発端は、7日に出演する大阪・関西万博のイベント「さんまPEACEFUL PARK 2025」の話題となり、イベントに浅田が歌手としての出演を知った和田は、本人と電話で話したエピソードを紹介。和田は、かつて浅田の歌唱力にについて「ああいう歌手になっちゃいけないという子だったのよ」と周囲に伝えていたと明かした。浅田の“歌下手キャラ”は世間にも浸透しているが、このイジリは「笑えない、馬鹿にしすぎ」などとバッシングされた。
和田といえば、2024年8月にTBS系番組「アッコにおまかせ!」で女子やり投げ金メダリストの北口榛花を「トドみたい」と例え、大きな問題になった。その代償として、同番組は2025年3月に打ち切り終了になるといったうわさが一部で報じられた。
和田の物言いは今に始まったことではない。長き芸能生活の間で、問題発言は日常茶飯事でもあり、和田のキャラとして確立していった。だが、この「トド」発言をきっかけに、世間は単なるご意見番の“辛口コメント”では見過ごせなくなったようだ。では、ここ数年の和田の不謹慎発言を振り返ってみたい。
2020年4月、日本に新型コロナウイルスが蔓延し、緊急事態宣言が発令。日本中がパニックになり、医療機関の対応が困難を極めた。その最中、和田は同番組内でコロナに関する専門的な解説を担当した長野保健医療大学特任教授の北村義浩氏に対して「先生、ものすごく忙しいでしょ?今」と問いかけた。これに、北村教授は「新しい情報がいっぱい上がってきてますので、勉強で忙しいですね」と返答。だが和田が聞きたかった「忙しい」は勉強ではなく、テレビ出演による多忙ぶりだったのか、「いろんな(専門家の)方が、テレビで拝見しますけど、失礼な言い方ですけど、先生方の間で今バブルじゃないですか?」と発言。これに、絶句した北村教授はノーコメントに終わった。
2023年10月、同番組では創業者の故・ジャニー喜多川氏の性加害問題を取り上げ、当時のジャニーズ事務所・新社長に就任したタレント・東山紀之らの会見などを特集した。すると和田は、新社長に東山と副社長に元V6・井ノ原快彦が就任したことを受け「こんなこと言うと不謹慎だけど」と前置きし、「やっていけんのかね?東山さんとか井ノ原さんとか。企業の社長ってそんな簡単にはなれないと思うんです」と疑問を呈したのだ。さらに、「社長は自分でこの大変な時に今、お芝居(の稽古を)やられているんでしょ?」と指摘し、上から目線的な発言はネットを炎上させた。
「2024年10月には、出産報告したばかりのお笑いコンビ・極楽とんぼの山本圭壱とタレントの西野未姫夫妻の長女の名前を『ゴッドアフタヌーン』生放送中にポロリ。夫妻は当初、名前は非公表の方針だったと『アッパレやってまーす~土曜日です~』(MBSラジオ)で山本が嘆いていたことから大きな波紋を広げました。また今年4月、メジャーリーガー・大谷翔平選手の第一子誕生のニュースを『アッコにおまかせ!』で取り上げた際、大谷選手の報告コメントに『いやらしい言い方だけど、グラミー賞とかアカデミー賞でも何でも台本はあるんですよ。大谷さんぐらいになると、コメントする人もある』などとケチをつけたのです。和田は発言直後に一応、謝罪をしていますが当然のごとく、批判の嵐を巻き起こしました」(芸能ライター)
さすがの和田もSNSによる口撃に多少のダメージは食らっていることだろう。思ったことをそのまま口にできること自体、ある意味“天性”なのかもしれない