたのが、カツノリだった」と言う。 カツノリは明治大学。年齢も一学年、下だ。日本大学とは対戦リーグが異なるが、カツノリは北川コーチのことを「お兄ちゃん」と呼び、当時からいっしょに遊んでいたそうだ。その弟分の加入が阪神を退団するきっかけになったのは皮肉な限りだ。 「当時の阪神監督は野村克也氏。野村氏は阪神に関する自著の中で、『論外』と捕手・北川にダメ出しをしています」(前出・同) カツノリの父、野村氏の低評価が近鉄での発奮材料になったのかもしれない。 「北川コーチは本当に人柄が良く、いつも笑っていました。首脳陣から、マジメにやっていないと誤解されることもあったようです」(在阪記者) 北川氏は古巣帰還となるコーチ就任会見で、「考え方によってはプラスに持って行けると思う。もともと、僕もチャンスに弱い人間だったので、タイガース時代なんか、特に」と、語っていた。今季、勝負どころで「あと1本」が出ず、12球団ワーストの得点に終わった打線の改善策について、答えていたものだ。 北川コーチは阪神から近鉄に移籍し、マスコミ扱いの違いにも驚いたという。人気球団と比較すれば仕方ないことで、閑古鳥の鳴いている観客席にも同様の感想を持った。しかし、ここから先の発想が他の野球選手とは少し違った。「マスコミを味方に変えてしまえば、緊張しないで済んだんだ」と――。 取材陣に媚を売るという意味ではない。ファンに支持される選手になれば、自ずとマスコミも味方に変わってくる。そのためにはどうすればいいのか。選手・北川はファン、マスコミに対し、自然体で接してきた。この考え方ができれば、阪神の若手たちも甲子園球場の熱い応援を「重圧」と感じることはなくなるはずだ。 選手・北川の見せてくれた代打満塁サヨナラ弾を再演してくれたら…。選手を確実にスキルアップさせるメソッドはない。北川コーチは気持ち、考え方を変えることの重要さを教えるのではないだろうか。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2019年10月29日 06時30分
ヒロ斎藤が蝶野のアシストで藤波から3カウント!長州氏来場!
ドラディションヒロ斎藤デビュー40周年記念『RAGING OUTLAW TOUR IN TOKYO』▽25日 東京・後楽園ホール 観衆1,850人(満員) “炎の飛龍”藤波辰爾が主宰するプロレス団体ドラディションが25日、東京・後楽園ホールで所属選手・ヒロ斎藤のデビュー40周年記念大会を開催した。 ヒロは新日本プロレス時代に一世を風靡したnWoジャパン時代の盟友、武藤敬司&天山広吉とトリオを結成。藤波、越中詩郎、獣神サンダー・ライガーのドラゴンボンバーズと対戦したが、スペシャルレフェリーは蝶野正洋。ヒロは蝶野が新日本時代に本隊を飛び出したときから行動をともにしており、狼群団、nWoジャパン、TEAM2000と長きに渡って蝶野をサポート。黒のカリスマの名参謀と言われていた。 ヒロは蝶野がレフェリーと聞いて「驚いた」と話していたが、蝶野は「ヒロさんを勝たせるためにレフェリーをする。武藤敬司が信用できない」と、武藤に対する不信感から、レフェリーを務めるとしていた。だが、ふたを開けてみると一転。試合ではヒロがカバーするたびに往年の極悪レフェリー阿部四郎さん(故人)を彷彿とさせる高速カウントを披露すると、あげくの果てには武藤のシャイニングウィザードと、蝶野のケンカキックの連携を藤波に的中させて、最後はヒロがセントーンで藤波から3カウントを奪取した。 試合後、藤波は「レフェリー、おかしいだろ!」と抗議するも“空気を読んで”引き下がった。かつての付き人のためにサプライズも。ヒロさんと新日本、ジャパンプロレスなどで一緒だった長州力氏が登場するなど、最後はノーサイドの雰囲気を演出していた。 蝶野は「狼群団、nWoジャパン、TEAM2000と、いつもヒロさんに操られてきました」と笑わせると、長州氏は「チョビ(ヒロの若手時代からの愛称)、よく頑張ったな。一生懸命トレーニングして頑張れよ」とエール。ヒロは「ありがとうございました」と控え目にあいさつした。 27日の大阪・大阪ATCホール大会でヒロは、越中、ライガーと異色トリオを結成。藤波、藤原喜明と、船木誠勝の代打で出場した藤波の長男LEONAと対戦し、セントーンでLEONAから3カウントを奪ってツアーを連勝で終えている。(どら増田)
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“現役美人女子高生”京川舞の代表加入で、なでしこ川澄ちゃんにピンチ到来!
2012年03月03日 17時59分
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極秘キャッチ 阪神・金本・城島を引退に追いやる虎の巻(1)
2012年03月03日 11時00分
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浅尾美和の姿態も見られる! ビーチバレーのユニフォームが露出度アップ!
2012年03月02日 15時30分
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TBSニンマリ! 異例のサッカー男女W生中継で高視聴率ゲット!
2012年03月01日 15時30分
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新体制の新日本プロレス 戦略発表会
2012年03月01日 11時45分
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巨人・坂本が“女性記者お持ち帰り”報道で「アサヒ芸能」と和解!
2012年02月29日 15時30分
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キャンプ情報 2012年大混戦の予兆 東京ヤクルト編
2012年02月29日 11時45分
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キャンプ情報 2012年大混戦の予兆 横浜DeNA編
2012年02月28日 15時30分
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UFC日本大会 秋山もKIDも負け!
2012年02月27日 12時05分
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日本陸連面目丸潰れ! 市民ランナーに続き今度は“無職ランナー”が東京マラソンで好成績!
2012年02月27日 11時45分
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スポーツ
キャンプ情報 2012年大混戦の予兆 オリックス編
2012年02月27日 11時45分
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スポーツ
九重親方ぬか喜びの“ナンバー2”
2012年02月27日 11時00分
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スポーツ
吉本新喜劇に貴乃花親方参戦 暴力団スキャンダルの腐れ縁
2012年02月26日 11時00分
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スポーツ
キャンプ情報 2012年大混戦の予兆 中日編
2012年02月25日 17時59分
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世界最大の格闘技団体UFC日本大会の記者会見で秋山成勲が「日本の人たちに自分の姿を早く見せたい」
2012年02月24日 11時45分
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スポーツ
キャンプ情報 2012年大混戦の予兆 福岡ソフトバンク編
2012年02月24日 11時45分
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スポーツ
日本相撲協会 約49億円の大赤字も悲壮感がないワケ
2012年02月23日 15時30分
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結果的に“デキ婚”だった亀田興毅だが12年間“下半身の防具”着け続けた姿勢は立派!?
2012年02月22日 16時40分
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スポーツ
「寒いぜ」中畑DeNAすべりっぱなしキャンプ裏実況中継(2)
2012年02月21日 11時00分