スポーツ
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スポーツ 2019年11月11日 11時30分
オリックスから頓宮、宜保ら5選手を派遣!台湾ウインターリーグ
今年も『2019アジアウインターベースボールリーグ』が、23日から12月15日まで台湾で開催される。CPBL、NPB RED、NPB WHITE、KBO、JABA選抜、WCD(味全ドラゴンズ)の6チームが優勝を争う。NPB REDはウエスタンリーグ5チームに、イースタンリーグから東京ヤクルトの選手から選抜され、WHITEはイースタンリーグの残り6チームから選手が選抜されている。 オリックスからは、ピッチャーは本田仁海と東晃平(育成)が、野手は今年一軍でも試合に出場しているルーキーの頓宮裕真、宜保翔、そして廣澤伸哉が選出された。齋藤俊雄バッテリーコーチ、辻竜太郎打撃コーチも派遣されることが決まった。 来シーズンから、プロの世界でも本職だったキャッチャーに戻り、「打てる捕手」を目指す頓宮と、シーズン終盤に一軍に昇格し、アグレッシブな動きを見せた高卒ルーキーの宜保にとっては、秋季キャンプで見つけた課題を実戦で活かせるチャンス。台湾のウエスタンリーグを経て翌年にブレイクした選手も少なくないだけに、西村徳文監督も「ウインターリーグに出る選手は実戦でいろいろ出来るのは大きい」と期待を寄せている。 頓宮は高知で行われている秋季キャンプでは、柵越えを連発しており、バッティング面では好調をアピール。あとはプロの球を捕ることに磨きをかけるべく、キャンプの後半は投手キャンプが行われている大阪・舞洲の球団施設に移動。キャンプ終了後、休む間もなく台湾へ出発する。宜保は内野手のレギュラー争いに加わっていくために、ウインターリーグでの実戦は大きな影響を与えるはず。本人も「試合が出来るのは嬉しい」と、オフシーズンまで試合が出来ることをチャンスと捉えているだけに、ウエスタンリーグでどれだけ成長することが出来るのか楽しみだ。(どら増田)
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スポーツ 2019年11月10日 09時00分
元なでしこ、受け子で逮捕…8人を強姦・強姦未遂で懲役30年の元選手も、サッカー現役引退後の転落
3日までに、振り込め詐欺の「受け子役」をしたとしてサッカー元U―19女子日本代表の会社員・井口祥容疑者が逮捕された。 井口容疑者は高校3年時には女子サッカー部の主将を務め、U―19日本代表に選出されるなど将来を嘱望され、プロ入りを果たしたが、残念ながらプロ入り後は怪我もありほとんど公式戦に出場することのないまま、たった4シーズンで現役生活を終えていた。 井口容疑者は22歳で現役引退後、ガールズバーで働いていたが、1年ほどで退職。その後も店に「100万円貸してほしい」と相談していたということもあり、今回の犯罪はお金に困った上での犯行ともされている。 井口容疑者に限らず、プロサッカー選手が引退後に犯罪に手を染めてしまうケースはいくつかある。 元Jリーガーで、J2の水戸ホーリーホックでプレーした経験を持つ神村奨は、2013年にFC町田ゼルビアでのプレーを最後に3年間のプロ生活を終え現役引退。その後はアマチュアクラブでプレーしながら埼玉県蕨市の団体職員として勤務していたが、2015年4月30日に住居侵入と強姦致傷の疑いで逮捕された。 犯行内容は、無施錠の一人暮らしの女性宅に侵入し、刃物をつきつけ、粘着テープで手首を縛り、乱暴する様子を撮影するという極めて悪質なものだった。神村はその後、次々と余罪が発覚。女性8人への強姦、強姦未遂の罪で2016年に懲役30年の判決を受けている。 2016年には、北海道コンサドーレ札幌の元選手で当時会社員だった斉川雄介が大麻を栽培した容疑で逮捕されている。