スポーツ
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スポーツ 2020年10月23日 22時30分
今度のテーマは「馬場vsハンセン」ジャイアント馬場23回忌追善興行開催!
株式会社H.J.T.Productionは、2021年2月4日に『ジャイアント馬場23回忌追善興行』を東京・後楽園ホールで開催すると発表した。 和田京平名誉レフェリー、木原文人リングアナウンサーが、プロデュースをする。 昨年2月にも馬場さんの追善興行を開催しているが、主催者によると「馬場さんの名が付く興行はこれが最後」だという。既に新日本プロレスと全日本プロレスの協力が決定しており、馬場さんの追善興行、ザ・デストロイヤーさんの追悼興行に続いて、新日本と全日本から選手が派遣される模様だ。 2月4日は、1982年に東京・旧東京体育館で、馬場さんと新日本から全日本に電撃移籍したらスタン・ハンセン氏がシングル初対決を行った記念すべき日で、曜日も同じだったこともあり、テーマとして『ジャイアント馬場vsスタン・ハンセン』が掲げられている。新型コロナウイルスの状況が読めないため、ハンセン氏が来日出来るかは未定だが、2人と縁があったドリー・ファンクJr.氏も協力を表明しており、レジェンド達が来日するかどうかも注目したい。 ハンセン氏は新日本で外国人のエースとして、アントニオ猪木氏のライバルだった1981年12月、馬場さんが社長を務めていた全日本マットに電撃移籍。故・ブルーザー・ブロディさんとミラクルパワーコンビを結成し、全日本のタッグ戦線では無敵の存在として、馬場さんや故・ジャンボ鶴田さん、天龍源一郎氏ら日本勢を大いに苦しめた他、ハンセン氏の師匠であるザ・ファンクスを相手に外国人選手の世代交代を成し遂げている。 ブロディさんが全日本から新日本に移籍すると、ハンセン氏はシングルプレーヤーとして活躍。全日本マットで数々のタイトルを獲得し、鶴田さん、天龍氏らと全日本の「明るく楽しく激しいプロレス」の中心選手として、故・三沢光晴さんや、川田利明氏、小橋建太氏らの壁となり、大活躍。馬場さんとはタッグを結成したこともある。2000年に引退を表明すると、2001年に東京ドームで開催された馬場さんの三回忌興行で引退セレモニーを行った。元PWF会長として引退後も全日本マットに顔を見せるなど、馬場さんを信頼する気持ちは今も変わらないようだ。 対戦カードは決定次第、発表されるが、「馬場vsハンセン」のテーマに添ったマッチメイクに期待したい。(どら増田)
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スポーツ 2020年10月23日 18時30分
元西武・石毛氏、広岡監督の命令に「野球人生狂った」 遊撃でのプレーが絶望的に、大怪我直後の“強攻策”を明かす
元西武で野球解説者の石毛宏典氏が22日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。元西武監督で野球解説者の広岡達朗氏について言及した。 今回の動画で石毛氏は、1982~1985年の4年間共に西武で戦った広岡氏をテーマにトーク。その中で、阪神と戦って「2勝4敗」で敗れた1985年日本シリーズ中にあったまさかのやりとりを明かした。 >>元西武・石毛氏に球団マネージャーが激怒「どうするんだこれ!」“一流の勲章”を巡る修羅場を暴露<< 遊撃のレギュラーとして、シーズンで「.280・27本・76打点・141安打」といった数字をマークした当時プロ5年目・29歳の石毛氏。阪神との日本シリーズでも当然正遊撃手として起用されていたが、第3戦の試合中に遊撃後方へのフライを追い左翼・金森永時と交錯してしまった。 衝突により膝の靭帯が伸び、力が入らなくなった石毛氏は「ヤバい」と思いながら治療のためベンチ裏へ。付き添っていた近藤昭仁守備・走塁コーチに「(出場は)駄目っしょ。(膝が)こんなんですから」と患部の状態が思わしくないと伝え、近藤コーチも「分かった、監督に伝えるから」と広岡氏に今後の出場は厳しい旨を伝えたという。 