スポーツ
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スポーツ 2023年02月18日 11時00分
プロ野球、広島選手のプレーに監督ブチギレ! 緩慢走塁が招いた暴力騒動、ソフトB・リチャードも他人事ではない?
現在行われている春季キャンプで一軍に同行しているソフトバンクのプロ6年目・23歳のリチャード。12日のキャンプ練習・シート打撃中に緩慢なプレーがあったとして物議を醸した。 リチャードは同僚・又吉克樹と対戦した際にバットを折りながら右翼前方へフラフラと落ちる打球を放ったが、打った瞬間からアウトになると思っていたのか、打球方向を見ながらゆっくり右足を踏み出して一塁へ走り出す。この走塁を見た中継解説・多村仁志氏(元ソフトB他)は「打った後(打球が)右翼前に落ちそうだったので全力で走ってほしかった」と苦言を呈した。 >>ソフトB・リチャード、シード打撃中のプレーに「手抜くなよ」呆れ声 球団OBも苦言、フライ打ち上げ後の走塁が物議<< リチャードはその後首脳陣から問題視されたなどとは特に伝えられていないが、過去には緩慢走塁を犯し懲罰交代などのペナルティを科された選手は少なくない。また、今から3年前には怒り狂った監督が“鉄拳制裁”を下し問題になったケースもある。 問題のきっかけとなったのは、2019年6月30日の広島対DeNA戦・延長11回表1死でのこと。この場面で打席に立っていた広島・野間峻祥は、DeNA5番手・エスコバーの内角ストレートをスイング。打球は本塁、マウンドの中間付近にフラフラと上がったが、エスコバーは軌道を見誤ったのか捕球できず地面にポトリと落ちた。 ところが、野間はアウトにされると思い込んでいたのか、スイング後は打球を見上げながらゆっくり一塁へ小走り。打球が落ちた瞬間に慌てて全力疾走に切り替えたが、ワンバウンドした球を捕球したエスコバーに一塁でアウトにされた。 試合はそのまま「2-2」で両チーム引き分けとなったが、そこから約1か月後の7月24日、広島球団は緒方孝市監督(当時)が6月30日の試合後野間に手を上げていたこと、同監督を7月15日付で厳重注意処分としたことを発表。緒方監督は延長11回表の野間のプレーを緩慢走塁と問題視し、試合後に監督室で複数回平手で殴打したという。 緒方監督は処分を受けた15日に野間を含めた選手らに謝罪しており、発表同日の24日にも「手を上げてしまったのは事実です。深く反省しています」と重ねて謝罪。また、野間も24日までに「監督の気持ちは理解している。監督に不平不満はない」と球団側に伝えていたという。ただ発表を受け、ファンの間からは「どんな理由であれ選手への暴力行為は許されない」といった批判が殺到した。 緒方監督はその後同年10月1日に2019年シーズン限りでの退任を表明。退任会見では「4連覇、そして悲願の日本一という目標の中で戦ってきましたが、その目標を達することなく、期待に応えることができず、本当にそれは監督としての責任なので、申し訳ない気持ちでいっぱいです」と成績不振(この年チームは4位)を理由に挙げたというが、野間への暴力騒動やそれに伴うバッシングも決断に影響したとみられている。 野間は三塁コーチャーがタッチアップを指示するも本塁に突入しない(2016年3月)、本塁生還の際にベースを踏み忘れアウトになる(2019年3月)などポカが多く、これも緒方監督の手が出た一要因とされている。審判のストライク判定に悪態をつき退場(2022年6月)、不振へのいら立ちを態度に出して二軍送り(同年8月)など問題行動が多いリチャードも、首脳陣から大目玉を食らう前に気を引き締め直した方がよさそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年02月17日 20時30分
日本ハム・清宮、敵打者に狙い打ちされイラッ?「感情にじみ出てる」代表戦中盤、守備中に見せた表情が話題