斉川は2004年に札幌入団後、在籍1年で学業優先を理由に退団していた。斉川は退団直後の2006年にも振り込め詐欺に手を染めたとして逮捕されている。 2015年には、ベルマーレ平塚の元選手であり、当時板金工の中村貴昭が建築現場から電動のこぎりを盗んだ容疑で逮捕されている。中村は1993年間から3年間ベルマーレに所属していたがプロでの出場記録はなかった。 Jリーガーの2019年の平均年俸は3500万円と言われているが、それは年俸32億円のヴィッセル神戸・イニエスタや年俸8億円のサガン鳥栖・フェルナンドトーレスが平均値を上げているだけで、下は年俸200万円台という選手も少なくない。引退後も「元Jリーガー」の肩書を武器にしようにも、日本代表への選出や、個人タイトルの獲得歴を持たない限りサッカー関係の仕事に携わっていくのはなかなか難しいのが実情だ。 アスリートが華やかな舞台で活躍できる年数は限られている、選手は現役時代から次のステージを見据えてキャリアプランを形成しなければ、厳しい現実が待っているのかもしれない。
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スポーツ 2019年11月09日 22時00分
新婚ホヤホヤ“かど番”大関・高安に心配の声…お嫁さんの夢は紅白出場!
余計なお世話かもしれないが、行く末がちょっぴり心配だ…。 大相撲秋場所を左ひじの故障で全休し、11月10日から始まる九州場所(福岡国際センター)は“かど番”で迎える大関・高安(田子ノ浦部屋)が、先ごろ婚約を発表した。お相手は何と、美人演歌歌手の杜このみだ。 高安といえば、支度部屋でも腕を組んでむっつりしていることが多く、記者泣かせで定評のある力士。それだけに、この組み合わせに周囲はびっくり。去る10月31日に行われた婚約会見でも、高安は杜と手をつないで現れ周囲を驚かせた。「とてもすがすがしい気持ちでいっぱい。愛情あふれる幸せな家庭を作りたい」 とろけるような表情で語る高安。これには、左指に1000万円前後のダイヤの婚約指輪をはめた杜もニッコリ顔。「すごくうれしくて、胸がいっぱいです」 2人の出会いは、3年前のNHK福祉大相撲。それ以来、密かに愛を育んでいたようだが、大関と美人歌手というカップルは若島津(現・二所ノ関親方)と高田みづえさんに次いで2組目になる。ただ、いまだにアツアツのこの先輩カップルとの大きな違いは、妻の結婚後の身の振り方だ。 高田さんは結婚と同時に芸能界から引退し、現役時代の夫を支え、引退して部屋を持つとおかみさんとして頑張っている。ところが、高安と杜は異なるようだ。「2人には(横綱になることと、NHKの紅白歌合戦に出場するという)大きな夢があるので、それぞれの夢に向かって頑張りたいそうです」(担当記者) つまり、共働きだ。「しばらくはそれもいいでしょう。でも、高安が引退して部屋を持つとなると、そうはいきません。部屋のおかみは、弟子たちにとってお母さん代わりで、とても片手間にはやれませんから。それでも仕事を続ければ、夫が部屋を持っても仕事を捨てきれず、別居の末に離婚した貴乃花と河野景子のように、いずれは行き詰まるはずです。果たして彼女がどう生きるのか、注目ですね」(同・記者) そんな2人には、早くも試練が襲い掛かっている。大勝負が待っている九州場所が目前にもかかわらず、高安の調子が一向に上がってこないのだ。 11月1日に行われた二所ノ関一門の連合稽古でも、高安は豪栄道に1勝9敗と散々。「婚約して燃え尽きた」などと言われないよう“かど番”脱出への奮起に期待したいものだ。
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スポーツ 2019年11月09日 11時00分
「何年かぶり」のフレーズ満載!DeNAドラフト1位森敬斗への期待度が止まらない!