ところが、近藤コーチの報告から数分後、広岡氏は石毛氏のもとに足を運び「出れんのか、出れねえのかどっちなんだよ!」と一喝。詰め寄られた石毛氏が「で、出れます」と気圧されながら答えたのを聞くと、すぐにトレーナーに「テーピングでがっちり固めとけ!」、「ボルタレン(痛み止め)飲ませとけ!」と指示したという。 「心配するな。終わったら休ませてやる。あと2試合か3試合じゃ頑張れ!」と広岡監督から激励を受けた石毛氏は、最終戦となった第6戦までシリーズに強行出場。怪我前の第2戦を含め計3本塁打を放ち敢闘賞を受賞する活躍を見せたが、一方で「膝クラクラさせながら(プレーしたけど)ね、あれで俺の野球人生ちょっと狂ったかも分からないね」とも語っていた。 石毛氏はこの他にも広岡監督時代に出場した1983年日本シリーズや、1985年オフに広岡監督が辞任した際のチーム内の雰囲気などについて動画内で語っている。 今回の動画を受け、ネット上には「当時は石毛自身が気合で出てると思ってたけど広岡監督の命令だったのか」、「大舞台でのレギュラー離脱は大打撃だから、広岡監督はあえて厳しく迫って石毛に出れるって言わせたのかな」、「欠かせない戦力とはいえ、膝をかなり痛めてる選手を無理に起用するのは理解できない」、「今振り返ると無理を押してグラウンドに立った代償は大きすぎたな」といった反応が多数寄せられている。 「現役時代西武(1981-1994)、ダイエー(1995-1996)で活躍した64歳の石毛氏は、1986年まで遊撃手としてベストナイン、ゴールデングラブをそれぞれ5回(1981-1983,1985-1986)獲得した選手。しかし、1985年日本シリーズで負った故障をきっかけに、1987年以降は本職の遊撃から三塁への転向を余儀なくされています。三塁転向以降の石毛氏はベストナインを3回(1987,1992-1993)、ゴールデングラブを5回(1987-1988,1991-1993)獲得するなどの実績を残しましたが、遊撃手としてのキャリアが閉ざされたという点では、野球人生が狂ったといっても過言ではないのかもしれません」(野球ライター) 広岡監督については常々自身が思う一番の名将と公言し、今回の動画内でも特に恨んでいるような様子や言動は見せていない石毛氏。だが、シリーズでの強行出場がなければ、遊撃手としての選手生命は縮んでいなかったのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について石毛宏典氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UC9uwO3E7TohCjf1X3zU_kOw
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スポーツ 2020年10月23日 17時00分
中日・大野の歴史的快投に「誰よりもすげ~」 川上氏らOBから称賛相次ぐ、立浪氏は好投の要因を分析
22日に行われた中日対DeNAの一戦。試合は「1-0」で中日が勝利したが、試合結果以上に話題となったのが中日先発・大野雄大の投球だった。 同戦の大野は「9回無失点・被安打6・四死球0・9奪三振」で今季10度目の完投、6度目の完封で2ケタ10勝目をマーク。「1-0」の8回表に迎えた2死二、三塁以外は、得点圏に走者を許さないなどDeNA打線に付け入るすきを与えなかった。 また、大野は9月15日の広島戦の2回から前回登板の14日阪神戦9回表まで36イニング連続無失点を記録していたが、22日も点を取られなかったことで無失点記録は45イニング連続に。これまでの球団記録は1956年に大矢根博臣が記録した「40回1/3」だったが、この記録を実に64年ぶりに更新した。 >>中日・与田監督、続投は決定事項ではない?「細かいことは言えない」祖父江起用の裏にある“誤算”とは<< 大野の歴史的快投を受け、複数の球界OBが出演するTV番組やSNSを通じコメントしている。同日放送の『プロ野球ニュース 2020』(フジテレビONE)に生出演した元中日・立浪和義氏は、番組内で「打者が真っすぐを狙ってきたら、全てツーシームですかしている」、「ツーシームの腕の振りがいいから、打者からしたらどうしても真っすぐに見えてしまうのだろう」とコメント。