社会
-
社会 2023年04月11日 14時00分
「おぐらが斬る!」神奈川県知事選に見る投票する人がいない問題
現職の黒岩祐治氏に新人3人が挑んだ神奈川県知事選挙は、自民党・公明党・国民民主党が推薦した現職の黒岩祐治氏が4回目の当選を果たした。開票結果は以下の通り。・黒岩祐治、無所属・現。当選。193万3753票。・岸牧子、無所属・新。65万1473票。・大津綾香、政治家女子・新。15万1361票。・加藤健一郎、無所属、新。12万3922票。投票率は40.35%と過去2番目に低かったとはいえ、県民の判断は圧倒的に黒岩氏であった。今回、選挙の直前になって大本命の黒岩氏に過去の不倫騒動や、黒岩氏が相手女性に送った下ネタメールまで白日の下にさらされた。そのカッコ悪いこと。黒岩氏は即行で不倫を認め、謝罪した。過去の不倫が明らかになったとき、神奈川県知事選を辞退するかという話もあったが、このとき黒岩氏が【辞退】を選択していたら、どうなっていたのだろうか?もし黒岩氏が選挙直前に辞退していたら、2番目に得票数が多い岸牧子氏(共産党推薦)が新知事になった可能性が高い。少なくとも残りの2人よりマトモそうだ。無所属新人の加藤健一郎氏は政見放送で「日本の大学にはスパイ研究室を作るべき」「最近は県内の大学でも、1年間のモラトリウム(猶予期間)があり、海外でボランティアに行けるようになったが、案外、裏社会や外人部隊に体験入隊したり、女子は吉原で勉強するのも有効でしょう」「私は電磁波攻撃の被害者です」などなど香ばしいことを主張していた。政治家女子48党(旧NHK党)の大津綾香氏は、元NHK党首の立花孝志氏により、選挙直前の4月6日付に除名されている。その理由は、党の口座から「資金約9000万円を不正に引き出そうとした」というもの。一方の大津氏は「立花氏らによる党資金の不明瞭な流れがあった可能性がある」と、調査を始めるとし、除名を認めていない。このどちらが本当なのか、あるいは立花氏一流のトラブルを起こして注目を集める作戦なのかは、いまのところわからない。今回県民は、黒岩氏を選んだわけだが、もしかしたら誰も選びようがないひどい立候補者しかいない選挙区もあるかもしれない。そのとき投票者は白票か、あるいは投票をやめるべきなのであろうか?今回、黒岩氏のスキャンダルでそのことが、いままで以上に現実味を帯びたように思う。選挙はゴミの中から使えそうなものを選ぶ作業と言われるが・・・ 使い物にならないゴミだらけだったらと思うとぞっとする。今後、問題のある政治家を、もっと気軽にリコールできるようにしたほうがいいのかもしれない。プロフィール巨椋修(おぐらおさむ)作家、漫画家。22歳で漫画家デビュー、35歳で作家デビュー、42歳で映画監督。社会問題、歴史、宗教、政治、経済についての執筆が多い。2004年、富山大学講師。 2008~2009年、JR東海新幹線女性運転士・車掌の護身術講師。陽明門護身拳法5段。
-
社会 2023年04月11日 06時00分
娘が性的被害に遭っていると思い込んだ父親、77歳の男性を殺害 男性の過去が影響か
物騒な世の中、周りを警戒してしまう親は少なくはないだろうが、海外では子どもを守りたいと思う父親の思い込みが悲惨な事件を引き起こした。 アメリカ・ミネソタ州で、27歳の男Aがシカの角を使って77歳の男性を殺害。動機は、男性がAの娘に性的危害を加えたとAが信じていたことだった。海外ニュースサイト『Star Tribune』と『New York Post』、『The Daily Star』などが3月12日までに報じた。 報道によると3月8日、Aは近所に住んでいた男性の家を訪れ、男性を殺害したという。近所の人が叫び声を聞いて警察に通報していたが、Aは警察署を訪れ自首した。Aは血まみれで署内に入り、ひざまずいて男性を殺したと自供。そして「男性をシャベルで何度も殴った後に、ヘラジカの角で男性にとどめを刺した」と話した。その後、警察は男性が自宅で死亡しているのを確認しAは逮捕されている。警察によると、Aは15〜20回シャベルで男性を殴り、その後、ヘラジカの角で男性を複数回殴って殺したそうだ。Aがなぜヘラジカの角を持っていたのかは不明である。 >>52歳男が16歳の継娘のオンライン授業中に性的暴行 教師と39人の生徒が目撃<< なお、ヘラジカとは身長が2〜3メートル、体重400〜700キロの巨大なシカで、大きな角を持つ。『The Daily Star』は、例として事件に使われたものとは別のヘラジカの角の写真を掲載している。写真を見ると角は1メートルほどの大きさで、15個ほどの鋭い突起部分がある。 