スポーツ
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スポーツ 2021年09月10日 19時15分
「3年後のパリでは金メダルを獲得したい」東京パラ5位入賞、“攻勢に変える守り人”田中選手が武蔵野市長を訪問
9月10日、東京2020パラリンピック5人制サッカー(ブラインドサッカー)の日本代表・田中章仁選手が、5位入賞の報告のため、東京都・武蔵野市松下玲子市長を表敬訪問した。 >>全ての画像を見る<< 訪問では、松下市長がパラリンピック初出場と5位入賞についてお祝いの言葉を述べ、花束を贈呈。大会の感想などを懇談する中で田中選手は、「パラリンピック出場を目指してから13年かかりました。優勝を目指していたので悔しい気持ちもありますが、全てを出し切っての5位入賞で納得しています。市からの応援はとても力になりました。3年後のパリでは金メダルを獲得したいです」と、今後の意気込みを明かした。 松下市長は、田中選手の活躍について「東京2020パラリンピック5位入賞、おめでとうございます。市ゆかりの選手として、横断幕やポスター等で応援していました。パラスポーツの教育支援にもご協力いただいている田中選手の活躍は、市としてもとても嬉しいものでした」と話した。 田中選手は、東京2020パラリンピックでは4試合全てスタメン出場、ほぼ交代することなく戦い続け、守備に定評のある選手として活躍。この田中選手のプレースタイルから、同市では『攻勢に変える守り人』のキャッチフレーズがついた。また、平成30年から市内の小中学校でパラリンピック教育の授業にも取り組んでいる。【田中章仁選手 プロフィール】生年月日:1978年5月8日(43歳)出身:静岡県所属:(チーム)たまハッサーズポジション:フィールドプレーヤー成績:東京2020パラリンピック 5位入賞 Santen IBSA ブラインドサッカーワールドグランプリ 2021 in品川 準優勝 (個人特別賞受賞) IBSA ブラインドサッカーアジア選手権 2019 3位
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スポーツ 2021年09月10日 18時30分
日本ハム・野村に「小学生レベルのミス」厳しい声 先輩の失敗から何も学んでいない? ヒットを潰した軽率プレーに批判
9日に行われた日本ハム対楽天の一戦。「0-4」で日本ハムが敗れたこの試合で、日本ハムのプロ3年目・21歳の野村佑希が見せたプレーがネット上で物議を醸している。 >>巨人・中田が先輩相手に激怒「殺してみいオラァ!」 新たないざこざも時間の問題? 物議を醸した日本ハム時代の大騒動<< 問題となっているのは、「0-4」と日本ハム4点ビハインドで迎えた7回裏に飛び出たプレー。この回先頭打者として打席に入った野村は、楽天先発・則本昂大がカウント「1-1」から投じた3球目のストレートを捉えセンター方向へ痛烈なゴロを放つ。打球は楽天二塁手・山崎剛が好捕したが、一塁手・鈴木大地への送球がそれたため野村は二塁内野安打で出塁に成功したと思われた。 ところが、野村が一塁を駆け抜けた直後に一瞬、二塁方向へ足を踏み出す様子を見た鈴木は、それたボールを捕球した捕手・太田光からの送球を受けてそのまま野村にタッチ。審判は野村にアウトを宣告した。 公認野球規則では「打者走者が一塁に走るときは、ただちに帰ることを条件としてならば、オーバーランまたはオーバースライドして一塁を離れているとき触球されても、アウトにはならない」と記載されていると同時に、「一塁をオーバーランまたはオーバースライドした走者が二塁へ進もうとする行為を示せば、触球されればアウトになる」という一文も明記されている。今回の場面では審判が二塁方向に足を踏み出した野村に進塁の意思があるとみなし、鈴木のタッチを認めたものと思われる。 思わぬ形でアウトになった野村のプレーを受け、ネット上には「せっかくの内野安打をこんな形でふいにするのはしょうもなさ過ぎる」、「小学生レベルのミス、こんなメジャーなルールに違反するのは擁護のしようがない」、「ルールを失念してたのか、元々知らなかったのかは知らんが軽率すぎる」、「先の塁を狙おうとする姿勢自体はいいけど、それはちゃんとルールを把握した上でやってもらいたい」といった苦言や批判が寄せられている。 同時に、「オリンピックの近藤みたいなお粗末走塁だ」、「先輩の近藤がつい最近やらかしたことを知らないのか?」