スポーツ
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スポーツ 2020年12月16日 11時30分
井口ロッテ“勝利の方程式”ハーマンと再契約!「とても興奮している」
千葉ロッテは15日、同球団を自由契約になっていたフランク・ハーマン投手と来シーズンの契約を結んだことを発表した。 ハーマンはメジャーリーグのインディアンス、フィリーズを経て、2017年からNPBの東北楽天に入団。入団が決まった際にはハーバード大学出身という輝かしいキャリアが大きな話題となった。来日1年目から楽天のセットアッパーとして、56試合に登板、3勝1敗、33ホールド、1セーブ、防御率2.72と安定したピッチングを見せて“勝利の方程式”としての役割を果たすと、2018年はシーズン途中からクローザーに回り、12ホールド、18セーブ、防御率は1.99と1点台を記録。楽天投手陣には必要不可欠な存在となった。2019年は再びセットアッパーに戻ると、50試合に登板し5勝をマーク。21ホールド、防御率は3.04の成績で楽天との契約を満了。 今シーズンからは千葉ロッテと契約を結び、主に7回を中心にセットアッパーとして、38試合に登板。3勝2敗、23ホールド、1セーブ、防御率2.15の好成績を収めて、チームのクライマックスシリーズ進出に大きく貢献。楽天時代と変わらず“勝利の方程式”の一角として、ファンからも来シーズンの再契約を望む声が多かった。 来シーズンもロッテでプレーすることになったハーマンは「来年、再び千葉に戻ってマリーンズでプレーが出来ることにとても興奮している。2021年のマリーンズは才能あふれる若い選手たちと経験豊富なベテランが融合したとても素晴らしいチームになる。私も来年、そんなチームメートたちと共に一生懸命にプレーし、リーグ優勝という目標に向かって突き進めることを楽しみにしている」と、今年は2位に終わったチームを優勝に導く決意を明らかにしている。 ロッテは今シーズン途中から、同じく“勝利の方程式”として、チームの躍進に尽力した澤村拓一投手が、メジャー移籍を視野に入れたFA宣言をしており、クローザー益田直也に繋ぐセットアッパー陣がまだ固まっていないだけに、ハーマンの残留決定を年内に発表出来たのは、井口資仁監督にとって、少し早いクリスマスプレゼントかもしれない。(どら増田)
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スポーツ 2020年12月16日 11時10分
ロッテ、福田のFA獲得でチームに亀裂 “冷遇”にしびれを切らした投手も? 今オフの補強にも悪影響か
これも、優勝争いに敗れた影響だろう。今オフの千葉ロッテは国内フリーエージェント市場(以下=FA)を“静観”、フロント幹部が「見送る」と言ったわけではないが、昨年オフは美馬学投手、福田秀平外野手を口説き落とし、さらに楽天イーグルスと複数の交換トレードを成立させた。昨年と今年とでは大違いだ。 「2020年シーズンは『球団創設70周年』の節目でもあり、優勝を強く意識していました。その反動もあると思われます」(ベテラン記者) しかし、水面下では昨年以上に“大揺れ”だったという。 シーズン終盤、FA権を取得、あるいはすでに持っていた何人かの選手の「去就」が報じられた。唐川侑己、清田育宏、荻野貴司、松永昂大らが権利行使するかもしれないとの内容だった。 実際に権利行使したのは松永だけだったが、これは優勝を意識した19-20年オフの“補強劇”に理由があった。 「福田をFA獲得しました。福田は『ソフトバンク以外のチームに移籍していたら』と、その潜在能力の高さを認められていました。本人も新天地でレギュラーを掴むつもりでいましたが、『4年総額6億円』の大型契約でしたからね」(球界関係者) 福田はソフトバンクに在籍した13年間で、規定打席数に到達したことは一度もない。年俸額はあくまでも「推定」だが、この破格な金額に生え抜きのロッテナインたちが驚いた。「オレたちはそんなに貰っていない」と…。 契約更改の席に厳しい言葉を浴びせられた選手もいた。「移籍すれば年俸も上がる」のが、FA制度とも言える。一方で、生え抜きの選手には「チームに尽くしてきた」との自負があり、割り切れない思いを抱えてしまう。チームが強ければ強いほど、マイナスの思いも大きくなる。ロッテフロントはFA権をまだ取得していない生え抜き選手にも、「チームに必要な存在」であることを伝えて回らなければならなかったそうだ。 「ソフトバンクと最後まで優勝争いを繰り広げられたのは、救援投手陣の活躍が大きい。その中に左腕リリーバーの松永の名前がありませんでした。今季の一軍登板はわずか5試合、首脳陣の評価の低さに他球団の評価も聞いてみたいと思い、FA権を行使したようです」(前出・同) >>ロッテ・松永のFAに「言えない情報がある」?