27日までの興行収入は128億円を超えており、観客動員数は910万人に達している。
同作は、上映前から、初日の上映回数が話題になっていた。TOHOシネマズ新宿の40回、TOHOシネマズ日比谷、TOHOシネマズ池袋が31回など、ケタ違いの上映回数については賛否両論があったものの、今回の興行収入記録の達成で、期待に応えたと言えるだろう。
一方で、記録的な人気ゆえか、盗撮行為が問題になっている。上映後、いくつかの動画投稿サイトで盗撮映像がアップロードされた。
一連の行為に対して、25日、製作委員会は、厳正に対処する方針を明らかにした。「鬼滅の刃」の公式X(旧Twitter)では、「鬼滅の刃 無限城編 第一章」に関して、「盗撮映像がインターネット上に見られます。劇場での映画の盗撮行為は犯罪です。悪質な著作権侵害に対しては、刑事告訴を含む厳正な対処をしていく所存です」と投稿している。
ネット上では、「鬼滅の映画の盗撮が流れてきました。とても不快です」「盗撮動画が海外で拡散されていてイライラする」「Xしかり、特にTikTokで違法アップロードされまくってるのをなんとかして」「違法ですと脅すだけでなく、実際に訴えて賠償請求してほしい」など、怒りの声が上がった。
前作、「無限列車編」では、盗撮した男性が映画盗撮防止法違反などで書類送検されている。どんな理由があったとしても、違法行為は直ちにやめていただきたい。