17日に行われた練習試合・日本ハム対キューバ代表戦。「5番・一塁」で先発した日本ハムのプロ6年目・23歳の清宮幸太郎が見せた表情が話題となっている。 注目が集まったのは、「5-0」と日本ハム5点リードで迎えた6回表無死のこと。日本ハム3番手・畔柳亨丞は打席のサントスにカウント「0-1」からカーブを投じたが、これに対してサントスは一塁側に走り出しながらスイングする、いわゆる“走り打ち”を敢行。地面にたたきつけられるように放たれた打球は畔柳の横を抜け清宮の方へ転がった。 だが、清宮は自分で捕球するべきか、それとも一塁ベースに入るべきか迷ったのか一瞬動きが止まってしまい、最終的に捕球を選択するもサントスをアウトにはとれず。サントスが一塁を駆け抜けた直後、清宮は手元のボールを見つめると、歯を食いしばったような表情を浮かべながら畔柳にボールを返した。 >>大谷翔平、開幕前に同僚を一喝?「優勝できるわけない」 球界OBも驚愕、栗山監督が明かした日本ハム時代の裏話が話題<< この清宮の表情を受け、ネット上には「今の清宮相当悔しそうな顔してたな」、「してやられたって感情が明らかににじみ出てる」、「相手にまんまと惑わされてしまったって感じなのか」、「狙い打ちされて内心イラっとしてた可能性もあるのでは」といった驚きの声が寄せられた。 「清宮はプロ1年目の2018年から昨季までに通算39本塁打と長打力を誇る一方、通算21失策と守備は不得意。昨季も一ゴロファンブル後にその場に棒立ち(4月)、無人の一塁に送球(9月)といったポカをやらかしたことで物議を醸しました。NPB経験者がサントス(元ロッテ/2017)も含めて10人名を連ねているキューバ代表も、清宮の守備には付け入る隙があることを認識しており、それを元にサントスが清宮を狙い打ちしたという可能性もゼロではないのでは」(野球ライター) サントスの打撃に惑わされた形の清宮だが、その後7回裏無死の第4打席では投手の足元を抜き、中堅・サントスまで転がる痛烈なヒットを放っている。これを受け、一部からは「さっきの走り打ちの仕返しか?」といった見方も上がっていた。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年02月17日 18時30分
巨人・松田、紅白戦序盤の1シーンに「プレー以上に印象的」の声 “来日初安打”放ったライバルへの気遣いが話題
17日に行われた巨人の紅白戦。白組の「7番・三塁」で先発したプロ18年目・39歳の松田宣浩が見せた姿が話題となっている。 注目が集まったのは、「2-2」と両チーム同点の3回裏でのこと。この回白組は先頭のブリンソンが、紅組2番手・横川凱が投じた外角の変化球を捉え左翼前へ。来日初実戦で初安打をマークしたブリンソンは一塁コーチャーとグータッチを交わした。 この直後、ベンチ内の松田はグラウンドの方を指さし数度うなずきながらベンチ前へ出ると、ゴロで返球されてきたブリンソンの初安打ボールを回収。その後はベンチ内にいたスタッフにすぐにボールを渡していた。 >>巨人・松田、外野に意欲も動きがフラフラ? 期待の新助っ人にも不安要素か<< 中継カメラが映した松田の姿に、ネット上では「プレー以上に印象的なシーンだった」「打ってすぐ回収に動くとは気が利いてるな」、「初安打ボールを記念品として確保してあげたのか」、「ポジション争いのライバルに対して優しすぎないか」、「ユニフォームは変わっても人柄は全然変わってないんだな」といった反応が寄せられた。 「松田はプロ入りした2006年から2022年までソフトバンクでプレーし、同年オフに巨人に移籍。加入後は本職の三塁に加えて外野守備にも取り組んでいるため、外野手のブリンソンはポジション争いのライバルといえますが、その助っ人の活躍を率先して祝うような姿勢に驚いたファンもいたようです。松田はソフトバンク時代、グラウンド内外で士気を高めるムードメーカーとしてチームに貢献しましたが、所属チームが変わっても働きぶりは健在のようですね」(野球ライター) 松田は昨年9月7日にソフトバンク退団決定、翌8日に登録抹消という形で昨季を終えているが、ソフトバンク・藤本博史監督は野球解説者・池田親興氏(元阪神他)が2月8日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画の中で「マッチ(松田)がベンチでムードを作ってくれたのは大きかった」、「正直言って1年間置いときたかった」と明かしている。松田がそれだけ代えの利かない存在だったことの表れといえるが、新天地の巨人でも同様の存在になっていくのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について池田親興氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/@user-yh7ts2rn5s
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スポーツ 2023年02月17日 15時30分