里崎氏の“匂わせ”が物議、「球団と大揉めしたのか」憶測飛び交う<< また、優勝戦線に踏みとどまるために途中獲得した澤村拓一は早々に海外FA宣言、チェン・ウェインは退団してしまった。 「終盤戦で息切れしてしまいましたが、投打ともに、あと1人か、2人の戦力が足りませんでした」(プロ野球解説者) 今季、2ケタ勝利数に到達したロッテ投手は、外部補強の美馬だけだ。21年も優勝争いに食い込むためにも新たな補強は必要だ。 「ドラフト1位指名の左腕・鈴木昭汰投手(法政大)は期待していいと思います。左の先発タイプというと、楽天に1位指名された早川隆久投手(早稲田大)ばかりが注目されましたが、『鈴木の方が上』と評価するスカウトもいました」(前出・同) FA宣言した松永に対してだが、他球団と交渉した後でも残留を認めるそうだ。この後、外国人選手の獲得に動き出すと思われるが、ビッグネームとは交渉しない。投手陣の補強がドライチだけでは、ちょっと寂しい気もするが…。生え抜き選手たちの底上げがなければ、来季は厳しいシーズンとなりそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年12月15日 22時30分
今年のプロレスインディー大賞候補!阿部史典がケンドー・カシン戦決定に「普通のことはしたくない」
17日に東京・後楽園ホール大会で開催する『初代タイガーマスクストロングスタイルプロレスVol.8』で、プロレスリングBASARAの阿部史典と、ケンドー・カシンによるシングルマッチがラインナップされた。大日本プロレスやTTTなど数多くの団体に引っ張りだこの阿部は、今年の『日本インディー大賞』筆頭候補とされており、プロレスリング・ノアにスポット参戦しているジュニアヘビー級のレジェンド、カシンとの対戦に注目が集まっている。 カシンとは「ボクは初遭遇です。タッグでもないです。会場で一緒になったことがあるくらいですね」と語る阿部だが、「キャリアを経て、今はつかみどころのないイメージがありますね。共通点には鈴木(秀樹)さんがいて、鈴木さんもすごいカシンさんからインスパイアされているようなイメージがあります。のらりくらりしているような、つかみどころがない。そんなイメージですね。インスパイアされているからといっても、鈴木さんとはまた違いますね。なんでもできるんでしょうけど、激しいことをするようなイメージはない。もうそういうのはやめているんでしょうね。ボクは(カシンが)自由なことをしてくる人だと思うので、自分も何も考えずに自分がやる自由なものをぶつけたいなと思います。特に何も考えていないですね」とカシンの印象について語った。 試合に関しては「イメージもできないですね。ホントわからないです。たぶん向こうも、このカードに対して何も思ってないじゃないですか。別に一つの試合があるくらいにしか思っていないでしょうから。若手がチャンスだと思ってガンガン行くよりかは、自分もあえてそういう気持ちで行こうかなみたいな感覚です。そこまで気構えるのではなく、あえてたくさんある試合の中の一つという。別に手を抜くとかじゃなくて、いつも通り自分は100%で挑むんですけど、対戦相手に対して何かを考えるようなスタンスではないのかなと思います。(リング上でぶつかって何が生まれるか)現段階では全然わからないです」と全く想像が出来ない様子。 しかし、「読めないからこそメチャクチャ楽しみです。ボクはどんなカードでも、試合をする時は対戦相手を考えて、どんなことしようかなとか考えるのが当たり前なんです。でも、今回は考えずに。だから逆に緊張していないですね。2分くらいで終わるかもしれないし、コイツどういうことしてくれるんだろうと思われる選手になりたいというのは、自分の一つのテーマなので、やりすぎくらいがちょうどいいって、ボクにとっては後で怒られる時の保険みたいなもの、先に謝ってるみたいなものなんです(笑)。だから今回も先に謝っておくというか(笑)。(カシンとは)これが終わってからもそんなに会うこともないでしょうし。カシンさんだったらならないでしょうけど、たとえコラー!と怒られるようなことになったとしても、12月17日を終えて18日になれば、いいかなって思っちゃうと思うんで。ボクの生涯キャリアを通してあったとしても、(カシン戦は)5回はないと思います、なので、いいかなって(笑)」と今回の試合をかなり楽しみにしていることが窺える。 「こういうカードはすごいありがたいです。だからこそ、普通のことはしたくないですよね」何をして来るかわからないカシンに対して、「普通のことをしたくない」と言い切った阿部。どんな試合になるのか非常に楽しみな一戦である。(どら増田)
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スポーツ 2020年12月15日 19時25分