ストレートとツーシームを織り交ぜた投球が好投の要因だと指摘した。 元中日・川上憲伸氏は、22日に自身の公式ツイッターに「今中さん昌さん吉見みなさんすごいけど、現時点では誰よりもスゲ〜」、「野球って簡単じゃないよね?? でも雄大が投げると簡単にみえるレベルやね」と投稿。今の大野は今中慎二(通算91勝)、山本昌(同219勝)、吉見一起(同89勝)といった過去のエースをもしのぐほどのレベルに達していると称賛した。 元巨人・上原浩治氏も、22日に自身の公式ツイッターに投稿。「沢村賞に完投の項目があるのをちゃんと評価してこれから判断ほしいね」と、シーズン終了後の沢村賞受賞に期待を寄せている。 同戦の大野については、ネット上にも「そろそろ失点するかなと思ったらまさか今日も無失点とは」、「最近はいつ見ても無失点で凄い、もう神がかっているとしか表現のしようがない」、「沢村賞は菅野一択と思ってたけど、大野はこの調子なら菅野を逆転して沢村賞あるぞ」、「勝ち星でもう少し菅野に迫れたら受賞濃厚だろうな」といった反応が多数寄せられている。 「投手にとって最高のタイトルである沢村賞は、『登板数・完投数・勝利数・勝率・投球回数・奪三振数・防御率』という7項目の基準をもとに、選考委員会が選んだ投手1名に贈られるタイトル。今シーズンの受賞者については、開幕13連勝をマークした巨人・菅野智之が最有力候補と目されてきました。ですが、ここにきて大野が完投、完封を連発するなど猛追してきており、22日終了時点では7項目のうち勝利数、勝率以外は菅野より良い数字に。今後の日程を考えると先発できそうな試合は残り2、3試合ほどですが、これらの試合でも好投が続けば自身初の沢村賞獲得はグッと近づきそうです」(野球ライター) 試合後、チームの与田剛監督も「もう雄大に尽きる。なんて言うんだろう…すごいのひと言じゃないかな」と脱帽したことが伝えられている大野。連続無失点記録はどこまで伸びるのか、そして沢村賞にどこまで迫れるのか。残りの登板にも大きな注目が集まりそうだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について川上憲伸氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/Kenshink2k2k2上原浩治氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/TeamUehara
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スポーツ 2020年10月23日 11時20分
阪神、今オフ大激震か 矢野監督も“フロント主導”に混乱、能見の戦力外は大幅リストラの布石?
ベテラン選手は強い影響力を持つ。それは、時に「監督以上」とも言われている。だから、経営陣は彼らの引き際にもっとも配慮しなければならないのだが…。 10月22日の広島戦後、阪神・矢野燿大監督は「趣旨」の異なるさまざまな質問をぶつけられ、ちょっと混乱していた。広島に敗れたゲーム内容の質問もされたが、今オフの大粛清を予告するようなハプニングも起きていたのだ。 「ボーアが試合登録から外されました。夫人も、このまま退団するようなニュアンスの書き込みをブログ上で発表しています」(在阪記者) そのボーアは試合前の練習に参加している。時折、若手にじゃれつくなど明るく振る舞っており、シーズン途中での退団なんて微塵も感じさせなかった。 矢野監督は「枠の問題」と説明した。1試合に登録できる外国人選手の人数は4人まで。投手のエドワーズを使うためで、他意はないと言っていたが、 「大山悠輔が本塁打王争いをしています。対戦投手のマークを集中させないためにも、大山の前後に長距離タイプのバッターを置いておかないと」(プロ野球解説者) とのこと。僅差でのAクラス争いも続いているだけに、ここでボーアを外すのは良策ではない。 >>阪神・矢野監督、大山の“三塁外し”でファン大ブーイングタイトルがかかる打者を外野に追いやったワケは<< 矢野監督が答えに窮したのは、ベテラン左腕・能見篤史に関する質問だった。