Aによると、動機は男性がAの幼い娘に性的危害を加えたことだという。しかしながら、男性が性的危害を加えたという事実は現在までにない。男性は1979年に当時6歳の少女に性的暴行を加えた罪で有罪判決を受けていた過去があり、Aは男性の過去を知っていて警戒していた。なおアメリカでは過去に性犯罪を犯した人の住所や顔写真がネットで公開されており、近所に性犯罪者がいるか誰でも簡単に検索できる。 Aは2018年に、当時生後22カ月だった娘が男性にストーキングされたと主張して、男性に対して接近禁止命令を要求したことがある。要求は当初、一時的に許可されたが数週間以内に却下されている。却下された理由は明かされていない。 Aは殺人罪で起訴され、現在、保釈金を100万ドル(約1億3150万円)に設定され拘束されている。 このニュースが世界に広がると、海外のネットユーザーからは「思い込みで人を殺すなんてあり得ない」「殺人は決して許されないが、性犯罪者が近くにいたら警戒するのは確か」「シカの角で人が殺せるのか」「性犯罪者の情報が公開される以上、性犯罪者が外の世界で成功するのは難しい」「ストーキングが事実かどうかは別にして、Aが接近禁止命令を出した時点で警察が介入して、両者の問題を解決することはできなかったのか」「娘が気の毒」といった声が上がっていた。 現在までに男性がAの娘に危害を加えたという事実は確認されていない。思い込みで男性を殺した男の行為は卑劣で残酷である。記事内の引用について「Charge: Grand Marais father fatally beat man he believed had stalked his daughter」(Star Tribune)よりhttps://www.startribune.com/murder-charge-grand-marais-father-fatally-beat-man-he-believed-was-abusing-children/600257878/「Minnesota dad kills elderly sex offender with moose antler: report」(New York Post)よりhttps://nypost.com/2023/03/11/minnesota-dad-kill-elderly-sex-offender-with-moose-antler/「Dad used moose antler to kill sex offender he believed stalked his toddler」(The Daily Star)よりhttps://www.dailystar.co.uk/news/world-news/dad-used-moose-antler-kill-29435604
-
社会 2023年04月10日 23時00分
38歳塾講師男、買い物客に次々暴行し逮捕「自己防衛のため」容疑を否認
岡山県岡山市のショッピングモールで、買い物客を次々と暴行したとして、38歳塾講師の男が逮捕されたことが判明。その行動に怒りの声が相次いでいる。 警察によると、男は3月26日午後4時半頃、岡山市北区のショッピングモールの食品売り場で、買い物中だった51歳女性が持っていた買い物かごを足で蹴るなどの暴行を加えた。27日になり、ショッピングモール側が「お客様が不審者から次々と暴行を受けた」と通報があり、事態が発覚した。 その後、警察が防犯カメラや被害者への聞き込みから、岡山市に住む38歳塾講師の男を特定。4月7日に暴行の疑いで逮捕した。警察の取り調べに対し、男は「買い物かごを蹴ったのはわざとではなく、私自身の自己防衛のためにぶつかってしまった」と真偽不明な理由で容疑を否認しているという。 >>47歳無職男、ラーメン店員を殴って逮捕 動機は「冷たくされたから」<< この事件に、ネットユーザーからは「何を言っているかさっぱりわからない。しかし、大型店舗だし警備員も常駐していたはずなのに、なぜ逃してしまったのかも疑問」「買い物かごを蹴ることがなぜ自己防衛になるのか」「仮にこの男が刃物を持っていたら連続殺人事件になっていた。厳しく罰してほしい」など怒りの声が上がる。 また、「塾講師なら逮捕された後の逃げ方も考えているかもしれない。こんなに許せない話はない」「自己防衛のためという態度が気に入らない。全く反省の色が見られない」などの声も出ていた。 買い物客のかごを蹴ることが何の自己防衛になるのか。甚だ疑問である。
-
-
社会 2023年04月10日 17時00分
『めざまし8』橋下徹氏、陸自ヘリ事故への発言に「不謹慎」「まだ決まった訳じゃない」の指摘