内田篤人氏、海外で同僚にスパイクねだられ「日本は恵まれてるんだな」 LIXIL SDGsアンバサダーに就任
住宅機器大手『LIXIL』が15日にオンライン会見を行い、元サッカー日本代表・内田篤人氏の「LIXIL SDGsアンバサダー」就任を発表した。 >>全ての画像を見る<< 内田氏は現役時代、LIXILがオフィシャルスポンサーの鹿島アントラーズ(2006-2010,2018-2020)をはじめ、シャルケ(2010-2017)、ウニオン・ベルリン(2017)といった海外クラブでもプレー。同氏が世界中の子どもたちの明るい未来の実現に貢献したいという強い想いを抱いていたこともあり、今回のアンバサダー就任が実現した。 オンライン会見に登場した内田氏は、「僕自身、現役時代に社会貢献というのは積極的にはしてこなかった。今回こういう機会をいただいて、これからは一緒に勉強させていただきながら社会貢献ができたらいいなと思っています」と意気込みを表明。これまで社会貢献について考える機会はあまりなかったというが、海外でプレーしていた時代に同僚から靴が不足している故郷の人々のためにスパイクを何足かくれないかと頼まれ「日本は恵まれてるんだな」と考えさせられることもあったという。 父親が教師だった影響もあり子どもが大好きで、プロ入り前には教師を志していた時期もあるという内田氏。「子どもたちと一緒に学びながら、いろいろな問題点や改善点を感じていきたい。そして、それを僕が(広く)伝えるという役目を果たしたいですね」とアンバサダーとしての取り組みに思いをはせていた。 内田氏の今後の活動内容について、LIXIL・瀬戸欣哉社長兼CEOはコロナ禍の状況次第とした上で「可能であれば出前授業がスタートとしてはいいかなと思います」とコメント。また、将来的には「アフリカやインド、バングラデシュといった国の子どもと触れ合うような」活動も行ってもらいたいと語っていた。 LIXILは2015年9月の国連サミットで採択されたSDGs(Sustainable Development Goals/持続可能な開発目標)の達成に貢献するため、「グローバルな衛生課題の解決」、「水の保全と環境保護」、「多様性の尊重」の3つを優先取り組み分野に掲げ、開発途上国に向けて様々な活動を実施。日本でも各事業所の近隣の小学校で出前授業を実施するなど子どもたちへの教育活動を行っている。取材・文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年12月15日 17時30分
2020年度プロレス大賞は内藤哲也が二冠!最優秀タッグは杉浦貴&桜庭和志、敢闘賞は潮崎豪が初受賞!
東京スポーツ新聞社制定のプロレス大賞選考会議が14日に行われ、『2020年度プロレス大賞』最優秀選手賞(MVP)には、3年ぶり3度目の受賞となる内藤哲也(新日本プロレス)が選ばれた。 ベストバウト賞は、1月5日東京ドームで行われたIWGPヘビー級・IWGPインターコンチネンタルダブル選手権試合、オカダ・カズチカ対内藤哲也戦が受賞。オカダは2014年から7年連続、通算で8度目の受賞、内藤は今回のMVPと合わせてダブル受賞となった。新日本プロレス勢では高橋ヒロムが敢闘賞を初受賞している。 新日本プロレス事務所で14日、記者会見が行われた。会見に現れた内藤は「このたびは、東京スポーツ新聞社制定2020年度プロレス大賞MVPに選んでいただき、ありがとうございます。今年の1月4日、1月5日東京ドーム2連戦を終えた時点で、『今年のプロレス大賞はもらったな』と正直、思いました」と早くもMVPを確信していた様子。 「しかし、コロナの影響で10年間待ち続けた高橋ヒロムとのシングルマッチが中止。そのあともプロレスをできない日々が続きました。終わってみれば、俺が思い描いていたものとはまったく違った1年間になってしまったなという印象ですね」としみじみ。「でも、自分の思っていることが思い通りに進まないあたり、内藤哲也っぽいっすね。内藤哲也らしい1年だったなってホント思いますよ」と前を向いた。 ベストバウト賞に関しては「試合の好みって人それぞれいろいろあると思うので、『ドームのオカダvs内藤戦が良かったよ。それでしょう』っていう人もいれば、『いやいや違う。誰誰と誰誰の試合が良かったじゃん。絶対そっちだよ』っていう人もいるわけで、なかなか難しい賞ではあるんですが。今年一年、自分の試合を振り返った時、すごく印象に残ってる試合ですし、数年後、自分のプロレスラー人生を思い出した時、絶対思い出す試合であることは間違いないので。あの1月5日のオカダ戦っていう試合は…」と語る。 「だからその俺にとってすごく印象に残っている試合をベストバウトとして選んでいただけたことに関しては、すごくうれしいですね。