、「野村は侍ジャパンの試合特に見てなかったんだろうな、じゃなきゃ近藤とまるで同じミスは犯さないだろうし」と、同僚の近藤健介を絡めたコメントも複数挙がった。 「近藤は8月4日の東京五輪準決勝・韓国戦で、今回の野村と同様の走塁を見せています。近藤は同戦8回裏1死一塁の第4打席であわや併殺の一ゴロを打つも、一塁のカバーに入った韓国投手がベースを踏み損ねて辛くもセーフに。ただ、近藤は一塁を駆け抜けた後に左方向に大きく迂回して一塁に戻ろうとしたため、韓国投手はすぐに近藤にタッチし審判に進塁の意思を見せたのではとアピール。審判はリプレー検証を行った上でセーフの判定を下したものの、ファンの間ではアウトでもおかしくない軽率なプレーだったと物議を醸しました。こうした背景もあってか、今回近藤と同じような走塁をしてしまった野村に『先輩が1カ月前にミスしたばかりなのに』と不満を抱いているファンは少なくないようです」(野球ライター) 野村の痛恨ミスによって、9日の試合では初めてだった先頭打者の出塁がついえた日本ハム。その後則本に完封負けを喫した試合後、小笠原道大ヘッド兼打撃コーチは「しっかりとみんなで確認とってそういうふうにしていかないといけない」と再発防止を徹底する旨を語ったことが伝えられている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年09月10日 17時00分
巨人・丸の涙に驚きの声「そんなに追い込まれてたのか」 敗戦危機を救った待望ヒットも原監督は不満足?
9日に行われた巨人対DeNAの一戦。「5-5」で両チーム引き分けたこの試合で、巨人のプロ14年目・32歳の丸佳浩が見せた表情がネット上で話題となっている。 注目が集まっているのは、「2-5」と巨人3点ビハインドで迎えた9回表に丸が見せた表情。この回巨人はDeNA6番手・三嶋一輝に2死三塁と敗戦寸前に追い込まれたところから、吉川尚輝、岡本和真の連続タイムリーで2点を返す。さらに、その後中田翔もヒットでつなぎ2死一、二塁とすると、ここで打席に入った丸が一、二塁間を破る同点タイムリーを放った。 一塁到達直後に手をたたいて喜びをあらわにした丸は、一塁コーチャーの村田修一野手総合コーチと言葉を交わしながら着用していたバッティンググローブやレガースを外す。この様子は中継カメラに映し出されていたが、その後走塁用手袋リードをはめながらリードの体勢に入った丸は両目を赤らめていた。 >>巨人・井納に怒りの声「三軍に落とした方がいい」 阿部二軍監督の一喝も効果ナシ? 背信投球に歯止めがかからないワケは<< 丸が見せた表情を受け、ネット上には「丸が涙目になっててもらい泣きしそう」、「久しぶりのヒットで思わず感情が溢れたんだろうか」、「ずっと音なしの状況が続けたけどそんなに追い込まれてたのか」といった驚きの声が寄せられている。 同時に、「安堵する気持ちは分かるが、これを次戦以降に繋げられるよう油断だけはしないでほしい」、「1本打ってはい終わりじゃどうにもならないから明日からも大事になるぞ」、「原監督の言葉通りに打てるようこれからも気合入れて頑張れ」と、次戦以降への激励コメントも複数挙がった。 「試合を引き分けに持ち込む貴重な一打を放った丸ですが、同戦前時点では24打席連続無安打と絶不調でこの日はスタメン落ち。試合終盤の8回表になってから代打起用されるも、9打数連続となる空振り三振を喫していました。そのため、9回に同点打を放ち長いトンネルを抜け出せたことで、丸は思わず感情があふれ出てしまったものと思われます。一方、チームを率いる原辰徳監督は試合後『ナイスバッティングでしたね』と土壇場での一打を評価した上で、『だいたい3打席に1回くらいああいうバッティングだとうれしいね』とハッパをかけてもいます。丸はこの日のヒットを含めても9月は『.080・1本・3打点』と打率が1割を切っている状況なので、原監督以外にも多くのファンがこの1本で終わらずに次戦以降も結果を残し続けてほしいと願っているようです」(野球ライター) 試合後、今回の同点打について「何とかしたいという気持ちだけで食らいついていきました」と語ったことが伝えられている丸。昨季までは「.282・201本・706打点」と2割後半の通算打率をマークしている一方、今季は「.255・16本・39打点」と打率は2割中盤にとどまっているが、執念の一打を復調のきっかけとすることはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年09月10日 11時00分
阪神・矢野監督、佐藤と共に藤浪も二軍送りに? 不安要素ばかりの優勝争いにファンもため息か