ベイスターズからドラフト1位指名を受けた森敬斗内野手(桐蔭学園高)。今月2日に契約金1億円、年俸1000万円で仮契約を結んだ期待の黄金ルーキーの報道を見ると「何年ぶり」のフレーズがあふれ、ひときわ注目を浴びている。 桐蔭学園高は高校野球が盛んな激戦区神奈川県にあり、春夏合わせて12回の甲子園出場を誇る名門。ジャイアンツの元監督・高橋由伸氏、現役ではロッテの鈴木大地、楽天の茂木栄五郎など多くのプロ野球選手を輩出しているが、同校は学力も優秀なこともあり大学に進学するケースが多く、ダイレクトでプロ入りしたのは1977年、ヤクルトに2位で入団した渋井敬一氏以来42年ぶりとなった。 さらにベイスターズが高卒をドラフト1位で指名したのは、親会社がDeNAになる前の2011年、投手の北方悠誠を指名したのが最後。野手に限れば2009年の筒香嘉智までさかのぼる。 そして“6”に決定した背番号。1桁の背番号を高卒ルーキーが背負うのは、1999年ドラフト1位の田中一徳氏以来20年ぶりとなる。ベイスターズの背番号6と言えば、大洋時代には“とっつぁん”の愛称で親しまれた高木由一(嘉一)氏や、俊足のスイッチヒッター・高橋雅裕氏が、ベイスターズに変わってからは98年に日本一に輝いたシーズン、左ピッチャー相手にスタメン起用された中根仁氏らが背負って活躍した。 その後印象的だったのは、横浜高校出身のスラッガー・多村仁志氏だ。走攻守、強肩、パワーにファッションセンスもあり、背番号に絡めて“6ツールプレイヤー”と自らを評していた。森も神奈川の高校出身で、走攻守3拍子そろったプレイヤーである点も共通していることから、ファンの間では6番の後継者として最適だとの声も上がっている。 横浜市内のホテルで仮契約を結んだ際に、金額面でも背番号の面でも「期待されているなと思いました」と、率直な言葉を口にしていた森。「1年目から一軍で出してもらえるように頑張りたい」と高卒ながら即戦力になることを目標とし、同時に「10年、20年と結果を残し続けられる選手に」と長期プランも持っているとコメント。メジャー挑戦の筒香の穴も「何年後には越えられるように」と、大きな野心も秘める。久々の地元高校出身の若武者への注目度は、日に日に増すばかりだ。取材・文・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2019年11月08日 19時30分
「土がふかふかで...」元ロッテ・里崎氏の『球場ワースト3』に反響 現役時代に“いろいろな意味でやりにくかった”球場は
元ロッテでプロ野球解説者の里崎智也氏が6日、自身のユーチューブチャンネルで動画を公開。自身が現役時代に苦手としていた3つの球場をランキング形式で紹介した。 「いろいろな意味で、やりにくい(球場)とかはありますよ」と切り出した里崎氏が、まずはワースト3位として紹介したのが広島市民球場(現在は解体済み)。“ロッカーが狭くて汚い”、“球場が狭くてすぐホームランが出るから捕手として気を遣う”、“球の出所と観客席が被って見づらい”といった点を苦手な理由として挙げた。 第2位の球場として選ばれたのはほっともっとフィールド神戸(神戸総合運動公園野球場)。里崎氏は「メジャー(の球場の内野)は土のところがカチカチなんですよ。そして芝が薄いんですよ。だから段差も少ないんでイレギュラーってしづらいんですよね」と前置きした上で、「神戸は土がふかふかで芝目が長い。そして段差もあるのでイレギュラーしたりとか、ホームに返ってくる(バックホーム)のも土になるのか、芝生になるのかでスピード感が全然違うんですよ。すごく難しいです」と同球場での守備に苦労していたことを告白した。 さらに、同球場はベンチとロッカーが遠く、階段を上り下りしないといけないことにも触れ、「プレーも難しいし、準備とかもちょっと嫌な感じです」と評した。 そして、第1位に選出されたのが札幌ドーム。「一番気を遣います」と口にした里崎氏は「ロッカーとかはいいんです。