あの試合で印象に残っているのは、胸を2回叩いてコーナーに登ってスターダストプレスをやる場面と、試合後の内藤コールですね」と振り返った。 「試合前、入場の時の内藤コールっていうのは何度も聞いてるわけですけども、試合が終わってゴングが鳴って、『STARDUST』(テーマ曲)が流れるなか、東京ドーム中からの内藤コール、あれはすごくうれしかったですし、自分の心にも響いたっすね。あの内藤コール“込み”で俺にとって印象深い試合、そして今回のベストバウト受賞につながったと思う」と続けた。 「試合をした俺とオカダはもちろん、あの会場で声を出して内藤コールをしてくれた皆様と一緒に作り上げたベストバウトだと俺は思ってます。なので、あの時、内藤コールをしてくれた皆様には感謝してますよ。グラシアス、アミーゴス!」と締めた。来年は1.4ドーム大会のメインイベントで、飯伏幸太の挑戦を受ける。 7年連続8度目のベストバウト賞を受賞したオカダ・カズチカは「1.5の試合をまた見直して、この時のように戻りたいなと熱さを感じてもらえたらうれしいです」とした。敢闘賞の高橋ヒロムは「敢闘賞、ぽにーーっっ!!賞なんて高校の皆勤賞以来ですぽにから、うれしい!選考委員さんにチュポ!今年はプロレスができない数カ月もあったけど、そこで立ち止まらずチャンスに食らいついた姿を評価してもらえたのかなと思います。ジュニアからは久しぶりの受賞。これからも夢のために闘い続けます。次はMVPとベストバウトいただきますぽによ! 」とコメントした。 最優秀タッグ賞を受賞したプロレスリング・ノアの杉浦貴&桜庭和志は「このたびは、プロレス大賞最優秀タッグ賞受賞、ありがとうございます。これもひとえに皆さんの応援のおかげです」とコメント。杉浦は 「最優秀タッグチームを獲れたのはなぜか?そりゃ桜庭さんのおかげですよ。桜庭さんがいなかったら、ベルトも取れなかったし、ましてや…って、こう言われたら普通は『そんなことないです』くらい言うもんですけど(笑)」と桜庭を称えたが、桜庭は「あれっ?もうインタビュー始まってるんですか?」と強烈なボケを放ってみせた。 敢闘賞を受賞したプロレスリング・ノアの潮崎豪は「素直には悔しくもありますが、選んでいただけてうれしいです。今年は、『I AM NOAH』『自分がノアだ』ということを実証できて良かったと思っています。世の中が不安の中、それでもノアは止まらなかった。それが今年一番の収穫だったと感じています。これからどんなに苦しい状況になってもプロレスリング・ノアは止まらないと自信になった一年になりました。来年もまたGHCヘビーを一年防衛して、次は『プロレス大賞MVP』を獲りたいと思います!」とMVP奪取を宣言した。 女子プロレス大賞を受賞したスターダムのジュリアは団体関係者の話によると、大差での1位に驚きと喜びを隠せなかったようだ。『2020年度プロレス大賞』受賞者▽最優秀選手賞(MVP)内藤哲也(新日本プロレス=3年ぶり3回目)▽年間最高試合賞(ベストバウト)2020年1月5日 新日本プロレス東京・東京ドーム大会IWGPヘビー級&IWGPインターコンチネンタルダブル選手権(60分1本勝負)〇内藤哲也(35分37秒 片エビ固め)オカダ・カズチカ●※デスティーノ▽最優秀タッグ賞杉浦貴(プロレスリング・ノア)&桜庭和志(フリー)▽殊勲賞潮崎豪(プロレスリング・ノア)▽敢闘賞高橋ヒロム(新日本プロレス)▽技能賞遠藤哲哉(DDTプロレス)▽女子プロ大賞ジュリア(スターダム) 今年はコロナ禍に配慮して、授賞式を行わない。(どら増田)
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スポーツ 2020年12月15日 17時00分
巨人・岩隈、楽天入りに義父は関係無かった? オリックス入りを頑なに拒んだ真相は…「やりたい気持ちにはなれなかった」
元楽天監督で野球解説者の田尾安志氏が14日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、今季限りで現役を引退した巨人・岩隈久志がゲスト出演。2004年オフに消滅した近鉄から楽天入りした真相を明かした。 岩隈は同年オフに近鉄と合併したオリックスと、新規参入した楽天の間で行われた「分配ドラフト」でオリックス側のプロテクト枠(25名)に入っていたが、一貫してオリックス入りを拒み続け最終的には金銭トレードで楽天に移籍。今回の動画ではオリックス拒否の姿勢を貫いた理由を語った。 プロ5年目・23歳だった2004年、所属球団の近鉄がオリックスに吸収合併され消滅。同時に楽天が球界に新規参入してきたため、「新規参入する球団で新たな気持ちでやりたかった」と心機一転を図りたかったのが一番の理由だったと岩隈は明かした。 NPBでは同一企業が複数球団を保有することは野球協約に違反するため実現の可能性はほぼなかったが、「近鉄が(オリックスに)買収(される)という話ならば、同じチームメイトとやるわけだから(オリックス入りに)何の支障もなかった」という岩隈。