この日の会見で岡部智洋執行役員は「吉本興業さんから協力のご要望をいただいており、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』のコンテンツの提供などを行う」と明かした。
「DOWNTOWN+」はすでに公式YouTubeチャンネルで複数コンテンツの予告編を公開。現在、判明している企画は「大喜利GRAND PRIX」「7:3トーク」「芯くったら負け!実のない話トーナメント」「ダウプラボイス」の4本。出演者の一部も発表されており、「大喜利―」には千原兄弟の千原ジュニア、ロングコートダディの堂前透らが出演。「7:3トーク」にはシソンヌの長谷川忍、「芯くったら負け―」にはフットボールアワーの後藤輝基、メイプル超合金のカズレーザー、野性爆弾のくっきー!、ケンドーコバヤシらが参加する。
また、28日には公式X(旧Twitter)で、視聴者参加型となるオリジナル番組「きもっち悪いダンス選手権」の開催も発表されている。
一方で今回、日テレが「DOWNTOWN+(ダウンタウンプラス)」に協力することを発表したことにより、「笑ってはいけない」シリーズの復活が予想されている。同シリーズはもともと「ガキ使」内の罰ゲーム企画として始まり、2006年から大みそかに放送され、年末の恒例番組として親しまれてきた。
「以前から業界内では、『DOWNTOWN+』に『笑ってはいけない』が投入されるとささやかれており、『DOWNTOWN+』には日テレ社員も〝出向〟しているといわれます。まず年内に総集編が配信され、来春、シリーズ復活が発表されるとのうわさもあります」(芸能ライター)
ネット上では「これもう年末に笑ってはいけない放送する流れやん」「ダウンタウンプラスで笑ってはいけない復活しないかな」「こうなれば笑ってはいけない24時を全部復活するべき」など期待の声が集まっている。
先の定例会見で、福田博之社長は、「DOWNTOWN+」が地上波の脅威になるかとの質問に、「いろいろな動画を見る術が世の中にあるので、そのうちのひとつ。そこで我々の作ったコンテンツが広がっていくのをむしろメリットとしていこうという考え方です」と答えており、「笑ってはいけない」シリーズの復活は自然な流れにも思える。今後の展開に注目したい。