10日放送の『めざまし8』(フジテレビ系)で、陸上自衛隊のヘリコプターが消息を絶った事故について報道。コメンテーターとして出演していた元大阪市長で弁護士の橋下徹氏が「お悔やみを申し上げたい」と発言し、批判を集めている。 6日に陸上自衛隊の第8師団長など10人が乗ったヘリコプターが沖縄県宮古島の周辺を飛行中に消息を絶ったこの事故。捜索はいまも続いているが、乗組員の行方や、事故の原因は分かっていない。 なお、消息を絶ったヘリは搭乗員10人のうち、8人が幹部だったとのこと。島の地形を確認するために周辺を飛行していたとみられている。 この事故について、MCの谷原章介から「安全保障への影響はどう考えられますか?」と話を振られた橋下氏は、「本当に南西諸島は厳しい安全保障の環境で、日々自衛隊の皆さんがこういう形で任務についていただいてですね」と前置き。「その中での事故ということで、本当に敬意を表するとともに、お悔やみを申し上げたいと思うんですけど」と発言した。 >>『サンモニ』青木氏、陸自ヘリ消息不明を「事故」と断言「防衛費の倍増」と地続きと主張し物議<< また、続けて橋下氏は「尖閣諸島をはじめ、本当に厳しい状況なんです」と言い、「24時間365日、自衛隊や海上保安庁の方が頑張っているということをわれわれは認識した上で、その上で、日本の防衛力の強化、それに対して国民がどう負担をするのか。自衛隊員、海上保安庁が身を挺して、命を懸けてやってもらってるわけですから。われわれも、お金なのか何なのか、一定やっぱり負担をしなきゃいけないですね」と話していた。 しかし、橋下氏の「お悔やみを申し上げたい」という発言にネット上からは「不謹慎」「まだお悔やみ申し上げるのは早いだろ」「お悔やみってまだ決まった訳じゃないのに」「未だ発見されてないですよ、橋下さん」「『お悔やみ申し上げます』って、行方不明なんだけど」といった批判的な声が多く集まっていた。
-
社会 2023年04月10日 11時55分
『サンモニ』青木氏、陸自ヘリ消息不明を「事故」と断言「防衛費の倍増」と地続きと主張し物議
9日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、ジャーナリストの青木理氏が台湾の蔡英文総統がアメリカを訪問した件や、陸上自衛隊のヘリコプターの行方がわからなくなっているニュースについて持論を展開。その内容に、番組視聴者から疑問の声が上がった。 番組は蔡総統のアメリカ訪問と、それを受けたと見られる中国が台湾付近で軍事演習をしたニュースを取り上げる。司会の関口宏が「青木さん、これは危ないんですか」と質問する。 青木氏は中国の対応について解説した後、「米中の覇権争いがこれから続く中で、この台湾っていう問題がずっと焦点化してくるわけですね。それで今日のニュースの中でも『これは事故ですけれども』宮古島で自衛隊のヘリが落ちたのも」と宮古島付近で陸上自衛隊のヘリコプターが消息不明となっている件について『事故』と断言する。 >>『サンデーモーニング』青木氏、「やっていいとは全く思わない」防衛費の増額を批判し賛否<< その上で、「防衛費の倍増とかね。あるいは攻撃能力の保有なんていう日本国内でも大きな問題になってるのもある。ある種、これは地続きでみんな同じ問題ではあるんですよね。なので、この米中の覇権争いの中で、こう日本が一体何をできるのか、その間にいてアメリカにくっついて緊張を高めてるだけでいいのか。地域の一つの国として大きな国として、地域の平和と安定をどうやって作っていくのかっていうあたりをね、その辺のまさに構想力みたいなものを本当に求められる時期だっていうことも全ての問題を地続きと考えながら、我々はこう一つ一つ見ていく必要があると思いますよね」とコメントした。 このコメントに、視聴者から「なぜ、全てが地続きなのか全く理解できない」「全く具体性がなく、結局日本批判につなげている。求められているという構想力の中身を具体的に提言してほしい」「中国の軍事大国化には何も言わないくせにアメリカと日本は批判するのはおかしい」などの声が上がる。 また、陸自ヘリコプターが消息不明となっている件について「事故」と断言した件にも、「まだ何も確定情報がないのに、なぜ断言できるのか」「中国の攻撃説も上がっている状況下で、この人が事故と断言するのは違和感がある」などの意見も。 一方で、「この番組らしい」「良いコメントだったと思う」という声を上げるネットユーザーもいた。
-
-
社会 2023年04月10日 06時00分
「外国人お断り」騒動にみる日本の差別意識、顔の小ささやはしの使い方を褒めるのも差別?