ただ、吸収合併に伴う分配ドラフトでオリックス側が同僚をバラバラに散らせたこともあり、最後まで「オリックスでやりたい気持ちにはなれなかった」という。 条件面だけを見ればオリックスの方が好条件だったというが、それでも楽天入りを選んだ岩隈。楽天初代監督の田尾氏が岩隈の義父に当たる広橋公寿氏を一軍守備走塁コーチとして招へいしていたこともあり当時は「義父に気を遣ったのでは?」との見方もあったが、岩隈は「お義父さんも『自分の思った気持ちの方向に進んでやるといい』と言ってくれた」と義父は関係なくあくまで自分の意思を貫いた結果だと語っていた。 岩隈はこの他にも楽天初年度の2005年シーズン中に感じていた苦労や、2019年から2年間プレーした巨人で行っていた若手へのアドバイスなどについて動画内で語っている。 >>巨人・岩隈、「カネにうるさいヤツ」非難された過去ポスティング決裂の裏にあった真相とは<< 今回の動画を受け、ネット上には「カネや名誉じゃなく仲間を最も重視してたのは知らなかった」、「楽天側には磯部(公一)、吉岡(雄二)、(川口)憲史とか結構近鉄の主力が流れてたからその影響もあったのかも」、「実力のある同僚を確保してその他は楽天に押し付けたオリックス側の姿勢にも思うところがあったんだろうな」、「オリ側がプロテクト枠で近鉄戦士を多めに確保してたらまた話は違ったんだろうか」、「義父が移籍に影響っていう当時の見方は間違ってたんだな」といった反応が多数寄せられている。 オリックス入りに難色を示し続けたことから、当時は中日、巨人、阪神も獲得を模索していた岩隈。当時から約16年後に明かされた真相に驚いたファンも多かったようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について田尾安志の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCujKx9MOD0zja02WXkDAwwA
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スポーツ 2020年12月15日 11時30分
井口ロッテに森脇浩司元オリックス監督が入閣!大谷智久は育成投手コーチに
千葉ロッテは14日、今シーズンで自由契約となっていた大谷智久投手が現役を引退し、育成投手コーチに就任することになったと発表した。大谷コーチは報徳学園高、早稲田大、トヨタ自動車を経て、2009年のドラフト2位で千葉ロッテ入り。今シーズン限りで戦力外通告をされたが、選手育成のため球団に残留する。 大谷コーチは「ファンの皆様、11年間たくさんの応援をいただき本当にありがとうございました。本日をもってプロ野球選手生活に区切りをつけ引退を決断しました。幼い頃から野球が大好きでプロ野球選手になるという夢を抱き両親をはじめ沢山の方々と仲間のサポートがあって2009年ドラフトでマリーンズに入団をすることが出来ました。大学の大先輩である小宮山悟さんの背番号『14』をつけさせていただく事となり興奮したことを今でも鮮明に覚えています。プロ1年目にマリンで初登板を果たしプロ初勝利、初ホールド、先発、中継ぎ、抑えと様々な経験をさせていただきました。派手さもない僕をいつも大声援で送り出してくださったファンの皆様には感謝の気持ちで一杯です。失敗ばかりでしたがどんな時も勇気と力を与えていただき幾多の困難を共に乗り越え、支えてくださり本当にありがとうございました。今後はコーチという立場で選手をサポートする形になります。選手に寄り添い、一人一人の個性を伸ばせるよう僕自身も学び、野球人として一人の人間としても共に成長したいと思います。マリーンズでの出会いと縁を大切にチームの勝利のため、未来のために、全力を尽くしてまいります。11年間、本当にありがとうございました」と現役生活を振り返り、今後は野球人としてチームに貢献していく意向を示している。 また、森脇浩司元オリックス監督が一軍野手総合兼内野守備コーチに就任することも決定。森脇コーチは、近鉄、広島、南海・福岡ダイエーで現役生活を終えると、コーチとして1997年から2009年までダイエー・福岡ソフトバンク(監督代行も含む)、2011年は巨人、2012年にはオリックスへ。2012年シーズンの終盤から監督代行を経て、2013年からオリックスの監督に就任。2014年は最後までソフトバンクと優勝争いを繰り広げるが、2015年シーズン序盤に成績不振の責任を取る形で休養。2017年から2年間は中日でヘッド格のコーチを務め、昨年からは福岡工業大で特別コーチを務めていた。井口資仁監督とはホークス時代に一緒だったことがある。 森脇コーチは「まずこのような機会をいただき球団と井口監督、そしてマリーンズファンの皆様に感謝申し上げます。