ソフトB・和田の故障離脱、藤本監督にも責任アリ? 昨オフ指示「100球で7回いって」が調整に悪影響か
1日から始まっているソフトバンク春季キャンプで一軍に同行しているプロ17年目・41歳の和田毅。16日に伝えられた故障情報が話題となっている。 報道によると、和田は14日の練習中に左太もも裏の張りを訴え、16日から別メニュー調整になったとのこと。本人は室内でキャッチボール、ネットスローなどの練習を終えた後に取材に応じ、負傷について「ちょっとオーバーワークだった」と調整に入れ込み過ぎたせいだと語ったという。 >>ソフトB・甲斐、股間に打球受け悶絶!「地面のたうち回ってる」紅白戦終盤、今季終戦の心配の声も上がる<< 和田はこれまでダイエー・ソフトバンク(2003-2011,2016-)、ボルチモア・オリオールズ(2012-2013/傘下マイナー)、シカゴ・カブス(2014-2015)でプレーし、昨季までに日米通算155勝をマークしている先発左腕。今春キャンプでは藤本博史監督から開幕投手候補の一人に挙げられるほど調整は順調だったが、同監督は今回の故障を受け「開幕投手はなくなった」と語ったという。 和田の故障情報を受け、ネット上には心配の声が上がったが、中には「藤本監督がイニング稼いでほしいって指示出したせいでは」、「試合終盤まで続投できるように仕上げなきゃって感じで熱が入り過ぎた可能性はある」、「監督の期待に応えようとして負傷したのならちょっと可哀想な感じもあるな」といった、藤本監督も一要因ではと推測するコメントも見られた。 藤本監督は野球解説者・池田親興氏(元阪神他)がアップした16日のYouTubeチャンネル動画に出演。和田に昨オフ「来年は100球で7回いってくれ」と、リリーフの負担軽減のため長く投げてほしいと指示を出したことを明かしている。昨季はイニングが5~6回、球数が80~90球での降板が多かった和田は「頑張ります!」と力強く答えたというが、この指示も調整のペースに影響を及ぼしたのではとみたファンも少なからずいたようだ。 16日の取材では「日に日によくなっている」、「このクールは我慢して、次のクールでしっかりできるようにしたい」と軽症を強調したことも伝えられている和田。開幕投手の可能性は消滅したものの長期離脱の心配はなさそうだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について池田親興氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/@user-yh7ts2rn5s
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スポーツ 2023年02月17日 11時00分
藤浪晋太郎、大谷翔平と開幕で激突? 監督が可能性示唆するも不安要素アリ
“初対戦”は「開幕戦までのお楽しみ」ということか? 現地時間2月15日、アスレチックスのバッテリー組のキャンプが始まった。藤浪晋太郎投手は同僚とカーブの握り方を教え合うなどチームに溶け込んでいたが、マーク・コッツェー監督から出たのは、いきなりのサプライズ発言だった。 「否定しない。競争になるが、彼には球種も才能もある」 米メディアも伝えていたが、藤浪は「開幕投手」に抜てきされるかもしれないのだ。コッツェー監督はその可能性を否定しなかった。 >>前阪神・藤浪、マウンド上で監督批判?「誰が責任とんねん」物議醸した“さらし投げ”の裏話、先輩が暴露<< 「アスレチックスは資金と戦力の両方が不足しています。先発ローテーション入りが予想される投手のメンバーを見ると、藤浪がエースとなってもおかしくはありません」(米国人ライター) 藤浪獲得後も主力投手の放出があった。 左腕A.J.パックを放出し、マーリンズから若手外野手を獲得した。「将来の大砲候補」らしいが、ただでさえ弱い投手陣がさらに戦力ダウンしてしまった。 「投手陣の主な新戦力は、藤浪とルチンスキー。ルチンスキーは韓国リーグで投げていて、米球界は5年ぶりです。先発ローテーションは、昨季7勝のブラックバーン、藤浪、ルチンスキーの3人までは名前が出るんですが、あとは…」(前出・同) 2月28日のエンゼルスとのオープン戦が藤浪の“お披露目”となりそうだ。 「エンゼルス戦」と聞けば、気になるのは、やはり大谷翔平選手との対戦。大谷のスケジュールだが、WBCを戦う侍ジャパンのスタッフたちはチーム合流の時期をエンゼルス側に問い合わせている。 その侍ジャパンの関係者によれば、大谷は3月1日のブルワーズとのオープン戦に登板するという。