裏の設備は最高です」と設備面は評価した一方、「キャッチャーからバックネットまでの距離が異様に長い。多分12球団で一番広いんですよ。だからワイルドピッチを止められなかったら、一塁ランナーに三塁まで行かれる」とグラウンドの構造に苦しめられていたことを告白。 また、「僕が開幕スタメンに初めて選ばれたのも札幌ドームなんですよ。(でも)ボコボコにやられました」、「(その年は)そこから開幕11連敗です」と苦い思い出も明かし、最後は「札幌ドームは気を遣う球場で、あんまり好きじゃなかった」と締めくくった。 今回の動画を受け、ネット上のファンからは「もう現存しない広島市民球場が入るのは意外」、「捕手以外のポジションの選手なら、全然別の印象になったりするのかな」、「里崎さんは代表経験豊富だから、海外の球場についても語ってほしい」といった声が多数寄せられている。文 / 柴田雅人記事内の引用について里崎智也氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCFCtAX45lgHcf4s0vAgAxww
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スポーツ 2019年11月08日 18時00分
緑健児インタビュー フルコンタクト空手無差別級世界大会開催
来る11月9日、10日に「第12回全世界空手道選手権大会」が開催される。この大会は男女の精鋭が熱い闘いを繰り広げ、ファンを熱狂させてきた真の最強決定戦だ。今回の見どころを大会実行委員長である新極真会・緑健児代表に聞いた。 101の国と地域から選び抜かれた選手たちが、階級を超えて熱戦を繰り広げるフルコンタクト空手(直接打撃制)の世界大会は、4年に一度、空手母国の日本で開催され、世界中のファンを集めている。「一番の見どころは、前回チャンピオンである島本雄二選手が2連覇を果たせるかどうかです。過去の11大会、男子のチャンピオンはすべて日本人選手でしたが、もともと体格の優れたヨーロッパ勢が着実に空手の精神を身につけ、力を増してきています。また、無差別級で同じ選手が2連覇を果たすのは至難の技で、過去に1人いるだけです。そこに島本選手が名を連ねられるか。 ポーランドのマシエ・マズール選手は心・技・体を兼ね備えたヨーロッパの絶対王者ですし、ロシアのナザール・ナシロフ選手は一撃必殺の技を持つ全ロシアチャンピオン。また、ヨーロッパ軽重量級チャンピオンであるリトアニアのエドガー・セシンスキー選手の長身と長いリーチを活かした技も見逃せません」 そう語る新極真会の緑健児代表は、165センチ、70キロの小柄な体格ながら強豪を下し、1991年の第5回大会を制した伝説のチャンピオン。空手界の「小さな巨人」として知られる存在である。“小よく大を制し、柔よく剛を制す”というフルコンタクト空手の醍醐味を最も深く味わえるのが、この無差別級の世界大会だ。「女子の闘いも注目です。フルコン空手の競技人口が世界的に増え、女子の競技者も増加したためか、前回はチャンピオンの座をチェンゲ・ジェペシ選手に奪われましたが、今回はその座を奪還しようと、前回大会準優勝の南原朱里選手や昨年の全日本チャンピオンである久保田千尋選手が技を磨いてきました」 フルコンタクト空手の試合が、東京オリンピック2020の種目となったノンコンタクト(寸止め)空手の試合と大きく異なるのは、防具を着けず、素手、素足で対戦し、相手に直接攻撃するところにある。「技が決まったかどうか、選手自身も観客もすぐに分かる。だから熱くなれるのです。寸止めでは勝負がじかに分かりづらいため、ビデオ判定に持ち込まれることも多々あります。 一方、フルコンでは一撃必殺のノックアウトが続出し、試合の攻防がはっきりして判定も分かりやすいため、選手も観客も一体感を味わうことができる。本気で対戦するからこそ選手同士の絆が生まれ、各国の交流も深まるのです」 特にヨーロッパでは、常に選手同士がしのぎを削っているため、国をまたいだ連帯感が育まれている。