マリーンズは外から見ていましても年々、戦い方がたくましくなっているという印象があります。ファンとチームが一体となって前進をしているのが特徴的で、私もその一員となり全力で選手、チームと向き合いながら勝利をめざしていきたいと思います」と現場復帰への意気込みを語った。 これで、ロッテの2021年シーズンのコーチングスタッフが決定。 【一軍】監督井口資仁、ヘッドコーチ今岡真訪、野手総合兼内野守備コーチ森脇浩司、投手コーチ吉井理人、投手コーチ川越英隆、バッテリーコーチ清水将海、打撃コーチ河野亮、走塁兼外野守備補佐兼打撃コーチ補佐伊志嶺翔大、外野守備・走塁コーチ大塚明、戦略コーチ兼バッテリーコーチ補佐的場直樹、トレーニングコーチ菊地大祐、【二軍】監督鳥越裕介、ヘッド兼打撃コーチ福浦和也、投手コーチ小野晋吾、投手コーチ大隣憲司、バッテリーコーチ金澤岳、内野守備・走塁コーチ根元俊一、外野守備・走塁コーチ諸積兼司、育成総合兼育成打撃コーチ堀幸一、育成守備・走塁コーチ小坂誠、育成投手コーチ大谷智久、トレーニングコーチ根本淳平となっている。 今年はコロナ禍の影響もあり、終盤に失速してしまったロッテだが、それでも2位に踏みとどまっただけに、来シーズンは他球団にとってさらに脅威なチームになるだろう。(どら増田)
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スポーツ 2020年12月15日 11時00分
ポスティング中の巨人・菅野、DeNAがまさかの強奪? 球団首脳は“1枠分の無駄”を覚悟か
こちらも、菅野智之投手がキーマンになってきた。 前DeNAの梶谷隆幸外野手、井納翔一投手の巨人入団会見が開かれた(12月14日)。同席した原辰徳監督は「1番・梶谷、2番・坂本、3番・丸、4番・岡本。強いパーツが一人加わり」と早くも2021年の新打線構想を語っていた。 昨年はフリーエージェント交渉に失敗。今オフは意中選手を短期間で口説き落とし、指揮官も興奮しているような口ぶりだった。 しかし、問題はこれから…。梶谷は人的補償も発生するBランク選手のため、DeNA側に28人までのプロテクト名簿を提出しなければならない。 「ベイスターズはしたたかですからね。過去、巨人は工藤公康投手(現ソフトバンク監督)を引き抜かれ、今季前半戦で活躍した平良拳太郎投手も16-17年オフ、山口俊投手(現ブルージェイズ)の人的補償で持っていかれました」(スポーツ紙記者) 三浦大輔監督も今季は二軍を指揮していたので、巨人の若手選手を見ている。何人かの将来性の高い選手を挙げているのではないだろうか。 >>巨人惨敗の日本シリーズ「ウチが出た方が勝てた」?中日・大島の“毒舌”が物議、「それは無い」阪神・藤川は即否定<< 引き抜かれる側の“待つ恐怖”もあるが、こんな指摘も聞かれた。 「菅野ですよ。ポスティングシステムを使い、米球団と交渉中ですが、本人が残留も選択肢に入れている以上、プロテクト名簿に名前を残さなければなりません。『菅野抜き』の名簿を提出し、その後、残留が決まったら、DeNAは菅野を引き抜くことも可能です」(前出・同) 会見後、巨人・大塚淳弘副代表は会見後、菅野の去就と名簿作成について聞かれ、「しっかりやります」と答えた。名簿には菅野を入れるという意味だろう。 とは言え、米球団との交渉がまとまれば、「1人分の枠」を無駄にしてしまう。名簿提出の期限は「公示後、2週間以内」と決まっている。梶谷、井納が巨人選手として公示されたのは、会見が行われたのと同じ14日。12月28日にはDeNAの球団事務所に名簿が届いていなければならない。 これに対し、菅野はポスティングシステムのルール上、来年1月8日午前7時まで米球団側と交渉することができる。 姑息ではあるが、FA交渉を長引かせ、菅野の去就がハッキリするまで時間稼ぎをする方法もできなくはなかった。それでは、梶谷に“誠意”は伝わらなかったが…。 「菅野に限らず、今オフの米FA市場の交渉は遅れています。代理人、ゼネラルマネージャー、球団編成スタッフが一堂に集まるウインターミーティングがコロナ禍で中止となり、交渉はオンラインに制限されました。初めての試みであり、不慣れなことが遅延の理由です」(米国人ライター) 菅野の元には、7、8球団から具体的な金銭提示もあったという。それでも交渉が前に進まないとなれば、残留に傾きつつあるのではないだろうか。今季の推定年俸は6億5000万円。DeNAは経営基盤がしっかりしているが、お高い買い物となるのは間違いない。巨人も菅野の動向を見ながらの名簿作りとなりそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年12月15日 10時45分
新日本1.4ドームで高橋ヒロムとエル・ファンタズモが日米ジュニア頂上対決!
