スポーツ
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スポーツ 2023年02月06日 18時30分
DeNA、2位躍進の陰に“ラスト正捕手”相川亮二あり! 兄貴分・三浦監督の右腕としてかかる期待
昨年14年ぶりに古巣・横浜にバッテリーコーチとして復帰した相川亮二コーチが、今シーズンからは「チーフ作戦コーチ」も兼務する。 相川は2001年に谷繁元信氏のドラゴンズ移籍後徐々に頭角を現し、2004年に102試合出場と正捕手の座をゲット。翌年にはチームをAクラスに導く原動力となり、2006年、第1回ワールド・ベースボール・クラシックでは日の丸を背負うまでに成長。選手会長も務め、2007年オフには1億円プレーヤーの仲間入りも果たした。2008年には海外FA権を獲得し、メジャー移籍をめざすも夢かなわず。獲得に名乗りを上げていたスワローズに移籍が決定し、外様ながらキャプテンを務めるなど厚い信頼を得ていた。15年からはジャイアンツにFA移籍し3年間プレーし引退。19年からはジャイアンツでバッテリーコーチを務めた実績を持つ。 昨シーズン中はピッチャー、斎藤隆ピッチングコーチらの取材の際「相川コーチと一緒に。アドバイスをもとに」など要所要所で名前が挙がるなどキーマンとして活躍。課題だった防御率も前年の4.15から3.48と大幅良化を達成。この数字は1998年の3.49をも上回り、1973年の3.30以降、約30年の中で一番いい数字をたたき出した。無論バッテリーコーチひとりで作り上げたものではないが、一昨年までは見られなかったスローカーブを効果的に使い、ときには高めを突く大胆な配球も散見されたことは事実。経験豊かな相川コーチの頭脳が良化の要因の中でも、なかなかのウエートを占めていると推測する。 作戦コーチとの名目ながら、18年から昨シーズンまでヘッドコーチを務めた青山道雄コーチが巡回コーチに回ることからも、事実上のヘッドコーチとしての働きが期待されているとみる。デビューは99年で、98年の優勝時はファームで研鑽を積んでいた相川亮二。復帰の際は「寮の時代から世話になっている兄貴分」と公言した三浦大輔監督を男にするため、内に秘める魂を、今年こそグラウンドに解き放つ。 取材・文・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2023年02月06日 17時30分
スターダム上谷沙弥が渡辺桃を破り白いベルト最多防衛記録を樹立「まだまだ見たことない景色をお見せしたい」
ブシロード傘下の女子プロレス団体スターダムは、『スターダム12周年記念STARDOM Supreme Fight 2023~おおきにスターダム~』2.4大阪・エディオンアリーナ大阪第1競技場大会を開催した。セミファイナルでは、白いベルトことワンダー・オブ・スターダム選手権試合、チャンピオンの上谷沙弥に渡辺桃が挑戦した。 上谷は1.8愛知・名古屋国際会議場大会で同王座を防衛後、「13度目が最多防衛記録に並んで次が最多記録へのカギとなる試合となって来るんですけど、おい渡辺桃、見てるか?私は、アンタを倒して必ず最多防衛記録を塗り替えて見せる。闘いたい理由たくさんあるんですけれども、まず私のデビュー戦の相手、そしてクイーンズクエストの元リーダー、そして今(最多防衛記録に)並んでるということで、私はアンタを絶対にぶっ潰してワンダー・オブ・スターダムの歴史に伝説を残してみせます」と桃を挑戦者として逆指名。桃は「私はテメエの持つ白いベルト、そんなもん興味ねえし、人の記録を黒歴史だなんて言うチャンピオンに挑戦したいとも、一切思わねえんだよ」と大江戸隊に闇落ちをした時点で、記録は全く意識していない様子。 試合は大江戸隊の介入もあり、ペースは桃。テキーラサンライズ、ハイキックなどで攻勢に立つ。ピーチサンライズを決めるも、これはカウント2で上谷が返すとピーチサンダーを狙う桃だが、上谷も切り返して決めさせない。互いに張り合う展開になると上谷も感情をむき出し、ここから上谷が一気に仕掛けていく。上谷はカミゴェ、変型スープレックス、旋回式スタークラッシャー。しかしこれでも決まらず。すると、最後はファイアーバードスプラッシュで最多防衛記録を更新した。 