世界大会では一丸となって空手発祥の国、日本の選手を倒そうと熱い声援を送る光景がよく見られる。例えば、日本人選手にロシア選手が勝つと、ヨーロッパ側のファンがそろって喝采を送るのだ。「会場の熱気は他のどんなスポーツの大会よりもすごいですよ。これまで縁がなくて試合を見たことがない人ほど、一度見たら『次回もまた!』となる。本気で闘い、試合後に互いを称え合う姿に感動して、『よし、俺も頑張ろう』という気持ちになるんですね。また、選手も対戦中の声援に励まされて、いっそう奮い起つ。そんな熱い現場をぜひ、生で見ていただけたらと思います」 これまで千駄ヶ谷の東京体育館で開催されてきた全世界空手道選手権大会だが、今回は東京体育館がオリンピックに向けての改装に入っているため、東京都調布市の「武蔵野の森総合スポーツプラザ」で開催される。一度足を運んで、新極真空手の熱気に触れてみてはいかがだろう。第12回全世界空手道選手権大会11月9日(土)開場9:00 開会式9:3011月10日(日)開場9:00 試合開始10:00会場●武蔵野の森総合スポーツプラザ(東京都調布市)京王線「飛田給」駅下車(京王線新宿駅から17分)
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スポーツ 2019年11月08日 17時40分
オリックス西村監督「まだまだ足りない」若手の奮起を促す!
オリックス秋季キャンプ第2クール2日目▽8日 高知・高知市東部野球場 高知市東部野球場で行っているオリックスの秋季キャンプ第2クールは8日、2日目に入った。 今回の高知には若手の野手19選手が参加し、毎日バットを振り、守備や走塁にも力を入れて汗を流している。 この日の午後にはランナーがいる想定でのチーム打撃と走塁練習が行われたのだが、西村徳文監督は「やっぱ精度を上げていかないと、取れる1点も取れなくなる。『防げる1点を与えてしまうんじゃないかな』という内容ですよね。チーム力を上げていかないと、他のパ・リーグのチームには太刀打ちできないですよ。しょうもない点をいかに取り返していくかを一緒に考えていくしかないですよね。全てにおいてやることが多い」と厳しい表情で語った。 また若手のアピールについて「まだまだ足りないですね。遠慮してるようじゃダメですよ。もっと声を出してアピールしないと。ポジションは空いてるわけですから。優しい選手が多い」と叱咤。ビジュアル面も含めて猛アピールしている西浦颯大については「アピールしてますね。西浦に限らず、もっと他の選手もアピールしてもらいたい」と奮起を促した。 投手と野手を分けた今回のキャンプについては「自分が選手を把握できたのが一番の収穫」とし、「使える使えないも含めて、まだやらなきゃいけないものはあるけど、自分が見られたのは良い試みだったと思います。まだ半分以上ある中でここまでは良かったんじゃないかなと思います」と、秋季キャンプの前半を振り返っている。 オリックスの秋季キャンプは20日まで。投手陣のキャンプ地は大阪・大阪シティ信用金庫スタジアム(舞洲サブ球場)。なおウインターリーグ参加組は、今クール終了後に帰阪する予定だ。(どら増田)
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スポーツ 2019年11月08日 17時00分
巨人、ゲレーロの退団にファン大反発 不調の中島と明暗分けたワケ「どうせ残しても打たない」の声も