同じく、試合前に今季限りでの退団が決定した。7回からリリーフ登板し、全球ストレート勝負で三者凡退。球団から事実上の戦力外通告を受けたことを明かし、コメントも発表している。 「テンポ良く抑えられたしね。能見自身もいろんな思いを持って」 ベテランの投球を称賛した。聞きたかったのは、そんなことではない。福留、藤川、能見と、チームはベテランを切り捨てようとはしている。再建を急ぐのは分かるが、引退発表を円満に行ったのは藤川球児だけだ。福留、能見は現役を続けたいとしている。ベテランのメンツも潰すようなやり方は、チームを混乱させてしまう。 「能見は配球に長けたピッチャーです。それを教えたのは、現役時代の矢野監督です。『捕手・矢野』が若手時代の能見を鍛え上げ、なぜ、この球種を要求したのかなど、駆け引きを教え込んだんです」(球界関係者) 能見は捕手陣の教育係でもあったようだ。通常、解雇要員は一軍監督が最終決定を下す。矢野監督との信頼関係を聞かされると、ベテラン選手のリストラはフロント主導で進められているようだ。その通りだとすれば、矢野監督の知らないところで「来季のチーム再建構想」が進められているのだろうか。 オフの激震は避けられそうにないが、宿敵巨人の最短優勝は25日とされている(同時点)。状況次第では、矢野監督は目の前で胴上げを見る屈辱にも見舞われそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年10月22日 20時30分
元巨人・井端氏、二軍監督の理不尽な仕打ちに「頭にきた」 試合中に受けた予想外の指導を明かす
元巨人で野球解説者の井端弘和氏が21日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。中日・仁村徹二軍監督について言及した。 >>中日・与田監督、続投は決定事項ではない?「細かいことは言えない」祖父江起用の裏にある“誤算”とは<< 今回の動画で井端氏は堀越高校(1991-1993)、亜細亜大学(1994-1997)、中日(1998-2013)、巨人(2014-2015)と歩んできた中で経験した練習をテーマにトーク。その中で、自身がプロ入りした1998年当時に中日の二軍監督(1998-2001,2020-)を務めていた仁村二軍監督から受けたという理不尽な仕打ちを明かした。 具体的な日時については動画内で明かされていないが、2番打者として出場した二軍のデーゲームで第1打席に凡退してしまったという井端氏。すると、内容の悪さが気に入らなかったのか、仁村二軍監督は1番打者の益田大介と井端氏に「お前ら、(俺が)いいって言うまで室内(練習場)で打っとけ!」と、試合出場を止めてすぐに打撃練習をしろと命じたという。 これを受けて井端氏は益田と共に室内練習場に移動し打撃練習を行ったが、夜8時ごろになっても仁村二軍監督からの連絡はなし。そのため、同時刻に練習場を訪れた他選手に「あれ?仁村さんは?」と聞いたところ、「えっ?帰ったよ?」とすでに仁村二軍監督は帰っていたことが判明したという。 わざと何も言わなかったのか、それとも本当に忘れていたのは不明だが、仁村二軍監督に放置された形になった井端氏。しかし、翌日顔を合わせた仁村二軍監督からは謝罪がなかったどころか、「お前らどうせ打ってなかったんだろ」、「お前らボール散らばせ(て打っているフリをし)ただろ」と疑われたため、「(当時は)結構頭にきた」と笑い交じりに語っていた。 井端氏はこの他にも「半端なくキツい」という大学時代の練習メニューや、中日時代の練習中に「かわいそうだなあ」と感じたという同僚選手について動画内で語っている。 今回の動画を受け、ネット上には「ホームラン打ったのに仁村さんに殴られた話は有名だけどこのエピソードは知らなかった」、「打たせたまま放置して『打ってないだろ』ってめちゃくちゃだな」、「さすがに鬼軍曹過ぎる、今の時代にやったら猛バッシングを食らってもおかしくない」、「強烈なエピソードだけど、結果的に井端は主力に成長してるからこれも一つのやり方なのかな」といった反応が多数寄せられている。 