先日話題になった、とあるTwitterユーザーの投稿。軽井沢駅前の飲食店に「外国人は入店禁止」と書かれたボードが掲示されていたというもので、外国人差別ではないかとネット上で広まった。 Twitterユーザーやネットユーザーからは「日本人だって入りたくないです。こんな店」「外国で観光中に同じこと書いてあったら悲しい」という批判的な意見がある一方、「外国人とは言葉が通じないしトラブルが発生した場合こじれることが多く初めから来ないでという店は多いと思います」「好き嫌いじゃなくおもてなしが100%できる自信がないからそう書いたかもしれない」「お店側としては、お客さんが入ったほうがいいはずなのにNOというのはそれだけの理由があるからでは」など店側を擁護する意見もあり、賛否両論となっていた。 実は過去にも外国人を入店拒否した店がいくつか話題になっている。とあるすし店が中国人の予約をすぐに取らなかったということがあったり、北海道にある銭湯が外国人の施設利用を「遠慮する」という旨の看板を掲示したことがあった。いずれのケースも「差別だ」との声が日本人からも出ていたが、すし店の場合は中国人観光客のドタキャンが相次いでいた。銭湯の場合は外国人の公共浴場における利用、入浴のマナーが悪く、他の利用者からのクレームが多く寄せられていたという背景があった。 >>子連れお断りの店問題、海外では意外な反応も テーブル片付け代、叫び声に追加料金の店も<< 外国人お断りの店のケースは、店側にも理由がある可能性が高い。しかしながら、知らず知らずのうちに外国人を差別していることもあり、日本人の差別意識を考える必要はあるかもしれない。我々日本人が悪気なく発した言葉が差別につながることもあるようだ。 例えば、褒め言葉のつもりで「鼻が高い」と外国人に言ったことがある人もいるかもしれない。しかし西洋では鼻は小さい方がいいと思われているため、失礼に捉えられたり“外国人は鼻が大きい”とレッテルを貼られ、差別されているように感じることがあるそうだ。他にも「顔が小さい」は脳みそが小さく頭が悪いと言われているように受け止められたり、白人に「肌が白い」と言うのは、病人のようだと言われていると捉えられることがある。また、はしを上手に使える外国人を褒めると“外国人ははしを使ったことがない”と偏見があると思われ、気分を害する人もいるそうだ。 過去には、大手企業の偏見が騒動につながったケースもある。2014年にANAが流したCM。外国人に変身したという設定のバカリズムが、金髪のかつらと高さを強調したゴム製の鼻をつけるという内容なのだが、これが海外で外国人をステレオタイプ化していると批判された。2017年には大みそか恒例のバラエティ番組『絶対に笑ってはいけない』(日本テレビ系)で、ダウンタウンの浜田雅功がアメリカの人気俳優エディー・マーフィーに扮したという設定で、顔を黒く塗るメイクをして登場。アメリカやイギリスのメディアを中心に人種差別だと批判された。海外では顔を黒く塗り、黒人のようなメイクをすることは屈辱的な風習だと受け止められている。 実際に日本に滞在、在住経験のある外国人は差別を感じる場面に出くわすことがあるようだ。日本に住んでいると思われる外国人はTwitterで「レンタカーを借りた時に“外国人が運転しています”というステッカーを貼られた」とつぶやき、日本に滞在経験があるヨーロッパ在住者はレストランに入ろうとした際、日本語が話せると言ったのにもかかわらず「外国人は日本語が話せないから入店できない」と冷たく追い返されたと話す。また日本に住んでいる別の外国人はとある施設で、ランダムで荷物検査をしていたが「自分を含め、明らかに外国人だけがピックアップされて荷物検査をさせられた」と話した。 一方で、「日本は島国で長年単一民族国家だった訳で、急速なグローバル化で一般国民はまだまだついていけてないのが現状なのではないか?」「島国なので臆病?シャイ?でなれてないので、外国人が苦手?と言うだけだと思う」「国際化には時間がかかる日本はまだ途上にある」と、差別について冷静に分析する日本人のTwitterユーザーの声もある。 ヨーロッパやアメリカのように大陸がつながっていて、外国人が周りにいることが普通という環境ではない日本にとっては、外国人がいる環境にまだ慣れきっていないのかもしれない。海外でのアジア人差別が話題になるが、日本人も外国人を差別していないか改めて向き合う必要があるだろう。今後日本は、国際化をより受け入れることが多文化を知ることにつながり、自然と差別もなくなっていくのかもしれない。