ヤクルト戦の敗戦は、矢野燿大監督にとって、いつも以上に考えることがたくさんあったようだ。 9月9日、10点差を付けられて大敗した。スコアは3対13。被安打15、与えた四死球は8。しかし、矢野監督を悩ませたのは、試合内容ではない。終盤戦のキーマンになると見られていた選手たちがあまりにも不甲斐なかったからだ。佐藤輝明、藤浪晋太郎、高橋遥人のことである。 >>阪神・佐藤の新打撃フォームは失敗?「差し込まれまくりや」 金村氏が見抜いた問題点を指摘、今後のスランプも予想<< 「試合後、やはり、佐藤の二軍落ちが囁かれるようになりました」(在阪記者) 「やはり」と言うのには、ワケがある。9月7日の試合後、矢野監督は佐藤が“出番ナシ”で終わったことを質問され、 「(レギュラーを)奪い返せばいいんじゃないの!?」 と、強い口調で答えていた。 指揮官がムッとした理由は不振に苦しむ佐藤に対してではなく、聞かれたくない質問を浴びせた記者団にあるのだが、この時点で、多くのメディアが「二軍落ちの可能性アリ」を予想するようになった。 9日の佐藤は途中から出て、2打数2三振。これで、35打席連続ノーヒット。不振はかなり深刻である。 同日、矢野監督は佐藤の処遇について、質問された。間髪入れず、「今から考えようと思います」と答えたが、その表情は「聞かないでくれ」と言わんばかりだった。 二軍降格は間違いなさそうな雰囲気だった。 「前半戦、チームを牽引してきたのは、間違いなく佐藤です。佐藤が不振に陥り、元気がなくなってきたのと同時にチームも苦しくなってきました」(前出・同) 「矢野監督が一番期待していたのは、高橋でした。一軍に復帰して、いきなり先発登板させたのも、期待の表れ。その初回に5失点ですからね。2番手でマウンドに上がった藤浪も、2イニング目に別人になってしまい、3四球で2失点。二軍降格は佐藤だけではなく、藤浪も一緒ではないかと思われます」(プロ野球解説者) 首位阪神はヤクルト3連戦で巨人とのゲーム差を再び広げたが、エース・西勇輝も6月18日以降、勝ち星から遠ざかっており、チームの勝ち頭だった青柳晃洋も2試合連続で5失点を食らうなど、苦しい状況にある。 大山悠輔の復調はせめてもの救いだが、「佐藤を二軍降格させれば、チーム全体が動揺する」との声も多く聞かれた。 この大敗したヤクルト戦の途中、10日広島戦の先発投手として、西勇輝の名前が発表された。初回からワンサイドで負けていたせいか、スタンド席の阪神ファンの反応はイマイチだった。もし、広島戦も落とすようなことになれば、チームは完全に浮足立ってしまうだろう。 「佐藤が打てば、チームの雰囲気も好転するはず」(前出・同) ここ数日、佐藤は早出特打ちの自主トレを続けている。ティー打撃の様子を見る限り、体のキレは決して悪くないのだが…。「打たなければ」の思いが強すぎて、萎縮しているのでは? 16年ぶりの優勝を果たすには、佐藤が元気を取り戻すしかない。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年09月09日 20時30分
ヤクルト・高津監督の継投策が敗戦招く?「なぜここで代えた」 不可解な判断に批判相次ぐ、今後の優勝争いにも暗雲か
8日に行われたヤクルト対阪神の一戦。「3-5」でヤクルトが敗れたこの試合で、ヤクルト・高津臣吾監督が見せた采配がネット上で物議を醸している。 問題となっているのは、「3-3」と両チーム同点で迎えた6回裏に飛び出た継投策。この回ヤクルトは先発・小川泰弘が先頭の糸原健斗を投ゴロ、続くマルテを二ゴロに打ち取るが、2死からサンズに中安を打たれ出塁を許す。すると、ここで高津監督は小川を下げ2番手・大下佑馬をマウンドに送り込んだ。 しかし、大下は2死一塁で打席に入った大山悠輔にフルカウントに持ち込まれると、6球目に投じたスライダーを捉えられ16号2ランを被弾。この一発で2点を勝ち越されたヤクルトは、その後打線が1点も奪えないまま敗戦した。 >>阪神ファンが神宮の観戦ルール違反?「ミスを大声で煽るとか神経疑う」敵選手へのコールが物議、今後の“厳罰”を求める声も<< 裏目に出た高津監督の継投策を受け、ネット上には「それなりに試合作ってた小川をなぜここで代えたのか」、「2死からヒット打たれたくらいで慌ててどうするんだ」、「大崩れしてたわけでもない小川を降板させた判断はよく分からない」といった苦言や批判が寄せられている。 同時に、「先月から持ち直してきたと思ったら、高津監督はまた勝負勘が鈍ってきてない?」