2月26、27日のオープン戦に「打者」として出場し、 「28日のアスレチックス戦は休養日に充てると聞いていますが」 とのこと。 2人の対決はオープン戦では実現しそうにない。 しかし、両チームは開幕戦でぶつかる。エンゼルスのフィル・ネビン監督も「開幕投手・大谷」を明言している。現地時間3月30日、日本の野球ファンが衛星中継に釘付けとなるかもしれない。 とは言え、気になる情報もないわけではない。藤浪は投球フォームをマイナーチェンジさせていた。 「ショートアームと言われる投げ方に変えていました。腕を後ろに持っていく時の速度を速くし、腕の動きも小さくします。阪神時代の映像ではダイナミックな印象を受けましたが。MLBに挑戦するので、こちらで主流になりつつあるショートアームに変えたのかもしれませんね」(前出・米国人ライター) ショートアーム投法は肩やヒジへの負担が少なくなるそうだが、間合い、タメを作るのが難しいとされている。 近年、藤浪が不振から脱することができなかったのは「投球フォームをいじりすぎたからだ」と言われている。MLB開幕戦のマウンドを託された日本人投手も多いが、「渡米1年目」は一人もいない。 キャンプ初日の練習は1時間半ほどで終了した。藤浪は「何だか足らない気がする」と笑い、ジムマシンの常備された室内へと向かっていった。投球フォームでまた悩むことにならなければいいのだが…。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2023年02月16日 19時30分
楽天・石井監督、炎上投手を酷評も不満の声「野手にも怒れよ」 練習試合後の“ノーコメント”が物議
15日に行われ、楽天が「1-16」で敗れた練習試合・阪神戦。試合後に伝えられた楽天・石井一久監督のコメントが話題となっている。 楽天はこの日先発の高田孝一が「2回8失点・被安打7・四球3」といきなり大量失点を喫すると、3回から登板した2番手・小峯新陸も「0.1回4失点・被安打2・四死球4」と大崩れ。さらに、5回から登板した4番手・藤井聖も「3回4失点・被安打4」と打ち込まれた。 3投手の炎上により惨敗を喫した試合後、石井監督は「サバイバルを意識した投球をしてほしかった。孝一に関してはちょっと問題外」、「おっ、というところを見せてくれるような場が試合だと思う。それが今はあまりない」とコメント。開幕ローテ入りを狙っている3投手に対し、何のアピールにもならない投球だったとバッサリ切り捨てたという。 石井監督のコメントを受け、ネット上には「監督からボロカス言われるのは当然」、「いくら練習試合とはいえ、3人で16失点は論外だろ」、「ローテ入りへやる気ナシって判断されてもおかしくない酷すぎる投球だった」といった同調の声が寄せられた。 ただ、ファンの反応は同調ばかりではなく、中には「いや、ほぼ働かなかった野手陣にも怒れよ」、「二線級の投手を打ち崩せなかった打線も叱るべき」、「田中(和基)のソロ以外点取れなかった打者にも釘差さないといけないのでは」といった不満も少なからず見られた。 「楽天打線は阪神5投手(桐敷拓馬、湯浅京己、岩田将貴、村上頌樹、岡留英貴)に5安打1得点に抑え込まれましたが、5名の中で主力級なのは3月のWBCに臨む侍ジャパンに選出されている湯浅のみ。その他の4名はまだ一軍の実績に乏しい若手でした。試合後の石井監督は野手陣について特にコメントしていませんが、一線級ではない投手たちに封じられたことはもっと問題視するべきではと考えているファンも少なからずいるようです」(野球ライター) 石井監督は昨オフに「1つ、2つぐらいは枠を空けて、そこに入り込んでくる(若い)投手を見つけたい」と、今季は先発ローテの若返りを図る方針を明言したことが伝えられている。このこともあり、現在は野手よりも投手の見極めを重視しているものとみられるが、15日の野手陣については内心どのように受け止めたのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年02月16日 17時30分
DeNA・藤田「横浜で優勝したい」 チーム最年長の大ベテランが奄美で若手にもたらすもの