-
社会 2023年04月09日 06時00分
児童保護職員と偽り生後3週間の赤ちゃんを誘拐、31歳女が逮捕 状態をチェックすると嘘
世界ではさまざまな誘拐事件が起きているが、とある国では巧妙な手口で相手を信じさせ、子どもを誘拐した女がいる。 アメリカ・オハイオ州で31歳の女が児童保護職員と偽り、女性から生後3週間の赤ちゃんを誘拐した。海外ニュースサイト『Mirror』と『The Daily Star』などが3月21日までに報じた。 報道によると3月16日、女は女性と生後3週間の赤ちゃんが暮らす同州の家を訪問。児童保護サービスで働いている職員だと名乗ったという。女は児童保護職員の名札を身につけていた。女は「赤ちゃんの健康状態をチェックするために上から指示されて家を訪ねた」と説明。そして母親に赤ちゃんの状態について聞いたという。 >>カレシが浮気相手を妊娠させ激怒した女、流産させようと妊婦女性の腹を蹴るなど暴行<< 母親は児童保護サービスが来ることなど一切知らず、心当たりもなかったため不審に思った。しかし女は赤ちゃんの状態のチェックが必要だと主張して、母親の腕の中にいた赤ちゃんを奪うような形で取り上げ、その場から去った。 その後、母親は確認のために児童保護サービスに電話をかけたが、児童保護サービス側は母親の家に関する調査を行っていないと言った。事態を受けて母親はすぐに警察に通報。警察は捜査を開始した。なお、その場に父親がいたかは不明で、事件時、家には母親と赤ちゃん、3人の息子が家にいたそうだ。また女がなぜ、女性の家に生後間もない赤ちゃんがいることを知っていたのか、なぜ女性の家がターゲットにされたのかは分かっていない。 監視カメラの映像から女が乗った車を特定し、赤ちゃんは現場から約65マイル(約104キロ)離れた場所で見つかった。赤ちゃんは女、そして別の21歳の男と一緒にいた。警察によると、事件が誘拐であると断定されてから2時間以内に赤ちゃんが発見され、無事だということだ。 女は誘拐の罪で逮捕され、女と一緒にいた男は誘拐の共謀の罪で逮捕された。現在までに動機や女と男の関係は不明である。女と男はそれぞれ75万ドル(約9965万円)の保釈金を設定され現在、拘束されている。 このニュースが世界に広がると海外のネットユーザーからは「怖すぎるニュース。児童保護サービスから来たと名乗られたら心当たりがなくとも法律上、抵抗ができない」「手口が巧妙で卑劣な犯行。赤ちゃんが無事でよかった」「なぜ心当たりがないのに母親は赤ちゃんを連れて行くことを許したのか」「赤ちゃんは人身売買で売られる予定だったのかも」「犯人は刑務所から出てくるな」といった声が上がっていた。 母親にとっては悲劇の事件であっただろう。赤ちゃんが無事だったことは不幸中の幸いだが、犯人らの罪は重い。組織的な犯罪であったのか、動機も含め、今後詳細な調査が望まれる。記事内の引用について「Woman posing as Child Protection worker 'snatches 3-week old baby' from home」(Mirror)よりhttps://www.mirror.co.uk/news/us-news/woman-posing-child-protection-worker-29503454「Woman pretending to be Child Protection worker 'caught trying to snatch 3-week-old baby'」(The Daily Star)よりhttps://www.dailystar.co.uk/news/us-news/woman-pretending-child-protection-worker-29509899
-
社会 2023年04月08日 22時01分
「おぐらが斬る!」トランプ起訴でも支持率アップの謎 すべてはフェイクニュースだ!