、「高津のリリーフ運用が8月みたいな感じになるのは勘弁してほしいんだが」、「今日の継投がこれから後を引くことにならなければいいんだけど…」と、高津監督の今後の采配に懸念を持つコメントも複数挙がった。 「同戦の小川は降板直前まで『5.2回3失点・被安打5』と、ほぼQS(クオリティ・スタート/6回以上を投げ自責点3以下)の投球を見せていました。そのため、それまで試合を作っていた小川を回途中で急に降ろした高津監督の判断に不満を抱いているファンは多いようです。一方、今季の小川が大山に対して降板前時点で被打率『.600』とかなり打ち込まれていることから、大山相手に被打率『.000』と1本もヒットを許していなかった大下への継投は間違っていないという擁護も少なからず見られます。なお、今季のヤクルトは救援防御率が『3.27』(リーグ2位)と、高津監督の継投策もありブルペンがうまく機能していますが、8月は同『3.71』と数字が悪化。9月は8日試合前時点で同『1.93』と持ち直してきていたのですが、今回の継投ミスを受け、やはり高津監督の判断力には陰りが生じてきているのではと今後を不安視する声も散見されます」(野球ライター) 8日の試合を落としたことで、首位阪神とのゲーム差が3.5ゲームとなった3位ヤクルト。ここから差が詰まるのか、それともさらに広がるのかは高津監督の継投策にも左右されそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年09月09日 18時30分
マーベラス9.10新木場大会は1試合で勝負!彩羽匠「マーベラスを絶対いい方向に持っていく」
女子プロレス界の“レジェンド”長与千種が代表取締役を務め、エース彩羽匠が率いる女子プロレス団体マーベラスが、10日に東京・新木場1stRING大会で開催する配信限定無観客大会の対戦カードを発表した。 先月の31日を以って、所属選手だった星月芽依、神童ミコト、響が電撃退団をしたことにより、所属選手が激減してしまったマーベラスだが、この大会では所属選手の底力を見せつけるべく、マーベラスAll in Only as for one game One game unlimited at timeとして、6人タッグマッチ時間無制限1本勝負、彩羽匠&門倉凛&井坂レオと渡辺智子&桃野美桜&宝山愛が対戦する。欠場中のKAORUとMariaも駆けつけるという。また当日は新体制についても発表される予定。マーベラスは「たった1試合ですが、選手スタッフ一同、精一杯をお届けします」としている。 現在、彩羽匠はスターダムの最強決定戦『5★STAR GP 2021』に参戦中だが、彩羽は6日の東京・後楽園ホール大会で、白いベルトことワンダー・オブ・スターダム王者、中野たむに勝利を収めた後、「マーベラスは今、そうですね…辛い状況なのかもしれないですけど、自分がこのリーグ戦に出た意味、ここで今どういう覚悟で立っているかっていうのを、このリーグ戦を通して証明していきます。マーベラスを絶対いい方向に持っていくので、今後とも応援の方、よろしくお願いします。ありがとうございました」とリング上でコメント。 バックステージでは「もちろんリーグ戦に出る前にこういうことになるとは思わなかったです。なので、リーグ戦が始まったと同時にいろいろ発表で賑わせちゃったと思いますけど、やっぱり残っている選手がいるので。その選手をいかにどう導いていくか。守ることも大事かもしれないですけど、自分は攻めに出て、その背中を残ってる後輩たちに見せていくことが一番だと思うので。そういった意味ではこのリーグ戦は一番、こうやってメディアの方たちもいっぱいいますし、背中を見せるのには一番いい試合なんじゃないかなと思います」と語っており、闘い続けることでマーベラスを前に進めていく意向だ。 新木場大会は、マーベラスの真髄が見られることだろう。(どら増田)
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スポーツ 2021年09月09日 18時20分
「そういう時間があったから東京五輪で優勝できた」柔道・阿部一二三・詩、W金メダルを振り返る 兄妹ともに家族との時間を感謝