鹿児島の奄美大島で行われているB班(二軍)の春季キャンプ。15日からは早くも第4クールに突入し、各選手は着々と開幕に向け調整を進めている。 その中でも若手に交じり、軽やかな動きを見せているのが大ベテランの藤田一也だ。 藤田は昨年、一軍キャンプスタートしながらも序盤にけがを発症。本人も「痛かった」と後悔するほど、10年ぶりの古巣復帰の出だしから歯車が狂ってしまった。しかし今年はコンディションに問題はなさそうで、全てのメニューを黙々とこなしている。 グラウンドでノックを受けるとさすがのグラブさばきでボールを操り、バント練習でもミスなく見事に打球を殺し続ける。室内のティーバッティングでも徐々に強度を上げていきながら右左中央と自在に打ち分け、バットコントロールの巧みさも光っていた。第4クールからは特打もメニューに入り、実戦に向けての練習にステップアップしていく予定だ。 また昨年はコロナの影響で選手間のコミュニケーションにも規制が設けられていたが、今年はだいぶ緩和されてきたこともあり、経験豊富なベテランのB班スタートは若手にとって何かをつかむチャンスとなりそう。実際に同じく奄美スタートの大和と宮崎敏郎と3人でキャッチボールを見ていた若手からは「全てが違う。全部胸に来るし、捕り方も柔らかい」との声も漏れており、たたずまいだけでも学びがある。 楽天時代から「聞かれたら教える。なにか一つでもその選手にプラスになれば」の姿勢はベイスターズに入っても不変。自主トレでも蝦名達夫が志願して同行し、昨年も数名の若手が教えを請うた。ファームでアドバイスを受けた宮本秀明が一気に成績を向上させるなど、日本一、レギュラー、控え、代打など全てを経験した生ける教科書の教えは的確だと証明した。今年41歳となるチーム最年長の存在感は、プレーだけではない。「横浜で優勝したい」。2005年から思い続けていながら、未だ達成されていない夢に向かって、プレーのみならずアドバイス面でも愛するベイスターズのために全てを注ぐ。文・取材・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2023年02月16日 15時30分
元関脇・豊ノ島、現役時代に見た兄弟子の嫌がらせ暴露「マジか、エグって思って」弟弟子が受けた仕打ちにファンもドン引き
元大相撲力士・臥牙丸氏(元小結)が15日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画に、1月場所前に相撲協会を退職しタレントに転向した39歳の豊ノ島(元関脇/前井筒親方)が登場。動画内での発言が話題となっている。 今回の動画で豊ノ島は現役時代(2002年1月場所~2020年3月場所)を過ごした時津風部屋に入門した経緯や、2020年4月の現役引退直後の心境などを話した。その中で豊ノ島は付け人時代、ある兄弟子が受けた嫌がらせを目の当たりにしドン引きしたという話を明かした。 >>元横綱・朝青龍氏、学生時代から続く因縁を豊ノ島が暴露 「勘弁してください!」入門後に平謝りする羽目になったワケは<< 2001年11月場所後に時津風部屋に入門した豊ノ島は、2004年3月場所後に新十両に昇進。入門から十両昇進までの約2年間が付け人時代ということになるが、当時は「自分のことさえするの大変なのに、他人のこともしなきゃいけないっていうのは大変でした」と、部屋での雑用や関取衆の身の回りの世話に苦心していたという。 その付け人時代の年末、豊ノ島いわく「中堅ぐらいの兄弟子」が実家への帰省を計画。当時の時津風部屋では帰省する際は兄弟子一人一人に「帰らせていただきます」と挨拶回りをすることが慣例だったといい、中堅の兄弟子も事前に移動手段を確保するなど準備を終えた上で挨拶回りを行ったという。 ところが、ほとんどの兄弟子が「おう、分かった」と了承する中、1人だけ「ダメ」と拒否してきた兄弟子が。1人でもNGが出ると帰省はできないため、中堅の兄弟子は「いや、あの、ほんとに帰らせてもらって…」と懇願したという。 しかし、「いや、ダメだから」と最後まで聞き入れてもらえず帰省は取りやめに。一連の流れを目の当たりにした豊ノ島は「マジか、帰れないんだって思って。エグって思って」と内心絶句したという。 豊ノ島が話し終えた後、動画スタッフは豊ノ島に「まだ早いぞっていう?」と、中堅の兄弟子の現状を考えてのことだったのかと質問。だが、豊ノ島は「いや、ただの嫌がらせですよ。普通は帰らせてやれよって思う」と苦笑い交じりに否定していた。 豊ノ島の発言を受け、ネット上には「帰省準備してる力士の邪魔するのは意地悪だな」、「特に理由もなく突っぱねるとかしょうもなさすぎるな」、「そもそも兄弟子の許可ないと帰省できないこと自体がおかしいだろ」といった驚きの声が寄せられた。 「時津風部屋は2007年6月の稽古中に兄弟子から暴行を受け新弟子が死亡し、当時の時津風親方(元小結・双津竜)と兄弟子3名が逮捕されるという事件が発生。