相変わらずお騒がせで注目度満点のトランプ前大統領、こんどは元ポルノ女優やプレイボーイ誌の元モデルと、関係を持ち口止め料問題で起訴されている。他にも・自宅から最高機密を含む複数の機密文書が見つかった問題。・2020年の大統領選の集計結果を改ざんするよう圧力をかけた疑い。・2021年に、連邦議会にトランプ氏の支持者らが乱入した事件で支持者を扇動した疑い。などなど、実に34もの罪状があり、仮にこの34の罪状がすべて有罪になると、なんと禁錮136年もの刑になるというから驚きだ。大統領経験者が起訴されるのは、アメリカ史上初めてだというが、次の大統領選に立候補を表明しているトランプ氏にとって、支持率下落かと思いきやむしろ上がっているというから、ある意味おもしろい。ちなみにCNNの調査によると【トランプ大統領の起訴を支持するか】という質問に・民主党支持者 支持する94% 支持しない6%・共和党支持者 支持する21% 支持しない79%・無党派 支持する62% 支持しない38%だという。民主党支持者は、9割以上が「なぜもっと早く逮捕しないのか」という思いであり、共和党支持者は、8割近くが「これは冤罪だ」と主張しているわけで、まさにアメリカの分断と言えよう。さらにトランプ氏のおもしろいところは「俺は逮捕される」と、自ら語ってから支持率が急増したことにある。政治ニュースのサイト『リアル・クリア・ポリティクス』によれば、共和党の指名候補支持率では、4月4日時点で、トランプ氏50.8%、ライバルのデサンティス氏24.6%と、倍もトランプ氏が勝っている。理由はいろいろあるが、トランプ支持者は、大手マスコミを信じないという特徴がある。だからこそ大手マスコミの発表を否定し、世の中はディープステート(闇の政府)が世界を支配しており、トランプ氏はそれと戦っているという陰謀論や、トランプ氏が言う「選挙は盗まれた」という根拠のない話を信じ、デモを行い、合衆国議会議事堂を襲撃できてしまうのだ。そんなトランプ支持者にすれば、現在訴えられていることなど、すべて「フェイクニュース」の一言で片づけられてしまい、むしろ「我々のために戦っているトランプさんを応援しよう」となるようだ。トランプ氏はこれから、大統領選の共和党予備選と裁判を同時に戦うことになる。トランプ劇場はまだまだ終わりそうにない。プロフィール巨椋修(おぐらおさむ)作家、漫画家。22歳で漫画家デビュー、35歳で作家デビュー、42歳で映画監督。社会問題、歴史、宗教、政治、経済についての執筆が多い。2004年、富山大学講師。 2008~2009年、JR東海新幹線女性運転士・車掌の護身術講師。陽明門護身拳法5段。
-
社会 2023年04月08日 17時00分
旧NHK党齊藤議員の他にも スピード違反議員たちの呆れた言い訳
ガーシーこと東谷義和氏の除名を受けて繰り上げた当選を果たした、政治家女子48党の齊藤健一郎参議院議員を“文春砲”が直撃した。『週刊文春』(文藝春秋)のウェブサイト「文春オンライン」によれば、齊藤氏が昨年7月に、千葉県内の高速道路で20キロ超過のスピード違反で検挙されており、車には立花孝志氏も同乗していたという。 齊藤氏は交通違反切符の作成をその場で拒否し、警察からの出頭要請にも応じなかったとされる。だが、議員当選後は反則金の支払いに応じる姿勢を見せた。齊藤氏は取り締まり方に不満があったため、その場で反則切符を拒否したとされる。 国会議員のスピード違反と言えば、2016年に自民党の鶴保庸介参議院議員が、大阪府和泉市内の高速道路で制限速度80キロのところを123キロで走行し、43キロの速度超過で摘発された。鶴保氏は地元の和歌山県から大阪府内の候補者の応援に向かうため、「急いでいた」という。後に「そんなに(スピードが)出ていたのか」と釈明し、ネットを中心に呆れた声が上がった。鶴保氏は略式起訴され、罰金6万円を即日納付している。鶴保氏は2006年にも35キロの速度超過で検挙されており、常習性を指摘する声もある。 >>ガーシー除名で繰上当選のホリエモン秘書に「懲罰だ!」国会で野次の洗礼「嫌われていた」挨拶回り報告も<< 2018年には、鹿児島県志布志市の28歳の男性市議会議員が、法定速度80キロのところを169キロで走行していたとして在宅起訴された。