新日本プロレスは日本時間13日、アメリカで開催した『スーパーJカップ2020』を世界配信した。同大会は世界注目のジュニアの強豪&新鋭を含む8選手がワンデイトーナメントで激突するというジュニア夢の祭典だが、昨年よりアメリカで開催されている。 第1試合は『スーパーJカップ』一回戦、“LA道場”クラーク・コナーズが、“IMPACTからの刺客”クリス・ベイと対峙。コナーズは師匠・柴田勝頼譲りの気迫で攻め込んでいく。だが、ベイもトリッキーな動きで応戦。最後はアート・オブ・フィネスでコナーズを仕留めた。第2試合では一回戦、近年の新日本マットでも存在感を残したACHとTJPの実力者対決が実現。TJPは持ち前の巧みなテクニックを披露。しかし、ACHも抜群のバネを活かした攻撃を繰り出していく。最後はACHが雪崩式ストマックバスターで動きの止まったTJPに、ミッドナイトスターを決めてフォール勝ちをスコア。第3試合は一回戦、ROH所属のルチャファイターで、レイ・ミステリオの弟子であるレイ・ホルスが、『NJPW STRONG』でも活躍中の新鋭ブレイク・クリスチャンと対戦。体格差のある対決となったが、大柄なクリスチャンはホルスに負けじと立体的な技で対抗。終盤、ホルスの雪崩式カサドーラでクリスチャンは鼻から出血が見られるも、負けじと雪崩式リバース・スパニッシュ・フライを敢行。ホルスは必死にキックアウトするも、クリスチャンが追撃のフロッグスプラッシュで準決勝進出を決めた。第4試合では、一回戦屈指の好カードが実現。昨年の『スーパーJカップ』覇者エル・ファンタズモと“元WWE戦士”リオ・ラッシュが対戦した。序盤、ラッシュは機動力でファンタズモを圧倒し、余裕の笑みを浮かべる。だが、ファンタズモは場外でのスタイルズクラッシュで流れを引き寄せ、ラッシュを攻め立てる。終盤、ラッシュのファイナルアワーをヒザで迎撃したファンタズモは、レフェリーの死角をついてサミングからローブロー。すかさず横入り式エビ固めで勝利を強奪。アメリカでもバレットクラブの暴走は止まらない。 『スーパーJカップ』準決勝第1試合は一回戦でコナーズを下したベイと、TJPとの接戦を制したACHが対峙。ベイは軽快な動きでACH攻略を図る。ACHの雪崩式ストマックバスターを雪崩式フランケンシュタイナーで切り返したベイは、一回戦でコナーズを仕留めたTriple Cを繰り出す。だが、回避したACHは一気にたたみかけ、最後はミッドナイトスターで決勝へのチケットをゲット。準決勝第2試合は一回戦でホルスを退けたクリスチャンと、ラッシュをダーティーファイトで撃破したファンタズモが激突。クリスチャンはゴングと同時に仕掛け、短期決戦を狙う。だが、ファンタズモはクリスチャンが一回戦で痛めた鼻に集中攻撃。それでもクリスチャンは多彩な飛び技で懸命に反撃。しかし、最後はファンタズモが狙いすましたスーパーキック一発で3カウントを奪い、2年連続でファイナリストに。 メインイベントでは『スーパーJカップ2020』優勝決定戦、ACHとファンタズモが対戦。入場するACHを背後から襲撃したファンタズモは、優勝トロフィーで背中を乱打。その後もファンタズモはダーティーファイトを軸にACHの背中に集中攻撃。ACHも意地を爆発させて徹底抗戦に出るも、勝負を賭けたミッドナイトスターはファンタズモがヒザで迎撃。そして、ローブローでダメージを与えたファンタズモが、最後はトラースキックから、必殺技CR IIで勝利。『スーパーJカップ』史上初の二連覇を成し遂げたファンタズモは、試合後にマイクを握ると「『スーパーJカップ』の連勝チャンピオンである俺様と、“ミスター・ベスト・オブ・ザ・スーパーJr.”」の試合を要求する。『レッスルキングダム』で会おう」と来年1.4、1.5に東京・東京ドームで開催する『レッスルキングダム15』の参戦と、スーパーJr.優勝者との対戦をアピール。 奇しくも11日の東京・日本武道館大会で、スーパーJr.を制した高橋ヒロムが、『スーパーJカップ』優勝者との対戦をアピールしており、1.4ドーム大会で両者による日米ジュニア決戦頂上対決が決定した。なお、この試合の勝者は1.5ドーム大会でIWGPジュニアヘビー級チャンピオン石森太二に挑戦する。(どら増田)
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スポーツ 2020年12月14日 22時30分
スターダム武道館で愛川ゆず季が一夜復活!「世志琥とスターダムで再会したい」
スターダムは12日、都内のブシロード本社で『スターダム10周年&ブシロード体制1周年戦略発表会』を行った。 ブシロードの木谷高明会長、ブシロードファイトの原田克彦社長、スターダムのロッシー小川エグゼクティブプロデューサー(EP)、岩谷麻優、スターライト・キッド、渡辺桃、ジュリア、朱里、中野たむ、白川未奈、ウナギ・サヤカ、舞華、上谷沙弥、飯田沙耶、そしてOGの愛川ゆず季さんが出席した。 原田社長は「昨年12月からスターダムはブシロード体制ということになりましたが、その後すぐにコロナ禍を迎えた。まずはスターダムを応援していただいておりますお客様、毎大会コロナ対策にご協力いただいておりますお客様に深くお礼を申し上げます。今後も安全面、衛生面を重視しながら対応をお願いするということになりますが、ご理解ご協力をお願いさせていただきます。よろしくお願いいたします」とあいさつ。 興行に代わる収益構造を構築できたと、原田社長は強調。「ブシロード体制になりまして、今年2月から興行中止となったのですが、ツイッターやYouTube、有料ファンクラブの会員数、有料動画配信『スターダムワールド』の会員数、さらにはオンラインの売り上げが非常に好調に推移しております。