試合後、上谷は「デビュー戦からQQ(クイーンズクエスト)を裏切るまで、あの時追い掛け続けてきた桃さんの大きな背中。あれは嘘じゃなかったと今日思いました。私、強くなったでしょモモさん。いえ、渡辺桃。白いベルトの歴史を紡いできた大きな歴史を試合で今日感じることができて、本当に本当に幸せでした。闘ってくれてありがとう」とかつての同士であった桃に敬意を示した。また、「今まで辛い時くじけそうな時、たくさんあったけど、そのワンダーのベルト信じて、たくさん思い思ってきて、本当に良かったなって。これからも、たくさんの敵いると思うけど強く倒していって、もっともっと強くなっていきたいですし、お客さんにたくさんのまだまだ見たことない景色をお見せしたいです」と最多記録を更新し、絶対王者としてさらなる飛躍を誓った上谷。白いベルトは白川未奈も狙っており、どこまで防衛記録を伸ばせるか注目だ。◆スターダム◆『スターダム12周年記念STARDOM Supreme Fight 2023~おおきにスターダム~』2023年2月4日大阪・エディオンアリーナ大阪第1競技場観衆 1832人(満員)▼ワンダー・オブ・スターダム選手権試合(30分1本勝負)<王者>○上谷沙弥(16分38秒 片エビ固め)渡辺桃●<挑戦者>※ファイアーバードスプラッシュ※第16代王者が14度目の防衛に成功。(どら増田 / 写真・FUZKI)
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スポーツ 2023年02月06日 15時30分
オリックス・宇田川のオフ調整に監督怒り、「さすがに太り過ぎ」ファンも呆れ 先輩が昨季から忠告も全く響かず?
2021年のプロ入りからオリックスでプレーし、昨季までに「19登板・2勝1敗3ホールド・防御率0.81」といった通算成績を残しているプロ3年目・24歳の宇田川優希。6日に伝えられたコンディションの現状が物議を醸している。 報道によると、宇田川は現在の体重が100キロを超えている(公称は92キロ)といい、その影響もあってか春季キャンプではブルペン投球で球威を欠く内容が続いているとのこと。中嶋聡監督は「なんだ、あの球、大丈夫か」と本人に直接苦言を呈するなど問題視しているといい、5日に応じた取材の中でも「調整不足。はっきり言って、今のままじゃ使いモノにならない」と厳しい言葉を口にしたという。 >>オリックス・中嶋監督、ベンチ蹴り上げ福田に激怒! 吉田も塁上であ然、同点打潰した走塁ミスに批判<< 宇田川は昨季7月末に育成から支配下への昇格を果たすと、レギュラーシーズンでは19登板で2失点、ポストシーズンでは6登板で無失点と大車輪の働きを見せた。迎える今季は、シーズンはもちろんメンバーに選出されている3月からのWBCでの活躍も期待されている。 その宇田川の現状を受け、ネット上には「公称92キロなのに今100キロ超はさすがに太り過ぎだろ」、「10キロ近く太ってるってオフの間に何をしてたのか」、「増量したのに球威は落ちてるってそりゃ監督もブチ切れるわ」、「WBCあるのに全然体仕上がってないみたいで先が思いやられる」、「先輩の能見さんが言ってた忠告も届いてなかったみたいだな…」といった呆れ声が寄せられた。 宇田川と昨季まで共にプレーした能見篤史氏(元オリックス他)は、昨年12月27日放送の『オリックス・バファローズ年末スペシャル!』(ABCラジオ)に出演した際に「あいつ多分来年けがしてるっす。これ宇田川にはずっと言ってるんすよ僕」、「宇田川自体がすごい天然なんで、ちょっとくぎ刺しとかなあかんなーって」とコメント。具体的な内容には触れなかったが、宇田川には自覚に欠ける面があると苦言を呈していることを明かしている。ただ、キャンプでの現状を見る限り本人には今ひとつ響いていなかったようだ。 7日から始まるキャンプ第2クールではフリー打撃に登板予定という宇田川。中嶋監督を安心させるような投球を見せることはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年02月06日 11時55分
『サンモニ』張本氏、因縁の三浦知良選手へのコメント「掌返しするな」批判も 「まだ動ける」と称賛