実に89キロオーバーと凄まじい超過速度だが、男性市議は「下痢の症状がありトイレに急いでいた。今後は安全運転に努める」とコメント。後に責任を取り、議員を辞職している。行いはダメだとは言え、ネット上では男性市議に同情的な声も聞かれる。 対して、自業自得とも言える速度超過を起こしてしまったのが、茨城県守谷市の42歳の女性市議だ。2016年に制限速度60キロの道を85キロで走行していたところを白バイ隊員に発見される。隊員から路肩停車を求められるも、女性は車の窓ガラスを開けず、免許証の提示にも応じなかったという。一部報道によれば、数時間に渡って抵抗したため、その場で逮捕されてしまった。 同市議は「(免許提示の)法的根拠を尋ね、分かり次第提示する予定だった」と釈明。これは「スピード違反の言い訳を考えていた」と取られかねても仕方あるまい。その後、逮捕容疑を認め反則金を支払ったものの、議員は辞職している。 やはり議員たるもの、日常の行動から気をつけるべきだろう。
-
-
社会 2023年04月08日 06時00分
カレシに別れを告げられた女、仕返しに生後4か月の我が子を殺害 女に終身刑判決
生まれて数か月の赤ちゃんは何かと手のかかる存在だ。海外では、とんでもない理由でわが子を手にかけた母親がいる。 アメリカ・テキサス州で、生後4か月の乳児を暴行して死なせたとして、起訴されていた母親の女の裁判が開かれ、裁判所が女に終身刑判決を言い渡した。海外ニュースサイト『KSAT』『Law and Crime』などが4月5日までに伝えた。 報道によると2016年4月16日、現在29歳の女が当時生後4か月の娘(以下女児)とともに、モーテルに宿泊したという。宿泊の目的は報じられていない。この日、女は女児を連れて、病院に駆け込んだ。女は「娘が息をしていない。車のシートから落ちた」などと説明。医師らが治療に当たるも、女児の死亡が確認された。 >>ネットの流産方法試すも…覚せい剤を摂取し風呂で出産した女 泣き声に驚き新生児をバスタブに沈めて殺害<< 対応した医師は、治療に無関心な女の態度を不審に思ったという。さらに女児の肝臓や脳内は不自然なまでに出血しており、肋骨には無数の骨折痕があった。虐待死とみた医師が、警察に通報したそうだ。 司法解剖が行われ、女児は、頭部や腹部を激しく殴打されて死亡したことが分かった。警察は、女を殺人の疑いで逮捕した。女は当初、容疑を否認していたが、のちに容疑を認め、「泣きだすたびに、床に落とす、殴るなどして暴行した」などと供述しているという。 女の裁判が開かれ、検察側は、女が産後うつ状態になっていたと主張。さらに女は、女児の父親で、交際中の男性から「もう関係を続けられない」などと別れを告げられていたことを明かした。別れを告げられ激怒した女は、育児放棄した様子。事件の2日前にモーテルにチェックインし、男性に仕返しをしてやろうと女児を殺害したなどと、検察側は殺害動機を説明した。 複数回の審理を重ね、4月3日に開かれた陪審員裁判では、殺人罪で女に終身刑が言い渡された。検察側の主張が認められた形だ。判決を受けて、女が控訴するかは報じられていない。 このニュースが世界に広がるとネット上では「仕返しする相手を間違っている」「子どもに罪はない」「カレシがクズ男。子どもを産んだらポイ捨てするなんて」「女にとって、子どもは男をつなぎとめるだけの存在だったのだろう」「母親になってはいけない女」「生後間もない赤ちゃんは本当に大変。いろいろと重なってしまった結果だと思う」といった声が上がった。 産後は、新米ママにとって大変な時期だ。交際相手にまで去られたら、精神的にも肉体的にもツライものだ。そうした女性らが、助けを求められる社会づくりが必要なのかもしれない。記事内の引用についてTexas mom sentenced to life in prison for fatal beating of infant girl(KSAT)よりhttps://www.ksat.com/news/texas/2023/04/05/texas-mom-sentenced-to-life-in-prison-for-fatal-beating-of-infant-girl/Texas mom beat infant to death ‘out of vengeance’ because the father ‘no longer wanted a relationship’(Law and Crime)よりhttps://lawandcrime.com/crime/texas-mom-beat-infant-to-death-out-of-vengeance-because-the-father-no-longer-wanted-a-relationship/