軒並みスターダムを露出させるというプロモーション戦略は、ブシロードのノウハウを有効活用できたのではないかと考えておりますので、今後もこの辺は注力していきたいと思っております」と述べた。 さらに「コロナ禍でもこのように着実に成長しているということで、今期の興行面ではコロナの方で中止になったことも散見されましたが、直近の四半期は成長しておりまして、過去最高の売り上げを達成したとなっております。今後もさらにこれを広げていける土壌は作れたかなと思っております」と手応えを口にした。 木谷会長は「まずはレスラーのみなさん、スタッフのみなさん、それからお客様がコロナ禍だからこそやるべきこと、できることを考えつつ中止の間も一生懸命頑張っていただいたり、応援していただいた結果かなと考えております」と感謝した。 スターダムの知名度がアップしたと木谷会長は胸を張る。「公式のツイッター、YouTubeチャンネル大きく伸びておりますが、これに加えてBS日テレさんでテレビ放送を始めたりとか、この3つに関してはいかに大勢の人にさらにスターダムを知っていただくかということを心がけてやってきたつもりです。また有料ファンクラブの会員数も大きく伸びておりますし、動画配信サービス、スターダムワールドのことなんですが、この辺はファンになっていただいた方にもっとファンになってください、もっと応援していただくということでアプローチした結果」と振り返った。 「また、なかなか会場での物販が厳しい状況でしたので、オンライン通販にも力を入れた結果、このような結果というふうになりました。ファンのみなさま、レスラー、またそれを支えるスタッフの一致団結のたまものと思っております。本当にありがとうございました」と選手、スタッフをねぎらい、改めてファンに感謝した。 また原田社長は「この厳しい状況の中でも多くの方にスターダムを応援していただきまして、改めて感謝を申し上げます。また来年は、スターダム旗揚げ10周年を迎えるということで3月3日のひな祭りに日本武道館大会、こちらを皮切りに10周年イヤーにふさわしいビッグマッチを首都圏ではなく地方中核都市でも開催を予定しております。こちらの方は正式に決定しだいお知らせいたしますので、ファンの方々は楽しみにお待ちいただければと思っております。武道館の大会を機に、我々もかなりの意気込みです」と地方大会にも力を入れていく考えを明らかにした。 木谷会長も「まず日程発表になっていますけども、3月3日に取れたというのが本当に神様の思し召しみたいな。そもそも武道館を取ること自体が難しいのに、ひな祭りに取れたというのは非常に神様がスターダムを応援してくれてるんじゃないかと思いますね」と期待を込めた。 ロッシーEPは「2011年1月23日、新木場1st RINGでの旗揚げ以来、来年の1月でちょうど10周年を迎えます。まさか10周年の記念大会を日本武道館で開催できるとは夢にも思っていませんでした。これも1年前にブシロード体制になった大きな大きな成果だと思っています」と喜んだ。 「この10周年記念大会はスターダムで女子プロレスの現在過去未来を映し出せればいいかなと思っております」としたロッシーEPは「そこで大きな企画としましてスターダムOG選手、それから現役選手、そういう選手が一堂に会してスターダムオールスターランブルを行いたいと思います。そこではスターダムの初期のスター選手である愛川ゆず季選手の参戦が決定いたしました」と愛川ゆず季さんを紹介した。 コスチューム姿で現れた愛川さんはこう述べた。 「いくぞー、ゆずぽーんキーック!コスチュームで来ましたー、よろしくお願いします。このたびは、まずはスターダム10周年、そして武道館大会おめでとうございます。私は今回スターダムのOGとして特別参戦させていただくことになりました。この話は小川さんからお願いがあったので、二つ返事で出させていただきますということで、一夜限りとはなりますが、よろしくお願いします」 「見てもらえば分かる通り、初期のスターダムメンバーもほとんど替わってると思うんですね。もちろん私のことも知らない方もたくさんいらっしゃると思いますが、私も少しでも力になれるように、盛り上げていきたいと思っています」 「私がプロレスを始めたときって、ちょうど10年前なんですね。そのときに女子プロレスの印象が正直言って暗いというか、あまりいい印象を持っていなかったので、目標にする人、ここを目指していきたいというところがなかったんですよ。なので私自身、プロレスをする上で華やかで明るくて激しくて闘いがあって、そして新しいものをやっていこうという意識を持ってやっていました」 愛川さんは「それはいまのスターダムにもずっと通ずるものがあって、受け継がれていると思うんですね。なので、変わらないことと変わること、変わることといったらスターダムって最初手作り感というか、もともと契約書とかもなかったですし…」と、旗揚げ当時の裏話も披露した。 「まずは私の入場曲でもあった『爆乳戦隊パイレンジャー』を武道館で聴いて、みなさん高まってもらえたらうれしいなと思います」と愛川さんは続けた。 闘いたい選手として、脇澤美穂さん、美闘陽子さんとともにシードリングの世志琥の名前を挙げた愛川さん。「私が未来を託した選手なので、スターダムのリングで見たい」と、現在はアッセンブルで同じ大会に出ることはあってもスターダムと交流がない世志琥との再会を希望していた。 ロッシーEPによると「既に10選手に声をかけている」そうで、スターダム版オールスター戦になるのか今後の展開に期待したい。(どら増田)
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