オンラインで9日に開催された「味の素(株)『ビクトリープロジェクト®』東京2020オリンピック競技大会におけるアスリートサポート活動報告会」に、東京五輪柔道男子66キロ級金メダルの阿部一二三と、妹で同女子52キロ級金メダルの阿部詩が出席。兄妹ダブル金の原動力となった家族の存在について語った。 >>全ての画像を見る<< 東京2020オリンピック・パラリンピックのオフィシャルパートナーである味の素は、今大会で日本オリンピック委員会(JOC)が設置した栄養サポート拠点「JOC G-Road Station」に協力し、食事を提供。本イベントでは、「JOC G-Road Station」における取り組みや、大会前から行われていた阿部兄妹や空手日本代表選手へのサポート内容が紹介された。阿部兄妹はイベント後半に登場し、今大会に向けて実践してきた栄養面の取り組みとともに金メダルの原動力となった家族との時間について語った。 一二三は6歳から、詩は5歳からそれぞれ柔道を始め、ともに競技開始直後から五輪での金メダル獲得を夢見ていたという。五輪金メダルが夢から目標に変わった時期について一二三は、「17歳のころにシニアの大会で日本一になった時」、詩は「中学1年生(の時)」と話した。 目標実現に向け日々試合やトレーニングに励む中で、時には結果が伴わないこともあったが、そんな時に励みになったのが、兄妹ともに父・浩二さんの言葉だったという。一二三は「負けたりした時でも、(父は)『お前が一番強い』っていう前向きな言葉(をかけてくれた)。『ここがダメだったな』っていう反省はしっかりするんですけど、『でもお前が一番強いから』という前向きな言葉を常にかけてもらってました」と、父とのやりとりを明かした。 詩も「(試合で負けても)怒られたりは全くしなくて。『ここがダメだったな』、『こういうふうにしたらもっと勝てたんじゃないか』という反省を(試合会場からの)帰りの車内で父と話して、次の練習にその課題を持って行って練習するという感じでした」と、仲の良い親子の関係性がうかがえるコメント。 試合会場や行き帰りの車内だけでなく、母・愛さんや兄・勇一朗さんも含めた家族5人の食卓でも、柔道の話が熱を帯びることがしばしばだったという阿部家。一二三は「家族全員で一つの目標に向かって頑張ってこれたっていうのはすごく大事だったなっていう(思いはある)。それがあったから、今の金メダルがあるんじゃないかなというのは思ってます」と語り、詩も「みんな(家族5人が)そろわないことはあまりなかったので、すごくいい時間だったなというか、そういう時間があったからこそ東京五輪で優勝できたんじゃないかなと思います」と、家族への感謝を口にした。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年09月09日 18時05分
DeNA・大貫、破竹の5連勝に名パートナーあり! 伊藤の頭脳が引き出す変幻自在のピッチング
ベイスターズ3年目右腕で、昨年はチーム唯一の2ケタ勝利をマークした大貫晋一。練習試合、オープン戦、教育リーグで計5試合に登板して順調に調整し、開幕から当然のようにローテーション入りした。カード頭の先発として起用されたが、4月27日のカープ戦、5月4日のドラゴンズ戦で連続して大炎上。その後も状態は上がらず、5月26日のバファローズ戦で1回1/3、5失点KO。1勝5敗の成績でファームでの調整となった。 再登録された6月27日のタイガース戦からは本来のピッチングを取り戻し、9月8日のジャイアンツ戦まで7戦に先発し5勝無敗。防御率は1.52と抜群の安定感を誇っている。 好成績の裏には女房役・伊藤光の存在がある。序盤戦は好調だった昨年、大貫の両サイドを丁寧に突くピッチングスタイルと球界屈指のフレーミング技術を持つ戸柱恭孝のコンビで結果を出していたが、今シーズンは戸柱の不振もあり、復帰してからの7戦中6戦で伊藤光とバッテリーを組んだ。大貫の登板後のコメントでは「ヒカルさんが力強く引っ張ってくれた」、「ヒカルさんのリードのおかげ」と感謝をほとんどのゲームで口にしている。 三浦大輔監督は大貫復活の要因を「春先と違ってしっかりと強く腕を振れているし、両サイドやインコースに投げきれている。それまでは腕が縮こまって真ん中低めにワンバウンドしたりしていたが、今はしっかりライン出しができている」と分析した。それを引き出しているのはパ・リーグ出身で、強気なリードが信条の伊藤光の存在も大きい。 8日の試合でも三浦監督は「ヒカルのリードを信じて、バッテリーで抑えた」とジャイアンツ打線を沈黙させた伊藤光のリードを称えていた。もちろんファームで腕の振りのチェックやメンタルの整え方、さらに三塁側のプレートを踏むなど大貫の細やかな努力もあるが、ベテラン伊藤光のアシストも間違いなく復活に一役買っている。 写真・取材・文/ 萩原孝弘
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スポーツ 2021年09月09日 15時30分