5日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、張本勲氏が鈴鹿ポイントゲッターズからポルトガル2部リーグ・オリヴェイレンセへの移籍が決まった、カズこと三浦知良選手についてコメントした。 アシスタントの唐橋ユミが三浦選手の移籍をフリップで紹介すると、司会の関口宏が「カズさんとは、ハリさんは話題になったことがありました」と話を振る。この「話題」とは、張本氏が2015年の放送で「お辞めなさい。若い選手に道を譲ってやらないと。これほどの選手なんだから指導者に」と発言し、批判が集まったこと。 >>張本氏、大谷翔平への評価が手のひら返し? 異例の大絶賛に変わったきっかけは<< 張本氏は騒動を覚えていたようで、「関口さんね、もういいんじゃないかと言ったことがあるけども、これを見るとね、感心と言うか、驚いてますよ。これだけ長くプレーする選手は自分が納得するまでやるんだと。それで身体が動いてるんだよね」と褒め称える。 続けて、「この選手を見て契約してくれる。まだ動けるんだと。専門家が見ているからね。2部でも契約してくれるんでしょ。ましてやね、外国に行ってプレーするというのは。あっぱれまではやれないけれど、成績を見ないと。その精神力は素晴らしい。褒めてやりたい」と絶賛した。 この発言に、ネット上では「褒めてくれて嬉しい」「デレが出た感じ。ともかく変に批判しなかったのは良かった」などの声が上がる。一方で、「掌返しをするな」「サッカーでは素人なのに上からで語らないでほしい」「素直にあっぱれをあげるべきではないのか」などという疑問の声も出た。 賛否両論の張本コメントだが、彼が三浦選手の行動に驚いていたことだけは、間違いない様子だった。
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スポーツ 2023年02月06日 11時30分
IWGP世界王者オカダ・カズチカの叱咤に次期挑戦者の鷹木信悟「今の新日本でイレギュラーを起こせるのはオレしかいねー」
新日本プロレス『THE NEW BEGINNING in OSAKA 』2.11大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)大会のメインイベントで行われるIWGP世界ヘビー級王者オカダ・カズチカに鷹木信悟が挑戦する一戦を前に、両者が舌戦を繰り広げている。 『THE NEW BEGINNING in SAPPORO ~雪の札幌2連戦~』2日目となる2.5北海道・北海道立総合体育センター(北海きたえーる)大会で行われた前哨戦に勝利を収めたオカダは「まあ、今日ね、勝って。これからCHAOS、タイトルマッチ、続きますから。そういう意味でもいい勢いをね、持って来れたんじゃないかと思います。まあ、鷹木さん、ゴメンナサイ。ずっと連勝してたのにオレが勝った瞬間、元気なくなっちゃったね。申し訳ない。元気でいて欲しいよこっちは。まあまだ、あとタイトルマッチ前に2つ。まだまだ元気になってくれ。元気な鷹木信悟を倒さないと面白くもなんともないでしょ。まあ、どっちみちオレ勝つから何とも思えない」と鷹木を叱咤。 鷹木は「いやあ、悔しいね。前哨戦、4 連勝中だったが、まさか SANADA が獲られるとはな。だがそれだけ、オカダも本気になってるってわけじゃないのか、オイ。そういうことだろ。(前日のオカダのバックステージコメントを引用し)いくら前哨戦で勝とうが、タイトルマッチで負けたら意味がない。オイ、その通りだわかってるんだよ、オレもよ。ただ!チャレンジャーとしては、なあオレ前哨戦って言葉も嫌いだしよ。毎回は、タイトルマッチと同じぐらい気持ちで挑んでるんだよ、オレは。しっかりとオレは、狙いは定まってるからな。オカダのウィークポイント、見つかったぜ。残り栃木と佐久、しっかりそのウィークポイントを追い込んでやるからな。オイ、それから何?オレがKOPWとIWGPの2 冠をめざすって言ったら、2 冠というくだらない歴史?バカヤロー。言ってるオマエが一番くだらないんだよ、コラ。何も、オイ。KOPWとIWGP、統一するわけじゃねーんだよ。統一する気はサラサラねえ。何よりもくだらねーのは、オイ。提唱者が全く絡まないこのKOPWのベルトじゃねーのか、オイ。なあ、KOPWのチャンピオンって書いてあるのに、未だに、なあ、リングコールも、保持者、争奪戦。ふざけんなよこのヤロー。いつまでもおまけみたいな、オイ、タイトルだと思ってんだコラ。だがよ、そのおまけみたいなタイトル持ってるこのオレがIWGP王者に勝ったら最高に面白くねーか?オイ、やってやるよ。このオレが新日本プロレスにイレギュラーを起こしてやる。いや!今の新日本でイレギュラーを起こせるのはオレしかいねー」と言い返し、下馬評を引っくり返して黄金のベルトを奪還するつもりだ。(どら増田)