「今回名前が挙がった仁村二軍監督は、“闘将”の呼び名で知られたあの星野仙一さんに『怒ったら俺より怖い』と言わしめたほど厳しい性格の持ち主。当然その指導も厳しく、井端氏の他にも荒木雅博、森野将彦といった面々が仁村二軍監督に徹底的にシゴかれたと明かしています。ただ、この3名はいずれも主力として大成するなど育成手腕には確かなものがあり、現在も根尾昂や石川昂弥といった金の卵の育成に熱心に取り組んでいます」(野球ライター) 仁村二軍監督からの厳しい指導を経て、プロ18年間で「1896試合・.281・56本・510打点・1912安打」をマークし、ベストナインを5回(2002,2004-2007)、ゴールデングラブを7回(2004-2009,2012)獲得した井端氏。笑いを交えながら語っていたところを見ると、当時カチンときたエピソードも今ではいい思い出となっているようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について井端弘和氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCVhXntGHOpB4vnfkBdN5HlA
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スポーツ 2020年10月22日 17時30分
DeNA、鬼門のナゴヤドームで遂に7連敗…敗戦時の総得点はわずか5点、今日こそ打撃陣の奮起に期待!
本拠地・横浜スタジアムで首位ジャイアンツに連勝し、勢いそのままに名古屋へ移動したベイスターズ。しかし、初戦は大貫晋一が持ち前の粘りのピッチングでゲームを作るも、6回に捕まり逆転を許し10勝目ならず。打線は初回のタイラー・オースティンのソロホームランのみの1点に抑えられ、星を落とす。2戦目は初の4番を任されたオースティンの2本のタイムリーが飛び出し、ルーキー左腕・坂本祐哉が5回1失点と好投するも、7回にエドウィン・エスコバーが打ち込まれ、逆転負け。現在2位のドラゴンズの勢いに飲まれている状況だ。 この2戦で僅か3得点で、オースティンしか打点を挙げられていない上に、伊藤光の送りバント失敗など相変わらず小技は上手くなく、得点力不足が顕著に現れる。投手陣も先発は粘りを見せるが、結果的に早めの継投で後ろが苦しくなっていくような連戦だった。 この連敗で今シーズンのナゴヤドームでは1勝7敗で、勝利したのは7月14日の大貫晋一のみ。内容を振り返ると、7月の連敗は1得点、8月の3連敗も1得点と打撃陣はほぼ無抵抗。破壊力はあるが一発頼みの打線は広いナゴヤドームという事もあり、強気に攻めてくるドラゴンズ投手陣に手玉に取られている印象だ。先発もローテーションの谷間に当たり、若手の中川虎大と阪口皓亮がマウンドに上がるなどの巡り合わせもあるが、7連敗はさすがに相性が悪すぎる。 しかも、ここに来て打線の核で、現在リーディングヒッターでもある4番の佐野恵太が背中の張りで初戦途中で交代し、次戦は休養。ラミレス監督が「日本一のリードオフマン」と絶賛する梶谷隆幸も初戦は休養し、次戦も代打で登場したがスタメンは外れた。22日は彼らが戻ってくる可能性も十分あるが、ナゴヤの広い球場だけに、21日に共に2安打を放った足の使える神里和毅と乙坂智、二軍では無双の楠本泰史らがチャンスをモノにし、自慢の外国人選手とのフィットで現状を打開してくてることに期待したい。写真・文 / 萩原孝弘
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スポーツ 2020年10月22日 17時00分
巨人・原監督に「若林のせいにするな」ファン激怒 裏目に出たスクイズ指示、試合後コメントも物議