西武・辻監督の試合後コメントに怒りの声「前々から分かってた」 炎上投手への苦言が物議、過去の快進撃が忘れられない?
8日に行われた西武対ソフトバンクの一戦。「0-9」で西武が敗れた試合後に伝えられた西武・辻発彦監督のコメントがネット上で物議を醸している。 西武はこの日来日3年目の助っ人・ニールが先発したが、初回に栗原陵矢のタイムリー、中村晃の犠牲フライでいきなり2点を先制されると、その後2回に4点、3回に3点を失うなど大炎上。一方の打線はソフトバンク先発・千賀滉大に「7回無失点・被安打4」と封じられると、2番手・古谷優人、3番手・森唯斗からも得点を奪えず大差で完封負けを喫した。 試合後、辻監督は「最初にやられたら、千賀相手にそりゃきつい。決まっちゃったね、3回で全て」と、ニールが「2.2回9失点・被安打11・四球2」と大炎上し早々にKOされたことが試合を決定づけてしまったと苦言。同時に、「(今後はコーチ陣と)話し合うけど、こういう状態では使えない」と、今後の起用法を見直すと示唆したことも伝えられた。 >>西武・辻監督に怒りの声「明らかな判断ミス」 勝機を潰した継投策に批判、本人は試合後に開き直り?<< 辻監督のコメントを受け、ネット上には「辻監督が怒るのも当然、見ている側としても何しに出てきたんだって思うくらい酷かったし」、「後半戦の千賀(防御率0.67)を考えると1点でも厳しいくらいだったのに、いきなり2点取られて大崩れするようじゃどうしようもない」、「シーズンも佳境の段階でこんな投手を使う余裕は無いし、戦力構想から外して二軍に落とした方がいいよ」といった反応が寄せられている。 一方、「『こういう状態』なのは前々から分かってたことでは?」、「ニールは後半戦1回も好投してないのに使った方が悪い」、「辻監督は去年までのニールと今年のニールは全くの別人ということにいつになったら気がつくのか」と否定的なコメントも複数見受けられた。 「2018年オフに西武に入団したニールは、2019~20年に『38登板・18勝9敗・防御率4.11』をマーク。しかし、今季は同戦前時点で『10登板・1勝5敗・防御率4.71』と黒星が大きく先行しており、後半戦に限っては『3登板・0勝2敗・防御率6.32』と1勝もできずに打ち込まれ続けています。そのため、明らかに調子がよくないニールをなぜ起用したのかと辻監督に不満を抱いているファンも少なくないようです。辻監督が起用を決断した理由は不明ですが、ニールは2019年6月~20年7月にかけ球団助っ人では最多タイ記録となる13連勝をマークした実績があるため、当時の投球を取り戻してほしいという思いを諦めきれていない可能性も考えられます」(野球ライター) 2019年オフに結んだ2年契約が今オフで切れるため、一部では「このままなら今季限りでクビだな」という声も挙がっているニール。二軍降格となると残留へ向けたアピールの場が減少することにもなるが、辻監督は不振が長引く助っ人を今後どのように扱っていくのだろう。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年09月09日 11時30分
新日本G1開幕戦で棚橋弘至とオカダ・カズチカの王道対決が実現!IWGP王者の鷹木信悟は石井智宏と初戦
新日本プロレスは最強戦士決定戦『G1クライマックス31』開幕戦となる大阪・エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)2連戦の公式戦カードを発表した。今年もAブロックとBブロックの公式戦が交互に開催される。▼9月18日(土)Aブロック開幕戦 Aブロック開幕戦のメインイベントは、鷹木信悟と石井智宏のかつてNEVER無差別級王座戦で激しい闘いを繰り広げていた両雄が激突。石井にとってはIWGP世界ヘビー級王座の挑戦権を得るまたとないチャンスなだけに、勝っておきたいところ。セミファイナルでは、内藤哲也とザック・セイバーJr.が対戦。この試合は7.23大阪大会でも実現しており、前回は内藤がザックをデスティーノで破っているが、9.5埼玉・メットライフドーム大会のIWGPタッグ王座戦ではタイチ&ザックが内藤&SANADAらを3WAYマッチで制しているだけに、内藤はIWGPタッグをまた狙う意味でも負けられない。さらに第4試合は、矢野通とKENTAの異色対決が実現。第3試合は、グレート-O-カーンとタンガ・ロアが初出場同士による注目の初シングル戦を行う。