同社は「原材料、資材、エネルギー価格の高騰や為替相場の変動による影響が長期化していることを背景に、事業活動にかかるコストは上昇傾向が続いております。当社は、このような事業環境下においても製造・オペレーションの効率化や経費削減などに最大限に努めてまいりましたが、事業への影響を企業努力のみで吸収することが困難な状況です」としている。
自動販売機は、最盛期には「ドル箱」と呼ばれるくらいの売り上げだった。しかし、コンビニの増加やコロナ禍で「おうち時間」が増えるなどし、人の動き方が変わってしまったため、赤字になっているという。台数も徐々に減ってきている。
ネット上では「コーラ200円は無理」「そもそも自動販売機が多すぎなんじゃないかね」「コーラも高級な嗜好品(しこうひん)になりつつありますね」「もう子どもの小遣いで買えるレベルじゃないですよね」といった悲鳴が上がっている。
コカ・コーラは1本100円で買えた時代もあったが、値上がりの背景には自動販売機のこともあるだろう。子どもの好きな炭酸飲料であったが、ネットの声にもある通り、子どもの小遣いでは厳しい値段になってきた。このまま値上がりを続ければ、高級品になってしまうのではないだろうか。