-
社会
「戦争はゲームじゃない」毎朝問題発言で批判?谷原章介、『めざまし8』2年目も失言続くワケ
2022年12月30日 12時00分
-
社会
観光地の出口ゲートバーが車に直撃、助手席の女性の首を切断 夫が国を提訴、190億円の損害賠償を求める
2022年12月30日 06時00分
-
社会
人気インフルエンサー、ライブ配信中に殺害される 犯人はライバルか、待ち伏せして腹部を刺す
2022年12月29日 06時00分
-
社会
飼い主に罰金30万円、3歳女児に噛みつき重傷事件に決着も「罪が軽すぎる」の声
2022年12月28日 22時00分
-
社会
玉川徹氏「僕のせいじゃない」羽鳥アナのダメ出しに大慌て『モーニングショー』久々登場、本格復帰望む声も
2022年12月28日 17時00分
-
社会
高市大臣、森喜朗氏から「反党行為は慎め」を否定「電話頂いていません」素早い反論に感心の声も
2022年12月28日 14時25分
-
社会
クリスマスの夜に30代交際男女が殴り合い、包丁で切りつける 共に曖昧な供述
2022年12月28日 12時00分
-
社会
10代少女へのネットいじめ、犯人は母親 スラングを使って若者装い嫌がらせを約1年間送り続ける
2022年12月28日 06時00分
-
社会
64歳会社員男、畑でキャベツを6個盗んで逮捕「金を使いたくなかった」などと話す
2022年12月27日 22時00分
-
社会
42歳男、元交際相手の60代女性宅に押しかけドアを蹴り穴を開けて逮捕
2022年12月27日 20時00分
-
社会
武井壮、飯能市殺人事件巡り「殺されない能力」鍛える提案?「被害者の年齢考えろ」呆れ声集まる
2022年12月27日 17時00分
-
社会
飯能市殺人の容疑者、元映画監督?「あの作品でつまずいて…」西尾孔志監督が親交明かし驚きの声
2022年12月27日 13時15分
-
社会
ひろゆき、都庁職員の失態に「懲戒処分」と指摘 公文書を紛失? Colabo巡る報告が物議
2022年12月27日 11時20分
-
社会
ゲーム機を盗まれ激怒、元ルームメイトを包丁でメッタ刺し 男に終身刑判決
2022年12月27日 06時00分
-
社会
78歳男、みかん盗み逮捕 取り押さえようとした店員に次々と噛みつく
2022年12月26日 20時00分
-
社会
石原良純、タクシー運転手に暴言の県議を擁護?「ニュースにすることかな」発言に批判殺到
2022年12月26日 17時00分
-
社会
谷原章介、東国原氏に「残念ながら落選」発言で疑問の声「偏ったこと言っていいのか」
2022年12月26日 13時20分
-
社会
『Mr.サンデー』木村太郎氏の発言で番組が謝罪 飯能市殺害事件の容疑者への暴言が物議
2022年12月26日 12時20分
-
社会
関口宏、東京五輪を「変なオリンピック」青木理氏も「恥の五輪」とこき下ろし 『サンモニ』での発言物議
2022年12月26日 10時25分
特集
-
【独自】元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能ニュース
2025年04月28日 19時03分
-
【独自】YouTuberゆたぼん、短期間留学で“自分に勝つ” 昨年のホリエモン、DAIGOとのレスバの思い
芸能ニュース
2025年04月18日 20時55分
-
-
【独自】MEGA BIG2億円当選者・造船太郎、“楽して”儲けたい 興味はNHK党への出資が0円になるか3億円になるか
社会
2025年04月21日 18時25分
-
カラテカ入江慎也、闇営業で得た教訓は「人と人をつなぐ怖さ」 反社の見極め方は「金の使い方」
芸能ネタ
2025年06月01日 12時00分