また、9.4メットライフドーム大会で復活を果たし、『G1』3連覇を狙う飯伏幸太は、EVILらとハウス・オブ・トーチャーをバレットクラブ内に結成した高橋裕二郎と第2試合で対戦する。▼9月19日(日)Bブロック開幕戦 Bブロックの幕開けは、新日本プロレスを引っ張って来た棚橋弘至とオカダ・カズチカのドーム級のカードがメインイベントで実現。前回は、2019年7.9アメリカ・ダラス大会で開幕した『G1』公式戦で対戦し、オカダが勝利を収めている。USヘビー級王者として好調の棚橋と、『G1』に再起を懸けるオカダ。ファンからも待望論の高いカードだっただけに、結果だけではなく内容に注目したい。セミファイナルは、後藤洋央紀とタイチが対戦。9.5メットライフドーム大会で行われたIWGPタッグ3WAY戦の前には、激しい前哨戦と舌戦を繰り広げた両雄。シングルでもタイチが頭角を現しているだけに、後藤の意地も見たいところ。第4試合は、昨年準優勝のSANADAが3年ぶりに『G1』出場のタマ・トンガと激突。シングルプレーヤーとしてタマがSANADAを相手にどんな試合をして来るのか注目だ。第3試合は、9.4メットライフドーム大会でオカダを下し絶好調のジェフ・コブと初出場で期待が集まるチェーズ・オーエンズが対決。コブがバレットクラブ相手にパワーを見せつけるのか、はたまたオーエンズがテクニックで勝るのか注目したい。第2試合は、ハウス・オブ・トーチャーを結成したEVILが、シングルでも上を見据えているYOSHI-HASHIと対決。YOSHI-HASHIにとって初戦は大事な一戦だ。 両ブロックともに開幕戦から好カードを連発しているだけに、大阪2連戦から見逃せない。(どら増田)
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張本・ダルビッシュも大ゲンカ? 高校野球界2019年の3大トピック、共通点は“監督の暴走”か
2020年01月05日 11時00分
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スポーツ
DeNA、2019年もドラフトはスゴかった! 期待に応えた上茶谷大河らの上位指名組
2020年01月05日 06時30分
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スポーツ
西武、松坂獲得は終わりの始まり? 14年ぶりの古巣帰還、期待の裏で危惧される悪影響とは
2020年01月04日 22時30分
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スポーツ
「一度見たら忘れられない…」ファン以外にも衝撃! 2019話題となったプロ野球選手・OBの出演CM
2020年01月04日 17時30分
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スポーツ
「アスリートのいいところを吸収したい」DeNA・山崎、スポーツ界の垣根を越えて“チーム康晃”を結成!
2020年01月04日 11時30分
特集
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岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
芸能
2025年08月05日 23時00分
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野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
スポーツ
2025年07月25日 23時30分
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豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
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宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
芸能
2025年07月14日 17時00分
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元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分