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スポーツ 2023年02月06日 11時10分
DDTエクストリーム王座戦、変則ルールの防衛戦に秋山準「リング上は全て僕のフィールドです」
DDTプロレスは3日、2.18愛知・名古屋国際会議場イベントホール大会に向け、調印式と記者会見を開いた。DDT EXTREME選手権試合、チャンピオンの秋山準に彰人が挑戦するタイトルマッチは、史上初の「環境利用闘法マッチ」で行われることになった。同王座戦は本来、王者側がルールを指定できるが、秋山はスーパー・ササダンゴ・マシンとの初防衛戦、アントーニオ本多との二度目の防衛戦同様、挑戦者に委ねる意思を示した。 そこで、彰人は4つのコーナーマットを全て外し、持ち込んだ2本の緑のロープを、2面のセカンドロープとサードロープに十字の形に張るルール(そのほかは通常プロレスルール)を提案し、秋山が受諾した。十字に張られた緑のロープではロープエスケープにはならない。彰人によると、この戦い方は、刃牙シリーズのキャラクター・ガイアが、ずっと噛ませ犬ポジションでそんなに強くないが、環境利用闘法という戦い方で、作中の四天王的存在だった死刑囚に勝つことができたという。それをプロレスに持ち込むもので、彰人は「それがあることで秋山選手に勝つ確率がかなり上がる」と当人有利のルールを強調。 調印を済ませた彰人は「僕にとってEXTREMEのベルトは紫色。紫色のEXTREMEがずっと好きだった。秋山選手が白にしたいと言って白にした。それはチャンピオンが決めることなので、それでいいと思っていて。ただ僕がこのベルトを取り戻した暁には、しっかり紫に戻して、もう一度紫のEXTREMEのベルトとして防衛ロードを積んでいきたいと思います」とコメントすると、秋山は「ルールがイマイチよく分かってないんですけど、当日までにどういう風に使えるのか、自分の技をどういう風にできるのかを頭の中でシミュレーションして、このベルトは白のままで置いておきたい」と三度目の防衛を誓った。 コーナーマットが外されることで、動きに制限が出る可能性もあるが、彰人は「僕にとってはむしろ戦いやすくなるんじゃないかと。なぜなら、僕は試合で動かないですから。僕はもともとスポルティーバという4メートル四方のリング出身で、ほぼほぼ動かず試合してきた人間なので。僕のフィールドかなと思ってます」と気にならない様子。秋山も「リング上は全て僕のフィールドです」と余裕を見せている。(どら増田)
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スポーツ 2023年02月06日 11時00分
阪神・岡田監督、内野陣の凡ミス連発に激怒? 連係プレーの練習不足を露呈か
「こんなんなら、別に隠す必要なかったよ!」 阪神・岡田彰布監督から出たのは、いきなりのダメ出しだった。 >>阪神・岡田監督、故障の前川を構想外に? 実戦後ろ倒しにも反対意見噴出か<< 春季キャンプ第2クール2日目(2月5日)、報道陣、ファンも完全シャットアウトされた「非公開の練習」が初めて行われた。午前11時半を過ぎた頃から、チームスタッフが宜野座ドームの入り口のシャッターを閉めていく。 「投手、内野手のサインプレーが行われる予定。岡田監督になって『サイン』の種類が増えたせいもありますが、こうした細かいプレーを習得させるため、実戦形式の練習メニューの開始を遅らせるスケジュールになったんです」(関西メディア) しかし、その非公開練習の結末は説明するまでもないだろう。開口一番に岡田監督から出たのは、冒頭の「隠す必要なかった」の言葉。しかも、そのドーム内には同日、表敬訪問で沖縄入りした杉山健博オーナーもいたのだ。 凡ミス続きのブザマなところを見せてしまったとなれば、怒るのも当然だろう。 キャンプ訪問者と言えば、前日4日、前任の矢野燿大氏がCS放送の解説を兼ねて現地入りしている。 