2017年オフに2年総額8億円(推定)の条件で中日から加入し、今シーズンが契約最終年だった巨人・ゲレーロ。その助っ人が退団する運びとなったことを複数メディアが報じている。 報道によると、先月下旬に帰国したゲレーロは来シーズン以降の残留を熱望。しかし、球団は代理人との交渉の結果ゲレーロを放出し、新外国人選手の獲得に動くことを決断するに至ったという。 今シーズン101試合に出場したゲレーロは打撃成績を見ると、「打率.237・21本塁打・54打点・68安打」と今一つだが、シーズン後半戦となる7月以降に限れば、52試合で「.262・13本・36打点・38安打」と復調。 また、ポストシーズンではCS3試合で「.300・2本・4打点・3安打」、日本シリーズ4試合で「.333・0本・5打点・4安打」と、どちらも3割以上の打率をマークするなど奮闘を見せていた。 今回の一件を受け、ネット上の巨人ファンからは「ゲレーロ切るのか、後半戦は頑張ってたのに」、「20発打てる打者を手放すのはもったいない気がする」、「ゲレーロより打てる新助っ人を都合よく引っ張って来れるとは思えない」といった反発の声が噴出。 一方、「ゲレーロは別に切ってもいいが、それなら中島も切ってほしい」、「ゲレーロは出すのに、中島は残すのは謎すぎる」、「なんでゲレーロ切って中島切らないんだ、どうせ残しても打たないのに」と、昨オフ1億5000万円の1年契約で巨人に加入した中島宏之を絡めた批判も数多く見受けられた。 「今シーズンの中島は43試合で『.148・1本・5打点・8安打』とからっきしで、7月以降は一軍出場が無かったにも関わらず残留が決定。同じく、昨オフ入団した岩隈久志も残留したことを元に、『2009年WBCで共に戦った原辰徳監督が2人を贔屓しているのでは?』と見るファンは少なくありません。ただ、ゲレーロはその中島よりも高給取りなだけに、残すにもそれなりのコストが掛かる上、外国人枠の兼ね合いも考えなければいけないという問題があります。また、ゲレーロの代理人は辣腕として知られるスコット・ボラス氏ですが、もしかしたら彼が突き付けた条件の中には、年俸面の他に、『一軍・スタメン保証の確約』といった球団側にとってリスクが大きすぎる条項も盛り込まれていたのかもしれません」(野球ライター) 不満を抱いているファンが多いことが浮き彫りとなっている今回の一件。一部ファンの間では、ゲレーロについて「バレンティン(ヤクルト)獲得の見通しがついたからお払い箱にされた」と見る向きもあるが……。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2019年11月08日 11時30分
侍ジャパン、巨人・坂本が未来の監督と目されるワケ 過去の“準備不足”も原因?
侍ジャパンの一次リーグ突破が決まった。WBCなど過去の国際試合の成績からして、日本の野球は、間違いなく強い。なのに、今回のプレミア12では、点差がどんなに開いていても、常に追い詰められているような雰囲気だ。 原因の一つは、得点効率の低さだ。稲葉篤紀・代表監督(47)の期待していた坂本勇人(30)が極度の打撃不振に陥っている。 「シーズンの蓄積疲労でバットスイングはもちろん、全体の動きにキレがありません」(スポーツ紙記者) 坂本の一次リーグでの打撃成績は11打数3安打(2割7分3厘)。カナダとの壮行試合から数えると、13打席目で「やっとヒットが出た」状態だ。打順は1番から6番に下がったものの、稲葉監督は「スタメンから外す? 考えていません」と言い切った(11月6日)。 「西武の源田など、ショートを守れる選手は他にもいます。稲葉監督は坂本にこだわり、これに異を唱える選手もいません」(現地入りした関係者) 稲葉監督が坂本にこだわる理由だが、まず一つは、彼の持つキャプテンシーだ。リーダーシップの取れる選手が元気なところを見せてくれれば、自ずとチームもノッていく。だが、今は打撃不振のため、チームも盛り上がっていない。一次リーグを全勝通過しても、侍ジャパンが「強い」と思われない理由は、このへんにある。 「初戦のベネズエラ戦で、稲葉監督は坂本に代打を送りました。代打を務めた山田哲人(27=ヤクルト)は、相当なプレッシャーを感じていました。結果は四球。試合後、山田は『緊張した』とこぼしていました。坂本の代打だから、緊張したんですよ。他選手の代打だったら、そんなに緊張しなかったはず」(前出・同) 逆転勝利できたから良かったが、ここで敗れていたら、稲葉監督は「壮行試合から不振と分かっていた坂本をなぜ使ったのか?」「代打を送らず、最後まで選手を信じるべき」との非難も免れなかっただろう。 