21日に行われた巨人対ヤクルトの一戦。試合は「2-1」でヤクルトが勝利したが、「6番・左翼」でスタメン出場した巨人のプロ3年目・27歳の若林晃弘のプレーがネット上の巨人ファンの間で物議を醸している。 問題となっているのは、「1-0」と巨人1点リードで迎えた5回表無死二、三塁で飛び出たプレー。この場面で巨人は打席に大城卓三が入っていたが、巨人・原辰徳監督は4球目にスクイズを敢行。だが、大城は空振りでスクイズを失敗し、スタートを切っていた三塁ランナー・丸佳浩も三本間の挟殺プレーでタッチアウトとなってしまった。 今回のような場面ではチャンスを途絶えさせないため、二塁ランナーは三塁ランナーの挟殺プレーの間に三塁に進塁するのがセオリー。だが、二塁ランナーの若林は三塁に進まず二塁上にとどまったまま。これにより状況は1死二塁となり、後続も倒れたため巨人はこの回無得点に終わった。 この若林のプレーを受け、ネット上には「何やってんだ若林、挟殺プレーの間に三塁進塁は常識のプレーだろ」、「三塁に進んでいれば2度目のスクイズや犠牲フライも狙えたのに、若林の走塁ミスで得点機がつぶれてしまった」、「状況判断が悪すぎる、こうしたところをしっかりしないと日シリでの出番は無いぞ」といった反応が多数寄せられている。 一方、「そもそも大城にスクイズさせた原監督が悪い」、「普通に打たせた方が良いのに何で奇策に走ったのか」、「今年バント1回くらいしかしてない大城にスクイズさせたらそりゃこんなことになるわ」と、大城にスクイズさせた原監督にも非があるとするコメントも複数見受けられた。 >>巨人・原監督、寿司屋でスカウト?「巨人に来いよ!」前田氏が明かしたロッテ時代の衝撃エピソードとは<< 「大城は今シーズン『.280・9本・39打点・68安打』といった成績をマークし、得点圏打率も『.270』とまずまずの数字を残している選手。一方今シーズン、犠打数は9月21日対広島戦で記録した1個のみと、バントをほとんど行っていません。原監督は来たる日本シリーズを見据え普段見られない采配をしたのかもしれませんが、大城の打力を考えるとそのまま打たせた方が得点の期待値は高かったのではと不満を抱いているファンも少なくないようです」(野球ライター) 試合後の報道では、原監督が「あそこはやっぱりワンアウト三塁というシチュエーションはつくるべき」と若林に苦言を呈していたことが伝えられている。だが、このコメントについても一部からは「自分の采配ミスを若林のせいにするな」と反発する声が挙がっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年10月22日 16時30分
阪神・矢野監督、大山の“三塁外し”でファン大ブーイング タイトルがかかる打者を外野に追いやったワケは
21日に行われた阪神対広島の一戦。試合は「2-0」で阪神が勝利したが、同戦で阪神・矢野燿大監督が見せた采配がネット上の阪神ファンの間で物議を醸している。 問題となっているのは、矢野監督が組んだスタメンオーダー。この中で矢野監督は三塁が本職であり、現在セ・リーグ本塁打王(26本)の大山悠輔を今シーズン初めて右翼で起用。また、空いた三塁には同日に二軍から昇格したマルテを据え、他の助っ人打者であるサンズ(左翼)、ボーア(一塁)も同時起用する超攻撃型の布陣を敷いた。 だが、いざ迎えた試合で阪神打線が記録した得点はわずか2。マルテは3号2ランをマークしたものの、その他はサンズが1安打、大山、ボーアが無安打という結果に終わった。 大山を三塁から動かしてまで攻撃型打線を組んだ理由について、矢野監督は試合後「大山は本当は固定してあげることがいいのは分かっているけど、どうしても兼ね合いの部分で」とコメント。ただ、この“兼ね合い”の詳細は明かしていない。 >>阪神・藤浪、162キロ達成の理由は“左足”にアリ?歴史的な投球をOBが称賛、佐藤氏は「膝を地面から垂直方向でなく…」と分析<< 今回の矢野監督の采配を受け、ネット上には「タイトル争いしてる大山になんでわざわざ調子が狂うようなことをするのか」、「結果出してレギュラー張ってる選手にこの仕打ちはモチベにも関わる、案の定ノーヒットだし」、「マルテは一塁も守れるから一塁に置いて、ボーアをベンチっていう形はダメだったのか?」、「兼ね合いってどんな兼ね合いだよ、監督ならきっちり説明する義務があるぞ」といった反応が多数寄せられている。 一方、「大山の右翼起用は助っ人の最終テストのためという意味合いもあるのでは?」、「大山をずらしてまで助っ人3人を同時起用するってことはそういうことなんだろう」とのコメントも複数見受けられた。 