「赤星憲広氏も臨時コーチで現地入りしており、走塁の指導をしていました」(前出・同) 赤星氏は中野拓夢への指導に多く時間を割いていた。その中野を巡る両氏の言動が興味深い。 中野は2021年に盗塁王のタイトルも獲得したように「高い走塁能力」を秘めている。チーム関係者によれば、「赤星氏は二塁盗塁の際のスタートダッシュを切る足が『右』ではなく、『左』だった。頭が上下する悪癖を直した」とのこと。 基本動作ができていなかったという意味だ。それでもタイトルを獲ったのだから、基本動作を習得すればさらなる飛躍も期待できる。だが、矢野前監督はスタンドからこんなコメントを出していた。 「(中野は)大学、社会人でも盗塁してなかったみたいで。背中を押していけば成長するんだな、と」 気持ちを前向きにさせたのが前政権だとすれば、現・岡田政権は基本プレーを重視し、技術アップをめざしている。 矢野前監督は失敗しても「挑戦」しての結果なら、何も言わなかった。むしろ、前向きな姿勢を褒めていた。前述の完全シャットアウトで行われたサインプレーだが、岡田監督はこうも怒っていた。 「今日初めてやると言うから“えー?”と思うたわ。そらうまいこと行けへんよな。明日、天気悪かったら、ずっとやれと言うたんよ」 できるようになるまで許さない“頑固さ”だ。 関西で活動するプロ野球解説者がこう続ける。 「阪神がサインプレーの練習をやった? 近年の阪神キャンプではこの手の練習はキャンプ終盤に行われていましたが」 牽制、バントシフトなどの連係プレー…。守備の基本ができていないことが露呈した。キャンプはまだ始まったばかりなので、やり直す時間はタップリとある。凡ミスを嫌う岡田監督は、妥協は許さない。阪神ナインは現政権の厳しさを知らされたのではないだろうか。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2023年02月05日 11時00分
大相撲トーナメント、夢の対戦カード続々? 炎鵬が白鵬振り回し投げ捨て、前回大会は師弟対決に大歓声
1977年に始まり、毎年2月上旬に開催されている日本大相撲トーナメント。昨年、一昨年は新型コロナの影響で中止となったが、今年は2月5日に3年ぶりの開催が予定されている。 東京・両国国技館で行われる同大会は幕内、十両の力士がそれぞれ一発勝負のトーナメント戦で優勝を争うもので、今年は幕内39名、十両26名が参加予定。幕内トーナメントの優勝力士には賞金250万円と優勝杯が授与される。 前回2020年大会は関脇・高安が初戦から決勝まで豊山、徳勝龍、正代、阿武咲、妙義龍の平幕5力士を連破し大会2連覇を達成。だが、ファンの間では大会結果以上に、トーナメント戦で初めて実現した“同部屋対決”が大きな話題となった。 >>大相撲、貴景勝戦中の一部観客に「マナー悪すぎ」ヤジ連発で怒りの声 取組も3度ストップ、原因はルール緩和?<< 注目が集まったのは、トーナメント3回戦で行われた横綱・白鵬対平幕・炎鵬の一番。共に宮城野部屋に所属する力士であり、本場所では優勝決定戦を除いては対戦が組まれない間柄。また、花相撲や巡業での対戦もなかったこともあり、取組前の仕切りの段階で場内からは大歓声が起こった。 迎えた立ち合い、両名はほぼ同時に右足を踏み出したものの、それ以上は前に出ずその場でにらみ合う形に。炎鵬は左方向に動きながら隙をうかがい、正対する白鵬の左手を一瞬たぐりかけるも懐には入り込めなかった。 すると、白鵬は炎鵬に対する余裕の表れか、炎鵬の額を左手で押さえながら棒立ちになるという体勢をとる。炎鵬は白鵬の左手を右手で払いのけるも、白鵬はそのたびに瞬時に手を置き直す。これを何度か繰り返した後、炎鵬は諦めたかのように両腕を下にダラリと垂らした。 しかし、炎鵬はその2秒後に両腕で白鵬の左手を払い落とすと、そのままたぐって体勢を崩し遂に右下手をつかむ。さらに、間髪入れずに左手で白鵬の左膝裏付近を持つと、逆時計回りに動きながらの下手投げを繰り出し、こらえる白鵬を強引に地面に一回転させた。 自身が内弟子としてスカウトした炎鵬に敗れた白鵬だったが、取組後は「2月9日は炎鵬も私も一生忘れない、思い出の一番になった」と感慨深げに語ったことが伝えられる。一方、“恩返し”で大歓声を浴びた炎鵬は「こういう機会はなかなかない。