「過去の国際試合でチームのまとめ役だったのが、稲葉監督でした。稲葉監督は坂本に自分を重ねて見ているのかもしれません」(プロ野球解説者) NPBスタッフが新たな代表指揮官を選出する際、稲葉監督を評価した点は、チームのまとめ役もできる性格だった。この考え方は今も変わっていないという。少し気の早い話になるが、近い将来、坂本は侍ジャパンの指揮官候補に浮上してくるかもしれない。 NPBの内情に詳しいプロ野球関係者がこう言う。 「前回、小久保監督の後任を決める際、NPB内には役職上、決定権を持った人がいませんでした。そのため、合議制となり、さらに準備不足も重なって、稲葉監督と十分な打ち合わせもできないまま、発表会見となってしまいました。その反省から、『東京五輪が終わるころには、何人かの候補者を挙げておきたい』と…」 そう言われてみると、たしかに12球団の監督の去就問題を気にする関係者も増えてきた。現在、ユニフォームを着ている人の中にNPBの本命がいるのか? また、「稲葉−坂本コンビ」を高評価する関係者も少なくない。坂本が打撃不振を脱出し、プレミア12大会の優勝に導くような活躍を見せたら、稲葉監督の続投も十分に考えられるのだが…。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2019年11月08日 06時30分
オリックス西村監督、外野手レギュラー争いに言及!トライアウト参加の西岡にエールも
オリックス秋季キャンプ第2クール1日目▽7日 高知・高知市東部野球場 オリックスは7日、秋季キャンプ第2クールを高知市東部野球場でスタートさせた。今年は投手陣が大阪・舞洲の球団施設でキャンプを行っており、高知には野手のみ参加している。 この日の午後には、西村監督が熱視線を送る中、小田裕也、後藤駿太、頓宮裕真、佐野皓大が特打で猛アピールした。 西村監督は侍ジャパンに選出された吉田正尚以外は「外野のポジションが空いている」とした上で、まず後藤について言及。「練習だけ見てると状態はいいと思う。守備は大丈夫なので、バッティングで結果を出せるかというところ。来年で10年目だったら、ラストチャンスみたいな気分でやってくれたらいいと思う。勝負をかけるというか」と期待した。 「どういう外国人が来るか分からないし、センターとライトは守備力で大事なポジション」という西村監督は「他にも西浦も宗もいる。小田もそんな歳じゃない。佐野も左をやめて右一本で勝負するわけですから。チームとしてはレギュラーがいるのがいいんですけど、誰が出てくるかですね」と外野手争いを展望。オーストラリアのウインターリーグには宗、佐野、西浦が参加するが、「環境が違うところで、またできることもあると思うし、ひと回りもふた回りも大きくなって帰ってきてもらいたい」と期待を寄せている。 柵越えを連発していた頓宮については「実戦になってどういうものを見せてくれるか?ということですよ」とポツリ。「ウインターリーグで実戦をやる選手はその中でやればいいんですけど、その他の選手は残って自分自身が強い気持ちでやっていかないとできない。オフの過ごし方は大事じゃないですかね」とした。頓宮をはじめ、ウインターリーグに参加しない選手全員に、キャンプを経て充実したオフシーズンを送るよう促している。 また、12日に大阪シティ信用金庫スタジアム(舞洲球場)で開催される「NPB12球団合同トライアウト』への参加を表明している西岡剛(元ロッテ、阪神)について、かつてロッテで指導していた西村監督は「何とかそこで獲ってくれる球団があればいいんですけど。年齢的な問題もあるでしょうしね。まだできるんじゃないかなと思ってます」と思いやった。 第3クールで西村監督は舞洲でキャンプを見ることになっている。「日程的には見れるんですよ」と笑っていたが、隣の球場からかつての教え子の吉報を祈る考えだ。(どら増田)
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