上下関係が厳しい角界では若い衆が師匠・兄弟子から厳しい指導やしごきを受けること自体は珍しくありませんが、人命が失われる事態に発展したことで世間には衝撃が走りました。当時の報道によると事件発生時は豊ノ島(当時平幕)、時天空(元小結、当時平幕)ら関取衆は部屋に不在だったといいますが、普段の指導・しつけにも問題があったのではと彼らを責める声も散見されました」(相撲ライター) 今回豊ノ島が明かしたエピソードは暴行死事件から数年前の出来事だが、当時から部屋内では下の者に対する兄弟子の嫌がらせが常態化していたようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について臥牙丸氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/@gagachannel2207
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スポーツ 2023年02月16日 11時35分
阪神・岡田監督、佐藤には直接指導していない? 昨秋キャンプから方針転換か
初の対外試合は「14安打16得点」の大勝となった。岡田彰布監督も頬が緩みっぱなし、目尻を下げて、「そら、こんだけ打って点取ったわけやから。悪いところ? ないわな、やっぱり」 と笑っていた。 2月15日、阪神が楽天との練習試合に打ち勝った。注目選手は2人、ドラフト1位ルーキーの森下翔太(中央大)と「5番三塁」でスタメン出場した佐藤輝明だ。 >>阪神・佐藤、打撃フォームに異変発生? 球界OBの指摘に心配の声、「岡田監督の指示のせい」と指摘も<< 「森下は途中出場ですが、打順は『4番・大山悠輔』のところに入りました。岡田監督の配慮であり、大きく育てていこうとしていることが改めて伝わってきました」(現地記者) 森下のバットから快音は聞かれなかった。 しかし、前日に「二軍の試合で慣れさす選手じゃないからな」と指揮官は言い切っており、このまま一軍帯同となることが決まっていた。 「結果」を求められたのは、佐藤の方だ。 「2月11、12日の紅白戦でノーヒットでした。バットのグリップエンドのところを下げて構える新打撃フォームがまだしっくり行ってないようで」(前出・同) その佐藤が初回に適時二塁打を放ち、4打数3安打4打点と「結果」を出した。 紅白戦後の2日間で何があったのか? 14日の打撃練習終了後だった。ベンチに退いた佐藤はバッティンググローブを外し、次の練習会場に向かう準備をしていた時、ジェリー・サンズ氏が歩み寄ってきた。 サンズ氏はチームの駐米スカウトとなり、2人の再会は約2年ぶり。佐藤も笑顔を返したが、サンズ氏はこう言ったそうだ。 「タイミングを取るのが遅れているよ」 時間にして10分程度、2人はバットスイングを始動させるタイミングについて話し合っていたそうだ。 佐藤の爆発がこのサンズ氏の助言によるものだとすれば、「打撃担当のコーチ陣は何をやっていたんだ?」ということになるが、チーム関係者はこう否定する。 「いや、岡田監督が(サンズ氏に)言わせたんじゃないの?」 今春キャンプと昨年の秋季キャンプを比較すると、異なる点もある。岡田監督が選手に直接話し掛けるシーンが激減した。 「直接、話をすると、エコ贔屓していると誤解される場合もあります。秋季キャンプ中、岡田監督が直接指導をしたり、助言をすると、それだけでニュースになっていました。選手にアドバイスしたいことがあれば、担当コーチや第三者を介して伝えるようにしています」(前出・チーム関係者) 第一次政権でもそうだった。選手を叱る時、担当コーチも呼んでその両方に怒っていた。 「森下に対しても、打席に立つ位置を修正させています。岡田監督によると、10センチくらいホームベース寄りに立って構えた方が良い、と。その件も二軍の担当コーチを介して伝えました」(前出・同) また、15日の楽天戦で岡田監督は高卒2年目の捕手・中川勇斗も一軍に呼んだ。昨季はファームで打率2割9分5厘、本塁打3と好成績を残している(50試合)。正捕手争いはまだ無理だとしても、「トラの秘密兵器」だという。岡田監督は、佐藤たち同様、この若武者にどんな“伝言”を与えるのだろうか。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2023年02月16日 11時10分
大スランプのSANADAは『NJC』で払拭できるか?新日本3.5後楽園でタイチと1回戦激突!