忘れないと思います」としつつも、「次は本場所で対戦できるように」と本場所・優勝決定戦での再戦を誓ったという。 ただ、その後の両力士は本場所・花相撲で再戦の機会がないまま、2021年9月に白鵬が引退。これにより、2020年大会での一戦は最初で最後の同部屋対決という形となっている。 3年ぶりの開催となる今大会は条件付きながら大関・貴景勝対平幕・隆の勝の同部屋対決(貴景勝は初戦、隆の勝は初戦・2戦目勝利なら)や、関脇・若隆景対小結・若元春の同部屋・兄弟対決(お互い初戦勝利なら)が実現する可能性がある。白鵬・炎鵬の同部屋師弟対決に匹敵するような取組は果たして実現するだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年02月04日 11時00分
日本ハム・齋藤の負傷降板、新庄監督にも原因アリ? シーズンに影響の可能性も、ハイペース調整の代償か
2月1日から沖縄・名護での春季キャンプをスタートさせている日本ハム。キャンプイン初日にプロ5年目・28歳の齋藤友貴哉が負傷したことが話題となった。 齋藤は同日に行われた紅白戦の3回裏に紅組の3番手として登板し、初球に156キロのストレートを投じる。ところが、この直後に右足を気にするような仕草を見せると、プレーを続行することなくマウンドを降りた。 >>日本ハム、故障体質の田中を人的補償に選んだワケ 昨季終盤の復調以外に、杉浦の存在も判断に影響?<< 齋藤はプロ入りした2019年から2022年まで阪神でプレーし、同年10月にトレードで日本ハムに移籍してきたリリーフ右腕。セットアッパー候補として期待されていた分、今回の1球降板に肩を落としているファンも少なくない。 「右投げの齋藤にとって右足は投球時の軸足にあたりますが、一般的に軸足は球威やリリースポイントの安定性を左右する非常に重要度の高い部分とされています。その右足を痛めると体重をうまく乗せられずに投球フォームが乱れる、別箇所に負担がかかり故障につながるといったリスクもあり得ます。直近では2019年にDeNAの先発右腕・平良拳太郎がキャンプ初日に右足首を痛めると、その後腰痛、右肩違和感にも見舞われ、5月末まで二軍調整をしいられたケースもあります」(野球ライター) やっかいな箇所に不安を抱えてしまった形の齋藤だが、キャンプに向けた調整がアクシデントの原因になったのではという見方がある。齋藤はキャンプ初日に組まれた紅白戦をにらんでか、今オフは1月中旬の時点で最速150キロをマークするなどかなりハイペースで調整を行っていることが伝えられていた。 春季キャンプでは紅白戦などの実戦はキャンプインから10日前後に組まれることが多く、初日からいきなり試合が行われるのは異例。新庄剛志監督は選手をふるいにかけることを目的に紅白戦の初日実施を決めたといい、動きの悪い選手は「バンと切る」と厳しい姿勢を示したことも伝えられているが、一部ファンの間ではこの新庄監督の姿勢が齋藤に焦り、気負いを生じさせ負傷降板という結果を招いたのではという意見も多い。 齋藤は負傷降板の際に自力で歩いてベンチに退いているため、故障の程度はそれほど深刻ではないとみられている。ただ、再発・悪化の可能性を考えると、仮に軽傷としても今後に不安が残るアクシデントとなったことは確かだろう。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年02月03日 17時30分
元横綱・稀勢の里「僕の教えが悪かったかな」弟子の敗戦に悶絶? TV出演、饒舌なトークに驚きの声も
3日放送の『ぽかぽか』(フジテレビ系)に、大相撲の二所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)が生出演。弟子の取組を見守る際の心境を明かし話題となっている。 二所ノ関親方は、ゲストに「○○っぽい」と勝手なイメージをぶつけるトークコーナーに出演。様々なトークを展開する中で、弟子の取組に一喜一憂し過ぎる面があることを明かした。 >>元横綱・稀勢の里の引退、正代がきっかけだった? 圧勝するも致命的問題を自覚、兄弟子が明かした裏話に驚きの声<< 二所ノ関親方は2002年3月場所の初土俵から2019年1月場所での引退まで現役を過ごし、優勝2回(2017年1、3月場所)、年間最多勝1回(2016年/69勝)といった成績をマーク。