「今シーズンの阪神はマルテ(年俸1億4000万円/推定)、サンズ(同1億2100万円)、ボーア(同2億7500万円)と助っ人打者を3名抱えていますが、マルテは『3本』、サンズは『19本』、そしてボーアは『17本』といずれも年俸を考えると不釣り合いな成績。この億超えトリオはいずれも1年契約のため、今オフはこの中から少なくとも1名はクビを切られるのではという予想は多いです。ただ、昨今のコロナ禍の影響で今オフはどこの球団も助っ人補強が難航するとの見方もされていますので、新助っ人を滞りなく補強できるかは未知数。そのため、矢野監督は大山に多少の不自由を強いることを覚悟の上で、助っ人の残留可否を見極めているのではと考えているファンもいるようです」(野球ライター) 来シーズンの続投は既定路線と報じられている矢野監督。就任3年目となる2021年シーズンに向け、一足早く戦力整備に着手している可能性もあるのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年10月22日 11時00分
DeNA・オースティン、今オフメジャーに帰還? 上層部の意味深行動は激震の前触れか
開幕戦の遅延によるハード・スケジュールによる影響が出始めた。 10月21日、横浜DeNAベイスターズは「4番佐野」を外し、ソト、オースティン、ロペスの外国人選手がクリーンアップを務める“異色打線”で中日戦に臨んだ。好調・中日投手陣を打ち崩せず、連敗となってしまった。 「佐野恵太の欠場理由は背中の張りと発表されました。これで、チームは開幕から全試合に出場してきた選手が一人もいなくなりました。梶谷隆幸も同じく背中の張りでここ数試合、スタメンから外れています」(スポーツ紙記者) 佐野は前日も6回守備から途中交代している。その時点で「ついに佐野も…」の心配の声は出ていた。4番、新主将。開幕戦が遅延したために連戦が続き、心身ともに疲れ切っていたのだろう。 >>DeNA・ラミレス監督に「遅いと思う」斎藤氏・達川元監督が山崎抹消に苦言、「3年前はそれで復調した」と擁護も<< 佐野、梶谷を欠いた打線を指して、こんな声も聞かれた。「今オフ、渉外担当者は忙しくなる」と――。 「ソトの契約が満了となり、代理で4番を務めたオースティンとの契約も1年なんです。投手ではパットンとの2年契約も今季で終わりますが、ソト、オースティンは複数球団が興味津々で強奪を狙っています」(球界関係者) 投打ともに優良外国人選手を抱えているが、これでは“一斉ロス”になってしまう。漏れ伝わってくる話では「残留交渉の順番は、パットン、エスコバーの両リリーバーが先」だという。しかし、佐野不在の打線を支えたのは、ソト、オースティンだ。 「ソト、オースティン、ロペスが『4番佐野』を支えてきたとの評価もあります」(前出・同) もっとも、オースティンに関しては「信頼関係が構築されている」との情報もあれば、「メジャー帰還の夢を捨てていない」という正反対の話も聞かれた。 「オースティンがメジャーデビューした2016年からDeNAの駐米スカウトがほれ込み、ずっと口説いてきました。昨季後半、マイナーで悶々としていたところ、オースティンもレギュラーを狙えるならと日本行きを前向きに考え始めたそうです。でも、今のDeNAでの活躍を見た米スカウトたちは、彼に対する評価を上方修正しています」(米国人ライター) 慰留交渉の順番を変え、野手陣から説得に始めた方が良さそうだ。 10月26日、ドラフト会議が行われる。投手の1位指名が噂されるが、編成トップの三原一晃球団代表は、ナンバー1スラッガー・佐藤輝明内野手(近大)を自ら視察している(同11日)。佐藤内野手の1位入札の重複は必至。DeNAは指名の重複を嫌い、一本釣りを狙う傾向もあるだけに、同代表の視察は気になるところだ。“優良助っ人たちの流出”がチラついていたからだろうか。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年10月21日 22時30分
RIZIN大阪城大会を電撃決定!朝倉未来、東京五輪代表候補の江畑秀範ら参戦!皇治参戦は?