新日本プロレスは13日、3.5東京・後楽園ホール大会で開幕する春の最強決定トーナメント『NEW JAPAN CUP』1回戦でSANADAとタイチが激突すると発表した。両者はこれまでシングルのほか、IWGPタッグを巡る抗争を含め、幾度となく激闘を繰り広げてきた。共に全日本プロレス出身であることから、共鳴するような見応えある攻防で注目を集めている。 今回の『NJC』1回戦の対決でも熱戦に期待が高まるが、気になるのが最近のSANADAの不振ぶり。後輩である成田蓮にシングルで、そして海野翔太にはタッグでピンフォール負けを許し、1.21神奈川・横浜アリーナ大会での「L・I・J対金剛シングル5番勝負」では、全日本時代のタッグパートナーである征矢学に敗北。先シリーズの2.5北海道・北海きたえーる大会での8人タッグでも、オカダ・カズチカのレインメーカーの前に敗れ、L・I・J内での立ち位置も微妙だ。 これらの結果を受けて、SANADAは先シリーズ最終戦の2.11大阪・大阪府立体育会館大会の試合後、「惰性でこのままこの新日本プロレスのリングに上がっていいのか?自分に残されたチャンスは次の『NEW JAPAN CUP』だと思っています」と、『NJC』にチャンスを懸けると宣言。オカダ・カズチカのライバルとして台頭していただけにここで止まるわけにはいかない。一方のタイチは先シリーズ、元鈴木軍のユニットのメンバーによる“Just 4 Guys”を正式始動。新勢力を加速させるべく、2.4北海道・北海きたえーる大会ではユナイテッド・エンパイアのリーダーであるウィル・オスプレイとの一騎打ちに臨むも敗戦。同じ大会ではJust 4 Guysの金丸義信&DOUKIもIWGPジュニアタッグ王者TJP&フランシスコ・アキラに敗れており、ユニットにとって苦しいスタートとなっているだけに、今回、『NJC』にJust 4 Guysから唯一出場するタイチとしては、ここで巻き返したいところだ。 勝者は3.11愛知・愛知県体育館大会で、KENTAとの対戦が決まっている。(どら増田)
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楽天・浅村、FA権行使に含み? 新庄監督の直接交渉もあるか、争奪戦を制する移籍先候補は
2022年08月21日 11時00分
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スポーツ
西武・増田、衝撃的敗戦も後遺症は皆無? 配置転換にコロナ離脱、苦境続いた守護神が堂々復活へ
2022年08月20日 17時30分
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スポーツ
巨人・阿部コーチが後輩に激怒「やり直してこいボケ!」 元同僚が暴露、スパルタエピソードは過去にも頻発
2022年08月20日 11時00分
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スポーツ
楽天・オコエ、今季初昇格も活躍は絶望的? 二軍で好調も「いよいよ立場無くなりそう」心配の声相次ぐワケ
2022年08月19日 19時30分
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スポーツ
プロ野球・広島戦の球審、また不可解判定?「西川怒ってないか」三振宣告に選手は振り向き凝視
2022年08月19日 18時50分
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スポーツ
楽天・浅村、敵選手に守備妨害? 審判も判定ミス? 終盤戦の緊迫シーンに疑惑浮上「わざとやったのか」
2022年08月19日 15時30分
特集
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野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
スポーツ
2025年07月25日 23時30分
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豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
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豊ノ島“ライバル”琴奨菊との思い明かす 業界には「いい物は残し、時代に併せて変わっていけば」と期待
芸能
2025年07月20日 12時00分
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宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
芸能
2025年07月14日 17時00分
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元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分