引退と同時に親方に転身し、それまで所属していた田子ノ浦部屋の部屋付き親方を務めた後、2021年8月に独立し部屋持ち親方となっている。 現在16名の弟子を抱える二所ノ関親方は、「人の相撲ってやっぱりすごく難しい、教えるのすごく難しいんですよ」と師匠としての難しさを吐露。その上で「自分の弟子とかになると一喜一憂してしまうというか、喜びも倍増というか。自分が現役(の時)より勝つとうれしいですし、怒り、イラっとくるのも自分以上にきますよね」と、弟子の取組には感情的になってしまうと明かした。 同親方いわく、現役時代の自身の取組については「全部自分で処理できた」と反省や切り替えなどはできていたというが、弟子の取組は「人のことは処理できないというか。『僕の教えが悪かったのかな』とかいろいろなことを気にするんですね。それでもう我慢できなくなっちゃうところが(ある)」とのこと。これもあってか、部屋では普段一人で弟子の取組をチェックしているというが、勝った時は「うぉー!」、負けた時は「ぬわぁっ!」と思わず声が出てしまうという。 また、同親方は親方業務などで本場所会場にいる時は親方衆控室のモニターで弟子の取組を見るというが、そこでは同親方以外にも複数の親方衆が「押せっ!」、「行けっ!」と自身の弟子に声援を送っていると明かした。 二所ノ関親方の発言を受け、ネット上には「弟子の相撲でそんなに感情出してるのは知らなかった」、「勝っても負けても仏頂面だった現役時代と真逆すぎるだろ」、「内容もそうだが、それをニコニコしながら饒舌に話してるのも意外だった」、「現役時代に比べたら声出てるし話も聞き取りやすいな」といった驚きの声が寄せられた。 「現役時代の二所ノ関親方は『勝っても負けても表情に出すな』という師匠・鳴戸親方(元横綱・隆の里)の教えもあり、土俵上では無表情でほとんど感情を出さないことで知られていました。また、土俵外でも寡黙で口数が少ない上、取材自体に応じず本場所会場を去ることもしばしばだったといいます。こうした経緯があるだけに、弟子の相撲に一喜一憂していることをニコニコしながら話したことに驚いたファンも少なからずいたようです」(相撲ライター) 現役時代の二所ノ関親方は、3代目若乃花(元横綱/1998年5月場所後に昇進)を最後に出ていなかった日本出身横綱候補として大きな期待や重圧を背負っていた。ただ、引退から約4年がたった現在はこうしたプレッシャーからはすっかり解放されているようだ。文 / 柴田雅人
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2022年07月20日 22時30分
特集
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野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
スポーツ
2025年07月25日 23時30分
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豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
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豊ノ島“ライバル”琴奨菊との思い明かす 業界には「いい物は残し、時代に併せて変わっていけば」と期待
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2025年07月20日 12時00分
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宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
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2025年07月14日 17時00分
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元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分