格闘技イベントRIZINは、『RIZIN.25』11.21大阪・大阪城ホール大会の開催を電撃発表した。 RIZINでは当初、ナンバリングシリーズとは違う新しい大会を仙台で開催予定だったそうだが、かねてからラブコールを送っていた大阪城ホールから「空き」の連絡があったため、今大会の開催を決定したという。 メインイベントでは、8月に開催されたRIZIN.23で衝撃的なTKO勝利を収め、その存在感をアピールした第10代修斗世界フェザー級王者の斎藤裕と、RIZIN7戦全勝の朝倉未来のRIZIN初代フェザー級王座決定戦が行われる。榊原信行CEOは以前よりこのタイトルマッチについて、「実施を検討している」としていたが、今回の大阪大会でタイトルマッチを行うことに関して、「ベストコンディションでということで、大晦日ではなく、満を持して11月21日になった。大阪で初代王者が決まります」とコメント。未来は「俺の相手じゃない」とバッサリ斬った上で、「2月以来の試合なので、久々ではあるんですけどずっと追い込んでいたので、すごく強くなった俺を見れると思うので、是非会場に足を運んで下さい」と来場を呼びかけた。斎藤は「頭の良い選手、自分の勝つイメージを明確に持ち、それを試合で遂行するのが上手」と未来の印象を語ると、「11月21日にフェザー級のタイトルマッチの実施が発表出来て嬉しく思っています。対戦相手の朝倉未来選手は本当に強い相手なのでとにかく良い試合をして会場を盛り上げて、僕が試合に勝ってチャンピオンになりたいと思います。応援よろしくお願いします」と謙虚なコメントに終始。当日、どんな試合が繰り広げられるのか楽しみな試合である。 また、今大会の注目は、テコンドー東京五輪日本代表の江畑秀範のRIZIN参戦だろう。江畑は、テコンドー男子80キロ級全日本大会9連覇を果たす日本テコンドー界最強の男として知られており、RIZINでは、佐野勇海と83.0kg契約のRIZINキックボクシングルールで対戦する。榊原CEOは「本来なら、今頃は東京五輪の格闘技系競技のメダリストの中からRIZINに上がってもらいたかった」と、かねてから話している「アフターオリンピック」について話すと、「間違いなく日本のトップアスリートたちがRIZINに参戦することで、既にRIZINに出場している格闘家たちにも良い刺激になると思っているのでとても期待している」と江畑に期待を寄せた。江畑は「こんにちは!テコンドー界から来ました、江畑秀範と申します。足技ばっかりのアマチュア競技ですけど、今回のキックルールではその足技を活かして、派手なKOを見せたいと思いますのでよろしくお願いいたします」とKO宣言。ビジュアルもいいだけに、RIZIN出場で人気が出ればテコンドー界にとっても明るい話題になりそうだ。 なお、大阪をホームグラウンドとしている皇治の参戦は現時点で決まっていない。大晦日も控えているだけに、RIZINと皇治の駆け引きが直前まで行われる可能性は高いだろう。(どら増田)
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